JPH0753162A - 省エネルギ型油圧エレベータ - Google Patents

省エネルギ型油圧エレベータ

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JPH0753162A
JPH0753162A JP23711793A JP23711793A JPH0753162A JP H0753162 A JPH0753162 A JP H0753162A JP 23711793 A JP23711793 A JP 23711793A JP 23711793 A JP23711793 A JP 23711793A JP H0753162 A JPH0753162 A JP H0753162A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 主エレベータとバランスエレベータ(副エレ
ベータ)が大型化してもピストン式の主シリンダ及び副
シリンダを用いることにより油圧ポンプや附随機器類を
極力小さくする。 【構成】 主エレベータ1と、ケージ5の重量にほぼ等
しい重量の固定ウエイト15及び主エレベータ1の最大
積載量の約1/2の調整ウエイト16を取り付けた副エ
レベータ11とのそれぞれのピストン下側室3a,13
aの間を、対向するパイロット式チェック弁6,17を
介して連通路を形成し、主シリンダ2のロッド側室4a
と副シリンダ12のロッド側室14aとを油圧ポンプ2
1を挟んだ対向するパイロット式チェック弁23,24
を介して連通路を形成し、かつ主シリンダ2と副シリン
ダ12とのロッド4,14の関係位置を修正するためピ
ストン側室へ作動油を供給する油圧ポンプ31を設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、油圧エレベータに係
り、特に運転時のエネルギ効率を向上した省エネルギ型
油圧エレベータに関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の技術による省エネルギ型油
圧エネルギーの説明図である。(特開平1−30838
3号参照) 図3において、主シリンダ101内に作動油を流入また
は流出させることにより人及び/または荷物積載用ケー
ジ102を取り付けた主ラム103を上下させる主エレ
ベータ104と、固定ウエイト105を取り付けた副ラ
ム103a及び副シリンダ106から成るバランスエレ
ベータ107のそれぞれのシリンダ内を互いに油圧ポン
プ110を介して連通する連通路108、108aを形
成し、さらに最大積載量の約1/2の重量の調整ウエイ
ト113を上記固定ウエイト105に取り付けて主エレ
ベータ104側の連通路108内の油圧とバランスエレ
ベータ107側の連通路108a内の油圧との圧力差を
小さくし、かつ主エレベータ104側の連通路108に
内部の作動油を排出する非常下降弁120を設け、バラ
ンスエレベータ107側の連通路108aに内部に作動
油を供給する主ラム103及び副ラム103aの関係位
置修正用ポンプ114を設け、主エレベータ104の積
載重量が調整ウエイト113より大きい場合において、
主エレベータ104を上昇させるときは連通路108と
108a間に設けた油圧ポンプ110を駆動して作動油
をバランスエレベータ107の副シリンダ106内から
主エレベータ104の主シリンダ101内に送り、また
この場合に主エレベータ104を下降させるときは主エ
レベータ104を自重で下降させることにより主シリン
ダ101内の作動油を連通路108及び108a内を流
通させて副シリンダ106内に送り、かつ流通する作動
油によって油圧ポンプ110及びその駆動用の電動モー
タを回転させる。
【0003】また主エレベータ104の積載重量が調整
ウエイト113より少ない場合に、主エレベータ104
を上昇させるときはバランスエレベータ107をその自
重で下降させることにより副シリンダ106内の作動油
を連通路108a及び108内を通過させて主シリンダ
101内に送り、かつ流通する作動油によって油圧ポン
プ110及びその駆動用の電動モータ109を回転さ
せ、またこの場合に主エレベータを下降させるときは油
圧ポンプ101を駆動して作動油を主シリンダ101内
から副シリンダ106内に送る油圧回路を連通路108
及び108aで形成している。このように主エレベータ
の最大積載量の約1/2の重量の調整ウエイト113を
バランスエレベータ107の固定ウエイトとして取り付
けているので、主エレベータ104側の連通路108内
の油圧とバランスエレベータ107側の流通路108a
内の油圧との圧力差が小さく、主エレベータ104の人
及び/または荷物積載用ケージ102に荷物が無い状態
で主エレベータ104を上昇させる場合にはバランスエ
レベータ107の負荷が重量で約1/2だけ大きいので
両エレベータのシリンダ101と106内を連通してバ
ランスエレベータ107を自重降下させることによって
主エレベータ104は最大積載重量の約1/2の重量に
相当する圧力で押し上げられるので、この場合は油圧ポ
ンプ110の必要はなく、従って油圧ポンプ110を駆
動するための電気エネルギが不要となるしかもこのとき
連通路108及び108a内を流通する作動油によって
油圧ポンプ110は回転させられるので電動モータ10
9は発電機として作用し電力を回生させる利点を有す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが主エレベータ
が大きくなり、従ってバランスエレベータが大きくなる
につれて連通路を流通する作動油の流量が増加し油圧ポ
ンプや付随する油圧機器類が大型化し、従って占めるス
ペースは広くなり、かなりのコトス高を招くことにな
る。そこでこの発明は両エレベータが大型化しても油圧
ポンプ並びに付随する油圧機器類を極力小さくするもの
で間に合わせ、スペースの拡大やコスト高をできるだけ
抑えようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明はこれらの問題
点を解決した省エネルギ型油圧エレベータを提供するも
のである。この発明は、主シリンダのピストンを固着し
たロッドの上に人及び/または、荷物積載用ケージを取
り付けた主エレベータと、副シリンダのピストンを固着
したロッドの上に前記人及び/または荷物積載用ケージ
の重量にほぼ等しい重量の固定ウエイト及び主エレベー
タの最大積載量の約1/2の調整ウエイトを取り付けた
副エレベータとのそれぞれのピストン下側室の間を、2
個の対向するパイロット式チェック弁を介して連通する
連通路を形成し、主シリンダのロッド側室と副シリンダ
のロッド側室とを油圧ポンプを挟んだ対向する2個のパ
イロット式チェック弁を介して連通する連通路を形成
し、主シリンダのロッド側室及び副シリンダのロッド側
室へ作動油を供給し,かつ主シリンダと副シリンダとの
ロッドの関係位置を修正するためピストン側室へ作動油
を供給する給油ポンプを設け、主エレベータを上昇させ
るときは油圧ポンプを駆動して副シリンダのロッド側室
に作動油を送ることによって副エレベータ側のパイロッ
ト式チェック弁が開かれ、副シリンダのピストン下側室
の作動油は主シリンダのピストン下側室に導かれて主シ
リンダのピストン及びロッドを押し上げ、また主エレベ
ータを下降させるときには油圧ポンプを駆動して主エレ
ベータのロッド側室に作動油を送ることによって主シリ
ンダ側のパイロット式チェック弁が開かれ、主シリンダ
のピストン下側室の作動油は副シリンダのピストン及び
ロッドを押し上げることによって主エレベータは下降す
るようにした省エネルギ型油圧エレベータである。
【0006】
【作用】以下にその作用について発明する。主エレベー
タを上昇させるときは油圧ポンプを駆動して副エレベー
タの副シリンダのロッド側室に作動油を送ることによっ
て副エレベータ側のパイロット式チェック弁が開かれ、
副シリンダのピストン下側室の作動油は主シリンダのピ
ストン下側室に送り込まれ、主シリンダのピストン及び
ロッドを押し上げることによって主エレベータは上昇す
る。主エレベータを下降させるときは油圧ポンプを駆動
して主エレベータの主シリンダのロッド側室に作動油を
送ることによって主エレベータ側のパイロット式チェッ
ク弁が開かれ、主シリンダのピストン下側室の作動油は
副シリンダのピストン下側室に送り込まれ、主エレベー
タは下降する。主シリンダ及び副シリンダをピストン式
のシリンダとし、両シリンダのロッド側室に作動油を流
人または流出させることにしたのは、下記の理由による
ものである。即ちいま、 シリンダ内径 D ロッド外径 d ストローク s とすると、ストロークsだけロッドを動かすために必要
なピストン下側の油量Qは Q=πsD2 /4 またロッド側室に流人させるときの油量qは q=πs(D2 −d2 )/4 従って q/Q=(D2 −d2 )/D2 いま D=160mm、d=140mmとすると q/Q=0.234 つまり理論的な流量はロッド側室に加圧した方が約2
3.4%でよいことになる。ただし、ロッド側室に加圧
する場合の圧力はこの逆数倍、即ち約4.3倍の圧力が
必要になることはいうまでもない。しかしこの場合重要
なことは、油圧ポンプ及び給油ポンプなどの機器はかな
り小型のものが使用でき、スペース的にもコスト的にも
メリットがある。上記小型の機器は現在でも高効率のも
のが市販されており、この点における問題はない。
【0007】
【実施例】次にこの発明の一実施例について説明する。
図1はこの発明の省エネルギ型油圧エレベータの説明図
である。図1において主エレベータ1は主シリンダ2の
ロッド4に人及び/または荷物積載用ケージ5を取り付
けてあり、副エレベータ11は副シリンダ12のロッド
14に無積載状態の人及び/または荷物積載用ケージ5
の重量にほぼ等しい固定ウエイト15及び調整ウエイト
16を取り付けてある。調整ウエイト16の重量は主エ
レベータ1の最大積載量の約1/2としてある。主シリ
ンダ2の内面に摺動自在に取り付けられたピストン3は
ロッド4に固着されており、ロッド4と共に主シリンダ
2内を上下できる。また副シリンダ12の内面に摺動自
在に取り付けられたピストン13はロッド14に固着さ
れており、ロッド14と共に副シリンダ12内を上下で
きる。主シリンダ2におけるピストン3のピストン下側
室3aと副シリンダ12におけるピストン13のピスト
ン下側室13aとは、対向して配置されたパイロット式
チェック弁6及び17を介して連通させてあり、かつ作
動油で充満させてある。なお、7,8,18は連通用の
配管である。なお、両ピストン3及び13の位置の調整
及び連通路への給油ポンプの図は省略してある。
【0008】主シリンダ2のロッド側室4aと副シリン
ダ12のロッド側室14aとは、油圧ポンプ21を挟み
かつ対向して配置されたパイロット式チェック弁23及
び24を介して連通させてあり、25,27,41,4
2は連通用の配管である。油圧ポンプ21は電動モータ
22によって駆動される。油圧ポンプ31はその吐出油
を二分し、チェック弁33を介した配管43は配管25
と、チェック弁34を介した配管44は配管27と接続
されている。給油ポンプ31は電動モータ32によって
駆動される。パイロット式チェック弁36及び37は配
管25内または配管27内が負圧になったときに、タン
ク55から作動油を吸い込むためのものである。
【0009】いま最大積載重量を人及び/または荷物積
載用ケージ5に積載した主エレベータ1を上昇させよう
とするときは、無積載状態の人及び/または荷物積載用
ケージ5の重量に等しい固定ウエイト15及び主エレベ
ータ1の最大積載重量の約1/2の調整ウエイト16が
副エレベータ11のロッド14の上に載っているので、
主シリンダ2におけるピストン下側室3aの圧力は副シ
リンダ12のピストン下側室13aの圧力よりも、最大
積載重量の約1/2に見合う圧力だけ高くなっている。
従って油圧ポンプ21を駆動させてピストン下側室13
aの圧力がピストン下側室3aの圧力よりも高くなるの
に見合う加圧作動油を、配管27を通じて副シリンダ1
2のロッド側室14aに送ることにより、パイロット式
チェック弁17は配管27aを通じて送られるパイロッ
ト圧により開放されるからピストン下側室13a内の作
動油はピストン下側室3aへ送られ、主エレベータ1は
上昇できる。なお油圧ポンプ21の駆動時はその吸い込
み側のパイロット式チェック弁23は電気的に開放さ
れ、ロッド4の上昇に伴うロッド側室4aの作動油を油
圧ポンプ21は吸入することになる。
【0010】また無積載状態の人及び/または荷物積載
用ケージ5の場合の主エレベータ1を上昇させようとす
るときは、主シリンダ2におけるピストン下側室3aの
圧力は副シリンダ12のピストン下側室13aの圧力よ
りも最大積載重量の約1/2に見合う圧力だけ低くなっ
ている。従って油圧ポンプ21を駆動して加圧油を副シ
リンダ12のロッド側室14aへ送らなくてもパイロッ
ト式チェック弁17を電気的などで開放することによっ
てピストン下側室13aの作動油はピストン下側室3a
へ送られ、従って主エレベータ1は上昇できる。しか
し、主エレベータ1の上昇速度が遅いときは油圧ポンプ
21を駆動して必要程度の加圧油をロッド側室14aへ
送ることにより主エレベータ1の上昇速度を高めること
が可能である。油圧ポンプ21を駆動しない場合は、ロ
ッド側室14aはタンク55から作動油を吸い込み、ま
たロッド側室4a内の作動油はパイロット式チェック弁
36を電気的などで開放してタンク55へ排出する。
【0011】さらに最大積載重量を人及び/または荷物
積載用ケージ5に積載した主エレベータ1を下降させよ
うとするときは、主シリンダ2におけるピストン下側室
3aの圧力は副シリンダ12のピストン下側室13aの
圧力よりも最大積載量の約1/2に見合う圧力だけ高く
なっている。従って油圧ポンプ21を駆動して加圧油を
主シリンダ2のロッド側室4aへ送らなくてもパイロッ
ト的チェック弁6を電気的などで開放することによって
ピストン下側室3aの作動油はピストン下側室13aへ
送られ、従って主エレベータ1は下降できる。しかし主
エレベータの下降速度が遅いときは油圧ポンプ21を駆
動して必要程度の加圧油をロッド側室4aへ送ることに
より主エレベータ1の下降速度を高めるることは可能で
ある。油圧ポンプ21を駆動しない場合は、ロッド側室
4aはタンク55から作動油を吸い込み、またロッド側
室14a内の作動油はパイロット式チェック弁37を電
気的などで開放してタンク55へ排出する。また油圧ポ
ンプ21を駆動する場合についてはその吸い込み側のパ
イロット式チェック弁24は電気的などで開放され、ロ
ッド14の上昇に伴う側室14aの作動油を油圧ポンプ
21は吸入することになる。
【0012】さらにまた無積載状態の人及び/または荷
物積載用ケージ5の場合の主エレベータ1を下降させよ
うとするときは、主シリンダ2におけるピストン下側室
3aの圧力は副シリンダ12のピストン下側室13aの
圧力よりも最大積載重量の約1/2に見合う圧力だけ低
くなっている。従って油圧ポンプ21を駆動してピスト
ン下側室3aの圧力がピストン下側室13aの圧力より
も高くなるのに見合う加圧油を配管25を通じて主シリ
ンダ2のロッド側室4aに送ることにより、パイロット
式チェック弁6は配管25aを通じて送られるパイロッ
ト圧により開放されるからピストン下側室3a内の作動
油はピストン下側室13aへ送られ、主エレベータ1は
下降できる。なお油圧ポンプ21の駆動時は、その吸い
込み側のパイロット式チェック弁24は電気的などで開
放され、ロッド14の上昇に伴うロッド側室14aの作
動油をを油圧ポンプ21は吸い込むことになる。
【0013】上述した油圧ポンプとして、可変容量型ポ
ンプを用いることによってその特徴とするところは電動
モータの回転方向及び回転速度を一定にしておいても、
吐出流量をかえることができるし、また正逆の吐出が可
能なため制御が非常にやり易いことが挙げられる。また
油圧ポンプが固定容量型のポンプの場合でも、逆吐出が
可能なものであれば電動モータを逆転可能なものを用い
ることによっても前述の制御が可能である。さらにこの
場合電動モータの制御をインパータ制御装置を付加する
ことによって精細かつ省エネルギ的制御が可能となる。
【0014】図2はこの発明の実用上の付属装置に関す
る説明図である。図2において調整ポンプ61は主シリ
ンダ2のピストン下側室3a及び副シリンダ12のピス
トン下側室13aへ作動油を送り込み、かつ両シリンダ
のピストンとロッドの位置を調整するためのポンプであ
る。調整ポンプ61を電動モータ62で駆動しその吐出
油を連通用の配管8に送り込むことによって、主シリン
ダ2のピストン下側室3a及び副シリンダ12のピスト
ン下側室13aへ作動油を必要量充満できる。パイロッ
ト式チェック弁65は配管66で連通用の配管7と結ば
れ、上記により作動油が充満された場合、パイロット式
チェック弁65を電気的などで開放し主シリンダ2のピ
ストン3の位置の調整用にピストン下側室3aの作動油
を必要量だけ排出してやることができる。なおこのパイ
ロット式チェック弁65は主エレベータ1になんらかの
事故発生時、主エレベータ1を下降させる安全装置とも
なる。ただし、上記調整ポンプ65は必ずしも設ける必
要はなく、給油ポンプ31の吐出油を配管51に切り換
え弁を設けて一時的に連通用の配管8に送り込むように
しても上記と同じ効果が得られる。また配管25に接続
したリリーフ弁26及び配管27に接続したリリーフ弁
28はそれぞれ配管25または配管27に発生したピー
ク圧を逃がすためのものである。
【0015】
【発明の効果】この発明は上述したようにしてなるの
で、従来の技術に比べて油圧ポンプや関連する機器類が
小型化できるから、スペース的にもメリットが大きく、
またコスト的にも低減が期待できるのでその実用性は極
めて高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の説明図である。
【図2】この発明の実用上の付属装置の説明図である。
【図3】従来の技術の説明図である。
【符号の説明】
1 主エレベータ 2 主シリンダ 3 ピストン 3aピストン下側室 4 ロッド 4a ロッド側室 5 人及び/または荷物積載用ケージ 6 パイロット式チェック弁 7 連通用の配管 8 連通用の配管 11 副エレベータ 12 副シリンダ 13 ピストン 13a ピストン下側室 14 ロッド 15 固定ウエイト 16 調整ウエイト 17 パイロット式チェック弁 18 連通用の配管 21 油圧ポンプ 22 電動モータ 23 パイロット式チェック弁 24 パイロット式チェック弁 25 配管 25a 配管 26 リリーフ弁 27 配管 27a 配管 28 リリーフ弁 31 給油ポンプ 32 電動モータ 33 チェック弁 34 チェック弁 35 リリーフ弁 36 パイロット式チェック弁 37 パイロット式チェック弁 41 配管 42 配管 43 配管 44 配管 45 配管 46 配管

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主シリンダのピストンを固着したロッド
    の上に人及び/または荷物積載用ケージを取り付けた主
    エレベータと、副シリンダのピストンを固着したロッド
    の上に前記人及び/または荷物積載用ケージの重量にほ
    ぼ等しい重量の固定ウエイト及び主エレベータの最大積
    載量の約1/2の調整ウエイトを取り付けた副エレベー
    タとのそれぞれのピストン下側室の間を、2個の対向す
    るパイロット式チェック弁を介して連通する連通路を形
    成し、主シリンダのロッド側室と副シリンダのロッド側
    室とをポンプを挟んだ対向する2個のパイロット式チェ
    ック弁を介して連通する連通路を形成し、主シリンダの
    ロッド側室及び副シリンダのロッド側室へ作動油を供給
    し、かつ主シリンダと副シリンダとのロッドの関係位置
    を修正するためピストン側室へ作動油を供給する給油ポ
    ンプを設け、主エレベータを上昇させるときは油圧ポン
    プを駆動して副シリンダのロッド側室に作動油を送るこ
    とによって副エレベータ側のパイロット式チェック弁が
    開かれ、副シリンダのピストン下側室の作動油は主シリ
    ンダのピストン下側室に導かれて主シリンダのピストン
    及びロッドを押し上げ、また主エレベータを下降させる
    ときは油圧ポンプを駆動して主エレベータのロッド側室
    に作動油を送ることによって主シリンダ側のパイロット
    式チェック弁が開かれ、主シリンダのピストン下側室の
    作動油は副シリンダのピストン及びロッドを押し上げる
    ことによって主エレベータは下降するようにした省エネ
    ルギ型油圧エレベータ。
  2. 【請求項2】 油圧ポンプとして、可変容量油圧ポンプ
    を用いた請求項1記載の省エネルギ型油圧エレベータ。
  3. 【請求項3】 油圧ポンプを駆動する電動モータは逆転
    可能なものとし、従って油圧ポンプは逆吐出が可能なも
    のとした請求項1記載の省エネルギ型油圧エレベータ。
  4. 【請求項4】 油圧ポンプを駆動する電動モータをイン
    バータ制御する装置を付加した請求項1,2及び3記載
    の省エネルギ型油圧エレベータ。
  5. 【請求項5】 主シリンダ及び副シリンダのそれぞれの
    ピストン下側室の連通路で、対向する2個のパイロット
    式チェック弁の間の連通路に調整ポンプの吐出油を供給
    できるようにした請求項1,2,3,及び4記載の省エ
    ネルギ型油圧エレベータ。
  6. 【請求項6】 主シリンダのピストン下側室の作動油を
    パイロット式チェック弁を介してタンクへ排出できる回
    路を設けた請求項1,2,3,4及び5記載の省エネル
    ギ型油圧エレベータ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1079073C (zh) * 1998-06-08 2002-02-13 液压驱动工业株式会社 高能效液压举升系统的控制方法
CN114352590A (zh) * 2022-01-13 2022-04-15 四川鼎鸿智电装备科技有限公司 一种双缸式液压机构以及压力设备

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