JPH0752893A - 開傘補助具 - Google Patents

開傘補助具

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JPH0752893A
JPH0752893A JP5201616A JP20161693A JPH0752893A JP H0752893 A JPH0752893 A JP H0752893A JP 5201616 A JP5201616 A JP 5201616A JP 20161693 A JP20161693 A JP 20161693A JP H0752893 A JPH0752893 A JP H0752893A
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JP
Japan
Prior art keywords
clip
elastic
parachute
umbrella
elastic portion
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5201616A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Murakami
彰 村上
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Aviation Electronics Industry Ltd filed Critical Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Publication of JPH0752893A publication Critical patent/JPH0752893A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 主傘に組込み、その開傘を促進させて、開傘
時間を短縮させる。 【構成】 弾性部12は、強制的に小さく折り畳むこと
ができると共に、解放状態において、空間的に広がりを
もった元の形状に自力で復元できるようにされている。
クリップ13は、弾性部12をパラシュートに組込む時
に、弾性部を強制的に小さく折り畳んだものを、元の形
状に戻らないように止めるものである。安全索14は、
クリップ13に取付けられる紐状体であり、開傘時にそ
れを引いてクリップ13を弾性部12より取外し、折り
畳まれた弾性部を解放させるものである。弾性部12
は、ねじれ8の字形などのゴム状弾性体又は金属ばね製
弾性体や、スプリング付き雨傘骨組構造体で構成でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、降下用パラシュート
に組込み、開傘時にその開傘動作を促進させ、開傘時間
を短縮させる開傘補助具に関する。
【0002】
【従来の技術】誘導傘を持つパラシュート1は、図5に
示すように常時はコンテナ2に収容され、落下する人又
は物にコンテナ2を取付けるためのハーネス3がコンテ
ナ2の外部に取付けられ、落下中パラシュート1を開傘
させる際に引くハンドル4が、コンテナ2より外部に導
出されている(図5A)。ハンドル4を引くと、ハンド
ル4に連結された誘導傘5がコンテナ2より外部に引き
出される。誘導傘5が風を受けて開傘されるとその落下
速度が低下するので、誘導傘5に連結されている主傘6
がコンテナ2より引き出され、風を受けて開傘される。
【0003】開傘時に、ガス又は火薬等により傘体の一
部を強制的に展開させる図6に示すようなパラシュート
も使用されている。開傘時にハンドル4を引くことによ
り、ガス放出機構が作動されて、ガスがひとで形をした
ゴム風船状の高抵抗部8内に注入させてふくらませる。
高抵抗部8の外面には水かき或いはひれ状のひれ部8a
が一体に取付けられているので、ふくらんだ高抵抗部8
は風に対して高抵抗を示し、図5の誘導傘5と同様の機
能をはたすことができる。
【0004】パラシュートには図7に示すように誘導傘
5や高抵抗部8を持たず落下中自然に開くものもある。
図7の例では、主傘6はインナーパック9に収容されて
おり、開傘時に空のインナーパック9は自然に主傘6と
分離して単独で落下する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のパラシュート1
は、主傘6の整備状態によっては湿気等のためにシート
(布)同士が固着した状態になっており、開傘に要する
時間が長くなり、パラシュートを使用できる安全高度が
高くなる欠点があった。この発明の目的は、主傘に組込
み、その開傘を促進させて開傘に要する時間を短縮する
ことのできる開傘補助具を提供しようとするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(1) 請求項1の発明は、弾性部と、クリップと、安全
索とより成り、落下用パラシュートに組込まれる開傘補
助具に関する。前記弾性部は、強制的に小さく折り畳む
ことができると共に、解放状態において、空間的に広が
りをもった元の形状に自力で復元できるものである。前
記クリップは、前記弾性部を落下用パラシュートに組込
むときに、その弾性部を強制的に小さく折り畳んだもの
を、元の形状に戻らないように止めるものである。前記
安全索は前記クリップに取付けられる紐状体であり、開
傘時にその紐状体を引いて前記クリップを前記弾性部よ
り取外し、折り畳まれた前記弾性部を解放させるもので
ある。 (2) 請求項2の発明は、前記(1) 項に記載の開傘補
助具において、前記弾性部が、解放状態において、輪ゴ
ムをその中間でほぼ90°ねじって構成されるねじれ8
の字形(8の字を構成する2つのループの各々で囲まれ
た2つの平面がほぼ直交するようにねじれた形状)を有
するゴム状弾性体又は金属ばね製弾性体より成るもので
ある。 (3) 請求項3の発明は、前記(1) 項に記載の開傘補
助具において、前記弾性部が、解放状態において、第1
C字状曲線の内側に、それより小さな第2C字状曲線
を、夫々の開放端を共通の直線にほぼ接して、その直線
方向から見て互いに所定の角度をなすように配し、それ
ら第1、第2C字状曲線相互の対向する開放端同士を前
記共通の直線にほぼ沿って連結した形状を有するゴム状
弾性体又は金属ばね製弾性体より成るものである。 (4) 請求項4の発明は、前記(1) 項に記載の開傘補
助具において、前記弾性部が、ワンタッチで開傘した2
個の雨傘の内部を対向させ、それぞれの柄がほぼ一直線
となるように互いに連結させ、シート(布)を取除いた
ものと類似の形状を有する、スプリング付き雨傘骨組構
造より成るものである。
【0007】
【実施例】この発明の開傘補助具11は、図4に示すよ
うに、折り畳まれた主傘6が、開傘時に風を受ける周縁
部内の一箇所又は複数箇所に組込まれる。補助具11
は、弾性部12とクリップ13と安全索14とで構成さ
れる。弾性部12は、強制的に小さく折り畳むことがで
きると共に、解放されたときに、空間的に広がりをもっ
た元の形状に自力で復元できるものである。そのため、
パラシュートの開傘が促進される。
【0008】クリップ13は、弾性部12をパラシュー
ト1に組込むときに、それら弾性部12を強制的に小さ
く折り畳んだものを、元の形状に戻らないように止める
ものである。また、安全索14は、その一端がクリップ
13に取付けられ、他端が引き出し用のハンドル4(図
5、図6参照)又はインナーパック9(図7参照)に取
付けられる。安全索14は開傘時にハンドル4又はイン
ナーパック9に引かれ、クリップ13が弾性部12より
取外され、その結果強制的に折り畳まれた弾性部12が
解放される。
【0009】図1に示す補助具11は、弾性部12をゴ
ム状弾性体で構成した場合である。弾性部12は、解放
状態において、輪ゴムをその中間でほぼ90°ねじって
構成されるねじれ8の字形(8の字を構成する2つのル
ープの各々で囲まれた2つの平面がほぼ直交するように
ねじれた形状)に構成される。パラシュートに組込む時
には、図1Dに示すように、弾性部12は1回又は複数
回ねじって中間で折り畳まれ、クリップ2で止められ
る。
【0010】図2に示す補助具11は、弾性部12を他
の形状のゴム状弾性体で構成した場合である。即ち、弾
性部12は、解放状態において、第1C字状曲線21の
内側に、それより小さな第2C字状曲線22を、夫々の
開放端を共通の直線Lにほぼ接して、その直線方向から
見て互いに所定の角度(図2ではほぼ45°)をなすよ
うに配し、それら第1、第2C字状曲線相互の対向する
開放端同士を直線Lにほぼ沿って連結した形状とされ
る。折り畳むときには、図2Cに示すように第2C字状
曲線22を直線Lを中心にして反時計方向にほぼ315
°回転させ、第1C字状曲線21の中に入れて、直線L
より最も離れた端部をクリップ13で止める(図2
E)。
【0011】図3に示す補助具11は、弾性部12をス
プリング付き雨傘骨組構造にした場合である。即ち、弾
性部12は、ワンタッチで開傘した2個のスプリング付
き雨傘の内部を対向させ、それぞれの柄31がほぼ一直
線となるように、互いに連結させ、シート(布)を取除
いたものと類似の形状に構成される。折り畳むときに
は、雨傘と同様に、スプリングのバネ力に抗して骨組を
強制的に柄側につぼめて、クリップ13で止める。クリ
ップ13を外せば骨組がスプリングの力で開くようにさ
れている。各骨32の端部には、パラシュートの布を引
っ掛けないように、キャップ33が取付けられている。
【0012】なお、図1及び図2の弾性部12を金属ば
ね製弾性体で構成することもできる。
【0013】
【発明の効果】この発明の開傘補助具11を主傘6に組
込めば、開傘動作を促進させ、開傘時間を短縮させるこ
とができる。この発明の開傘補助具は、従来の各種のパ
ラシュートに広く適用できるが、特に誘導傘5や高抵抗
部8のような誘導機構のない安価なパラシュートに適用
すればその開傘時間を短縮できることから、従来の比較
的開傘時間は短いが高価な誘導機構付のパラシュートの
代りに用いることもできるなどの経済的な効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項2の実施例を示す図で、A,B及びCは
それぞれ弾性部12の平面図、正面図及び側面図、Dは
折り畳んだ開傘補助具11の斜視図。
【図2】請求項3の実施例を示す図で、A,B,C及び
Dはそれぞれ弾性部12の斜視図、平面図、正面図及び
側面図、Eは折り畳んだ開傘補助具11の正面図。
【図3】請求項4の実施例を示す斜視図で、Aは開いた
弾性部12、Bは折り畳んだ開傘補助具11をそれぞれ
示す図。
【図4】この発明の開傘補助具11が組込まれるパラシ
ュートの主傘6の拡大した斜視図。
【図5】従来の誘導傘付きパラシュートの開傘過程を示
す図。
【図6】従来の高抵抗部付きパラシュートの開傘過程を
示す図。
【図7】従来の誘導機構のないパラシュートの開傘過程
を示す図。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性部と、クリップと、安全索とより成
    り、落下用パラシュートに組込まれる開傘補助具であっ
    て、 前記弾性部は、強制的に小さく折り畳むことができると
    共に、解放状態において、空間的に広がりをもった元の
    形状に自力で復元できるものであり、 前記クリップは、前記弾性部を落下用パラシュートに組
    込むときに、その弾性部を強制的に小さく折り畳んだも
    のを、元の形状に戻らないように止めるものであり、 前記安全索は、前記クリップに取付けられる紐状体であ
    り、開傘時にその紐状体を引いて前記クリップを前記弾
    性部より取外し、折り畳まれた前記弾性部を解放させる
    ものである、ことを特徴とする、 開傘補助具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の開傘補助具において、前
    記弾性部が、解放状態において、輪ゴムをその中間でほ
    ぼ90°ねじって構成されるねじれ8の字形(8の字を
    構成する2つのループの各々で囲まれた2つの平面がほ
    ぼ直交するようにねじれた形状)を有するゴム状弾性体
    又は金属ばね製弾性体より成ることを特徴とする。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の開傘補助具において、前
    記弾性部が、解放状態において、第1C字状曲線の内側
    に、それより小さな第2C字状曲線を、夫々の開放端を
    共通の直線にほぼ接して、その直線方向から見て互いに
    所定の角度をなすように配し、それら第1、第2C字状
    曲線相互の対向する開放端同士を前記共通の直線にほぼ
    沿って連結した形状を有するゴム状弾性体又は金属ばね
    製弾性体より成ることを特徴とする。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の開傘補助具において、前
    記弾性部が、ワンタッチで開傘した2個の雨傘の内部を
    対向させ、それぞれの柄がほぼ一直線となるように互い
    に連結させ、シート(布)を取除いたものと類似の形状
    を有する、スプリング付き雨傘骨組構造より成ることを
    特徴とする。
JP5201616A 1993-08-13 1993-08-13 開傘補助具 Withdrawn JPH0752893A (ja)

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ID=16444018

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20001031