JPH075139Y2 - 手摺りの接続構造 - Google Patents

手摺りの接続構造

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JPH075139Y2
JPH075139Y2 JP1990041573U JP4157390U JPH075139Y2 JP H075139 Y2 JPH075139 Y2 JP H075139Y2 JP 1990041573 U JP1990041573 U JP 1990041573U JP 4157390 U JP4157390 U JP 4157390U JP H075139 Y2 JPH075139 Y2 JP H075139Y2
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JP
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handrail
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JPH041937U (ja
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章裕 岡本
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Bunka Shutter Co Ltd
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Bunka Shutter Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、主として階段、バルコニーなどに使用する手
摺りの設置に際して、手摺り部材相互のための接続構造
に関するものである。
(従来の技術) 階段やバルコニーなどに手摺りを設ける場合、出来るだ
け、現場での作業を簡素化してコストダウンを図るた
め、プレハブ化が進んでいるが、現場の条件で手摺りの
曲げられる個所、曲げられる方向などに括一性がない場
合がある。この時には手摺り部材を切断して、切断面相
互を突き合わせて接続することが考えられるが、最近で
は防錆および耐候性などのためアルミニウム材料が広く
使用されるようになっており、現場で突き合わせ熔接す
るような接続手段を講じることができない。
(考案が解決しようとする課題) そこで、各手摺り部材の切断端に接合体を嵌挿し、両手
摺り部材の切断端を突き合わせるようにして接続するこ
とも考えられているが、この場合には、接続個所が角張
り、外観上のなめらかな連続性が損なわれ、意匠的に好
ましくない。
(考案の目的) 本考案は上記事情にもどづいてなされたもので、手摺り
が曲げられる個所において、手摺りが滑らかな湾曲を介
して曲げられ、外観を損なうことなく、しかも、画一性
にない曲げに対応できる現場合わせの簡単な手摺り接続
構造を提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) このため、本考案に係る手摺りの接続構造では、図示の
実施例でも明らかにしているように、筒状の手摺り部材
(2,2′,2″)の端部を、接合部材(3)を介して互い
に接合するようにしている。この接合部材(3)は、上
記手摺り部材と同じ断面形状で所定の曲率半径で湾曲さ
れた接続手摺り部材(7)と、該接続手摺り部材(7)
と上記手摺り部材(2,2′,2″)とを接続させる短寸の
接合体(8,8′)と、具備している。手摺り部材(2,
2′,2″)と接続手摺り部材(7)の外底面には長手方
向に連続する形状の溝条(21,71)が形成されている。
上記接合体(8,8′)は、手摺り部材(2,2′,2″)及び
接続手摺り部材(7)と同じ外形の中央部(8a)と、該
中央部の両側に突出され対向する手摺り部材及び接続手
摺り部材の内孔に嵌挿される円弧状の接続部(8b,8
b′)と、該中央部の底部の両側に突出され対向する上
記溝条(21,71)内に嵌挿される取付け部(8c,8c′)と
を具備している。
(作用) したがって、予め工場等で所定の曲率半径で湾曲された
接続手摺り部材7を用意し、この接続手摺り部材7を現
場合わせで切断し、手摺り部材2,2′,2″と接続手摺り
部材7との間に接合体8,8′を介設させて接続される。
この時、接合体8,8′の接続部8b,8b′と取付け部8c,8
c′を、対向する手摺り部材2,2′,2″と接続手摺り部材
7の内孔と溝条21,71内に嵌挿させ、実施例では止め螺
子9により結合する。このようにして、曲げ個所の手摺
り部分として、滑らかな曲がりを介して両手摺り部材2,
2′,2″の接合が簡単に行なえ、外観上も優美であり、
現場作業も容易である。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して具体的に説明
する。図において、符号1は手摺り部材2,2′,2″を各
接続個所a,bで互いに接合部材3を介して接続した手摺
り構造であって、上記手摺り部材2,2′,2″には途中に
縦棧4が所定ピッチで取付けられており、また、支柱5
で上記手摺り部材2,2′,2″は支えられている。なお、
図中、符号6は下框である。
上記接続個所a,bでは、手摺り部材2,2′,2″は互いに接
合部材3を介して接続されるために、その長手方向に対
して直交する面で切断されている。上記手摺り部材2,
2′,2″はその下側になる部分に縦棧4などを受け入れ
る溝条21を具備している。これに対して、上記接合部材
3は、上記手摺り部材2,2′,2″と同じ断面形状の接続
手摺り部材7と、該接続手摺り部材7と手摺り部材2,
2′,2″とを接続するための接合体8,8′とより構成され
ている。そして、この実施例では、上記接続手摺り部材
7は、第2図に示されているように、溝条を通る垂直面
に関して所定の曲率半径Rで湾曲されている接続手摺り
部材7aと、第3図に示されているように、水平面に関し
て所定の曲率半径Rで湾曲されている接続手摺り部材7b
との二種類が用意されている。これら接続手摺り部材7
a,7bにも上記手摺り部材2,2′,2″の溝条21と同じ溝条7
1が設けられている。
上記接合体8,8′は、上記手摺り部材2,2′,2″および接
続手摺り部材7と同じ外径の中央部8aと、上記手摺り部
材2,2′,2″の端部に嵌合する円弧状の接続部8b,8b′
と、溝条21,71にそれぞれ嵌挿される取付け部8c,8c′と
を具備しており、該取付け部8c,8c′には溝条21,71の底
面に突き当たるように、止め螺子9が螺装してある。
このような構成では、例えば接続個所aの場合、接続手
摺り部材7aが選択されて使用される。ここでは、水平か
ら、例えば40度下向きになるような湾曲した接続が必要
であるから、接続手摺り部材7aは両端面の角度が40度に
なるように現場合わせで(勿論、この角度が規格化され
ていれば、予め工場で)切断される。そして、上記接合
体8を各手摺り部材2,2′および接続手摺り部材7aに嵌
合して、第5図のような滑らかな曲がりで結ばれるよう
に構成するのである。
接続個所bの場合、接続手摺り部材7bが選択されて使用
される。ここでは、水平面上で90度の方向転換を行なう
のであるから、接続手摺り部材7bは両端面の角度が90度
になるように切断される。そして、上記接合体8を各手
摺り部材2′,2″および接続手摺り部材7bに嵌合して、
第6図のような滑らかな曲がりで結ぶのである。
そして、いずれの接続個所a,bにおいても、止め螺子9
をしめつけることで、接合部材3は両側の手摺り部材2,
2′および2′,2″に対して固定できる。
なお、この実施例では、接続手摺り部材7としては、2
種類を示したが、接続手摺り部材7aとは逆の方向に湾曲
された接続手摺り部材も用意して置くとよい。これは水
平から上昇方向へ曲がる時の手摺り部材の接続個所にお
いて有用である。
(考案の効果) 本考案は以上詳述したようになり、筒状の手摺り部材
(2,2′,2″)と工場等で予め所定の曲率半径に湾曲加
工した筒状の接続手摺り部材(7)とを短寸の接合体
(8,8′)を介して接続させるようにした接続構造にお
いて、上記手摺り部材と接続手摺り部材の外底面に長手
方向に連続する形状の溝条(21,71)を形成すると共
に、上記接合体(8,8′)は、手摺り部材及び接続手摺
り部材と同じ外形の中央部(8a)と該中央部の両側に突
出して対向する手摺り部材及び接続手摺り部材の内孔に
嵌挿される円弧状の接続部(8b,8b′)と該中央部の底
部の両側に突出して対向する上記溝条(21,71)内に嵌
挿される取付け部(8c,8c′)とを具備する形状とした
ので、接続状態において手摺り部材、接続手摺り部材及
び接合体の中央部が同一外径で連続し美観及び安全性の
点で優れており、また、接続部に隣接する手摺り部材及
び接続手摺り部材の端部が湾曲している場合でも接合体
を湾曲加工させることなく容易に接合できる。さらに、
上記溝条(21,71)と取付け部(8c,8c′)の嵌挿により
円周方向の接続位置が定まることから、接続部における
湾曲部の方向を誤って接続させるという危険がなく、ま
た、結合螺子等が脱落したり損傷した場合でも接続部を
構成する接合体が回転して馬鹿になるといった不具合が
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す全体の斜視図、第2図
(a),(b)および第3図(a),(b)は接続手摺
り部材のそれぞれ別パターンを示す正面図および平面
図、第4図は接合体の斜視図、第5図および第6図は接
続個所a,bにおける接続状況を示す分解斜視図である。 1……手摺り構造、2,2′,2″……手摺り部材、3……
接合部材、4……縦棧、5……支柱、6……下框、7…
…接続手摺り部材、8,8′……接合体、7a,7b……接続手
摺り部材、8a……中央部、8b,8b′……接続部、8c,8c′
……取付け部材、9……止め螺子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状の手摺り部材(2,2′,2″)の端部
    を、接合部材(3)を介して互いに接合するようにした
    手摺りの接続構造において、上記接合部材(3)は、上
    記手摺り部材と同じ断面形状で所定の曲率半径で湾曲さ
    れた接続手摺り部材(7)と、該接続手摺り部材(7)
    と上記手摺り部材(2,2′,2″)とを接続させる短寸の
    接合体(8,8′)と、を具備し、手摺り部材(2,2′,
    2″)と接続手摺り部材(7)の外底面には長手方向に
    連続する形状の溝条(21,71)が形成され、接合体(8,
    8′)は、手摺り部材(2,2′,2″)及び接続手摺り部材
    (7)と同じ外形の中央部(8a)と、該中央部の両側に
    突出され対向する手摺り部材及び接続手摺り部材の内孔
    に嵌挿される円弧状の接続部(8b,8b′)と、該中央部
    の底部の両側に突出され対向する上記溝条(21,71)内
    に嵌挿される取付け部(8c,8c′)とを具備することを
    特徴とする手摺りの接続構造。
JP1990041573U 1990-04-20 1990-04-20 手摺りの接続構造 Expired - Lifetime JPH075139Y2 (ja)

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JPH041937U JPH041937U (ja) 1992-01-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6014032U (ja) * 1983-07-08 1985-01-30 東和集成材工業株式会社 手摺材
JPS60164488U (ja) * 1984-04-11 1985-10-31 日立造船株式会社 ハンドレ−ルの凍結防止装置

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JPH041937U (ja) 1992-01-09

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