JPH0756629A - 移動車の誘導設備 - Google Patents
移動車の誘導設備Info
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- JPH0756629A JPH0756629A JP5203821A JP20382193A JPH0756629A JP H0756629 A JPH0756629 A JP H0756629A JP 5203821 A JP5203821 A JP 5203821A JP 20382193 A JP20382193 A JP 20382193A JP H0756629 A JPH0756629 A JP H0756629A
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- vehicle
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 16
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 3
- 230000005674 electromagnetic induction Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
Landscapes
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 目的は、かかる移動車の誘導設備において、
移動車を誘導する誘導ラインの耐久性の向上を図ること
にある。 【構成】 床B上を走行する移動車Aの走行経路に沿っ
て、その移動車Aを誘導する誘導ラインDが敷設されて
いる移動車の誘導設備において、前記誘導ラインDが、
前記床Bの下面側に設けられている。
移動車を誘導する誘導ラインの耐久性の向上を図ること
にある。 【構成】 床B上を走行する移動車Aの走行経路に沿っ
て、その移動車Aを誘導する誘導ラインDが敷設されて
いる移動車の誘導設備において、前記誘導ラインDが、
前記床Bの下面側に設けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、床上を走行する移動車
の走行経路に沿って、その移動車を誘導する誘導ライン
が敷設されている移動車の誘導設備に関する。
の走行経路に沿って、その移動車を誘導する誘導ライン
が敷設されている移動車の誘導設備に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる移動車の誘導設備において、移動
車を誘導する誘導ラインは、電磁誘導方式又は光学誘導
方式のものが一般に使用されているが、従来では、その
誘導ラインを移動車が走行する床の上面側に敷設し、移
動車は、その誘導ラインに沿って床の上面を走行してい
た。
車を誘導する誘導ラインは、電磁誘導方式又は光学誘導
方式のものが一般に使用されているが、従来では、その
誘導ラインを移動車が走行する床の上面側に敷設し、移
動車は、その誘導ラインに沿って床の上面を走行してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
移動車の誘導設備では、移動車を誘導する誘導ラインを
床の上面側に敷設しているので、誘導ラインが移動車の
車輪との接触により破損し易い、又は汚れ易い等の問題
があり、このため誘導ラインの補修を度々行わなければ
ならならないものであった。本発明は上記の実情に鑑み
てなされたものであって、その目的は、かかる移動車の
誘導設備において、移動車を誘導する誘導ラインの耐久
性の向上を図ることにある。
移動車の誘導設備では、移動車を誘導する誘導ラインを
床の上面側に敷設しているので、誘導ラインが移動車の
車輪との接触により破損し易い、又は汚れ易い等の問題
があり、このため誘導ラインの補修を度々行わなければ
ならならないものであった。本発明は上記の実情に鑑み
てなされたものであって、その目的は、かかる移動車の
誘導設備において、移動車を誘導する誘導ラインの耐久
性の向上を図ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の移動車の誘導設
備は、床上を走行する移動車の走行経路に沿って、その
移動車を誘導する誘導ラインが敷設されているものであ
って、その第1特徴構成は、前記誘導ラインが、前記床
の下面側に設けられている点にある。第2特徴構成は、
前記床が多孔状に構成され、且つ、前記誘導ラインが光
反射帯にて構成されており、前記移動車は、前記多孔状
の床を通過して前記光反射帯から反射される光に基づい
て誘導されるように構成されている点にある。
備は、床上を走行する移動車の走行経路に沿って、その
移動車を誘導する誘導ラインが敷設されているものであ
って、その第1特徴構成は、前記誘導ラインが、前記床
の下面側に設けられている点にある。第2特徴構成は、
前記床が多孔状に構成され、且つ、前記誘導ラインが光
反射帯にて構成されており、前記移動車は、前記多孔状
の床を通過して前記光反射帯から反射される光に基づい
て誘導されるように構成されている点にある。
【0005】
【作用】本発明の第1特徴構成によれば、移動車は、床
下に設けられた誘導ラインに誘導されて床上を走行する
こととなる。このため、誘導ラインは、車輪と接触する
ことがなく、よって、移動車の車輪等により破損したり
汚れたりするということがないのである。第2特徴構成
によれば、床が多孔状に構成されているので、誘導ライ
ンとしての光反射帯を検出するための光は、その多孔状
の床を通過して伝達される。
下に設けられた誘導ラインに誘導されて床上を走行する
こととなる。このため、誘導ラインは、車輪と接触する
ことがなく、よって、移動車の車輪等により破損したり
汚れたりするということがないのである。第2特徴構成
によれば、床が多孔状に構成されているので、誘導ライ
ンとしての光反射帯を検出するための光は、その多孔状
の床を通過して伝達される。
【0006】
【発明の効果】本発明の第1特徴構成によれば、誘導ラ
インは、移動車の車輪等により破損したり汚れたりする
ということがないので、誘導ラインの耐久性の向上を図
ることができるに到った。ちなみに、従来の誘導ライン
は、床の上面側に設けられているので、誘導ラインの敷
設において、例えば床上面を陥没させてその中に誘導ラ
インを埋設する等の処理を行って、誘導ラインが容易に
移動してしまわないように敷設する必要があり、よっ
て、誘導ラインの敷設及び変更が容易に行えないもので
あったが、本発明の第1特徴構成によれば、誘導ライン
は床下に設けられているため、誘導ラインを簡単に取り
外しできるように敷設することができ、よって、誘導ラ
インの敷設及び変更を容易に行うことができるに到っ
た。第2特徴構成によれば、誘導ラインとしての光反射
帯を検出するための光を前記多孔状の床を通過させて伝
達することができるので、移動車側から床下に設けられ
た誘導ラインとしての光反射帯を確実に検出することが
できるに到った。
インは、移動車の車輪等により破損したり汚れたりする
ということがないので、誘導ラインの耐久性の向上を図
ることができるに到った。ちなみに、従来の誘導ライン
は、床の上面側に設けられているので、誘導ラインの敷
設において、例えば床上面を陥没させてその中に誘導ラ
インを埋設する等の処理を行って、誘導ラインが容易に
移動してしまわないように敷設する必要があり、よっ
て、誘導ラインの敷設及び変更が容易に行えないもので
あったが、本発明の第1特徴構成によれば、誘導ライン
は床下に設けられているため、誘導ラインを簡単に取り
外しできるように敷設することができ、よって、誘導ラ
インの敷設及び変更を容易に行うことができるに到っ
た。第2特徴構成によれば、誘導ラインとしての光反射
帯を検出するための光を前記多孔状の床を通過させて伝
達することができるので、移動車側から床下に設けられ
た誘導ラインとしての光反射帯を確実に検出することが
できるに到った。
【0007】
【実施例】以下、本発明の移動車の誘導設備をクリーン
ルームに適用した実施例を図面に基づいて説明する。本
実施例のクリーンルームでは、図4に示すように、天井
側よりHEPAフィルタFを通過させた空気を、多数の
孔aを有する(多孔状の)床Bの孔aを通過させて床下
側へと循環させている。そして、床Bの下面側には、図
5に示すように、移動車Aを誘導する誘導ラインとして
の光反射帯Dが敷設されており、移動車Aは、多孔状の
床Bを通過して前記光反射帯Dから反射される光に基づ
いて、誘導されるように構成されている。尚、床Bは、
複数の孔aを有する格子状の床形成部材B1を敷きつめ
て構成されており、その床形成部材B1夫々は、その床
形成部材B1を支持する支持部材Eに取り付け支持され
ている。又、床形成部材B1は、光を反射し難い材料に
て構成されている。
ルームに適用した実施例を図面に基づいて説明する。本
実施例のクリーンルームでは、図4に示すように、天井
側よりHEPAフィルタFを通過させた空気を、多数の
孔aを有する(多孔状の)床Bの孔aを通過させて床下
側へと循環させている。そして、床Bの下面側には、図
5に示すように、移動車Aを誘導する誘導ラインとして
の光反射帯Dが敷設されており、移動車Aは、多孔状の
床Bを通過して前記光反射帯Dから反射される光に基づ
いて、誘導されるように構成されている。尚、床Bは、
複数の孔aを有する格子状の床形成部材B1を敷きつめ
て構成されており、その床形成部材B1夫々は、その床
形成部材B1を支持する支持部材Eに取り付け支持され
ている。又、床形成部材B1は、光を反射し難い材料に
て構成されている。
【0008】次に移動車Aの構成について説明する。移
動車Aは、図2に示すように、2個の走行用の駆動輪3
と、2個の従動輪4とにより走行するように構成されて
おり、この駆動輪3は、走行用モータ33にて駆動輪3
を推進駆動させると共に、操向用モータ32にて操向駆
動されるように構成されている。更に、移動車Aには、
図1,図2に示すように、移動車Aの走行路のマップ情
報を記憶した記憶装置59と、基準方向に対する移動車
Aの傾きを検出するレートジャイロ51と、移動車Aの
走行距離を検出する走行距離検出手段としてのエンコー
ダ52と、移動車Aの現在位置を検出する現在位置検出
手段54と、移動車Aの走行を制御する制御手段55
と、管理手段Cとの間で無線通信を行う移動車A側の通
信装置56と、ステーションSTで物品の移載作業を行
う際にステーションSTとの間で物品の載置状態を通信
する光通信装置57と、光反射帯Dを検出する前後一対
の光センサ58(発光素子と受光素子からなる)と、ス
テーションST側面に設けられた停止位置マーク(図示
せず)を検出するマーク検出手段60とが設けられてい
る。尚、図中、53は走行用モータ33のモータ駆動回
路であり、走行用モータ33は、モータ駆動回路53及
びエンコーダ52を内蔵している。
動車Aは、図2に示すように、2個の走行用の駆動輪3
と、2個の従動輪4とにより走行するように構成されて
おり、この駆動輪3は、走行用モータ33にて駆動輪3
を推進駆動させると共に、操向用モータ32にて操向駆
動されるように構成されている。更に、移動車Aには、
図1,図2に示すように、移動車Aの走行路のマップ情
報を記憶した記憶装置59と、基準方向に対する移動車
Aの傾きを検出するレートジャイロ51と、移動車Aの
走行距離を検出する走行距離検出手段としてのエンコー
ダ52と、移動車Aの現在位置を検出する現在位置検出
手段54と、移動車Aの走行を制御する制御手段55
と、管理手段Cとの間で無線通信を行う移動車A側の通
信装置56と、ステーションSTで物品の移載作業を行
う際にステーションSTとの間で物品の載置状態を通信
する光通信装置57と、光反射帯Dを検出する前後一対
の光センサ58(発光素子と受光素子からなる)と、ス
テーションST側面に設けられた停止位置マーク(図示
せず)を検出するマーク検出手段60とが設けられてい
る。尚、図中、53は走行用モータ33のモータ駆動回
路であり、走行用モータ33は、モータ駆動回路53及
びエンコーダ52を内蔵している。
【0009】光センサ58は、多孔状の床Bを通過して
光反射帯Dから反射される車体横幅方向の光を検出する
ラインセンサにて構成されており、光反射帯D検出時の
光センサ58の出力を2値化すると、図6に示すように
なる。図中、f1,f4は光反射帯Dのエッジ部分を示
しており、f2,f3は床形成部材B1の格子部分を示
している。従って、制御手段55は、光センサ58の出
力より光反射帯Dのエッジ部分f1,f4を検出し、そ
のf1,f4の中心を光反射帯Dの中心として検出し、
その検出結果に基づいて、駆動輪3の操向を制御するよ
うに構成されている。尚、床形成部材B1は格子状に構
成されているため、床形成部材B1の車体横方向の格子
により、光センサ58の出力は、短時間の間、零となる
が、その場合には、制御手段55は、その出力零を生じ
る以前の駆動輪3の操向方向を維持するように構成され
ている。
光反射帯Dから反射される車体横幅方向の光を検出する
ラインセンサにて構成されており、光反射帯D検出時の
光センサ58の出力を2値化すると、図6に示すように
なる。図中、f1,f4は光反射帯Dのエッジ部分を示
しており、f2,f3は床形成部材B1の格子部分を示
している。従って、制御手段55は、光センサ58の出
力より光反射帯Dのエッジ部分f1,f4を検出し、そ
のf1,f4の中心を光反射帯Dの中心として検出し、
その検出結果に基づいて、駆動輪3の操向を制御するよ
うに構成されている。尚、床形成部材B1は格子状に構
成されているため、床形成部材B1の車体横方向の格子
により、光センサ58の出力は、短時間の間、零となる
が、その場合には、制御手段55は、その出力零を生じ
る以前の駆動輪3の操向方向を維持するように構成され
ている。
【0010】次に、駆動輪3及び従動輪4の構造を、図
2,図3にて説明する。走行用モータ33は、駆動スプ
ロケット61、チェーン62、従動スプロケット63を
介して駆動輪3を駆動するように構成されている。尚、
図中64は、チェーン62のテンション用スプロケット
である。駆動輪3は、縦軸芯P周りで回動するようにベ
アリング65を介して車体フレーム2に取り付けられて
いる。操向用モータ32は、駆動スプロケット68、チ
ェーン67、従動スプロケット66を介して駆動輪3の
操向を制御するように構成されている。従動輪4は、縦
軸芯Q周りで自由に回動するようにベアリング69を介
して車体フレーム2に取り付けられている。尚、図中、
1は物品を移載するための移動車Aの物品移載装置であ
り、その構成は省略するものとする。
2,図3にて説明する。走行用モータ33は、駆動スプ
ロケット61、チェーン62、従動スプロケット63を
介して駆動輪3を駆動するように構成されている。尚、
図中64は、チェーン62のテンション用スプロケット
である。駆動輪3は、縦軸芯P周りで回動するようにベ
アリング65を介して車体フレーム2に取り付けられて
いる。操向用モータ32は、駆動スプロケット68、チ
ェーン67、従動スプロケット66を介して駆動輪3の
操向を制御するように構成されている。従動輪4は、縦
軸芯Q周りで自由に回動するようにベアリング69を介
して車体フレーム2に取り付けられている。尚、図中、
1は物品を移載するための移動車Aの物品移載装置であ
り、その構成は省略するものとする。
【0011】次に、記憶装置59について説明する。こ
の記憶装置59には、移動車Aの床B上(マップ上)に
おける、各ステーションSTでの停止位置及び前記光反
射帯Dの位置等のマップ情報と、各ステーションST夫
々を区別する識別情報とより構成されている。尚、ステ
ーションSTには、図1に示すように、管理手段Cと通
信を行うための通信装置(図示せず)が設けられてお
り、この通信装置を介してステーションSTから管理手
段Cに対して物品の搬送要求を行うように構成されてい
る。
の記憶装置59には、移動車Aの床B上(マップ上)に
おける、各ステーションSTでの停止位置及び前記光反
射帯Dの位置等のマップ情報と、各ステーションST夫
々を区別する識別情報とより構成されている。尚、ステ
ーションSTには、図1に示すように、管理手段Cと通
信を行うための通信装置(図示せず)が設けられてお
り、この通信装置を介してステーションSTから管理手
段Cに対して物品の搬送要求を行うように構成されてい
る。
【0012】次に、現在位置検出手段54について説明
する。この現在位置検出手段54は、移動車Aが光反射
帯Dを検出して走行する場合には、エンコーダ52の検
出結果と光反射帯Dの敷設位置(マップ情報)とに基づ
いて、マップ上における移動車Aの現在位置を検出し、
移動車Aが自律走行する場合(光反射帯Dを検出しない
で走行する場合)には、レートジャイロ51とエンコー
ダ52の検出結果に基づいてマップ上における移動車A
の現在位置を検出するように構成されている。更に、移
動車AがステーションSTに停止するにおいて、マーク
検出手段60にてステーションST側面のマークを検出
するに伴い、現在位置検出手段54は、マーク検出位置
情報(マップ情報)に基づいてマップ上における移動車
Aの現在位置を修正するように構成されている。
する。この現在位置検出手段54は、移動車Aが光反射
帯Dを検出して走行する場合には、エンコーダ52の検
出結果と光反射帯Dの敷設位置(マップ情報)とに基づ
いて、マップ上における移動車Aの現在位置を検出し、
移動車Aが自律走行する場合(光反射帯Dを検出しない
で走行する場合)には、レートジャイロ51とエンコー
ダ52の検出結果に基づいてマップ上における移動車A
の現在位置を検出するように構成されている。更に、移
動車AがステーションSTに停止するにおいて、マーク
検出手段60にてステーションST側面のマークを検出
するに伴い、現在位置検出手段54は、マーク検出位置
情報(マップ情報)に基づいてマップ上における移動車
Aの現在位置を修正するように構成されている。
【0013】次に、制御手段55による移動車Aの走行
制御について説明する。制御手段55は、現在位置検出
手段54にて判別された移動車Aの現在位置に基づい
て、走行用モータ33及び操向用のモータ32を夫々駆
動させ、移動車Aの走行を制御するように構成されてい
る。つまり、制御手段55は、光反射帯Dに沿って走行
するにおいて、光センサ58及びエンコーダ52の検出
結果に基づいてマップ情報における移動車Aの現在位置
を判別しながら光反射帯Dによる設定走行コースに沿っ
た走行を実行し、自律走行するにおいて、レートジャイ
ロ51及びエンコーダ52の検出結果に基づいてマップ
情報における移動車Aの現在位置を判別しながら設定走
行コースに沿った走行を実行するように構成されてい
る。
制御について説明する。制御手段55は、現在位置検出
手段54にて判別された移動車Aの現在位置に基づい
て、走行用モータ33及び操向用のモータ32を夫々駆
動させ、移動車Aの走行を制御するように構成されてい
る。つまり、制御手段55は、光反射帯Dに沿って走行
するにおいて、光センサ58及びエンコーダ52の検出
結果に基づいてマップ情報における移動車Aの現在位置
を判別しながら光反射帯Dによる設定走行コースに沿っ
た走行を実行し、自律走行するにおいて、レートジャイ
ロ51及びエンコーダ52の検出結果に基づいてマップ
情報における移動車Aの現在位置を判別しながら設定走
行コースに沿った走行を実行するように構成されてい
る。
【0014】光反射帯Dは、図7に示すように、縦横方
向に伸びるの光反射帯Da1,Da2,Da3,Db1,Db2と
より構成されており、管理手段Cは、走行を指令する移
動車Aの位置、その移動車Aの行き先ステーションST
の位置、及びその他の移動車Aの位置等種々の条件に基
づいて、移動車Aの走行コースを設定し、その設定走行
コースを通信装置56にて移動車Aに送信するように構
成されている。移動車Aの走行コースは、光反射帯Dに
沿って走行するコースと自律走行するコースとより構成
されており、例えば、光反射帯Da1を検出する検出状態
より光反射帯Da2を検出することができるまで移動車A
を横方向に自律走行させるe1のコース、光反射帯Da1
を検出する検出状態より光反射帯Da2を検出することが
できるまで移動車Aを斜め走行させるe2 のコース、移
動車Aを一旦停止させた状態で車体を90度ターン(ス
ピンターン)させて光反射帯Da1より光反射帯D b1へと
走行させるe3 のコース、光反射帯Da1を検出する検出
状態より光反射帯Db2を検出するまで移動車Aを90度
旋回(自律走行)させるe4 のコース等種々のコースを
自由に設定することができるように構成されている。
向に伸びるの光反射帯Da1,Da2,Da3,Db1,Db2と
より構成されており、管理手段Cは、走行を指令する移
動車Aの位置、その移動車Aの行き先ステーションST
の位置、及びその他の移動車Aの位置等種々の条件に基
づいて、移動車Aの走行コースを設定し、その設定走行
コースを通信装置56にて移動車Aに送信するように構
成されている。移動車Aの走行コースは、光反射帯Dに
沿って走行するコースと自律走行するコースとより構成
されており、例えば、光反射帯Da1を検出する検出状態
より光反射帯Da2を検出することができるまで移動車A
を横方向に自律走行させるe1のコース、光反射帯Da1
を検出する検出状態より光反射帯Da2を検出することが
できるまで移動車Aを斜め走行させるe2 のコース、移
動車Aを一旦停止させた状態で車体を90度ターン(ス
ピンターン)させて光反射帯Da1より光反射帯D b1へと
走行させるe3 のコース、光反射帯Da1を検出する検出
状態より光反射帯Db2を検出するまで移動車Aを90度
旋回(自律走行)させるe4 のコース等種々のコースを
自由に設定することができるように構成されている。
【0015】尚、以上の如く、光反射帯Dを縦横方向に
直線状に敷設して、移動車Aを誘導するように構成され
ているので、移動車Aの旋回コースに合わせて光反射帯
Dを屈曲させて敷設する必要がなく、よって、光反射帯
Dの敷設を容易に行うことができるように構成されてい
る。
直線状に敷設して、移動車Aを誘導するように構成され
ているので、移動車Aの旋回コースに合わせて光反射帯
Dを屈曲させて敷設する必要がなく、よって、光反射帯
Dの敷設を容易に行うことができるように構成されてい
る。
【0016】〔別実施例〕 上記実施例では、本発明の移動車の誘導設備をクリ
ーンルームに適用した例を示しているが、クリーンルー
ムに限定されるものではない。例えば、一般の工場等に
適用する場合には、工場の床上に、移動車Aの走行する
床Bを別途設け、工場の床と前記床Bとの間に移動車A
を誘導する誘導ラインDを敷設するようにしても良い。 上記実施例では、光反射帯Dを縦横方向に直線状に
敷設しているが、移動車Aの旋回コースに合わせて光反
射帯Dを屈曲させて敷設するようにしても良い。 上記実施例は、移動車Aを誘導する誘導ラインとし
ての光反射帯Dが床Bの下面側に敷設され、その光反射
帯Dを検出する光センサ58が移動車Aに設けられて構
成されている、つまり光学誘導方式にて構成されている
が、電磁誘導方式にて構成するようにしても良い。尚、
この電磁誘導方式の場合には、床Bに多数の孔aを設け
なくても良いが、床Bの材質を磁気妨害しないものにす
る必要がある。 上記実施例では、光センサ58の出力より光反射帯
Dのエッジ部分f1,f4を検出し、そのf1,f4の
中心を光反射帯Dの中心として検出しているが、光セン
サ58の出力より床形成部材B1の格子部分を示すf
2,f3(或いは何方か一方)を検出し、その検出結果
より光反射帯Dの中心を検出するようにしても良い。 上記実施例では、床Bの下面側に、移動車Aを誘導
する誘導ラインDを敷設しているが、誘導ラインDを、
例えば図8に示すように、床Bの下に設けた支持部材G
上に設けるようにしても良い。尚、この支持部材Gを移
動自在に構成することにより、誘導ラインDの敷設及び
変更を容易に行うことができる。 上記実施例では、自律走行するにおいて、レートジ
ャイロ51及びエンコーダ52の検出結果に基づいてマ
ップ情報における移動車Aの現在位置を判別しながら設
定走行コースに沿った走行を実行するように構成されて
いるが、自律走行部分が短い場合には、エンコーダ52
の検出結果のみに基づいて自律走行するようにしても良
い。
ーンルームに適用した例を示しているが、クリーンルー
ムに限定されるものではない。例えば、一般の工場等に
適用する場合には、工場の床上に、移動車Aの走行する
床Bを別途設け、工場の床と前記床Bとの間に移動車A
を誘導する誘導ラインDを敷設するようにしても良い。 上記実施例では、光反射帯Dを縦横方向に直線状に
敷設しているが、移動車Aの旋回コースに合わせて光反
射帯Dを屈曲させて敷設するようにしても良い。 上記実施例は、移動車Aを誘導する誘導ラインとし
ての光反射帯Dが床Bの下面側に敷設され、その光反射
帯Dを検出する光センサ58が移動車Aに設けられて構
成されている、つまり光学誘導方式にて構成されている
が、電磁誘導方式にて構成するようにしても良い。尚、
この電磁誘導方式の場合には、床Bに多数の孔aを設け
なくても良いが、床Bの材質を磁気妨害しないものにす
る必要がある。 上記実施例では、光センサ58の出力より光反射帯
Dのエッジ部分f1,f4を検出し、そのf1,f4の
中心を光反射帯Dの中心として検出しているが、光セン
サ58の出力より床形成部材B1の格子部分を示すf
2,f3(或いは何方か一方)を検出し、その検出結果
より光反射帯Dの中心を検出するようにしても良い。 上記実施例では、床Bの下面側に、移動車Aを誘導
する誘導ラインDを敷設しているが、誘導ラインDを、
例えば図8に示すように、床Bの下に設けた支持部材G
上に設けるようにしても良い。尚、この支持部材Gを移
動自在に構成することにより、誘導ラインDの敷設及び
変更を容易に行うことができる。 上記実施例では、自律走行するにおいて、レートジ
ャイロ51及びエンコーダ52の検出結果に基づいてマ
ップ情報における移動車Aの現在位置を判別しながら設
定走行コースに沿った走行を実行するように構成されて
いるが、自律走行部分が短い場合には、エンコーダ52
の検出結果のみに基づいて自律走行するようにしても良
い。
【0017】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】移動車の誘導設備の構成を示すブロック図
【図2】移動車の構造を示す平面図
【図3】移動車の構造を示す側面図
【図4】クリーンルームの構成を示す側面図
【図5】誘導ラインの敷設構造を示す平面図
【図6】光センサの検出結果を示す図
【図7】移動車の走行コース説明図
【図8】別実施例にかかる誘導ラインの敷設構造を示す
側面図
側面図
A 移動車 B 床 D 誘導ライン
Claims (2)
- 【請求項1】 床(B)上を走行する移動車(A)の走
行経路に沿って、その移動車(A)を誘導する誘導ライ
ン(D)が敷設されている移動車の誘導設備であって、 前記誘導ライン(D)が、前記床(B)の下面側に設け
られている移動車の誘導設備。 - 【請求項2】 前記床(B)が多孔状に構成され、且
つ、前記誘導ライン(D)が光反射帯にて構成されてお
り、 前記移動車(A)は、前記多孔状の床(B)を通過して
前記光反射帯から反射される光に基づいて誘導されるよ
うに構成されている請求項1記載の移動車の誘導設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5203821A JPH0756629A (ja) | 1993-08-18 | 1993-08-18 | 移動車の誘導設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5203821A JPH0756629A (ja) | 1993-08-18 | 1993-08-18 | 移動車の誘導設備 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0756629A true JPH0756629A (ja) | 1995-03-03 |
Family
ID=16480277
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5203821A Pending JPH0756629A (ja) | 1993-08-18 | 1993-08-18 | 移動車の誘導設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0756629A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6272028B1 (en) | 1999-09-06 | 2001-08-07 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Power converter apparatus |
JP2019056987A (ja) * | 2017-09-20 | 2019-04-11 | ソーシャルロボティクス株式会社 | ロボット用台車及びロボットの走行制御方法 |
-
1993
- 1993-08-18 JP JP5203821A patent/JPH0756629A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6272028B1 (en) | 1999-09-06 | 2001-08-07 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Power converter apparatus |
JP2019056987A (ja) * | 2017-09-20 | 2019-04-11 | ソーシャルロボティクス株式会社 | ロボット用台車及びロボットの走行制御方法 |
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