JPH0754738B2 - 電気加熱器のヒ−タ−駆動装置 - Google Patents

電気加熱器のヒ−タ−駆動装置

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JPH0754738B2
JPH0754738B2 JP62188334A JP18833487A JPH0754738B2 JP H0754738 B2 JPH0754738 B2 JP H0754738B2 JP 62188334 A JP62188334 A JP 62188334A JP 18833487 A JP18833487 A JP 18833487A JP H0754738 B2 JPH0754738 B2 JP H0754738B2
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JP
Japan
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heater
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triac
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drive circuit
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克彰 鈴木
雅文 石川
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般家庭で使用する電気クッキングヒーターな
どの電気加熱器に用いられるヒーター駆動装置に関する
ものである。
従来の技術 従来の電気クッキングヒーターは、第4図に示すよう
に、ヒーター11の両端にリレー12、13を接続し、駆動信
号発生回路14、リレー駆動回路15とから成る駆動回路16
によって、リレーをオン、オフしていた。
一般に漏電ブレーカーが、安全装置として用いられてい
るので、絶縁不良となったヒーターを切り離せないと、
漏電ブレーカーが遮断してしまい使用不能となる。しか
し、前記のような構成であれば複数のヒーターのうちの
1本が絶縁不良となった場合でも、ヒーターの両リレー
を遮断すれば、絶縁不良となったヒーターは、電源回路
から切り離すことができるため、他のヒーターを用いて
調理を行なうことができるという利点を有している。
発明が解決しようとする問題点 上記のような構成では周期的なオン、オフによる電力調
節を行なうことはリレーの寿命による限界があり困難で
あった。特にAC 200Vでは急速に接点が消耗するので、
大きな接点を有するリレーを使わねばならず、寿命が切
れ、最終的に使用できなくなった時は接点溶着し連続通
電状態となり安全性に欠け、しかもコスト高になるなど
の問題があった。
本発明はこのような問題点を解消し、小さなリレー接点
により信頼性の優れた装置を提供しようとするものであ
る。
問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するために、リレーとトライ
アックから成る制御素子をヒーターの両端で接続し、こ
れらを駆動する駆動回路を設け、駆動回路を駆動信号発
生手段と、前記リレーのオフ信号に対して作動する遅延
手段とによって形成し、この遅延手段はオフ操作時はト
ライアックが先行し、リレーが遅延してオフするように
配設し、駆動信号の発生手段とフォトカプラーとを直接
接続し、フォトカプラーを介して駆動信号をトライアッ
クに印加し、フォトカプラーの出力をトライアックのT2
−G間に接続して構成したものである。
作用 本発明はオン操作により駆動信号が送られると、まずリ
レーが先行してオン状態となり、次にトライアックがオ
ン状態となる。次にオフ操作の場合はトライアックが先
行してオフとなり、次にリレーがオフとなる。
ヒーター両端のリレーとトライアックは必ず上記のよう
なオンオフ動作を行なうので、リレー接点において開閉
のアーク放電の発生が防止され、オンオフの時間比によ
る信頼性の高い電力調節を行なうことができる。
実施例 第1図は本発明による電気加熱器のヒーター駆動装置の
一実施例を示すブロック図である。
第1図において、1はヒーター、2はリレー、3はトラ
イアックで、ヒーター1の一方にリレー2を接続しヒー
ター1の他方にトライアック3を接続している。4はリ
レー駆動回路、5はフォトカプラー、6は駆動回路で、
マイクロコンピュータが用いられており、駆動信号の発
生手段7及びトライアックのオンを遅延する遅延手段8
によって形成されている。9はフォトカプラー駆動回路
で、駆動信号の発生手段7に直接接続されている。10は
入力スイッチである。
駆動回路6に用いられたマイクロコンピュータの中に
は、第2図に示すようなフローチャートのプログラムが
構成されている。
動作について第2図にしたがって説明する。
まず、第1ステップにおいて、入力スイッチ10が押され
たかどうかの判定を行ない、押されたなら、第2ステッ
プとして電力設定のためオンオフ時間n秒、m秒を設定
する。次に第3ステップでリレー2及びトライアック3
の駆動信号を発生する。このとき、リレー2及びトライ
アック3は同時に駆動されるが、トライアック3のゲー
トGはトライアック3のT2に接続しているため、リレー
2の接点が閉じた後にトライアック3が点弧する。次に
第4ステップでは、ヒーター1の通電時間n秒を設定す
る。その後、n秒経過すると第5ステップとしてトライ
アック駆動信号をオフとする。第6ステップは遅延手段
8による動作で、遅延時間を0.5秒に設定している。0.5
秒経過すると第7ステップとして、リレー駆動信号をオ
フとする。第8ステップはヒーター1のオフ時間(m
秒)を設定する。
本発明品は上記のようなプログラムにしたがって駆動す
ることができ、それぞれの動作のタイミングは第3図に
示したタイミングチャートの通りである。
第3図においてAはリレーの動作タイミング、Bはトラ
イアックの動作タイミングを示しており、一連の動作の
中で第4ステップから第5ステップまでのn秒間ヒータ
ーはオン状態となり、m秒間のヒーターオフの状態とn
秒間のヒーターオン状態を繰り返している。
上記実施例ではトライアック3のゲートGはフォトカプ
ラー5により駆動回路6と接続したが、リレーを用いて
も同様の作用効果を有する。
発明の効果 本発明は上記のような構成を有し、ヒーターのの両端に
接続されたリレーとトライアックの開閉タイミングは、
オン時にはリレーが先行してオンした後、次にトライア
ックがオンし、オフ時にはトライアックが先行してオフ
となり、次にリレーがオフとなる。これにより、リレー
接点の開閉時のアーク放電を防止し、信頼性を著しく向
上している。したがって、小口径のリレー接点で充分に
実用に供することができコストを引き下げることがで
き、しかもオンオフによる電力調節を正確に実現できる
などその効果は大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による電気加熱器のヒーター駆動装置の
一実施例を示すブロック図、第2図は第1図におけるプ
ログラムのフローチャート、第3図は第1図における動
作のタイミングを示すタイミングチャート、第4図は従
来例を示すブロック図である。 1……ヒーター、2……リレー、3……トライアック 5……フォトカプラー、6……駆動回路 7……駆動信号の発生手段、8……遅延手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リレーとトライアックから成る制御素子を
    ヒーターの両端で接続し、これらを駆動する駆動回路を
    設け、駆動回路を駆動信号発生手段と、前記リレーのオ
    フ信号に対して作動する遅延手段とによって形成し、こ
    の遅延手段はオフ操作時はトライアックが先行し、リレ
    ーが遅延してオフするように配設し、駆動信号の発生手
    段とフォトカプラーとを直接接続し、フォトカプラーを
    介して駆動信号をトライアックに印加し、フォトカプラ
    ーの出力をトライアックのT2−G間に接続したことを特
    徴とする電気加熱器のヒーター駆動装置。
JP62188334A 1987-07-27 1987-07-27 電気加熱器のヒ−タ−駆動装置 Expired - Fee Related JPH0754738B2 (ja)

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