JPH075836Y2 - 足袋乾燥整形仕上型、足袋乾燥整形仕上装置、乾燥キャビネット、アイロン台及びアイロン掛け用ウマ - Google Patents

足袋乾燥整形仕上型、足袋乾燥整形仕上装置、乾燥キャビネット、アイロン台及びアイロン掛け用ウマ

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JPH075836Y2
JPH075836Y2 JP1990106914U JP10691490U JPH075836Y2 JP H075836 Y2 JPH075836 Y2 JP H075836Y2 JP 1990106914 U JP1990106914 U JP 1990106914U JP 10691490 U JP10691490 U JP 10691490U JP H075836 Y2 JPH075836 Y2 JP H075836Y2
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【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、主として水洗いクリーニングにより洗濯し
た足袋を乾燥と同時にアイロンかけと同様に整形仕上す
るための型と乾燥整形仕上装置、乾燥キャビネット、ア
イロン台及びアイロン掛け用ウマに関するものである。
「従来の技術、考案が解決せんとする問題点」 一般に、足袋は厚手の底板と足の表周囲を包む柔軟な包
囲部とを縫い合わせ、先端は二股状で、また後端にはコ
ハゼとその掛合糸が付いた閉じ合わせ部を設けた複雑な
構造形態に成形されているため、洗濯後に皺になり易い
と共に、アイロンによってきれいにプレス仕上げするこ
とがきわめて困難であり、クリーニング業界においても
至難の問題となっているのが現状である。
ところで本件出願人は、洋服、ズボン等の衣服整形仕上
装置として、バネを介して伸縮する一対の中空成形型に
衣服を当てがい、この中空成形型内に熱風を導入して皺
伸ばし整形するようにした装置を開発し、既に出願して
登録されているが、足袋についてはその構造形態の複雑
性から衣服と同様な中空成形型をもっては乾燥仕上整形
が困難であった。
また従来、乾燥室内に熱風送風器からの熱風を導入して
洗濯物を乾燥する乾燥キャビネットが知られているが、
容積の大きなキャビネット全体が一体的に製作されてい
るため、未使用時に収納保管する場合にスペースを相当
要し、保管に困難を来すという問題があった。
また従来、アイロン掛け用ウマにおいても、同様に一体
に形成されているため、保管スペースを多く要するとい
う問題があった。
さらに従来、家庭において多数のひだがあるヒダスカー
トをアイロン掛けすることは極めて困難であった。
「問題点を解決するための手段」 この考案は前記従来の課題を解決するために、前後に拡
張収縮自在に組み合わせた前底枠材及び後底枠材とによ
り足袋の底板の形状に形成され、両底枠材間にそれらの
拡張方向に弾力を付与するバネが装着された底型と、前
後に拡張収縮自在に組み合わせた前口枠材及び後口枠材
により足袋の足通し開口周縁に嵌合可能な形状に形成さ
れ、両口枠材間に拡張方向に弾力を付与するバネが装着
された足通し開口型と、前記底型の後底枠材の後端と前
記足通し開口型の後口枠材の後端との間に連結した後端
型と、前記底板型の先端部と前記足通し開口型の前端と
の間に連結され、足の甲部分に沿った形状に形成した甲
型とからなる足袋乾燥整形仕上型、および熱風導入管の
長手方向に沿って熱風噴射口を所要数設け、この熱風導
入管上に前記足袋乾燥整形仕上型をその足通し開口型が
前記熱風噴射口に対向するように支柱を介して着脱自在
に支持してなる熱風乾燥装置とからなる足袋乾燥仕上装
置を提案するものである。
またこの考案は、熱風送風器をその噴射口を底板の中央
から上向きに配して設置した四角形箱型のベース台上
に、四角形の上枠の四隅に上端がピンで回動自在に枢着
された柱を載置し、前記上枠、前記ベース台の底板及び
前記柱で囲まれる乾燥室の周面及び上面を、四角形箱型
状に形成した耐熱性の軟質プラスチックシートのカバー
で着脱自在に覆ってなる乾燥キャビネットを提案するも
のである。
またこの考案は、上面に多孔板を有し、一端面に排気接
続口を設けた中空のバキューム台の上面に通気マットが
載置され、一側面に少なくとも一部が伸縮性の弾性材で
構成された押さえベルトが取付けられ、他側面に前記押
さえベルトの先端部を掛止する掛止金具が取付けられた
アイロン台を提案するものである。
さらにこの考案は、ウマ本体と支持台に相対応して設け
た嵌合穴に支柱の上下端部を着脱自在に嵌合してなるア
イロン掛け用ウマを提案するものである。
「作用」 足袋の閉じ合わせ部を開いてその内部に足袋乾燥整形仕
上型の底型及び甲型を挿入し、足袋の閉じ合わせ部を閉
じてコハゼを掛け糸に掛合すると、足袋の大小に合せて
底型及び足通し開口型が拡張バネによって拡張し、甲型
及び後端型と共に足袋をその内側から全体を緊張させた
状態に装着する。
このように足袋を緊張状態で装着した足袋乾燥整形仕上
型を、紐等で吊るして自然乾燥または熱風を導入した乾
燥室内で乾燥するか、あるいは熱風乾燥装置の熱風導入
管上に支柱を介して支持し、足袋乾燥整形仕上型の足通
し開口型に向かって熱風噴射口から熱風(ドライ蒸気を
含む)を吹き込んで強制乾燥することにより、乾燥と同
時にアイロンかけと同様に型通りに皺を伸ばしした状態
に整形仕上げされる。
乾燥キャビネットを収納保管する際には、カバーを取り
外して折り畳むと共に、柱を上枠の内側に折り畳んで上
枠を平板状としてベース台上に載置することにより、全
体をコンパクト化して小スペースに収納保管する。
アイロン台でヒダスカートをアイロン掛けする際には、
通気マット上にヒダスカートを載せ、バキューム台の排
気接続口に真空掃除機等の真空ポンプのホースを接続し
て内部を真空吸引し、これによって通気マットを介して
ヒダスカートを通気マット上に吸着させ、さらに押さえ
ベルトで弾力的に押さえながら、ヒダを一本づつ折り整
えて順次押さえベルトで安定的に保持させ、ヒダ全体を
折り整えて乱れないように安定化させた状態でアイロン
掛けを行う。
アイロン掛け用ウマを収納保管する際には、ウマ全体と
支持台から支柱を切り離し、バラバラにしてコンパクト
化する。
「実施例」 以下この考案を図面に示す実施例について説明すると、
第1図に示す足袋乾燥整形仕上型1はそれぞれプラスチ
ックあるいは金属製部材から足袋Wを足に履かせた状態
とほぼ同様に装着できるような骨組み構造に形造られ、
その骨組みを構成する部材として、足袋Wの底板の形状
に形成された枠状の底型2と、足袋Wの足通し開口周縁
に嵌合可能な形状に形成された足通し開口型3と、底型
2の後端と足通し開口型3の後端との間に連結した後端
型4と、底型2の先端部の足先の溝状くびれ部の底端ま
たはそのくびれ部の左右の足先先端と、足通し開口型3
の前端との間に連結され、足袋Wの甲部分に沿った形状
に形成した甲型5とを備えている。
底型2は、足袋Wの先端部周囲の形状に成形された前底
枠材2aと、足袋Wの後端部周囲の形状に形成された後底
枠材2bとを、両者の接合端部を前後にスライド自在に組
み合わせて、足袋Wのサイズの大小に応じて拡張収縮自
在に構成されており、前底枠材2aと後底枠材2bとの接合
端部間にはそれぞれ拡張方向に弾力を付与する拡張バネ
6が装着されている。
なお、足袋Wのサイズの大小によって底板の巾が広狭変
化するが、これに対しては底型2の最小サイズの足袋W
の底板よりも巾を多少大きめに形成しておいて、底型2
の巾方向の弾性変形によって追従させることができる。
ただし、最小サイズの足袋と最大サイズの足袋とでは、
サイズ的に相当の差があり、これらの底板の巾の大きな
変化に対して底型2の巾方向の弾性変形のみでは追従さ
せることが困難であるため、底型2は最小から中間及び
中間から最大のサイズに対してそれぞれ適合し得る少な
くとも2種のサイズのものを形成する。
前底枠材2a及び後底枠材2bの外周は外向きに先鋭状をな
し、足袋乾燥整形仕上型1に足袋を装着するときに、そ
の先鋭状外周を足袋Wの底板と足の表周囲を包む包囲部
との縫い合わせ部の内側に食い込ませてズレを防止する
ようになっている。
足通し開口型3は、溝型の前口枠材3aと後口枠材3bと
を、両者の接合端部を前後にスライド自在に組み合わせ
て、足袋の足通し開口の大小に応じて拡張収縮自在に構
成されており、前口枠材3aと後口枠材3bとの接合端部間
にはそれらの拡張方向に弾力を付与する拡張バネ7が装
着されている。
上記前底枠材2aと後底枠材2b、ならびに前口枠材3aと後
口枠材3bとの接合端部は、好ましくはそれぞれ一方の端
部2a′,3a′を他方の端部のパイプ状受口2b′,3b′にス
ライド自在に挿嵌するように構成し、一方の端部2a′,3
a′の先端と他方のパイプ状受口2b′,3b′の奥部との間
に圧縮コイルバネからなる拡張バネ6,7を介在すること
により、前後に拡張収縮自在に組み合わせる。
後端型4の先端あるいは足通し開口型3の適宜位置には
支柱8が突設されている。
第2図は上記足袋乾燥整形仕上型1に装着した足袋Wを
熱風(ドライ蒸気による熱風を含む)で強制的に乾燥す
るようにした熱風乾燥装置を示したもので、直線状また
は環状の熱風導入管9の長手方向に沿って所定間隔で所
要数の熱風噴射口10が設けられ、各熱風噴射口10の近辺
における熱風導入管9上には第3図に示すように、足袋
乾燥整形仕上型1の支柱8を着脱自在に挿し込んで連結
支持する連結材11が設けられており、これらの支柱と連
結材11を介して足袋乾燥整形仕上型1を支持したとき、
熱風噴射口1Oが足通し開口型3の開口に対向して位置す
るようになっている。
なお、支柱8と連結材11は相互に着脱自在に連結し得る
構造であればいかなる構造のものでもよく、また支柱8
を熱風導入管9上に突設し、連結材11を足袋乾燥整形仕
上型1に設けてもよい。
足袋Wを乾燥整形仕上する際には、足袋Wの閉じ合わせ
部を開いてその内部に足袋乾燥整形仕上型1の底型2及
び甲型5を挿入し、足袋の閉じ合わせ部を閉じてコハゼ
を掛け糸に掛合すると、足袋Wの大小に合せて底型5及
び足通し開口型3が拡張バネ6,7によって拡張し、甲型
5及び後端型4と共に足袋Wをその内側から全体を緊張
させた状態に装着する。
また、第4図は足袋乾燥整形仕上型1に装着した足袋W
を乾燥室内において熱風乾燥するためのキャビネット式
乾燥装置を示したもので、箱型状の作業キャビネット12
はその上部に乾燥室13が、また下部にはベース台14が設
けられ、乾燥室13の上面には着脱自在にアイロンプレス
台15が載せられている。
乾燥室13は第5図に示すように、折り畳み自在な箱型に
形成され、中央部が開放された四角形の上枠16の四隅に
柱17の上端がピン18で回転自在に枢着され、通常は上枠
16にビスで固定されており、各柱16の下部は乾燥室底板
19の周辺上に立ち上げた周枠20の四隅の内側に係合して
載置されている(必要に応じ周枠20にビスで固定す
る)。
上枠16、底板19及び柱17で囲まれる乾燥室3の周面及び
上面は、四角形箱型状に形成した耐熱性の軟質プラスチ
ックシートのカバー21で着脱自在に覆われており、その
正面に相当する前面には透明軟質プラスチックシートか
らなる透明窓20′が取付けられ、ここから乾燥室13の内
部の点検等を行うことができるようになっている。
ベース台14の底部上の熱風送風器22がその噴射口22′を
底板19の中央から上向きに配して設置され、その設置部
の側方における内部空間はアイロン等を入れる物入れ又
は引出しとして利用できるようになっている。
底板19には複数の通気孔23が明けられており、底板19上
に落ちた洗濯物の水滴がこの通気孔23から排出されて下
方の防水覆材上に落ちるようになっている。
上枠16の前後又は左右の枠材間には、両端を円弧状の凹
部を多数形成した掛け板が取付けられ、この各凹部に棒
状の複数の吊材24がその両端部を係合して架渡され、上
枠16の開放部の上方からこの吊材24に洗濯物を掛けて乾
燥するようになっている。
アイロンプレス台15は、バキューム台25の上に通気マッ
ト26を敷き、その上を布カバーで覆ったもので、開放さ
れた乾燥室3の上部空間を密閉する上蓋として機能し、
また上枠16から取り外すことにより、他の部屋等でアイ
ロンプレス作業を行えるようになっている。
バキューム台25は第7図に示すように、プラスチック又
は金属製の方形状箱体で、その内部の巾方向中央部に断
面溝型の多孔板27を設置し、その両側壁と箱体の内側面
との間に多数の支持板28を並列して配置し、各支持板28
および多孔板27の側壁には相互間に空気が流通し得るよ
うに適宜箇所に流通孔30,30′が設けられ、多孔板27、
支持材28及びバキューム台25の周縁上に通気マット26が
載置支持されている。
バキューム台25の一側面には横長開口の排気導入路31を
介して円筒状の排気接続口32が設けられ、これに家庭用
真空掃除機あるいはバキュームポンプのホースを着脱自
在に接続し得るようになっている。
アイロン台15のバキューム台25の左右には第6図に示す
ように、アイロンやアイロンする長尺の洗濯物の端部等
を載せるための回転折畳み式捕助受台34,が設けられて
いる。
この補助受台34は、その取付面とバキューム台25の取付
面に蝶番35を介して回転自在に接合し、アイロンプレス
台15に水平な位置からその上に重ねて折り畳むことがで
きるように取付けられている。
通気マット27の一側端には、その横断方向に伸びる通気
性帯布からな1本または複数本の押さえベルト36の基端
が取付けられ、これに対応する他側端には押さえベルト
36の先端部を着脱自在に掛け止める掛止金具37が取付け
られている。
押さえベルト36はその基端部にゴム材またはスプリング
等の弾性材38を取付けるか、あるいはその帯布自体を伸
縮性の布生地で作成することにより、長手方向に伸縮自
在となっており、その側縁には長さ目盛が表示されてい
る。
掛止金具37は、一般に使用されている公知の各種のベル
ト止め金具を用いることができる。
この押さえベルト36は、主として多数の縦ヒダの付いた
ヒダスカートSをアイロン掛けする場合にヒダを整えて
上から弾力的に押さえるために用いるもので、第8図に
示すように押さえベルト36の先端を掛止金具37に掛止し
てヒダスカートSを通気マット27上に弾力的に押さえて
おいて、ヒダスカートSの各ヒダを長さ目盛に従って正
確に折り畳み、この状態でアイロン掛けを行うことによ
り、ヒダスカートSをきちんとしたヒダにアイロン仕上
げすることが可能となる。
次に第9,10図は、特殊部分のアイロン掛け用の胴ウマ、
袖ウマ、肩ウマ等の合成樹脂製ウマ台を示したもので、
胴、袖、肩用としてそれぞれに適合する形態に形成され
たウマ本体39と支柱40及び支持台41とから組立自在に構
成されている。
中空のウマ本体39の底面及び支持台41の上面にはそれぞ
れ嵌合穴42,43が形成され、これらに中空の支柱40を嵌
合することにより組み立て、未使用時に解体してコンパ
クトに収納保管できるようになっている。
「考案の効果」 足袋の閉じ合わせ部を開いてその内部に足袋乾燥整形仕
上型の底型及び甲型を挿入し、足袋の閉じ合わせ部を閉
じてコハゼを掛け糸に掛合することにより、足袋の大小
に合せて底型及び足通し開口型が拡張バネによって拡張
し、甲型及び後端型と共に足袋をその内側から全体を緊
張させた状態に装着することができる。
そして、足袋を緊張状態で装着した足袋乾燥整形仕上型
を、紐等で吊るして天日または熱風を導入した乾燥室内
で乾燥するか、あるいは熱風乾燥装置の熱風導入管上に
支柱を介して支持して、足袋乾燥整形仕上型の足通し開
口型に向かって熱風噴射口から熱風を吹き込んで強制乾
燥することにより、特殊な形態でアイロン掛けが難しい
足袋を乾燥と同時にアイロン仕上と同様に型通りに皺伸
ばしした状態に整形仕上げすることができる。
また、乾燥キュビネットは、カバーを取り外して小さく
折り畳むと共に、柱を上枠の内側に折り畳んで上枠を平
板状としてベース台上に載置することにより、全体をコ
ンパクト化して小スペースに収納保管することができ
る。
また、アイロン台はヒダスカートをアイロン掛けする際
に、通気マットを介してヒダスカートを通気マット上に
真空吸着させ、押さえベルトで弾力的に押さえながら、
ヒダを一本づつ折り整えて順次押さえベルトで安定的に
保持させ、ヒダ全体を折り整えて乱れないように安定化
させた状態で素人でも簡単かつ確実にアイロン掛けを行
うことができ。
さらに、アイロン掛け用ウマは、ウマ本体と支持台から
支柱を切り離し、バラバラにしてコンパクト化して収納
保管することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の足袋乾燥整形仕上型の実施例を示す
斜視図、第2図はこの考案に係る熱風乾燥装置を示す斜
視図、第3図は同足袋の乾燥状態を示す側面図、第4図
はこの考案の足袋乾燥に用いる乾燥キャビネットの一例
を示す斜視図、第5図は同乾燥キャビネットの支柱の取
付け状態を示す正面図、第6図はアイロンプレス台の斜
視図、第7図はアイロンプレス台のバキューム台の部分
斜視図、第8図はアイロンプレス台の使用状態を示す平
面図、第9図はアイロン掛け用のウマ台の斜視図、第10
図は同縦断側面図である。 1……足袋乾燥整形仕上型、2……底型、2a……前底枠
材、2b……後底枠材、2a′……端部、2b′……パイプ状
受口、3……開口型、3a……前口枠材、3b……後口枠
材、3a′……端部、3b′……パイプ状受口、4……後端
型、5……甲型、6……拡張バネ、7……拡張バネ、8
……支柱、9……熱風導入管、10……熱風噴射口、11…
…連結材、12……作業キャビネット、13……乾燥室、14
……ベース台、15……アイロンプレス台、16……上枠、
17……柱、18……ピン、19……乾燥室底板、20……周
枠、20′……透明窓、21……カバー、22……熱風送風
器、22′……噴射口、23……通気孔、24……吊材、25…
…バキューム台、26……通気マット、27……多孔板、28
……支持板、30……流通孔、30′……流通孔、31……排
気導入路、32……排気接続口、34……補助受台、35……
蝶番、36……押さえベルト、37……掛止金具、38……弾
性材、39……ウマ本体、40……支柱、41……支持台、42
……嵌合穴、43……嵌合穴、W……足袋、S……スカー
ト。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後に拡張収縮自在に組み合わせた前底枠
    材及び後底枠材とにより足袋の底板の形状に形成され、
    両底枠材間にそれらの拡張方向に弾力を付与するバネが
    装着された底型と、前後に拡張収縮自在に組み合わせた
    前口枠材及び後口枠材により足袋の足通し開口周縁に嵌
    合可能な形状に形成され、両口枠材間にそれらの拡張方
    向に弾力を付与するバネが装着された足通し開口型と、
    前記底型の後底枠材の後端と前記足通し開口型の後口枠
    材の後端との間に連結した後端型と、前記底板型の先端
    部と前記足通し開口型の前端との間に連結され、足袋の
    甲部分に沿った形状に形成した甲型とからなることを特
    徴とする足袋乾燥整形仕上型。
  2. 【請求項2】前後に拡張収縮自在に組み合わせた前底枠
    材及び後底枠材とにより足袋の底板の形状に形成され、
    両底枠材間にそれらの拡張方向に弾力を付与するバネが
    装着された底型と、前後に拡張収縮自在に組み合わせた
    前口枠材及び後口枠材により足袋の足通し開口周縁に嵌
    合可能な形状に形成され、両口枠材間にそれらの拡張方
    向に弾力を付与するバネが装着された足通し開口型と、
    前記底型の後底枠材の後端と前記足通し開口型の後口枠
    材の後端との間に連結した後端型と、前記底板型の先端
    部と前記足通し開口型の前端との間に連結され、足袋の
    甲部分に沿った形状に形成した甲型とからなる足袋乾燥
    整形仕上型と、熱風導入管の長手方向に沿って熱風噴射
    口を所要数設け、この熱風導入管上に前記足袋乾燥整形
    仕上型をその足通し開口型が前記熱風噴射口に対向する
    ように支柱を介して着脱自在に支持してなる熱風乾燥装
    置とからなることを特徴とする足袋乾燥整形仕上装置。
  3. 【請求項3】熱風送風器をその噴射口を底板の中央から
    上向きに配して設置した四角形箱型のベース台上に、四
    角形の上枠の四隅に上端がピンで回動自在に枢着された
    柱を載置し、前記上枠、前記ベース台の底板及び前記柱
    で囲まれる乾燥室の周面及び上面を、四角形箱型状に形
    成した耐熱性の軟質プラスチックシートのカバーで着脱
    自在に覆ってなることを特徴とする乾燥キャビネット。
  4. 【請求項4】上面に多孔板を有し、一端面に排気接続口
    を設けた中空のバキューム台の上面に通気マットが載置
    され、一側面に少なくとも一部が伸縮性の弾性材で構成
    された押さえベルトが取付けられ、他側面に前記押さえ
    ベルトの先端部を掛止する掛止金具が取付けられている
    ことを特徴とするアイロン台。
  5. 【請求項5】ウマ本体と支持台に相対応して設けた嵌合
    穴に支柱の上下端部を着脱自在に嵌合してなることを特
    徴とするアイロン掛け用ウマ。
JP1990106914U 1990-10-13 1990-10-13 足袋乾燥整形仕上型、足袋乾燥整形仕上装置、乾燥キャビネット、アイロン台及びアイロン掛け用ウマ Expired - Lifetime JPH075836Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5283790B1 (ja) * 2013-02-22 2013-09-04 ミエ子 太田 足袋洗濯乾燥装置

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JPS5913875Y2 (ja) * 1978-11-10 1984-04-24 株式会社東芝 衣類ケ−ス
JPH0135749Y2 (ja) * 1987-03-07 1989-10-31
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