JPH0753956B2 - 製紙機械のウェブのピックアップ装置 - Google Patents
製紙機械のウェブのピックアップ装置Info
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- JPH0753956B2 JPH0753956B2 JP2508736A JP50873690A JPH0753956B2 JP H0753956 B2 JPH0753956 B2 JP H0753956B2 JP 2508736 A JP2508736 A JP 2508736A JP 50873690 A JP50873690 A JP 50873690A JP H0753956 B2 JPH0753956 B2 JP H0753956B2
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21F—PAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
- D21F2/00—Transferring continuous webs from wet ends to press sections
Landscapes
- Paper (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、製紙機械の形成部分からプレス部分への紙ウ
エブのピックアップ装置に関する。特に、本発明は、ウ
エブを更に脱水しながら形成用ファブリックからピック
アップフエルトへの紙ウエブのピックアップ装置に関す
る。さらに、本発明は、真空ゾーンを備えた移送ロール
によりウエブに対してピックアップフエルトをニップ結
合させることにより行われるクーチロール上の真空ゾー
ンを通って形成用ファブリックから紙ウエブを移送する
装置に関する。
エブのピックアップ装置に関する。特に、本発明は、ウ
エブを更に脱水しながら形成用ファブリックからピック
アップフエルトへの紙ウエブのピックアップ装置に関す
る。さらに、本発明は、真空ゾーンを備えた移送ロール
によりウエブに対してピックアップフエルトをニップ結
合させることにより行われるクーチロール上の真空ゾー
ンを通って形成用ファブリックから紙ウエブを移送する
装置に関する。
背景技術 現代の製紙機械では、形成部分からプレス部分への紙ウ
エブの移送は常に確実に行わなければならない。即ち、
紙ウエブは、製紙機械が高速で作動する時、破断しない
ように常に形成用ファブリック又はピックアップファブ
リックの表面上で搬送されなければならない。従来のウ
エブピックアップ装置は、クーチロールとファブリック
転向ロールとの間で形成ファブリックの範囲にわたって
ピックアップフエルトとウエブとが接触するようにして
使用されてきた。長網型（fourdrinier type）形成装置
においては、クーチロールは、ファブリックがその上に
のせたウエブと共に下方へ向う地点でほぼ水平方向の形
成部分の端部を構成し、移送が行われるのは、この下方
へ向って伸長するファブリックの移送部分である。その
ような典型的な装置がビックス他（Wicks et all）の米
国特許第4,483,745号に示されている。
エブの移送は常に確実に行わなければならない。即ち、
紙ウエブは、製紙機械が高速で作動する時、破断しない
ように常に形成用ファブリック又はピックアップファブ
リックの表面上で搬送されなければならない。従来のウ
エブピックアップ装置は、クーチロールとファブリック
転向ロールとの間で形成ファブリックの範囲にわたって
ピックアップフエルトとウエブとが接触するようにして
使用されてきた。長網型（fourdrinier type）形成装置
においては、クーチロールは、ファブリックがその上に
のせたウエブと共に下方へ向う地点でほぼ水平方向の形
成部分の端部を構成し、移送が行われるのは、この下方
へ向って伸長するファブリックの移送部分である。その
ような典型的な装置がビックス他（Wicks et all）の米
国特許第4,483,745号に示されている。
フエルトのようなピックアップファブリックを、例えば
クーチロールやファブリック転向ロールのような形成用
ファブリック内のロール上でウエブとニップ接触させる
ことによって新しく形成された紙ウエブを形成用ファブ
リックからピックアップするのも一般的なやり方であっ
た。そのような装置がフォールストロム他（Fahlstrom
et al）の米国特許第3,671,389号に示されている。
クーチロールやファブリック転向ロールのような形成用
ファブリック内のロール上でウエブとニップ接触させる
ことによって新しく形成された紙ウエブを形成用ファブ
リックからピックアップするのも一般的なやり方であっ
た。そのような装置がフォールストロム他（Fahlstrom
et al）の米国特許第3,671,389号に示されている。
これらの装置は、毎分約1100m以下の製紙速度で作動す
る時、移送ロールの比較的高い真空圧に耐えうるような
適切に乾燥したウエブの場合、比較的丈夫な紙ウエブの
場合、又はこれらのパラメーターをいくつか組合わせた
場合にはうまく作動する。
る時、移送ロールの比較的高い真空圧に耐えうるような
適切に乾燥したウエブの場合、比較的丈夫な紙ウエブの
場合、又はこれらのパラメーターをいくつか組合わせた
場合にはうまく作動する。
イギリス特許出願公開（GB−Ａ）第602237号のウエブピ
ックアップ装置では、ウエブは、一部脱水されクーチロ
ールからピックアップロールへ移されるが、クーチロー
ルの尾部シールは形成用ファブリックとウエブがクーチ
ロールを離れる位置より下流には位置づけられない。さ
らに、ピックアップロールの先行シールは、クーチロー
ルとピックアップロールとの間のニップより下流には配
置されない。
ックアップ装置では、ウエブは、一部脱水されクーチロ
ールからピックアップロールへ移されるが、クーチロー
ルの尾部シールは形成用ファブリックとウエブがクーチ
ロールを離れる位置より下流には位置づけられない。さ
らに、ピックアップロールの先行シールは、クーチロー
ルとピックアップロールとの間のニップより下流には配
置されない。
多くの現代の製紙機械において、ウエブは２枚の共に走
行する形成用ファブリック間で形成され、それらのファ
ブリックによりすぐれた紙が形成され、また、微小物
（ファイン）及びフィラーの均一の分布が得られ、これ
によって上質紙が製造される。そのような２枚のファブ
リックで成る紙ウエブ形成装置において改善されていな
い１つの紙特性は、ウエブが形成部分を離れてプレス部
分へ案内される時のウエブの乾燥である。紙ウエブが湿
っているほど、その破断の機会はそれだけ多くなり、特
に、形成用ファブリックからウエブを離してプレス部分
へ移送する点において破断の機会が多くなる。
行する形成用ファブリック間で形成され、それらのファ
ブリックによりすぐれた紙が形成され、また、微小物
（ファイン）及びフィラーの均一の分布が得られ、これ
によって上質紙が製造される。そのような２枚のファブ
リックで成る紙ウエブ形成装置において改善されていな
い１つの紙特性は、ウエブが形成部分を離れてプレス部
分へ案内される時のウエブの乾燥である。紙ウエブが湿
っているほど、その破断の機会はそれだけ多くなり、特
に、形成用ファブリックからウエブを離してプレス部分
へ移送する点において破断の機会が多くなる。
発明の開示 本発明は、ウエブが形成用ファブリックによって搬送さ
れている間にウェブから更に脱水を行い、同時に、その
ウエブを第１プレスニップへ直接運ぶピックアップフエ
ルト上にウエブを確実に移送させることができる。かく
して、本発明は２枚のファブリックで成る製紙装置にお
いて、第二（secondary）クーチロールからウエブを移
送するのに特に適する。
れている間にウェブから更に脱水を行い、同時に、その
ウエブを第１プレスニップへ直接運ぶピックアップフエ
ルト上にウエブを確実に移送させることができる。かく
して、本発明は２枚のファブリックで成る製紙装置にお
いて、第二（secondary）クーチロールからウエブを移
送するのに特に適する。
本発明は、 紙ウエブを搬送するループ状形成用ファブリックと、同
ループ状形成用ファブリック内にある有孔シエルを有す
るクーチロールと、ループ状ウエブピックアップフエル
トと、そのループ状ピックアップフエルト内にある有孔
シエルを有する移送ロールとを備え、前記クーチロール
と移送ロールは各々、それぞれの各有孔シエルの表面に
真空ゾーンを形成する長手方向へ伸長し、角度をもって
配置された先行シール及び尾部シールを有する吸引ボッ
クスを有しており、前記移送ロールはクーチロールとニ
ップを形成し、そこでピックアップフエルトが形成用フ
ァブリック上のウエブを押圧し、更に、クーチロールの
下流でループ状形成ファブリック内にあるファブリック
転向ロールを備え、同ファブリック転向ロールは、クー
チロールと共働してウエブとピックアップフエルトが通
る前記ニップの下流において移送ロールを一部だけ包囲
するように前記形成用ファブリックとウェブを案内する
製紙機械のウエブののピックアップ装置において； クーチロール（38）の尾部シール（52）と移送ロール
（60）の先行シール（64）は前記ニップ（Ｎ−Ｐ）の下
流に配置され、クーチロール（38）の尾部シール（52）
は移送ロール（60）の先行シール（64）より下流に配置
され、クーチロール（38）の尾部シール（52）はまた、
ピックアップフエルト（Ｆ−Ｐ）と移送ロール（60）で
形成用ファブリック（16）とウエブ（Ｗ）が部分的に覆
われるようにするため形成用ファブリック（16）とウエ
ブ（Ｗ）とがクーチロール（38）を離れる場所より下流
に配置されており、 それによって、ウエブ（Ｗ）はクーチロール（38）の尾
部シール（52）の上流で形成用ファブリック（16）を通
って脱水力を受け、ニップ（Ｎ−Ｐ）の下流でクーチロ
ール（38）のまわりにあるウエブ（Ｗ）と形成用ファブ
リック（16）とから水分が除去される； 製紙機械のウエブのピックアップ装置， に係るものである。
ループ状形成用ファブリック内にある有孔シエルを有す
るクーチロールと、ループ状ウエブピックアップフエル
トと、そのループ状ピックアップフエルト内にある有孔
シエルを有する移送ロールとを備え、前記クーチロール
と移送ロールは各々、それぞれの各有孔シエルの表面に
真空ゾーンを形成する長手方向へ伸長し、角度をもって
配置された先行シール及び尾部シールを有する吸引ボッ
クスを有しており、前記移送ロールはクーチロールとニ
ップを形成し、そこでピックアップフエルトが形成用フ
ァブリック上のウエブを押圧し、更に、クーチロールの
下流でループ状形成ファブリック内にあるファブリック
転向ロールを備え、同ファブリック転向ロールは、クー
チロールと共働してウエブとピックアップフエルトが通
る前記ニップの下流において移送ロールを一部だけ包囲
するように前記形成用ファブリックとウェブを案内する
製紙機械のウエブののピックアップ装置において； クーチロール（38）の尾部シール（52）と移送ロール
（60）の先行シール（64）は前記ニップ（Ｎ−Ｐ）の下
流に配置され、クーチロール（38）の尾部シール（52）
は移送ロール（60）の先行シール（64）より下流に配置
され、クーチロール（38）の尾部シール（52）はまた、
ピックアップフエルト（Ｆ−Ｐ）と移送ロール（60）で
形成用ファブリック（16）とウエブ（Ｗ）が部分的に覆
われるようにするため形成用ファブリック（16）とウエ
ブ（Ｗ）とがクーチロール（38）を離れる場所より下流
に配置されており、 それによって、ウエブ（Ｗ）はクーチロール（38）の尾
部シール（52）の上流で形成用ファブリック（16）を通
って脱水力を受け、ニップ（Ｎ−Ｐ）の下流でクーチロ
ール（38）のまわりにあるウエブ（Ｗ）と形成用ファブ
リック（16）とから水分が除去される； 製紙機械のウエブのピックアップ装置， に係るものである。
本発明において、ウエブには、はじめに移送ロールとの
ニップに至る直前に、クーチロールの真空ゾーンを通っ
てウエブを搬送することによって更に脱水圧がかけられ
る。ニップは、クーチロールの真空ゾーンを通ってクー
チロール内へ水分を押し出す。さらに、ウエブをのせて
運ぶ形成用ファブリックは、ウエブをクーチロールから
離れて案内するためニップの下流で移送ロールの周囲の
弧状部分にわたってファブリックフエルト上でウエブを
包み、それによって、クーチロールシエルの孔を通って
外方へ飛散する真空ゾーンから来る水によって再び湿る
ことを最少限にする。これによって、ウエブの乾燥が改
善される。これらの機能は全て、形成用ファブリックか
らピックアップフエルト上へウエブが実際に移送される
前に、又は移送中に生じる。製紙機械の形成部分の水を
製紙業者が“白水（ホワイトウォーター）”と呼んでい
るが、この“白水”のほとんど全部は、このようにし
て、形成ファブリックを通って形成部分で除去され、そ
れによって、ピックアップフエルトが微小物（ファイ
ン）やフィラーで汚染される機会を最少限にする。
ニップに至る直前に、クーチロールの真空ゾーンを通っ
てウエブを搬送することによって更に脱水圧がかけられ
る。ニップは、クーチロールの真空ゾーンを通ってクー
チロール内へ水分を押し出す。さらに、ウエブをのせて
運ぶ形成用ファブリックは、ウエブをクーチロールから
離れて案内するためニップの下流で移送ロールの周囲の
弧状部分にわたってファブリックフエルト上でウエブを
包み、それによって、クーチロールシエルの孔を通って
外方へ飛散する真空ゾーンから来る水によって再び湿る
ことを最少限にする。これによって、ウエブの乾燥が改
善される。これらの機能は全て、形成用ファブリックか
らピックアップフエルト上へウエブが実際に移送される
前に、又は移送中に生じる。製紙機械の形成部分の水を
製紙業者が“白水（ホワイトウォーター）”と呼んでい
るが、この“白水”のほとんど全部は、このようにし
て、形成ファブリックを通って形成部分で除去され、そ
れによって、ピックアップフエルトが微小物（ファイ
ン）やフィラーで汚染される機会を最少限にする。
形成用ファブリックによって包囲された移送ロール面の
弧状部分の下流には真空ゾーンがあって、この真空ゾー
ンは、形成用ファブリックからフエルト上へのウエブの
移送を容易にし、移送後そこにそのウエブを保持する。
ピックアップフエルトに比べて形成用ファブリックの透
過性が高いので、ウエブが移送ロールのまわりで真空ゾ
ーン圧を受ける前にピックアップフエルトに対するウエ
ブの親和性が一段と高くなる。
弧状部分の下流には真空ゾーンがあって、この真空ゾー
ンは、形成用ファブリックからフエルト上へのウエブの
移送を容易にし、移送後そこにそのウエブを保持する。
ピックアップフエルトに比べて形成用ファブリックの透
過性が高いので、ウエブが移送ロールのまわりで真空ゾ
ーン圧を受ける前にピックアップフエルトに対するウエ
ブの親和性が一段と高くなる。
従って、本発明の目的は、製紙機械の形成用ファブリッ
クからピックアップフエルトへ紙ウエブを確実に移送す
ることにある。
クからピックアップフエルトへ紙ウエブを確実に移送す
ることにある。
本発明のもうひとつの目的は、製紙機械においてウエブ
を脱水するニップと形成用ファブリックとピックアップ
フエルトの間のウエブの移送装置を組合わせた装置を提
供することである。
を脱水するニップと形成用ファブリックとピックアップ
フエルトの間のウエブの移送装置を組合わせた装置を提
供することである。
本発明のもうひとつの目的は、製紙機械の形成部分から
プレス部分へ比較的湿った紙ウエブを移送するのに特に
適した紙ウエブ移送装置と方法を提供することである。
プレス部分へ比較的湿った紙ウエブを移送するのに特に
適した紙ウエブ移送装置と方法を提供することである。
本発明のさらにもうひとつの目的は、紙ウエブの紙の乾
燥・特に、２枚のファブリック型式の製紙機械で形成さ
れた第１プレスニップへ送られる紙ウエブのウエブの乾
燥を改善する方法と装置を提供することである。
燥・特に、２枚のファブリック型式の製紙機械で形成さ
れた第１プレスニップへ送られる紙ウエブのウエブの乾
燥を改善する方法と装置を提供することである。
本発明のさらにもうひとつの目的は、形成部分における
白水の除去を改善し、それによってファブリックフエル
トの汚染を最少限にすることである。
白水の除去を改善し、それによってファブリックフエル
トの汚染を最少限にすることである。
本発明の一つの特徴は、クーチロールとのニップの下流
位置で移送ロールの真空ゾーンが始まるようにすること
である。
位置で移送ロールの真空ゾーンが始まるようにすること
である。
本発明のこれらの目的、特徴、効果及びその他の目的、
特徴、効果は、以下の添付図面に関連した好ましい実施
例の説明からこの技術に熟練したした人々にとって容易
に明らかとなるであろう。
特徴、効果は、以下の添付図面に関連した好ましい実施
例の説明からこの技術に熟練したした人々にとって容易
に明らかとなるであろう。
図面の簡単な説明 図１は、製紙機械のプレス部分と共に本発明のクーチプ
レス及び移送装置を示す２枚のファブリックを有する製
紙機械の側面図であり、 図２は図１に示す紙ウエブ脱水及び移送装置の一部切除
して示す側面図である。
レス及び移送装置を示す２枚のファブリックを有する製
紙機械の側面図であり、 図２は図１に示す紙ウエブ脱水及び移送装置の一部切除
して示す側面図である。
発明を実施するための最良の形態 図１に示すように、ヘッドボックス10は、一般に紙料
（ストック）として知られている木材パルプ繊維の希釈
スラリーを第１及び第２のループ状形成ファブリック1
4,16間に形成された収斂スロート12へ放出する。これら
のファブリックは、対応する一対のブレストロール18,2
0をまわって案内され、そして、紙料スラリーの各側が
鉛直方向に配置された脱水部材23,24,26をまわって導か
れて走行移動するようになっていて、前記の脱水部材
は、第１クーチロール28をまわって上向きで実質上鉛直
に配置された移動通路を通って形成用ファブリックを案
内する。水憤は、上流シール30及び下流シール32を有す
るロール内の吸引ボックスによって形成される形成ゾー
ン上の第１クーチロール28の有孔面を通って内側へ引き
込まれる。第１クーチロール28の下流において第１形成
ファブリック14がテールロール34をまわって移動する
時、同第１形成ファブリック14は、第２形成ファブリッ
ク16上を移動するウエブＷから離れる方向へ導かれる。
フォイル36は第２形成ファブリック16の下側を流れる自
由水を除去するように働く。
（ストック）として知られている木材パルプ繊維の希釈
スラリーを第１及び第２のループ状形成ファブリック1
4,16間に形成された収斂スロート12へ放出する。これら
のファブリックは、対応する一対のブレストロール18,2
0をまわって案内され、そして、紙料スラリーの各側が
鉛直方向に配置された脱水部材23,24,26をまわって導か
れて走行移動するようになっていて、前記の脱水部材
は、第１クーチロール28をまわって上向きで実質上鉛直
に配置された移動通路を通って形成用ファブリックを案
内する。水憤は、上流シール30及び下流シール32を有す
るロール内の吸引ボックスによって形成される形成ゾー
ン上の第１クーチロール28の有孔面を通って内側へ引き
込まれる。第１クーチロール28の下流において第１形成
ファブリック14がテールロール34をまわって移動する
時、同第１形成ファブリック14は、第２形成ファブリッ
ク16上を移動するウエブＷから離れる方向へ導かれる。
フォイル36は第２形成ファブリック16の下側を流れる自
由水を除去するように働く。
その表面にウエブＷを支持した第２形成ファブリック16
は、それから、第２クーチロール38上を通って下方へ向
って移動し、そこで第１プレスフエルトとしても役立つ
ループ状ピックアップフエルトＦ−Ｐへ送られる。ウエ
ブＷは、第１（吸引）プレスロール40と第２（溝付き）
プレスロール42との間の第１プレスニップＮ−１を通る
際にピックアップ及びプレスフエルトＦ−Ｐの下側に位
置する。下方プレスフエルトＦ−Ｌは、ウエブとピック
アップフエルトと共に共働走行するように導かれ、第１
プレスニップＮ−１を通って送られる。ウエブは、第１
プレスフエルトＦ−Ｐ上に保持され、これに続いて第２
の対のプレスロール44,46間の第２プレスニップＮ−２
を通って送られる。プレスロール46の滑らかな非透過性
表面に対して親和力の強いウエブＷは、ピックアップ及
びプレスフエルトＦ−Ｐからプレスロール46の表面へ送
られ、その上で、残りのプレス部分を通り、更に製紙機
械の残りの下流部分を通って送られる。もうひとつのプ
レスロール47と上部フエルトＦ−Ｕは、ウエブと共に第
３ニップＮ−３を形成する。複数のフエルトガイドロー
ル48は、ループ状移送通路をなすフエルトＦ−P,F−L,F
−Ｕを案内する。
は、それから、第２クーチロール38上を通って下方へ向
って移動し、そこで第１プレスフエルトとしても役立つ
ループ状ピックアップフエルトＦ−Ｐへ送られる。ウエ
ブＷは、第１（吸引）プレスロール40と第２（溝付き）
プレスロール42との間の第１プレスニップＮ−１を通る
際にピックアップ及びプレスフエルトＦ−Ｐの下側に位
置する。下方プレスフエルトＦ−Ｌは、ウエブとピック
アップフエルトと共に共働走行するように導かれ、第１
プレスニップＮ−１を通って送られる。ウエブは、第１
プレスフエルトＦ−Ｐ上に保持され、これに続いて第２
の対のプレスロール44,46間の第２プレスニップＮ−２
を通って送られる。プレスロール46の滑らかな非透過性
表面に対して親和力の強いウエブＷは、ピックアップ及
びプレスフエルトＦ−Ｐからプレスロール46の表面へ送
られ、その上で、残りのプレス部分を通り、更に製紙機
械の残りの下流部分を通って送られる。もうひとつのプ
レスロール47と上部フエルトＦ−Ｕは、ウエブと共に第
３ニップＮ−３を形成する。複数のフエルトガイドロー
ル48は、ループ状移送通路をなすフエルトＦ−P,F−L,F
−Ｕを案内する。
図２は、クーチ脱水プレス及びウエブ移送装置に係る本
発明をもっと明瞭に示す。形成用ファブリック16上に支
持されたウエブＷはクーチロール38の有孔表面上に運ば
れる。このクーチロールの構造は製紙業界ではよく知ら
れているので、個々のエレメント、例えば、内部吸引ボ
ックスや、真空源によってロールの端部を通って吸引ボ
ックスに真空を作用させる方法や、ロールシエルの有孔
表面を形成するロールシエル39を貫通する孔や開口の寸
法や型式の詳細についてはこれ以上の説明を省略する。
発明をもっと明瞭に示す。形成用ファブリック16上に支
持されたウエブＷはクーチロール38の有孔表面上に運ば
れる。このクーチロールの構造は製紙業界ではよく知ら
れているので、個々のエレメント、例えば、内部吸引ボ
ックスや、真空源によってロールの端部を通って吸引ボ
ックスに真空を作用させる方法や、ロールシエルの有孔
表面を形成するロールシエル39を貫通する孔や開口の寸
法や型式の詳細についてはこれ以上の説明を省略する。
クーチロール38内に真空圧を作用させる吸引ボックス
は、上流（先行）シール50と下流（尾部）シール52、か
つまた端部シール（図示せず）とによって形成される。
ウエブＷから形成ファブリック16を通り吸引ボックス58
への受水手段を形成するように、ロールシエルを貫通し
て多数の小孔54が形成される。先行シール50と尾部シー
ル52との間のロール表面の弧状部分が真空ゾーン56とし
て知られている。
は、上流（先行）シール50と下流（尾部）シール52、か
つまた端部シール（図示せず）とによって形成される。
ウエブＷから形成ファブリック16を通り吸引ボックス58
への受水手段を形成するように、ロールシエルを貫通し
て多数の小孔54が形成される。先行シール50と尾部シー
ル52との間のロール表面の弧状部分が真空ゾーン56とし
て知られている。
クーチロール38に類似した構造をもつ移送ロール60がク
ーチロール38に対向して配置され、形成用ファブリック
16が転向ロール19へ向って送られる時、クーチロール38
とのニップＮ−Ｐを通って形成用ファブリック16上のウ
エブＷとニップ接触するようにピックアップ及びプレス
フエルトＦ−Ｐを案内する。また、移送ロールは、上流
（先行）シール64と下流（尾部）シール66とによって形
成される内部吸引ボックス62を有し、それらのシールは
複数の小孔72が形成されたロールシエル70の表面に真空
ゾーン68を形成し、このロール表面の真空ゾーン68に真
空圧を作用させることができるようになっている。
ーチロール38に対向して配置され、形成用ファブリック
16が転向ロール19へ向って送られる時、クーチロール38
とのニップＮ−Ｐを通って形成用ファブリック16上のウ
エブＷとニップ接触するようにピックアップ及びプレス
フエルトＦ−Ｐを案内する。また、移送ロールは、上流
（先行）シール64と下流（尾部）シール66とによって形
成される内部吸引ボックス62を有し、それらのシールは
複数の小孔72が形成されたロールシエル70の表面に真空
ゾーン68を形成し、このロール表面の真空ゾーン68に真
空圧を作用させることができるようになっている。
先行シール50は、クーチロール38の回転軸76と移送ロー
ル60の回転軸78との間をニップＮ−Ｐを通って結ぶ直線
74より上流を伸長する。同様に、クーチロール38の尾部
シール52は回転軸76と78とを結ぶ線74より下流を伸長す
る。矢印は形成用ファブリックとフエルトの移動方向を
示す。
ル60の回転軸78との間をニップＮ−Ｐを通って結ぶ直線
74より上流を伸長する。同様に、クーチロール38の尾部
シール52は回転軸76と78とを結ぶ線74より下流を伸長す
る。矢印は形成用ファブリックとフエルトの移動方向を
示す。
同様に、移送ロール60の先行シール64及び尾部シール66
は両方とも回転軸76,78とニップＮ−Ｐとを結ぶ線74の
下流に位置する。
は両方とも回転軸76,78とニップＮ−Ｐとを結ぶ線74の
下流に位置する。
また、クーチロールの尾部シール52は前記先行シール64
より下流に配置される。運転時、形成用ファブリック16
上を移動するウエブＷはクーチロール38上の真空ゾーン
56へ送られ、そこでさらに脱水用真空圧にさらされ、ま
ずクーチロール38内へ白水が吸込まれる。そしてピック
アップフエルトＦ−Ｐは、クーチロール38に対向する移
送ロール60によってウエブＷの上面とニップ接触Ｎ−Ｐ
する。ニップＮ−Ｐのすぐ下流において、形成用ファブ
リック16は、回転軸48とファブリック26が移送ロールを
離れる点と結ぶ放射方向の線75と直線74とがなす角度に
よって限定される弧状セグメントをなす移送ロール60の
表面上でウエブＷとフエルトＦ−Ｐとを覆っている。
より下流に配置される。運転時、形成用ファブリック16
上を移動するウエブＷはクーチロール38上の真空ゾーン
56へ送られ、そこでさらに脱水用真空圧にさらされ、ま
ずクーチロール38内へ白水が吸込まれる。そしてピック
アップフエルトＦ−Ｐは、クーチロール38に対向する移
送ロール60によってウエブＷの上面とニップ接触Ｎ−Ｐ
する。ニップＮ−Ｐのすぐ下流において、形成用ファブ
リック16は、回転軸48とファブリック26が移送ロールを
離れる点と結ぶ放射方向の線75と直線74とがなす角度に
よって限定される弧状セグメントをなす移送ロール60の
表面上でウエブＷとフエルトＦ−Ｐとを覆っている。
前記角度に対する移送ロールの弧状セグメント上に保持
される形成用ファブリック16のベルト圧は、形成用ファ
ブリック16の表面にある間隙と比較して比較的密なピッ
クアップフエルトＦ−Ｐの表面に対してウエブが強い親
和力を有することと相まって、ウエブをピックアップフ
エルトＦ−Ｐへ移送する。移送ロール60の真空ゾーン68
の或る地点で形成用ファブリック16がウエブＷから離れ
て案内され、このウエブＷは移送ロールの表面の真空ゾ
ーン68で真空圧の作用を同時に受け、ウエブはフエルト
上に保持される。ウエブＷは、それからフエルトＦ−Ｐ
の下側に付着してプレス部分へ案内される。
される形成用ファブリック16のベルト圧は、形成用ファ
ブリック16の表面にある間隙と比較して比較的密なピッ
クアップフエルトＦ−Ｐの表面に対してウエブが強い親
和力を有することと相まって、ウエブをピックアップフ
エルトＦ−Ｐへ移送する。移送ロール60の真空ゾーン68
の或る地点で形成用ファブリック16がウエブＷから離れ
て案内され、このウエブＷは移送ロールの表面の真空ゾ
ーン68で真空圧の作用を同時に受け、ウエブはフエルト
上に保持される。ウエブＷは、それからフエルトＦ−Ｐ
の下側に付着してプレス部分へ案内される。
クーチロール38の尾部シール52は、ニップＮ−Ｐの下流
に真空ゾーン56の小さな弧状部分57を形成する。この弧
状部分は、ウエブから押し出された水を形成ファブリッ
ク16の間隙を通し、かつ、クーチロールのロールシエル
39の有孔表面を通すか形成用ファブリック16から下方へ
流すことによって、ウエブから押し出された水を排除す
る。いずれの方法でも、この作用は、形成用ファブリッ
クが移送ロール上でのウエブを包囲することと相まって
ウエブの再湿を防ぐ。
に真空ゾーン56の小さな弧状部分57を形成する。この弧
状部分は、ウエブから押し出された水を形成ファブリッ
ク16の間隙を通し、かつ、クーチロールのロールシエル
39の有孔表面を通すか形成用ファブリック16から下方へ
流すことによって、ウエブから押し出された水を排除す
る。いずれの方法でも、この作用は、形成用ファブリッ
クが移送ロール上でのウエブを包囲することと相まって
ウエブの再湿を防ぐ。
このようにして、ウエブはニップＮ−Ｐを通過する前と
通過中の両方で脱水される。ウエブの上側の水はピック
アップフエルトＦ−Ｐへ吸い込まれ、ウエブの下側を通
って押出された水は形成用ファブリック16を通ってウエ
ブから離れる方向へ押出される。同時に、ウエブＷはピ
ックアップ及びプレスフエルトＦ−Ｐ上へ確実に移送さ
れる。
通過中の両方で脱水される。ウエブの上側の水はピック
アップフエルトＦ−Ｐへ吸い込まれ、ウエブの下側を通
って押出された水は形成用ファブリック16を通ってウエ
ブから離れる方向へ押出される。同時に、ウエブＷはピ
ックアップ及びプレスフエルトＦ−Ｐ上へ確実に移送さ
れる。
当然のことではあるが、構成及び方法の種々の変形を請
求の範囲に記載された本発明の本旨及び範囲から離れる
ことなしに行うことが可能である。例えば、種々の型式
の形成用ファブリック及びピックアップフエルトを使用
することができる。或る種のファブリックはプラスチッ
クで形成され、或る種のファブリックは金属ストランド
で形成する。同様に、或る種のピックアップファブリッ
クはまた、プラスチックの網（メッシュ）で形成され
る。また、本発明は、２枚のファブリックで成る形成装
置で形成される紙ウエブに制限されるものではない。重
要なことは、ウエブが形成用ファブリックからピックア
ップファブリックへ移送され、製紙機械の第１プレスニ
ップへ直接運ばれると共に、さらに脱水されることであ
る。
求の範囲に記載された本発明の本旨及び範囲から離れる
ことなしに行うことが可能である。例えば、種々の型式
の形成用ファブリック及びピックアップフエルトを使用
することができる。或る種のファブリックはプラスチッ
クで形成され、或る種のファブリックは金属ストランド
で形成する。同様に、或る種のピックアップファブリッ
クはまた、プラスチックの網（メッシュ）で形成され
る。また、本発明は、２枚のファブリックで成る形成装
置で形成される紙ウエブに制限されるものではない。重
要なことは、ウエブが形成用ファブリックからピックア
ップファブリックへ移送され、製紙機械の第１プレスニ
ップへ直接運ばれると共に、さらに脱水されることであ
る。
Claims (3)
- 【請求項１】紙ウエブを搬送するループ状形成用ファブ
リックと、同ループ状形成用ファブリック内にある有孔
シエルを有するクーチロールと、ループ状ウエブピック
アップフエルトと、そのループ状ピックアップフエルト
内にある有孔シエルを有する移送ロールとを備え、前記
クーチロールと移送ロールは各々、それぞれの各有孔シ
エルの表面に真空ゾーンを形成する長手方向へ伸長し、
角度をもって配置された先行シール及び尾部シールを有
する吸引ボックスを有しており、前記移送ロールはクー
チロールとニップを形成し、そこでピックアップフエル
トが形成用ファブリック上のウエブを押圧し、更に、ク
ーチロールの下流でループ状形成ファブリック内にある
ファブリック転向ロールを備え、同ファブリック転向ロ
ールは、クーチロールと共働してウエブとピックアップ
フエルトが通る前記ニップの下流において移送ロールを
一部だけ包囲するように前記形成用ファブリックとウェ
ブを案内する製紙機械のウエブのピックアップ装置にお
いて； クーチロール（38）の尾部シール（52）と移送ロール
（60）の先行シール（64）は前記ニップ（Ｎ−Ｐ）の下
流に配置され、クーチロール（38）の尾部シール（52）
は移送ロール（60）の先行シール（64）より下流に配置
され、クーチロール（38）の尾部シール（52）はまた、
ピックアップフエルト（Ｆ−Ｐ）と移送ロール（60）で
形成用ファブリック（16）とウエブ（Ｗ）が部分的に覆
われるようにするため形成用ファブリック（16）とウエ
ブ（Ｗ）とがクーチロール（38）を離れる場所より下流
に配置されており、 それによって、ウエブ（Ｗ）はクーチロール（38）の尾
部シール（52）の上流で形成用ファブリック（16）を通
って脱水力を受け、ニップ（Ｎ−Ｐ）の下流でクーチロ
ール（38）のまわりにあるウエブ（Ｗ）と形成用ファブ
リック（16）とから水分が除去される； 製紙機械のウエブのピックアップ装置。 - 【請求項２】移送ロール（60）の尾部シール（66）は、
ウエブ（Ｗ）が形成用ファブリック（16）から離れる位
置より上流には位置しない請求の範囲１に記載のウエブ
移送装置。 - 【請求項３】移送ロール（60）の尾部シール（66）は、
ウエブ（Ｗ）が形成用ファブリック（16）より離れる位
置より下流に位置している請求の範囲１に記載のウエブ
移送装置。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/411,804 US4921575A (en) | 1989-09-25 | 1989-09-25 | Couch press transfer apparatus |
| US411,804 | 1989-09-25 | ||
| PCT/US1990/002728 WO1991004372A1 (en) | 1989-09-25 | 1990-05-22 | Couch press transfer apparatus and method |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04504149A JPH04504149A (ja) | 1992-07-23 |
| JPH0753956B2 true JPH0753956B2 (ja) | 1995-06-07 |
Family
ID=23630405
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2508736A Expired - Fee Related JPH0753956B2 (ja) | 1989-09-25 | 1990-05-22 | 製紙機械のウェブのピックアップ装置 |
Country Status (9)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4921575A (ja) |
| EP (1) | EP0519920B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0753956B2 (ja) |
| AU (1) | AU5820190A (ja) |
| BR (1) | BR9007664A (ja) |
| CA (1) | CA2064043C (ja) |
| DE (1) | DE69008364T2 (ja) |
| FI (1) | FI97739C (ja) |
| WO (1) | WO1991004372A1 (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5389205A (en) * | 1990-11-23 | 1995-02-14 | Valmet Paper Machinery, Inc. | Method for dewatering of a paper web by pressing using an extended nip shoe pre-press zone on the forming wire |
| DE19600880A1 (de) * | 1996-01-12 | 1997-07-17 | Voith Sulzer Papiermasch Gmbh | Überführungseinrichtung |
| US6447641B1 (en) | 1996-11-15 | 2002-09-10 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Transfer system and process for making a stretchable fibrous web and article produced thereof |
| US5725734A (en) * | 1996-11-15 | 1998-03-10 | Kimberly Clark Corporation | Transfer system and process for making a stretchable fibrous web and article produced thereof |
| DE19815994A1 (de) | 1998-04-09 | 1999-10-14 | Voith Sulzer Papiertech Patent | Übergabe einer Faserstoffbahn |
| SE512026C2 (sv) * | 1998-05-15 | 2000-01-17 | Valmet Corp | Maskin för framställning av papper eller papp |
| ITMI20051433A1 (it) * | 2005-07-25 | 2007-01-26 | Macpi Pressing Div | Apparecchiatura per applicare una sostanza adesiva ad una striscia di tessuto |
| FI119029B (fi) * | 2006-01-30 | 2008-06-30 | Metso Paper Inc | Menetelmä ja laite kuiturainakoneen, kuten paperi- tai kartonkikoneen kuivatusosassa |
| AT521367B1 (de) * | 2019-04-18 | 2020-01-15 | Andritz Ag Maschf | Vorrichtung und verfahren zum überführen eines streifens einer bahn |
Family Cites Families (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA565514A (en) * | 1958-11-04 | Millspaugh Limited | Paper-making machines | |
| US2204426A (en) * | 1935-06-21 | 1940-06-11 | Sandusky Foundry And Machine C | Papermaking machine |
| GB596594A (en) * | 1944-03-11 | 1948-01-07 | Beloit Iron Works | Improvements in or relating to suction drum presses, and cylinder-type paper making machines, including the improved suction drum presses |
| GB602237A (en) * | 1944-03-13 | 1948-05-24 | Beloit Iron Works | Improvements in or relating to paper making machines, and suction transfer roll assemblies suitable for use in the improved paper making machines |
| US2415351A (en) * | 1944-04-01 | 1947-02-04 | Beloit Iron Works | Papermaking machine |
| US2843025A (en) * | 1953-04-02 | 1958-07-15 | Beloit Iron Works | Paper-making machines |
| US2850951A (en) * | 1953-06-17 | 1958-09-09 | Beloit Iron Works | Paper-making machines |
| DE1117992B (de) * | 1957-04-05 | 1961-11-23 | Voith Ag J M | Vorrichtung zum selbsttaetigen UEberfuehren der nassen Papierbahn in der Papiermaschine von der Siebsaugwalze auf das Abnahmetuch |
| US3595745A (en) * | 1967-11-15 | 1971-07-27 | Beloit Corp | Web pick-up |
| US3556936A (en) * | 1967-11-25 | 1971-01-19 | Shizuoka Kogyo Co Ltd | Apparatus for trimming both edges of a multilayer paper web |
| US3600275A (en) * | 1968-05-23 | 1971-08-17 | Beloit Corp | Web pickup |
| US3671389A (en) * | 1970-01-22 | 1972-06-20 | Johnson & Co Inc A | Apparatus for transferring a web from the forming section to the press section in a papermaking machine |
| US4483745A (en) * | 1982-09-29 | 1984-11-20 | Beloit Corporation | Method and apparatus of sheet transfer using a nonporous smooth surfaced belt |
-
1989
- 1989-09-25 US US07/411,804 patent/US4921575A/en not_active Expired - Lifetime
-
1990
- 1990-05-22 JP JP2508736A patent/JPH0753956B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1990-05-22 DE DE69008364T patent/DE69008364T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1990-05-22 BR BR909007664A patent/BR9007664A/pt not_active IP Right Cessation
- 1990-05-22 AU AU58201/90A patent/AU5820190A/en not_active Abandoned
- 1990-05-22 EP EP90909236A patent/EP0519920B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-05-22 WO PCT/US1990/002728 patent/WO1991004372A1/en active IP Right Grant
- 1990-05-22 CA CA002064043A patent/CA2064043C/en not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-03-18 FI FI921154A patent/FI97739C/fi active
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| FI921154A0 (fi) | 1992-03-18 |
| US4921575A (en) | 1990-05-01 |
| DE69008364T2 (de) | 1994-08-11 |
| BR9007664A (pt) | 1992-05-19 |
| DE69008364D1 (de) | 1994-05-26 |
| CA2064043C (en) | 1995-11-07 |
| FI921154A (fi) | 1992-03-18 |
| FI97739C (fi) | 2002-09-06 |
| AU5820190A (en) | 1991-04-18 |
| EP0519920B1 (en) | 1994-04-20 |
| FI97739B (fi) | 1996-10-31 |
| EP0519920A1 (en) | 1992-12-30 |
| WO1991004372A1 (en) | 1991-04-04 |
| JPH04504149A (ja) | 1992-07-23 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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