JPH0757080A - 適応2値化制御方式 - Google Patents

適応2値化制御方式

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JPH0757080A
JPH0757080A JP5205975A JP20597593A JPH0757080A JP H0757080 A JPH0757080 A JP H0757080A JP 5205975 A JP5205975 A JP 5205975A JP 20597593 A JP20597593 A JP 20597593A JP H0757080 A JPH0757080 A JP H0757080A
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JP
Japan
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signal
circuit
video signal
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threshold
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JP5205975A
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English (en)
Inventor
Tsugihito Maruyama
次人 丸山
Jun Wakitani
潤 脇谷
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 映像信号を2値化する適応2値化制御方式に
関し、閾値を適応的に設定して映像信号を2値化する。 【構成】 投影マルチスリット光等を撮像した映像信号
の局所的に急峻な部分を検出する微分回路1と、この微
分回路1の所定レベル以上の微分出力信号によりトリガ
信号を出力するトリガ発生回路2と、このトリガ発生回
路2からのトリガ信号により映像信号の局所的に急峻な
立上り部分の信号レベルを保持して閾値信号を形成する
レベル設定回路3と、映像信号と閾値信号とを比較して
2値化する比較2値化回路4とを備え、映像信号の局所
的に急峻な立上り部分のレベルを閾値信号として、投影
スリット光等に対応した映像信号の局所的に急峻な立上
りを示す信号成分を2値化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号を2値化して
処理する為の適応2値化制御方式に関する。ロボットや
自動装置等の目となる三次元形状を入力する入力装置に
於いては、スポット光,スリット光,パターン光等の構
造照明光を被観測物体に照射し、フォトトランジスタ,
ラインセンサ,ビデオカメラ等のビジョンセンサによっ
て撮像し、その映像信号を2値化し、三角測量の原理に
基づいて被観測物体の表面の各点までの距離を算出する
三次元計測方式が採用されている。又ファクシミリに於
いても光学的に文字,図形等を読取った信号を2値化し
て伝送するものであり、又各種のパターン認識手段に於
いても、パターンを撮像した映像信号を2値化して認識
処理するものである。このような映像信号の2値化に於
いて、映像信号のレベル変動やノイズ等により影響を受
けないように、所望の精度で2値化することが要望され
ている。
【0002】
【従来の技術】三次元計測方式として、コード化マルチ
スリット光投影方式が知られており、例えば、2n 本の
マルチスリット光をn個のコード化マルチスリット光と
して被計測物体に順次投影し、それをビデオカメラ等に
より撮像し、マルチスリット光のそれぞれのスリット光
番号を識別して、被計測物体の各点の三次元位置を求め
て、被計測物体の三次元構造を認識するものである。
【0003】図17は従来例の2値化の説明図であり、
コード化マルチスリット光を被計測物体に投影して撮像
した1水平走査線の映像信号が(a)に示すように理想
的な場合は、閾値L1により2値化することにより、
(b)に示すように、コード化マルチスリット光に対応
した2値化信号が得られる。なお、HSは水平同期信号
を示し、三次元計測等に於ける映像信号の2値化に於い
ては、水平同期信号HSを除いて2値化するものであ
る。
【0004】しかし、実際には、コード化マルチスリッ
ト光を投影する電子シャッタの遮光が完全でないことや
コード化マルチスリット光以外の光が被計測物体に照射
され、又被計測物体の表面の不均一な反射率等によっ
て、(c)に示すように、映像信号は、バイアス成分や
ノイズ成分を含み、且つレベルが変動するものとなる。
このバイアス成分については、コード化マルチスリット
光を投影しない時の映像信号が例えば(g)に示すもの
となるから、(c)に示す映像信号から(g)に示す映
像信号を減算することにより、(d)に示す映像信号と
なる。
【0005】この(d)に示す映像信号を固定レベルの
閾値L2で2値化すると、(e)に示す2値化信号とな
り、又固定レベルの閾値L3(<L2)で2値化する
と、(f)に示す2値化信号となる。即ち、高いレベル
の閾値L2により2値化すると、スリット光の一部が脱
落した2値化信号となり、又低いレベルの閾値L3によ
り2値化すると、ノイズ成分を含めたS/Nの劣化した
2値化信号となる。
【0006】図18はコード化マルチスリット光投影に
よる三次元計測の説明図であり、液晶光学シャッタ等の
電子シャッタを総てオフとし(1)、無投影画像Aを格
納する(2)。即ち、コード化マルチスリット光を投影
しない状態で被計測物体を撮像することにより、図17
の(g)に示すバイアス成分を得ることができる。
【0007】次に、電子シャッタを制御して、コード化
マルチスリット光を被計測物体に投影し(3)、投影画
像Bを格納する(4)。即ち、電子シャッタを制御し
て、純2進コードやグレーコード等によりコード化した
マルチスリット光を被計測物体に投影し、テレビカメラ
等により撮像した映像信号を格納する。
【0008】次に、無投影画像Aと投影画像Bとの差分
(B−A)を求める(5)。即ち、図17の(c)に示
す映像信号から(g)に示す背景雑音に相当するバイア
ス成分を減算することにより、(d)に示す信号を得る
ものである。そして、閾値を設定して2値化する
(6)。この2値化画像をメモリに格納し(7)、コー
ド化マルチスリット光をコード数に従って繰り返し投影
したか否かを判定し(8)、終了していない場合はステ
ップ(3)に移行する。
【0009】
【発明が解決しようとする問題点】従来例の映像信号の
2値化手段に於いては、被計測物体の背景雑音に相当す
るバイアス成分の影響を除く為に、予め無投影画像を格
納することが必要であり、且つこの無投影画像と投影画
像との差分を求める演算が必要であるから、回路規模が
大きく且つ演算量が増加する欠点があった。
【0010】又被計測物体の反射率が低い個所或いはス
リット光の輝度が低い部分に対応する映像信号のレベル
が低くなり、その為に、閾値を高くすると、このスリッ
ト光部分を2値化できないことになり、又閾値を低くし
てこのスリット光部分を2値化できるようにすると、ノ
イズ成分をスリット光部分として2値化する問題があっ
た。従って、閾値設定の為には試行錯誤を重ねる必要が
あり、最適値の設定が容易でなかった。又平均レベルを
求めて自動的に閾値を設定することも提案されている
が、投影マルチスリット光を撮像した映像信号のよう
に、信号レベル変化が大きい場合には、閾値レベルの設
定が困難であり、且つノイズ成分を除いて2値化するこ
とは容易でなかった。本発明は、適応的に閾値を設定し
て、バイアス成分による影響を受けることなく、且つノ
イズ成分を除いて、映像信号を2値化することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の適応2値化制御
方式は、図1を参照して説明すると、入力された映像信
号の局所的に急峻な部分を検出する微分回路1と、この
微分回路1の所定レベル以上の微分出力信号によって一
定パルス幅のトリガ信号を出力するトリガ発生回路2
と、このトリガ発生回路2からのトリガ信号により映像
信号の局所的に急峻な立上り部分の信号レベルを保持し
て形成した閾値信号を出力するレベル設定回路3と、こ
のレベル設定回路3からの閾値信号と映像信号とを比較
して映像信号を2値化する比較2値化回路4とを備え
て、映像信号の局所的に急峻な立上り部分のレベルを閾
値信号として、映像信号を2値化する。
【0012】又映像信号とトリガ信号とのタイミングを
設定する第1のタイミング調整回路を、レベル設定回路
3の前段に設け、且つ映像信号と閾値信号とのタイミン
グを設定する第2のタイミング調整回路を、比較2値化
回路4の前段に設けることができる。
【0013】又レベル設定回路3からの閾値信号にオフ
セットを付加するレベル調整回路をレベル設定回路3の
後段に設けることができる。
【0014】又適応2値化制御方式に於いて、映像信号
に重畳されたノイズ成分を除去する平滑化回路を設ける
ことができる。
【0015】又映像信号の極大点を検出するピーク抽出
回路を設けて、このピーク抽出回路により抽出したピー
ク抽出信号を、比較2値化回路4に入力して、レベル設
定回路3又はレベル調整回路からの閾値信号により2値
化することができる。
【0016】又二次元の映像信号に重畳されたノイズ成
分を除去する二次元平滑化回路と、この二次元平滑化回
路からの平滑化映像信号の局所的に急峻な部分を検出す
る二次元微分回路と、この二次元微分回路の所定レベル
以上の微分出力信号によって一定パルス幅のトリガ信号
を出力するトリガ発生回路と、このトリガ発生回路から
のトリガ信号により平滑化映像信号の局所的に急峻な立
上り部分の信号レベルを保持して形成した閾値信号を出
力するレベル設定回路と、このレベル設定回路からの閾
値信号と平滑化映像信号とを比較して2値化する比較2
値化回路とを備えて、映像信号の局所的に急峻な立上り
部分のレベルを閾値信号とし、映像信号のレベル変化に
追従した閾値信号により映像信号を2値化することがで
きる。
【0017】又二次元の映像信号の極大点を検出する二
次元尾根点検出回路を設け、この二次元尾根点検出回路
により抽出した尾根点検出信号を比較2値化回路に入力
して2値化を行うことができる。
【0018】
【作用】微分回路1は、スリット光等に対応する映像信
号の局所的に急峻な部分を検出するものであり、又トリ
ガ発生回路2は、微分出力信号が所定のレベル以上の場
合に、一定パルス幅のトリガ信号を発生してレベル設定
回路3に加える。このレベル設定回路3は、映像信号の
局所的に急峻な立上り部分のレベルを保持することによ
り閾値信号を形成する。例えば、局所的に急峻に立上っ
た信号のピーク点までの中間のレベルをトリガ信号によ
ってサンプリングして保持する。従って、閾値信号は適
応的に設定されることになる。又比較2値化回路4は、
映像信号を閾値信号と比較して2値化する。従って、閾
値信号が適応的に設定されるから、映像信号のレベル変
動に対しても安定に2値化が可能となる。又ノイズ成分
は微分出力信号レベルが低いのでトリガ信号が発生しな
い。それによって、ノイズ成分は2値化されないことに
なる。
【0019】又微分回路1とトリガ発生回路2との動作
時間に対応してレベル設定回路3に於ける映像信号の局
所的に急峻な立上り部分をサンプリングする必要があ
り、第1のタイミング調整回路は、そのタイミングを調
整する。又第2のタイミング調整回路は、比較2値化回
路4に於ける映像信号と閾値信号との比較タイミングを
調整するものである。
【0020】又レベル設定回路3からの閾値信号にレベ
ル調整回路に於いてオフセットを付加することにより、
閾値信号のレベルを予め設定したオフセット値分だけ高
くし、第1,第2のタイミング調整回路に於けるタイミ
ング調整の余裕度を大きくすることができる。
【0021】又平滑化回路は、映像信号に重畳されたノ
イズ等を除去するものであり、それにより、微分回路1
による映像信号の局所的に急峻な立上り部分の微分出力
信号レベルのみを高くすることができる。従って、ノイ
ズによる影響を除いて映像信号の2値化が可能となる。
【0022】又ピーク抽出回路は、映像信号の極大点を
検出して、ピーク抽出信号を出力するもので、このピー
ク抽出信号とレベル調整回路3からの閾値信号とを比較
2値化回路4に於いて比較して映像信号の2値化を行う
ものである。
【0023】又二次元平滑化回路は、複数走査線による
複数画素について平滑化処理を行い、ノイズ成分を除去
するものである。又二次元微分回路は、複数走査線によ
る複数画素について微分処理を行い、二次元の映像信号
の局所的に急峻な立上り部分を検出し、トリガ発生回路
2から一定パルス幅のトリガ信号を発生させる。このト
リガ信号によりレベル設定回路3に於いて二次元の映像
信号の局所的に急峻な立上り部分のレベルを保持して閾
値信号を形成し、この閾値信号と映像信号とを比較2値
化回路4に於いて比較して、映像信号の2値化を行うも
のである。
【0024】又二次元尾根点検出回路は、二次元の映像
信号を処理して極大点を検出し、一次元の映像信号のピ
ーク抽出信号と同様な二次元尾根点検出信号を出力する
ものであり、この二次元尾根点検出信号と閾値信号とを
比較2値化回路4に於いて比較し、映像信号の2値化を
行うものである。
【0025】
【実施例】図2は本発明の第1の実施例の説明図であ
り、11は微分回路、12はトリガ発生回路、13はレ
ベル設定回路、14は比較2値化回路、15は第1のタ
イミング調整回路、16は第2のタイミング調整回路、
17は撮像装置である。この撮像装置17は、例えば、
テレビカメラにより構成され、コード化マルチスリット
光を投影した被計測物体を撮像し、その映像信号を微分
回路11と第1及び第2のタイミング調整回路15,1
6に加えることになる。
【0026】微分回路11は、映像信号の局所的に急峻
な部分を検出する為のものであり、その微分出力信号を
トリガ発生回路12に加える。トリガ発生回路12は、
所定レベル以上の微分出力信号の時に一定パルス幅のト
リガ信号を発生し、レベル設定回路13に加える。レベ
ル設定回路13は、第1のタイミング調整回路15を介
して加えられた映像信号のレベルをトリガ信号によって
保持することにより閾値信号を形成し、比較2値化回路
14に加える。比較2値化回路14は、第2のタイミン
グ調整回路16を介して加えられた映像信号と閾値信号
とを比較して、映像信号を2値化する。
【0027】図3は本発明の第1の実施例の動作説明図
であり、(a)はコード化マルチスリット光を投影した
被計測物体を撮像した1水平走査線分の映像信号の一例
を示し、スリット光に対応した信号成分とそれらの間の
ノイズ成分とを含むものである。又HSは水平同期信号
を示す。微分回路11は、この映像信号の水平同期信号
HSを除く部分を微分するものであり、その微分出力信
号は、例えば、(b)に示すものとなる。
【0028】トリガ発生回路12は、(b)に示す微分
出力信号をレベルLSと比較し、レベルLS以上の微分
出力信号の時に、(c)に示すような一定パルス幅のト
リガ信号を発生する。微分回路11からの微分出力信号
はノイズ成分に対しても発生するが、映像信号の局所的
に急峻な部分に比較してレベルが低い場合が一般的であ
るから、レベルLSと比較することにより、映像信号の
局所的に急峻な立上り部分に於いてのみトリガ信号を発
生することができる。即ち、(a)に示す映像信号のス
リット光に対応する信号成分に対する微分出力信号に対
してトリガ信号を発生し、ノイズ成分に対する微分出力
信号はレベルが低いので、トリガ信号を発生しないこと
になる。又レベル設定回路13は、水平同期信号HSの
直後は予め定めたレベルとし、次にトリガ信号により映
像信号の局所的に急峻な立上り部分のレベルを保持し、
(d)に示すように、映像信号のレベル変動に対応した
レベルの閾値信号を出力する。
【0029】例えば、(d’)に示すように、映像信号
aの局所的に急峻な立上り部分に対応するレベルをトリ
ガ信号cの立上りbのタイミングでレベル設定回路13
に加えるように、第1のタイミング調整回路15で映像
信号のタイミングを調整することにより、局所的に急峻
な立上り部のレベルdを閾値信号として形成することが
できる。即ち、急峻な立上りの途中のレベルを保持する
から、映像信号のレベルに対応した閾値信号を得ること
ができる。
【0030】この閾値信号と映像信号とを比較2値化回
路14で比較するもので、(e)に示すように、実線で
示す閾値信号と点線で示す映像信号とを比較することに
より、(f)に示すように、コード化マルチスリット光
に対応した2値化信号が得られる。
【0031】前述のように、映像信号の局所的に急峻な
立上り部分を微分処理により検出し、その微分出力信号
を基にトリガ信号を発生し、そのトリガ信号によって映
像信号の局所的に急峻な立上りの途中のレベルを保持し
て閾値信号を形成する場合、微分回路11とトリガ発生
回路12とレベル設定回路13とが処理遅延を無視でき
る構成であれば、図1に示すように、第1,第2のタイ
ミング調整回路15,16を設ける必要はない。しか
し、このような処理遅延を無視できるような高速動作の
回路は高価なものとなり、コストアップの要因となる。
従って、通常は処理遅延を無視できないような構成を用
いることになる。
【0032】このような処理遅延を有する構成に於いて
は、映像信号のタイミングを調整しないと、(g)に示
すように、実線の閾値信号のレベル変更時点と点線の映
像信号の局所的に急峻な立上り部分とが重なる場合が生
じ、2値化信号は(h)に示すように、正常な2値化信
号と短パルス幅のノイズ成分とを含むことになる。しか
し、本発明の第1の実施例のように、第1のタイミング
調整回路15により微分回路11とトリガ発生回路12
との処理遅延を補償し、第2のタイミング調整回路16
によりレベル設定回路13の処理遅延を補償することに
より、(e)に示すように、閾値信号のレベルが一定の
期間に於いて映像信号を比較して2値化することができ
るから、2値化の為のマージンを増大することができ
る。
【0033】図4は本発明の第1の実施例の詳細なブロ
ック図であり、図2と同一符号は同一部分を示し、18
はAD変換器(A/D)、21〜24,27,28,3
0,31−1〜31−n,32−1〜32−mはフリッ
プフロップ(FF)、25は減算器(SB)、26,2
9は比較器(CMP)であり、フリップフロップ21〜
24,27,30,31−1〜31−n,32−1〜3
2−mは、図示を省略したクロック信号により動作する
ものである。
【0034】撮像装置17からの映像信号は、AD変換
器18により例えば8ビット構成のディジタル信号に変
換される。微分回路11は、このディジタル映像信号
を、フリップフロップ21に加え、このフリップフロッ
プ21の出力信号と2個のフリップフロップ22,23
を介した出力信号とを減算器25に加えて差分を求め、
これを8ビット構成の微分出力信号としてフリップフロ
ップ24を介してトリガ発生回路12に加える。
【0035】トリガ発生回路12は、比較器26により
微分出力信号とレベルLSとを比較し、レベルLS以上
の微分出力信号の時に、フリップフロップ27から一定
パルス幅(図示を省略したクロック信号の1パルス分)
のトリガ信号(図3の(b),(c)参照)をレベル設
定回路13に加える。
【0036】第1のタイミング調整回路15は、トリガ
信号の立上りタイミングが、ディジタル映像信号の局所
的に急峻な立上り部分(図3の(d’)のb点)に一致
するように、フリップフロップ31−1〜31−nの個
数を選定し、レベル設定回路13のフリップフロップ2
8によりディジタル映像信号の局所的に急峻な立上り途
中のレベルを保持して閾値信号を形成する。
【0037】第2のタイミング調整回路16は、レベル
設定回路13からの8ビット構成の閾値信号のレベルが
一定の期間に、ディジタル映像信号のピーク点が現れる
ように、フリップフロップ32−1〜32−mの個数を
選定し、比較2値化回路14の比較器29にディジタル
映像信号と閾値信号とを加えて比較し、フリップフロッ
プ30を介して2値化信号を出力する。
【0038】図5は本発明の第2の実施例の説明図であ
り、図2と同一符号は同一部分を示し、33はレベル調
整回路である。このレベル調整回路33は、例えば、加
算器(ADD)34により構成し、レベル設定回路13
からの閾値信号THに対してオフセット信号OFを加算
して閾値信号TLとするものである。
【0039】図6は本発明の第2の実施例の動作説明図
であり、レベル設定回路13からの閾値信号THが
(a)に示す場合、レベル調整回路33によりオフセッ
ト信号OFを加算器34によって付加することにより、
(b)に示す閾値信号TLとなる。このようにオフセッ
ト信号OFを付加することにより、点線で示す映像信号
のピーク点のみを2値化することができる。即ち、第
1,第2のタイミング調整回路15,16によるタイミ
ング調整を厳密に行うことなく、(c)に示す2値化信
号を得ることができる。即ち、タイミング調整のマージ
ンを増加することができる。
【0040】図7は本発明の第3の実施例の説明図であ
り、図5と同一符号は同一部分を示し、35は平滑化回
路である。撮像装置からの映像信号には高周波のノイズ
成分が重畳される場合があり、平滑化回路35は、この
高周波のノイズ成分を除去するものである。この平滑化
回路35は、アナログ映像信号に対して平滑化処理を行
う構成とするか、又は前段にAD変換器を設けて、ディ
ジタル映像信号に対して平滑化処理を行う構成とするこ
とができる。
【0041】図8は本発明の第3の実施例の動作説明図
であり、(a)はノイズ成分が重畳された映像信号を示
し、平滑化回路35により高周波成分を除去することに
よって、(b)に示す映像信号とすることができる。そ
れにより、微分回路11による微分出力信号は(c)に
示すものとなり、トリガ発生回路12は微分出力信号と
レベルLSとを比較してトリガ信号を発生する。その
時、残存するノイズ成分の微分出力信号レベルは低いか
ら、ノイズ成分に対するトリガ信号は発生しないことに
なる。又トリガ発生回路12からのトリガ信号によりレ
ベル設定回路13は映像信号の局所的に急峻な立上り部
分のレベルを保持し、レベル調整回路33によりオフセ
ットを付加して、(d)に示す閾値信号を形成し、この
実線で示す閾値信号と点線で示す映像信号とを比較2値
化回路14に於いて比較することにより、(e)に示す
2値化信号を得ることができる。
【0042】図9は平滑回路の説明図であり、ディジタ
ル処理による構成を示し、41〜43,48はフリップ
フロップ(FF)、44〜46は加算器(ADD)、4
7はシフタ(SFT)である。映像信号の1画素を8ビ
ットでディジタル化し、フリップフロップ41,42,
43を介した各画素を加算器44,45,46により加
算する。この場合のフリップフロップ41〜43,48
も図示を省略したクロック信号により動作するものであ
る。
【0043】3個のフリップフロップ41〜43の中の
フリップフロップ42の出力の画素が注目画素となり、
この注目画素とその前の画素とを加算器44により加算
し、注目画素とその後の画素とを加算器45により加算
したそれぞれ10ビットの加算出力信号を、加算器46
により加算し、シフタ47により2ビットシフトして、
加算器46の出力信号を1/4とし、フリップフロップ
48を介して8ビット構成の平滑化ディジタル映像信号
を出力することになる。従って、フリップフロップと加
算器とを更に多数設けることにより、更に多数の画素を
含めて平滑化することも可能である。
【0044】図10は本発明の第4の実施例の説明図で
あり、図7と同一符号は同一部分を示し、36はピーク
抽出回路である。このピーク抽出回路36は、映像信号
の局所的に急峻な立上りを示す極大点を抽出するもので
あり、この実施例に於いては、第2のタイミング調整回
路16の前段に設けた場合を示すが、後段に設けること
も可能である。
【0045】図11は本発明の第4の実施例の動作説明
図であり、(a)に示す映像信号に対して、ピーク抽出
回路36は、(b)に示すように、映像信号の極大点を
検出してピーク抽出信号を出力する。又微分回路11,
トリガ発生回路12,レベル設定回路13及びレベル調
整回路33は、前述の各実施例と同様に動作するもの
で、それにより、(c)の実線で示す閾値信号を形成す
る。この閾値信号と点線で示すピーク抽出信号とを比較
2値化回路14に於いて比較し、(d)に示す2値化信
号を出力する。この場合、ノイズ成分のピーク抽出信号
も得られるが、閾値信号より低いレベルとなるから、2
値化されないことになる。
【0046】ピーク抽出回路36は、図11の(b)に
示すように、映像信号の極大点を検出してピーク抽出信
号を出力し、このピーク抽出信号以外は零レベルとする
ものであり、第1,第2のタイミング調整回路15,1
6によるタイミング調整の余裕度が大きくなる。又コー
ド化マルチスリット光を投影した被計測物体を撮像した
場合は、スリット光の位置を前述の各実施例に比較して
一層シャープに検出することが可能となる。又水平同期
信号HSの直後の閾値信号レベルの設定が容易となる。
【0047】図12はピーク抽出回路の説明図であり、
51〜53,58はフリップフロップ(FF)、54,
55は比較器(CMP)、56,57はアンド回路(A
ND)であり、フリップフロップ51〜53,58は図
示を省略したクロック信号により動作する。前述のよう
に、1画素を8ビット構成でディジタル信号に変換した
映像信号とすると、その映像信号はフリップフロップ5
1に加えられる。フリップフロップ52の出力を注目画
素とし、この注目画素とその前の画素とを比較器54に
より比較し、注目画素とその後の画素とを比較器55に
より比較し、何れも注目画素が大きい場合には、その注
目画素が極大点を示すから、アンド回路57を介してフ
リップフロップ52の出力の注目画素を、8ビット構成
のピーク抽出信号としてフリップフロップ58から出力
する。
【0048】前述の図12のピーク抽出回路は、1画素
分のピーク抽出信号とする場合を示すが、フリップフロ
ップ51〜53の個数を増加し、且つ比較器54,55
を増加して、極大点とその前後を含む複数画素分のピー
ク抽出信号とする構成も可能である。
【0049】図13は本発明の第5の実施例の説明図で
あり、61は二次元微分回路、62はトリガ発生回路、
63はレベル設定回路、64は比較2値化回路、65は
第1のタイミング調整回路、66は第2のタイミング調
整回路、67はレベル調整回路、68は二次元平滑化回
路である。
【0050】この実施例は二次元処理を行う場合を示
し、二次元平滑化回路68により、複数の水平走査線の
複数画素、例えば、3×3画素について平滑化処理を行
い、二次元微分回路61により、複数の水平走査線の複
数画素、例えば、3×3画素について微分処理を行うも
のである。そして、微分出力信号によりトリガ発生回路
62からトリガ信号を発生し、レベル設定回路63に於
いてトリガ信号により映像信号の局部的に急峻な立上り
部分のレベルを保持し、レベル調整回路67によりオフ
セットを付加して閾値信号とし、比較2値化回路64に
於いて映像信号を2値化するものである。
【0051】図14は二次元平滑化回路の説明図であ
り、71−1〜71−3,72−1〜72−3,73−
1〜73−3はフリップフロップ(FF)、74,75
は1水平走査線分を蓄積できる容量のラインシフタ、7
6は積和演算回路、77は積和演算回路の出力信号の除
算を行うバレルシフタである。
【0052】例えば、1画素8ビット構成のディジタル
映像信号が入力され、フリップフロップとラインシフタ
とにより、3本の水平走査線による3×3画素について
平滑化処理を行うものであり、この3×3画素につい
て、積和演算回路76に於けるフィルタ係数として、注
目画素は4、その上下左右の画素は2、斜め方向の画素
は1の重みを乗算して加算し、バレルシフタ77により
除算して二次元平滑化を行うものである。
【0053】図15は二次元微分回路の説明図であり、
81−1〜81−3,82−1〜82−3,83−1〜
83−3はフリップフロップ(FF)、84,85は1
水平走査線分を蓄積できる容量のラインシフタ、86は
積和演算回路、87は加算器である。1画素8ビット構
成のディジタル映像信号が入力され、フリップフロップ
とラインシフタとにより、図14に示す場合と同様に3
×3画素が積和演算回路86に入力される。
【0054】積和演算回路86は、例えば、図示のよう
なフィルタ係数をそれぞれ3×3画素の信号に対して乗
算し、加算出力を加算器87に加えることにより、二次
元微分出力信号をトリガ発生回路62に加えることにな
る。即ち、水平方向と垂直方向とにわたって局所的に急
峻に立上る信号成分を検出することになる。又コード化
マルチスリット光を被計測物体に投影して撮像した画像
内のスリット光が、ほぼ水平方向となった場合や、水平
方向のスリット光を投影した場合でも、輝度レベルの急
峻に変化する部分を抽出し、その急峻に立上る部分のレ
ベルを保持して閾値信号とすることができる。
【0055】図16は本発明の第6の実施例の説明図で
あり、91は二次元微分回路、92はトリガ発生回路、
93はレベル設定回路、94は比較2値化回路、95は
第1のタイミング調整回路、96は第2のタイミング調
整回路、97はレベル調整回路、98は二次元平滑化回
路、99は二次元尾根点検出回路である。
【0056】この実施例は、図13の第5の実施例に、
二次元尾根点検出回路99を設けた構成に相当する。こ
の二次元尾根点検出回路99は、例えば、3×3画素の
二次元構成に於ける極大点を検出し、二次元のピーク抽
出信号に相当する尾根点検出信号を得るものであり、例
えば、特開昭59−125474号公報に示された構成
を用いることができる。この二次元尾根点検出回路99
からの尾根点検出信号は、第2のタイミング調整回路9
6を介して比較2値化回路94に加えられ、又二次元微
分回路91による微分出力信号を基にトリガ発生回路9
2からトリガ信号を発生し、レベル設定回路93に於い
て、トリガ信号のタイミングに於ける映像信号の局所的
に急峻な立上り部分のレベルを保持し、レベル調整回路
97によりオフセットを付加して閾値信号とし、比較2
値化回路94に加えて、ピーク抽出信号を2値化するも
のである。
【0057】二次元尾根点検出回路99は、第2のタイ
ミング調整回路96の前段に設けた場合を示すが、第2
のタイミング調整回路96の後段に設けることも可能で
ある。又第1のタイミング調整回路95は、二次元微分
回路91とトリガ発生回路92との動作遅延を補償する
ものであり、又第2のタイミング調整回路96は、映像
信号の局所的に急峻な立上り部分のレベルに対応して変
更される閾値信号と、映像信号とのタイミングを調整す
るものである。
【0058】本発明は前述の各実施例にのみ限定される
ものではなく、種々付加変更することができるものであ
り、コード化マルチスリット光を被計測物体に投影して
撮像する三次元計測のみでなく、一般的な映像信号の2
値化にも適用できるものである。例えば、ファクシミリ
信号の2値化や、文字認識やパターン認識に於ける認識
用の映像信号を2値化する場合にも適用することができ
るものであり、照明むらや撮像装置の感度むら等による
映像信号のレベル変動に適応的に2値化の為の閾値信号
レベルを設定することができる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、微分回
路1により映像信号の局所的に急峻な部分を検出し、ト
リガ発生回路2により所定レベル以上の微分出力信号の
時に一定パルス幅のトリガ信号を発生し、レベル設定回
路3によりトリガ信号のタイミングで映像信号の局所的
に急峻な立上り部分のレベルを保持して閾値信号を形成
し、比較2値化回路4に於いて映像信号と閾値信号とを
比較して映像信号を2値化するものであり、閾値信号
は、映像信号のレベルに対応して適応的にそのレベルを
変更することができるから、例えば、被計測物体に投影
するマルチスリット光の輝度のばらつきや被計測物体の
表面の反射率の不均一さ等による映像信号のピーク値の
変動等があっても、それに適応的に追従して閾値信号を
形成することができる。従って、2値化信号のS/Nを
改善することができる利点がある。又従来例のように無
投影画像をバイアス成分として蓄積しておいて、投影画
像から減算する処理を省略することが可能であるから、
回路規模を小さくし、且つ演算量を削減することができ
る利点がある。
【0060】又第1,第2のタイミング調整回路を設け
ることにより、映像信号の局所的に急峻な立上り部分の
レベルを保持して閾値信号を形成する場合に、その閾値
信号のレベル変更時点に、映像信号の局所的に急峻に立
上るピーク部分が一致しないようにすることができ、そ
れにより、2値化信号に短パルス状のノイズ成分が含ま
れないようにすることができる。従って、2値化信号の
S/Nを改善することができる利点がある。
【0061】又レベル設定回路3による閾値信号に対し
て、レベル調整回路によりオフセットを付加して、比較
2値化回路4に加える閾値信号とすることにより、その
閾値信号のレベルが一定の期間内に映像信号の局所的に
急峻に立上るピーク部分を位置させることができ、第
1,第2のタイミング調整回路によるタイミング調整の
余裕度が大きくなり、ピーク点についてのみ2値化が可
能となって、2値化信号のS/Nを改善することができ
る利点がある。
【0062】又平滑回路を設けて、映像信号に重畳され
た高周波のノイズ成分を除去することにより、微分回路
1の微分出力信号レベルを、投影スリット光を撮像した
映像信号部分のように、局所的に急峻に立上る信号成分
を、残存しているノイズ成分についての微分出力信号レ
ベルより高くすることができ、それによって、局所的に
急峻に立上る信号成分のレベルを用いて閾値信号を形成
することができる。従って、2値化信号のS/Nを改善
することができる利点がある。
【0063】又ピーク抽出回路を設けて、映像信号の極
大点のピーク抽出信号を出力し、それ以外の期間は零レ
ベルとするもので、ノイズ成分についてもピーク抽出信
号が得られるが、そのレベルが閾値信号より低くなるか
ら、信号成分についてのみ2値化が可能となる。又閾値
信号のレベルが一定となる期間内に信号成分についての
ピーク抽出信号を位置させることが容易となり、2値化
信号のS/Nを改善することができる利点があり、且つ
ピーク抽出信号のパルス幅を狭くすることが容易である
から、時間幅の狭い2値化信号を得ることができ、又マ
ルチスリット光の投影位置識別を正確に検出することが
でき、三次元計測等に於ける距離計算を正確に行うこと
ができる利点がある。
【0064】又二次元平滑化回路と二次元微分回路とを
設けて、映像信号の二次元処理を行うことにより、マル
チスリット光と水平走査線との相対角度が小さい場合で
も、投影マルチスリット光を撮像した映像信号の2値化
を正確に行うことが可能となる利点がある。
【0065】又二次元尾根点検出回路を設けて、二次元
映像信号の極大点を検出し、尾根点検出信号を閾値信号
により2値化することにより、例えば、被計測物体に投
影されたマルチスリット光の投影位置を正確に検出する
ことができ、三次元計測等に於ける距離算出を正確に行
うことが可能となる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の第1の実施例の説明図である。
【図3】本発明の第1の実施例の動作説明図である。
【図4】本発明の第1の実施例の詳細なブロック図であ
る。
【図5】本発明の第2の実施例の説明図である。
【図6】本発明の第2の実施例の動作説明図である。
【図7】本発明の第3の実施例の説明図である。
【図8】本発明の第3の実施例の動作説明図である。
【図9】平滑化回路の説明図である。
【図10】本発明の第4の実施例の説明図である。
【図11】本発明の第4の実施例の動作説明図である。
【図12】ピーク抽出回路の説明図である。
【図13】本発明の第5の実施例の説明図である。
【図14】二次元平滑化回路の説明図である。
【図15】二次元微分回路の説明図である。
【図16】本発明の第6の実施例の説明図である。
【図17】従来例の2値化の説明図である。
【図18】コード化マルチスリット光投影による三次元
計測の説明図である。
【符号の説明】
1 微分回路 2 トリガ発生回路 3 レベル設定回路 4 比較2値化回路
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 1/00 G06F 15/64 400 M

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された映像信号の局所的に急峻な部
    分を検出する微分回路(1)と、 該微分回路(1)の所定レベル以上の微分出力信号によ
    って一定パルス幅のトリガ信号を出力するトリガ発生回
    路(2)と、 該トリガ発生回路(2)からのトリガ信号により前記映
    像信号の局所的に急峻な立上り部分の信号レベルを保持
    して形成した閾値信号を出力するレベル設定回路(3)
    と、 該レベル設定回路(3)からの前記閾値信号と前記映像
    信号とを比較して該映像信号を2値化する比較2値化回
    路(4)とを備え、 前記映像信号の局所的に急峻な立上り部分のレベルを閾
    値信号として、該映像信号のレベル変化に追従した閾値
    信号により該映像信号を2値化することを特徴とする適
    応2値化制御方式。
  2. 【請求項2】 前記映像信号と前記トリガ信号とのタイ
    ミングを設定する第1のタイミング調整回路を、前記レ
    ベル設定回路(3)の前段に設け、且つ前記映像信号と
    前記閾値信号とのタイミングを設定する第2のタイミン
    グ調整回路を、前記比較2値化回路(4)の前段に設け
    たことを特徴とする請求項1記載の適応2値化制御方
    式。
  3. 【請求項3】 前記レベル設定回路(3)からの前記閾
    値信号にオフセットを付加するレベル調整回路を前記レ
    ベル設定回路(3)の後段に設けたことを特徴とする請
    求項1記載の適応2値化制御方式。
  4. 【請求項4】 前記映像信号に重畳されたノイズ成分を
    除去する平滑化回路を設けたことを特徴とする請求項1
    記載の適応2値化制御方式。
  5. 【請求項5】 前記映像信号の極大点を検出するピーク
    抽出回路を設け、該ピーク抽出回路により抽出したピー
    ク抽出信号を、前記比較2値化回路(4)に入力して前
    記レベル設定回路(3)又はレベル調整回路からの閾値
    信号により2値化することを特徴とする請求光1記載の
    適応2値化制御方式。
  6. 【請求項6】 二次元の映像信号に重畳されたノイズ成
    分を除去する二次元平滑化回路と、該二次元平滑化回路
    からの平滑化映像信号の局所的に急峻な部分を検出する
    二次元微分回路と、該二次元微分回路の所定レベル以上
    の微分出力信号によって一定パルス幅のトリガ信号を出
    力するトリガ発生回路と、該トリガ発生回路からのトリ
    ガ信号により前記平滑化映像信号の局所的に急峻な立上
    り部分の信号レベルを保持して形成した閾値信号を出力
    するレベル設定回路と、該レベル設定回路からの閾値信
    号と前記平滑化映像信号とを比較して2値化する比較2
    値化回路とを備え、 前記映像信号の局所的に急峻な立上り部分のレベルを閾
    値信号として、該映像信号のレベル変化に追従した閾値
    信号により該映像信号を2値化することを特徴とする適
    応2値化制御方式。
  7. 【請求項7】 前記二次元の映像信号の極大点を検出す
    る二次元尾根点検出回路を設け、該二次元尾根点検出回
    路により抽出した尾根点検出信号を前記比較2値化回路
    に入力して2値化を行うことを特徴とする請求項6記載
    の適応2値化制御方式。
JP5205975A 1993-08-20 1993-08-20 適応2値化制御方式 Withdrawn JPH0757080A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007101565A (ja) * 2007-01-25 2007-04-19 Juki Corp 高さデータ処理方法
JP2008531999A (ja) * 2005-02-26 2008-08-14 ライボルト オプティクス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 積層プロセス用の光学式モニタリングシステム
US9002061B2 (en) 2012-03-02 2015-04-07 Casio Computer Co., Ltd. Image processing device, image processing method and computer-readable medium
US9007400B2 (en) 2012-03-08 2015-04-14 Casio Computer Co., Ltd. Image processing device, image processing method and computer-readable medium

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