JPH0753279Y2 - ネオン装置 - Google Patents

ネオン装置

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JPH0753279Y2
JPH0753279Y2 JP1989071836U JP7183689U JPH0753279Y2 JP H0753279 Y2 JPH0753279 Y2 JP H0753279Y2 JP 1989071836 U JP1989071836 U JP 1989071836U JP 7183689 U JP7183689 U JP 7183689U JP H0753279 Y2 JPH0753279 Y2 JP H0753279Y2
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Japan
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neon
transformer
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tubes
tube
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JP1989071836U
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JPH0310499U (ja
Inventor
富美夫 一宮
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株式会社三陽電機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、多数のネオン管群を安定した状態にて点灯さ
せるネオン装置に関するものである。
[従来の技術] 従来ネオン変圧器は商用周波数を利用したものが一般的
であった。しかしながら、近年ネオン変圧器の小型化を
目的としてインバータを利用した高周波のネオン駆動装
置が出現し、この高周波を利用したネオン駆動装置によ
りネオン管を点灯していた。
第8図にそのネオン駆動装置30を示す。このネオン駆動
装置30の入力側には交流電源32が接続され、出力側には
複数のネオン管31が直列接続されている。また、個々の
ネオン駆動装置30内部の直流変換器33により交流電源を
直流に変換し、インバータ回路34により高周波に変換し
た後トランス35を介してネオン管31を点灯する。
また、近年ネオン管の電飾効果を高めるため、第8図に
示すようにブロック毎に区分されたネオン管31を数cm毎
に近接配置している。
[考案が解決しようとする課題] ところが、各ネオン駆動装置30は個々のインバータ回路
34が駆動してネオン管31を点灯するため、トランス35か
らの出力の同期がとれていない。したがって、A,Bブロ
ックのネオン管31と大地との間の電位VA,VBを見てみる
と第9図に示すような波形となる。その結果、Aブロッ
クのネオン駆動装置30の電位VAに対しBブロックのネオ
ン駆動装置30の電位VBの電位の位相がいずれ180度ずれ
た逆位相の波形となり、同位相と逆位相が交互に不定期
に繰り返される。
したがって、電位VA,VBが同位相あるいは逆位相で位相
差が常に固定されていれば前述したようにネオン管31を
数cm毎に近接配置しても問題はないが、電位VA,VBの位
相差が変動を繰り返している場合には、第10図に示すよ
うに隣接するネオン管31同士およびネオン管31と大地と
の間には浮遊容量Cがあるため、特にネオン管31同士の
浮遊容量Cを通して一方のネオン管31から他方のネオン
管31へ流れる漏洩電流iが不安定となり、その都度一方
あるいは他方のネオン管31が暗くなるという現象が繰り
返し発生する。よって、この現象は高周波により早い周
期で発生するため、ネオン管31にいわゆる「ゆらぎ」が
発生する。そのため、ネオン管31の近接配置に限界があ
るとうい問題があった。
本考案の目的は、ネオン管を近接配置してもネオン管の
ゆらぎを防止してネオン管を安定した状態で点灯させる
ネオン装置を提供することにある。
また、ネオン管を入切する場合に高周波用スイッチを使
わずに電流サージ等によるスイッチング損失を防止した
ネオン装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本願考案では各ネオン変圧
器の各出力を同相に制御する発振回路を駆動制御手段に
対し接続し、同発振回路からの出力信号を入切するスイ
ッチング手段を各変圧器と同発振回路間に配置するよう
にした。
[作用] 従って、発振回路はスイッチング手段により各変圧器と
同発振回路間が閉路状態にある場合には各ネオン変圧器
の駆動制御手段に同期信号を発振する。そして、駆動制
御手段はこの同期信号に基づいてネオン変圧器の出力を
同位相とする。一方、各変圧器と同発振回路間がスイッ
チング手段により開路状態とされてもネオン変圧器によ
る高周波変換前であるため電流サージが発生することが
ない。
[実施例] 以下、本考案を具体化した一実施例を第1〜6図に基づ
いて説明する。
第1図に示すように、本実施例のネオン装置Pにおいて
は3台のネオン変圧器Nが配設され、各ネオン変圧器N
の入力側には交流電源1が接続されるとともに、その出
力側には複数本(本実施例においては4本)のネオン管
9が直列接続されている。そして、各ネオン変圧器Nに
は並列接続となる同期手段としての1台の発振回路11が
スイッチSを介して接続されている。
次に、前記ネオン変圧器Nの電気的構成について説明す
る。なお、ネオン変圧器Nはすべて同一構成であるため
1台のみについて説明する。
第2図に示すように、前記交流電源1はネオン変圧器N
の整流回路2を介してドライブ回路3aに接続されてい
る。このドライブ回路3aにはフォトトランジスタ4が接
続されている。そして、前記フォトトランジスタ4の導
通により前記ドライブ回路3aが駆動するようになってい
る。
さらに、ドライブ回路3aに対しコンデンサ5およびトラ
ンジスタ6の直列回路と変圧器7および逆バイアスとな
ったダイオード8の直列回路とがそれぞれ並列に接続さ
ている。また、コンデンサ5およびトランジスタ6の接
続点Aと変圧器7およびダイオード8の接続点Bとが接
続されている。さらに、前記トランジスタ6のベースは
前記ドライブ回路3aに接続されている。
したがって、トランジスタ6はドライブ回路3aによって
駆動制御され、ネオン管9を点灯させるようになってい
る。また、前記ドライブ回路3a、フォトトランジスタ4
およびトランジスタ6によって駆動制御手段としてのド
ライブ手段3が構成されている。なお、10は平滑用のコ
ンデンサである。
前記フォトトランジスタ4の近傍には発光ダイオード13
が配設され、この発光ダイオード13は抵抗12およびスイ
ッチSを介して前記発振回路11に接続されている。した
がって、スイッチSがON状態のときには発振回路11から
の出力信号により発光ダイオード13が発光するようにな
っている。その結果、この光によってフォトトランジス
タ4が導通するためドライブ回路3aが駆動する。なお、
この発振回路11の発振周波数は数kHz〜数10kHzの範囲内
であり本実施例においては15kHzの発振周波数を利用し
ている。
次に、前記ドライブ回路3aの電気的構成について説明す
る。
第3図に示すように、抵抗14、ダイオード15および定電
圧ダイオード16が直列接続されている。そして、前記定
電圧ダイオード16に対しコンデンサ17が並列に接続され
ている。また、抵抗18、前記フォトトランジスタ4およ
び抵抗19の直列回路がコンデンサ17に対し並列接続され
ている。さらに、前記抵抗19に対し定電圧ダイオード20
が並列に接続されている。そして、前記フォトトランジ
スタ4および抵抗19の間の接続点Cが前記トランジスタ
6のベースに接続されている。
したがって、定電圧ダイオード16により抵抗18、フォト
トランジスタ4および抵抗19に一定の電圧が供給され
る。なお、定電圧ダイオード20は許容電流以上の電流が
流れたとき導通し、前記トランジスタ6を保護する。
上記のように構成されたネオン装置Pの作用について説
明する。
まず、各ネオン変圧器Nに設けられたスイッチSをON状
態にする。すると、発振回路11からの出力信号により発
光ダイオード13が発光し、この光によりフォトトランジ
スタ4は導通する。すると、電流がトランジスタ6に流
れトランジスタ6が導通する。
これにより、電流が変圧器7およびトランジスタ6を介
して流れるため変圧器7が駆動する。したがって、変圧
器7の2次側の出力によってネオン管9が放電して点灯
する。このとき、発振回路11の発振信号により各変圧器
7の出力電圧の位相は同位相である。なお、発振回路11
の発振信号がなくなれば発光ダイオード13が消灯して、
フォトトランジスタ4が非導通状態となる。そのため、
ドライブ回路3aからトランジスタ6へ流れる電流がなく
るためトランジスタネ6は非導通となってネオン管9は
消灯する。
したがって、発振回路11の発振信号により各変圧器7の
出力位相を同期させることができるため出力の位相差が
発生することがない。したがって、従来とは異なりネオ
ン管9をブロック毎に近接配置しても、ブロック毎のネ
オン管9同士の間に安定した漏洩電流が流れる。よっ
て、ネオン管9が点灯した状態においてネオン管9のゆ
らぎ、ちらつきなどは発生することがないため、ネオン
管を安定した状態にて点灯させることができる。
また、前記スイッチSを個々に開閉させてそれぞれのネ
オン管9を点滅制御することも可能である。また、第4
図に示すようにスイッチSをフォトトランジスタ21およ
び発光ダイオード22によって構成して発光ダイオード22
を図示しない点滅装置に接続し、ネオン管9を点滅制御
をすることも可能である。この場合においても、発振回
路11により変圧器7の出力位相が全て同相となるように
制御されているため、ブロック毎にネオン管9を近接配
置しても不規則な漏洩電流は流れずネオン管9を安定し
た状態で点滅制御をすることができる。ここに、スイッ
チSを例えば、変圧器7とコンデンサ5間に配置した場
合には高周波に基づく電流サージを防止するため高価な
高周波用のACスイッチを装着する必要がある。しかし、
本実施例ではスイッチSは各ネオン変圧器Nと発振回路
11間に配置されているために、このスイッチSの入切に
よる電流サージが問題となることはない。なお、前記発
光ダイオード22の点滅制御を発振回路11によって行うよ
うに構成することも可能である。
なお、この考案は前記実施例に限定されるものではな
く、この考案の趣旨から逸脱しない範囲内で以下のよう
に変更することも可能である。
(1)第7図に示すように、前記ネオン変圧器Nのトラ
ンジスタ6の代わりにFET23を使用し、ダイオード8の
代わりに直列接続した抵抗24、コンデンサ25を使用する
こと。
(2)第5図に示すように、各ネオン変圧器N内の各発
光ダイオード13を直列接続となるように発振回路11を接
続し、各発光ダイオード13を短絡するようにそれぞれス
イッチSを設けること。
(3)さらに、第5図のスイッチSを第6図に示すよう
にフォトトランジスタ21と発光ダイオード22によって構
成すること。
[考案の効果] 以上詳述したように、本考案は同期手段からの同期信号
に基づいて各ネオン変圧器の出力信号を同相にすること
ができる。そのため、ネオン管がブロック毎に近接配置
されてもネオン管同士に不規則な漏洩電流が流れること
はなくゆらぎなどは発生しない。その結果、ネオン管を
安定した状態にて点灯させることができるというまた、
スイッチング手段が各変圧器と同発振回路間に配置され
ているため、スイッチング手段の操作によって電流サー
ジが発生することがない。また、電流サージの防止のた
めの特別な手段を用意する必要もない。
【図面の簡単な説明】
第1図はネオン変圧器に対し発振回路を並列に接続する
状態を示す接続図、第2図はネオン変圧器の電気回路
図、第3図はドライブ回路の具体的な構成図、第4図は
フォトトランジスタと発光ダイオードとによりネオン管
の点滅制御をする回路図、第5図はネオン変圧器に対し
発振回路を直列に接続する状態を示す接続図、第6図は
フォトトランジスタと発光ダイオードとによりネオン管
の点滅制御をする回路図、第7図はネオン変圧器の別例
を示す電気回路図、第8図はネオン管をブロック毎に近
接配置した状態を示す説明図、第9図はA,Bネオン変圧
器と大地との電位を示す波形図、第10図はネオン管同士
およびネオン管と大地との浮遊容量を示す説明図であ
る。 3……駆動制御手段としてのドライブ手段、9……ネオ
ン管、11……同期手段としての発振回路、N……ネオン
変圧器、P……ネオン装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数個のネオン管がそれぞれ区分され、そ
    の区分されたネオン管群に対してそれぞれ設けられたネ
    オン変圧器からの電力にてその対応するネオン管群を点
    灯させるネオン装置において、 前記各ネオン変圧器の各出力を同相に制御する発振回路
    を駆動制御手段に対し接続し、同発振回路からの出力信
    号を入切するスイッチング手段を各変圧器と同発振回路
    間に配置したネオン装置。
JP1989071836U 1989-06-20 1989-06-20 ネオン装置 Expired - Lifetime JPH0753279Y2 (ja)

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JPH0310499U JPH0310499U (ja) 1991-01-31
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JPS61248395A (ja) * 1985-04-25 1986-11-05 株式会社 ソフア−ド 高周波電源によるネオン管の点灯方式

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