JPH0756033A - 導波路型光デバイス及びその特性評価用基板 - Google Patents

導波路型光デバイス及びその特性評価用基板

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JPH0756033A
JPH0756033A JP20062793A JP20062793A JPH0756033A JP H0756033 A JPH0756033 A JP H0756033A JP 20062793 A JP20062793 A JP 20062793A JP 20062793 A JP20062793 A JP 20062793A JP H0756033 A JPH0756033 A JP H0756033A
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JP
Japan
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substrate
optical
waveguide
optical device
waveguide type
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JP20062793A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Omori
康弘 大森
Yoshihiko Kaido
義彦 海藤
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は導波路型光デバイス及びその特性評価
用基板に関し、設計変更が容易な導波路型光デバイス及
び特性評価に際しての作業性を向上させるのに適した特
性評価用基板の提供を目的とする。 【構成】特性評価用基板2にあっては、表面に溝部4を
有し、溝部4の縁と基板2の縁の間には少なくとも2つ
の光導波路6が形成され、光導波路6には光ファイバ8
が接続され、溝部4に被試験導波路型光デバイス10を
着座させたときにその光導波路12が基板2の光導波路
6に光結合される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、導波路型光デバイス及
び導波路型光デバイスの特性評価用基板に関する。
【0002】光方向性結合器等の光デバイスの一形態と
して、光導波路型のものがある。導波路型光デバイス
は、構造上小型化が容易でプレーナ技術等を用いて量産
することができるという利点を有しており、その構造の
最適化が模索されている。また、導波路型光デバイスの
特性を評価するに際しての作業性の改善が求められてい
る。
【0003】
【従来の技術】従来、比較的低屈折率なアンダークラッ
ド上に比較的高屈折率な所定形状のコアを形成し、この
コアを覆うようにアンダークラッド上にオーバークラッ
ドを形成してなる導波路型光デバイスが知られている。
【0004】この種の導波路型光デバイスの特性を評価
する場合には、光デバイス毎に光ファイバと光学的な接
続を行い、この光ファイバを介して供給された光に対す
る応答を測定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の導波路型光デバ
イスにあっては、設計された機能以外の機能は持ち得な
い。即ち、例えば光カプラの機能を有する機能部と光合
波器の機能を有する機能部とが一つの基板上に形成され
た導波路型光デバイスについて設計変更を行って、光カ
プラの機能のみを有する導波路型光デバイスを製造しよ
うとする場合には、コア形成に際してのフォトリソグラ
フィに用いるマスクを作り直さなければならないので、
設計変更が煩雑であるという問題があった。
【0006】一方、導波路型光デバイスの特性評価に関
しては、光デバイス毎に光ファイバと接続する必要があ
るので、測定の作業性が良くないという問題がある。よ
って、本発明の目的は、設計変更が容易な導波路型光デ
バイスを提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、導波路型光デバイス
の特性評価に際しての作業性を向上させるのに適した特
性評価用基板を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によると、表面に
光導波路と該光導波路の端面が露出する溝部とを有する
光接続用基板と、上記溝部に着座したときに上記光導波
路に光結合される光機能部を有するエレメント基板とを
備え、上記エレメント基板を交換することで所望の機能
が得られるようにした導波路型光デバイスが提供され
る。
【0009】また、本発明によると、表面に溝部を有す
る基板であって、該溝部の縁と該基板の縁の間には少な
くとも2つの光導波路が形成され、該光導波路の上記基
板の縁側の端部には光ファイバが接続され、上記溝部に
被試験導波路型光デバイスを着座させたときにその光導
波路が上記基板の光導波路に光結合される導波路型光デ
バイスの特性評価用基板が提供される。
【0010】
【作用】本発明の導波路型光デバイスにあっては、エレ
メント基板を交換することで所望の機能が得られるよう
にしているので、予め種々の機能のエレメント基板を用
意しておくことで、設計変更に容易に対処することがで
きるようになる。
【0011】一方、本発明の導波路型光デバイスの特性
評価用基板にあっては、その光導波路に予め光ファイバ
を接続しているので、被試験導波路型光デバイスを基板
の溝部に着座させるだけで基板の光導波路と導波路型光
デバイスの光導波路とを光結合することができ、測定が
容易になる。
【0012】尚、基板の溝部の縁と基板の縁の間に少な
くとも2つの光導波路が形成されているのは、被試験導
波路型光デバイスに光を供給するのに少なくとも1つの
光導波路が必要であり、その供給された光による応答を
測定するために少なくとも1つの光導波路が必要だから
である。
【0013】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は本発明の特性評価用基板の実施例を示す斜視
図である。この基板2の表面には、被試験導波路型光デ
バイスの形状に対応した形状の溝部4が形成されてい
る。溝部4の縁と基板2の縁との間には少なくとも2つ
(この実施例では3つ)の光導波路6が形成されてい
る。
【0014】また、光導波路6の基板2の縁側の端部に
は、光ファイバ8が光学的及び機械的に接続されてい
る。光ファイバ8と光導波路6の接続は、光ファイバ8
を光導波路6に対して位置調整した後光学接着剤等を用
いて行うことができる。
【0015】被試験導波路型光デバイス10には光導波
路12が形成されており、この光導波路12はこの実施
例では光分岐回路の機能をなす。被試験導波路型光デバ
イス10を裏返して基板2の溝部4に着座させると、被
試験導波路型光デバイス10の光導波路12の端部と基
板2の光導波路6の溝部4側の端部とが密着して対向
し、光導波路12と光導波路6との間の光結合がなされ
る。
【0016】被試験導波路型光デバイス10の外形形状
と、基板2の溝部4の形状と、光導波路6及び12の形
成位置とについては製造に際して極めて高精度に設定す
ることができるので、被試験導波路型光デバイス10の
光導波路12と基板2の光導波路6との間の高い光結合
効率を得ることができる。
【0017】このように本実施例によると、基板2につ
いてだけ1回光ファイバ8を接続しておけば、種々の被
試験導波路型光デバイスについて容易に特性評価を行う
ことができる。特性評価は、例えば、光ファイバ8を介
して被試験導波路型光デバイス10に光を供給し、その
応答を得ることにより行うことができる。
【0018】図2は図1の特性評価用基板の製造プロセ
スの一例を説明するための図である。まず、(A)に示
されるように、Siからなる基板12上に火炎堆積法等
により厚みが約20μmのアンダークラッド14を形成
し、さらにアンダークラッド14上に厚みが約10μm
のコア層16を形成する。そして、フォトリソグラフィ
法等を用いてコア層16を部分的に除去してコア16A
を形成する。
【0019】続いて(B)に示されるように、コア16
Aを覆うようにアンダークラッド14上に火炎堆積法等
によりオーバークラッド18を形成する。そして(C)
に示されるように、多重露光法及びRIE法(リアクテ
ィブイオンエッチング法)等を用いて、オーバークラッ
ド18及びコア16Aについてエッチングを行い、溝部
4を形成する。
【0020】そして最後に図示はしないがコア16Aに
対して光ファイバを光学的及び機械的に接続する。この
ような製造プロセスによると、コア16Aの位置や溝部
4の形状について極めて高精度な設定を行うことができ
るので、溝部4に被試験導波路型光デバイスを着座させ
たときに、十分な光結合効率を得ることができる。
【0021】図3は本発明の導波路型光デバイスの実施
例を示す平面図である。この導波路型光デバイスは、
(A)に示されるように、表面に溝部22及び24が形
成された基板20を備えている。溝部22には光機能部
26Aを有するエレメント基板26が着座し、溝部24
には光機能部28Aを有するエレメント基板28が着座
している。
【0022】また、基板20は、エレメント基板26及
び28のそれぞれの光機能部26A及び28Aに光結合
される光導波路30を備えている。この例では、エレメ
ント基板28の光機能部28Aは3dB光カプラの機能
をなし、エレメント基板26の光機能部26Aは波長選
択の機能をなす。
【0023】溝部22及び24等については例えば図2
の製造プロセスにより製造することができる。(A)の
導波路型光デバイスは、例えば光加入者系に適用するこ
とができるが、この導波路型光デバイスが有する複数の
機能のうち3dB光カプラの機能のみが必要になること
がある。このような場合には、(B)に示されるよう
に、エレメント基板26をエレメント基板32に交換す
る。エレメント基板32は光信号を単に通過させるだけ
の機能を有する光機能部32Aを有している。
【0024】このように基板の溝部の形状とエレメント
基板の形状とを合わせておくとともに、エレメント基板
の光機能部が基板の光導波路に光結合するようにしてお
くことよって、エレメント基板を交換するだけで容易に
導波路型光デバイスの設計変更に対応することができる
ようになる。
【0025】図3の実施例では基板20の光導波路30
の外部との光結合については考慮していないが、図4に
示されるように、エレメント基板34がセットされた基
板36の光導波路38に対して、基板36の縁部で光フ
ァイバ40を予め光結合しておいても良い。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
設計変更が容易な導波路型光デバイスの提供が可能にな
るという効果が生じる。
【0027】また、本発明によると、導波路型光デバイ
スの特性評価に際しての作業性を向上させるのに適した
特性評価用基板の提供が可能になるという効果も生じ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の特性評価用基板の実施例を示す斜視図
である。
【図2】図1の特性評価用基板の製造プロセスの一例を
示す説明図である。
【図3】本発明の導波路型光デバイスの実施例を示す平
面図である。
【図4】本発明の導波路型光デバイスの他の実施例を示
す平面図である。
【符号の説明】
2,20,36 基板 4,22,24 溝部 6,30,38 光導波路 8,40 光ファイバ 10 被試験導波路型光デバイス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に光導波路(30,38) と該光導波路の
    端面が露出する溝部(22,24) とを有する光接続用基板(2
    0,36) と、 上記溝部(22,24) に着座したときに上記光導波路(30,3
    8) に光結合される光機能部(26A,28A,32A) を有するエ
    レメント基板(26,28,32,34) とを備え、 上記エレメント基板を交換することで所望の機能が得ら
    れるようにしたことを特徴とする導波路型光デバイス。
  2. 【請求項2】 上記光接続用基板が上記溝部を複数有し
    ていることを特徴とする請求項1に記載の導波路型光デ
    バイス。
  3. 【請求項3】 表面に溝部(4) を有する基板(2) であっ
    て、 該溝部(4) の縁と該基板(2) の縁の間には少なくとも2
    つの光導波路(6) が形成され、 該光導波路(6) の上記基板(2)の縁側の端部には光ファ
    イバ(8) が接続され、 上記溝部(4) に被試験導波路型光デバイス(10)を着座さ
    せたときにその光導波路(12)が上記基板(2) の光導波路
    (6) に光結合されることを特徴とする導波路型光デバイ
    スの特性評価用基板。
JP20062793A 1993-08-12 1993-08-12 導波路型光デバイス及びその特性評価用基板 Withdrawn JPH0756033A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7994143B2 (en) 2006-05-03 2011-08-09 Chimerix, Inc. Metabolically stable alkoxyalkyl esters of antiviral or antiproliferative phosphonates, nucleoside phosphonates and nucleoside phosphates

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7994143B2 (en) 2006-05-03 2011-08-09 Chimerix, Inc. Metabolically stable alkoxyalkyl esters of antiviral or antiproliferative phosphonates, nucleoside phosphonates and nucleoside phosphates

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