JPH0756121B2 - レール固定装置のための挿し込み具、レール固定装置のためのレール固定アセンブリ、およびレール固定装置 - Google Patents

レール固定装置のための挿し込み具、レール固定装置のためのレール固定アセンブリ、およびレール固定装置

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JPH0756121B2
JPH0756121B2 JP62042469A JP4246987A JPH0756121B2 JP H0756121 B2 JPH0756121 B2 JP H0756121B2 JP 62042469 A JP62042469 A JP 62042469A JP 4246987 A JP4246987 A JP 4246987A JP H0756121 B2 JPH0756121 B2 JP H0756121B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は,軌道車が走行するレールを固定する弾性を有
するレール固定クリップを保持するベース板等のレール
支持台と共に用いられる挿し込み具(以下インサートと
云う)に関する。
〔従来の技術〕
レールを枕木に支持するのにベース板が使用されるが,
このベース板の機能は定められた範囲にゲージを保持す
るにある。通常レールの脚部とベース板はベース板の開
口部を通して打込まれる犬釘によって保持され,犬釘の
頭部がレール脚部に引掛けられる。
近時弾性クリップを使ってレールをベース板に固定する
方法への要求が高まっているが上記の従来の犬釘は,そ
の犬釘とレールとの間の緩みを許容しない弾性を有さな
い。これらの従来の方法では弾性クリップを使うのに不
適である。
本発明に類似した先行技術として米国特許第2,333,518
がある。この特許には,ベース板の下側にあって把持可
能な親指を持つ足を備えたねじ切りボルトと足が傾いた
とき上面にもたれかかるヒールとが開示されている。
しかし,その装置ではU字状の二叉クリップに不向きで
ある。第1にねじ切りボルトの端部にナットを使うこと
は,時間の経過とともに緩む可能性があり信頼性に欠け
る,第2にねじ部が錆のためその強度を失う,第3に,U
字状のクリップがはめ込まれる際ボルトが傾くのを防ぐ
装置がないしまた容易に造れそうもない。更にその明細
書に記載されているようにらせんばねが使われるとして
も,傾きを妨げるためにスプリングから出される力の量
は,スプリングが片側に圧された分だけ他方の側に解放
されるものだから比較的小さい。しかも何らかの理由で
レールの足が固定具から外れると直ちに傾きが生じる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
鉄道線路の維持で遭遇する問題点の1つは,犬釘,特に
直接レールに係合している犬釘が枕木(特に木製枕木)
から緩んで,ベース板とレールとを,支持する枕木から
動かしてしまうということである。
ある特殊な弾性固定装置にあっては、T字形ボルトを使
ってレールをベース板に接触させている弾性クリップを
その位置に保持しているが,この装置においてはボルト
を設けることによるコスト高,あるいは溶接のためにボ
ルトが固定されるベース板の支持部が弱体化するという
問題がある。従って本発明の目的は上記欠陥を改良する
ことにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明においては,レールを枕木に固定するのにベース
板を用いる固定方式において,インサートを用いるもの
であって,そのインサートはベース板の下側に伸びる脛
部を有し,その上端はクリップに係合してクリップを圧
縮状態に維持してレールをベース板に付勢し,下端部は
ベース板の下側に位置しており,その下端部にはクリッ
プから加えられる力によりインサートが引き外れるのを
阻止する衝合面を有している。そして更に前記上端には
下向きのクリップ係合面がついていて,クリップを前記
脛部と交差する方向にとり付けられるようになってい
る。
〔実施例〕
第1図及び第2図でレール10が軌道車の車輪に係合して
いる様子が模式的に示されている。レール10は枕木(図
示しない)に固定されたレール支持台としてのベース板
11上に支持されている。通常は,ベース板11は犬釘によ
り木製枕木上に支持されている。犬釘はベース板11に形
成されている開口12を貫通している。レール10は頭部39
と足部としての脚部13がウェブ14で連結されている。脚
部13は直接ベース板11上に搭載され,レール10の長手方
向に伸びて設けられている2つのリブ15によって所定位
置に保持されている。ベース板11は更にインサート17が
通る開口16を有す。インサート17はクリップ18を用い
る,弾性を有する線路固定装置の部分である。クリップ
18は公知の構造であり一般的には二本の足20と21が突出
するベース19を有するU字形をなす。足21はインサート
17の上端部である頭部22と接する一方、足20はレール10
の脚部13と接する。頭部22は脚部13に対してクリップ18
を圧縮することで脚部13をベース板11に係合する方向へ
と付勢している。更に詳しくは,クリップ18が挿入され
たとき,足20と21は互いに接近する方向へたわみこれに
より変形する。足21は溝23によって分割されているので
インサート17がその間を通れるようになっており,足20
もまた同様に溝24を備えている。
第2図でよく分るように,前記インサート17は足21と係
合する頭部22を有する。頭部22はT字形をしており,2つ
の水平方向に伸びるアーム35を有する。アーム35は一般
にレール10と平行に伸び,クリップ18と係合する下向き
の面36を有する。インサート17は、基本的には頭部22を
有する上端とベース板11の下に位置する下端部である下
端26とを有する脛部材である脛25からなる。下端26には
下の受け面部である受面27があってベース板11の下面28
と係合している。脛25の段部である受面27は,クリップ
18によって加えられる力でインサート17が外れるのを妨
げる。脛25には更にベース板11の上面30と係合する他の
受け面部である他の受面29がある。この受面29はインサ
ート17が後方に傾くのを妨げる。受面29にはインサート
17の挿入が行われるときその助けとなるように衝激力が
加えられる段部31が設けてある。受面29は受面27と共同
して更にインサート17の作動位置も画定する。
脛25の下端26の背面には下端26が開口16を通って挿入さ
れるときのための逃げ面32が設けられている。インサー
ト17が挿入されたときインサートの長軸は水平に対し傾
く必要があるからである。例えば,端部26が脛25の長軸
上で垂直に対し20゜傾いているとすると,下端26は開口
16を通って受面27をベース板11の下面28へ係合させるこ
とができる。インサート17を挿入するときには肩部3に
対して衝激力を加える必要があるだろう。
クリップ18は,各足21にできた凹部34内に位置する頭部
22の頂上部33によって作動位置内に保持されている。従
って,レール10のどんな横の動きもクリップ18をインサ
ート17に対して動かすようにはならない。クリップ18も
またベース板11と係合しているので,クリップ18はレー
ルのひずみすなわちレールの長手方向への伸長を,ベー
ス板11とレール10の摩擦係合によって阻止する。
クリップ18を挿入している間,金床を頭部22とウエブ14
との間に入れてレール10の方へ頭部22が動かないように
するのがよい。従って,クリップ18が脛25と交差する方
向に挿入されるとき,頭部22はレール10の方へ傾くこと
はない。
第6-8図において第1及び第2図でのインサート17に代
えて使用されるインサート40を模式的に示す。基本的に
は第1及び第2図のインサート17が木製枕木に以前に形
成されていた犬釘用開口に用いられるように設計されて
いる。第6-8図のインサート40には先細りの下端41がつ
いており“軟い”木製枕木に刺せるようになっている。
従って,枕木には犬釘用開口を設ける必要がない。イン
サート40はインサート17と共通の特徴を有し,その共通
の特徴についてはインサート17と同記号を付してある。
第3-5図は他のインサート45を例示している。その下端4
6はインサート40の下端41に代えて“のみ”状端縁47が
設けられ,枕木に犬釘用開口がない場合に用いられるよ
うになっている。
第9図では,第1及び2図に示した固定装置の代替とし
て弾性を有する固定装置のインサート50,クリップ51を
模式的に示している。この特殊な実施例では,インサー
ト50はインサート45の構成と同じように“のみ”端縁を
備えている。しかしながら,頭部22はクリップ51の直線
部53を受容する交差路52を有する。クリップ51はレール
脚部が係合する部分54とベース板係合部分55を有してい
る。実用する場合,クリップ51がインサート50に供給さ
れると,直線部53が交差路52を通過し,部分54と55はそ
れぞれレール脚部及びベース板に係合する。この位置で
は,クリップ51はレールをベース板と接触させるために
弾性的に変形している。クリップ51は公知の構成であり
商標“RADROL"で販売されている。クリップ51が,それ
を脛25と交差する方向にクリップ51を動かして交差路52
に挿入されるのが好ましい。
本発明の上記の好ましい実施例によって,現在の犬釘が
弾性を有する固定装置にとり替れるであろう。例えば犬
釘が除かれ,及び上記インサートの1つと及び適当なク
リップの1つと取替えられる。インサートは脛を傾ける
ことで位置づけされ,ベース板の下で受面27が係合され
るまで及び受面29がベース板の上部に係合するまでイン
サートを外向きに駆動する。適当なクリップ18又は51が
挿入され,金床が必要な場合に用いられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は,レールをベース板に固定する弾性を有するレ
ール固定装置の模式俯瞰図, 第2図はレールとベース板の側断面拡大図, 第3図乃至第5図は第1図の弾性を有する固定装置に用
いられるインサートの模式拡大図, 第6図乃至第8図は第1図の弾性を有する固定装置に用
いられる更に他のインサートの模式拡大図, 第9図は挿し込み具とクリップの他の実施例を示す斜視
図である。 図中10……レール,11……ベース板,13……脚部,14……
ウエブ,17,45,51……インサート(挿し込み具),18,51
……クリップ,20,21……足部,22……頭部,25……脛,26
……下端,27,29……受面,28……下面,30……上面,31…
…段部。

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾性クリップによって、頭部および足部を
    持つレールを、挿し込み具が通る開口を規定する実質的
    に垂直な内面を持つレール支持台に固定するレール固定
    装置のための挿し込み具において、前記挿し込み具は、
    前記レール支持台の下まで延びる脛部材と、前記クリッ
    プと係合して前記レール支持台と協働して前記クリップ
    をレールへ向けて圧縮状態に付勢するように保持する上
    端部と、前記レール支持台の下に位置する下端部とを有
    し、前記下端部は、使用状態にて、前記レール支持台と
    係合して前記クリップの弾性力による挿し込み具の抜け
    を防止する下の受け面部を持ち、前記上端部は、前記ク
    リップの前記脛部材を横切る方向の取り付けを許容する
    下向きのクリップ係合面を持ち、前記脛部材は、レール
    側の前面とこれに対向する背面とを持ち、前記脛部材の
    前記前面は、前記レールの前記足部の横方向の動きを抑
    制し、前記脛部材の前記前面および前記背面のうちの、
    前記下の受け面部の付近かつこれとは反対側の面には、
    挿し込み具を傾斜させることによって前記開口へ脛部材
    を挿入することを可能にする逃げ面と、該逃げ面の上方
    に横行面とが形成され、前記横行面は、挿し込み具が前
    記開口に挿入されたときに、前記レール支持台の上面に
    確実に接することで挿し込み具を前記レール支持台に対
    してほぼ垂直に向きを規制するものであることを特徴と
    するレール固定装置のための挿し込み具。
  2. 【請求項2】前記下端部が前記開口に通された状態で、
    レールに平行な水平線に関して傾いた向きから前記レー
    ル支持台に係合するような直立した向きにまで回動させ
    ることで、前記レール支持台に係合する特許請求の範囲
    第1項記載のレール固定装置のための挿し込み具。
  3. 【請求項3】前記上端部は、水平方向かつ前記脛部材を
    横切る方向に延びる2つのアームを持つT字形を呈し、
    前記2つのアームは、使用状態においてレールと平行を
    なし、クリップとの係合面を備えた特許請求の範囲第1
    項または第2項記載のレール固定装置のための挿し込み
    具。
  4. 【請求項4】前記下の受け面部は、レールへ向かって突
    出するように位置している特許請求の範囲第3項記載の
    レール固定装置のための挿し込み具。
  5. 【請求項5】前記下の受け面部は、レールから離れて突
    出するように位置している特許請求の範囲第3項記載の
    レール固定装置のための挿し込み具。
  6. 【請求項6】前記下の受け面部に比べて前記レールから
    離れた位置にある上の他の受け面部を有し、該上の他の
    受け面部は、前記レール支持台の上面と係合する特許請
    求の範囲第1項乃至第5項いずれかに記載のレール固定
    装置のための挿し込み具。
  7. 【請求項7】前記下端部は、木製の枕木を貫通する先端
    を持つ特許請求の範囲第1項乃至第5項いずれかに記載
    のレール固定装置のための挿し込み具。
  8. 【請求項8】前記脛部材の前記前面は、前記開口から上
    方に突出して前記レールを固定するに十分な高さを持つ
    特許請求の範囲第1項乃至第7項いずれかに記載のレー
    ル固定装置のための挿し込み具。
  9. 【請求項9】前記レール支持台および前記レールに隣接
    し、使用状態において、レールと平行に延びるように前
    記脛部材を横切っているせり持ち受け部を含む特許請求
    の範囲第1項乃至第8項いずれかに記載のレール固定装
    置のための挿し込み具。
  10. 【請求項10】前記上端部は、脛部材に対して実質的に
    横切るように延びることで前記レールに平行に延びる通
    路を持ち、該通路は、前記クリップの一部分を受けるこ
    とが可能であると共に、前記下向きのクリップ係合面を
    持つような寸法にされている特許請求の範囲第1項乃至
    第9項いずれかに記載のレール固定装置のための挿し込
    み具。
  11. 【請求項11】弾性クリップによって、頭部および足部
    を持つレールを、挿し込み具が通る開口を規定する実質
    的に垂直な内面を持つレール支持台に固定するレール固
    定装置のためのものであって、前記挿し込み具と前記弾
    性クリップとを有するレール固定アセンブリにおいて、
    前記挿し込み具は、前記レール支持台の下まで延びる脛
    部材と、前記クリップと係合して前記レール支持台と協
    働して前記クリップをレールへ向けて圧縮状態に付勢す
    るように保持する上端部と、前記レール支持台の下に位
    置する下端部とを有し、前記下端部は、前記レール支持
    台と係合して前記クリップの弾性力による挿し込み具の
    抜けを防止する下の受け面部を持ち、前記上端部は、前
    記クリップの前記脛部材を横切る方向の取り付けを許容
    する下向きのクリップ係合面を持ち、前記脛部材は、レ
    ール側の前面とこれに対向する背面とを持ち、前記脛部
    材の前記前面は、前記レールの前記足部に対して極めて
    接近していると共に、前記足部の横方向の動きを抑制
    し、前記脛部材の前記前面および前記背面のうちの、前
    記下の受け面部の付近かつこれとは反対側の面には、挿
    し込み具を傾斜させることによって前記開口へ脛部材を
    挿入することを可能にする逃げ面と、該逃げ面の上方に
    横行面とが形成され、前記横行面は、挿し込み具が前記
    開口に挿入されたときに、前記レール支持台の上面に確
    実に接することで挿し込み具を前記レール支持台に対し
    てほぼ垂直に向きを規制するものであることを特徴とす
    るレール固定装置のためのレール固定アセンブリ。
  12. 【請求項12】前記挿し込み具は、前記下端部が前記開
    口に通された状態で、レールに平行な水平線に関して傾
    いた向きから前記レール支持台に係合するような直立し
    た向きにまで回動させることで、前記レール支持台に係
    合する特許請求の範囲第11項記載のレール固定装置のた
    めのレール固定アセンブリ。
  13. 【請求項13】前記上端部は、水平方向かつ前記脛部材
    を横切る方向に延びる2つのアームを持つT字形を呈
    し、前記2つのアームは、使用状態においてレールと平
    行をなし、クリップとの係合面を備えた特許請求の範囲
    第11項または第12項記載のレール固定装置のためのレー
    ル固定アセンブリ。
  14. 【請求項14】前記下の受け面部は、レールへ向かって
    突出するように位置している特許請求の範囲第13項記載
    のレール固定装置のためのレール固定アセンブリ。
  15. 【請求項15】前記下の受け面部は、レールから離れて
    突出するように位置している特許請求の範囲第13項記載
    のレール固定装置のためのレール固定アセンブリ。
  16. 【請求項16】前記下の受け面部に比べて前記レールか
    ら離れた位置にある上の他の受け面部を有し、該上の他
    の受け面部は、前記レール支持台の上面と係合する特許
    請求の範囲第11項乃至第15項いずれかに記載のレール固
    定装置のためのレール固定アセンブリ。
  17. 【請求項17】前記下端部は、木製の枕木を貫通する先
    端を持つ特許請求の範囲第11項乃至第15項いずれかに記
    載のレール固定装置のためのレール固定アセンブリ。
  18. 【請求項18】前記脛部材の前記前面は、前記開口から
    上方に突出して前記レールを固定するに十分な高さを持
    つ特許請求の範囲第11項乃至第17項いずれかに記載のレ
    ール固定装置のためのレール固定アセンブリ。
  19. 【請求項19】前記レール支持台および前記レールに隣
    接し、使用状態において、レールと平行に延びるように
    前記脛部材を横切っているせり持ち受け部を含む特許請
    求の範囲第11項乃至第18項いずれかに記載のレール固定
    装置のためのレール固定アセンブリ。
  20. 【請求項20】前記上端部は、脛部材に対して実質的に
    横切るように延びることで前記レールに平行に延びる通
    路を持ち、該通路は、前記クリップの一部分を受けるこ
    とが可能であると共に、前記下向きのクリップ係合面を
    持つような寸法にされている特許請求の範囲第11項乃至
    第19項いずれかに記載のレール固定装置のためのレール
    固定アセンブリ。
  21. 【請求項21】弾性クリップによって、頭部および足部
    を持つレールを、挿し込み具が通る開口を規定する実質
    的に垂直な内面を持つレール支持台に固定するレール固
    定装置において、前記挿し込み具は、前記レール支持台
    の下まで延びる脛部材と、前記クリップと係合して前記
    レール支持台と協働して前記クリップをレールへ向けて
    圧縮状態に付勢するように保持する上端部と、前記レー
    ル支持台の下に位置する下端部とを有し、前記下端部
    は、前記レール支持台と係合して前記クリップの弾性力
    による挿し込み具の抜けを防止する下の受け面部を持
    ち、前記上端部は、前記クリップの前記脛部材を横切る
    方向の取り付けを許容する下向きのクリップ係合面を持
    ち、前記脛部材は、レール側の前面とこれに対向する背
    面とを持ち、前記脛部材の前記前面は、前記レールの前
    記足部に対して極めて接近していると共に、前記足部の
    横方向の動きを抑制し、前記脛部材の前記前面および前
    記背面のうちの、前記下の受け面部の付近かつこれとは
    反対側の面には、挿し込み具を傾斜させることによって
    前記開口へ脛部材を挿入することを可能にする逃げ面
    と、該逃げ面の上方に横行面とが形成され、前記横行面
    は、挿し込み具が前記開口に挿入されたときに、前記レ
    ール支持台の上面に確実に接することで挿し込み具を前
    記レール支持台に対してほぼ垂直に向きを規制するもの
    であることを特徴とするレール固定装置。
  22. 【請求項22】前記下端部は、前記開口の幅よりも大き
    い前記レールに対して標準の有効幅を持ち、前記挿し込
    み具は、前記下端部を前記開口に通した状態で、レール
    に平行な水平線に関して傾いた向きから前記レール支持
    台に係合するような直立した向きにまで回動させること
    によってのみ前記レール支持台に係合可能な特許請求の
    範囲第21項記載のレール固定装置。
  23. 【請求項23】前記レール支持台の前記開口は、実質的
    に垂直な前方の内面と背方の内面とを持ち、前記脛部材
    は、前記前面が実質的に垂直でかつ前記開口の前記前方
    の内面に係合すると共に、前記横行面が実質的に水平で
    かつ前記開口の前記背方の内面に係合する特許請求の範
    囲第21項記載のレール固定装置。
  24. 【請求項24】前記脛部材の前記横行面は、前記他の受
    け面部から下方へ延びる特許請求の範囲第21項記載のレ
    ール固定装置。
  25. 【請求項25】前記レール支持台は、鉄製枕木により構
    成されている特許請求の範囲第21項または第22項記載の
    レール固定装置。
  26. 【請求項26】前記レール支持台は、ベース板手段によ
    り構成されている特許請求の範囲第21項または第22項記
    載のレール固定装置。
  27. 【請求項27】前記レール支持台は、木製枕木に固定さ
    れるべきベース板である特許請求の範囲第21項または第
    22項記載のレール固定装置。
  28. 【請求項28】前記上端部の前記クリップ係合面は、使
    用状態にて、前記レールに平行に延びる面に係合する特
    許請求の範囲第21項乃至第26項いずれかに記載のレール
    固定装置。
  29. 【請求項29】前記脛部材は、前記下の受け面部の上に
    隣接した位置にて前記開口の横断面にほぼ等しい横断面
    を有する特許請求の範囲第21項乃至第28項いずれか記載
    のレール固定装置。
JP62042469A 1987-02-25 1987-02-25 レール固定装置のための挿し込み具、レール固定装置のためのレール固定アセンブリ、およびレール固定装置 Expired - Lifetime JPH0756121B2 (ja)

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GB9917146D0 (en) * 1999-07-21 1999-09-22 Pandrol Ltd Suspended rail fastening assembly

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59106601A (ja) * 1982-12-07 1984-06-20 オ−マ−ク・オ−ストラリア・リミテツド 鉄道用枕木における係止用の肩部

Patent Citations (1)

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JPS63210301A (ja) 1988-09-01

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