JPH0752437B2 - メッセージの進行を追跡する複数ノード・ネットワーク - Google Patents

メッセージの進行を追跡する複数ノード・ネットワーク

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JPH0752437B2
JPH0752437B2 JP4201829A JP20182992A JPH0752437B2 JP H0752437 B2 JPH0752437 B2 JP H0752437B2 JP 4201829 A JP4201829 A JP 4201829A JP 20182992 A JP20182992 A JP 20182992A JP H0752437 B2 JPH0752437 B2 JP H0752437B2
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F15/00Digital computers in general; Data processing equipment in general
    • G06F15/16Combinations of two or more digital computers each having at least an arithmetic unit, a program unit and a register, e.g. for a simultaneous processing of several programs
    • G06F15/163Interprocessor communication
    • G06F15/173Interprocessor communication using an interconnection network, e.g. matrix, shuffle, pyramid, star, snowflake
    • G06F15/17356Indirect interconnection networks
    • G06F15/17368Indirect interconnection networks non hierarchical topologies
    • G06F15/17381Two dimensional, e.g. mesh, torus

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Multi Processors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数次元並列コンピュー
タ・ネットワークに関し、特に該コンピュータ・ネット
ワークにおいて最大メッセージ進行径路数(径路の数)
を報告する複数ノード・ネットワーク及びシステムに関
する。
【0002】
【従来の技術】図1は、先行技術の理解を助けるため、
複数次元並列コンピュータ・ネットワークの概略を示す
図である。囲み枠又はボックス0−8の各々はノードと
呼ばれるデータ処理サイトであり、該ノードは同種でも
異種でもよい。各ノード0−8は他のノードからデータ
・ブロックを受信することができ、他のノードに対して
データ・ブロックを送信することができなければならな
い。ノードは規則的又は不規則なパターンのいずれかで
データ・リンクにより相互に接続される。図1における
ノード0−8間の線100−111は該データ・リンク
を略図的に表わすものである。
【0003】先行技術は発信元及び受信先ノード間の多
くの可能性があるメッセージ径路の検出方法を開示して
いる。総体的に、そのような方法のすべては、メッセー
ジが常に受信先ノードの方に進行するよう試みられるも
のと思われる。実際には、ネットワークが発信元ノード
から受信先ノードにメッセージを発送しようとする際に
設定された探索径路は重要ではない。
【0004】発信元が一般に必要とする情報のすべては
メッセージを送信するべき径路が発見されたかどうかと
いうことである。径路が発見されないと、発信元ノード
は適当な回復活動を決定するため、ネットワークを通し
て行われるメッセージの最大進行径路数にのみ関係す
る。
【0005】図2は模範的な探索ツリーを示す。図1の
ノード0が、ネットワークの混雑及び障害に対する保護
のため、冗長径路を使用してメッセージをノード8に送
信する場合を想定する。図2に示すように、2つのノー
ド間には数個の並列径路が存在する。最初、メッセージ
はリンク100を使用してノード0からノード0に送信
される(図1)。それと並列に、ノード0はリンク10
6を介してノード3にメッセージを送信する。メッセー
ジはノード1に到達した後、リンク101を使用してノ
ード2に送信され、リンク107を使用してノード4に
送信される。
【0006】同様に、ノード3はリンク102を使用し
てノード4にメッセージを送信し、リンク109を使用
してノード6に送信する。この処理の繰返しがすべて可
能性のあるノード0からノード8への径路を検出可能に
する。この探索方式により図2に示すような径路の探索
ツリーを作成することができる。ノード0は、発信元ノ
ードであるからツリーの根に当る。ノード1及び3はノ
ード0がそれらをノード8に対する径路の一部として使
用することができるのでノード0の子である。ノード1
の子はノード2及び4である。同様に、ノード3の子は
ノード4及び6である。ノード8は各探索枝の最終受信
先ノードである。
【0007】ノード間の競合を取扱う方法を与えるネッ
トワークを実現する方式は数多く存在する。例えば、ネ
チスに対する米国特許第4,814,979号による
と、すべてのメッセージは一貫した優先権機構のそれぞ
れの場所を占め、優先権が割当てられ、ネットワーク上
を競合グループとして伝送される。相対的なメッセージ
の優先権は、どのメッセージが他のメッセージの犠牲に
よりネットワークを進行するかの決定に使用される。モ
ラレスほかに対する米国特許第4,847,837号に
は、どの冗長径路の1つがノード間でメッセージの送受
信のために使用されるかを決定するマスタ・スイッチを
有する冗長データ径路を使用することが開示されてい
る。
【0008】デベネディクティスに対する米国特許第
4,766,534号は、複数のノード間にあるメッセ
ージ通過並列処理システムを開示する。そこで、メッセ
ージは固定の大きさのブロックで処理ノード間を通過
し、入力バッファが空のときのみ、そのメッセージを通
過させることができる。ネットワークの流れ制御は自動
調整であり、デッドロックは回避される。ディール・ジ
ュニアほかに対する米国特許第3,623,067号及
びリオンほかに対する米国特許第4,545,013号
は、メッセージの送信に影響するようシステムの状況を
使用する複数次元処理システムを示す。
【0009】ディールほかの特許においては、プロセッ
サがマスタ・システムに対して報告することができ、特
定のトランザクションの状況を表示するよう並列接続ネ
ットワーク回線を使用する。そこで、マスタ・システム
はその状況表示を次のメッセージ・トランザクションを
使用可能にするために使用する。リオンほかによる処理
システムは状況の変化を見るべくネットワークを周期的
にポーリングすることにより、ネットワーク及びその構
成装置の各々の状況を監視して、ネットワーク構成テー
ブルの情報を更新する。
【0010】多くのネットワークにおいては、メッセー
ジが受信先ノードに到達したときに、メッセージの送信
に使用された径路に沿って受信確認信号を返送すること
により、メッセージは肯定的に受信確認される。すなわ
ち、発信元ノードはそのメッセージをネットワークに待
機させて、カウントダウン・タイマを開始する。タイマ
が設定値に達する前に肯定的受信確認信号を受信した場
合には、メッセージの送信は成功したとみなされる。タ
イマが受信確認信号の受信前に設定値に達すると、メッ
セージの送信は失敗とみなされ、メッセージは再送信さ
れる。
【0011】
【発明が解決しようとする問題点】この方式は、メッセ
ージの送信に成功したか失敗したかについてのみ発信元
ノードが知ることができるという問題を有する。メッセ
ージの障害はネットワークの混雑、リンクの破損、送信
誤り、ノード誤り等を含む多種多様な理由によって引き
起こされるかもしれない。発信元ノードは障害の原因又
は最大メッセージ進行径路数を知らないので、メッセー
ジを再送信するか、又は打切るか、その選択を試みるの
みである。
【0012】ある一次元(1径路)ネットワークはメッ
セージの伝送に失敗したとき、特定の状況ワードを返送
する。そのようなメッセージは複数径路で失敗した場
合、複数次元ネットワークに拡張しない。特に、複数径
路で失敗した場合、発信元ノードはすべての探索径路で
発生したすべての誤りを処理しなければならないので、
成功しなかったメッセージ送信の試行に対して相当な処
理時間の割振りを要求する。
【0013】この方式を改良する1つの方法は中間ノー
ドに誤り報告を累算して、最も重大な誤り報告のみを親
ノードに送信可能にすることである。しかし、この方式
は受信確認メッセージの通信量を減少はするが、発信元
ノードは報告されたメッセージ進行状況に関するすべて
の情報ではなく、いずれかの探索枝で発生した最も重大
な誤りのみの通知を受けるだけである。
【0014】従って、本発明の目的は、進行状況報告の
ために要求されるネットワークの帯域幅の値を最小にす
る、複数次元コンピュータ・ネットワークに対するメッ
セージ進行状況報告システムを提供することである。
【0015】本発明の他の目的は、いずれのノードを通
る複数の探索ツリーにも適応し、ネットワーク内の探索
ツリーのいかなる幅又は深さにも適応可能であるよう改
良した並列計算ネットワークにおけるメッセージ進行状
況報告システムを提供することである。
【0016】更に、本発明の他の目的は、ノード間で単
一の状況表示のみを使用し、それにメッセージの最大進
行径路数を包含するようにした並列計算ネットワークに
おけるメッセージ進行状況報告システムを提供すること
である。
【0017】更に、本発明の他の目的は、各メッセージ
の伝送が受信確認されるネットワークにおいて、又は否
定的受信確認(すなわち、誤り報告)のみを発生するネ
ットワークにおいて動作することができる並列計算ネッ
トワークにおいて使用するメッセージ進行状況報告シス
テムを提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明による複数ノード・ネットワークは発信元ノ
ードと、受信先ノードに対する中間ノードとの間でメッ
セージを送信し、発信元ノードがメッセージの進行状況
を確認することができる状況ワードを使用するメッセー
ジ進行状況報告システムを含み構成した。各親ノードは
メッセージの進行状況を示す状況ワードを報告する状況
ワード・レジスタを含む。
【0019】更に、親ノードは子ノード及び後続ノード
におけるメッセージの進行状況を示す子ノードからの状
況ワードを受信する径路指定機構を含む。径路指定機構
は受信した状況ワードに従い状況ワード・レジスタの状
況ワードを更新する。
【0020】径路指定機構は、更に親ノードからメッセ
ージを送信したすべての子ノードからその親ノードが状
況ワードを受信したときに、親ノードから発信元ノード
に対し更新した状況ワードを送信する。それによって、
各後続親ノードは、すべての後続ノードがそれら状況ワ
ードを累算し、ツリーの上方に報告するまで、その状況
ワードを送信しないようにした。
【0021】
【実施例】以下、添付図面に基づき、本発明の実施例を
詳細に説明する。図3はノード0,1及び3のハイ・レ
ベル・ブロック図を示す。各ノードはノード間径路指定
機構150、ノード間リンク152,154,156、
ノード間接続158、及び少くとも2組の特別レジス
タ、すなわち子レジスタ及び探索状況結果ワード(SS
RW)レジスタ160を含む。
【0022】各これらレジスタにつき、以下詳細に説明
する。各ノードは、更にノード間径路指定機構150と
ノードに配置されている他の装置との間の2方向インタ
ーフェースを提供する1以上のネットワーク・ポート1
62を含む。
【0023】ノード間の各リンクはノード間のメッセー
ジの伝送方向により入力リンク又は出力リンクとして動
作する。ネットワーク・ポート及び入力リンクの両方は
ノード間径路指定機構150に対するデータ発信元とし
て動作することができる。出力ポート又はネットワーク
・ポートは、又ノード間の径路指定機構150からのデ
ータの受信側として動作する。
【0024】発明の実現を可能にするため、すべての入
力リンク及びすべてのネットワーク・ポートと共同する
個有の子及びSSRWレジスタが設けられる。これらレ
ジスタはある状況情報を親ノードに戻す先行技術の子ノ
ードの特徴を拡張改良するものである。それは、ノード
4のブロック図を示す図4から良く理解することができ
る。
【0025】ノード間径路指定機構150は入力リンク
102,107及び出力リンク103,110も接続さ
れているバス170に接続される。入力部210及び出
力部210′を有するネットワーク・ポートもバス17
0に接続される。各入力リンク102,107にはSS
RWレジスタ172及び子レジスタ174が備えられ
る。
【0026】類似する方法に従い、ネットワーク・ポー
ト(入)210にも同様に、SSRW176及び子レジ
スタ178が与えられる。各SSRWレジスタは、その
個々のビットがネットワークを通る進行状況を表示する
ビット・マスクである。各子レジスタは、与えられた入
力発信元がメッセージを送信した出力径路を表わすビッ
ト・マスクである。ノード4内のすべての出力リンク及
びネットワーク・ポートは各子レジスタに個有なビット
が割当てられる。
【0027】そのようなビットが設定されると、発信元
(入力)リンク/ポートはそのビットによって表わされ
る出力リンクにデータを送信する。発信元(入力)リン
ク/ポートが複数の出力リンクにデータを送信すると、
子レジスタの複数ビットが設定されるかもしれない。本
質的に、子レジスタは、ノード内で使用され、特定のメ
ッセージがどこに送信されたかをノードに知らせること
ができ、すべてのメッセージ受信側が何時それぞれのノ
ードにSSRWを報告したかを知らせることができる。
【0028】前述のように、SSRWレジスタは子ノー
ドから戻されたSSRW値を組合わせるために使用され
るビット・マスクである。SSRW値を受信すると、そ
れらの値はSSRWレジスタにオア入力される。そのた
め、すべての子ノードからSSRW値を受信した後、そ
の結果として単一のSSRW値のみを発生する。すべて
の子ノードがそれらのSSRW値を返送したときに、親
ノードは累算されたSSRW値を探索ツリーのその親ノ
ードに送信する。
【0029】次に、図1乃至図5を参照する。今、ノー
ド0がノード0内のノード間径路指定機構150にデー
タを送信することができるネットワーク・ポート200
を持つものと仮定して、以下本発明の動作を説明する。
ノード間径路指定機構150は、現在までネットワーク
を介してメッセージの進行がなかったことを表示するよ
う、入力ネットワーク・ポート200と共同するSSR
Wレジスタを最初初期値にリセット(例えば、値0に設
定)することによって、メッセージの伝送を開始する。
【0030】ノード間径路指定機構150は出力リンク
100及び106を割振り(この例では)、それらリン
クを使用してノード1及び3にメッセージを送信する。
割振られた出力リンクのIDは、リンク100に対し1
ビットが設定され、リンク106に対して1ビットが設
定されるというように、ネットワーク・ポート200と
共同する子レジスタに記憶される。
【0031】メッセージ送信の中間ノードは図5に例示
する制御に従う。最初、各ノードは、囲い枠300に示
すように、入力メッセージが入力リンク(“inlink”)
に現われるまで、待ち状態にある。最初、各入力リンク
のSSRWレジスタは囲い枠302に示すように、初期
値(例えば、0)に設定される。
【0032】メッセージは受信されると、1以上の出力
リンクを介して後続する子ノードに送信される。それを
介してメッセージを送信する出力リンクは、囲い枠30
4に示すように、入力リンクの子ビット・マスクに記録
される。
【0033】前述のように、SSRWが子ノードから親
ノードに戻されたときに、親ノードの子ビット・マスク
に応答が通知され、それにより応答が受信されたという
ことを示す。この例においては、子ノードのSSRW応
答が受信されたときに、子ビット・マスクの対応するビ
ットが0に設定されるものと仮定する。
【0034】囲い枠306に示すように、入力リンクの
子ビット・マスクの全ビット位置が0に等しい場合、全
子ノードはそれらのSSRWを報告したということを示
す。すべてのビット値が0でない場合、ノードはSSR
Wが子ノードから戻されるまで(例えば、出力リンク
“k”を介して)待つであろう(囲い枠308)。SS
RWは出力リンク“k”を介して受信されると、入力リ
ンクのSSRWレジスタに対しビット基準(又はビット
方式)でオア入力される(囲い枠310)。
【0035】次に、入力リンクの子ビット・マスクの出
力リンク(k)のビットは0に設定され(囲い枠31
2)、すべての子ノードが報告したか否かを確認するた
め、囲い枠306のテストが繰返される。ノーの場合、
全ノードがSSRWに報告されるまでそのサイクルが繰
返される。この時点において、累算されたSSRW値は
親ノードに返送され(囲い枠314)、処理を続行す
る。
【0036】上記の例を継続し、ノード1がリンク10
0を介してノード0のメッセージを受信したとき、最初
入力リンク100に接続されているSSRWレジスタを
リセットすることにより再送信処理を開始する。そこ
で、ノード1は出力リンク101及び107を使用し
て、ノード2及び4に対しメッセージを再送信する。入
力リンク100に接続されている子レジスタは更新され
て、出力リンク101,107の使用を表示する。
【0037】メッセージの送信中に使用されるすべての
中間ノードは同じ処理に従う。中間ノードがメッセージ
の再送信のためにどの出力リンクの割振りも受けること
ができない場合、ノードはその入力リンクのSSRWを
親ノードに戻すことによりその探索枝を終了する。
【0038】最後に、そのメッセージはリンク111
(又はリンク105)を介してノード8に着信又は到達
する。ノード8は入力リンク111に接続されているS
SRWレジスタをリセットすることから開始する。ノー
ド8は受信先ノードであるから、メッセージを再送信
し、入力リンク111に接続されている子レジスタを設
定する必要がない。
【0039】その代り、ノード8はメッセージを処理
し、入力ノード111内のあるSSRW状況ビットを設
定して、処理活動が成功したか、失敗したかを表示す
る。ノード8がメッセージの処理を終了すると、入力ノ
ード111のSSRW値は、ノード8がそのメッセージ
を受信した親ノード(すなわち、ノード5)に対して戻
され、ノード8は次の入力メッセージを待つ。
【0040】すべての親ノードはSSRWを戻すため子
リンク(出力リンク)を待つ。親ノードはその入力リン
クの各々に接続されている子レジスタを走査し、それを
介してSSRWを受信した特定の出力リンクを割振りし
た入力リンクを探索する。
【0041】それが検出されると、親ノードはそれぞれ
入力リンクのSSRWレジスタに戻されたSSRWをビ
ット基準でオア入力し、子ノードから戻された状況を累
算する。その上、入力リンクの子レジスタはSSRWを
受信した出力リンクに対応する0に設定されたビット位
置を持ち、その出力リンクを有効に割振り解除する。
【0042】それぞれの入力リンクに対する子レジスタ
の全ビット位置が0に設定されたときは更に報告するの
を待つリンクはなく、親ノードはすべての子ノードがそ
の探索径路を終了したこと、及び入力リンクのSSRW
が現在子ノードのすべてから累算した累算状況値を持つ
ということがわかる。この時点において、親ノードはそ
の親ノードに対し、探索ツリーにおいて累算したSSR
Wを送信する。親ノードは、SSRWを探索ツリーに戻
す前のいつでも、そのSSRWを変更することができる
(流れ図には示していない)。
【0043】中間ノードと同様に、ノード0は子の出力
リンク(例えば、100又は106)がSSRWを戻す
のを待つ。ノード0はSSRWを受信すると、その入力
リンク/ポートと共同する子レジスタを走査して、それ
を介してSSRWを受信したリンク100又は106の
いずれかに接続されているネットワーク・ポート200
を検出する。
【0044】戻されたSSRWはネットワーク・ポート
200に接続されているSSRWレジスタにビット基準
でオア入力され、ネットワーク・ポート200に接続さ
れている子レジスタはSSRWを受信したという事実に
反映するよう更新され、出力リンクが割振り解除され
る。
【0045】ネットワーク・ポート200に接続されて
いる子レジスタのすべてのビット位置が値0を示したと
きに、メッセージの送信は終了し、メッセージの進行状
況をネットワーク・ポート200に接続されているSS
RWレジスタに報告する。そこで、ノード0は、そのS
SRW値を検査して、メッセージ伝送がネットワークを
通して行われる最大メッセージ処理に成功したか、又は
失敗したかを確認する。
【0046】SSRWの構造 個有なSSRWは入力リンク及びネットワーク・ポート
を含むノードのすべての入力発信元に接続される。複数
の探索を並列に実行することができるネットワークにお
いては、1つのノードは数個の異なる探索ツリーからの
数個の探索枝に係わり合うかもしれない。このような状
況において、各ノードは各々がある一組のノード出力リ
ンク及びネットワーク・ポートと通信する数個の入力リ
ンク受信先を持つことができる。
【0047】その場合、すべての使用中受信先は別の異
なる探索径路を表示する。すべての受信先はそれ自体の
SSRWを持つので、数個の別々な探索径路に対する状
況を並列に累算することができる。一受信先(及び、故
に、一探索径路)の累算された探索状況の結果は、第2
の受信先及び探索径路の探索又は状況の結果に影響を及
ぼさない。子レジスタのビット・マスクはどの出力リン
クがどの入力発信元に接続されたかの追跡を維持するた
めにのみ使用される。
【0048】探索状況結果ワード(SSRW)の大きさ
は異なる実施においては変化する。SSRWの各ビット
は受信先ノードにおけるメッセージの進行状況の通知に
使用される。例として図1に示す探索径路及びネットワ
ークを使用して、下記のようにSSRWビットを割当て
ることができる。
【0049】*ビット0−メッセージは発信元ノードを
発信した。 *ビット1−メッセージは受信先ノードに着信した。 *ビット2−メッセージはネットワーク・ポートを通し
てネットワークを発信した。 *ビット3−メッセージは受信先ノードによる受信に成
功した。
【0050】この例において、ビット0はどの出力リン
クでもそれを介してメッセージを送信するときは常に発
信元ノードから送信されることを示す。このビットは設
定されていないと、すべての出力リンクは障害又は混雑
のため使用不能であることを意味する。
【0051】受信先ノードはメッセージが着信したとき
にSSRWレジスタのビット1を設定する。しかし、受
信先ノードにおけるメッセージの着信は、ノードがその
メッセージを許諾又は処理するだろうことを意味しな
い。ビット2はメッセージが受信先ノードのネットワー
ク・ポートを介して発信したということを発信元ノード
に通知することに使用される。ビット3はメッセージは
受信先ノードによる受信に成功したということを意味す
る。
【0052】以下、SSRWのビット位置を示すため1
6進法を使用する。16進法は次に示すとおりである。SSRW ビット 16進法 0000 0000 = 0 0000 0001 = 1 0000 0011 = 3 0000 0111 = 7 0000 1110 = E 0000 1111 = F 等 ここで、0−9は通常の10進形式で示され、アルハベ
ット文字はA=10,B=11,C=12,D=13等
として表わされる。
【0053】以下、この例において、送信されるメッセ
ージに対する各種の戻りコードの解釈について説明す
る。 *SSRW−0(16進法):メッセージは受信先ノー
ドに対して進行することが不能であった。これは、ほと
んどの場合、発信元ノードから発信する(離れる)すべ
てのリンクが混雑したためと思われる。
【0054】*SSRW−1(16進法):メッセージ
は発信元ノードを発信したが、決して受信先ノードに到
達しなかった。これは、ほとんどの場合、すべての探索
径路に沿って混雑したためと思われる。
【0055】*SSRW−3(16進法):メッセージ
は発信元ノードを発信し、受信先ノードにおける着信に
成功したが、それ以上の進行はなかった。これは受信先
ノードに混雑があり、メッセージの送信を阻止したこと
を意味する。
【0056】*SSRW−7(16進法):メッセージ
は受信先ノードにおける着信に成功したが、ネットワー
ク・ポートを介してネットワークを離れた。メッセージ
はネットワーク・ポートに接続されているエンティティ
による受信に成功しなかった。これは、受信先ノードに
おいて使用可能なバッファ・スペースがなかったか、又
はリンク誤りのため送信中にメッセージが破壊されたこ
とを(RC検査が示した場合、等に発生するかもしれな
い。
【0057】*SSRW−F(16進法):メッセージ
は送信に成功した。
【0058】上記の例において、メッセージ伝送の成功
は戻されたSSRWの“F”(16進法)によって表示
される。部分的進行状況もSSRWで報告される。発信
元ノードはネットワーク障害と受信先ノードの障害とを
それぞれビット0,1とビット2,3との検査によって
区別することができる。
【0059】SSRWのビット割当について、数個の注
意点が存在する。第1に、ビット間には暗黙の依存性が
ある。すなわち、発信元ノードはSSRWのビット0が
設定されずに、そのビット1が設定されるのを望まな
い。そのように望まないことが発生した場合、発信元ノ
ードはSSRWが送信中に破壊されたものと推定する。
同様に、ビット2はビット1及び0が設定されずに、決
して設定されることはない。
【0060】このようなビットの階層依存性はSSRW
全体に拡張する。しかし、一般にそのような依存状態が
SSRWに存在するということは必要条件ではない。例
えば、SSRWの1ビットがネットワークの各ノードに
割当てられるかもしれない。例えば、メッセージがノー
ドに到達又は着信したときに、そのノードは中間ホップ
(又は通過)としてか、又は終了ホップ(又は終了点)
としてそのビットをSSRWに設定するであろう。そこ
で、発信元ノードはメッセージがどのノードを経由した
かを知ることができる。
【0061】ビットの依存状態がSSRWに与えられる
と、それはある事象の順序付けを意味することになる。
例えば、メッセージは、まず受信先ノードに到達せず
に、受信先ノードのメモリーに対する伝送に成功するこ
とはできない。従って、ビット依存性は、メッセージが
発信元から受信先に移動する際、メッセージに発生した
一群の事象として、メッセージ進行状況を報告する場合
に有益である。
【0062】SSRWの個々のビットは適用業務の必要
性に応じて肯定進行か誤りかをマークすることができ
る。例えば、SSRWのあるビットは通信誤りの表示に
使用されるかもしれない。ノードはこれら誤りビットを
観察して故障リンクを識別することができる。
【0063】SSRWの誤りビットの使用はすべての径
路に沿って別々に否定応答を送信するか、又は探索径路
に沿って最悪の場合の誤りのみを報告するかで異なる。
SSRWは探索ツリーに送信される前に親ノードにより
累算されるビット・マスクであるから、複数の誤り状態
を単に一状況ワードのみで同時に報告することができ
る。
【0064】最後に、SSRWは各親ノードにおいてビ
ット基準でオア入力されるから、各事象のビットの割当
又はビット指定は非重複且つ個有なものでなければなら
ない。従って、設定されるビットXは決して複数状態の
1つを意味することはできない。
【0065】SSRW 例1 − 並列探索 上記のSSRWのビット割振りを使用して、SSRWは
ノード0からノード8までの典型的な探索を通して戻さ
れるものと推定する。図6はノード0からノード1,4
及び5を通り、ノード8を探索する探索径路を示す。図
の各ノードの次に並べて示したものはそのノードが親に
戻すSSRWである。例えば、ノード5はE(16進)
のSSRWをその親に戻した。
【0066】ノード2及び6はそれぞれ探索が不連続で
あるから、0のSSRWをそれぞれの親に戻す。障害の
理由としては、ネットワーク障害、ノード障害、又はネ
ットワーク混雑等を含むかもしれない。図6において、
2本の探索径路が受信先ノードまで到達したが、そのう
ちの1本のみがネットワーク・ポートに対するアクセス
が許された。その探索の各工程は下記に示す。
【0067】1.ノード0:ネットワーク・ポートのS
SRWレジスタを0にリセットし、リンク100及び1
06を介してノード1及び3にメッセージを送信し、リ
ンク100及び106の割振りに反映するようネットワ
ーク・ポークの子レジスタを設定することによりメッセ
ージを初期設定する。ネットワーク・ポートのSSRW
レジスタのビット0は、少くとも1つのリンクが割振ら
れたので“1”に設定された。
【0068】2.ノード1及び3: a.ノード1: リンク100を介してノード0からメ
ッセージを受信し、リンク100のSSRWレジスタを
0にリセットし、リンク101及び107を使用してノ
ード2及び4にメッセージを再送信し、リンク101及
び107の割振りに反映するようリンク100の子レジ
スタを設定する。
【0069】b.ノード3: リンク106を介してノ
ード0からメッセージを受信し、リンク106のSSR
Wレジスタを0にリセットし、リンク109を使用して
ノード6にメッセージを再送信し、リンク109の割振
りに反映するようリンク106の子レジスタを設定す
る。
【0070】3.ノード2,4,及び6: a.ノード2: リンク101を介してノード1からメ
ッセージを受信し、リンク101のSSRWレジスタを
0にリセットする。ノード2はその隣りにメッセージを
再送信できないから、リンク101の0のSSRWをそ
の親に戻す。
【0071】b.ノード4: リンク107を介してノ
ード1からメッセージを受信し、リンク107のSSR
Wレジスタを0にリセットし、リンク103及び110
を使用してノード5及び7にメッセージを再送信し、リ
ンク103及び110の割振りに反映するようリンク1
07の子レジスタを設定する。
【0072】c.ノード6: リンク109を介してノ
ード3からメッセージを受信し、リンク109のSSR
Wレジスタを0にリセットする。ノード6はメッセージ
をその隣りに再送信できないので、リンク109の0の
SSRWをその親に戻す。
【0073】4.ノード1,3,5,及び7: a.ノード1: ノード2から0のSSRWを受信し、
リンク100の子レジスタからリンク100のビットを
割振り解除し、リンク100のSSRWレジスタに0を
ビット基準オア入力する。ノード1の100リンクは現
在0のSSRWを有する。
【0074】b.ノード3: ノード6から0のSSR
Wを受信し、リンク106の子レジスタからのリンク1
09のビットを割振り解除し、リンク106のSSRW
レジスタに1をビット基準オア入力する。ノード3の1
06リンクは現在0のSSRWを有する。リンク106
の子レジスタは0に設定されたので、ノード3はリンク
106の0のSSRWをその親に戻す。
【0075】c.ノード5: リンク103を介してノ
ード4からメッセージを受信し、リンク103のSSR
Wレジスタを0にリセットし、リンク111を使用して
ノード8にメッセージを再送信し、リンク103の子レ
ジスタをリンク111の割振りに反映するよう設定す
る。
【0076】d.ノード7: リンク11を介してノー
ド4からメッセージを受信し、リンク110のSSRW
レジスタを0にリセットし、リンク105を使用してノ
ード8にメッセージを再送信し、リンク105の割振り
に反映するようリンク101の子レジスタを設定する。
【0077】5.ノード0及び8: a.ノード0: ノード3から0のSSRWを受信し、
リンク106のビットをネットワーク・ポートの子レジ
スタから割振り解除し、ネットワーク・ポートのSSR
Wレジスタに0をビット基準オア入力する。ノード0の
ネットワーク・ポートは現在1のSSRWを有する。
【0078】b.ノード8: リンク111を介してノ
ード5からメッセージを受信し、リンク111のSSR
Wレジスタを0にリセットし、リンク111のSSRW
のビット1を設定し(それは受信先ノードであるか
ら)、ネットワーク・ポートを割振り(リンク111の
SSRWのビット2を設定する)、メッセージの処理を
開始する。
【0079】c.ノード8: リンク105を介してノ
ード7からメッセージを受信し、リンク105のSSR
Wをリセットし(それは受信先であるから)、リンク1
11を既にネットワーク・ポートを割振りしたのでネッ
トワーク・ポートの割振りに失敗し、親(ノード7)に
リンク105の2のSSRWを戻す。
【0080】6.ノード7及び8: a.ノード7: ノード8から2のSSRWを受信し、
リンク110の子レジスタからのリンク105のビット
を割振り解除し、リンク110のSSRWレジスタに2
をビット基準オア入力する。リード7の110リンクは
現在2のSSRWを有する。リンク110の子レジスタ
は0に設定されたので、ノード7はその親にリンク11
0の2のSSRWを戻す。
【0081】b.ノード8:メッセージの処理の終了に
成功し、リンク111のSSRWレジスタのビット3を
設定する。ノード8のリンク111は現在E(16進)
のSSRWを有する。メッセージが終了したので、ノー
ド8はリンク111のE(16進)のSSRWをその親
に戻す。
【0082】7.ノード4及び5: a.ノード4: ノード7から2のSSRWを受信し、
リンク107の子レジスタからのリンク110のビット
を割振り解除し、リンク107のSSRWレジスタに2
をビット基準オア入力する。ノード4の107リンクは
現在2のSSRWを有する。
【0083】b.ノード5: ノード8からE(16
進)のSSRWを受信し、リンク103の子レジスタか
らのリンク111のビットを割振り解除し、リンク10
3のSSRWレジスタにE(16進)をビット基準オア
入力する。ノード5のリンク103は現在E(16進)
のSSRWを有する。リンク103の子レジスタは0に
設定されたので、ノード5はリンク103のE(16
進)のSSRWをその親に戻す。
【0084】8.ノード4: ノード5からE(16進)のSSRWを受信し、リンク
107の子レジスタからのリンク103のビットを割振
り解除し、リンク107のSSRWレジスタにE(16
進)をビット基準オア入力する。ノード4のリンク10
7は現在E(16進)のSSRWを有する。リンク10
7の子レジスタは0に設定されたので、ノード4はリン
ク107のE(16進)のSSRWをその親に戻す。
【0085】9.ノード1: ノード4からE(16進)のSSRWを受信し、リンク
100の子レジスタからのリンク107のビットを割振
り解除し、リンク100のSSRWレジスタにE(16
進)をビット基準オア入力する。ノード1のリンク10
0は現在E(16進)のSSRWを有する。リンク10
0の子レジスタは0に設定されたので、ノード1はリン
ク100のE(16進)のSSRWをその親に戻す。
【0086】10.ノード0: ノード1からE(16進)のSSRWを受信し、ネット
ワーク・ポートの子レジスタからのリンク100のビッ
トを割振り解除し、ネットワーク・ポートのSSRWレ
ジスタにE(16進)をビット基準オア入力する。ノー
ド0のネットワーク・ポートが現在F(16進)のSS
RWを持つ。ネットワーク・ポートの子レジスタが0に
設定されたので、メッセージの伝送は終了する。ネット
ワーク・ポートのSSRWを検査することにより、ノー
ド0はメッセージの送信が成功したということを確認す
る。
【0087】SSRW 例2 − 並列探索の失敗 次に、図7に例示した不成功メッセージ伝送について説
明する。この探索において、ノード5及び7は両方共ノ
ード8のネットワーク・ポートを割振ることができなか
った。この場合、探索の工程は例1と同一であるが、ノ
ード8は2のSSRWを工程2においてノード5に戻
す。
【0088】そこで、ノード5は2のSSRWをノード
4に戻す。故に、ノード4は2のSSRWをノード1に
戻す。ノード1は2のSSRWをノード0に戻して探索
を終了する。SSRWを検査することにより、ノード0
は、メッセージが受信先ノードに着信したが、ノード8
のネットワーク・ポートを割振ることができなかった、
ということを確認することができる。ノード0はSSR
Wを検査することによって最大のメッセージ進行径路数
が通知される。
【0089】SSRW 例3 − 線形探索 図8においては、受信先ノードに到達するため、線形探
索が行われた。この場合、中間ノードがメッセージを再
送信するたびに、1つの出力リンクのみが使用される。
故に、それらノードは子レジスタに1ビットのみを設定
する。この機構について、他の何ものも変更はない。
【0090】SSRW 例4 − 中間ホップ・カウン
トを有する並列探索 この例において、SSRWビットは下記のように割当て
られる。 *ビット0−メッセージは1ホップ(すなわち、発信元
ノードから第1の子ノードへ)に成功した。 *ビット1−メッセージは2ホップ(すなわち、第1の
子ノードから次の子ノード)に成功した。
【0091】*ビット2−メッセージは3ホップに成功
した。 *ビット3−メッセージは受信先ノードへの着信に成功
した。 *ビット4−メッセージは受信先ノードのメモリーへの
伝送を開始した。 *ビット5−メッセージは受信先ノードのメモリーへの
伝送を終了した。 *ビット6−メッセージのCRC(巡回冗長検査)は誤
りなしである。
【0092】この例において、SSRWの最初の3ビッ
トは中間ノードにおいて設定される。SSRWをその親
に戻す前に、中間ノードは累算したSSRWのビット0
を検査する。ビット0が0であれば、ノードはビット0
を1に設定して、更新したSSRWをその親に戻す。ビ
ット0が既に1に設定されている場合、その代りにビッ
ト1が検査される。
【0093】同一の処理手順に従い、ビット1が0に設
定されていると、ノードはビット1を1に設定し、変更
したSSRWをその親に戻す。ビット1が既に1に設定
されていると、ノードはビット2を1に設定する。ビッ
ト3−6の設定は、それに対するホップが成功して終了
したということを意味するので受信先ノードはビット0
を設定しない。
【0094】メッセージが着信したときに受信先ノード
はSSRWレジスタのビット3を設定する。しかし、受
信先ノードに対するメッセージの着信はノードがメッセ
ージを許容するか又は処理することを意味しない。従っ
て、ビット4,5及び6は受信先におけるメッセージ発
送の成功の表示に使用される。
【0095】上記のSSRWの例はネットワークを通る
所定の最大径路数を要求するが、本発明は任意な長さの
SSRWを許容するよう拡張することができる。故に、
メッセージの伝送において、中間ノードの数はいくつで
も許される。従って、発信元ノードは、メッセージが受
信先に着信するまでにかかるホップ又は通過の数が如何
に多くても関心がない場合が屡々存在する。
【0096】この場合、ビット0,1及び2は必要とさ
れない。ビット3は、メッセージが受信先ノードに到達
したかどうかの第1の表示として作用する。メッセージ
の径路数を相当長く延ばすことができるネットワークに
おいて、受信先ノードに到達したことを印す又は表示す
ることのみが必要かもしれない。又、並列ネットワーク
においては、すべての探索径路が失敗するということは
可能性が少い。
【0097】従って、受信先ノードに到達したことを印
すための1ビットのみの使用がメッセージの進行状況の
伝達に十分であろう。前述のように、SSRWの高順位
ビットは受信先ノードに対する進行状況(16進)に割
振られ、低順位ビットはホップの数を表示する16進数
に割振られる。
【0098】この例におけるノード0からノード8に送
信されるメッセージに対する各種戻りコードの解釈を下
記に示す。 * SSRW = 0(16進):メッセージは受信先
ノードの方に進行することができなかった。これは発信
元ノードから発信するリンクのすべてが混雑している場
合がほとんどであると思われる。
【0099】* SSRW = 1(16進):メッセ
ージは発信元ノードを発信してノード1又は3のどちら
かに到達したが、これ以上の進行はなかった。これは、
あるリンク101,102,107,109の組合わせ
が混雑していたが、障害のためノードがダウンしていた
ことを意味する。
【0100】* SSRW = 3(16進):メッセ
ージは発信元ノードを発信し、1つの中間ホップを横切
り、メッセージの伝送に失敗するまでに(いずれか可能
性のある径路に沿って)第2の中間ノードに到達した。
【0101】* SSRW = 7(16進):メッセ
ージは発信元ノードを発信し、2つの中間ホップを横切
り、メッセージの伝送に失敗するまでに(いずれか可能
性のある径路に沿って)第3の中間ノードに到達した。
【0102】* SSRW = F(16進):メッセ
ージは受信先ノードに到達した(いずれかの径路に沿っ
て)が、処理されなかった。これは、受信先ノードが他
のメッセージにより使用中であるか、メモリー・バッフ
ァに空きがなかった場合に発生するかもしれない。
【0103】* SSRW = 1F(16進):メッ
セージは受信先ノードのメモリーに対する伝送を開始し
たが、伝送は終了しなかった。これは、受信先ノードが
より高い優先権のメッセージを受信するため、現行メッ
セージの中止を選択したか、メッセージの処理中に受信
先ノードがメモリーをランアウトしたか、いずれかの場
合に発生するかもしれない。
【0104】* SSRW = 3F(16進):メッ
セージは受信先ノードのメモリーに伝送されたが、CR
Cチェックに失敗した。これはリンクの送信誤りがメッ
セージを破壊したときに発生するかもしれない。
【0105】* SSRW = 7F(16進):メッ
セージの伝送は成功して終了した。
【0106】メッセージ伝送の成功は戻された7F(1
6進)のSSRWによって表示される。部分的処理もS
SRWで報告される。発信元ノードはSSRWの下位4
ビットの検査による探索の失敗と、高位3ビットの検査
による受信先ノードの誤りとを区別することができる。
【0107】表示したSSRWビットの割振りを使用し
て、ノード0からノード8までの典型的な探索中に戻さ
れたSSRWを考察することができる。図9はノード0
からノード1,4,及び5を介してノード8に到達する
探索径路を示す。
【0108】ノード2,6及び7の各々は探索を中止し
て1のSSRWをそれらの親に戻した。以下、その探索
の工程を示す。
【0109】1.ノード0:ネットワーク・ポートのS
SRWレジスタを0にリセットすることによりメッセー
ジを開始し、リンク100及び106を介してノード1
及び3にメッセージを送信し、リンク100及び106
の割振りに反映するようネットワーク・ポートの子レジ
スタを設定する。
【0110】2.ノード1及び3: a.ノード1:リンク100を介してノード0からメッ
セージを受信し、リンク100のSSRWレジスタを0
にリセットし、リンク101及び107を使用してノー
ド2及び4にメッセージを再送信し、リンク101及び
107の割振りに反映するようリンク100の子レジス
タを設定する。
【0111】b.ノード3:リンク106を介してノー
ド0からメッセージと受信し、リンク106のSSRW
レジスタを0にリセットし、リンク109を使用してノ
ード6にメッセージを再送信し、リンク109の割振り
に反映するようリンク106の子レジスタを設定する。
【0112】3.ノード2,4,6: a.ノード2:リンク101を介してノード1からメッ
セージを受信し、リンク101のSSRWレジスタを0
にリセットする。ノード2はその隣りにメッセージを再
送信することができないので、リンク101のSSRW
のビット0を1に設定し、リンク101の1のSSRW
をその親に戻す。
【0113】b.ノード4:リンク107を介してノー
ド1からメッセージを受信し、リンク107のSSRW
レジスタを0にリセットし、リンク103及び110を
使用してノード5及び7にメッセージを再送信し、リン
ク103及び110の割振りに反映するようリンク10
7の子レジスタを設定する。
【0114】c.ノード6:リンク109を介してノー
ド3からメッセージを受信し、リンク109のSSRW
レジスタを0にリセットする。ノード6はメッセージを
その隣りに再送信することができないので、リンク10
9のSSRWのビット0を1に設定し、リンク109の
1のSSRWをその親に戻す。
【0115】4.ノード1,3,5,7: a.ノード1:ノード2から1のSSRWを受信し、リ
ンク100の子レジスタからのリンク101のビットを
割振り解除し、リンク100のSSRWレジスタに1を
ビット基準オア入力する。ノード1のリンク100は現
在1のSSRWを持つ。
【0116】b.ノード3:ノード6から1のSSRW
を受信し、リンク106の子レジスタからのリンク10
9のビットを割振り解除し、リンク106のSSRWレ
ジスタに1をビット基準オア入力する。ノード3のリン
ク106は現在1のSSRWを持つ。リンク106の子
レジスタは0に設定されたので、リンク106のSSR
Wのビット1 (ビット0は既に設定されているので)を
1に設定し、リンク106の3のSSRWをその親に戻
す。
【0117】c.ノード5:リンク103を介してノー
ド4からメッセージを受信し、リンク103のSSRW
レジスタを0にリセットし、リンク111を使用してノ
ード8にメッセージを再送信し、リンク111の割振り
に反映するようリンク103の子レジスタを設定する。
【0118】d.ノード7:リンク110を介してノー
ド4からメッセージを受信し、リンク110のSSRW
レジスタを0にリセットする。ノード7はその隣りにメ
ッセージを再送信することができないから、リンク11
0のSSRWのビット0を1に設定し、リンク110の
1のSSRWをその親に戻す。
【0119】5.ノード0,4,8: a.ノード0:ノード3から3のSSRWを受信し、ネ
ットワーク・ポートの子レジスタからのリンク106の
ビットを割振り解除し、ネットワーク・ポートのSSR
Wレジスタに3をビット基準オア入力する。ノード0の
ネットワーク・ポートは現在3のSSRWを持つ。
【0120】b.ノード4:ノード7から1のSSRW
を受信し、リンク107の子レジスタからのリンク11
0のビットを割振り解除し、リンク107のSSRWレ
ジスタに1をビット基準オア入力する。ノード4の10
7リンクは現在1のSSRWを持つ。
【0121】c.ノード8:リンク111を介してノー
ド5からメッセージを受信し、リンク111のSSRW
レジスタを0にリセットし、リンク111のSSRWの
ビット3を設定し(それは受信先ノードであるから)、
メッセージの処理を開始する。
【0122】6.ノード8:メッセージの処理に成功し
て完了し、リンク111のSSRWのビット4,5及び
6を設定する。ノード8の111リンクは現在78(1
6進)のSSRWを持つ。メッセージの受信は終了した
のでノード8はリンク111の78 (16進)のSSR
Wをその親に戻す。
【0123】7.ノード5:ノード8から78 (16
進)のSSRWを受信し、リンク103の子レジスタか
らのリンク111のビットを割振り解除し、リンク10
3のSSRWレジスタに78(16進)をビット基準オ
ア入力する。ノード5のリンク103は現在78(16
進)のSSRWを持つ。リンク103の子レジスタは0
に設定されたので、ノード5はリンク103のSSRW
のビット0を設定し、リンク103の79(16進)の
SSRWをその親に戻す。
【0124】8.ノード4:ノード5から79(16
進)のSSRWを受信し、リンク107の子レジスタか
らのリンク103のビットを割振り解除し、リンク10
7のSSRWレジスタに79(16進)をビット基準オ
ア入力する。ノード4のリンク107は現在79(16
進)のSSRWを持つ。リンク107の子レジスタは0
に設定されたので、ノード4はリンク107のSSRW
のビット1(ビット0は既に設定されているので)を設
定し、7B(16進)のSSRWをその親に戻す。
【0125】9.ノード1:ノード4から7B(16
進)のSSRWを受信し、リンク100の子レジスタか
らのリンク107のビットを割振り解除し、リンク10
0のSSRWレジスタに7B(16進)をビット基準オ
ア入力する。ノード1の100リンクは現在7B(16
進)のSSRWレジスタを持つ。リンク100の子レジ
スタは0に設定されたので、ノード1はリンク100の
SSRWのビット2を設定し(ビット1及び2は既に設
定されているので)、7F(16進)のSSRWをその
親に戻す。
【0126】10.ノード0:ノード1から7F(16
進)のSSRWを受信し、ネットワーク・ポートの子レ
ジスタからのリンク100のビットを割振り解除し、ネ
ットワーク・ポートのSSRWレジスタに7F(16
進)をビット基準オア入力する。ノード0のネットワー
ク・ポートは現在7F(16進)のSSRWを持つ。ネ
ットワーク・ポートの子レジスタは0に設定されたの
で、メッセージの伝送は終了した。ネットワーク・ポー
トのSSRWを検査することにより、ノード0はメッセ
ージの送信に成功したということを確認する。
【0127】上記から判断すると、 1.報告する状況は、障害ではなく、進行の成功を表示
するものであり、誤りコードを報告する先の方式に比べ
て最大進行径路数の確認を可能にする。
【0128】2.状況の報告に2進整数を使用する先の
方式の代りに、報告事象当り1ビットを有するビット・
マスクが状況の報告に使用される。
【0129】3.複数径路ネットワーク送信はツリー又
は木構造とみなされる。これは、その枝から受信した状
況をツリーのすべての中間ノードに結合させることによ
りその状況の減少を可能にする。
【0130】4.状況まとめ動作が内容依存である先の
方式に比べ、状況は2進ビット基準オア動作を使用して
各ノードで結合される。
【0131】5.各ノード内の状況報告機構はすべての
入力リンクに対する一組のレジスタに複写される(リン
ク当り一度に1活動メッセージと仮定する)。
【0132】以上の説明は単なる本発明の例示であり、
本発明から離れることなく種々変化変更しうることは明
らかである。従って、本発明は、その範囲に入るすべて
の代替機能、変更及び変化を包含することを意図するも
のである。
【0133】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したことによ
り、ノード間で単一の状況表示のみを使用し、それにメ
ッセージの最大進行径路数を包含するようにした如何な
る幅及び深さの複数の探索ツリーにも適用可能なメッセ
ージ進行状況報告システムを提供することにより、重大
な誤りのみでなく、すべてのメッセージ進行状況の報告
を受けても誤り処理時間が長くならず、誤り処理を簡単
且つ迅速に行うことができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】複数ノード、複数次元コンピュータ・ネットワ
ークの概略図
【図2】ノード0とノード8との間のメッセージ送信径
路に対する探索ツリーを例示した説明図
【図3】代表的なノード構造を例示した構成図
【図4】ノード・データの送信/受信構造を示すブロッ
ク図
【図5】本発明により使用されるメッセージ進行状況報
告を例示した流れ図
【図6】並列探索からの戻りコードを例示した探索ツリ
ーの説明図
【図7】失敗した並列探索からの戻りコードを例示した
探索ツリーの説明図
【図8】線形探索からの戻りコードを例示した探索ツリ
ーの説明図
【図9】成功並列探索からの戻りコードを例示した探索
ツリーの説明図
【符号の説明】
102,107 入力リンク 103,110 出力リンク 150 径路指定機構 152,154,156 ノード間リンク 158 ノード間接続 160 探索状況結果ワード(SSRW)レジスタ 170 バス 172,176 探索状況結果ワード(SSRW)レ
ジスタ 174,178 子レジスタ 210,210′ ネットワーク・ポート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ネール・エム・ラックリッツ アメリカ合衆国、マサチューセッツ州、バ ーリントン、アーバリータム・ウエイ、 235番地 (56)参考文献 特公 昭61−36663(JP,B2)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親ノード及び子ノードを介して発信元ノ
    ードと受信先ノード間においてメッセージを送信し、状
    況ワードにより発信元ノードがメッセージの進行状況を
    確認することができるメッセージ進行状況報告システム
    を有する複数ノード・ネットワークであって、 前記メッセージの進行状況を表示する状況ワードを記録
    する状況ワード論理手段と、 子ノードにおける、及びその後の後続ノードにおいて、
    前記メッセージの進行状況を示す前記子ノードからの状
    況ワードを受信し、前記受信した状況ワードに従い前記
    状況ワード論理手段の状況ワードを更新する手段と、 前記親ノードが前記メッセージを送信したすべての子ノ
    ードから前記親ノードが状況ワードを受信した上で、前
    記親ノードから発信元ノードに対し前記更新した状況ワ
    ードを送信する手段とを含むことを特徴とする複数ノー
    ド・ネットワーク。
  2. 【請求項2】 前記受信する手段は前記状況ワード論理
    手段に含まれている状況ワードと共に子ノードから受信
    した状況ワードをビット基準でオア入力することを特徴
    とする請求項1記載の複数ノード・ネットワーク。
  3. 【請求項3】 発信元ノードと受信先ノードとを含む複
    数のノードから成り、前記発信元ノードが前記受信先ノ
    ードに対してメッセージを供給するネットワークのメッ
    セージ進行状況報告システムであって、 イ.各受信先ノードからそれぞれの発信元ノードに対し
    前記受信先ノードを通るメッセージの進行状況を示す状
    況ワードを送信する手段と、 ロ.すべての受信先ノードから受信した状況ワードの各
    対応するビットの論理“オア”動作により、前記メッセ
    ージを送信したすべての発信元ノードからの前記メッセ
    ージに関連する状況ワードを各発信元ノードにおいて累
    算する手段と 、 ハ.前記メッセージの進行状況を確認するため、前記状
    況ワードを分析する手段とを含むことを特徴とするメッ
    セージ進行状況報告システム。
  4. 【請求項4】 前記ネットワークは複数の親ノード及び
    子ノードを含み、複数レベルの前記ノードがノードの木
    構造を構成し、子ノードはその親ノードに対しメッセー
    ジ当り1より多い状況ワードを送信しないようにしたこ
    とを特徴とする請求項3記載のシステム。
  5. 【請求項5】 親ノード及び子ノードを介し発信元ノー
    ドと受信先ノード間でメッセージを送信し、状況ワード
    により発信元ノードがメッセージの進行状況を確認する
    ことができるメッセージ進行状況報告システムを有する
    ネットワークにおいて使用する親ノードであって、 前記メッセージの進行状況を示す状況ワードを記録する
    状況ワード論理手段と、 子ノードにおける、及びその後の後続ノードにおいて、
    前記メッセージの進行状況を示す前記子ノードからの状
    況ワードを受信し、前記受信した状況ワードに従い前記
    状況ワード論理手段の状況ワードを更新する手段と、 前記親ノードが前記メッセージを送信したすべての子ノ
    ードから前記親ノードが状況ワードを受信した上で、前
    記発信元ノードに対し前記更新した状況ワードを送信す
    る手段とを含む親ノード。
  6. 【請求項6】 前記受信手段は前記状況ワード論理手段
    に含まれている状況ワードと共に子ノードから受信した
    状況ワードをビット基準でオア入力することを特徴とす
    る請求項5記載の親ノード。
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