JPH0751989A - 自由曲面加工装置 - Google Patents

自由曲面加工装置

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JPH0751989A
JPH0751989A JP23107593A JP23107593A JPH0751989A JP H0751989 A JPH0751989 A JP H0751989A JP 23107593 A JP23107593 A JP 23107593A JP 23107593 A JP23107593 A JP 23107593A JP H0751989 A JPH0751989 A JP H0751989A
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tool
workpiece
axis
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free
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JP23107593A
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English (en)
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Eizo Urata
暎三 浦田
Yoichi Nakao
陽一 中尾
Toru Machida
亨 町田
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Yachiyoda Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Yachiyoda Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は自由曲面体の形状データから回転す
る工作物を円筒工具により所望の自由曲面に加工するた
めに必要な工具経路データを作成し、工具経路データに
より工作物を所望の自由曲面に加工する。 【構成】 本発明は記憶手段1に蓄えられた形状データ
と円筒工具10の寸法とからコンピュータ2により工具
経路データを生成し記憶手段4に蓄え、工具経路データ
を記憶手段4からインターフェイス3を経てサーボコン
トローラ5に送り、サーボコントローラ5はサーボモー
タ6、7、8を制御し円筒工具10を工具経路データに
より指示された通りに動かすことにより、工作物11を
円筒工具10により自由曲面体に切削または研削加工す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は物体内に想定した1本の
軸に垂直な断面がすべて凸形の単純閉曲線となる自由曲
面体を、円筒形工具を用いて切削または研削する、自由
曲面加工装置に関するものであって、自由曲面を有する
製品またはプラスチック成形などに用いる型の加工に利
用できる。
【0002】
【従来の技術】回転する工作物の断面の周囲が凸形の単
純曲線である場合に、工具を回転に同期させて変位する
ことにより、所望の工作物形状を得る方法としては、と
いしを用いるカムシャフトの研削、旋盤による非円形切
削を季げることができる。
【0003】カム研削の場合には、工作物は主軸に把持
されて回転し、といしに接するので、本発明の装置と類
似の工具配置となるものがある、この場合には、カム軸
の方向には断面変化が無いので、工具中心経路は、カム
に外接する円筒中心の軌跡から2次元的に計算すればよ
いため、3次元的な軸方向変位にともなう断面変化によ
り生じる工具経路の変化を考慮することが行われなかっ
た。
【0004】次に旋盤による非円形切削の場合は、工具
が回転と同期して移動することは、本発明とも、カム研
削とも共通しているが、工具先端が点とみなされるか、
もしくはバイト先端と工作物を含む平面内の図形(バイ
ト先端部の円弧)とみなされるため、工具経路がやはり
2次元の計算により決定された。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】工作物を回転させて研
削するカム研削の数値制御では、図2(a)のような配
置とするものがある、この場合、Z軸方向の工作物断面
形状は一定のものであるため、工具と工作物の接触点P
のZ軸方向座標は、工具中心のZ軸方向座標と同じ値Z
である。したがって工具はX軸方向に移動するが、その
位置決定は平面問題である。工作物の断面形状が軸方向
にもさまざまに変化する図2(b)のような場合には、
工具軸中心座標Zと、工作物と工具の接触点PのZ軸方
向座標とは異なるため、従来の技術は適用できず、工作
物外形と異なる工具中心の包絡面を想定して、工具の位
置を決定する計算システムを有し、工作物回転角及びZ
軸座標により定まる位置に工具を位置制御する装置を開
発する必要がある。
【0006】工具としてバイトを使用する非円形断面切
削加工においては、バイトのすくい角と逃げ角の形状に
より切削可能な断面形状は限定されてしまう。図3は非
円形断面形状とすくい角及び逃げ角の関係を表したもの
である。図3に示したように動径変化率の大きな断面形
状の工作物を回転させて切削する場合には、バイトのす
くい角は回転に従って変化するので、すくい角を最適に
保つことが出来ない。また逃げ角を大きく取らないとバ
イトの刃先と工作物が接触しなくなる。従って断面曲線
の動径変化率が大きな工作物の加工はできない。さて工
作物の回転速度はバイトを往復させるアクチュエータの
応答速度により上限回転速度が制限される。しかるにバ
イトによる切削加工では切削速度は工作物の回転速度で
決定され、この回転速度が前記アクチュエータにより定
められる上限回転速度よりも、はるかに高い場合が多
く、その結果劣等な切削条件で切削が行われる。これに
対して、円筒工具においては工作物の断面がすべて凸形
の単純曲線となる自由曲面体である必要があるが、断面
曲線の動径変化率が大きくても切削加工が可能である。
また切削速度は円筒工具の回転数で設定できるので、ア
クチュエータの応答性能に関係なく円筒工具の回転数を
上げることにより切削速度を高くすることが出来る。
【0007】しかしながら、バイトを使用する場合の工
具経路は自由曲面体の物体形状データと等しいと考えら
れるが、円筒工具による切削加工では自由曲面体と円筒
工具との接触点が変化するために、工具経路は自由曲面
体の形状データと一致しない。したがって工作物を回転
させて自由曲面体に加工するには、形状データから円筒
工具と自由曲面体の接触位置を演算して工具経路データ
を作成することが必要となる。
【0008】これらの異なる研削ないし切削形態におい
て共通するところは、工作物を回転させて加工しようと
する点である。たとえばピストン旋削における非円形断
面切削のように断面変化がわずかな工作物ではなく、ゴ
ルフクラブのように断面の軸方向変化が著しい工作物
を、旋盤のように回転させる様式にて把持して、切削な
らびに研削が可能な工作機械を提供することが、本発明
の技術的課題である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した問題点の解決を
計る手段として、まず、エンドミルないし、円筒形とい
しなどの円筒工具を使用するものとし、その際に発生す
る当初課題との矛盾点を解決する方法を開発することに
した。
【0010】一般に工作物の形状は、工具と工作物の接
触点がどの位置になるかによって決定する。円筒工具を
用いると、旋盤加工における、刃物形状による問題は解
決するが、工作物のひとつの断面形状だけでは、工具の
位置は全く定まらない。円筒工具とすれば、接触点の高
さが旋盤のように一定ではなくなり、Z軸方向に工作物
断面形が変わるために、接触点はZ軸方向にもずれる。
このためまず工作物形状を、回転方向ならびに軸方向の
十分細かい刻み点において、その動径値をデータ化し、
そのすべてを用いて、所定の円筒工具を用いたときの包
絡面上の点がこれらのデータと一致するような、円筒工
具中心軸のX座標を計算し、この計算値が座標点となる
新たな曲面(以下において工具移動曲面と称する)上の
点における、回転角とZに対応するXを計算し、この計
算値を工具の位置制御指令値として、工作物の回転及び
工具台の軸方向移動に同期して、円筒工具を動かすこと
にした。
【0011】装置は図1に示すように、工作物断面形状
を記憶する第一の記憶手段1、工具経路データを記憶す
る第二の記憶手段4、工具経路計算プログラムを備え、
形状データ、工具寸法、切削条件などを入力し、サーボ
装置への出力となる指令信号を発生するコンピュータ
2、コンピュータ2からの指令をサーボコントローラ5
に適する様式に変換するインターフェイス3、主軸サー
ボ装置(C軸)の制御器、往復台移動のためのサーボ装
置(Z軸)の制御器、工具移動台のためのサーボ装置
(X軸)のための制御器を内蔵しているサーボコントロ
ーラ5、C軸サーボモータ6、Z軸サーボモータ7、X
軸サーボモータ8、工具駆動電動機9、円筒工具10、
往復台12、工具台13、主軸ヘッド16を主要な要素
として、結合構成してある。図においては11は説明の
ため描いた工作物、14は説明のために記入した本装置
の主軸であって工作物加工における中心軸と一致し、工
作物はこの軸のまわりに回転する。また15は説明のた
めに記入した工具中心の移動軸(X軸)、16は主軸ヘ
ッドである。
【0012】上記の構成において、記憶手段1と記憶手
段4はその役割において区別しなければならないので、
別に記載してあるが、ハードウェアとしては、使用する
コンピュータのハードディスクなどのように、同−の物
品の異なる記憶場所であってさしつかえないし、フロッ
ピーディスクなどの媒体が用いられていて、適宜コンピ
ュータに読み込むものでも良い、また工具経路データの
計算プログラムも実行時にはコンピュータに内蔵されて
いなければならないが、それ以外のときは、外部記憶媒
体に保管してよい。Z軸及びX軸のサーボモータは、直
流サーボモータ、交流サーボモータのほか、電気油圧サ
ーボモータであってもよい。サーボコントローラは電圧
値を入力とし、駆動軸からの位置検出信号のフィードバ
ックを受け、入力とフィードバツクとの偏差値を、電気
サーボモータの駆動電流に変換する。これは市販の物品
が多種類ある。電気油圧サーボモータの場合はコントロ
ーラはサーボ弁への電流を与えるものとなり、これも市
販のものが多種類ある。
【0013】
【作用】上記の構成装置により、まず自由曲面体の形状
データを記憶手段1に保管させ、入力装置4から円筒工
具10の半径とZ軸の送り量と回転方向(角度)のデー
タのきざみなどを入力する。次に記憶手段1から形状デ
ータを読み出して、形状データと入力装置からのデータ
とからコンピュータ2で工具経路データを作成し、工具
経路データを記憶手段4に保管しておく。自由曲面体を
加工する場合にコンピュータ2は、記憶手段4より工具
経路データを読み出し、インターフェイス3を経て、サ
ーボコントローラ5により工具経路データを基にして各
軸を駆動するサーボモータ6、7及び8を制御し、また
円筒工具10を回転させる工具駆動電動機9を駆動する
ことにより、自由曲面体形状の切削加工及び研削加工が
可能となる。
【0014】
【実施例】本発明を実施例によって以下に説明する。図
1は本発明による自由曲面加工装置の構成図である。記
憶手段1は、加工すべき形状の軸にそった断面形状デー
タを格納するものであって、データがコンピュータによ
って入力され、必要に応じて読み出される、磁気ディス
クや半導体メモリである。コンピュータ2は本装置にお
いては2種類の機能を備える。その一つは、第一の記憶
手段1から形状データを読み出し、後述するアルゴリズ
ムに従って工具経路データを生成し、これを第二の記憶
手段4に転送することである。その二つは、機械のC
軸、Z軸を駆動するサーボ装置への指令信号を生成し、
これらの信号と同期すべきX軸の位置指令信号すなわ
ち、第二の記憶手段4に保管してある工具経路データを
読み出し、これらの信号をサーボコントローラ5との間
のインターフェイス3に送ることである。第二の記憶手
段4は第一の記憶手段1と同じ形態のものでよい。実施
例ではいずれもコンピュータに接続したハードディスク
を用いている。インターフェイス3は計算機の出力ポー
トからの信号を受けて、サーボコントローラ5に内蔵し
ている複数のサーボ装置に別々に信号を送る。実施例で
はC、Z、Xの各軸のそれぞれへの信号をこのインター
フェイスにおいてD/A変換している。C軸はサーボコ
ントローラ5の出力電流を受けるサーボモータ6により
駆動される。C軸角度は図示しないロータリエンコーダ
で検出し、図示しないカウンタにて計数し、カウンタの
パルス計数値をコンピュータにフィードバックするのと
同時に、F/V変換して、C軸サーボ制御装置に電圧を
フェードバックしている。Z軸変位は往復台12の変位
として実現する。Z軸変位はサーボコントローラ5から
受ける電流で駆動されるサーボモータ7に直結したボー
ルねじにより決定する。サーボモータ7にも図示しない
ロータリエンコーダが連結してあり、回転角を検出し、
C軸と同様なフィードバックを行っている。X軸は油圧
シリンダをサーボ弁により駆動する油圧サーボモータ8
を用いて駆動している。もちろんこの駆動軸をZ軸と同
様な直流サーボモータとボールねじを用いる方式とする
ことは本発明の本質から離れるものではない。工具台1
3の上に円筒工具10と、工具をベルト駆動する電動機
9が搭載してあり、工具台13はX軸サーボ装置によ
り、X軸方向に位置制御される。この場合の位置の指令
信号は、コンピュータ2よりサーボコントローラ5に転
送される工具経路データである。工具台13は往復台1
2上に搭載してあり、往復台12には差動トランスが固
定してあって、X軸の変位を検出し、サーボコントロー
ラ5にフィードバックしている。
【0015】次に、記憶手段1に記憶された形状データ
とコンピュータ2に入力された円筒工具10の半径から
工具経路データを作成するための手順を図4により説明
する。
【0016】手順100は、記憶手段1に記憶された形
状データをコンピュータ2に読み込む操作である。自由
曲面体はその内部に1本の軸を定めZ軸とし、Z軸に垂
直な方向にX軸をとり、X軸とZ軸に垂直な方向にY軸
をとり、Z軸に垂直なX−Y断面の形状が単純な凸曲線
であらわされるものとする。このような場合Z軸は中心
軸14と一致する。またX軸を工具移動軸15方向にと
るものとする。このようにすると円筒工具10の中心線
はY軸に平行となる。自由曲面体の形状は関数r0
(Z、θ)で表される。ここでZはZ軸の座標を表し、
θはX−Y平面内でX軸を起点とする角度を表し、r0
(Z、θ)はZ軸の座標ZにおけるX−Y平面内の角度
θにおけるZ軸から自由曲面体表面までの距離を表す。
よってr0(Z、θ)は自由曲面体の曲面を表す関数と
なり、自由曲面体の形状データは関数r0(Z、θ)で
表される。ただし、実際に自由曲面体の形状データr0
(Z、θ)をZとθに対して連続的に定義することは少
なく、自由曲面体モデルを作成し、これを3次元測定器
等により離散的なZとθにおけるr0(Z、θ)を与え
ることになる。ここでは、Z軸方向の刻みをdZ0、θ
方向の刻みをdθ0とした形状データr0(Z、θ)を
用いる。さらに、dZ0は自由曲面体のZ軸方向の長さ
を整数で割ったものとし、dθ0は360度を整数で割
ったものとする。このようにZ軸方向にdZ0、θ方向
にdθ0刻みで与えられた形状データr0(Z、θ)を
ワイヤーフレームで表すと図5のようになる。
【0017】手順101は、形状データr0(Z、θ)
のθ方向におけるデータの刻みdθ0をdθ1に変更す
る操作である。dθ1もdθ0と同様に360度を整数
で割ったものとする。この操作は刻みde0が大きい場
合に、より加工精度を上げるために刻み値を小さくする
ためのものである。よってdθ0とdθ1は、
【数1】 の関係にある。刻み値をdθ0からdθ1に変更した場
合、r0(Z、θ)で定義されないデータが生じるが、
これはr0(Z、θ)をθ方向にスプライン曲線で補間
することにより得られる。刻みde0をdθ1に変更し
た後の形状データをr1(Z、θ)とすると、形状デー
タr1(Z、θ)をワイヤーフレームで表したものは図
6のようになる。
【0018】手順102は、形状データr1(Z、θ)
から投影曲面データg0(Z、θ)を作成する操作であ
る。この操作の必要性を図7により説明する。形状デー
タr1(Z、θ)のZ軸に垂直な断面を角度θ回転させ
る。ここではX軸とY軸を−θ回転させた軸をX0軸及
びY0軸とした。このとき形状データr1(Z、θ)の
Z軸に垂直なX−Y断面の曲線に接触点をもつようなY
軸に平行な直線を考える。つまり、これはY軸に平行な
直線は円筒工具10の表面を表し、接触点は円筒工具1
0が加工物11を加工する点となる。このように円筒工
具10を用いた場合には形状データr1(Z、θ)の角
度θの場所を加工するには、投影曲面データg0(Z、
θ)が必要となる。dθ1間隔における角度θにおける
g0(Z、θ)は、X0軸を起点とする角度φを、
【数2】 の範囲で、
【数3】 が最大となる角度φを用いることにより、
【数4】 で与えられる。この操作を行う場合、形状データr1
(Z、θ)は連続関数である必要が生じるが、これはd
θ1間隔の形状データr1(Z、θ)をスプライン曲線
で表すことにより可能となる。図8はこのようにして作
成した投影曲面データg0(Z、θ)と形状データr1
(Z、θ)のX−Y断面を表したものである。この図
で、白丸はdθ1間隔で定義された形状データr1
(Z、θ)で、黒丸は同じくdθ1間隔で作成された投
影曲面データg0(Z、θ)である。図9は投影曲面デ
ータg0(Z、θ)をワイヤーフレームで表したもので
ある。
【0019】手順103は、投影曲面データg0(Z、
θ)のZ軸方向におけるデータの刻みdZ0をdZ1に
変更する操作である。dZ1もdZ0と同様に自由曲面
体のZ軸方向の長さを整数で割ったものとする。この操
作は刻みdZ0が大きい場合に、より加工精度を上げる
ために刻み値を小さくするためである。よってdZ0と
dZ1は、
【数5】 の関係にある。刻み値をdZ0からdZ1に変更した場
合、g0(Z、θ)で定義されないデータが生じるが、
これはr0(Z、θ)をZ軸方向にスプライン曲線で補
間することにより可能となる。刻みdZ0をdZ1に変
更した後の投影曲面データをg1(Z、θ)とすると、
投影曲面データg1(Z、θ)をワイヤーフレームで表
したものは図10のようになる。
【0020】手順104は、X−Y平面内で角度θの方
向にR軸をとり、投影曲面データg1(Z、θ)の角度
θにおけるR軸上の投影曲面データg1(Z、θ)の凹
曲線となる最小曲率半径rminを求める操作である。
R軸上の投影曲面データg1(Z、θ)の曲率半径はZ
軸上に間隔dZ1で与えられた投影曲面データg1
(Z、θ)のdZ1間隔で連続する3つのg1(Z、
θ)から、これらの3点を通る円を求め、この円の半径
で与えられる。曲率が正の区間における、これらの円の
半径の最小値を最小曲率半径rminとする。
【0021】手順105は、操作者がコンピュータ2に
円筒工具10の半径rtを入力する操作である。
【0022】手順106は、最小曲率半径rminと円
筒工具10の半径rtを比較し、
【数6】 である場合には、手順107に進み、
【数7】 である場合には、手順105に戻る操作である。この操
作は最小曲率半径rminが円筒工具10の半径rtよ
り小さいときには、加工物11を自由曲面体に加工でき
ないことによる。
【0023】手順107は、投影曲線データg1(Z、
θ)と工具半径rtにより工具移動曲面t0(Z、θ)
を作成する操作である。この操作は下記のようにして行
う。図11は、X−Y平面内で角度θ方向にR軸をと
り、R−Z平面内の投影曲面データg1(Z、θ)を表
したものである。投影曲面データg1(Z、θ)上の点
に接するように半径rtの円筒工具を表す円を描くと、
半径rtの円の中心が描く曲線が工具移動曲面t0
(Z、θ)のR−Z平面における断面である。円筒工具
を表す円の中心座標(Zt、Rt)は、円と投影曲面デ
ータg1(Z、θ)の座標を(Z、R)とし、座標
(Z、R)における曲面データg1(Z、θ)のR−Z
平面内の接線の傾きをΨとすると、
【数8】
【数9】 で表される。ただし、Rは投影曲面データg1(Z、
θ)の定義により、
【数10】 と表される。このような座標(Z、R)から円筒工具中
心座標(Zt、Rt)への変換を、Z軸方向にdZ1間
隔で、θ方向にdθ1間隔で行った、円筒工具中心座標
(Zt、Rt)で表される曲面を工具移動曲面t0
(Z、θ)とする。図12は図中にZ軸座標のdZ1間
隔における投影曲線g1(Z、θ)の角度θにおけるR
−Z平面と、工具移動曲面と、円筒工具を表す半径rt
の円とを表したものである。白丸はdZ1間隔における
投影曲線g1(Z、θ)、黒丸は円筒工具を表す半径r
tの円の中心である。図13は工具移動曲面t0(Z、
θ)をワイヤーフレームで表したものである。
【0024】手順108は、工具移動曲面t0(Z、
θ)がθ方向にはdθ1間隔で定義されているが、図1
2の白丸のZ軸方向の間隔を見ればわかるようにZ軸方
向には等間隔で定義されていないのを、工具移動曲面t
0(Z、θ)をZ軸方向にdZ2間隔で計算したデータ
により再構築した工具移動曲面t1(Z、θ)を作成す
る手順である。間隔dZ2は工具移動曲面t0(Z、
θ)のZ軸方向の最大長さを整数で割った値とする。前
記の曲面の再構築には移動曲面t0(Z、θ)をR−Z
平面内でスプライン曲線で表し、スプライン曲線からZ
軸方向にdZ2間隔で移動曲面t1(Z、θ)のデータ
を算出する。図14は工具移動曲面t1(Z、θ)をワ
イヤーフレームで表したものである。
【0025】手順109は、工具移動曲面t1(Z、
θ)から工具経路データを作成する操作である。この操
作を図15により説明する。工具移動曲面t1(Z、
θ)のZ軸方向の分割数をN、θ方向の分割数をMとす
ると、図15に示したように工具移動曲面t1(Z、
θ)はZ軸方向には1番からN+1番まで、θ方向には
1番からM番までと番号を付けた直線の交点にデータが
ある。工具経路データはZ軸方向の移動量Zとθ方向の
角度θ及びt1(Z、θ)で構成されるもので、1番か
ら番号が付けられる。i番目の工具経路データZi、θ
i、t1iは、
【数11】
【数12】
【数13】 で表される。ここで、
【数14】 はiをMで割った余りを表す。よって、図15のように
M+1番目のθM+1は
【数15】 となる。また、工具経路データの最大番号はN+1番で
ある。
【0026】手順110は、手順109で作成したN+
1個の工具経路データを記憶手段4に記憶する操作であ
る。
【0027】以上のようなアルゴリズムは計算プログラ
ムとしてコンピュータ2に移植しておき、加工に先だっ
て第一の記憶手段1からデータを読み出して、計算を実
行して、工具経路データを求め、その結果は第二の記憶
手段4に蓄えておく、実際の切削、研削時には、第一の
記憶手段1は使用しない。以下において、実施例におけ
る切削(研削)の手順を説明する。
【0028】実施例における切削(研削)の手順を図1
6により説明する。以下の説明で使用する記号、dZ2
及びdθ1は前記した工具経路データの生成の説明で使
用したものと同じである。
【0029】手順200は、コンピュータ2にC軸速度
を入力する操作である。
【0030】手順201は、仕上削りでは全ての工具経
路データを番号順に読み出し、粗削りでは、Z軸方向及
び、θ方向に一定の番号間隔で、データを抜いて読み出
す方法を指定する操作である。
【0031】手順202は、コンピュータ2が工具経路
データを記憶手段4から読み出す操作である。
【0032】手順203は、C軸、Z軸、X軸を初期化
する操作である。この操作はこれらの各軸方向に回転及
び位置制御を行うための原点位置を決定する操作であ
る。C軸の回転角の基準線はX軸方向とする。また、Z
軸及びX軸の原点位置は図17(a)のTP0に示すよ
うに、手順204で取り付ける工作物11に円筒工具1
0が接触しない位置とする。
【0033】手順204は、工作物11を加工装置に取
り付ける操作である。なお、図17(a)に示すように
工作物11の両端にジグを取り付けることにより、円筒
工具10がチャック部分に干渉しないようにすることが
できる。このようにジグを取り付けた場合には、開始位
置のZ軸座標はTPZ0となる。
【0034】手順205は、加工を開始する操作であ
る。この操作は、コンピュータ2に開始する指令を与え
ることに相当する。
【0035】手順206は、電動機9を動かし円筒工具
10を、適切な切削または研削速度に回転させる操作で
ある。
【0036】手順207は、工具経路データの番号をn
で表したときにnを1とし、工具経路データのデータ数
をnmaxと定めるコンピュータ2の内部操作である。
【0037】手順208は、円筒工具10の位置を工具
経路データのn番目に指示される位置に移動させる操作
である。ここで説明のために工具経路データのn番目の
C軸、Z軸、X軸の座標をTPCn、TPZn、TPX
nとする。このように定義すると工具経路データのn番
目の各軸における座標値は、
【数16】
【数17】
【数18】 で表される。ここで、dθ2は読み出したデータ間隔に
対応するθ方向の回転角、dZ3は読み出したデータ間
隔に対応するZ軸方向変位量である。工具経路データの
1番目に移動する場合を図17(a)により説明する。
この場合には、円筒工具10は手順203で初期化した
位置にあり、この位置から工具経路データの1番目で指
定された位置に移動する。このときC軸の座標値に変化
がなくC軸は停止したままである。円筒工具10が工具
経路データの1番目に移動したときには、図17(a)
のA−A断面を描いた図17(b)の斜線で表された部
分が円筒工具10により工作物11から削り取られる。
次に、nが1より大きい場合の、工具経路データのn番
目に移動する場合を図18と図19により説明する。図
18のPTn−1は工具経路データのn−1番目の、P
Tnはn番目の円筒工具位置を、工具経路データがn−
1番目の時の工作物位置で表している。図18で表され
るようにPTn−1では円筒工具10が自由曲面体に接
触していることがわかる。n−1番目からn番目では、
円筒工具はZ軸方向にdZ3移動している。しかし、P
Tnでは円筒工具10は自由曲面体に接触していないよ
うに描かれているがこれは次のような理由による。図1
9(a)は図18のB−B断面を描いたものであり、円
筒工具10は自由曲面体と接触している。図18のC−
C断面を描いた図19(b)のようにn−1番目からn
番目に移る間に、自由曲面体がZ軸を中心にしてdθ2
だけ回転し、X軸方向の座標がTPXn−1からTPX
nに変化しているためである。
【0038】手順209は、nがnmaxに等しいとき
手順211に進み、等しくないとき手順210に進む操
作である。この操作は加工工程の終了を検出する働きを
する。
【0039】手順210は、nを1つ増やし、手順20
8に進む操作である。この操作は工具経路データの番号
を1つ増やす働きをする。以上のように手順208から
手順210の繰り返しにより加工を行う。
【0040】手順211は、円筒工具10の退避位置へ
の移動、円筒工具10の回転停止、工作物11の取り外
し等の操作である。この操作は、加工終了に伴う一連の
操作である。
【0041】以上の手順200から手順211の操作に
より工作物11は所望する自由曲面体に加工できる。な
お、ここでは1つの工作物を加工するものとして説明し
たが、2個目以上の工作物を加工する時は手順203か
ら手順211を繰り返すことになる。また、1つの加工
物について粗削りから仕上削りに移る場合には手順20
1において、データの読み出し間隔を最も密に変更する
指定を与え、202以下の手順に従えばよい。
【0042】
【発明の効果】本発明においては、自由曲面体の形状デ
ータから円筒工具の工具経路データを生成することによ
り、円筒工具による自由曲面体の切削加工及び研削加工
を可能ならしめている。この加工法により、バイトを用
いた非円形切削において生じる、切削速度とサーボ装置
応答速度の不適合問題の解決がはかられ、バイトの逃げ
角及びすくい角が物体形状と干渉したり、力学的不適合
を生じる問題が解決された。さらに本発明の装置を利用
して、軸にそう断面変化が一様でない物体、とくに工芸
家や工業デザイナなどの製品を模範とする型を加工す
る、手作業の多い分野にひろく機械切削、研削が適用で
きるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による自由曲面加工装置の構成
図。
【図2】軸に沿って一様でない断面の物体を加工する場
合の問題点説明図。
【図3】非円形断面物体を旋削する場合の問題点説明
図。
【図4】工具経路データを作成するための手順である。
【図5】形状データr0(Z、θ)をワイヤーフレーム
で表したものである。
【図6】形状データr1(Z、θ)をワイヤーフレーム
で表したものである。
【図7】形状データr1(Z、θ)から投影曲面データ
g0(Z、θ)を作成する必要性を説明したものであ
る。
【図8】投影曲面データg0(Z、θ)と形状データr
1(Z、θ)のX−Y断面を比較して表したものであ
る。
【図9】投影曲面データg0(Z、θ)をワイヤーフレ
ームで表したものである。
【図10】投影曲面データg1(Z、θ)をワイヤーフ
レームで表したものである。
【図11】R−Z平面内の投影曲面データg1(Z、
θ)を表したものである。
【図12】Z軸座標のdZ1間隔における投影曲線g1
(Z、θ)の角度θにおけるR−Z平面上に、該平面と
工具移動曲面の交線と、円筒工具を表す半径rtの円と
を表したものである。
【図13】工具移動曲面t0(Z、θ)をワイヤーフレ
ームで表したものである。
【図14】工具移動曲面t1(Z、θ)をワイヤーフレ
ームで表したものである。
【図15】工具移動曲面t1(Z、θ)から工具経路デ
ータを作成する方法の説明図である。
【図16】切削(研削)の手順である。
【図17】円筒工具を工具経路データの1番目に移動す
る手順の説明図である。
【図18】円筒工具をZ軸方向に工具経路データのn番
目に移動する手順の説明図である。
【図19】円筒工具をX軸方向に工具経路データのn番
目に移動する手順の説明図である。
【符号の説明】
1 第一の記憶手段 2 コンピュータ 3 インターフェイス 4 第二の記憶手段 5 サーボコントローラ 6 C軸サーボモータ 7 Z軸サーボモータ 8 X軸サーボモータ 9 工具駆動電動機 10 円筒工具 11 工作物 12 往復台 13 工具台 14 主軸 15 工具中心の移動軸 16 主軸ヘッド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工作物を回転させて、該回転の角度に同
    期させて、工作物回転軸に直交する断面を含む平面内で
    移動する円筒形の工具(以下において円筒工具と称す
    る)により、工作物を非円形に研削または切削する工作
    機械において、工作物の軸方向の所定間隔ごとの、軸と
    直行する断面の形状データを記憶する第一の記憶手段
    と、円筒工具の外形により形成される包絡面が工作物の
    外形となるように、記憶してある前記の直交断面の形状
    データを用いて、工具の軸方向位置及び工作物回転角に
    対応する円筒工具中心位置(以下において工具経路デー
    タと称する)を計算する計算プログラムと(このプログ
    ラムは後記コンピュータに内蔵して良い)、計算結果で
    ある工具経路データを記憶する第二の記憶手段と、第一
    の記憶手段への入力を行い、工具の寸法入力、工作物回
    転角指令、工具台及び工具台の工作物軸と平行方向への
    変位指令及び直交方向への変位指令の発生、入力値及び
    前記2種類のデータの読み出しを管制するコンピュータ
    と、工作物を支持する主軸ヘッドと、この主軸を回転駆
    動するサーボ装置と、工作物に直交する断面内に回転軸
    を有する工具を備えて工作物回転軸に直交する方向に移
    動できる工具台と、該工具台を駆動するサーボ装置と、
    該工具台を搭載して工作物軸と平行方向に移動できる往
    復台と、該往復台の位置制御を行うサーボ装置とを備
    え、加工に先立って前記第一の記憶手段のデータを前記
    計算プログラムにより、前記工具経路データを計算して
    前記第二の記憶手段に蓄えておき、加工時には前記コン
    ピュータにより、回転角指令信号、工作物軸方向位置指
    令信号を発生して、これらの指令信号に同期するよう
    に、前記第二記憶手段から工具経路データを読み出し
    て、前記工具台を駆動するサーボ装置により円筒工具位
    置を決定して、前記主軸のサーボ装置により回転する工
    作物を自由曲面に加工することを特徴とする自由曲面加
    工装置。
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