JPH0753970Y2 - インクジェットヘッド - Google Patents
インクジェットヘッドInfo
- Publication number
- JPH0753970Y2 JPH0753970Y2 JP1987088665U JP8866587U JPH0753970Y2 JP H0753970 Y2 JPH0753970 Y2 JP H0753970Y2 JP 1987088665 U JP1987088665 U JP 1987088665U JP 8866587 U JP8866587 U JP 8866587U JP H0753970 Y2 JPH0753970 Y2 JP H0753970Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mask
- holder
- inkjet head
- fitting recess
- nozzle portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はインクジェットヘッドに関し、より詳細には、
ヘッド前面にインク溜りが発生することの無いインクジ
ェットヘッドに関する。
ヘッド前面にインク溜りが発生することの無いインクジ
ェットヘッドに関する。
〔従来の技術〕 近年インクジェットヘッドは、印字品位が良く、印字記
録する際の騒音が少なく、装置が簡単な構造であるた
め、電子計算機等の出力装置に最近広く使用されるよう
になってきている。
録する際の騒音が少なく、装置が簡単な構造であるた
め、電子計算機等の出力装置に最近広く使用されるよう
になってきている。
従来のインクジェットヘッドは、第6図(a)乃至
(c)に示すような構造であり、ヘッドを保護するため
にマスク1をホルダー2のはめ込み凹部10にはめ込み、
ネジ3によってマスク1をホルダー2に固定していた。
(c)に示すような構造であり、ヘッドを保護するため
にマスク1をホルダー2のはめ込み凹部10にはめ込み、
ネジ3によってマスク1をホルダー2に固定していた。
しかしながら、第6図(d)に示すように、従来の構造
では、マスク1の外形寸法及びホルダー2のはめ込み凹
部の寸法が部品製造上のバラツキにより、マスク1とホ
ルダー2の間に微小な隙間が生じ易い。特にインクの流
れ方向の下方にあたるマスク1下端部分とホルダー2の
当接するべき部分に隙間4が発生すると、マスク1の面
に溜ったインクはマスク1の下部までは流れていくが、
隙間4に溜ってしまいホルダー2に伝達することなく、
印字紙またはプリンタ内部に飛び散るという問題点があ
る。
では、マスク1の外形寸法及びホルダー2のはめ込み凹
部の寸法が部品製造上のバラツキにより、マスク1とホ
ルダー2の間に微小な隙間が生じ易い。特にインクの流
れ方向の下方にあたるマスク1下端部分とホルダー2の
当接するべき部分に隙間4が発生すると、マスク1の面
に溜ったインクはマスク1の下部までは流れていくが、
隙間4に溜ってしまいホルダー2に伝達することなく、
印字紙またはプリンタ内部に飛び散るという問題点があ
る。
本考案は、マスクとホルダーが精度良く取り付けられ、
インク溜りによるプリンタ内部の汚染を防止できる機構
を提供することを目的とする。
インク溜りによるプリンタ内部の汚染を防止できる機構
を提供することを目的とする。
本考案のインクジェットヘッドは、鉛直面に配設された
ノズル部と、該ノズル部を保持するホルダーと、該ホル
ダーのはめ込み凹部に密嵌され、前記ノズル部を保護す
るマスクとを有するインクジェットヘッドにおいて、 前記はめ込み凹部の上縁に凹部内方に向けて傾斜したテ
ーパ面を有し、且つ前記マスクの上縁に前記はめ込み凹
部のテーパ面と当接するテーパ面を有することを特徴と
する。
ノズル部と、該ノズル部を保持するホルダーと、該ホル
ダーのはめ込み凹部に密嵌され、前記ノズル部を保護す
るマスクとを有するインクジェットヘッドにおいて、 前記はめ込み凹部の上縁に凹部内方に向けて傾斜したテ
ーパ面を有し、且つ前記マスクの上縁に前記はめ込み凹
部のテーパ面と当接するテーパ面を有することを特徴と
する。
以下、図面を用いて本考案を詳細に説明する。
第1図は本考案のインクジェットヘッドの斜視図であ
り、1はヘッドを保護するためのマスク、2はホルダ
ー、3はネジである。
り、1はヘッドを保護するためのマスク、2はホルダ
ー、3はネジである。
本考案のインクジェットヘッドは、第2図に示すよう
に、ホルダー2のはめ込み凹部10の上縁に、凹部内方に
傾斜したテーパー面5を設け、さらにマスク1の上縁に
もテーパー面5と当接する部分にテーパー面12を設けて
いる。このホルダー2のはめ込み凹部10にマスク1をは
め込み、ネジ3で締め付けると、はめ込み凹部10のテー
パー面5とマスク1のテーパー面12により、マスク1
は、はめ込み凹部10の下縁方向に移動し、マスク1の下
縁の壁面13とはめ込み凹部の下縁の壁面14は隙間なく確
実に当接する。
に、ホルダー2のはめ込み凹部10の上縁に、凹部内方に
傾斜したテーパー面5を設け、さらにマスク1の上縁に
もテーパー面5と当接する部分にテーパー面12を設けて
いる。このホルダー2のはめ込み凹部10にマスク1をは
め込み、ネジ3で締め付けると、はめ込み凹部10のテー
パー面5とマスク1のテーパー面12により、マスク1
は、はめ込み凹部10の下縁方向に移動し、マスク1の下
縁の壁面13とはめ込み凹部の下縁の壁面14は隙間なく確
実に当接する。
この構成によりホルダー2とマスク1に隙間を生じさせ
ることなく確実に取り付けられ、インク溜りの形成を防
止することができる。
ることなく確実に取り付けられ、インク溜りの形成を防
止することができる。
さらに、ホルダー2のマスク1下端と当接する外周壁と
同一面を有する複数の当接面積の広い突起6を設けるこ
とにより、より確実にマスク1とホルダー2を当接させ
ることができ、また、突起部によってインクをホルダー
に伝達させることができるため、インク溜りを確実にな
くすことができる。
同一面を有する複数の当接面積の広い突起6を設けるこ
とにより、より確実にマスク1とホルダー2を当接させ
ることができ、また、突起部によってインクをホルダー
に伝達させることができるため、インク溜りを確実にな
くすことができる。
以上のように、本考案のインクジェットヘッドによれ
ば、マスクとホルダーの寸法精度にバラツキがあって
も、マスクとホルダーに隙間を生じさせることなく確実
にかつ容易に取り付けることができる。これにより完全
にインク溜りが生じることのないインクジェットヘッド
を提供できる。
ば、マスクとホルダーの寸法精度にバラツキがあって
も、マスクとホルダーに隙間を生じさせることなく確実
にかつ容易に取り付けることができる。これにより完全
にインク溜りが生じることのないインクジェットヘッド
を提供できる。
さらに、ホルダー下端のマスクと当接する部分に突起部
を設けることによって、さらに確実にインク溜りの形成
を防止することができる。
を設けることによって、さらに確実にインク溜りの形成
を防止することができる。
第1図は本考案のインクジェットヘッドの斜視図。 第2図は第1図の上部の拡大図。 第3図は第1図の下部の拡大図。 第4図は第1図の正面図。 第5図は第1図の側面図。 第6図(a)は従来のインクジェットヘッドの斜視図。 第6図(b)は第6図(a)の上部の拡大図。 第6図(c)は第6図(a)の下部の拡大図。 第6図(d)は第6図(a)の正面図。 第6図(e)は第6図(a)の側面図。
Claims (1)
- 【請求項1】鉛直面に配設されたノズル部と、該ノズル
部を保持するホルダーと、該ホルダーのはめ込み凹部に
密嵌され、前記ノズル部を保護するマスクとを有するイ
ンクジェットヘッドにおいて、 前記はめ込み凹部の上縁に凹部内方に向けて傾斜したテ
ーパ面を有し、且つ前記マスクの上縁に前記はめ込み凹
部のテーパ面と当接するテーパ面を有することを特徴と
するインクジェットヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987088665U JPH0753970Y2 (ja) | 1987-06-09 | 1987-06-09 | インクジェットヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987088665U JPH0753970Y2 (ja) | 1987-06-09 | 1987-06-09 | インクジェットヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63197132U JPS63197132U (ja) | 1988-12-19 |
JPH0753970Y2 true JPH0753970Y2 (ja) | 1995-12-13 |
Family
ID=30946960
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987088665U Expired - Lifetime JPH0753970Y2 (ja) | 1987-06-09 | 1987-06-09 | インクジェットヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0753970Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5228480Y2 (ja) * | 1971-07-01 | 1977-06-28 |
-
1987
- 1987-06-09 JP JP1987088665U patent/JPH0753970Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63197132U (ja) | 1988-12-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
ATE427833T1 (de) | Tintenstrahldruckkopf | |
JPH0753970Y2 (ja) | インクジェットヘッド | |
JPH04235054A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JPH0323141U (ja) | ||
JPS60125158U (ja) | 印字装置 | |
JPH0372441U (ja) | ||
JPH0219255Y2 (ja) | ||
JP2525561Y2 (ja) | インクリボンカセット | |
JPH03231858A (ja) | インクジェット記録ヘッド及びインクジェット記録装置 | |
JPH0421453A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JPH04122053U (ja) | プリンタ装置の印字出力部構造 | |
JPS5818749U (ja) | 印字装置 | |
JPS585746U (ja) | インクジエツトプリンタ− | |
JPS62107943U (ja) | ||
JPS6170055U (ja) | ||
JPS58155247U (ja) | プリンタ−のインクリボンガイド機構 | |
JPS5862656U (ja) | ワイヤドツト式プリンタ | |
JPS60158U (ja) | インパクト式プリンタの防音装置 | |
JPS6143040U (ja) | インクジエツトプリンタ | |
JPS6032047U (ja) | プリンタ | |
JPS58147748U (ja) | インクジエツトプリンタ− | |
JPS58160165U (ja) | 印字用紙検出装置を備えたシリアルプリンタ | |
JPS6014936U (ja) | インクジエツトプリンタのミスト吸引装置 | |
JPS5943143U (ja) | インクジエツトプリントヘツド | |
JPS5896968U (ja) | ドツト・プリンタ装置 |