JPH0752546B2 - 磁気記録装置 - Google Patents
磁気記録装置Info
- Publication number
- JPH0752546B2 JPH0752546B2 JP61227711A JP22771186A JPH0752546B2 JP H0752546 B2 JPH0752546 B2 JP H0752546B2 JP 61227711 A JP61227711 A JP 61227711A JP 22771186 A JP22771186 A JP 22771186A JP H0752546 B2 JPH0752546 B2 JP H0752546B2
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- JP
- Japan
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- arrow
- cam
- holding
- cam body
- disk cartridge
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- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気記録装置におけるデイスクカートリツジ
を保持する保持体構造に関する。
を保持する保持体構造に関する。
従来の磁気記録装置におけるデイスクカートリツジを保
持する保持体構造を説明する。第9図、第10図は従来の
シヤツター開閉機構と位置検出機構の概略平面図、第11
図、第12図は従来の待機、装着状態の概略断面図であ
る。
持する保持体構造を説明する。第9図、第10図は従来の
シヤツター開閉機構と位置検出機構の概略平面図、第11
図、第12図は従来の待機、装着状態の概略断面図であ
る。
第9図及び第10図において、シヤツターレバー82は、シ
ヤツターピン84を固着し、デイスクカートリツジ102を
保持する保持体81に矢印85方向に回動可能にシヤツター
レバーピン83により軸支され、シヤツターバネ103によ
り付勢されている。また保持体81の側面には複数の連動
手段である転動ローラピン81aが転動ローラ81bを回動可
能に固着し枠体95の保持体ガイド溝95aに係合し、か
つ、第11図及び第12図に示すカム体86の昇降カム部86b
と当接している。該カム体86は枠体95に植設したデイス
クカートリツジ支持手段であるカートリツジガイド受部
97と位置規制手段であるカートリツジ受ピン96の一部に
支持され、矢印90,91方向に摺動可能に配され、カム体
バネ89により矢印90方向に付勢されている。また第9図
に示すカム体86の一部に設けたカム体ストッパー86a
は、デイスクカートリツジ102の位置検出を行なう位置
検出体87の係止部87bと係合し、カム体86の矢印90方向
の摺動を阻止している。
ヤツターピン84を固着し、デイスクカートリツジ102を
保持する保持体81に矢印85方向に回動可能にシヤツター
レバーピン83により軸支され、シヤツターバネ103によ
り付勢されている。また保持体81の側面には複数の連動
手段である転動ローラピン81aが転動ローラ81bを回動可
能に固着し枠体95の保持体ガイド溝95aに係合し、か
つ、第11図及び第12図に示すカム体86の昇降カム部86b
と当接している。該カム体86は枠体95に植設したデイス
クカートリツジ支持手段であるカートリツジガイド受部
97と位置規制手段であるカートリツジ受ピン96の一部に
支持され、矢印90,91方向に摺動可能に配され、カム体
バネ89により矢印90方向に付勢されている。また第9図
に示すカム体86の一部に設けたカム体ストッパー86a
は、デイスクカートリツジ102の位置検出を行なう位置
検出体87の係止部87bと係合し、カム体86の矢印90方向
の摺動を阻止している。
また位置検出体87は、デイスクカートリツジ102の一部
に当接する当接部87aを構成していて、デイスクカート
リツジ102を挿抜すると該当接部87aに当接し、位置検出
体87は矢印92,93方向に回動する。なお、該位置検出体8
7は、枠体95に植設した回動支持手段である位置検出体
軸94に軸支され、位置検出体バネ88により矢印96方向に
付勢されている。第11図及び第12図に示すイジエクトボ
タン98は、カム体86の一部に固着され、枠体95に配設し
た化粧板99と並設されている。
に当接する当接部87aを構成していて、デイスクカート
リツジ102を挿抜すると該当接部87aに当接し、位置検出
体87は矢印92,93方向に回動する。なお、該位置検出体8
7は、枠体95に植設した回動支持手段である位置検出体
軸94に軸支され、位置検出体バネ88により矢印96方向に
付勢されている。第11図及び第12図に示すイジエクトボ
タン98は、カム体86の一部に固着され、枠体95に配設し
た化粧板99と並設されている。
以上よりなる従来の構造において動作を説明する。まず
第11図においてデイスクカートリツジ102を化粧板99の
挿入口99aより矢印91方向に挿入していくと、第9図で
シヤツターレバー82に固着されたシヤツターピン84がデ
イスクカートリツジ102のシヤツター部と係合しシヤツ
ターを開きながら矢印85方向に回動し、デイスクカート
リツジはさらに第10図に示す如く矢印91方向に進む。す
ると位置検出体87の一部に設けた当接部87aがデイスク
カートリツジ102と当接し位置検出体87は、位置検出体
バネ88の付勢力に抗して枠体95に植設した位置検出体軸
94を中心にして矢印92方向に回動を始める。さらに回動
すると位置検出体87の係止部87bと係合しているカム体8
6の一部に設けたカム体ストツパー86aとの係合が解か
れ、矢印90方向への摺動を阻止されていたカム体86は、
カム体バネ89により矢印90方向へ摺動を始める。この時
保持体81は、第11図に示す如く、保持体81の側面に設け
た複数の転勤ローラ81bがカム体86の昇降カム部86bと当
接し第11図及び第12図に示す矢印100方向へ移動を阻止
されているが、カム体86の矢印90方向への摺動により昇
降カム部86b及び押え部86cも移動し、保持体81は該押え
部86cの斜面に押されて保持体81に設けられた転動ロー
ラ81bが枠体95の保持体ガイド溝95aに従って矢印100方
向へ下降移動する。そして、該下降移動の終息は、カム
体86の押え部86cにより、保持体81の矢印101方向への移
動は第12図の如く阻止される。
第11図においてデイスクカートリツジ102を化粧板99の
挿入口99aより矢印91方向に挿入していくと、第9図で
シヤツターレバー82に固着されたシヤツターピン84がデ
イスクカートリツジ102のシヤツター部と係合しシヤツ
ターを開きながら矢印85方向に回動し、デイスクカート
リツジはさらに第10図に示す如く矢印91方向に進む。す
ると位置検出体87の一部に設けた当接部87aがデイスク
カートリツジ102と当接し位置検出体87は、位置検出体
バネ88の付勢力に抗して枠体95に植設した位置検出体軸
94を中心にして矢印92方向に回動を始める。さらに回動
すると位置検出体87の係止部87bと係合しているカム体8
6の一部に設けたカム体ストツパー86aとの係合が解か
れ、矢印90方向への摺動を阻止されていたカム体86は、
カム体バネ89により矢印90方向へ摺動を始める。この時
保持体81は、第11図に示す如く、保持体81の側面に設け
た複数の転勤ローラ81bがカム体86の昇降カム部86bと当
接し第11図及び第12図に示す矢印100方向へ移動を阻止
されているが、カム体86の矢印90方向への摺動により昇
降カム部86b及び押え部86cも移動し、保持体81は該押え
部86cの斜面に押されて保持体81に設けられた転動ロー
ラ81bが枠体95の保持体ガイド溝95aに従って矢印100方
向へ下降移動する。そして、該下降移動の終息は、カム
体86の押え部86cにより、保持体81の矢印101方向への移
動は第12図の如く阻止される。
一方、該保持体81に挿入してあるデイスクカートリツジ
102は、枠体95に植設した前記カートリツジガイド受ピ
ン96と、カートリツジ受部97に受け支えられて、所定の
位置決めが成され、沈着する。
102は、枠体95に植設した前記カートリツジガイド受ピ
ン96と、カートリツジ受部97に受け支えられて、所定の
位置決めが成され、沈着する。
そして、該位置で記録再生が行なわれるものである。ま
たイジエクトボタン98は、デイスクカートリツジ102の
挿入状態にあっては第11図に示す用に、枠体95に配設し
た化粧板99の前端より突出していないが、デイスクカー
トリツジ102が磁気記録再生可能位置にある時は、第12
図が示す様に、化粧板99の前端より突出する構造となっ
ている。次にデイスクカートリツジ102の排出動作につ
いて説明する。第12図においてカム体86に固着され化粧
板99の前端より突出しているイジエクトボタン98を矢印
91方向に押圧すると、カム体86の昇降カム部86bが保持
体81の転動ローラ81bと当接し、昇降カム部86bによりデ
イスクカートリツジ102を保持している保持体81は矢印1
01方向に枠体95の保持体ガイド溝95aに従って上昇摺動
していく。すると第10図に示す如く、カム体86のカム体
ストッパー86aは、位置検出体87の係止部87bと再び係合
したカム体86は矢印90方向への復帰が係止する。位置検
出体87は、矢印93方向に位置検出体バネ88の付勢力によ
り回動し、かつ回動によりデイスクカートリツジ102を
矢印90方向に排出する。この時シヤツターレバー82もシ
ヤツターバネ103により第9図,第11図に示す状態とな
り排出の動作が終了する。
たイジエクトボタン98は、デイスクカートリツジ102の
挿入状態にあっては第11図に示す用に、枠体95に配設し
た化粧板99の前端より突出していないが、デイスクカー
トリツジ102が磁気記録再生可能位置にある時は、第12
図が示す様に、化粧板99の前端より突出する構造となっ
ている。次にデイスクカートリツジ102の排出動作につ
いて説明する。第12図においてカム体86に固着され化粧
板99の前端より突出しているイジエクトボタン98を矢印
91方向に押圧すると、カム体86の昇降カム部86bが保持
体81の転動ローラ81bと当接し、昇降カム部86bによりデ
イスクカートリツジ102を保持している保持体81は矢印1
01方向に枠体95の保持体ガイド溝95aに従って上昇摺動
していく。すると第10図に示す如く、カム体86のカム体
ストッパー86aは、位置検出体87の係止部87bと再び係合
したカム体86は矢印90方向への復帰が係止する。位置検
出体87は、矢印93方向に位置検出体バネ88の付勢力によ
り回動し、かつ回動によりデイスクカートリツジ102を
矢印90方向に排出する。この時シヤツターレバー82もシ
ヤツターバネ103により第9図,第11図に示す状態とな
り排出の動作が終了する。
なお、カム体86に固着したイジエクトボタン98は、第11
図の様に化粧板99より突出させない状態で係止されてい
る。
図の様に化粧板99より突出させない状態で係止されてい
る。
前述の様に従来の磁気記録装置におけるデイスクカート
リツジを保持する保持体構造は、カム体との連動手段と
して、複数の軸とローラーで構成されているため、部品
数が多く、さらに軸がローラーを回動可能に保持体の側
面に固着されていて、固着工程と組立工程によるコスト
アップ等の問題を有している。そこで本発明はこのよう
な問題を解決するもので、その目的とするところは、簡
単な構造にして、部品数を削減し、固着工程、組立工程
をなくしたデイスクカートリツジ保持体構造を持つ磁気
記録装置を提供することにある。
リツジを保持する保持体構造は、カム体との連動手段と
して、複数の軸とローラーで構成されているため、部品
数が多く、さらに軸がローラーを回動可能に保持体の側
面に固着されていて、固着工程と組立工程によるコスト
アップ等の問題を有している。そこで本発明はこのよう
な問題を解決するもので、その目的とするところは、簡
単な構造にして、部品数を削減し、固着工程、組立工程
をなくしたデイスクカートリツジ保持体構造を持つ磁気
記録装置を提供することにある。
本発明の磁気記録装置は、デイスクカートリツジを保持
する保持体とカム体とを連動する連動手段を、保持体に
一体構造で構成したことを特徴とする。
する保持体とカム体とを連動する連動手段を、保持体に
一体構造で構成したことを特徴とする。
本発明の上記の構成によれば、デイスクカートリツジを
保持する保持体とカム体とを連動する連動手段を、保持
体に一体に形成することで簡単な構造にして、部品数を
削減し、固着工程、組立工程をなくすことができる。
保持する保持体とカム体とを連動する連動手段を、保持
体に一体に形成することで簡単な構造にして、部品数を
削減し、固着工程、組立工程をなくすことができる。
以下に本発明の一実施例を図面にもとづいて説明する。
第1図は本発明における概略平面図。第2図は本発明に
おける保持体を取り除いた概略平面図。第3図,第4図
は本発明における概略側断面図。第5図,第6図は本発
明におけるシヤツター開閉機構と位置検出機構の概略平
面図。第7図はデイスクカートリツジの斜視図。第8図
は本発明による保持体の要部を断面にした平面図であ
る。
おける保持体を取り除いた概略平面図。第3図,第4図
は本発明における概略側断面図。第5図,第6図は本発
明におけるシヤツター開閉機構と位置検出機構の概略平
面図。第7図はデイスクカートリツジの斜視図。第8図
は本発明による保持体の要部を断面にした平面図であ
る。
第1図〜第4図においてデイスクカートリツジ17に収納
した媒体を挾持して移動し、磁気記録再生を行なうヘツ
ドを持つキヤリツジ3は、少なくとも一つのヘツドを持
つ第二のキヤリツジ4を搭載し、駆動モーター2の駆動
手段により矢印13,14方向に摺動可能に枠体1に装着さ
れている。一方、第7図に示すシヤツター17aを有した
デイスクカートリツジ17を保持する保持体6は、側面に
カム体7との連動手段である複数の突起部6a,6bを一体
に形成しており、第3図において該突起部6aは、カム体
7の昇降カム部7bと当接して保持体6を係止している。
さらにもう一つの突起部6bは、枠体1の保持体ガイド部
1bと当接している。なお、カム体7は矢印13,14方向に
摺動可能な構造である。該状態で前記カム体7を矢印1
3,14方向に摺動すると、前記保持体6を矢印15,16方向
に摺動せしめることができる。またカム体7は、枠体1
に一体に形成したデイスクカートリツジ17を記録再生可
能位置に支持する位置規制せしめる手段であるガイド部
1dと支持手段であるガイド受部1cの一部に矢印13,14方
向へ摺動可能に保持され、かつ、ガイド部1dとガイド受
部1cに保持され矢印16方向へ抜けない構造となってい
る。さらにカム体7の一部に設けたカム体ストツパー7a
は、デイスクカートリツジ17の位置検出と第5図及び第
6図に示すシヤツタ17aの開閉を行なう位置検出体8の
係止部8cとを係合し、カム体7の矢印13方向の摺動を阻
止している。一方、カム体バネ12は、カム体7を矢印13
方向に付勢している。位置検出体8は、デイスクカート
リツジ17のシヤツター17aと当接し、該シヤツター17aを
開閉する当接部8aとカム体7を係止する係止部8cを有
し、枠体1に一体に形成した回動支持手段である位置検
出部1aに軸支され、矢印19,20方向に回動可能な構造で
あり、位置検出バネ9により矢印20方向に付勢されてい
る。イジエクトボタン10は、カム体7の一部に固着さ
れ、枠体1に配設した化粧板5と第3図及び第4図に示
す如く並設されている。
した媒体を挾持して移動し、磁気記録再生を行なうヘツ
ドを持つキヤリツジ3は、少なくとも一つのヘツドを持
つ第二のキヤリツジ4を搭載し、駆動モーター2の駆動
手段により矢印13,14方向に摺動可能に枠体1に装着さ
れている。一方、第7図に示すシヤツター17aを有した
デイスクカートリツジ17を保持する保持体6は、側面に
カム体7との連動手段である複数の突起部6a,6bを一体
に形成しており、第3図において該突起部6aは、カム体
7の昇降カム部7bと当接して保持体6を係止している。
さらにもう一つの突起部6bは、枠体1の保持体ガイド部
1bと当接している。なお、カム体7は矢印13,14方向に
摺動可能な構造である。該状態で前記カム体7を矢印1
3,14方向に摺動すると、前記保持体6を矢印15,16方向
に摺動せしめることができる。またカム体7は、枠体1
に一体に形成したデイスクカートリツジ17を記録再生可
能位置に支持する位置規制せしめる手段であるガイド部
1dと支持手段であるガイド受部1cの一部に矢印13,14方
向へ摺動可能に保持され、かつ、ガイド部1dとガイド受
部1cに保持され矢印16方向へ抜けない構造となってい
る。さらにカム体7の一部に設けたカム体ストツパー7a
は、デイスクカートリツジ17の位置検出と第5図及び第
6図に示すシヤツタ17aの開閉を行なう位置検出体8の
係止部8cとを係合し、カム体7の矢印13方向の摺動を阻
止している。一方、カム体バネ12は、カム体7を矢印13
方向に付勢している。位置検出体8は、デイスクカート
リツジ17のシヤツター17aと当接し、該シヤツター17aを
開閉する当接部8aとカム体7を係止する係止部8cを有
し、枠体1に一体に形成した回動支持手段である位置検
出部1aに軸支され、矢印19,20方向に回動可能な構造で
あり、位置検出バネ9により矢印20方向に付勢されてい
る。イジエクトボタン10は、カム体7の一部に固着さ
れ、枠体1に配設した化粧板5と第3図及び第4図に示
す如く並設されている。
以上よりなる本発明の構造において動作を説明する。ま
ず、デイスクカートリツジ17の装着は第3図に示す装着
の待機状態において、デイスクカートリツジ17を化粧板
5の挿入口5aより矢印14方向に挿入していくと、第5図
で位置検出体8に設けたデイスクカートリツジ17との当
接部8aが当接し、さらに進めると、当接部8aがシヤツタ
17aと当接し矢印11方向に開き始める。一方、カム体7
のカム体ストッパー7aと係合し、カム体7を係止してい
る位置検出体8の係止部8cもカム体ストッパー7aと摺接
しながら矢印19方向に位置検出体バネ9の付勢力に抗し
て回動する。なお該位置検出体8はデイスクカートリツ
ジ17の装着挿入位置を検出する機能を有しており、該装
着挿入位置検出状態では第6図の様にカム体ストツパー
7aは係止部8cとの係合を解かれ、カム体7は矢印13方向
に摺動する。この時位置検出体8は、当接部8aがシヤツ
ター17aを完全に開放しており、一方では位置検出体バ
ネ9による矢印20方向の付勢力は、カム体7のカム体ス
トッパー7aと位置検出体8の検出体ストツパー部8bによ
り阻止されている。
ず、デイスクカートリツジ17の装着は第3図に示す装着
の待機状態において、デイスクカートリツジ17を化粧板
5の挿入口5aより矢印14方向に挿入していくと、第5図
で位置検出体8に設けたデイスクカートリツジ17との当
接部8aが当接し、さらに進めると、当接部8aがシヤツタ
17aと当接し矢印11方向に開き始める。一方、カム体7
のカム体ストッパー7aと係合し、カム体7を係止してい
る位置検出体8の係止部8cもカム体ストッパー7aと摺接
しながら矢印19方向に位置検出体バネ9の付勢力に抗し
て回動する。なお該位置検出体8はデイスクカートリツ
ジ17の装着挿入位置を検出する機能を有しており、該装
着挿入位置検出状態では第6図の様にカム体ストツパー
7aは係止部8cとの係合を解かれ、カム体7は矢印13方向
に摺動する。この時位置検出体8は、当接部8aがシヤツ
ター17aを完全に開放しており、一方では位置検出体バ
ネ9による矢印20方向の付勢力は、カム体7のカム体ス
トッパー7aと位置検出体8の検出体ストツパー部8bによ
り阻止されている。
一方第3図において、カム体7が矢印13方向に摺動する
前までは、保持体6は前記突起部6aがカム体の昇降カム
部7bと当接し、デイスクカートリツジ17の挿抜位置で係
止されているが、カム体7が前述の如く矢印13方向に摺
動を始めると、カム体7の昇降カム部7bに当接していた
保持体6の突起部6aも昇降カム部7bに従う。この時保持
体6のもう一方の突起部6bは、前述した如く枠体1に設
けられた保持体ガイド部1bと当接しており、カム体7が
矢印13方向に摺動するのに対して矢印15方向に摺動す
る。すると保持体6に挿入したデイスクカートリツジ17
は、第4図に示す如く枠体1に一体に形成したデイスク
カートリツジ17の記録再生可能位置に支持するガイド部
1dとガイド受部1cに支持され、一方保持体6は前記突起
部6aがカム体7の押え部7cによりカム体バネ12の付勢力
で前記デイスクカートリツジ17を介して保持され、矢印
16方向への移動を阻止される。この時キヤリツジ3のヘ
ツドと第二キヤリツジ4の少なくも一つのヘツドがデイ
スクカートリツジ17に収納した媒体と接触し、第1図,
第2図で示す駆動モータ2の駆動手段により矢印13,14
方向に摺動し記録再生が行なわれる。一方イジエクトボ
タン10は、第3図の装着の待機状態において、前記化粧
板5の前端より内部に位置している。さらに第4図で示
す如くデイスクカートリツジ17が記録再生可能位置にあ
る状態においても化粧板5の前端と一致あるいは内部に
位置している構造となっている。次にデイスクカートリ
ツジ17の排出について説明する。第4図においてカム体
7に固着した化粧板5の前端と一致あるいは内部に位置
している前記イジエクトボタン10を矢印14方向に押圧す
ると、カム体7の昇降カム部7bが保持体6の突起部6aと
当接し、昇降カム部7bによりデイスクカートリツジ17を
保持している保持体6は矢印16方向に枠体1の保持体ガ
イド溝1bに従って摺動移動する、一方第6図に示す如く
カム体7のカム体ストッパー7aは、枠体1に一体に形成
した位置検出部1aに軸支した位置検出体8の検出体スト
ッパー部8bと摺接して矢印14方向に摺動する。するとカ
ム体ストッパー7aと検出体ストッパー部8bの当接が外
れ、位置検出体8は、位置検出体バネ9の矢印20方向の
付勢力により、矢印20方向に回動し、この回動力により
デイスクカートリツジ17は矢印13方向に排出され、第5
図で示す如くカム体ストッパー7aは再び位置検出体8の
係止部8cと係止し、カム体8は矢印13方向への摺動を阻
止される。これにより保持体6は、第3図で示す如く、
再びデイスクカートリツジ17の挿入位置に係止され一連
の動作が終了し、カム体7に固着したイジエクトボタン
10は、第1図、第2図、第3図で示す様に化粧板5の前
端より内部にある状態となる。
前までは、保持体6は前記突起部6aがカム体の昇降カム
部7bと当接し、デイスクカートリツジ17の挿抜位置で係
止されているが、カム体7が前述の如く矢印13方向に摺
動を始めると、カム体7の昇降カム部7bに当接していた
保持体6の突起部6aも昇降カム部7bに従う。この時保持
体6のもう一方の突起部6bは、前述した如く枠体1に設
けられた保持体ガイド部1bと当接しており、カム体7が
矢印13方向に摺動するのに対して矢印15方向に摺動す
る。すると保持体6に挿入したデイスクカートリツジ17
は、第4図に示す如く枠体1に一体に形成したデイスク
カートリツジ17の記録再生可能位置に支持するガイド部
1dとガイド受部1cに支持され、一方保持体6は前記突起
部6aがカム体7の押え部7cによりカム体バネ12の付勢力
で前記デイスクカートリツジ17を介して保持され、矢印
16方向への移動を阻止される。この時キヤリツジ3のヘ
ツドと第二キヤリツジ4の少なくも一つのヘツドがデイ
スクカートリツジ17に収納した媒体と接触し、第1図,
第2図で示す駆動モータ2の駆動手段により矢印13,14
方向に摺動し記録再生が行なわれる。一方イジエクトボ
タン10は、第3図の装着の待機状態において、前記化粧
板5の前端より内部に位置している。さらに第4図で示
す如くデイスクカートリツジ17が記録再生可能位置にあ
る状態においても化粧板5の前端と一致あるいは内部に
位置している構造となっている。次にデイスクカートリ
ツジ17の排出について説明する。第4図においてカム体
7に固着した化粧板5の前端と一致あるいは内部に位置
している前記イジエクトボタン10を矢印14方向に押圧す
ると、カム体7の昇降カム部7bが保持体6の突起部6aと
当接し、昇降カム部7bによりデイスクカートリツジ17を
保持している保持体6は矢印16方向に枠体1の保持体ガ
イド溝1bに従って摺動移動する、一方第6図に示す如く
カム体7のカム体ストッパー7aは、枠体1に一体に形成
した位置検出部1aに軸支した位置検出体8の検出体スト
ッパー部8bと摺接して矢印14方向に摺動する。するとカ
ム体ストッパー7aと検出体ストッパー部8bの当接が外
れ、位置検出体8は、位置検出体バネ9の矢印20方向の
付勢力により、矢印20方向に回動し、この回動力により
デイスクカートリツジ17は矢印13方向に排出され、第5
図で示す如くカム体ストッパー7aは再び位置検出体8の
係止部8cと係止し、カム体8は矢印13方向への摺動を阻
止される。これにより保持体6は、第3図で示す如く、
再びデイスクカートリツジ17の挿入位置に係止され一連
の動作が終了し、カム体7に固着したイジエクトボタン
10は、第1図、第2図、第3図で示す様に化粧板5の前
端より内部にある状態となる。
第8図は、本発明による保持体の要部を断面にした平面
図であり、保持体6には、連動手段である突起6a,6bが
板金によるプロスバーリング構造で構成している。以上
の実施例によれば、従来保持体の連動手段は、保持体に
別部材である軸をローラー等を介して固着していたが、
保持体に一体に形成することで、部品数の削減、固着工
程、組立工程の廃止が可能となった。
図であり、保持体6には、連動手段である突起6a,6bが
板金によるプロスバーリング構造で構成している。以上
の実施例によれば、従来保持体の連動手段は、保持体に
別部材である軸をローラー等を介して固着していたが、
保持体に一体に形成することで、部品数の削減、固着工
程、組立工程の廃止が可能となった。
以上述べたように、本発明によれば、デイスクカートリ
ツジを保持する保持体とカム体とを連動する連動手段
を、保持体に一体に形成することにより、保持体にロー
ラーを介して軸を固動することなく構成でき、簡単な構
造で部品数を削減し、さらに固着工程、組立工程をなく
し、コストダウンを大巾に計ることができる等本発明の
実用的効果は大きい。
ツジを保持する保持体とカム体とを連動する連動手段
を、保持体に一体に形成することにより、保持体にロー
ラーを介して軸を固動することなく構成でき、簡単な構
造で部品数を削減し、さらに固着工程、組立工程をなく
し、コストダウンを大巾に計ることができる等本発明の
実用的効果は大きい。
第1図は本発明の磁気記録装置の概略平面図。 第2図は本発明の磁気記録装置の保持体を取り除いた概
略平面図。 第3図は本発明の磁気記録装置の待機状態の概略断面
図。 第4図は本発明の磁気記録装置の装着状態の概略断面
図。 第5図,第6図は本発明の磁気記録装置のシヤツター開
閉機構と位置検出機構の概略平面図。 第7図はデイスクカートリツジの斜視図。 第8図は本発明の磁気記録装置の保持体の要部を断面に
した平面図。 第9図,第10図は従来の磁気記録装置のシヤツター開閉
機構と位置検出機構の概略平面図。 第11図は従来の磁気記録装置の待機状態の概略断面図。 第12図は従来の磁気記録装置の装着状態の概略断面図。 1……枠体 1a……回動支持手段である位置検出体部 5……化粧板 6……保持体 6a,6b……連動手段である突起部 7……カム体 8……位置検出体 10……イジエクトボタン 17……デイスクカートリツジ
略平面図。 第3図は本発明の磁気記録装置の待機状態の概略断面
図。 第4図は本発明の磁気記録装置の装着状態の概略断面
図。 第5図,第6図は本発明の磁気記録装置のシヤツター開
閉機構と位置検出機構の概略平面図。 第7図はデイスクカートリツジの斜視図。 第8図は本発明の磁気記録装置の保持体の要部を断面に
した平面図。 第9図,第10図は従来の磁気記録装置のシヤツター開閉
機構と位置検出機構の概略平面図。 第11図は従来の磁気記録装置の待機状態の概略断面図。 第12図は従来の磁気記録装置の装着状態の概略断面図。 1……枠体 1a……回動支持手段である位置検出体部 5……化粧板 6……保持体 6a,6b……連動手段である突起部 7……カム体 8……位置検出体 10……イジエクトボタン 17……デイスクカートリツジ
Claims (2)
- 【請求項1】記録媒体を収納したデイスクカートリツジ
を受け入れて保持する保持体と、該保持体をデイスクカ
ートリツジ挿抜位置から磁気記録再生可能位置に移動せ
しめるカム体を持ち、該カム体に前記保持体を連動せし
める連動手段を有する磁気記録装置において、 前記連動手段を前記保持体と一体構造で構成したことを
特徴とする磁気記録装置。 - 【請求項2】前記一体構造は、プレスバーリング加工部
品で構成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の磁気記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61227711A JPH0752546B2 (ja) | 1986-09-26 | 1986-09-26 | 磁気記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61227711A JPH0752546B2 (ja) | 1986-09-26 | 1986-09-26 | 磁気記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6383953A JPS6383953A (ja) | 1988-04-14 |
JPH0752546B2 true JPH0752546B2 (ja) | 1995-06-05 |
Family
ID=16865152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61227711A Expired - Lifetime JPH0752546B2 (ja) | 1986-09-26 | 1986-09-26 | 磁気記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0752546B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH067494Y2 (ja) * | 1988-01-12 | 1994-02-23 | 三菱電機株式会社 | フレキシブルデイスク装置のスライドカム保持装置 |
JPH0652046U (ja) * | 1993-11-04 | 1994-07-15 | ミツミ電機株式会社 | 磁気ディスク装置 |
-
1986
- 1986-09-26 JP JP61227711A patent/JPH0752546B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6383953A (ja) | 1988-04-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |