JPH07577U - 流量指示警報遮断機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】浄水器の導水管と浄水器の中間に取り付け、設
定値を指示するとともに、設定値を越えて使用出来ない
ように自動停止させる機能を構成して、浄水器の水質保
証及び機能管理を可能とする考案である。 【構成】導水管１と給水口１１の中間に設けられた電磁
弁６、計量器３、検出端４、計算機本体５、及び浄水器
本体２、より構成する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は浄水器の流量による水質管理に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来より活性炭、イオン交換膜、中空糸の可透膜等を用いた浄水器があるが、 浄水に対する水質管理の機能はなかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来技術には次のような欠点があった。 活性炭、イオン交換膜、中空糸の可透膜等にはそれぞれに処理能力に限界がある から、処理容量に応じて交換する必要があったが、従来の機種には適切な処理量 を指示する警報遮断機がなかった。そのため水質管理ができず適切なメンテナン スが難しい為、浄化処理能力が低下したまま使用される結果本来除去されるべき 人体に有害な物質がそのまま流出するという欠点があった。 本考案は、以上の問題を解決するためになされたものである。

【０００４】

【問題を解決するための手段】

導水管１と浄水器２との中間に計量器３に検出端４をもうけ、計算機５に導き 、その浄水器のもつ処理容量を設定ボタン１０により設定して警報ランプ７及び ブザー８の作動により、交換の時期の７０％〜８０％手前で予備警報を発する様 にし、さらに流量が最初に設定された値の１００％に達した場合、自動的に電磁 弁６にて機能を遮断停止し、浄水器本体２に連結する給水口１１からの給水の吐 出を停止させる手段によって、人体に有害な物質がそのまま流出する事を防止せ しめることにより水質管理と言う当初の目的を達成する。

【０００５】

【作用】

更に詳細に説明を加えると、導水管１と浄水器２との中間に計量器３に検出端 ４をもうけ、計算機５に導き、その浄水器のもつ処理容量を設定ボタン１０によ り設定して警報ランプ７及びブザー８の作動により、交換の７０％〜８０％の予 備警報を発し交換の時期を知らせ、さらに流量が最初に設定した１００％の値に 達した場合、自動的に電磁弁６にて機能を遮断停止し、浄水器本体２に連結する 給水口１１からの給水の吐出を停止し、水質の低下を防止せしめる。

【０００６】

【実施例及び構造】

以下、本案の実施例について図面によって説明する。 （イ）符号１は導水管であり、その導水管は井戸ポンプ及び水道メーターの直 後に接続され浄水器本体に源水を供給するものである。 （ロ）導水管１と給水口１１の中間に電磁弁６、計量器３、浄水器本体２を直 列に配管する。

【０００７】

【考案の効果】

浄水器より吐出される水質を保証し、そのメンテナンスの時期を予告報知して 適正化するとともに、浄水器の機能管理を容易にすることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】図面は本考案の構成を表示する図面である。

【符号の説明】 １ 導水管 ２ 浄水器本体 ３ 計量器 ４ 検出端 ５ 計算機本体 ６ 電磁弁 ７ 警報ランプ ８ ブザー ９ 流量指示機 １０ 設定ボタン １１ 給水口

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁶ 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０５Ｄ 7/06 Ｚ 9324−3Ｈ (72)考案者 大江 隆夫 広島県大竹市立戸３丁目１番９号

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】導水管１より給水口１１の中間部分に設置
   された、計量器３の検出端４により計量値を検出し計算
   機本体５に導き、あらかじめ設定ボタン０〜９＃＊１０
   により設定した数値の７０％〜８０％を予備警報とし警
   報ランプ７、ブザー８を作動させ、設定値にて電磁弁６
   を作動させ浄水器２の機能を停止させる手段によって問
   題を解決する流量指示警報遮断機。