JPH0755153Y2 - スイッチ回路 - Google Patents
スイッチ回路Info
- Publication number
- JPH0755153Y2 JPH0755153Y2 JP1990400645U JP40064590U JPH0755153Y2 JP H0755153 Y2 JPH0755153 Y2 JP H0755153Y2 JP 1990400645 U JP1990400645 U JP 1990400645U JP 40064590 U JP40064590 U JP 40064590U JP H0755153 Y2 JPH0755153 Y2 JP H0755153Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- voltage
- circuit
- box
- control box
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Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、スイッチとランプとが
組み合わされた多数のスイッチボックスを並列に配置
し、何れか一つのスイッチボックスのスイッチをオン状
態とすれば、全てのスイッチボックスに設けたランプを
一斉に点灯させるスイッチ回路に関するものである。
組み合わされた多数のスイッチボックスを並列に配置
し、何れか一つのスイッチボックスのスイッチをオン状
態とすれば、全てのスイッチボックスに設けたランプを
一斉に点灯させるスイッチ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日、乗合バス等において、降車の合図
を送るスイッチ回路では、車内に多数のスイッチを並列
に配置し、各スイッチをランプと組み合せたスイッチボ
ックスとし、何れか一つのスイッチボックスにおけるス
イッチを押したとき、全てのスイッチボックスのランプ
を一斉に点灯させ、以て降車の合図が送られたことを明
示するスイッチ回路が用いられている。
を送るスイッチ回路では、車内に多数のスイッチを並列
に配置し、各スイッチをランプと組み合せたスイッチボ
ックスとし、何れか一つのスイッチボックスにおけるス
イッチを押したとき、全てのスイッチボックスのランプ
を一斉に点灯させ、以て降車の合図が送られたことを明
示するスイッチ回路が用いられている。
【0003】このスイッチ回路の一例は、図4に示すよ
うに、電源11やリセットスイッチ16、及びブザー回
路48を有するコントロールボックス10から3本の線
を引き出して各スイッチボックス50に結線するもので
あり、第1線と第2線との間にプッシュスイッチ51を
並列に配置するように接続して多数のスイッチボックス
50を設け、又、第1線と第3線との間に各スイッチボ
ックス50のランプ53を並列に配置するように接続す
るものである。
うに、電源11やリセットスイッチ16、及びブザー回
路48を有するコントロールボックス10から3本の線
を引き出して各スイッチボックス50に結線するもので
あり、第1線と第2線との間にプッシュスイッチ51を
並列に配置するように接続して多数のスイッチボックス
50を設け、又、第1線と第3線との間に各スイッチボ
ックス50のランプ53を並列に配置するように接続す
るものである。
【0004】そしてコントロールボックス10では、電
源11と第3線出力端子19との間にコントロールスイ
ッチ41を挿入し、コントロールスイッチ41には電磁
制御式の保持型スイッチを使用し、コントロールボック
ス10の第2線出力端子18をコントロールスイッチ4
1のオン制御端子43に接続すると共に、リセット回路
15をコントロールスイッチ41のオフ制御端子45に
接続している。
源11と第3線出力端子19との間にコントロールスイ
ッチ41を挿入し、コントロールスイッチ41には電磁
制御式の保持型スイッチを使用し、コントロールボック
ス10の第2線出力端子18をコントロールスイッチ4
1のオン制御端子43に接続すると共に、リセット回路
15をコントロールスイッチ41のオフ制御端子45に
接続している。
【0005】従って、スイッチボックス50のプッシュ
スイッチ51がオン状態にされると、コントロールスイ
ッチ41のオン制御端子43に電流が流れ、コントロー
ルスイッチ41がオン状態となり、第1線と第3線との
間に電圧が印加され、全てのスイッチボックス50に配
置されているランプ53を一斉に点灯させることがで
き、リセット回路15をオン状態としてスイッチボック
ス50のオフ制御端子45に電流を流すことにより、コ
ントロールスイッチ41をオフ状態に戻すことができ
る。
スイッチ51がオン状態にされると、コントロールスイ
ッチ41のオン制御端子43に電流が流れ、コントロー
ルスイッチ41がオン状態となり、第1線と第3線との
間に電圧が印加され、全てのスイッチボックス50に配
置されているランプ53を一斉に点灯させることがで
き、リセット回路15をオン状態としてスイッチボック
ス50のオフ制御端子45に電流を流すことにより、コ
ントロールスイッチ41をオフ状態に戻すことができ
る。
【0006】尚、電源11とコントロールスイッチ41
との間には微分回路等を内蔵する検出回路47を挿入
し、該検出回路47によりコントロールスイッチ41が
オン状態とされることによる電圧の立上り又は増加を検
出して検出信号を出力させ、該検出信号をトリガとして
タイマ回路等を内蔵するブザー回路48でブザーを1秒
乃至数秒間鳴らす様にしている。
との間には微分回路等を内蔵する検出回路47を挿入
し、該検出回路47によりコントロールスイッチ41が
オン状態とされることによる電圧の立上り又は増加を検
出して検出信号を出力させ、該検出信号をトリガとして
タイマ回路等を内蔵するブザー回路48でブザーを1秒
乃至数秒間鳴らす様にしている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】上記スイッチ回路は、
コントロールボックスから各スイッチボックスに3本の
引きだし線を配置する必要が有り、配線を複雑にする欠
点が有った。
コントロールボックスから各スイッチボックスに3本の
引きだし線を配置する必要が有り、配線を複雑にする欠
点が有った。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、スイッチとラ
ンプとを一組としたスイッチボックスの多数個を並列に
配置し、該スイッチボックスのランプを一斉に点灯させ
るコントロールボックスを有するスイッチ回路におい
て、コントロールボックスに負荷電流の増加を検出する
電流検出回路と、該電流検出回路の検出信号に基づいて
コントロールボックスからの出力電圧を低電圧から高電
圧に切り換える電圧切換回路と、を設け、且つ、各スイ
ッチボックスには電圧検出回路を設け、該電圧検出回路
は高電圧が印加されたとき、ランプに電流を流し得るよ
うにする。
ンプとを一組としたスイッチボックスの多数個を並列に
配置し、該スイッチボックスのランプを一斉に点灯させ
るコントロールボックスを有するスイッチ回路におい
て、コントロールボックスに負荷電流の増加を検出する
電流検出回路と、該電流検出回路の検出信号に基づいて
コントロールボックスからの出力電圧を低電圧から高電
圧に切り換える電圧切換回路と、を設け、且つ、各スイ
ッチボックスには電圧検出回路を設け、該電圧検出回路
は高電圧が印加されたとき、ランプに電流を流し得るよ
うにする。
【0009】
【作用】本考案はコントロールボックスに電流検出回路
を設けている故、スイッチボックスのスイッチをオン状
態として配線に流れる電流を増加させたとき、この電流
増加を検出して検出信号を出力させることが可能であ
り、更に該コントロールボックスには電圧を切り換える
電圧切換回路を設けている故、前記検出信号に基づいて
電圧切換回路を作動させてコントロールボックスから高
電圧を出力させることができる。
を設けている故、スイッチボックスのスイッチをオン状
態として配線に流れる電流を増加させたとき、この電流
増加を検出して検出信号を出力させることが可能であ
り、更に該コントロールボックスには電圧を切り換える
電圧切換回路を設けている故、前記検出信号に基づいて
電圧切換回路を作動させてコントロールボックスから高
電圧を出力させることができる。
【0010】従って、スイッチボックスのスイッチ操作
によりコントロールボックスからの出力電圧を低電圧か
ら高電圧に切り換えることが出来る。又、並列に配置さ
れた各スイッチボックスには電圧検出回路を設け、該電
圧検出回路は高電圧が印加されたときにランプを点灯さ
せる回路としている故、コントロールボックスから高電
圧を出力させることにより全スイッチボックスの各ラン
プを一斉に点灯させることができ、このスイッチ回路
は、電圧の高低によりランプの点灯を制御する故、コン
トロールボックスから各スイッチボックスへの配線を2
線とすることができる。
によりコントロールボックスからの出力電圧を低電圧か
ら高電圧に切り換えることが出来る。又、並列に配置さ
れた各スイッチボックスには電圧検出回路を設け、該電
圧検出回路は高電圧が印加されたときにランプを点灯さ
せる回路としている故、コントロールボックスから高電
圧を出力させることにより全スイッチボックスの各ラン
プを一斉に点灯させることができ、このスイッチ回路
は、電圧の高低によりランプの点灯を制御する故、コン
トロールボックスから各スイッチボックスへの配線を2
線とすることができる。
【0011】
【実施例】本考案に係るスイッチ回路の実施例は、図1
に示す様に、電源11の+端子を従来の検出回路47を
介して電圧切換回路31に接続し、又、電源11の+端
子を低電圧安定化回路13及び電流検出回路21を介し
て電圧切換回路31に接続することにより高電圧と低電
圧との2種類の電圧を電圧切換回路31に入力し、電圧
切換回路31を介してコントロールボックス10から高
電圧と低電圧との2種類の電圧を同一回線で出力させ得
る様にするものである。
に示す様に、電源11の+端子を従来の検出回路47を
介して電圧切換回路31に接続し、又、電源11の+端
子を低電圧安定化回路13及び電流検出回路21を介し
て電圧切換回路31に接続することにより高電圧と低電
圧との2種類の電圧を電圧切換回路31に入力し、電圧
切換回路31を介してコントロールボックス10から高
電圧と低電圧との2種類の電圧を同一回線で出力させ得
る様にするものである。
【0012】この電圧切換回路31は、例えばスイッチ
ングトランジスタ39と電磁スイッチ33とで構成し、
電磁スイッチ33は、通常、可動接点が第1接点34と
接触しており、コイル37に通電されているときにのみ
可動接点と第2接点35との接触を維持する復帰型スイ
ッチとし、該コイル37と前記第1接点34とは電流検
出回路21を介して低電圧安定化回路13に接続し、第
2接点35は検出化路47を介して電源11の+端子に
接続すると共に、前記コイル37の他端はスイッチング
トランジスタ39を介して接地する。
ングトランジスタ39と電磁スイッチ33とで構成し、
電磁スイッチ33は、通常、可動接点が第1接点34と
接触しており、コイル37に通電されているときにのみ
可動接点と第2接点35との接触を維持する復帰型スイ
ッチとし、該コイル37と前記第1接点34とは電流検
出回路21を介して低電圧安定化回路13に接続し、第
2接点35は検出化路47を介して電源11の+端子に
接続すると共に、前記コイル37の他端はスイッチング
トランジスタ39を介して接地する。
【0013】又、電流検出回路21は、低電圧安定化回
路13と電圧切換回路31との間に挿入される検出抵抗
器22、及び基準電圧分圧器23、分圧抵抗器24、比
較器25を主要部として形成するものであり、検出抵抗
器22の前端とグランドとの間に基準電圧分圧器23を
挿入し、検出抵抗器22の後端とグランドとの間に分圧
抵抗器24を挿入し、基準電圧分圧器23の中点を比較
器25の+入力端子に、分圧抵抗器24の中点を比較器
25の−入力端子に接続し、比較器25の出力端子を第
1保護抵抗器26及びダイオード28とコンデンサ29
とを介してグランドに接続すると共に、ダイオード28
とコンデンサ29との接続点から第2保護抵抗器27を
介して前記電圧切換回路31におけるスイッチングトラ
ンジスタ39のベースに接続する。
路13と電圧切換回路31との間に挿入される検出抵抗
器22、及び基準電圧分圧器23、分圧抵抗器24、比
較器25を主要部として形成するものであり、検出抵抗
器22の前端とグランドとの間に基準電圧分圧器23を
挿入し、検出抵抗器22の後端とグランドとの間に分圧
抵抗器24を挿入し、基準電圧分圧器23の中点を比較
器25の+入力端子に、分圧抵抗器24の中点を比較器
25の−入力端子に接続し、比較器25の出力端子を第
1保護抵抗器26及びダイオード28とコンデンサ29
とを介してグランドに接続すると共に、ダイオード28
とコンデンサ29との接続点から第2保護抵抗器27を
介して前記電圧切換回路31におけるスイッチングトラ
ンジスタ39のベースに接続する。
【0014】そして、リセット回路15は、第1保護抵
抗器26とダイオード28との接続点をリセットスイッ
チ16を介してグランドに接続するようにしている。
尚、前記基準電圧分圧器23と分圧抵抗器24とは、同
一電圧が印加されている場合、基準電圧分圧器23の中
点電位よりも分圧抵抗器24の中点電位が僅かに高くな
るように基準電圧分圧器23及び分圧抵抗器24の各分
電圧比を定め、低電圧安定化回路13から電圧切換回路
31を介して外部に電流が流れていない場合、比較器2
5はマイナスレベルの信号を出力するように設定してお
く。
抗器26とダイオード28との接続点をリセットスイッ
チ16を介してグランドに接続するようにしている。
尚、前記基準電圧分圧器23と分圧抵抗器24とは、同
一電圧が印加されている場合、基準電圧分圧器23の中
点電位よりも分圧抵抗器24の中点電位が僅かに高くな
るように基準電圧分圧器23及び分圧抵抗器24の各分
電圧比を定め、低電圧安定化回路13から電圧切換回路
31を介して外部に電流が流れていない場合、比較器2
5はマイナスレベルの信号を出力するように設定してお
く。
【0015】更に、スイッチボックス50にはランプ5
3やプッシュスイッチ51と共に、ツェナーダイオード
63やフォトカプラを組み合せ、プッシュスイッチ51
をツェナーダイオード63と並列に接続し、且つ、プッ
シュスイッチ51は保護抵抗器68およびフォトカプラ
の発光ダイオード66と直列に接続し、フォトカプラの
フォトトランジスタ67をランプ53と直列に接続する
構造としている。
3やプッシュスイッチ51と共に、ツェナーダイオード
63やフォトカプラを組み合せ、プッシュスイッチ51
をツェナーダイオード63と並列に接続し、且つ、プッ
シュスイッチ51は保護抵抗器68およびフォトカプラ
の発光ダイオード66と直列に接続し、フォトカプラの
フォトトランジスタ67をランプ53と直列に接続する
構造としている。
【0016】尚、前記ツェナーダイオード63の耐電圧
は、前記コントロールボックス10が出力する低電圧よ
りも高く、高電圧よりも低い値に設定するものである。
従って、本実施例におけるスイッチ回路は、コントロー
ルボックス10から低電圧が引出し線に出力されている
とき、ツェナーダイオード63とフォトカプラとにより
構成される電圧検出回路61のツェナーダイオード63
によりランプ53への通電が阻止されており、プッシュ
スイッチ51をオン状態とするとフォトカプラ65にお
ける発光ダイオード66に電流が流れ、フォトトランジ
スタ67が導通してランプ53を点灯させる。
は、前記コントロールボックス10が出力する低電圧よ
りも高く、高電圧よりも低い値に設定するものである。
従って、本実施例におけるスイッチ回路は、コントロー
ルボックス10から低電圧が引出し線に出力されている
とき、ツェナーダイオード63とフォトカプラとにより
構成される電圧検出回路61のツェナーダイオード63
によりランプ53への通電が阻止されており、プッシュ
スイッチ51をオン状態とするとフォトカプラ65にお
ける発光ダイオード66に電流が流れ、フォトトランジ
スタ67が導通してランプ53を点灯させる。
【0017】この様に、何れかのスイッチボックス50
においてスイッチ51がオン状態とされることにより、
コントロールボックス10からの引出し線に電流が流れ
ると、コントロールボックス10では電流検出回路21
における検出抵抗器22に電流が流れ、分圧抵抗器24
に印加される電圧が低下することとなり、分圧抵抗器2
4の中点電位が降下する。
においてスイッチ51がオン状態とされることにより、
コントロールボックス10からの引出し線に電流が流れ
ると、コントロールボックス10では電流検出回路21
における検出抵抗器22に電流が流れ、分圧抵抗器24
に印加される電圧が低下することとなり、分圧抵抗器2
4の中点電位が降下する。
【0018】この為、、分圧抵抗器24の中点電位が基
準電圧分圧器23の中点電位よりも低くなり、比較器2
5の出力がプラスレベルに切り換わることにより、第1
保護抵抗器26及びダイオード28を介してコンデンサ
29に電荷が蓄積され、電流検出回路21から第2保護
抵抗器27を介して電圧切換回路31にHレベルの検出
信号を出力することができる。
準電圧分圧器23の中点電位よりも低くなり、比較器2
5の出力がプラスレベルに切り換わることにより、第1
保護抵抗器26及びダイオード28を介してコンデンサ
29に電荷が蓄積され、電流検出回路21から第2保護
抵抗器27を介して電圧切換回路31にHレベルの検出
信号を出力することができる。
【0019】この検出信号により電圧切換回路31では
スイッチングトランジスタ39が導通し、電磁スイッチ
33のコイル37に電流が流れて可動接点を第1接点3
4から第2接点35に切り換え、以てコントロールボッ
クス10からは電源11からの電圧が直接出力され、コ
ントロールボックス10からの出力電圧が高電圧に切り
換えられることになる。
スイッチングトランジスタ39が導通し、電磁スイッチ
33のコイル37に電流が流れて可動接点を第1接点3
4から第2接点35に切り換え、以てコントロールボッ
クス10からは電源11からの電圧が直接出力され、コ
ントロールボックス10からの出力電圧が高電圧に切り
換えられることになる。
【0020】この高電圧によりスイッチボックス50で
はプッシュスイッチ51がオフ状態とされている全ての
スイッチボックス50でツェナーダイオード63が導通
し、発光ダイオード66に電流が流れてフォトトランジ
スタ67を導通させ、ランプ53が一斉に点灯すること
になる。又、プッシュスイッチ51をオン状態としたス
イッチボックス50においても、スイッチ51から指を
離した後はツェナーダイオード63を介して電流が流
れ、ランプ53の点灯を維持させることができる。
はプッシュスイッチ51がオフ状態とされている全ての
スイッチボックス50でツェナーダイオード63が導通
し、発光ダイオード66に電流が流れてフォトトランジ
スタ67を導通させ、ランプ53が一斉に点灯すること
になる。又、プッシュスイッチ51をオン状態としたス
イッチボックス50においても、スイッチ51から指を
離した後はツェナーダイオード63を介して電流が流
れ、ランプ53の点灯を維持させることができる。
【0021】他方、コントロールボックス10では電流
検出回路21における検出抵抗器22を介して電圧切替
回路31のコイル37及びスイッチングトランジスタ3
9に電流が流れ、比較器25の出力は僅かにプラスに維
持されてコンデンサ29に蓄積されて電荷と相俟ってス
イッチングトランジスタ39の導通が維持される。そし
て、リセットスイッチ16がオン状態とされると第1保
護抵抗器26とダイオード28との接続点が0電位とさ
れ、電圧切換回路31におけるスイッチングトランジス
タ39が不導通となり、電磁スイッチ33の可動接点が
第1接点34に戻り、コントロールボックス10から出
力される電圧が低電圧に戻される。
検出回路21における検出抵抗器22を介して電圧切替
回路31のコイル37及びスイッチングトランジスタ3
9に電流が流れ、比較器25の出力は僅かにプラスに維
持されてコンデンサ29に蓄積されて電荷と相俟ってス
イッチングトランジスタ39の導通が維持される。そし
て、リセットスイッチ16がオン状態とされると第1保
護抵抗器26とダイオード28との接続点が0電位とさ
れ、電圧切換回路31におけるスイッチングトランジス
タ39が不導通となり、電磁スイッチ33の可動接点が
第1接点34に戻り、コントロールボックス10から出
力される電圧が低電圧に戻される。
【0022】この為、各スイッチボックス50では電圧
検出回路61のツェナーダイオード63が不導通とな
り、発光ダイオード66に流れる電流が遮断され、フォ
トトランジスタ67の導通が止まり、ランプ53が消灯
される。従って、コントロールボックス10では電流検
出回路21における検出抵抗器22を流れる電流量が極
めて小さくなり、分圧抵抗器24に印加される電圧が上
昇して比較器25の出力をマイナスに戻し、スイッチ回
路全体が初期状態に復帰する。
検出回路61のツェナーダイオード63が不導通とな
り、発光ダイオード66に流れる電流が遮断され、フォ
トトランジスタ67の導通が止まり、ランプ53が消灯
される。従って、コントロールボックス10では電流検
出回路21における検出抵抗器22を流れる電流量が極
めて小さくなり、分圧抵抗器24に印加される電圧が上
昇して比較器25の出力をマイナスに戻し、スイッチ回
路全体が初期状態に復帰する。
【0023】尚、該スイッチ回路は電源11と電圧切換
回路31との間に検出回路47を挿入している故、電圧
切換回路31における電磁スイッチ33の可動接点が第
2接点35に切り換わり、高電圧を出力して各スイッチ
ボックス50のランプ53を点灯させるときに生じる電
圧の立上りを検出回路47が検出し、以てブザー回路4
8のブザーを所定時間だけ鳴らすことができる。
回路31との間に検出回路47を挿入している故、電圧
切換回路31における電磁スイッチ33の可動接点が第
2接点35に切り換わり、高電圧を出力して各スイッチ
ボックス50のランプ53を点灯させるときに生じる電
圧の立上りを検出回路47が検出し、以てブザー回路4
8のブザーを所定時間だけ鳴らすことができる。
【0024】この様にして、本実施例は2本の引出し線
の間に並列に設ける多数個のスイッチボックス50のラ
ンプ53を一斉に点灯させることができ、多数のスイッ
チボックス50を設ける為の引出し線を2本とすること
ができる故、回路の配線を単純とし、スイッチボックス
50の配置を極めて容易とすることができる。又、他の
スイッチボックス50の実施例は、図2に示すように、
電圧検出回路61を電磁スイッチ69とツェナーダイオ
ード63とで構成し、電磁スイッチ69のコイルを並列
状態としたプッシュスイッチ51とツェナーダイオード
63とに直列に接続し、ランプ53を電磁スイッチ69
の接点へ直列に接続することにより、回路を簡略化する
ことができ、更に、図3に示す様にランプ53を電圧検
出回路61としてのツェナーダイオード63へ直列に接
続してプッシュスイッチ51をツェナーダイオード63
と並列に配置することもできる。
の間に並列に設ける多数個のスイッチボックス50のラ
ンプ53を一斉に点灯させることができ、多数のスイッ
チボックス50を設ける為の引出し線を2本とすること
ができる故、回路の配線を単純とし、スイッチボックス
50の配置を極めて容易とすることができる。又、他の
スイッチボックス50の実施例は、図2に示すように、
電圧検出回路61を電磁スイッチ69とツェナーダイオ
ード63とで構成し、電磁スイッチ69のコイルを並列
状態としたプッシュスイッチ51とツェナーダイオード
63とに直列に接続し、ランプ53を電磁スイッチ69
の接点へ直列に接続することにより、回路を簡略化する
ことができ、更に、図3に示す様にランプ53を電圧検
出回路61としてのツェナーダイオード63へ直列に接
続してプッシュスイッチ51をツェナーダイオード63
と並列に配置することもできる。
【0025】
【考案の効果】本考案に係るスイッチ回路は、コントロ
ールボックスに電流検出回路と電圧切換回路とを有し、
何れかのスイッチボックスにおけるスイッチの操作によ
る電流変化を検出して電圧切換回路により引出し線へ高
電圧を出力し、各スイッチボックスに印加される電圧を
上昇させてランプを点灯させるものであり、2本の引出
し線に出力する電圧を変化させることによりランプの点
灯を制御する故、コントロールボックスからの引出し線
を2本に減少させることができ、スイッチボックスを多
数個設けるスイッチ回路の配線を容易とすることができ
る。
ールボックスに電流検出回路と電圧切換回路とを有し、
何れかのスイッチボックスにおけるスイッチの操作によ
る電流変化を検出して電圧切換回路により引出し線へ高
電圧を出力し、各スイッチボックスに印加される電圧を
上昇させてランプを点灯させるものであり、2本の引出
し線に出力する電圧を変化させることによりランプの点
灯を制御する故、コントロールボックスからの引出し線
を2本に減少させることができ、スイッチボックスを多
数個設けるスイッチ回路の配線を容易とすることができ
る。
【図1】本考案に係るスイッチ回路の実施例を示す図で
ある。
ある。
【図2】スイッチボックスの他の実施例を示す図であ
る。
る。
【図3】スイッチボックスのその他の実施例を示す図で
ある。
ある。
【図4】従来のスイッチ回路の一例を示す図である。
10 コントロールボックス 11 電源 13 低電圧安定化回路 15 リセット回路 21 電流検出回路 23 基準電圧分圧器 24 分圧抵抗器 25 比較器 31 電圧切換回路 33 電磁スイッチ 39 スイッチングトランジスタ 41 コントロールスイッチ 47 検出回路 48 ブザー回路 50 スイッチボックス 51 プッシュスイッチ 53 ランプ 61 電圧検出回路 63 ツェナーダイオード 65 フォトカプラ
Claims (1)
- 【請求項1】多数個のスイッチボックスを並列に配置
し、各スイッチボックスは1個のスイッチと1個のラン
プとを各々一組として有し、何れかのスイッチボックス
におけるスイッチがオン状態とされたとき、全てのスイ
ッチボックスのランプを一斉に点灯させるコントロール
ボックスを有するスイッチ回路において、コントロール
ボックスに負荷電流の増加を検出して検出信号を出力す
る電流検出回路を有し、該電流検出回路が出力する検出
信号に基づいてコントロールボックスから出力される電
圧を低電圧から高電圧に切り替える電圧切換回路を有
し、各スイッチボックスはスイッチボックスに高電圧が
印加されると導通してランプを点灯させる電圧検出回路
を有することを特徴とするスイッチ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990400645U JPH0755153Y2 (ja) | 1990-12-14 | 1990-12-14 | スイッチ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990400645U JPH0755153Y2 (ja) | 1990-12-14 | 1990-12-14 | スイッチ回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0487536U JPH0487536U (ja) | 1992-07-29 |
JPH0755153Y2 true JPH0755153Y2 (ja) | 1995-12-20 |
Family
ID=31878862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990400645U Expired - Lifetime JPH0755153Y2 (ja) | 1990-12-14 | 1990-12-14 | スイッチ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0755153Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5753713Y2 (ja) * | 1975-11-13 | 1982-11-20 |
-
1990
- 1990-12-14 JP JP1990400645U patent/JPH0755153Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0487536U (ja) | 1992-07-29 |
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