JPH0754877Y2 - 核融合真空容器の断熱部材取付装置 - Google Patents
核融合真空容器の断熱部材取付装置Info
- Publication number
- JPH0754877Y2 JPH0754877Y2 JP1990031879U JP3187990U JPH0754877Y2 JP H0754877 Y2 JPH0754877 Y2 JP H0754877Y2 JP 1990031879 U JP1990031879 U JP 1990031879U JP 3187990 U JP3187990 U JP 3187990U JP H0754877 Y2 JPH0754877 Y2 JP H0754877Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat insulating
- insulating member
- liner
- heat
- container body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/10—Nuclear fusion reactors
Landscapes
- Thermal Insulation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は，核融合真空容器の断熱部材取付装置に関する
ものである。
ものである。
（従来の技術） 従来の核融合真空容器の断熱部材取付装置を第５図によ
り説明すると，（１）がグラハイトからなる断熱部材，
（３）がステンレス鋼，インコネル等の耐熱材からなる
曲面形状の容器本体，（４）が取付ボルトで，取付ボル
ト（４）を締付けて，断熱部材（１）を容器本体（３）
の表面に取付ける。その際，隣接する断熱部材（１）の
間に1mm程度以下のごく僅かな目違い量しか許されない
場合には，断熱部材（１）を予め厚めに作っておき
（（Ｂ）参照），これを所定厚さに切削するか，一枚
一枚は薄い断熱部材（１）を積層状態に重ね合わせて，
所定厚さにしている。
り説明すると，（１）がグラハイトからなる断熱部材，
（３）がステンレス鋼，インコネル等の耐熱材からなる
曲面形状の容器本体，（４）が取付ボルトで，取付ボル
ト（４）を締付けて，断熱部材（１）を容器本体（３）
の表面に取付ける。その際，隣接する断熱部材（１）の
間に1mm程度以下のごく僅かな目違い量しか許されない
場合には，断熱部材（１）を予め厚めに作っておき
（（Ｂ）参照），これを所定厚さに切削するか，一枚
一枚は薄い断熱部材（１）を積層状態に重ね合わせて，
所定厚さにしている。
（考案が解決しようとする課題） 前記第５図示す従来の核融合真空容器の断熱部材取付装
置には，次の問題があった。即ち， 前記の場合には，断熱部材（１）の厚さが厚くて，取
付ボルト（４）の締付力だけでは，断熱部材（１）を３
次元曲面の容器本体（３）に密着させ難い。また前記
の場合には，断熱部材（１）を積層状態に重ね合わせる
ので，断熱部材（１）全体では，隙間が多くなって，弛
みが生じる上に，隙間により熱伝達面積（接触面積）が
減少するという問題があった。
置には，次の問題があった。即ち， 前記の場合には，断熱部材（１）の厚さが厚くて，取
付ボルト（４）の締付力だけでは，断熱部材（１）を３
次元曲面の容器本体（３）に密着させ難い。また前記
の場合には，断熱部材（１）を積層状態に重ね合わせる
ので，断熱部材（１）全体では，隙間が多くなって，弛
みが生じる上に，隙間により熱伝達面積（接触面積）が
減少するという問題があった。
本考案は前記の問題点に鑑み提案するものであり，その
目的とする処は，ライナにより断熱部材を所定の高さ
（厚さ）までかさ上げできる。また断熱材を容器本体に
僅かな押え力（取付ボルトの締付力）で密着させること
ができる。またライナを含む断熱部材の３次元加工を不
要にできる。さらに熱伝達面積（接触面積）の減少を防
止できる核融合真空容器の断熱部材取付装置を提供しよ
うとする点にある。
目的とする処は，ライナにより断熱部材を所定の高さ
（厚さ）までかさ上げできる。また断熱材を容器本体に
僅かな押え力（取付ボルトの締付力）で密着させること
ができる。またライナを含む断熱部材の３次元加工を不
要にできる。さらに熱伝達面積（接触面積）の減少を防
止できる核融合真空容器の断熱部材取付装置を提供しよ
うとする点にある。
（課題を解決するための手段） 上記の目的を達成するために，本考案の核融合真空容器
の断熱部材取付装置は，耐熱材からなる曲面形状の容器
本体と，縦横にスリツトを形成した耐熱材からなるライ
ナと，グラハイトからなる断熱部材とを有し，同断熱部
材を上記ライナを介して上記容器本体に固定手段により
取付けて，上記スリツトを同断熱部材側に位置させてい
る。
の断熱部材取付装置は，耐熱材からなる曲面形状の容器
本体と，縦横にスリツトを形成した耐熱材からなるライ
ナと，グラハイトからなる断熱部材とを有し，同断熱部
材を上記ライナを介して上記容器本体に固定手段により
取付けて，上記スリツトを同断熱部材側に位置させてい
る。
（作用） 本考案の核融合真空容器の断熱部材取付装置は前記のよ
うに構成されており，耐熱材からなる曲面形状の容器本
体に平板状のライナを重ね合わせて，スリツトを反容器
本体側に位置させ，次いで同ライナにグラハイトからな
る断熱部材を重ね合わせ，次いで固定手段により，同断
熱部材を上記ライナを介し上記容器本体に固定して，同
断熱部材及び上記平板状のライナを容器本体に沿った３
次元形状に湾曲する。
うに構成されており，耐熱材からなる曲面形状の容器本
体に平板状のライナを重ね合わせて，スリツトを反容器
本体側に位置させ，次いで同ライナにグラハイトからな
る断熱部材を重ね合わせ，次いで固定手段により，同断
熱部材を上記ライナを介し上記容器本体に固定して，同
断熱部材及び上記平板状のライナを容器本体に沿った３
次元形状に湾曲する。
（実施例） 次に本考案の核融合真空容器の断熱部材取付装置を第１
図乃至第４図に示す一実施例により説明すると，（１）
がステンレス鋼，インコネル等の耐熱材からなる曲面形
状の容器本体，（２）が縦横にスリツト（2a）を形成し
たステンレス鋼，インコネル等の耐熱材からなるライ
ナ，（３）がグラハイトからなる断熱部材，（４）が同
断熱部材（３）を上記ライナ（２）を介して上記容器本
体（１）に固定する取付ボルト（固定手段）である。な
お第４図の（Ａ）は，隣接する断熱部材（１）の間の目
違い量である。
図乃至第４図に示す一実施例により説明すると，（１）
がステンレス鋼，インコネル等の耐熱材からなる曲面形
状の容器本体，（２）が縦横にスリツト（2a）を形成し
たステンレス鋼，インコネル等の耐熱材からなるライ
ナ，（３）がグラハイトからなる断熱部材，（４）が同
断熱部材（３）を上記ライナ（２）を介して上記容器本
体（１）に固定する取付ボルト（固定手段）である。な
お第４図の（Ａ）は，隣接する断熱部材（１）の間の目
違い量である。
次に前記核融合真空容器の断熱部材取付装置の作用を具
体的に説明する。先ずグラハイトにより，平板状のライ
ナ（２）を作り（第1,第２図参照），次いで放電加工，
切削，鋸，グラインダ等の加工手段により，同ライナ
（２）の片面にスリツト（2a）を縦横に入れ，次いで同
ライナ（２）を容器本体（３）の上に重ね合わせて，ス
リツト（2a）を反容器本体（３）側に向け，次いで予め
３次元形状に形成しておいた断熱部材（１）をライナ
（２）の上に重ね合わせて，スリット（2a）を断熱部材
（１）側に位置させ，次いで取付ボルト（４）を締付
け，断熱部材（１）をライナ（２）を介し容器本体
（３）に固定して，平板状のライナ（２）を容器本体
（３）及び断熱部材（１）に沿った３次元形状に湾曲す
る（第3,4図参照）。
体的に説明する。先ずグラハイトにより，平板状のライ
ナ（２）を作り（第1,第２図参照），次いで放電加工，
切削，鋸，グラインダ等の加工手段により，同ライナ
（２）の片面にスリツト（2a）を縦横に入れ，次いで同
ライナ（２）を容器本体（３）の上に重ね合わせて，ス
リツト（2a）を反容器本体（３）側に向け，次いで予め
３次元形状に形成しておいた断熱部材（１）をライナ
（２）の上に重ね合わせて，スリット（2a）を断熱部材
（１）側に位置させ，次いで取付ボルト（４）を締付
け，断熱部材（１）をライナ（２）を介し容器本体
（３）に固定して，平板状のライナ（２）を容器本体
（３）及び断熱部材（１）に沿った３次元形状に湾曲す
る（第3,4図参照）。
（考案の効果） 本考案の核融合真空容器の断熱部材取付装置は前記のよ
うに耐熱材からなる曲面形状の容器本体に平板状のライ
ナを重ね合わせて，スリツトを反容器本体側に位置さ
せ，次いで同ライナにグラハイトからなる断熱部材を重
ね合わせ，次いで固定手段により，同断熱部材を上記ラ
イナを介し上記容器本体に固定して，同断熱部材及び上
記平板状のライナを容器本体に沿った３次元形状に湾曲
するので，ライナにより断熱部材を所定の高さ（厚さ）
までかさ上げできる。
うに耐熱材からなる曲面形状の容器本体に平板状のライ
ナを重ね合わせて，スリツトを反容器本体側に位置さ
せ，次いで同ライナにグラハイトからなる断熱部材を重
ね合わせ，次いで固定手段により，同断熱部材を上記ラ
イナを介し上記容器本体に固定して，同断熱部材及び上
記平板状のライナを容器本体に沿った３次元形状に湾曲
するので，ライナにより断熱部材を所定の高さ（厚さ）
までかさ上げできる。
また断熱部材をライナを介し容器本体に接触させるの
で，断熱材を容器本体に僅かに押え力（取付ボルトの締
付力）で密着させることができる。
で，断熱材を容器本体に僅かに押え力（取付ボルトの締
付力）で密着させることができる。
また断熱部材の厚さをライナの分だけ薄くできて，ライ
ナを含む断熱部材の３次元加工を不要にできる。
ナを含む断熱部材の３次元加工を不要にできる。
また容器本体と断熱部材との間に介装されるライナのス
リツトを断熱部材側に位置させているので，熱伝達面積
（接触面積）の減少を防止できる効果がある。
リツトを断熱部材側に位置させているので，熱伝達面積
（接触面積）の減少を防止できる効果がある。
第１図は本考案に係わる核融合真空容器の断熱部材取付
装置の一実施例を示す分解斜視図，第２図は湾曲前のラ
イナを示す斜視図，第３図は湾曲後のライナを示す斜視
図，第４図は同断熱部材取付装置の取付け状態を示す縦
断側面図，第５図は従来の核融合真空容器の断熱部材取
付装置の取付け状態を示す縦断側面図である。 （１）……断熱部材，（２）……ライナ，（2a）……ス
リツト，（３）……容器本体，（４）……取付けボル
ト。
装置の一実施例を示す分解斜視図，第２図は湾曲前のラ
イナを示す斜視図，第３図は湾曲後のライナを示す斜視
図，第４図は同断熱部材取付装置の取付け状態を示す縦
断側面図，第５図は従来の核融合真空容器の断熱部材取
付装置の取付け状態を示す縦断側面図である。 （１）……断熱部材，（２）……ライナ，（2a）……ス
リツト，（３）……容器本体，（４）……取付けボル
ト。
Claims (1)
- 【請求項１】耐熱材からなる曲面形状の容器本体と，縦
横にスリツトを形成した耐熱材からなるライナと，グラ
ハイトからなる断熱部材とを有し，同断熱部材を上記ラ
イナを介して上記容器本体に固定手段により取付けて，
上記スリツトを同断熱部材側に位置させたことを特徴と
する核融合真空容器の断熱部材取付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990031879U JPH0754877Y2 (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | 核融合真空容器の断熱部材取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990031879U JPH0754877Y2 (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | 核融合真空容器の断熱部材取付装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03123295U JPH03123295U (ja) | 1991-12-16 |
| JPH0754877Y2 true JPH0754877Y2 (ja) | 1995-12-18 |
Family
ID=31534680
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990031879U Expired - Lifetime JPH0754877Y2 (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | 核融合真空容器の断熱部材取付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0754877Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3729672B2 (ja) * | 1999-02-23 | 2005-12-21 | 日本原子力研究所 | ブランケット第一壁のアーマタイルスリット形成方法 |
-
1990
- 1990-03-29 JP JP1990031879U patent/JPH0754877Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03123295U (ja) | 1991-12-16 |
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