JPH0755142A - ガスライターに於けるガス充填口閉塞手段 - Google Patents

ガスライターに於けるガス充填口閉塞手段

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JPH0755142A
JPH0755142A JP5228025A JP22802593A JPH0755142A JP H0755142 A JPH0755142 A JP H0755142A JP 5228025 A JP5228025 A JP 5228025A JP 22802593 A JP22802593 A JP 22802593A JP H0755142 A JPH0755142 A JP H0755142A
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JP
Japan
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gas
filling port
tank
diameter
gas filling
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Pending
Application number
JP5228025A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Iwabori
雅行 岩堀
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23QIGNITION; EXTINGUISHING-DEVICES
    • F23Q2/00Lighters containing fuel, e.g. for cigarettes
    • F23Q2/34Component parts or accessories
    • F23Q2/52Filling devices

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ガス充填口に嵌合弁材を圧嵌して
防爆構成等の高価な設備を必要とすることなく確実・強
固で密閉効率を高めたガスライターに於けるガス充填口
閉塞手段に関する。 【構成】 ガスが充填されるタンクに設けられたガス充
填口の寸法は、充填口開口縁側径が嵌合弁材の外径寸法
より大きく、ガス充填口の開口中間部径は前記嵌合弁材
の外径寸法より小さく、且つガス充填口の開口中間部と
ガス充填口のタンク内部側との間に形成される中間下部
径は前記開口中間部径と同等若しくは小さく、ガス充填
口のタンク内部側径は、中間下部径及び嵌合弁材の外径
寸法より大なる寸法とした構成にある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス充填口に嵌合弁材
を圧嵌して防爆構成等の高価な設備を必要とすることな
く確実・強固で密閉効率を高めたガスライターに於ける
ガス充填口閉塞手段に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、金属製ライターとか高級ライター
に於ては、ガスの繰返し充填を可能とするためガス充填
口に閉塞用の充填弁を設けたものがある。しかし、この
種のも ページ(2) のは注入ノズル、スプリング、弁体等の多くの部品から
構成されてコスト高となる。又、使い捨てガスライター
に於ては、ガスの繰返し充填ができる充填弁を設ける必
要としないことから、タンク本体に、ガスを冷却し気化
抑制して注入した後、上蓋を超音波溶着して封止してい
るが、ガイライターに使用する燃料ガスは、ブタンガス
とプロパンガスの混合された液化石油ガスであるため、
ブタンはイソブタンで沸点が−11.7℃、プロパンは沸点
が−42.1℃であって、気化抑制するためには、プロパン
の沸点以下の温度に冷却する必要がある。実際にはタン
ク本体の温度とか充填場所の温度等を考慮すると、−70
℃以下に冷却する必要があって即ちに冷却コストが上が
る。又、ガスを本体に注入した後は、ガスが温度上昇す
るため前記上蓋を超音波溶着する必要もある。しかし、
タンク表面部や空気に接触した液化ガスは気化するの
で、周囲には少量のガス漏れが生じている。このために
ガスの注入装置以外の電気要素を主構成とする超音波溶
着装置までも危険性を考慮して防爆構成とする必要があ
って、設備コストが嵩む等の問題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記した従
来の課題を解消するためになされたものでその目的とす
るところは、ガス充填後、ガス充填口に所定直径の嵌合
弁材を圧嵌させて防爆構成等の高価な設備を必要とする
ことなく簡単に確実・強固でガス充填口の密閉効率を高
めることのできるガスライターに於けるガス充填口閉塞
手段の提供にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】叙上の目的を達成するた
めの本発明に係るガスライターに於けるガス充填口閉塞
手段は、ガスが充填されるタンクに設けられたガス充填
口の寸法は、充填口開口縁側径が嵌合弁材の外径寸法よ
り大きく、ガス充填口の中間部径は前記嵌合弁材の外径
寸法より小さく、且つガス充填口の中間部とガス充填口
のタンク内部側との間に形成される中間下部径は前記中
間部径と同等若しくは小さく、ガス充填 ページ(3) 口のタンク内部側径は、中間下部径及び嵌合弁材の外径
寸法より大なる寸法とした構成とすると共に、タンク内
にガスを充填した後、嵌合弁材の圧嵌によりタンク内を
気密化しガス充填口を密封したことを特徴とする構成に
ある。又、本発明は、前記ガス充填口が、タンク本体と
上蓋によって気密となるよう構成されるタンク部の上蓋
に形成する場合と、前記ガス充填口が、タンク本体と下
蓋によって気密となるよう構成されるタンク部の下蓋に
形成する場合とがある。
【0005】
【作用】本発明に係るガスライターに於けるガス充填口
閉塞手段は、予めタンク本体に上蓋又は下蓋を溶着又は
溶着しガス充填口以外は気密に構成したタンクのガス充
填口の開口部より嵌合弁材を挿入した後、ガス充填機の
充填ノズルを前記開口部に挿し込み、パッキング材等の
気密材によりタンク開口部と充填ノズルとの間をシール
した状態としてから、充填ノズル内孔より圧縮し液化さ
れたガスをタンク内に注入し所定のガス量が注入させた
後、前記充填ノズル内に設けた突き出し軸を押し下げて
嵌合弁材をガス充填口内に押し込み、タンク内部を気密
にし注入ガスの漏洩防止を図る。更に、ガス充填口より
前記ガス充填ノズルをひき抜くものである。(尚、ブタ
ンプロパンの混合液化石油ガスでライター用のものは、
常温の20℃前後ではゲージ圧力約2kg/cm2で液化する
ことが可能である。)
【0006】
【実施例】次に本発明に係るガスライターに於けるガス
充填口閉塞手段の実施例を図面に基づいて説明すると、
図1は嵌合弁材によりガス充填口を閉塞した状態の断面
図を示し図4から図6は嵌合弁材の圧嵌を示す説明図
で、図6は同圧嵌状態を示すもので、この実施例による
ガス充填口閉塞手段は、ガスライター用のタンク部に設
けたものを示し、ガスが充填されるタンク本体1と、こ
のタンク本体1の上部に設けたガス充填口2と、該ガス
充填口2を閉塞する嵌合弁材3とより構成される。
【0007】 ページ(4) タンク本体1の上部に設けられたガス充填口2の寸法
は、充填口開口縁側径Aが嵌合弁材3の外径寸法Bより
大きく、ガス充填口2の開口中間に形成し且つ間隔を隔
てた4つの台形突条をなす開口中間部径Cは前記嵌合弁
材3の外径寸法Bより小さく、且つガス充填口2の開口
中間部とガス充填口2のタンク本体1内部側との間に形
成される中間下部径Dは前記開口中間部径Cと同等若し
くは小さく、ガス充填口2のタンク内部側径Eは、開口
中間下部径C及び嵌合弁材3の外径寸法Bより大なる寸
法とした構成である。このガス充填口2はタンク本体1
内にガスを充填した後、嵌合弁材3の圧嵌によりタンク
本体1内を気密化しこのガス充填口2を密封する。
【0008】次にガス充填口2よりガスを充填する充填
ノズル4は、ノズル先端側にガス充填口2の開口縁に圧
接して充填中に於けるガス漏れを防止するパッキング5
が取り付けられ、又、ノズル内に嵌合弁材3を圧押する
突き出し軸6が設けてある。
【0009】尚、図面には示してないが前記ガス充填口
2は、タンク本体1と上蓋によって気密となるよう構成
されるタンク部の上蓋に形成する場合と、前記ガス充填
口は、、タンク本体と下蓋によって気密となるよう構成
されるタンク部の下蓋に形成する場合とがある。
【0010】又、本発明は、ガス充填を完了した後、充
填ノズル4の突き出し軸6によって嵌合弁材3はガス充
填口2の下部開口側へ押し下げられるが、このとき過押
し下げを防止するため、タンク本体1内に設けたリブ7
の上端によって過押し下げ防止を図る場合もある。
【0011】更に又、ガス充填口2は、発火石と回転ヤ
スリとによる発火機構のライターでは、発火石、同発火
石押圧用スプリングの収納スペースを利用する場合と、
圧電式ライターでは、圧電発火ユニットの収納スペース
を利用する場合とがある。
【0012】 ページ(5) 前記実施例によるガスライターに於けるガス充填口閉塞
手段は、予めタンク本体1に上蓋又は下蓋を溶着又は接
着しガス充填口以外は気密に構成したタンクのガス充填
口2の開口部より嵌合弁材3を挿入して、これを開口中
間部径Cに該当する部位に位置させて、ガス充填機(図
示省略)の充填ノズル4を前記開口部に挿し込み、気密
性のパッキング5によりガス充填口2と充填ノズル4と
の間を完全にシールした状態としてから、充填ノズル4
内孔より圧縮し液化されたガスをタンク本体1内に注入
し所定のガス量が注入させた後、前記充填ノズル4内に
設けた突き出し軸6を押し下げて嵌合弁材3をガス充填
口2内に押し込み、これをタンク内部側径Eの部位に嵌
合させてタンク内部を気密にし注入ガスの漏洩防止を図
ると共に、ガス充填口2より前記ガス充填ノズル4を引
き抜くものである。
【0013】
【発明の効果】叙上のように本発明に係るガスライター
に於けるガス充填口閉塞手段は、ガスが充填されるタン
クに設けられたガス充填口の寸法は、充填口開口縁側径
が嵌合弁材の外径寸法より大きく、ガス充填口の開口中
間部径は前記嵌合弁材の外径寸法より小さく、且つガス
充填口の開口中間部とガス充填口のタンク内部側との間
に形成される中間下部径は前記開口中間部径と同等若し
くは小さく、ガス充填口のタンク内部側径は、中間下部
径及び嵌合弁材の外径寸法より大なる寸法とした構成と
すると共に、タンク内にガスを充填した後、嵌合弁材の
圧嵌によりタンク内を気密化しガス充填口を密封させる
構成によるものであるから、構成部品を格別多く必要と
しないので従来のようにコスト高とならず、寧ろ製品の
安価を可能とする。又、ガスを本体に注入した後は、ガ
スが温度上昇するため前記上蓋を超音波溶着する必要が
あっても、完全に気密状態でガス充填がなされるので、
ガスの注入装置以外の超音波溶着装置までも危険性を考
慮して防爆構成とする必要もないので、設備コストが嵩
む等の問題点も解消できる特有の効果を奏する。
【0014】又、本発明は、前記ガス充填口は、タンク
本体と上蓋によって気密となるよう構成されるタンク部
の上蓋に形成する場合と、タンク本体と下蓋によって気
密と ページ(6) なるよう構成されるタンク部の下蓋に形成する場合とが
あって、之等に於ても前記と同様に製品の安価化と、設
備コストのかからない製作を可能とする実施上の効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガスライターに於けるガス充填口
閉塞手段の実施例を示すもので、嵌合弁材の圧嵌状態を
示す断面図である。
【図2】同実施例に於てタンク本体へ施した状態の断面
図である。
【図3】同実施例に於けるガス充填口の部分の平面図で
ある。
【図4】同実施例に於ける嵌合弁材を挿入し、ガス充填
前の状態を示す説明図である。
【図5】同実施例に於てガス充填中の状態を示す説明図
である。
【図6】同実施例に於てガス充填後、嵌合弁材の圧嵌弁
材を示す断面図である。
【符号の説明】
1 タンク本体 2 ガス充填口 3 嵌合弁材 A 充填口開口縁側径 B 嵌合弁材外径 C 開口中間部径 D タンク内部側径

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスが充填されるタンクに設けられたガ
    ス充填口の寸法は、充填口開口縁側径が嵌合弁材の外径
    寸法より大きく、ガス充填口の開口中間部径は前記嵌合
    弁材の外径寸法より小さく、且つガス充填口の開口中間
    部とガス充填口のタンク内部側との間に形成される中間
    下部径は前記開口中間部径と同等若しくは小さく、ガス
    充填口のタンク内部側径は、中間下部径及び嵌合弁材の
    外径寸法より大なる寸法とした構成とすると共に、タン
    ク内にガスを充填した後、嵌合弁材の圧嵌によりタンク
    内を気密化しガス充填口を密封したことを特徴とするガ
    スライターに於けるガス充填口閉塞手段。
  2. 【請求項2】 前記ガス充填口が、タンク本体と上蓋に
    よって気密となるよう構成されるタンク部の上蓋に形成
    することを特徴とした請求項1記載のガスライターに於
    けるガス充填口閉塞手段。
  3. 【請求項3】 前記ガス充填口が、タンク本体と下蓋に
    よって気密となるよう構成されるタンク部の下蓋に形成
    することを特徴とした請求項1記載のガスライターに於
    けるガス充填口閉塞手段。
JP5228025A 1993-08-20 1993-08-20 ガスライターに於けるガス充填口閉塞手段 Pending JPH0755142A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102012205581A1 (de) 2011-04-19 2012-10-25 Suzuki Motor Corporation Ladesteckverbindungs-Befestigungskonstruktion
JP2016513782A (ja) * 2013-03-05 2016-05-16 ソシエテ ベ イ セ 使い捨て型ガスライターのリザーバを充填してシールするためのシールアセンブリ

Cited By (3)

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DE102012205581A1 (de) 2011-04-19 2012-10-25 Suzuki Motor Corporation Ladesteckverbindungs-Befestigungskonstruktion
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US10125989B2 (en) 2013-03-05 2018-11-13 Bic Violex S.A. Sealing assembly to fill and seal a reservoir or a disposable gas lighter

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