JPH0757246B2 - バル−ン付カテ−テル - Google Patents

バル−ン付カテ−テル

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JPH0757246B2
JPH0757246B2 JP61007610A JP761086A JPH0757246B2 JP H0757246 B2 JPH0757246 B2 JP H0757246B2 JP 61007610 A JP61007610 A JP 61007610A JP 761086 A JP761086 A JP 761086A JP H0757246 B2 JPH0757246 B2 JP H0757246B2
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balloon
catheter
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shaft
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明 五十嵐
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Fuji Systems Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は医療分野で使用される着脱可能バルーン付カテ
ーテルに関するものである。
従来技術 従来から、バルーン膨張用細孔ルーメン及びそれより太
い主要ルーメンを有するバルーン付カテーテル(以下、
バルーン付ダブルルーメンカテーテルと称する)は血管
や尿管などの診断、検査及び治療を目的としていろいろ
と用いられている。その形状は第1図に示したようにバ
ルーンを膨張するために手元側にバルーン膨張用チュー
ブがY字型にシャフトに取付けられている。
しかしながら、この従来のバルーン付ダブルルーメンカ
テーテルではこの手元側にY字型に取付けたバルーンを
膨らませる部分が邪魔になり、このままの形状では使え
ないことがある。
たとえば、経皮的腎結石処置の際に、腎孟尿管移行部を
一時的に閉塞して、分解した結石片が尿管へ落下するの
を防止する目的で、膀胱鏡の管を通してバルーン付ダブ
ルカテーテルを腎孟尿管移行部まで挿入して、造影剤等
を注入する時、膀胱鏡をカルーテルから抜取らなければ
ならない。従来のバルーン付カテーテルではバルーン膨
張用チューブが主要シャフトに取付けた部分が障害とな
って膀胱鏡を抜取ることができず、このような治療に利
用することは困難であった。
また、従来もこの問題を解決するために、シャフト部分
を脱着可能としたものがあることはあったが、従来の方
式は脱着部分でねじ等を使用しており、そのため製造コ
ストが高くなり、脱着部分で重量が増したり、ねじ部分
で漏出の危険性があったり、実用上脱着操作が煩雑であ
る欠点があった。
目的 本発明の目的は従来のバルーン付カテーテルの欠点を克
服した改良されたバルーン付カテーテルを提供すること
を目的とする。
構成 本発明者は鋭意研究した結果、バルーン膨張用細孔ルー
メン及び主ルーメンを有するバルーン付カテーテルにお
いて、一部が着脱可能になっており、着脱可能部分のカ
テーテルの断面の形状が、装着した場合にバルーン膨張
用細孔ルーメンの細孔を接続部分で空隙を設けることに
よって閉塞しない形状となっていることを特徴とする着
脱可能バルーン付カテーテルを提供することによって前
記目的が達成できることを見出した。
すなわち、本発明のバルーン付カテーテルは患部のドレ
ーンや造影剤の注入等を行う主ルーメンにバルーン膨張
用チューブをY字形に取付けた部分を分離できるように
して、膀胱鏡等の抜取りを容易にしたものである。
本発明のこの着脱可能バルーン付カテーテルを第2図及
び第3図に従って以下詳しく述べる。
第2図及び第3図において、1はシリコーンゴム、ラテ
ックス、塩化ポリビニル(PVC)、ポリエチレン(PE)
等によって作られたバルーンを示し、2はカテーテルの
先端開口部を示す。3はシリコーンゴム、PVC、PUR、P
E、ポリアミド等によって作られたシャフト本体を示
し、患部のドレーンや造影剤の注入等を行う主ルーメン
5及びバルーン膨張用細孔ルーメン4を有する。このシ
ャフト3の寸法の一例としては外径が約2.0mmで、主ル
ーメン5の直径は約1.0〜1.1mmで断面は円でも楕円でも
良い。6は主ルーメン用コネクターを示し、ステンレス
(SUS304)、ポリアミド、ポリアセタール等から作られ
るもので良い。7は接続用カバーチューブを示し、シリ
コーンゴム、天然ゴム、ブチルゴム等の適当は弾性体で
できている。このカバーチューブ7はJISのK6301の硬さ
が20〜80、好ましくは40〜70であるのが好ましく、肉厚
は0.5〜10.0mm、好ましくは2.0〜5.0mmであり、長さは
5.0〜40mm、好ましくは10.0〜20.0mmで、その内径はシ
ャフト3より少し細めで、一般に直径で0.1〜1.0mm、好
ましくは0.2〜0.6mm細めにできている。
このように作ることにより、接続時に気密性が保たれ、
バルーン膨張用細孔ルーメン4及び主ルーメン5からの
漏れが無く、なおかつシャフト3を接続する際に入れに
くくない設計になっている。尚、この接続用カバーチュ
ーブ7は透明にしておけば接続部分の内部状態を目視で
把握することが可能である。接続用カバーチューブ7は
第2図に示されているように、手元側のシャフト3に固
着されている方が、脱着時、カバーチューブ7が動かな
いので、脱着が容易となり望ましい。8はPE、PVC等で
できているバルーン膨張用一方弁、8′はバルーン膨張
用チューブ、そして9はPE、ポリサルフォン、ステンレ
ス(SUS304)、TPX等でできている主ルーメン用アダプ
ターを示す。
第3図は本発明の着脱可能バルーン付カテーテルの接続
部分を示す部分図である。
本発明の第2の特徴は接続部分におけるシャフト3の断
面が斜めに切断された形状または凹凸のある形状をして
いることである。これによってシャフト同志を接続して
も空隙が存在して、バルーン膨張用細孔ルーメン4が閉
塞しないようになっている。細孔ルーメン4の閉塞を防
止するためには主ルーメンと同様に細孔ルーメン4にも
コネクターを設けることも考えられるが、この方法では
接続作業が困難となり、実用上適さない。
本発明をさらに具体的に説明するために実施例を示す
が、本発明はこれに限定されるものではない。
実施例 第2図に示したような断面を有し、内径約0.4mmのバル
ーン膨張用細孔ルーメン(4)及び内径約1.0mmの主ル
ーメン(5)を備えた長さ100cmのダブルルーメンの塩
ビチューブを作製して、これをシャフト(3)にする。
このシャフト(3)は約2.0mmの外径を有し、その先端
より5mmの所に長さ約10mm、厚さ0.25mmのシリコーンゴ
ム製バルーン(1)を取付ける。
一方、手元の端末より50mmの所に内径0.7mm、外径2.0mm
のバルーン膨張用チューブ(8′)をバルーン膨張用ル
ーメン(4)が連通する様にシャフト(3)に取付け、
そしてその端末にはバルーン膨張用一方弁(8)を取付
ける。次に手元側のシャフト端末より90mmの所をナイフ
で直角に切断して、先端が約50度ぐらいの角度にカット
されエッジを取った長さ11mmのステンレス(SUS304)製
の主ルーメン用コネクター(6)(外径1.26mm内径0.9m
m)を、直角に切断したシャフトの端末に接着して取付
ける。この時、主ルーメン用コネクター(6)は斜めに
切断された側の長さが、シャフト本体に挿入されている
コネクターの長さよりも短くしておく方が、脱着のこと
を考えると望ましい。
次に外径7.0mm内径1.85mm、長さ17mm、硬さ60の透明な
シリコーンゴム製の接続用カバーチューブ(7)をシャ
フト(3)に接着する。この時も接続用カバーチューブ
(7)のシャフトに接着されている部分(手元側)の長
さが反対の先端側の部分よりも長い方が脱着のことを考
えると望ましい。
そして最後に、先端にバルーンの付いたシャフトの接続
部分の端末を45度にナイフで切断する。この時バルーン
膨張用細孔ルーメン(4)が斜めに切断されたシャフト
の最先端に位置しない様に切断することが望ましい。
この様にして作製したカテーテルを接続して、蒸溜水を
1.4mlシリンジにてバルーン膨張用一方弁(8)より注
入して接続部よりの蒸溜水の漏れを目視にて検査したが
24時間後にも漏れは認められなかった。
効果 本発明のようにバルーン付カテーテルをシャフト部分に
おいて分離可能とすることにより、従来は非常に難作業
であった膀胱鏡との併用が容易となり、シャフトの切断
部の断面形状を斜めに切断した形状または凹凸のある形
状とすることによって、接続部で空隙が設けられて、バ
ルーン膨張用細孔ルーメンを閉塞させることなく、容易
に接続することができる。
また、従来の脱着可能カテーテルと比較して製造コスト
が安く、脱着部分が軽量で、漏出の危険性がなく、脱着
操作が非常に容易なものが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のバルーン付カテーテルの概略図である。 第2図は本発明の着脱可能バルーン付カテーテルを分離
して示した概略図である。 第3図は本発明の着脱可能バルーン付カテーテルを接続
した場合の概略図である。 1……バルーン、2……先端開口部 3……シャフト、4……バルーン膨張用細孔ルーメン 5……主ルーメン、6……主ルーメン用コネクター 7……接続用カバーチューブ 8……バルーン膨張用一方弁 8′……バルーン膨張用チューブ 9……主ルーメンアダプター

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バルーン膨張用細孔ルーメン及び主ルーメ
    ンを有するバルーン付カテーテルにおいて、一部が着脱
    可能になっており、着脱可能部分のカテーテルの断面の
    形状が、装着した場合にバルーン膨張用細孔ルーメンの
    細孔を接続部分で空隙を設けることによって閉塞しない
    形状となっていることを特徴とする着脱可能バルーン付
    カテーテル。
  2. 【請求項2】前記着脱可能部分のカテーテルの断面が斜
    めに切断された形状を有することを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の着脱可能バルーン付カテーテル。
  3. 【請求項3】前記着脱可能部分のカテーテルの断面が凹
    凸形状を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の着脱可能バルーン付カテーテル。
JP61007610A 1986-01-17 1986-01-17 バル−ン付カテ−テル Expired - Fee Related JPH0757246B2 (ja)

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JP4648785B2 (ja) * 2005-07-20 2011-03-09 Hoya株式会社 内視鏡用体内留置バルーンカテーテル
CN101313168B (zh) * 2005-10-21 2013-04-03 道康宁公司 流体输送组件以及组装多个挠性管子和多支管的方法

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