JPH0757832A - プリント板の接続構造 - Google Patents
プリント板の接続構造Info
- Publication number
- JPH0757832A JPH0757832A JP5204376A JP20437693A JPH0757832A JP H0757832 A JPH0757832 A JP H0757832A JP 5204376 A JP5204376 A JP 5204376A JP 20437693 A JP20437693 A JP 20437693A JP H0757832 A JPH0757832 A JP H0757832A
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- JP
- Japan
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- printed board
- connector
- printed
- relay connector
- relay
- Prior art date
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Combinations Of Printed Boards (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 2枚のプリント板を直角に接続する際に適用
されるプリント板の接続構造に関し、2枚に分割された
プリント板の実装作業の効率化を目的とする。 【構成】 互いに直交する方向からそれぞれ独立的に装
置フレームに実装される2枚のプリント板1A,1Bが
交差する位置にこれら各プリント板1A,1Bを電気的
に接続する中継接続子10が配置されてなる中継コネクタ
20と、前記中継接続子10に接続されるエッジコネクタ5
A,5Bを装備した前記2枚のプリント板1A,1Bを
スライド可能に保持する水平方向ガイド2A及び垂直方
向ガイド2Bと、これら水平方向ガイド2A,垂直方向
ガイド2Bを介して装置フレーム50に実装される前記2
枚のプリント板1A,1Bの実装位置対応に前記中継コ
ネクタ20の実装位置を制御するコネクタ位置制御部α
と、によって構成する。
されるプリント板の接続構造に関し、2枚に分割された
プリント板の実装作業の効率化を目的とする。 【構成】 互いに直交する方向からそれぞれ独立的に装
置フレームに実装される2枚のプリント板1A,1Bが
交差する位置にこれら各プリント板1A,1Bを電気的
に接続する中継接続子10が配置されてなる中継コネクタ
20と、前記中継接続子10に接続されるエッジコネクタ5
A,5Bを装備した前記2枚のプリント板1A,1Bを
スライド可能に保持する水平方向ガイド2A及び垂直方
向ガイド2Bと、これら水平方向ガイド2A,垂直方向
ガイド2Bを介して装置フレーム50に実装される前記2
枚のプリント板1A,1Bの実装位置対応に前記中継コ
ネクタ20の実装位置を制御するコネクタ位置制御部α
と、によって構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パソコン等の電子装置
に装備されるプリント板を電気的かつ機械的に接続する
プリント板の接続構造に係り、特に1枚のプリント板を
2枚に分割してこれらを例えば装置フレームの床面と壁
面に沿わせる形で直角に配置する場合(最近の装置は小
型化されている関係から1枚のプリント板を平面的に配
置することができないケースが増えている)等に適用さ
れるプリント板の接続構造に関する。
に装備されるプリント板を電気的かつ機械的に接続する
プリント板の接続構造に係り、特に1枚のプリント板を
2枚に分割してこれらを例えば装置フレームの床面と壁
面に沿わせる形で直角に配置する場合(最近の装置は小
型化されている関係から1枚のプリント板を平面的に配
置することができないケースが増えている)等に適用さ
れるプリント板の接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図6(a) と(b) は従来のプリント板の接
続構造を説明するための模式的要部斜視図と要部側断面
図である。
続構造を説明するための模式的要部斜視図と要部側断面
図である。
【0003】従来のプリント板の接続構造は、図6(a)
と(b) に示すように、装置フレーム50の床面80に設けら
れた一対の水平方向ガイド2Aに誘導されて矢印H−
H’方向にスライドする第1プリント板90A側のオスコ
ネクタ42と、装置フレーム50の壁面81に設けられた一対
の垂直方向ガイド2Bに誘導されて矢印V−V’方向に
スライドする第2プリント板90B側のメスコネクタ41
と、を接続することによって第1プリント板90Aと第2
プリント板90Bが電気的に接続される。図中、45はオス
コネクタ42側に設けられているプラグコンタクトであっ
て、このプラグコンタクト45とメスコネクタ41側に設け
られている図示しないジャックコンタクトをドッキング
させることによって第1プリント板90Aと第2プリント
板90Bは互いに接続状態となる。なお、11Aと11Bは第
1プリント板90A側と第2プリント板90B側に設けられ
ている入出力端子部であって、前記第1プリント板90A
と第2プリント板90Bはこれら各入出力端子部11A,11
Bを介して外部回路と電気的に接続される。
と(b) に示すように、装置フレーム50の床面80に設けら
れた一対の水平方向ガイド2Aに誘導されて矢印H−
H’方向にスライドする第1プリント板90A側のオスコ
ネクタ42と、装置フレーム50の壁面81に設けられた一対
の垂直方向ガイド2Bに誘導されて矢印V−V’方向に
スライドする第2プリント板90B側のメスコネクタ41
と、を接続することによって第1プリント板90Aと第2
プリント板90Bが電気的に接続される。図中、45はオス
コネクタ42側に設けられているプラグコンタクトであっ
て、このプラグコンタクト45とメスコネクタ41側に設け
られている図示しないジャックコンタクトをドッキング
させることによって第1プリント板90Aと第2プリント
板90Bは互いに接続状態となる。なお、11Aと11Bは第
1プリント板90A側と第2プリント板90B側に設けられ
ている入出力端子部であって、前記第1プリント板90A
と第2プリント板90Bはこれら各入出力端子部11A,11
Bを介して外部回路と電気的に接続される。
【0004】このように、従来のプリント板の接続構造
は、第1プリント板90Aを水平方向ガイド2Aに沿って
矢印H方向にスライドさせてこれを所定のドッキング可
能位置に位置決めした〔図6(a) と(b) は第1プリント
板90Aがドッキング可能位置に位置決めされた状態を示
している〕後、第2プリント板90Bを垂直方向ガイド2
Bに沿って矢印V方向にスライドさせてメスコネクタ41
とオスコネクタ42をドッキングさせることによって第1
プリント板90Aと第2プリント板90Bを電気的に接続す
るというものである。
は、第1プリント板90Aを水平方向ガイド2Aに沿って
矢印H方向にスライドさせてこれを所定のドッキング可
能位置に位置決めした〔図6(a) と(b) は第1プリント
板90Aがドッキング可能位置に位置決めされた状態を示
している〕後、第2プリント板90Bを垂直方向ガイド2
Bに沿って矢印V方向にスライドさせてメスコネクタ41
とオスコネクタ42をドッキングさせることによって第1
プリント板90Aと第2プリント板90Bを電気的に接続す
るというものである。
【0005】以上の説明から明らかなように、従来のプ
リント板の接続構造は、第1プリント板90Aを矢印H方
向にスライドさせてオスコネクタ42をドッキング可能位
置に位置決めする操作と、第2プリント板90Bを矢印V
方向にスライドさせて第2プリント板90B側に配置され
ているメスコネクタ41と前記オスコネクタ42をドッキン
グさせる操作と、をシーケンス的に実行して行くことに
よって第1プリント板90Aと第2プリント板90Bを電気
的に接続するというものである。従って、第1プリント
板90Aを交換する等のためにこれを矢印H’方向に抜去
する必要が生じた時は、第2プリント板90Bを一旦矢印
V’方向に退避させてオスコネクタ42とメスコネクタ41
の接続を解除しておく必要がある。
リント板の接続構造は、第1プリント板90Aを矢印H方
向にスライドさせてオスコネクタ42をドッキング可能位
置に位置決めする操作と、第2プリント板90Bを矢印V
方向にスライドさせて第2プリント板90B側に配置され
ているメスコネクタ41と前記オスコネクタ42をドッキン
グさせる操作と、をシーケンス的に実行して行くことに
よって第1プリント板90Aと第2プリント板90Bを電気
的に接続するというものである。従って、第1プリント
板90Aを交換する等のためにこれを矢印H’方向に抜去
する必要が生じた時は、第2プリント板90Bを一旦矢印
V’方向に退避させてオスコネクタ42とメスコネクタ41
の接続を解除しておく必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
プリント板の接続構造は、第1プリント板90Aを装置フ
レーム50から抜去する時は、予め第2プリント板90Bを
矢印V’方向に退避させて第2プリント板90B側のメス
コネクタ41を第1プリント板90A側のオスコネクタ42か
ら抜去しておかなければならない(このことは、第2プ
リント板90Bを実装する時は予め第2プリント板90Bを
装置フレーム50に実装しておく必要があることを意味す
る)。
プリント板の接続構造は、第1プリント板90Aを装置フ
レーム50から抜去する時は、予め第2プリント板90Bを
矢印V’方向に退避させて第2プリント板90B側のメス
コネクタ41を第1プリント板90A側のオスコネクタ42か
ら抜去しておかなければならない(このことは、第2プ
リント板90Bを実装する時は予め第2プリント板90Bを
装置フレーム50に実装しておく必要があることを意味す
る)。
【0007】しかしながら、第1プリント板90Aと第2
プリント板90Bの実装順序がこのように特定されている
と、プリント板実装時の作業効率を著しく阻害するので
好ましくない。
プリント板90Bの実装順序がこのように特定されている
と、プリント板実装時の作業効率を著しく阻害するので
好ましくない。
【0008】本発明は、プリント板の挿抜順序を特定す
る必要のないプリント板の接続構造を提供してプリント
板の実装作業を効率化しようとするものである。
る必要のないプリント板の接続構造を提供してプリント
板の実装作業を効率化しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によるプリント板
の接続構造は、図1に示すように、互いに直交する方向
からそれぞれ独立的に装置フレーム50に実装される2枚
のプリント板1A,1B(以下プリント板1Aを第1プ
リント板1A、プリント板1Bを第2プリント板1Bと
呼ぶ)が交差する位置に、これら第1プリント板1Aと
第2プリント板1Bを電気的に接続する中継接続子10が
配置されてなる中継コネクタ20と、前記中継接続子10に
接続されるコネクタ部5A,5B(以下コネクタ部5を
エッジコネクタ5A、コネクタ部5Bをエッジコネクタ
5Bと呼ぶ)を装備した前記第1プリント板1Aと第2
プリント板1Bをそれぞれスライド可能に保持するガイ
ドレール2A,2B(以下ガイドレール2Aを水平方向
ガイド2Aと呼び、ガイドレール2Bを垂直方向ガイド
2Bと呼ぶ)と、該水平方向ガイド2Aと垂直方向ガイ
ド2Bを介して装置フレーム50に実装される前記第1プ
リント板1Aと第2プリント板1Bの実装位置対応に前
記中継コネクタ20の実装位置を制御するコネクタ位置制
御部αと、によって構成されている。
の接続構造は、図1に示すように、互いに直交する方向
からそれぞれ独立的に装置フレーム50に実装される2枚
のプリント板1A,1B(以下プリント板1Aを第1プ
リント板1A、プリント板1Bを第2プリント板1Bと
呼ぶ)が交差する位置に、これら第1プリント板1Aと
第2プリント板1Bを電気的に接続する中継接続子10が
配置されてなる中継コネクタ20と、前記中継接続子10に
接続されるコネクタ部5A,5B(以下コネクタ部5を
エッジコネクタ5A、コネクタ部5Bをエッジコネクタ
5Bと呼ぶ)を装備した前記第1プリント板1Aと第2
プリント板1Bをそれぞれスライド可能に保持するガイ
ドレール2A,2B(以下ガイドレール2Aを水平方向
ガイド2Aと呼び、ガイドレール2Bを垂直方向ガイド
2Bと呼ぶ)と、該水平方向ガイド2Aと垂直方向ガイ
ド2Bを介して装置フレーム50に実装される前記第1プ
リント板1Aと第2プリント板1Bの実装位置対応に前
記中継コネクタ20の実装位置を制御するコネクタ位置制
御部αと、によって構成されている。
【0010】
【作用】このプリント板の接続構造は、直交する方向か
らそれぞれ独立的に実装される第1プリント板1Aと第
2プリント板1Bが交差する位置にこれら各プリント板
1A,1Bを電気的に接続する中継接続子10が位置する
ように中継コネクタ20を配置した形になっていることか
ら、これら2枚のプリント板の実装順序(挿抜順序)を
従来のように特定する必要がない。
らそれぞれ独立的に実装される第1プリント板1Aと第
2プリント板1Bが交差する位置にこれら各プリント板
1A,1Bを電気的に接続する中継接続子10が位置する
ように中継コネクタ20を配置した形になっていることか
ら、これら2枚のプリント板の実装順序(挿抜順序)を
従来のように特定する必要がない。
【0011】
【実施例】以下実施例図に基づいて本発明を詳細に説明
する。図1は本発明の原理を説明するための模式的要部
側断面図、図2は本発明の一実施例を示す模式的要部斜
視図、図3は本発明の一変形例を示す模式的要部側断面
図、図4(a) と(b) は本発明に用いる各種コネクタの一
構造例を示す模式的斜視図、図5(a) と(b) と(c) は中
継コネクタ固定構造の一例を示す模式的要部側断面図で
あるが、前記図6と同一部分にはそれぞれ同一符号を付
している。
する。図1は本発明の原理を説明するための模式的要部
側断面図、図2は本発明の一実施例を示す模式的要部斜
視図、図3は本発明の一変形例を示す模式的要部側断面
図、図4(a) と(b) は本発明に用いる各種コネクタの一
構造例を示す模式的斜視図、図5(a) と(b) と(c) は中
継コネクタ固定構造の一例を示す模式的要部側断面図で
あるが、前記図6と同一部分にはそれぞれ同一符号を付
している。
【0012】本発明によるプリント板の接続構造は、図
1の原理図と図2の実施例図に示すように、互いに直交
する方向からそれぞれ独立的に装置フレーム50に実装さ
れる第1プリント板1Aと第2プリント板1Bが交差す
る位置に、これら第1プリント板1Aと第2プリント板
1Bを電気的に接続する中継接続子10が配置された中継
コネクタ20と、前記中継接続子10に接続されるエッジコ
ネクタ5Aとエッジコネクタ5Bを装備した前記第1プ
リント板1Aと第2プリント板1Bをそれぞれスライド
可能に保持する水平方向ガイド2A及び垂直方向ガイド
2Bと、該水平方向ガイド2Aと垂直方向ガイド2Bを
介して装置フレーム50に実装される前記第1プリント板
1Aと第2プリント板1Bの実装位置対応に前記中継コ
ネクタ20の実装位置を制御するコネクタ位置制御部α
と、によって構成されている。
1の原理図と図2の実施例図に示すように、互いに直交
する方向からそれぞれ独立的に装置フレーム50に実装さ
れる第1プリント板1Aと第2プリント板1Bが交差す
る位置に、これら第1プリント板1Aと第2プリント板
1Bを電気的に接続する中継接続子10が配置された中継
コネクタ20と、前記中継接続子10に接続されるエッジコ
ネクタ5Aとエッジコネクタ5Bを装備した前記第1プ
リント板1Aと第2プリント板1Bをそれぞれスライド
可能に保持する水平方向ガイド2A及び垂直方向ガイド
2Bと、該水平方向ガイド2Aと垂直方向ガイド2Bを
介して装置フレーム50に実装される前記第1プリント板
1Aと第2プリント板1Bの実装位置対応に前記中継コ
ネクタ20の実装位置を制御するコネクタ位置制御部α
と、によって構成されている。
【0013】前記コネクタ位置制御部αは、中継コネク
タ20の垂直方向の位置を位置決めする垂直方向位置制御
面21(この垂直方向位置制御面21は装置フレーム50の床
面80に平行する形で設けられる)と、水平方向の位置を
位置決めする水平方向位置制御面22(この水平方向位置
制御面22は装置フレーム50の壁面81に平行する形で設け
られる)と、左右方向の位置を位置決めする左右方向位
置制御面23(図2を参照)によって構成されている。
タ20の垂直方向の位置を位置決めする垂直方向位置制御
面21(この垂直方向位置制御面21は装置フレーム50の床
面80に平行する形で設けられる)と、水平方向の位置を
位置決めする水平方向位置制御面22(この水平方向位置
制御面22は装置フレーム50の壁面81に平行する形で設け
られる)と、左右方向の位置を位置決めする左右方向位
置制御面23(図2を参照)によって構成されている。
【0014】左右方向位置制御面23によって左右方向の
位置を制御された前記中継コネクタ20は、矢印H方向か
ら実装される第1プリント板1Aに押圧されて水平方向
位置制御面22に当接することによって水平方向の位置を
制御され、矢印V方向から実装される第2プリント板1
Bに押圧されて垂直方向位置制御面21に当接することに
よって垂直方向の位置を制御される。
位置を制御された前記中継コネクタ20は、矢印H方向か
ら実装される第1プリント板1Aに押圧されて水平方向
位置制御面22に当接することによって水平方向の位置を
制御され、矢印V方向から実装される第2プリント板1
Bに押圧されて垂直方向位置制御面21に当接することに
よって垂直方向の位置を制御される。
【0015】このプリント板の接続構造は、第1プリン
ト板1Aと第2プリント板1Bを互いに直交する方向か
らそれぞれ独立的に中継コネクタ20に実装することによ
ってこれら2つのプリント板1Aと1Bが中継接続子10
を介して電気的かつ機械的に接続される構造であること
から、第1プリント板1A或いは第2プリント板1Bを
装置フレーム50から挿抜する時に挿抜順序を考慮する必
要が全く無い。従って本発明によるプリント板の接続構
造を適用すると、所望のプリント板を他のプリント板と
無関係に実装(抜去を含む)することができることから
極めて操作性が良い。
ト板1Aと第2プリント板1Bを互いに直交する方向か
らそれぞれ独立的に中継コネクタ20に実装することによ
ってこれら2つのプリント板1Aと1Bが中継接続子10
を介して電気的かつ機械的に接続される構造であること
から、第1プリント板1A或いは第2プリント板1Bを
装置フレーム50から挿抜する時に挿抜順序を考慮する必
要が全く無い。従って本発明によるプリント板の接続構
造を適用すると、所望のプリント板を他のプリント板と
無関係に実装(抜去を含む)することができることから
極めて操作性が良い。
【0016】なお、このプリント板の接続構造は、例え
ば第1プリント板1Aを抜去する時は抜去力の作用方向
(矢印H’方向)が第2プリント板1Bを抜去する時の
抜去力の作用方向V’と直交する方向であることから、
第1プリント板1Aを装置フレーム50から抜去した時は
中継コネクタ20が第2プリント板1B側に残り、第2プ
リント板1Bを抜去する時は抜去力の作用方向が第1プ
リント板1Aを抜去する時の抜去力の作用方向H’と直
交する方向(矢印V’方向)であることから、第2プリ
ント板1Bを装置フレーム50から抜去した時は中継コネ
クタ20が第1プリント板1A側に残る。
ば第1プリント板1Aを抜去する時は抜去力の作用方向
(矢印H’方向)が第2プリント板1Bを抜去する時の
抜去力の作用方向V’と直交する方向であることから、
第1プリント板1Aを装置フレーム50から抜去した時は
中継コネクタ20が第2プリント板1B側に残り、第2プ
リント板1Bを抜去する時は抜去力の作用方向が第1プ
リント板1Aを抜去する時の抜去力の作用方向H’と直
交する方向(矢印V’方向)であることから、第2プリ
ント板1Bを装置フレーム50から抜去した時は中継コネ
クタ20が第1プリント板1A側に残る。
【0017】このように、このプリント板の接続構造
は、二つのプリント板1A,1Bの中の何れか1つを装
置フレーム50から抜去した時に中継コネクタ20が他方の
プリント板側に残るので、抜去したプリント板を実装す
るに際して中継コネクタ20が所定位置に位置決めされて
いるか否かその都度確認する必要が無いという便利さが
ある。
は、二つのプリント板1A,1Bの中の何れか1つを装
置フレーム50から抜去した時に中継コネクタ20が他方の
プリント板側に残るので、抜去したプリント板を実装す
るに際して中継コネクタ20が所定位置に位置決めされて
いるか否かその都度確認する必要が無いという便利さが
ある。
【0018】以下図3に基づいて本発明の一変形例につ
いて説明する。この変形例は、前記エッジコネクタ5
A,5Bの代わりに基板コネクタ30を第1プリント板1
A’と第2プリント板1B’側にそれぞれ配置すると共
に、これら各基板コネクタ30の接続ピン6に接続される
中継接続子10Aを備えた中継コネクタ20Aを前記中継コ
ネクタ20の代わりに装置フレーム50側に設けられている
コネクタ位置制御部αに配置した構造を特徴とするもの
である。
いて説明する。この変形例は、前記エッジコネクタ5
A,5Bの代わりに基板コネクタ30を第1プリント板1
A’と第2プリント板1B’側にそれぞれ配置すると共
に、これら各基板コネクタ30の接続ピン6に接続される
中継接続子10Aを備えた中継コネクタ20Aを前記中継コ
ネクタ20の代わりに装置フレーム50側に設けられている
コネクタ位置制御部αに配置した構造を特徴とするもの
である。
【0019】この変形例の場合も、第1プリント板1
A’と第2プリント板1B’が相手側のプリント板とは
無関係に矢印H−H’方向或いは矢印V−V’方向に挿
抜されるように構成されていることから、所望のプリン
ト板を他方のプリント板と無関係に挿抜することができ
るので極めて操作性が良い。
A’と第2プリント板1B’が相手側のプリント板とは
無関係に矢印H−H’方向或いは矢印V−V’方向に挿
抜されるように構成されていることから、所望のプリン
ト板を他方のプリント板と無関係に挿抜することができ
るので極めて操作性が良い。
【0020】以下図4(a) と(b) に基づいて本発明に用
いるコネクタの構造を説明する。図4(a) は前記図1と
図2に開示されている中継コネクタ20の構造を示す斜視
図である。中継コネクタ20は、図4(a) に示すように、
互いに直交する方向から実装される2枚のプリント板1
A,1Bが交差する位置を起点としてそれぞれ直交する
方向,即ち水平方向と垂直方向に向かって開孔された2
つのガイド孔15A,15Bが設けられると共に、前記第1
プリント板1Aと第2プリント板1Bが交差する部分に
例えばバネ用リン青銅等のように導電性とバネ性を有す
る材料を用いて製作された中継接続子10(図1参照)が
配置されている。ガイド孔15Aは第1プリント板1Aの
エッジコネクタ5Aを前記中継接続子10に誘導し、ガイ
ド孔15Bは第2プリント板1Bのエッジコネクタ5Bを
中継接続子10に誘導する。
いるコネクタの構造を説明する。図4(a) は前記図1と
図2に開示されている中継コネクタ20の構造を示す斜視
図である。中継コネクタ20は、図4(a) に示すように、
互いに直交する方向から実装される2枚のプリント板1
A,1Bが交差する位置を起点としてそれぞれ直交する
方向,即ち水平方向と垂直方向に向かって開孔された2
つのガイド孔15A,15Bが設けられると共に、前記第1
プリント板1Aと第2プリント板1Bが交差する部分に
例えばバネ用リン青銅等のように導電性とバネ性を有す
る材料を用いて製作された中継接続子10(図1参照)が
配置されている。ガイド孔15Aは第1プリント板1Aの
エッジコネクタ5Aを前記中継接続子10に誘導し、ガイ
ド孔15Bは第2プリント板1Bのエッジコネクタ5Bを
中継接続子10に誘導する。
【0021】図4(b) は前記図3に開示されている中継
コネクタ20Aと基板コネクタ30の構造を示す斜視図であ
る。中継コネクタ20Aは基板コネクタ30側の接続ピン6
に対応する中継接続子10A(図3参照)を装備すると共
に、基板コネクタ30側に配置されているガイドピン31が
遊嵌状態で係入するガイド孔26がそれぞれ直交する形で
設けられたコネクタ部材である。この中継コネクタ20A
は、図3に示すように装置フレーム50のコネクタ位置制
御部αに配置され、前記基板コネクタ30は第1プリント
板1A’と第2プリント板1B’側にそれぞれ図3に示
すように配置される。ガイドピン31とガイド孔26は、基
板コネクタ30と中継コネクタ20Aの接続状態を制御する
ために設けられたものである。
コネクタ20Aと基板コネクタ30の構造を示す斜視図であ
る。中継コネクタ20Aは基板コネクタ30側の接続ピン6
に対応する中継接続子10A(図3参照)を装備すると共
に、基板コネクタ30側に配置されているガイドピン31が
遊嵌状態で係入するガイド孔26がそれぞれ直交する形で
設けられたコネクタ部材である。この中継コネクタ20A
は、図3に示すように装置フレーム50のコネクタ位置制
御部αに配置され、前記基板コネクタ30は第1プリント
板1A’と第2プリント板1B’側にそれぞれ図3に示
すように配置される。ガイドピン31とガイド孔26は、基
板コネクタ30と中継コネクタ20Aの接続状態を制御する
ために設けられたものである。
【0022】図5(a) と(b) と(c) は中継コネクタの固
定構造の一例を示す要部側断面図である。この中継コネ
クタ20は、通常装置フレーム50のコネクタ位置制御部α
にフリー状態(装置フレーム50に固定されない状態)で
配置されるのであるが、何らかの理由でこの中継コネク
タ20を装置フレーム50に固定する必要が生じた時はこれ
を図5(a) と(b) と(c) に示すようにして装置フレーム
50に固定することになる。
定構造の一例を示す要部側断面図である。この中継コネ
クタ20は、通常装置フレーム50のコネクタ位置制御部α
にフリー状態(装置フレーム50に固定されない状態)で
配置されるのであるが、何らかの理由でこの中継コネク
タ20を装置フレーム50に固定する必要が生じた時はこれ
を図5(a) と(b) と(c) に示すようにして装置フレーム
50に固定することになる。
【0023】図5(a) は、中継コネクタ20側に形成され
たねじ孔65の中に固定ねじ60を螺入することによって中
継コネクタ20を装置フレーム50に固定している。図中、
61は座金、62はばね座金をそれぞれ示す。
たねじ孔65の中に固定ねじ60を螺入することによって中
継コネクタ20を装置フレーム50に固定している。図中、
61は座金、62はばね座金をそれぞれ示す。
【0024】図5(b) は、バーリング加工によって装置
フレーム50側に設けた突起部66(装置フレーム50側に小
径の孔を穿孔してその周囲を図5(b) に示すように部分
的に突出させて突起部66を形成する加工をバーリング加
工と呼んでいる)の中心部分に形成されたねじ孔65の中
に中継コネクタ20を介して固定ねじ60を螺入することに
よって中継コネクタ20を装置フレーム50に実装してい
る。
フレーム50側に設けた突起部66(装置フレーム50側に小
径の孔を穿孔してその周囲を図5(b) に示すように部分
的に突出させて突起部66を形成する加工をバーリング加
工と呼んでいる)の中心部分に形成されたねじ孔65の中
に中継コネクタ20を介して固定ねじ60を螺入することに
よって中継コネクタ20を装置フレーム50に実装してい
る。
【0025】図5(c) は、中継コネクタ20側に形成され
たラッチ部67を装置フレーム50側に設けられているラッ
チ部係入孔51の中に係入させることによって中継コネク
タ20を装置フレーム50に実装している。このラッチ部67
は軸方向に図示しない複数の溝が形成された構造になっ
ているのでラッチ部係入孔51の中にこれを押し込んでや
るとその外径寸法Dが一旦縮小してラッチ部係入孔51を
通過した後に元の寸法に復帰する。図中、dはラッチ部
係入孔51の直径であって、このラッチ部係入孔51の直径
dはラッチ部67の最大径Dよりも小さい。
たラッチ部67を装置フレーム50側に設けられているラッ
チ部係入孔51の中に係入させることによって中継コネク
タ20を装置フレーム50に実装している。このラッチ部67
は軸方向に図示しない複数の溝が形成された構造になっ
ているのでラッチ部係入孔51の中にこれを押し込んでや
るとその外径寸法Dが一旦縮小してラッチ部係入孔51を
通過した後に元の寸法に復帰する。図中、dはラッチ部
係入孔51の直径であって、このラッチ部係入孔51の直径
dはラッチ部67の最大径Dよりも小さい。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によるプリント板の接続構造は、互いに直交する方向か
らそれぞれ独立的に2枚のプリント板を実装することに
よってこれら各プリント板が中継コネクタを介して電気
的かつ機械的に接続される構造であることから、2枚の
プリント板を装置フレームに実装するに際して実装順序
を特定する必要がない。このため、プリント板を装置フ
レームに実装したり、装置フレームからプリント板を抜
去する作業が著しく効率化される。
によるプリント板の接続構造は、互いに直交する方向か
らそれぞれ独立的に2枚のプリント板を実装することに
よってこれら各プリント板が中継コネクタを介して電気
的かつ機械的に接続される構造であることから、2枚の
プリント板を装置フレームに実装するに際して実装順序
を特定する必要がない。このため、プリント板を装置フ
レームに実装したり、装置フレームからプリント板を抜
去する作業が著しく効率化される。
【図1】 本発明の原理を説明するための模式的要部側
断面図である。
断面図である。
【図2】 本発明の一実施例を示す模式的要部斜視図で
ある。
ある。
【図3】 本発明の一変形例を示す模式的要部側断面図
である。
である。
【図4】 本発明に用いる各種コネクタの一構造例を示
す模式的斜視図である。
す模式的斜視図である。
【図5】 中継コネクタ固定構造の一例を示す模式的要
部側断面図である。
部側断面図である。
【図6】 従来のプリント板の接続構造を説明するため
の模式的要部斜視図と要部側断面図である。
の模式的要部斜視図と要部側断面図である。
1A,1A’,90A 第1プリント板 1B,1B’,90B 第2プリント板 2A 水平方向ガイド 2B 垂直方向ガイド 5A,5B エッジコネクタ 6 接続ピン 10,10A 中継接続子 11A,11B 入出力端子部 15A,15B ガイド孔 20,20A 中継コネクタ 21 垂直方向位置制御面 22 水平方向位置制御面 23 左右方向位置制御面 25 ピン係入孔 26 ガイド孔 30 基板コネクタ 31 ガイドピン 41 メスコネクタ 42 オスコネクタ 45 プラグコンタクト 50 装置フレーム 51 ラッチ部係入孔 60 固定ねじ 61 座金 62 バネ座金 65 ねじ孔 66 突起部 67 ラッチ部 α コネクタ位置制御部 d ラッチ部係入孔51の直径 D ラッチ部の最大径
Claims (2)
- 【請求項1】 互いに直交する方向からそれぞれ独立的
に装置フレーム(50)に実装される2枚のプリント板(1
A),(1B)が交差する位置に、これら各プリント板(1A),
(1B)を電気的に接続する中継接続子(10)が配置されてな
る中継コネクタ(20)と、 前記中継接続子(10)に接続されるコネクタ部(5A),(5B)
を装備した前記2枚のプリント板(1A),(1B)をそれぞれ
スライド可能に保持する水平方向ガイド(2A)及び垂直方
向ガイド(2B)と、 該ガイドレール(2A),(2B)を介して装置フレーム(50)に
実装される前記2枚のプリント板(1A),(1B)の実装位置
対応に前記中継コネクタ(20)の実装位置を制御するコネ
クタ位置制御部(α)と、 によって構成したことを特徴とするプリント板の接続構
造。 - 【請求項2】 前記コネクタ部(5A),(5B)の代わりに基
板コネクタ(30)を前記2枚のプリント板(1A),(1B)側に
配置し、これら各基板コネクタ(30)の接続ピン(6) に接
続される中継接続子(10A) を備えた中継コネクタ(20A)
を前記中継コネクタ(20)の代わりに前記コネクタ位置制
御部(α)上に配置したことを特徴とする請求項1記載
のプリント板の接続構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5204376A JPH0757832A (ja) | 1993-08-19 | 1993-08-19 | プリント板の接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5204376A JPH0757832A (ja) | 1993-08-19 | 1993-08-19 | プリント板の接続構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0757832A true JPH0757832A (ja) | 1995-03-03 |
Family
ID=16489502
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5204376A Withdrawn JPH0757832A (ja) | 1993-08-19 | 1993-08-19 | プリント板の接続構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0757832A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0862213A2 (en) * | 1997-02-27 | 1998-09-02 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Semiconductor apparatus, circuit board and combination thereof |
US7972143B2 (en) | 2009-02-02 | 2011-07-05 | Tyco Electronics Corporation | Printed circuit assembly |
-
1993
- 1993-08-19 JP JP5204376A patent/JPH0757832A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0862213A2 (en) * | 1997-02-27 | 1998-09-02 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Semiconductor apparatus, circuit board and combination thereof |
EP0862213A3 (en) * | 1997-02-27 | 1999-09-22 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Semiconductor apparatus, circuit board and combination thereof |
US6054757A (en) * | 1997-02-27 | 2000-04-25 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Semiconductor apparatus, circuit board and combination thereof |
US7972143B2 (en) | 2009-02-02 | 2011-07-05 | Tyco Electronics Corporation | Printed circuit assembly |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001031 |