JPH07546U - 2液混合噴霧装置と、その噴霧装置における噴霧体 - Google Patents

2液混合噴霧装置と、その噴霧装置における噴霧体

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JPH07546U
JPH07546U JP8403491U JP8403491U JPH07546U JP H07546 U JPH07546 U JP H07546U JP 8403491 U JP8403491 U JP 8403491U JP 8403491 U JP8403491 U JP 8403491U JP H07546 U JPH07546 U JP H07546U
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JP
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spray
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bodies
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JP8403491U
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English (en)
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伊織 宮崎
充 垣
昌記 岡田
英智 三宅
雅彦 前川
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Koike Chemical Co Ltd
Pias Corp
Original Assignee
Koike Chemical Co Ltd
Pias Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、2種の液状物を混合して同時に噴
霧する場合に使用される2液混合噴霧装置とその装置に
おける噴霧体に関し、ミキサー板やスクリュー型板等を
不要とすることによって装置全体の構造を簡易化するこ
とを目的とする。 【構成】 本考案の構成上の特徴は、噴霧装置本体1
に、それぞれ異なる2種の液状物を充填可能な2個のエ
アゾール缶体2a,2b が具備され、該2個のエアゾール缶
体2a,2b のバルブステム12a,12b に噴出口5を有する1
個の噴霧体4が共有されるように取り付けられ、しかも
前記噴霧体4内には、前記バルブステム12a,12b に連通
する横通路10と、該横通路10に連通する縦通路9と、該
縦通路9に連通し且つ前記噴霧体4の噴出口5に連通す
る前記横通路10及び縦通路9より幅広な連通部8とが形
成されてなることにある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は2液混合噴霧装置とその噴霧装置における噴霧体、さらに詳しくは、 2種の液状物を混合して同時に噴霧する場合に使用される2液混合噴霧装置とそ の噴霧体に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、塗料を塗装する場合には、色の異なる塗料を充填したエアゾール缶を 2本準備し、同時に噴射して被塗装面に変化のある塗装仕上げが要求される場合 がある。
【0003】 また、これ以外にも種々の液状物について、使用時に2液を混合して使用する 場合がある。
【0004】 そこで従来では、このような2種の液を充填しうる2本の缶体を備えた2液混 合噴霧装置が使用されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来のこの種の装置では、混合のためにミキサー板やスクリュー型の 板を必要とする等、装置全体の構造が複雑となり、また装置の製造コストも高価 となっていた。
【0006】 本考案は、このような問題点を解決するためになされたもので、上記のような ミキサー板やスクリュー型の板を不要とすることによって装置全体の構造を簡易 化し、製造コストを低廉化することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、このような課題を解決するために、2液混合噴霧装置と、その噴霧 装置における噴霧体としてなされたもので、噴霧装置としての特徴は、噴霧装置 本体1に、それぞれ異なる2種の液状物を充填可能な2個のエアゾール缶体2a,2 b が具備され、該2個のエアゾール缶体2a,2b のバルブステム12a,12b に噴出口 5を有する1個の噴霧体4が共有されるように取り付けられ、しかも前記噴霧体 4内には、前記バルブステム12a,12b に連通する横通路10と、該横通路10に連通 する縦通路9と、該縦通路9に連通し且つ前記噴霧体4の噴出口5に連通する前 記横通路10及び縦通路9より幅広な連通部8とが形成されてなることにある。
【0008】 また、噴霧体としての特徴は、それぞれ異なる2種の液状物を充填可能な2個 のエアゾール缶体2a,2b が具備された2液混合噴霧装置の、前記2個のエアゾー ル缶体2a,2b のバルブステム12a,12b に共有されるように取り付けられる噴霧体 であって、液状物を噴出するための噴出口5と、前記バルブステム12a,12b に連 通する横通路10と、該横通路10にに連通する縦通路9と、該縦通路9に連通し且 つ前記噴出口5に連通する前記横通路10及び縦通路9より幅広な連通部8とが形 成されてなることにある。
【0009】
【作用】
すなわち、このような構成からなるために、2個の缶体2a,2b からそれぞれ噴 出する2種の液状物は、バルブステム12a,12b を介して横通路10に流入し、その 横通路10から中央の縦通路9に流入して混合され、さらに連通部8を経て噴霧体 4の噴出口5から噴出されることとなる。
【0010】 この場合において、連通部8は前記横通路10及び縦通路9よりも幅広に形成さ れているため、噴霧体4内を流通する液状物は、細い横通路10及び縦通路9から 幅広な連通部8内で膨張状態となり、その連通部8で均一に混合攪拌されて噴出 口5から噴出されるのである。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例について、先ず2液混合噴霧装置における噴霧体の構造 について説明する。
【0012】 すなわち、一実施例としての噴霧体4は、噴出口5を有する噴出口形成体6と 、該噴出口形成体6を嵌合保持した保持体7とで構成されている。そして噴出口 5の側壁5aは略長円状に形成されている。8は、前記噴出口5に連通して噴出口 形成体6の横方向に形成された連通部で、その連通部8に連通してさらに中央縦 方向に細い縦通路9が形成され、さらにその縦通路9に連通して前記2個のエア ゾール缶体2a,2b に連通する細長い横通路10が形成されている。
【0013】 次に、2液混合噴霧装置の実施例について説明すると、図1及び図2において 、1は2液混合噴霧装置の装置本体で、2個のエアゾール缶体2a,2b と、該エア ゾール缶体2a,2b を支持した状態で収納しうるケーシング3と、液状物を噴霧す るための上記のような構成からなる噴霧体4とで構成されている。
【0014】 11は、前記保持体7の縦方向に形成された通路で、前記エアゾール缶体2a,2b のノズルステム12が挿入可能で、且つ前記噴出口形成体6の細長い横通路10に連 通するように形成されている。
【0015】 前記ケーシング3は、その上部のテーパ面部13で前記エアゾール缶体2a,2b の 上部を保持している。
【0016】 14は噴霧時に押圧するための押圧板で、前記保持体7の後部側に形成されてい る。
【0017】 15は噴霧体4の噴出口5を覆うための蓋体で、前記装置本体1のケーシング3 の上部に嵌合されている。
【0018】 次に、上記のような構成からなる2液混合噴霧装置を使用する場合について説 明すると、先ず2種の異なる液状物を、予めそれぞれ2個のエアゾール缶体2a,2 b に充填する。
【0019】 次に、上記2種の異なる液状物を混合して噴霧する場合には、蓋体15を取り外 し、噴霧体4の押圧板14を押圧する。
【0020】 この場合において、2個のエアゾール缶体2a,2b のバルブステム12a,12b が上 記1個の噴霧体4を共有しているため、押圧板14の押圧によって、双方のバルブ ステム12a,12b が平均して押し下げられることとなり、双方のエアゾール缶体2a ,2b から先ず異なる2液が均等に通路11,11 に流入する。
【0021】 そして、その通路11,11 から2種の液状物がそれぞれ噴出口形成体6の細長い 横通路10に入って合流し、さらにその横通路10から中央縦方向の細い縦通路9を 介して連通部8に流入し、その連通部8内で混合されて噴出口5から噴出される こととなる。
【0022】 この場合において、2種の異なる液状物は、それぞれ2個のエアゾール缶体2a ,2b のバルブステム12a,12b が共有する1個の噴霧体4の細長い横通路10で合流 して中央縦方向の細い縦通路9を介して幅広な連通部8内で混合されるため、均 一に混合されることとなり、その均一に混合された状態で噴霧されることとなる のである。
【0023】 尚、上記実施例では、ケーシング3で2個のエアゾール缶体2a,2b を支持して 装置本体1が構成されていたが、装置本体1の構造はこれに限定されるものでは なく、要は装置本体1内に2種の液状物をそれぞれ充填可能な2個のエアゾール 缶体2a,2b が具備されていればよいのである。
【0024】 また該実施例では、噴霧体4が、噴出口形成体6と、該噴出口形成体6を嵌合 保持する保持体7とで構成されているが、噴霧体4の構造もこれに限定されるも のではなく、たとえば一体形成されたようなものであってもよい。
【0025】 さらに、液状物を噴霧する手段も上記実施例のような押圧板14による手段に限 らず、要は液状物が噴出口5から噴出されるように構成されていればよいのであ る。
【0026】 さらに、上記実施例では、装置本体1の上部に噴出口5を覆うための蓋体15が 嵌合されてなるが、この蓋体15は必ずしも本考案に必須の条件ではない。
【0027】 さらに、内容物の種類も化粧料,医薬部外品,塗料等その種類も問うものでは なく、従って本考案の噴霧装置の用途も問わない。
【0028】 また本考案にいう液状物とは、液体の他、粘状物のようなものも含む。
【0029】
【考案の効果】
叙上のように、本考案は噴霧装置本体に、それぞれ異なる2種の液状物を充填 可能な2個のエアゾール缶体を具備し、該2個のエアゾール缶体のバルブステム に1個の噴霧体を共有するように取り付け、しかも前記噴霧体内には、前記バル ブステムに連通する横通路と、該横通路に連通する縦通路と、該縦通路に連通し 且つ前記噴霧体の噴出口に連通する前記横通路及び縦通路より幅広な連通部とを 形成したものであるため、2個の缶体からそれぞれ噴出する2種の液状物は、バ ルブステムを介して横通路,中央の縦通路に流入し、さらにこれらの通路よりも 幅広な連通部で膨張状態となり、その連通部内で均一に混合攪拌されて噴出口か ら噴出され、2液の均一な混合噴射が可能となる効果がある。
【0030】 特に、本考案では、噴出口を有する噴霧体が2個のエアゾール缶体のバルブス テムに1個の噴霧体を共有するように取り付けられているため、2液を等量ずつ 均一に混合させることができるという利点がある。
【0031】 さらに重要な点は、従来のようなミキサー板やスクリュー型の板のような部材 が不要となり、装置全体の構造を簡易化することができるという実益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の一部断面正面図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】噴霧体の平面図。
【図4】噴霧体内の流路を示す要部拡大説明図。
【符号の説明】
1…装置本体 2a,2b …エアゾール缶体 4…噴霧体 5…噴出口 9…縦通路 10…横通路 12a,12b …バルムステム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 垣 充 宝塚市中山五月台5−3−9 (72)考案者 岡田 昌記 埼玉県北足立郡吹上町大字袋字窪882 (72)考案者 三宅 英智 埼玉県北足立郡吹上町大字袋字窪882 (72)考案者 前川 雅彦 埼玉県上尾市向山431−1 株式会社丸一 製作所内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】噴霧装置本体1に、それぞれ異なる2種の
    液状物を充填可能な2個のエアゾール缶体2a,2b が具備
    され、該2個のエアゾール缶体2a,2b のバルブステム12
    a,12b に噴出口5を有する1個の噴霧体4が共有される
    ように取り付けられ、しかも前記噴霧体4内には、前記
    バルブステム12a,12b に連通する横通路10と、該横通路
    10に連通する縦通路9と、該縦通路9に連通し且つ前記
    噴霧体4の噴出口5に連通する前記横通路10及び縦通路
    9より幅広な連通部8とが形成されてなることを特徴と
    する2液混合噴霧装置。
  2. 【請求項2】それぞれ異なる2種の液状物を充填可能な
    2個のエアゾール缶体2a,2b が具備された2液混合噴霧
    装置の、前記2個のエアゾール缶体2a,2b のバルブステ
    ム12a,12b に共有されるように取り付けられる噴霧体で
    あって、液状物を噴出するための噴出口5と、前記バル
    ブステム12a,12b に連通する横通路10と、該横通路10に
    連通する縦通路9と、該縦通路9に連通し且つ前記噴出
    口5に連通する前記横通路10及び縦通路9より幅広な連
    通部8とが形成されてなることを特徴とする2液混合噴
    霧装置における噴霧体。
JP8403491U 1991-10-16 1991-10-16 2液混合噴霧装置と、その噴霧装置における噴霧体 Pending JPH07546U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003020083A (ja) * 2002-05-13 2003-01-21 Hoyu Co Ltd 2剤吐出容器

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4135469B2 (ja) * 2002-10-30 2008-08-20 日産自動車株式会社 ポリマー電池、組電池および車両

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