JPH0755888A - 電子装置の試験方法及び装置 - Google Patents

電子装置の試験方法及び装置

Info

Publication number
JPH0755888A
JPH0755888A JP5218016A JP21801693A JPH0755888A JP H0755888 A JPH0755888 A JP H0755888A JP 5218016 A JP5218016 A JP 5218016A JP 21801693 A JP21801693 A JP 21801693A JP H0755888 A JPH0755888 A JP H0755888A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pseudo
data
pkg
cpu
test
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5218016A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3279404B2 (ja
Inventor
Takashi Yoshitake
隆志 吉竹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP21801693A priority Critical patent/JP3279404B2/ja
Publication of JPH0755888A publication Critical patent/JPH0755888A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3279404B2 publication Critical patent/JP3279404B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】疑似環境の設定により試験を行い、手動による
設定の解消及び試験結果の分析に要する時間を短縮す
る。 【構成】CPU(11〜13)とこれにハード/ソフト
ウェアインターフェース機能のみを持つ疑似PKG(2
1〜2n)を接続して電子装置本体(10)を構成す
る。電子装置本体(10)に試験状態に設定するための
コマンド列データを送出し、ついで、疑似PKG(21
〜2n)の状態を設定するためのコマンド列データを該
疑似PKG(21〜2n)に送出し、疑似PKG(21
〜2n)からCPU(11〜13)へのデータの通信状
態をトレースし、そのデータを記憶内蔵し、全ての試験
が終了した時点で、該記憶内蔵したデータを解析する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子装置の試験方法及
び装置に関する。特に、伝送装置の試験に対し、疑似的
に試験状態の設定を行うようにした伝送装置の試験方法
及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各種電子装置の機能試験を行う場合は、
試験を行うための試験環境を構築する必要がある。伝送
装置の機能試験を行う場合も同様で、試験環境には、実
環境(装置を実際に運用する環境)を構築し、その試験
環境で機能試験をおこなっていた。図8は、従来の試験
方法の説明図である。
【0003】図において、10は伝送装置本体であり、
CPU11〜13及び複数のインターフェース=パッケ
ージ(以下PKGという)121〜12nを有する。3
0は、外部制御装置、50は外部監視装置である。 こ
こで、CPU11は、外部制御装置30と伝送装置本体
10を繋ぐCPUであり、外部制御装置30からの制御
データを各PKG121〜12nに送る信号に変換す
る。
【0004】CPU12は、外部監視装置50と伝送装
置本体10を繋ぐCPUであり、CPU13からの情報
データを変換し、出力する。CPU13は、各PKG1
21〜12nからの情報データを収集処理する。
【0005】外部制御装置30は、各種試験状態の設定
が一試験項目ずつオペレータによって手動入力され、そ
れを伝送装置本体10に送る。外部制御装置30からの
設定がなされると、各種の試験状態即ち、本体10に実
環境を構築するために、PKGの挿抜作業やケーブル等
の切替え、外部制御装置30からの排除(切り離し)命
令等の投入操作を手動で行う。
【0006】これにより、伝送装置本体10のCPU1
2に接続される外部監視装置50は、外部制御装置30
や手動による設定、操作による試験結果を出力する。そ
してこの試験結果に対し、一試験項目が終了する毎に確
認作業が行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる試験環
境に実環境を与えて機能試験を行うという試験方法に
は、特に電子装置として伝送装置を考えた時、以下のよ
うな問題がある。即ち、第一に伝送装置本体や外部監視
装置などの周辺機器が少なく、又伝送装置に実装する各
種PKGの種類や数が多く高価なために、全てを揃えた
十分な実環境を構築することが難しい。
【0008】又、一試験当たりの状態設定・操作・確認
項目が多く煩雑なため、試験効率が低い。一例として警
報処理を考えると、複数のPKGから発生した警報を特
定する機能は有しているが、一項目ごとに状態の設定、
次いで警報の発出操作更に、動作の確認という一連の手
順を複数のPKGに対して行わなければならない。しか
も、その操作が煩雑である。
【0009】更に、PKGの種類が多く、しかも新技術
の採用により、高集積LSIや光モジュールをPKGに
実装しているために、PKG一つあたりの機能が多い。
回線インターフェースの多様化と多数のPKGによる組
み合わせ数が増加するために、ソフト制御の採用により
機能が豊富である。等の理由により、試験項目が非常に
多くなる。
【0010】このため上記問題点により試験効率が低
く、その結果、試験期間が長くなりやすいという傾向が
あった。したがって、本発明は、かかる従来の試験方法
における問題を解決すべく、疑似環境の設定により試験
を行う方法及び装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明にしたがう電子装
置の試験方法は、CPUとこれにハード/ソフトウェア
インターフェース機能のみを持つ疑似PKGを接続して
電子装置本体を構成する。そしてこの電子装置本体に試
験状態に設定するためのコマンド列データを送出し、つ
いで、前記疑似PKGの状態を設定するためのコマンド
列データを疑似PKGに送出し、この疑似PKGから前
記CPUへのデータの通信状態をトレースし、そのデー
タを記憶内蔵し、全ての試験が終了した時点で、記憶内
蔵したデータを解析する。
【0012】又本発明にしたがう電子装置の試験装置
は、CPUとこれにハード/ソフトウェアインターフェ
ース機能のみを持つ疑似PKGを接続して電子装置本体
を構成する。更に前記電子装置本体を試験状態に設定す
るためのコマンド列データを記憶内蔵し、このデータを
前記CPUに送出する疑似監視制御装置と、前記疑似P
KGの状態を設定するためのコマンド列データを記憶内
蔵し、前記データを疑似PKGに送出する疑似環境設定
装置と、前記疑似PKGから前記CPUへのデータの通
信状態をトレースし、そのデータを記憶内蔵するトレー
ス装置を有して構成される。
【0013】更に前記トレース装置は、すベての試験が
終了した時点で、記憶内蔵したデータを分析するように
構成される。又、前記疑似監視制御装置、疑似環境設定
装置及びトレース装置は、それぞれパソコンにより構成
され、パソコン内の記憶装置に前記コマンド列データ及
び前記疑似PKGと前記CPU間に通信されるデータを
記憶内蔵するように構成される。
【0014】更に、前記疑似環境設定装置から前記疑似
PKGに送出されるコマンド列データは、所定のビット
数により構成されるビットマップのビット位置により定
義される。又更に、前記電子装置が、伝送装置であるこ
とを特徴とする。
【0015】
【作用】本発明は、疑似PKGを使用し、更に予め作成
されたコマンド列データにより試験状態の設定と、疑似
PKGに対し、各種の警報の発出、切り換えを自動的に
設定することが可能である。又トレース装置により、疑
似PKGとCPU間の通信状態をトレースし、データと
して記憶内蔵している。したがって、これまでの試験方
法、試験装置における手動による設定の解消及び試験結
果の分析に要する時間を短縮することができる。
【0016】
【実施例】図1は、本発明の試験方法の概念説明図であ
る。以下実施例説明において、同一又は類似のものには
同一の記号又は数字を付して行う。
【0017】図において、1は伝送装置本体に単体シェ
ルフの形で備えられ、CPU11〜13を有するもので
ある。2は複数の疑似PKG21〜2nを有し、伝送装
置本体に備えられる真のPKGに代わり用意されるもの
である。更に、3は疑似監視制御装置であり、4は疑似
環境設定装置である。更にCPU間通信のトレース装置
5を備える。
【0018】これら疑似監視制御装置3、疑似環境設定
装置4及びCPU間通信のトレース装置5は、実施例と
してパーソナルコンピュータを用い、これにそれらの機
能を持たせることが可能である。本発明では、これら端
末を各CPUや疑似PKGに接続して疑似環境を構築す
る。
【0019】ここで、疑似監視制御装置3は、内部に記
憶装置を有し、これに試験項目のコマンド列データのパ
ターンを記憶している。このデータをCPU11に直接
送るよう構成される。これにより、従来の方法との比較
において、CPU11での変換作業が無くなる。又、手
動で設定を行うのに対し、疑似監視制御装置3を端末と
して利用することで自動的にデータが流せる。
【0020】疑似環境設定装置4は、同様に記憶装置を
有し、これに各試験項目のPKG状態設定データ及びア
ラーム発生パターンデータを記憶している。この疑似環
境設定装置4により、疑似パッケージPKG21〜2n
に対し、自動的に試験状態の設定を行い、擬似的に発出
された警報などのデータがCPU13に流れ、当該CP
U13内で処理される。
【0021】CPU間通信のトレース装置5は、従来の
方法においてはCPU12がCPU13から収集した処
理後のデータを変換し、外部監視装置50に出力してい
た。これに対し、本発明ではCPU12とCPU13間
のデータをトレースし、試験処理後のデータをストック
する。その結果、従来方法では、一試験項目毎に確認作
業をしていたが、全試験項目の終了後に一括して試験結
果を解析することが可能である。
【0022】次に、疑似環境が設定された後の試験作業
について説明すると、次の通りである。先ず、疑似監視
制御装置3から試験項目コマンド列データをCPU11
に流し、疑似環境を試験状態に設定する。
【0023】次いで、疑似環境設定装置4からあらかじ
め作成しておいた試験状態設定データを流し、疑似PK
G21〜2nを介してCPU13に流し、試験状態を設
定する。又、同様にアラーム発生パターンデータをCP
U13に流し、各種警報発出状態に設定する。
【0024】全ての試験作業が終了したあと、トレース
装置5に収容されたCPU13及び12間のデータを調
べ、結果を解析して動作を確認する。これにより、従来
方法に比べ、各種試験作業が自動化される。又、試験結
果の確認作業が試験終了後に一括して行うことができ
る。図2は、本発明にしたがう試験方法を実行する疑似
PKG21〜2nの構成とCPU13の接続を説明する
図である。
【0025】図2では、疑似PKG21を疑似PKG2
1〜2nの代表としてその構成を示す。即ち、疑似PK
G21は、真のPKGと同様のハード/ソフトインター
フェース回路211を有する。更に、直/並列変換回路
212及び並列/直列変換回路213を有する。
【0026】直/並列変換回路212は、並列/直列変
換回路131を介して、又並列/直列変換回路213
は、直/並列変換回路132を介して、CPU13に接
続される。
【0027】かかる本発明の構成において、疑似環境設
定装置4は、パターンジェネレータとしての機能を持
ち、後に説明するビットマップデータをハード/ソフト
インターフェース211に送出して擬似的に警報を設定
することができる。更に、疑似環境設定装置4は、実際
にPKGの挿抜作業を行うことなく、疑似的に挿抜を行
った状態を設定出来る。
【0028】又、PKGが壊れた状態を疑似的に設定で
きる。更にCPUと疑似PKG間の通信の検出や擾乱状
態の設定ができる。又、擬似的に切替えを行った状態に
も設定できる。CPU13からの出力データを可視化で
きる。等の機能を持つ。
【0029】これらの状態の設定は、全て疑似監視制御
装置3、疑似環境設定装置4内の記憶装置に記憶されて
いる各種データにより、自動的に且つ複数のPKGに対
し、同時に設定が可能とされる。
【0030】各種の設定・操作が終了したあと、擬似的
に発出されたデータがCPU13に収集され、更に上位
のCPU11に送られ収集される。本発明では、CPU
13からCPU11への通信がなされた時、自動的にそ
の通信をトレースしてデータを蓄積するCPU間のトレ
ース装置5を有している。したがって、この装置によ
り、全ての試験が終了した後に確認作業が行えるという
利点を有する。
【0031】図3は、ビットマップによって定義される
警報データであって、図3に示すように、ビットNo.
0〜39までの5バイトによって40種類の警報を表
す。警報の表しかたは、警報が出たら対応するビットに
「1」をたてる。例えば、図3に示す如く警報Aが発生
したら、ビットNo.30に「1」をたてる。警報Bが
発生したら、ビットNo.19に「1」をたてる。
【0032】この警報データは、各PKG毎に上記のビ
ットマップが定義されており、CPU11〜13とPK
G間でかかるビットマップにより定義される警報データ
の伝達が行われる。
【0033】図4乃至図7は、更に従来の構成と比較し
て図2の実施例の各構成部分の機能を説明する図であ
る。図4は、疑似PKG21〜2nを説明する図であ
る。図4(a)が従来構成、図4(b)が本発明による
構成である。
【0034】図4(a)において、各種任意の警報を発
出させるために、従来はPKGの挿抜等の操作を手動で
行っている(図4(a))。ついでPKG21の内部
に実装されているLSI等が警報の発出を感知し、ビッ
トマップに対応する警報のビット位置にビット「1」を
たてる(図4(b))。
【0035】更に、PKGで作成されたビットマップを
CPU13に送り、CPU13は送りこまれたビットパ
ターンデータを収集処理する。ここで警報試験を一例に
すると、一枚のPKGから複数の警報(警報A、警報
B、警報C)を同時に発生させて警報データをCPU1
3に流す必要のある試験項目が存在する。
【0036】かかる場合、従来方法では、本物のPKG
を必要な種類、必要な数だけ用意しなければならない。
又一枚のPKGから数種類の複数の警報を同時に発出さ
せるのは煩雑な作業が必要である。あるいは、不可能の
場合がある。更に、PKGに負荷がかかる場合があるた
めにPKGを破壊する恐れがある。したがって、通常の
PKGを使用する試験方法では、非常に効率が悪い。
【0037】これに対し、図4(b)に示す本発明の方
法においては、疑似環境設定装置4を例えば汎用パソコ
ンを利用して構成し、その記憶装置に各種情報を発出さ
せるビットマップのパターンをデータとして記憶させる
(パターンデータは予め試験前に作成しておくことが可
能である)。この意味において、疑似環境設定装置4
は、パターンジェネレータとして機能する。
【0038】任意の警報を発出させたい場合は、それに
対応するビットマップパターンデータを疑似PKGのイ
ンターフェス211を介して直接CPU13に送る。C
PU13は、送られたピットマップパターンデータを処
理する。
【0039】本発明ではこのように警報を発出させるた
めにビットマップデータを利用していることに注目し
て、警報発出パターンのビットマップデータを疑似環境
設定装置4である汎用パソコンから疑似PKGを介して
CPU13に直接送るように構成される。
【0040】ここで本発明によって備えられる疑似PK
Gの特徴を確認すると、次のとおりである。即ち、通常
のインターフェースパッケージと異なり、光モジュール
や高集積LSIなどを使用しない代わりに疑似環境設定
装置の役割を持つ汎用パソコンと接続されるケーブルが
実装されている。
【0041】通常のPKGに対し、安価で短時間で製作
できる。又ハード/ソフトインターフェースだけを持つ
ので、状態の設定だけで全てのPKGの代用として使用
できる。通常のPKGでは、PKGの挿抜等の警報を発
出し、その情報がCPUに行くのに対して、汎用パソコ
ンから流した疑似警報の情報がそのままCPU13に行
くように構成される。
【0042】図5は、疑似環境設定装置4を説明する図
である。図5(a)が従来構成、図5(b)が本発明に
よる構成である。従来技術においては、試験のために各
種の情報を発出させるために、PKGの挿抜等の操作を
手動で、複数のPKGに対して行っている。そして、各
PKG内部に実装されているLSIなどがこの情報の発
出を感知し、各ビットマップに対応している情報の位置
にビットをたてる。
【0043】各PKGにおいて作成されたビットマップ
はCPU13に送られる。したがって、図4に関して従
来の問題を指摘した点に加え、更に複数のPKGに対し
て操作が必要となるので試験作業が非常に煩雑になる。
しかも複数枚のPKGであるので、更に面倒なものとな
る。
【0044】これに対し、図5(b)の本発明において
は、ビットマップデータを汎用パソコン等の疑似環境設
定装置4から複数のPKGに対して送る。これにより、
設定の操作が飛躍的に少なくなると同時に、自動化も進
められ試験効率が向上する。かかる疑似環境設定装置4
による本発明特徴は、これを確認すると次の通りであ
る。
【0045】複数のPKGの挿抜や設定などといった煩
雑な動作を汎用パソコンから自動的に設定できる。更に
実際のPKGでは出せない警報(例えば、PKGの故障
状態)なども擬似的に生成することができる。又、警報
発出の種類をデータとして蓄えて置く事が可能であるの
で、警報データの組み合わせ等応用の自由度が高い。図
6は、疑似監視制御装置3を説明する図である。図6
(a)が従来構成、図6(b)が本発明による構成であ
る。
【0046】従来技術においては、外部制御装置30か
ら試験状態の設定のためにコマンドを投入する。同時に
制御装置内でデータの変換が行われコマンドデータに対
応したデータがCPU11に流される。
【0047】CPU11からCPU13にコマンドデー
タが送出される。CPU13が各PKGに対してコマン
ドを送出し、各PKGに対して設定を行う。この場合、
従来方法では、一試験項目毎に手動で試験状態の設定を
行っていたため効率が悪かった。
【0048】これに対し、図6(b)の本発明において
は、疑似監視制御装置3(汎用パソコンを使用)の記憶
装置に各種情報を発出させるビットマップのパターンデ
ータとして記憶させる。このパターンデータは予め試験
前に作成しておくことが必要である。
【0049】任意の試験状態に設定したい場合、それに
対応するコマンドパターンデータをCPU11が疑似監
視制御装置3から受ける。そしてCPU13が各PKG
に対してコマンドを送り、各PKGに対して試験状態の
設定を行う。ここで疑似監視制御装置3を備えることに
よる本発明特徴は、これを確認すると次の通りである。
【0050】疑似監視制御装置3からのコマンド列デー
タを各PKGに流すことができるようになったので、試
験状態設定の自動化・効率化が図れる。又、図5に関し
て説明したと同様に、コマンド列データ組み合わせの自
由度が高い。図7は、CPU間の通信トレース装置5を
説明する図である。
【0051】図7(a)の従来構成において、CPU1
3が各PKG21〜2nの状態を収集する。CPU12
が仲介となって、CPU13が収集したデータ列を外部
監視装置50に転送する。外部監視装置50は、転送さ
れたデータ列の変換を行い、各種警報の発生状況を表示
する。
【0052】このために従来方法では、先ず試験状態の
設定、操作が行われる。次いでCPU13でデータ収集
処理を行い、PKG121〜12nは、CPUからの命
令を実行する。これら動作を別のCPU12(外部監視
装置50に接続するためのCPU)が読み取る。次い
で、CPU12から出力された結果を外部監視装置50
が確認する。
【0053】従来の方法では、これらの手順を一試験項
目毎に確認し、作業を行なわなければならない。したが
って、極めて非効率であった。これに対し、図7(b)
に示す本発明の方法では、CPU13が各PKG21〜
2nの状態を収集する。CPU13が収集したデータ列
をCPU12に送出するデータをCPU間トレース装置
5が直接読出し情報を蓄積する。全ての試験終了後、ス
トックしたデータの確認をCPU間トレース装置5が行
う。
【0054】このように、本発明の方法では、試験状態
の設定、操作の後CPUにより処理が行われる。CPU
12と13の間の通信を例えば汎用パソコンであるCP
U間トレース装置5により自動的に収集する。
【0055】これら一連の動作は、一試験項目当たりの
手順として必要であるが、確認作業は、全ての試験終了
後、一括して行うことが出来ると言う利点がある。以上
伝送装置を例として本発明を説明してきたが、本発明は
かかる装置に限定されるものではなく、広く一般の電子
装置にも適用可能のものである。
【0056】
【発明の効果】本発明は、疑似PKGを使用することに
より実際の回線接続などを不要とするので共通化できる
範囲が大きい。試験状態の設定の自動化が可能であると
ともに、CPU間トレースにより確実且つ一括した効率
のよい確認作業ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の試験方法の概念説明図である。
【図2】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図3】警報データマップの一例を説明する図である。
【図4】疑似PKGの説明図である。
【図5】疑似環境設定装置の説明図である。
【図6】疑似監視制御装置の説明図である。
【図7】CPU間トレース装置の説明図である。
【図8】従来の試験方法を説明する図である。
【符号の説明】
1 CPU単体シェルフ 11〜13 CPU 2 疑似PKG単体シェルフ 21〜2n 疑似PKG 3 疑似監視制御装置 4 疑似環境設定装置 5 CPU間通信のトレース装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CPU(11〜13)とこれにハード/ソ
    フトウェアインターフェース機能のみを持つ疑似PKG
    (21〜2n)を接続して電子装置本体(10)を構成
    し、 該電子装置本体(10)に試験状態に設定するためのコ
    マンド列データを送出し、 ついで、該疑似PKG(21〜2n)の状態を設定する
    ためのコマンド列データを該疑似PKG(21〜2n)
    に送出し、 該疑似PKG(21〜2n)から該CPU(11〜1
    3)へのデータの通信状態をトレースし、そのデータを
    記憶内蔵し、全ての試験が終了した時点で、該記憶内蔵
    したデータを解析するようにしたことを特徴とする電子
    装置用の試験方法。
  2. 【請求項2】CPU(11〜13)とこれにハード/ソ
    フトウェアインターフェース機能のみを持つ疑似PKG
    (21〜2n)を接続して電子装置本体(10)を構成
    し、 該電子装置本体(10)を試験状態に設定するためのコ
    マンド列データを記憶内蔵し、該データを該CPU(1
    1〜13)に送出する疑似監視制御装置(3)と、 該疑似PKG(21〜2n)の状態を設定するためのコ
    マンド列データを記憶内蔵し、該データを該疑似PKG
    (21〜2n)に送出する疑似環境設定装置(4)と、 該疑似PKG(21〜2n)から該CPU(11〜1
    3)へのデータの通信状態をトレースし、そのデータを
    記憶内蔵するトレース装置(5)を有して構成されたこ
    とを特徴とする電子装置用の試験装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記トレース装置
    (5)は、すベての試験が終了した時点で、該トレース
    装置(5)に記憶内蔵したデータを分析するように構成
    されたことを特徴とする電子装置用の試験装置。
  4. 【請求項4】請求項2に記載の前記疑似監視制御装置
    (3)、疑似環境設定装置(4)及びトレース装置
    (5)は、それぞれパソコンにより構成され、該パソコ
    ン内の記憶装置に前記コマンド列データ及び前記疑似P
    KG(21〜2n)と前記CPU(11〜13)間に通
    信されるデータを記憶内蔵するように構成されたことを
    特徴とする電子装置の試験装置。
  5. 【請求項5】請求項2において、 前記疑似環境設定装置(4)から前記疑似PKG(21
    〜2n)に送出されるコマンド列データは、所定のビッ
    ト数により構成されるビットマップのビット位置により
    定義されることを特徴とする電子装置の試験装置。
  6. 【請求項6】請求項1及び2において、 前記電子装置が、伝送装置であることを特徴とするを試
    験方法及び装置。
JP21801693A 1993-08-09 1993-08-09 電子装置の試験方法及び装置 Expired - Fee Related JP3279404B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21801693A JP3279404B2 (ja) 1993-08-09 1993-08-09 電子装置の試験方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21801693A JP3279404B2 (ja) 1993-08-09 1993-08-09 電子装置の試験方法及び装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0755888A true JPH0755888A (ja) 1995-03-03
JP3279404B2 JP3279404B2 (ja) 2002-04-30

Family

ID=16713312

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21801693A Expired - Fee Related JP3279404B2 (ja) 1993-08-09 1993-08-09 電子装置の試験方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3279404B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010003690A (ko) * 1999-06-24 2001-01-15 김영환 반도체 회로의 파워 분석 방법
KR100545608B1 (ko) * 1999-03-25 2006-01-25 유티스타콤코리아 유한회사 병렬 분산구조를 갖는 데이터 획득 시스템

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100545608B1 (ko) * 1999-03-25 2006-01-25 유티스타콤코리아 유한회사 병렬 분산구조를 갖는 데이터 획득 시스템
KR20010003690A (ko) * 1999-06-24 2001-01-15 김영환 반도체 회로의 파워 분석 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP3279404B2 (ja) 2002-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7398437B2 (en) Method and system for multi-user channel allocation for a multi-channel analyzer
CN111563606A (zh) 一种设备预测性维护方法及装置
JPS613400A (ja) チツプ上の高密度メモリを試験する方法と装置
JPS5851292B2 (ja) 診断/デバツク計算システム
CN112559288B (zh) 一种基于以太网的分布式惯性平台测试系统
CN107015896B (zh) 一种嵌入式设备cpu及其外设状态实时监测方法、系统
CN114089713A (zh) 一种基于uds的通信方法、ecu及上位机
JPH05256897A (ja) Icテストシステム
CN101114249A (zh) 主板的i2c总线检测装置及其方法
CN109407655B (zh) 一种调试芯片的方法及装置
CN114328223A (zh) 一种信息测试方法、装置、设备及存储介质
CN116521468B (zh) 一种fpga在线调试方法及支持在线调试的fpga
JPH0755888A (ja) 電子装置の試験方法及び装置
CN102541705A (zh) 计算机的测试方法和工装板
CN113867810B (zh) 一种查看服务器硬盘拓扑的方法、装置、终端及存储介质
CN112148537A (zh) 总线监控装置及方法、存储介质、电子装置
US7111212B2 (en) Debugging system for semiconductor integrated circuit
US7281162B2 (en) Program-controlled unit
JPWO2012014303A1 (ja) 半導体集積回路装置、その制御方法及び情報処理装置
US7072787B1 (en) Method for analyzing data storage system test data
CN114461479A (zh) 调试多媒体处理芯片的方法、装置、存储介质和电子设备
JP2009011120A (ja) 保護制御装置
CN117370257B (zh) 串口转总线的装置、现场可编程门阵列及其调试方法
CN103995762A (zh) 一种诊断板卡故障的方法
CN214896581U (zh) 一种基于Zynq的可配置通用IO测试系统

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020205

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees