JPH075269A - 加振装置 - Google Patents

加振装置

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Publication number
JPH075269A
JPH075269A JP14491693A JP14491693A JPH075269A JP H075269 A JPH075269 A JP H075269A JP 14491693 A JP14491693 A JP 14491693A JP 14491693 A JP14491693 A JP 14491693A JP H075269 A JPH075269 A JP H075269A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibrated
vibration
target
wedge
impact hammer
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP14491693A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiwamu Arikawa
究 有川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP14491693A priority Critical patent/JPH075269A/ja
Publication of JPH075269A publication Critical patent/JPH075269A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 波動を深部へ伝播できる。また表面波ノイズ
の影響を受けずに表面での反射波探査を実施できて、探
査精度を向上できる。さらに発振部を楔を介して加振対
象物に密着させることができて、安定した発振を行うこ
とができる。 【構成】 加振時には、発振部5の先端に設けた楔7を
加振対象物8内に貫入させて、加振対象物8に密着させ
るとともに、発振部5の周囲に設けた防振壁3を加振対
象物8内に貫入させ、次いでインパクトハンマー2を油
圧等により作動して、同インパクトハンマー2により発
振部5を打撃し、楔7により加振対象物8内に波動を発
生させて、これを地盤等の加振対象物8内に伝播、拡散
させる。このとき、深さ方向の振幅は、重ね合わせによ
り増幅し、表面方向の振幅は、楔7の間隔を目的とする
探査波長の1/2にすることにより打ち消し合って減衰
する。またその他の表面波は、発振部5の周囲に設けた
防振壁3により遮断され、周囲に伝播しなくて、深さ方
向への振幅は大きく、表面波は殆どない波動が加振対象
物8内に発生することになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建設機械の弾性波地中
探査システム等に適用される加振装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の加振装置を図5により説明する
と、22が油圧等で作動するインパクトハンマー、23
が同インパクトハンマー22の平板状先端部、28が地
盤等の加振対象物で、油圧等でインパクトハンマー22
を作動し、同インパクトハンマー22の平板状先端部2
3により地盤等の加振対象物28を直接打撃して、その
とき発生する球面状波動を地盤内に伝播、拡散させるよ
うになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記図5に示す従来の
加振装置では、インパクトハンマー22の平板状先端部
23により地盤等の加振対象物28を直接打撃するの
で、加振対象物28内に発生する波動が球面状になる。
そのため、幾何学的な減衰が大きくなって、波動の深部
への伝播が不可能になるとともに、表面近傍に表面波が
発生し、加振対象物28からの反射波を表面で探査する
場合、表面波がノイズになって、表面での反射波探査が
困難になる。特に前方数mから数十mの探査では、高周
波数(数KZZ )で大出力の加振が必要であるが、前記
加振装置では、それが不可能である。
【0004】また前記加振装置では、インパクトハンマ
ー22の平板状先端部23が加振対象物28に密着し難
くて、安定した発振が困難である。本発明は前記の問題
点に鑑み提案するものであり、その目的とする処は、波
動を深部へ伝播できる。また表面波ノイズの影響を受け
ずに表面での反射波探査を実施できて、探査精度を向上
できる。さらに発振部を楔を介して加振対象物に密着さ
せることができて、安定した発振を行うことができる加
振装置を提供しようとする点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の加振装置は、油圧等により作動するイン
パクトハンマーと、同インパクトハンマーにより打撃さ
れる発振部とを有し、同発振部の先端に地盤等の加振対
象物内に貫入する楔を設けるとともに、発振部の周囲に
上記加振対象物内に貫入する防振壁を設けている。
【0006】
【作用】本発明の加振装置は前記のように構成されてお
り、加振時には、発振部の先端に設けた楔を加振対象物
内に貫入させて、加振対象物に密着させるとともに、発
振部の周囲に設けた防振壁を加振対象物内に貫入させ、
次いでインパクトハンマーを油圧等により作動して、同
インパクトハンマーにより上記発振部を打撃し、上記楔
により加振対象物内に波動を発生させて、これを地盤内
に伝播、拡散させる。このとき、深さ方向の振幅は、重
ね合わせにより増幅し、表面方向の振幅は、楔の間隔を
目的とする探査波長の1/2にすることにより打ち消し
合って減衰する。またその他の表面波は、発振部の周囲
に設けた防振壁により遮断され、周囲に伝播しなくて、
深さ方向への振幅は大きく、表面波は殆どない波動が加
振対象物内に発生することになる。
【0007】
【実施例】
(第1実施例)次に本発明の加振装置を図1、図2に示
す第1実施例により説明すると、1が加振装置本体、2
が同加振装置本体1内に設けたインパクトハンマー、3
が上記加振装置本体1の加振側に設けた防振壁、4が上
記インパクトハンマー2の先端部に設けた半球状打撃
部、5が同打撃部4により打撃される発振部、6が上記
防振壁3に設けた発振部支持溝、7が上記発振部5の先
端部に設けた複数の楔、8が地盤等の加振対象物、9が
上記インパクトハンマー2を作動させる貫入ジャッキ
で、上記発振部5の両側部が上記防振壁3の支持溝6内
に加振方向への移動を可能に挿入されている。
【0008】次に前記図1、図2に示す加振装置の作用
を具体的に説明する。加振時には、貫入ジャッキ9を伸
長方向に作動し、インパクトハンマー2を前進させて、
防振壁3を加振対象物8に貫入させる。このとき、前進
するインパクトハンマー2の半球状打撃部4により発振
部5を打撃し、同発振部5の先端部に設けた各楔7も加
振対象物8に貫入させて、各楔7を加振対象物8に密着
させる。
【0009】この状態で、貫入ジャッキ9を固定して、
油圧を制御することにより、インパクトハンマー2を作
動させて、インパクトハンマー2の打撃部4により発振
部5を打撃し、同発振部5の先端部に設けた各楔7によ
り加振対象物8内に波動を発生させて、これを加振対象
物8内に伝播、拡散させる。このとき、深さ方向の振幅
は、重ね合わせにより増幅し、表面方向の振幅は、各楔
7の間隔を目的とする探査波長の1/2にすることによ
り打ち消し合って減衰する。またその他の表面波は、発
振部5の周囲に設けた防振壁3により遮断されて、周囲
に伝播しない。
【0010】このように上記第1実施例の加振装置よれ
ば、深さ方向への振幅は大きく、表面波は殆どない波動
が加振対象物8内に発生することになる。 (第2実施例)次に本発明の加振装置を図3、図4に示
す第2実施例により説明すると、11が固定された加振
装置本体、12が同加振装置本体11内に設けたばね式
インパクトハンマー、14が同ばね式インパクトハンマ
ー12の先端部に設けた半球状打撃部、19が上記加振
装置本体11に設けた貫入ジャッキ、13が同貫入ジャ
ッキ19の先端部に設けた防振壁、15が上記打撃部1
4により打撃される発振部、16が上記防振壁13に設
けた発振部支持溝、17が上記発振部15の先端部に設
けた複数の円錐状または円錐管状楔、18が地盤等の加
振対象物で、上記発振部15の両側部が上記防振壁13
の支持溝16内に加振方向への移動を可能に挿入されて
いる。
【0011】次に前記図3、図4に示す加振装置の作用
を具体的に説明する。加振時には、貫入ジャッキ19を
伸長方向に作動して、防振壁13を加振対象物18に貫
入させる。また発振部15の先端部に設けた各楔17も
加振対象物18に貫入させて、各楔17を加振対象物1
8に密着させる。この状態で、貫入ジャッキ19への油
圧を制御することにより、固定した加振装置本体11内
のばね式インパクトハンマー12を作動させて、インパ
クトハンマー12の打撃部14により発振部15を打撃
し、同発振部15の先端部に設けた各楔17により加振
対象物18内に波動を発生させて、これを加振対象物8
内に伝播、拡散させる。
【0012】このとき、深さ方向の振幅は、重ね合わせ
により増幅し、表面方向の振幅は、各楔7の間隔を目的
とする探査波長の1/2にすることにより打ち消し合っ
て減衰する。またその他の表面波は、発振部5の周囲に
設けた防振壁3により遮断されて、周囲に伝播しない。
このように第2実施例の加振装置よっても、深さ方向へ
の振幅は大きく、表面波は殆どない波動が加振対象物8
内に発生することになる。
【0013】
【発明の効果】本発明の加振装置は前記のように加振
時、発振部の先端に設けた楔を加振対象物内に貫入させ
るとともに、発振部の周囲に設けた防振壁を加振対象物
内に貫入させた後、インパクトハンマーにより発振部を
打撃するようにしており、深さ方向の振幅を増幅させ、
表面方向の振幅を減衰させ、またその他の表面波を防振
壁により遮断して、周囲に伝播させないので、波動を
深部へ伝播できる。表面波ノイズの影響を受けずに表
面での反射波探査を実施できて、探査精度を向上でき
る。発振部を楔を介して加振対象物に密着させること
ができて、安定した発振を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の加振装置の第1実施例を示す縦断側面
図である。
【図2】同加振装置の横断平面図である。
【図3】本発明の加振装置の第2実施例を示す縦断側面
図である。
【図4】同加振装置の横断平面図である。
【図5】従来の加振装置を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
1、11 加振装置本体 2、12 インパクトハンマー 3、13 防振壁 4、14 打撃部 5、15 発振部 6、16 発振部支持溝 7、17 楔 8、18 地盤等の加振対象物 9、19 貫入ジャッキ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧等により作動するインパクトハンマ
    ーと、同インパクトハンマーにより打撃される発振部と
    を有し、同発振部の先端に地盤等の加振対象物内に貫入
    する楔を設けるとともに、発振部の周囲に上記加振対象
    物内に貫入する防振壁を設けたことを特徴とする加振装
    置。
JP14491693A 1993-06-16 1993-06-16 加振装置 Withdrawn JPH075269A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14491693A JPH075269A (ja) 1993-06-16 1993-06-16 加振装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP14491693A JPH075269A (ja) 1993-06-16 1993-06-16 加振装置

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JPH075269A true JPH075269A (ja) 1995-01-10

Family

ID=15373236

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JP14491693A Withdrawn JPH075269A (ja) 1993-06-16 1993-06-16 加振装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040050415A (ko) * 2002-12-10 2004-06-16 (주) 소암컨설턴트 하상(河床) 지층검사용 탄성(진동)파 발생기
KR100919485B1 (ko) * 2007-09-21 2009-09-28 고려대학교 산학협력단 포크블레이드 타입 현장 전단파 속도 측정 프로브
KR101296666B1 (ko) * 2013-05-28 2013-08-14 엔아이에스컨설턴트 주식회사 탄성파 탐사용 해머

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KR100919485B1 (ko) * 2007-09-21 2009-09-28 고려대학교 산학협력단 포크블레이드 타입 현장 전단파 속도 측정 프로브
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