JPH0755458B2 - 飛散防止用カバー付作業機 - Google Patents
飛散防止用カバー付作業機Info
- Publication number
- JPH0755458B2 JPH0755458B2 JP24579592A JP24579592A JPH0755458B2 JP H0755458 B2 JPH0755458 B2 JP H0755458B2 JP 24579592 A JP24579592 A JP 24579592A JP 24579592 A JP24579592 A JP 24579592A JP H0755458 B2 JPH0755458 B2 JP H0755458B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- air
- scattering
- scattering prevention
- piston
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- Expired - Lifetime
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- Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
- Drilling And Exploitation, And Mining Machines And Methods (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリートブレーカ
や岩盤ブレーカのように、駆動部材の運動に伴って所定
方向に運動する刃部を備え、この刃部により対象物を打
撃又は切削する作業機に関する。
や岩盤ブレーカのように、駆動部材の運動に伴って所定
方向に運動する刃部を備え、この刃部により対象物を打
撃又は切削する作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、コンクリート舗装盤や岩石等を
破砕或いは穿孔するにあたっては、ピストンハンマ等の
駆動部材の運動に伴って所定方向に運動する打撃のみ或
いはビット等の刃部を備え、この刃部により対象物であ
るコンクリート舗装盤や岩石等を打撃又は切削する作業
機が多用されている。このような作業機としては、油圧
ブレーカ、油圧クラッシャ形ブレーカ、チゼル形ブレー
カ等、種々の形態のものがあり、それぞれ用途に応じて
使い分けられている。
破砕或いは穿孔するにあたっては、ピストンハンマ等の
駆動部材の運動に伴って所定方向に運動する打撃のみ或
いはビット等の刃部を備え、この刃部により対象物であ
るコンクリート舗装盤や岩石等を打撃又は切削する作業
機が多用されている。このような作業機としては、油圧
ブレーカ、油圧クラッシャ形ブレーカ、チゼル形ブレー
カ等、種々の形態のものがあり、それぞれ用途に応じて
使い分けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
作業機、特にチゼル形ブレーカのように作業者が直接把
持して使用する作業機では、作業に伴って生じる飛散物
により作業者が怪我を負ったり、周辺の機材や物品等が
損傷する等の事故が生じ易かった。本発明は、作業に伴
って生じる飛散物に起因する事故の発生を減らすことが
できる作業機を提供することを目的とする。
作業機、特にチゼル形ブレーカのように作業者が直接把
持して使用する作業機では、作業に伴って生じる飛散物
により作業者が怪我を負ったり、周辺の機材や物品等が
損傷する等の事故が生じ易かった。本発明は、作業に伴
って生じる飛散物に起因する事故の発生を減らすことが
できる作業機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の気動式保護カバー付作業機は、 1) 駆動部材の運動に伴って所定方向に運動する刃部
を備え、この刃部により対象物を打撃又は切削する作業
機において、前記刃部の運動時に供給される生空気又は
排気により開き、前記生空気又は前記排気の供給の停止
により閉じる傘状の飛散防止用カバーを有し、この飛散
防止用カバーが、前記刃部による打撃又は切削によって
生じる破片又は繰粉の所定方向への飛散を遮る場所に開
くことを特徴とする飛散防止用カバー付作業機 2) 飛散防止用カバーが、気体の流入により隆起する
複数本の筒体又は袋体の間に水掻き状の皮膜部を設けて
なり、前記筒体又は前記袋体が、機体に供給される生空
気の供給経路又は前記機体から排出される排気の排出経
路に内部空間を連通させて、前記機体の外周に吊設され
ている、1に記載の飛散防止用カバー付作業機 3) 飛散防止用カバーが、袋体をバネと共に筒状に成
形した蛇腹バケットからなり、この蛇腹バケットを構成
する前記袋体の内部空間が機体に供給される生空気の供
給経路又は前記機体から排出される排気の排出経路に連
通し、前記生空気又は前記排気の前記袋体中への流入に
より前記蛇腹バケットが伸長し、前記流入の停止により
前記蛇腹バケットが前記バネによって退縮する、1に記
載の飛散防止用カバー付作業機 4) 飛散防止用カバーが、弾性を有する複数の袋体の
間に水掻き状の皮膜部を設けると共に、前記袋体の内部
空間をピストンの運動に伴って体積変化する密閉空間に
連通させ、前記ピストンを介して前記密閉空間と対峙す
るシリンダリング内の空間を、機体に供給される生空気
の供給経路又は前記機体から排出される排気の排出経路
と連通させると共に、前記密閉空間内に前記ピストンを
押し上げるバネを設けてなり、前記機体が前記ピストン
の下降に伴う前記密閉空間の体積減少により隆起し、前
記ピストンの上昇に伴う前記密閉空間の体積増加により
萎む、1に記載の飛散防止用カバー付作業機 5) 飛散防止用カバーに空気圧縮機から直接圧縮空気
を供給する給気経路を有する、1に記載の飛散防止用カ
バー付作業機 にある。
明の気動式保護カバー付作業機は、 1) 駆動部材の運動に伴って所定方向に運動する刃部
を備え、この刃部により対象物を打撃又は切削する作業
機において、前記刃部の運動時に供給される生空気又は
排気により開き、前記生空気又は前記排気の供給の停止
により閉じる傘状の飛散防止用カバーを有し、この飛散
防止用カバーが、前記刃部による打撃又は切削によって
生じる破片又は繰粉の所定方向への飛散を遮る場所に開
くことを特徴とする飛散防止用カバー付作業機 2) 飛散防止用カバーが、気体の流入により隆起する
複数本の筒体又は袋体の間に水掻き状の皮膜部を設けて
なり、前記筒体又は前記袋体が、機体に供給される生空
気の供給経路又は前記機体から排出される排気の排出経
路に内部空間を連通させて、前記機体の外周に吊設され
ている、1に記載の飛散防止用カバー付作業機 3) 飛散防止用カバーが、袋体をバネと共に筒状に成
形した蛇腹バケットからなり、この蛇腹バケットを構成
する前記袋体の内部空間が機体に供給される生空気の供
給経路又は前記機体から排出される排気の排出経路に連
通し、前記生空気又は前記排気の前記袋体中への流入に
より前記蛇腹バケットが伸長し、前記流入の停止により
前記蛇腹バケットが前記バネによって退縮する、1に記
載の飛散防止用カバー付作業機 4) 飛散防止用カバーが、弾性を有する複数の袋体の
間に水掻き状の皮膜部を設けると共に、前記袋体の内部
空間をピストンの運動に伴って体積変化する密閉空間に
連通させ、前記ピストンを介して前記密閉空間と対峙す
るシリンダリング内の空間を、機体に供給される生空気
の供給経路又は前記機体から排出される排気の排出経路
と連通させると共に、前記密閉空間内に前記ピストンを
押し上げるバネを設けてなり、前記機体が前記ピストン
の下降に伴う前記密閉空間の体積減少により隆起し、前
記ピストンの上昇に伴う前記密閉空間の体積増加により
萎む、1に記載の飛散防止用カバー付作業機 5) 飛散防止用カバーに空気圧縮機から直接圧縮空気
を供給する給気経路を有する、1に記載の飛散防止用カ
バー付作業機 にある。
【0005】
【作用】本発明の飛散防止用カバー付作業機は、従来の
作業機と同様にして使用することができる。ここで、刃
部の運動時には、生空気又は機体からの排気が飛散防止
用カバーに供給され、これにより飛散防止用カバーが開
く。そして、この飛散防止用カバーは、刃部による打撃
又は切削によって生じる破片や繰粉の所定方向への飛散
を遮る場所に開く。従って、飛散防止用カバーにより破
片や繰粉の飛散を遮った方向に位置する人、人体の一部
・機材・物品等については、飛散物に起因する事故の発
生を防止することができる。又、飛散防止用カバーへの
生空気又は排気の供給が停止すると、この飛散防止用カ
バーは閉じる。従って、作業機の収納や運搬にあたって
飛散防止用カバーが邪魔になるようなこともほとんどな
い。
作業機と同様にして使用することができる。ここで、刃
部の運動時には、生空気又は機体からの排気が飛散防止
用カバーに供給され、これにより飛散防止用カバーが開
く。そして、この飛散防止用カバーは、刃部による打撃
又は切削によって生じる破片や繰粉の所定方向への飛散
を遮る場所に開く。従って、飛散防止用カバーにより破
片や繰粉の飛散を遮った方向に位置する人、人体の一部
・機材・物品等については、飛散物に起因する事故の発
生を防止することができる。又、飛散防止用カバーへの
生空気又は排気の供給が停止すると、この飛散防止用カ
バーは閉じる。従って、作業機の収納や運搬にあたって
飛散防止用カバーが邪魔になるようなこともほとんどな
い。
【0006】飛散防止用カバーは生空気又は機体からの
排気のいずれにより開かせてもよいが、排気により開く
ようにした場合には、作業機の騒音を低下させることが
できる。又、生空気により飛散防止用カバーを開かせる
場合、この生空気は作業機に既存の給気経路を分岐させ
て飛散防止用カバーに送ってもよいし、空気圧縮機から
飛散防止用カバーに直接圧縮空気を送る給気経路を新た
に設けてもよい。既存の給気経路を分岐させた方が大が
かりな改造を必要としないため、実用上好適である。
排気のいずれにより開かせてもよいが、排気により開く
ようにした場合には、作業機の騒音を低下させることが
できる。又、生空気により飛散防止用カバーを開かせる
場合、この生空気は作業機に既存の給気経路を分岐させ
て飛散防止用カバーに送ってもよいし、空気圧縮機から
飛散防止用カバーに直接圧縮空気を送る給気経路を新た
に設けてもよい。既存の給気経路を分岐させた方が大が
かりな改造を必要としないため、実用上好適である。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。 実施例1(図1〜図3参照) 本実施例は、従来のチゼル形ブレーカ(エアーブレー
カ)にこのブレーカの排気により開く飛散防止用カバー
を付けた作業機の例であり、図1は飛散防止用カバーが
開いた状態の本実施例の一部断面側面図、図2は本実施
例での飛散防止用カバーが開いた状態を示す片側断面平
面図、図3は図2に示したA−A線矢視図である。
説明する。 実施例1(図1〜図3参照) 本実施例は、従来のチゼル形ブレーカ(エアーブレー
カ)にこのブレーカの排気により開く飛散防止用カバー
を付けた作業機の例であり、図1は飛散防止用カバーが
開いた状態の本実施例の一部断面側面図、図2は本実施
例での飛散防止用カバーが開いた状態を示す片側断面平
面図、図3は図2に示したA−A線矢視図である。
【0008】図1〜図3に示したように、本実施例の飛
散防止用カバー付作業機1では、エアーブレーカ2の排
気口3を覆うようにしてゴムマフラーカバー4を取付
け、このゴムマフラーカバー4の内周面とエアーブレー
カ2の外周面との間に形成される空間5内に一端を開口
させて5本の帆布製筒体6を機体の前面側(操作者から
離れる側)に所定間隔で吊設すると共に、帆布製筒体6
の間に帆布製の皮膜部7を水掻き状に設けている。そし
て、この飛散防止用カバー付作業機1では、ゴムマフラ
ーカバー4と、帆布製筒体6と、皮膜部7とで扇状に拡
がる飛散防止用カバー8を構成している。尚、各帆布製
筒体6の外側開口部は、内側開口部の口径よりも径の小
さい鳩目金具9により補強されており、この結果、外側
開口部の方が小径になっている。
散防止用カバー付作業機1では、エアーブレーカ2の排
気口3を覆うようにしてゴムマフラーカバー4を取付
け、このゴムマフラーカバー4の内周面とエアーブレー
カ2の外周面との間に形成される空間5内に一端を開口
させて5本の帆布製筒体6を機体の前面側(操作者から
離れる側)に所定間隔で吊設すると共に、帆布製筒体6
の間に帆布製の皮膜部7を水掻き状に設けている。そし
て、この飛散防止用カバー付作業機1では、ゴムマフラ
ーカバー4と、帆布製筒体6と、皮膜部7とで扇状に拡
がる飛散防止用カバー8を構成している。尚、各帆布製
筒体6の外側開口部は、内側開口部の口径よりも径の小
さい鳩目金具9により補強されており、この結果、外側
開口部の方が小径になっている。
【0009】この飛散防止用カバー付作業機1は、従来
のエアーブレーカと同様に、エアーコンプレッサ(図示
せず)から入気口10及びこの入気口10の奥に設けた
自動弁(図示せず)を介してシリンダ11内の上方及び
下方に交互に圧縮空気(図1中に矢印Aで表示)を盛ん
に供給し、これにより駆動部材であるピストンハンマ1
2を激しく上下動させて、刃部である打撃のみ13によ
り対象物14を激しく打撃する。このとき、排気口3か
ら排出された排気は、空間5を通って帆布製筒体6に入
り、更にこの帆布製筒体6を通って外部に排出される
(図1中に矢印Bで表示)。このとき、帆布製筒体6の
外側開口部の口径が内側開口部の口径よりも小さいこと
から、この帆布製筒体6を通るときの排気の圧力は他の
箇所よりも高くなる。この結果、帆布製筒体6は図1中
に実線で示したように隆起する。帆布製筒体6が隆起す
ると皮膜部7が拡がり、結果として図2に示したよう
に、扇状に飛散防止用カバー8が開く。
のエアーブレーカと同様に、エアーコンプレッサ(図示
せず)から入気口10及びこの入気口10の奥に設けた
自動弁(図示せず)を介してシリンダ11内の上方及び
下方に交互に圧縮空気(図1中に矢印Aで表示)を盛ん
に供給し、これにより駆動部材であるピストンハンマ1
2を激しく上下動させて、刃部である打撃のみ13によ
り対象物14を激しく打撃する。このとき、排気口3か
ら排出された排気は、空間5を通って帆布製筒体6に入
り、更にこの帆布製筒体6を通って外部に排出される
(図1中に矢印Bで表示)。このとき、帆布製筒体6の
外側開口部の口径が内側開口部の口径よりも小さいこと
から、この帆布製筒体6を通るときの排気の圧力は他の
箇所よりも高くなる。この結果、帆布製筒体6は図1中
に実線で示したように隆起する。帆布製筒体6が隆起す
ると皮膜部7が拡がり、結果として図2に示したよう
に、扇状に飛散防止用カバー8が開く。
【0010】一方、打撃のみ13による対象物14への
打撃を行なわないとき、すなわちエアーコンプレッサか
らの圧縮空気の供給を行なわないときや、スロットルレ
バー15を操作してシリンダ11内への圧縮空気の供給
を中止したときには、排気の排出が無くなるため、帆布
製筒体6を通って外部に排出される排気も無くなる。こ
のため、帆布製筒体6内の圧力はまわりの圧力と同じに
なり、図1中に二点鎖線で示したように帆布製筒体6は
垂れ下がる。帆布製筒体6が垂れ下がると皮膜部7が萎
み、結果として飛散防止用カバー8が閉じる。
打撃を行なわないとき、すなわちエアーコンプレッサか
らの圧縮空気の供給を行なわないときや、スロットルレ
バー15を操作してシリンダ11内への圧縮空気の供給
を中止したときには、排気の排出が無くなるため、帆布
製筒体6を通って外部に排出される排気も無くなる。こ
のため、帆布製筒体6内の圧力はまわりの圧力と同じに
なり、図1中に二点鎖線で示したように帆布製筒体6は
垂れ下がる。帆布製筒体6が垂れ下がると皮膜部7が萎
み、結果として飛散防止用カバー8が閉じる。
【0011】この飛散防止用カバー付作業機1では、対
象物14の破砕に伴って生じる破片や繰粉のうち、飛散
防止用カバー8側に飛び散ったものについては、その飛
散が飛散防止用カバー8により途中で遮られる。従っ
て、飛散防止用カバー8により破片や繰粉の飛散を遮っ
た方向にある操作者の胸部や頭部、或いはこの方向にあ
る機材・物品等については、飛散物に起因する怪我・損
傷等の事故から守ることができる。又、この飛散防止用
カバー付作業機1では、飛散防止用カバー8により排気
に伴う騒音が低下する。
象物14の破砕に伴って生じる破片や繰粉のうち、飛散
防止用カバー8側に飛び散ったものについては、その飛
散が飛散防止用カバー8により途中で遮られる。従っ
て、飛散防止用カバー8により破片や繰粉の飛散を遮っ
た方向にある操作者の胸部や頭部、或いはこの方向にあ
る機材・物品等については、飛散物に起因する怪我・損
傷等の事故から守ることができる。又、この飛散防止用
カバー付作業機1では、飛散防止用カバー8により排気
に伴う騒音が低下する。
【0012】実施例2(図4〜図6参照) 本実施例は、従来のチゼル形コンクリートブレーカ(エ
アーブレーカ)にこのブレーカに供給される圧縮空気の
一部により開く飛散防止用カバーを付けた作業機の例で
あり、図4は飛散防止用カバーが開いた状態の本実施例
の一部断面側面図、図5は本実施例での飛散防止用カバ
ーの平面図、図6は飛散防止用カバーが閉じた状態の本
実施例を示す背面図である。
アーブレーカ)にこのブレーカに供給される圧縮空気の
一部により開く飛散防止用カバーを付けた作業機の例で
あり、図4は飛散防止用カバーが開いた状態の本実施例
の一部断面側面図、図5は本実施例での飛散防止用カバ
ーの平面図、図6は飛散防止用カバーが閉じた状態の本
実施例を示す背面図である。
【0013】図4〜図6に示したように、本実施例の飛
散防止用カバー付作業機21は、袋体22をバネ23と
共に筒状に成形した蛇腹バケットからなる飛散防止用カ
バー24をエアーブレーカ2に取付けてなる。飛散防止
用カバー24を構成する袋体22の内部空間は、エアー
コンプレッサ(図示せず)から入気口10及び入気口1
0の奥に設けた自動弁(図示せず)を介してシリンダ1
1内の下方に圧縮空気(図4中に矢印Aで表示)を供給
する導管25から分岐した導管26と連通している。
尚、この飛散防止用カバー24には、エアーブレーカ2
を構成するスチールリテーナー27を露出するための窓
28が設けられている。
散防止用カバー付作業機21は、袋体22をバネ23と
共に筒状に成形した蛇腹バケットからなる飛散防止用カ
バー24をエアーブレーカ2に取付けてなる。飛散防止
用カバー24を構成する袋体22の内部空間は、エアー
コンプレッサ(図示せず)から入気口10及び入気口1
0の奥に設けた自動弁(図示せず)を介してシリンダ1
1内の下方に圧縮空気(図4中に矢印Aで表示)を供給
する導管25から分岐した導管26と連通している。
尚、この飛散防止用カバー24には、エアーブレーカ2
を構成するスチールリテーナー27を露出するための窓
28が設けられている。
【0014】この飛散防止用カバー付作業機21では、
エアーコンプレッサからシリンダ11内の下方に供給さ
れた圧縮空気の一部が袋体22内に流入するため、運転
時には蛇腹バケットからなる飛散防止用カバー24が下
方に伸長して開く。一方、エアーコンプレッサからの圧
縮空気の供給を行なわないときや、スロットルレバー1
5を操作してシリンダ11内への圧縮空気の供給を中止
したときは、バネ23の復元力により飛散防止用カバー
24が退縮して閉じる(図6参照)。
エアーコンプレッサからシリンダ11内の下方に供給さ
れた圧縮空気の一部が袋体22内に流入するため、運転
時には蛇腹バケットからなる飛散防止用カバー24が下
方に伸長して開く。一方、エアーコンプレッサからの圧
縮空気の供給を行なわないときや、スロットルレバー1
5を操作してシリンダ11内への圧縮空気の供給を中止
したときは、バネ23の復元力により飛散防止用カバー
24が退縮して閉じる(図6参照)。
【0015】この飛散防止用カバー付作業機21では、
対象物14の破砕に伴って生じる破片や繰粉の多くは飛
散防止用カバー24によってその飛散が遮られるため、
操作者の脚部・胸部及び頭部、或いは周辺の機材や物品
等については、飛散物に起因する怪我・損傷等の事故か
ら守られる。
対象物14の破砕に伴って生じる破片や繰粉の多くは飛
散防止用カバー24によってその飛散が遮られるため、
操作者の脚部・胸部及び頭部、或いは周辺の機材や物品
等については、飛散物に起因する怪我・損傷等の事故か
ら守られる。
【0016】実施例3(図7〜図9参照) 本実施例は、従来のチゼル形コンクリートブレーカ(エ
アーブレーカ)にこのブレーカに供給される圧縮空気の
一部により開く他の飛散防止用カバーを付けた作業機の
例であり、図7は飛散防止用カバーが開いた状態の本実
施例の一部断面側面図、図8は本実施例での飛散防止用
カバーが開いた状態を示す片側断面平面図、図9は閉じ
た状態の飛散防止用カバーを示す縦断面図である。
アーブレーカ)にこのブレーカに供給される圧縮空気の
一部により開く他の飛散防止用カバーを付けた作業機の
例であり、図7は飛散防止用カバーが開いた状態の本実
施例の一部断面側面図、図8は本実施例での飛散防止用
カバーが開いた状態を示す片側断面平面図、図9は閉じ
た状態の飛散防止用カバーを示す縦断面図である。
【0017】図7〜図9に示したように、本実施例の飛
散防止用カバー付作業機31は、シリンダリング32内
に設けたバネ33により所定の高さまで押し上げられる
5本のピストン34をそれぞれ別個にエアーブレーカ2
の外周に立設し、各シリンダリング32の下側開口部に
可撓性を有する導管35を連設すると共に、各導管35
の下側開口部を布入りゴム製の袋体36の開口部に連設
し、更に各袋体36の間に布入りゴム製の皮膜部37を
水掻き状に設けてなる飛散防止用カバー38を備えてい
る。各シリンダリングの上側開口部には、エアーブレー
カ2を構成するシリンダ11内の下方に圧縮空気(図7
中に矢印Aで表示)を供給する導管25から分岐した導
管26が連設されている。そして、各シリンダリング3
2におけるピストン34より下方の空間と導管35の内
部空間と袋体36の内部空間とで、密閉空間が形成され
ている。
散防止用カバー付作業機31は、シリンダリング32内
に設けたバネ33により所定の高さまで押し上げられる
5本のピストン34をそれぞれ別個にエアーブレーカ2
の外周に立設し、各シリンダリング32の下側開口部に
可撓性を有する導管35を連設すると共に、各導管35
の下側開口部を布入りゴム製の袋体36の開口部に連設
し、更に各袋体36の間に布入りゴム製の皮膜部37を
水掻き状に設けてなる飛散防止用カバー38を備えてい
る。各シリンダリングの上側開口部には、エアーブレー
カ2を構成するシリンダ11内の下方に圧縮空気(図7
中に矢印Aで表示)を供給する導管25から分岐した導
管26が連設されている。そして、各シリンダリング3
2におけるピストン34より下方の空間と導管35の内
部空間と袋体36の内部空間とで、密閉空間が形成され
ている。
【0018】この飛散防止用カバー付作業機31では、
エアーコンプレッサ(図示せず)から入気口10及びこ
の入気口10の奥に設けた自動弁(図示せず)を介して
シリンダ11内の下方に供給された圧縮空気の一部は、
導管26に入ってピストン34を押し下げる。そして、
ピストン34が押し下げられると、シリンダリング32
におけるピストン34より下方の空間の体積が減少する
ため、その分だけ袋体36の体積が増える。この結果、
袋体36は硬化しつつ隆起して、これに伴って皮膜部3
7が拡がるため、図8に示したように、飛散防止用カバ
ー38が扇状に開く。一方、エアーコンプレッサからの
圧縮空気の供給を行なわないときや、スロットルレバー
15を操作してシリンダ11内への圧縮空気の供給を中
止したときには、バネ33によりピストン34が押上げ
られるため、シリンダリング32におけるピストン34
より下方の空間の体積が増加する。そして、この体積増
加に伴って袋体36の体積が減少するため、図9に示し
たように袋体36は垂れ下がる。袋体36が垂れ下がる
と皮膜部37が萎み、結果として飛散防止用カバー38
が閉じる。
エアーコンプレッサ(図示せず)から入気口10及びこ
の入気口10の奥に設けた自動弁(図示せず)を介して
シリンダ11内の下方に供給された圧縮空気の一部は、
導管26に入ってピストン34を押し下げる。そして、
ピストン34が押し下げられると、シリンダリング32
におけるピストン34より下方の空間の体積が減少する
ため、その分だけ袋体36の体積が増える。この結果、
袋体36は硬化しつつ隆起して、これに伴って皮膜部3
7が拡がるため、図8に示したように、飛散防止用カバ
ー38が扇状に開く。一方、エアーコンプレッサからの
圧縮空気の供給を行なわないときや、スロットルレバー
15を操作してシリンダ11内への圧縮空気の供給を中
止したときには、バネ33によりピストン34が押上げ
られるため、シリンダリング32におけるピストン34
より下方の空間の体積が増加する。そして、この体積増
加に伴って袋体36の体積が減少するため、図9に示し
たように袋体36は垂れ下がる。袋体36が垂れ下がる
と皮膜部37が萎み、結果として飛散防止用カバー38
が閉じる。
【0019】この飛散防止用カバー付作業機31でも、
実施例1の飛散防止用カバー付作業機1と同様に、対象
物14の破砕に伴って生じる破片や繰粉のうち、飛散防
止用カバー38側に飛び散ったものについてはその飛散
が飛散防止用カバー38により途中で遮られる。従っ
て、飛散防止用カバー38により破片や繰粉の飛散を遮
った方向にある操作者の胸部や頭部、或いはこの方向に
ある機材・物品等については、飛散物に起因する怪我・
損傷等の事故から守ることができる。又、この飛散防止
用カバー付作業機31では、飛散防止用カバー38を開
けるために用いた圧縮空気は機外に漏出しないため、圧
縮空気の浪費が実質的にない。
実施例1の飛散防止用カバー付作業機1と同様に、対象
物14の破砕に伴って生じる破片や繰粉のうち、飛散防
止用カバー38側に飛び散ったものについてはその飛散
が飛散防止用カバー38により途中で遮られる。従っ
て、飛散防止用カバー38により破片や繰粉の飛散を遮
った方向にある操作者の胸部や頭部、或いはこの方向に
ある機材・物品等については、飛散物に起因する怪我・
損傷等の事故から守ることができる。又、この飛散防止
用カバー付作業機31では、飛散防止用カバー38を開
けるために用いた圧縮空気は機外に漏出しないため、圧
縮空気の浪費が実質的にない。
【0020】以上、実施例を挙げて本発明を説明した
が、本発明の飛散防止用カバー付作業機は上述の実施例
に限定されるものではなく、種々の変形例及び応用例を
含むものである。例えば、実施例の作業機はいずれもエ
アーブレーカに飛散防止用カバーを設けたものである
が、飛散防止用カバーを取付ける作業機としては、作業
に伴って生じる飛散物に起因する事故の発生が懸念され
る種々の作業機を適用することができる。飛散防止用カ
バーは、実施例1及び3のように、平面視したときに扇
状に開くものであってもよいし、実施例2のように平面
視したときに円形に開くものであってもよい。この形状
は、作業機の用途や形状等に応じて適宜変更可能であ
る。飛散防止用カバーは、生空気又は排気が供給される
ことにより開き、生空気又は排気の供給の停止により閉
じるものであればよく、その機構は実施例以外にも適宜
変更可能である。生空気により開くようにした場合は、
生空気の浪費を防ぐうえから、実施例3のように生空気
が機外に漏出しない構造にするか、又は通気性の低い袋
体を利用することが好ましい。又、飛散防止用カバー
は、作業性の低下を防止するうえから、刃部が視認でき
る程度以上の透明性を有していることが好ましい。
が、本発明の飛散防止用カバー付作業機は上述の実施例
に限定されるものではなく、種々の変形例及び応用例を
含むものである。例えば、実施例の作業機はいずれもエ
アーブレーカに飛散防止用カバーを設けたものである
が、飛散防止用カバーを取付ける作業機としては、作業
に伴って生じる飛散物に起因する事故の発生が懸念され
る種々の作業機を適用することができる。飛散防止用カ
バーは、実施例1及び3のように、平面視したときに扇
状に開くものであってもよいし、実施例2のように平面
視したときに円形に開くものであってもよい。この形状
は、作業機の用途や形状等に応じて適宜変更可能であ
る。飛散防止用カバーは、生空気又は排気が供給される
ことにより開き、生空気又は排気の供給の停止により閉
じるものであればよく、その機構は実施例以外にも適宜
変更可能である。生空気により開くようにした場合は、
生空気の浪費を防ぐうえから、実施例3のように生空気
が機外に漏出しない構造にするか、又は通気性の低い袋
体を利用することが好ましい。又、飛散防止用カバー
は、作業性の低下を防止するうえから、刃部が視認でき
る程度以上の透明性を有していることが好ましい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の飛散防止
用カバー付作業機では、作業に伴って生じた破片や繰粉
のうち飛散防止用カバー側に飛び散ったものについて
は、その飛散が飛散防止用カバーにより途中で遮られ
る。従って、飛散防止用カバーにより破片や繰粉の飛散
を遮った方向に位置する人、人体の一部、機材、物品等
については、飛散物に起因する怪我・損傷等の事故から
守ることができる。
用カバー付作業機では、作業に伴って生じた破片や繰粉
のうち飛散防止用カバー側に飛び散ったものについて
は、その飛散が飛散防止用カバーにより途中で遮られ
る。従って、飛散防止用カバーにより破片や繰粉の飛散
を遮った方向に位置する人、人体の一部、機材、物品等
については、飛散物に起因する怪我・損傷等の事故から
守ることができる。
【図1】飛散防止用カバーが開いた状態の実施例1を示
す一部断面側面図である。
す一部断面側面図である。
【図2】実施例1での飛散防止用カバーが開いた状態を
示す片側断面平面図である。
示す片側断面平面図である。
【図3】図2に示したA−A線矢視図である。
【図4】飛散防止用カバーが開いた状態の実施例2を示
す一部断面側面図である。
す一部断面側面図である。
【図5】実施例2での飛散防止用カバーを示す平面図で
ある。
ある。
【図6】飛散防止用カバーが閉じた状態の実施例2を示
す背面図である。
す背面図である。
【図7】飛散防止用カバーが開いた状態の実施例3を示
す一部断面側面図である。
す一部断面側面図である。
【図8】実施例3での飛散防止用カバーが開いた状態を
示す片側断面平面図である。
示す片側断面平面図である。
【図9】実施例3での飛散防止用カバーが閉じた状態を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
1 飛散防止用カバー付作業機 2 エアーブレーカ 3 排気口 6 帆布製筒体 7 皮膜部 8 飛散防止用カバー 10 入気口 12 ピストンハンマ 13 打撃のみ 14 対象物 21 飛散防止用カバー付作業機 22 袋体 23 バネ 24 飛散防止用カバー 31 飛散防止用カバー付作業機 32 シリンダリング 33 バネ 34 ピストン 36 布入りゴム製の袋体 37 皮膜部 38 飛散防止用カバー
Claims (5)
- 【請求項1】 駆動部材の運動に伴って所定方向に運動
する刃部を備え、この刃部により対象物を打撃又は切削
する作業機において、 前記刃部の運動時に供給される生空気又は排気により開
き、前記生空気又は前記排気の供給の停止により閉じる
傘状の飛散防止用カバーを有し、この飛散防止用カバー
が、前記刃部による打撃又は切削によって生じる破片又
は繰粉の所定方向への飛散を遮る場所に開くことを特徴
とする飛散防止用カバー付作業機。 - 【請求項2】 飛散防止用カバーが、気体の流入により
隆起する複数本の筒体又は袋体の間に水掻き状の皮膜部
を設けてなり、前記筒体又は前記袋体が、機体に供給さ
れる生空気の供給経路又は前記機体から排出される排気
の排出経路に内部空間を連通させて、前記機体の外周に
吊設されている、請求項1に記載の飛散防止用カバー付
作業機。 - 【請求項3】 飛散防止用カバーが、袋体をバネと共に
筒状に成形した蛇腹バケットからなり、この蛇腹バケッ
トを構成する前記袋体の内部空間が機体に供給される生
空気の供給経路又は前記機体から排出される排気の排出
経路に連通し、前記生空気又は前記排気の前記袋体中へ
の流入により前記蛇腹バケットが伸長し、前記流入の停
止により前記蛇腹バケットが前記バネによって退縮す
る、請求項1に記載の飛散防止用カバー付作業機。 - 【請求項4】 飛散防止用カバーが、弾性を有する複数
の袋体の間に水掻き状の皮膜部を設けると共に、前記袋
体の内部空間をピストンの運動に伴って体積変化する密
閉空間に連通させ、前記ピストンを介して前記密閉空間
と対峙するシリンダリング内の空間を、機体に供給され
る生空気の供給経路又は前記機体から排出される排気の
排出経路と連通させると共に、前記密閉空間内に前記ピ
ストンを押し上げるバネを設けてなり、前記機体が前記
ピストンの下降に伴う前記密閉空間の体積減少により隆
起し、前記ピストンの上昇に伴う前記密閉空間の体積増
加により萎む、請求項1に記載の飛散防止用カバー付作
業機。 - 【請求項5】 飛散防止用カバーに空気圧縮機から直接
圧縮空気を供給する給気経路を有する、請求項1に記載
の飛散防止用カバー付作業機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24579592A JPH0755458B2 (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 飛散防止用カバー付作業機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24579592A JPH0755458B2 (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 飛散防止用カバー付作業機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0663873A JPH0663873A (ja) | 1994-03-08 |
JPH0755458B2 true JPH0755458B2 (ja) | 1995-06-14 |
Family
ID=17138949
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24579592A Expired - Lifetime JPH0755458B2 (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 飛散防止用カバー付作業機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0755458B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100440053B1 (ko) * | 2002-11-13 | 2004-07-14 | 기아자동차주식회사 | 비상용 해머 |
JP2005305616A (ja) * | 2004-04-23 | 2005-11-04 | Furukawa Co Ltd | カバー付ブレーカロッド |
JP4839410B2 (ja) * | 2010-03-17 | 2011-12-21 | 株式会社フジタ | 破砕機 |
FI20105455A0 (fi) * | 2010-04-26 | 2010-04-26 | Kari Lahtinen | Laite hydraulivasaraan |
KR101944663B1 (ko) * | 2018-02-21 | 2019-01-31 | 이종근 | 브레이커의 비산 방지장치 |
-
1992
- 1992-08-21 JP JP24579592A patent/JPH0755458B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0663873A (ja) | 1994-03-08 |
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