JPH075131A - 液晶パネルの剛性評価方法 - Google Patents

液晶パネルの剛性評価方法

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JPH075131A
JPH075131A JP14763293A JP14763293A JPH075131A JP H075131 A JPH075131 A JP H075131A JP 14763293 A JP14763293 A JP 14763293A JP 14763293 A JP14763293 A JP 14763293A JP H075131 A JPH075131 A JP H075131A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】液晶物性に関する物理モデルを構築して低温発
泡に対する評価を行うことにより、液晶パネルの剛性を
簡単な方法で的確に評価し得る液晶パネルの剛性評価方
法を提供する。 【構成】液晶パネルを一定の条件の下にモデル化し、こ
のモデル化した液晶パネルの基板の寸法、板厚、材料物
性、スペーサの平均粒子径、粒径分布関数、及び空間分
布を各入力条件とし、液晶パネルの差圧を変数条件とし
て液晶パネルの容積変化を計算する一方、液晶を非圧縮
性流体と仮定してその熱膨張率より液晶の体積変化を計
算し、これらの計算結果による液晶パネルの容積変化と
液晶の体積変化との比較を行い、各液晶パネルの液晶の
収縮量Δv1,Δv2,Δv3が各液晶パネルの容積の
最大可変量ΔV11,ΔV12,ΔV13を超えること
により発生する低温発泡の有無によって液晶パネルの剛
性を評価する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶パネル(LCDパ
ネル)における液晶パネルの剛性を評価する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近時、薄型化、低消費電力化が可能な液
晶パネルを用いた表示装置が数多く提案されており、液
晶テレビ等も普及しつつある。
【0003】このような液晶パネルの製造方法は従来よ
り種々提案されているが、一般的には図3に示すよう
に、2枚のガラス又はプラスチック基板1,1を一定間
隔を存して対向配置し、これら基板1,1の周縁全体を
シール材2によって固着することにより液晶セルを作成
する。このとき、液晶セルの内部全体に粒状のスペーサ
3を分散配置して、基板1,1の間隔が一定となるよう
に保持する。
【0004】この後、この液晶セルの内部に液晶(図示
省略)を注入する。液晶が注入された液晶セルは、通常
太鼓状に外に膨れる(又は、外に膨れるように前もって
スペーサ3の粒径が選定される)。そのため、次の工程
において、液晶セルをプレスして余分な液晶を搾り出
し、このプレスした状態で液晶の注入口を光硬化性樹脂
で封止することにより液晶パネルを作成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような液晶パネル
を例えば駅等の案内板として使用する場合、その画像品
質はあまり問題とならないが、液晶テレビとして使用す
る場合には、従来のCRT画面に劣らないだけの画像品
質が要求される。
【0006】そのため、特に液晶テレビ等として使用さ
れる液晶パネルでは、色ぬけの発生防止は、液晶パネル
製造上の重要な解決課題の一つとなっている。
【0007】色ぬけは、パネル温度の変化により、液晶
の収縮量が液晶パネルの容積の最大可変量を超えること
により発生する。
【0008】つまり、液晶の体積は状態方程式に従って
変化し、温度が変化するとこの温度変化に従って体積は
膨張、収縮する。この液晶の体積変化に液晶パネルの容
積変化(主に基板1の撓みによる変化)が追随できる場
合は問題ないのであるが、基板1の剛性が高いために液
晶パネルの容積変化が液晶の体積変化に追随できない場
合に低温発泡が発生し、この発泡部分が色ぬけとして現
れることになる。
【0009】このような低温発泡による色ぬけの発生を
防止するためには、液晶の物性(液晶の温度変化による
体積変化)を考慮する必要があり、これを考慮した計算
方法を確立できれば、色ぬけの発生を確実に防止し得る
液晶パネルの剛性を評価することが可能となる。
【0010】本発明はかかる実情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、液晶物性に関する物理モデルを構築し
て低温発泡に対する評価を行うことにより、液晶パネル
の剛性を簡単な方法で的確に評価し得る液晶パネルの剛
性評価方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係わる液晶パネルの剛性評価方法は、対向
させて配置した2枚の基板の周縁全体をシール材によっ
て固着して液晶セルを作成し、この液晶セルの内部全体
に粒状のスペーサを分散配置するとともに、この液晶セ
ルの内部に液晶を注入した構造の液晶パネルにおいて、
前記基板を薄板理論により変形する板とし、前記スペー
サをヘルツの接触理論に従う非線形バネとし、前記シー
ル材を不変形材料とし、前記液晶を前記液晶セル内に一
定の圧力を与えるものとしてそれぞれ取り扱い、かつ液
晶パネル内のスペーサの分布密度を均一として前記液晶
パネルをモデル化し、このモデル化された液晶パネルの
基板の寸法、板厚、材料物性、スペーサの平均粒子径、
粒径分布関数、及び空間分布を各入力条件とし、液晶パ
ネルの差圧を変数条件として液晶パネルの容積変化を計
算する一方、前記液晶を非圧縮性流体と仮定してその熱
膨張率より液晶の体積変化を計算し、これらの計算結果
による液晶パネルの容積変化と液晶の体積変化との比較
を行い、液晶の収縮量が液晶パネルの容積の最大可変量
を超えることにより発生する低温発泡の有無によって液
晶パネルの剛性を評価するものである。
【0012】
【作用】液晶パネルの構造は、図3に示したものと同様
であるので、以下においては、同符号を付して説明を行
うものとする。
【0013】本発明では、基板1を薄板理論により変形
する板とし、スペーサ3をヘルツの接触理論に従う非線
形バネとし、シール材2を不変形材料とし、液晶を液晶
セル内に一定の圧力を与えるものとしてそれぞれ取り扱
い、かつ液晶パネル内のスペーサの分布密度を均一とし
て液晶パネルを単純化(モデル化)する。そして、この
モデル化された液晶パネルの基板の寸法、板厚、材料物
性、スペーサの平均粒子径、粒径分布関数、及び空間分
布を各入力条件とし、液晶パネルの差圧を変数条件とし
て、まず液晶パネルの容積変化を計算する。
【0014】この容積変化の計算は、以下のようにして
行う。
【0015】まず、このようにモデル化した液晶パネル
を複数のセグメントに分割し、この分割によるセグメン
ト数を変数条件として、各セグメントの代表点のギャッ
プをそのセグメントのギャップとして計算する。
【0016】すなわち、基板1を周辺単純支持の長方形
板とした場合、この単純支持長方形板のGreen関数
は、次式で与えられる。
【0017】
【数1】
【0018】ただし、Mは基板の曲げ剛性である。この
式は、η≧yの場合のものである。η<yの場合には、
式の右辺のηとyを入れ換える。
【0019】この式より、任意の荷重に対する基板1の
変位を求めることができる。
【0020】また、個々のスペーサ3は、ヘルツ(He
rtz)の理論に従うので、図4に示すように、幾何学
的干渉量sと作用する力fとの関係は、次式で表され
る。
【0021】
【数2】
【0022】ただし、kはバネ定数、xはスペーサ直
径、Em はスペーサのヤング率、νmはスペーサのポア
ソン比、Eg は基板のヤング率、νg は基板のポアソン
比である。また、pは1.5(理論的な数値)である。
【0023】上式より、個々のスペーサ3と基板1との
相互作用を考えて、解くべき式を導出するのであるが、
ここでは、以下のようにしてスペーサ3の集合と基板1
との相互作用を考える。これは、計算時間の短縮を図る
ためである。
【0024】すなわち、基板1を図5のように複数のセ
グメント11,11・・・に分割する。図では、長方形
状に分割しているが、縦方向の分割数を固定として、横
方向の分割数を変更することにより、その形状は変化す
ることになる。すなわち、横方向の分割数を増加させる
ことにより、ある分割数ではセグメント11が正方形状
になり、さらに分割数を増加させることにより、今度は
縦長の長方形状となる。ここで、i番目のセグメント1
1iの代表点(ここでは中央の点とする)での基板の変
位をui とし、i番目のセグメント11iの変位をこの
i で代表させることにする。すなわち、セグメント1
1i内では、変位は均一でui であるとする。
【0025】また、セグメント11iにはNi個のスペ
ーサがあり、またスペーサ径xは図6に示す分布関数ω
(x)に従って分布していると仮定すると、i番目のセ
グメント11iからの反力Fi は、そのセグメントでの
基板間の距離をhi (図7参照)とすると、次式で表さ
れる。
【0026】
【数3】
【0027】ただし、θ(x−hi )はステップ関数で
あって、カッコ内が正のときは1、カッコ内が負のとき
は0となる関数である。
【0028】また、hi とui との関係は、図8より次
式の関係となる。
【数4】hi =d+2ui 従って、Fi とui との関係は、次式で表される。
【0029】
【数5】
【0030】一方、基板1には、スペーサ3からの反力
以外に、大気圧と液晶内圧(面圧)との差圧pが作用す
る。
【0031】すなわち、差圧pによるi番目のセグメン
ト11iの代表点(xi 、yi )での変位をu1i とす
ると、u1i は次式で表される。
【0032】
【数6】
【0033】上記各式より、各セグメントの代表点にお
ける変位を表す式は次式となり、これが解くべき式であ
る。すなわち、
【0034】
【数7】
【0035】ただし、1≦i,j≦n、n:総セグメン
ト数である。
【0036】上式より、解くべき方程式は変位ui に関
する非線形連立方程式であるので、Newton法等の
数値解析法で解くことができる。
【0037】ただし、境界条件を満足させるため、シー
ル部に対応するセグメントの変位は0(既知)とし、そ
のセグメントに作用する荷重を未知数として、全体の連
立方程式を解く必要がある。これにより、基板の変位が
決まり、シール部周辺のギャップ(d)は一定であるか
ら、d+2ui のギャップも決まることになる。つま
り、液晶パネルの容積変化が計算できる。
【0038】次に、液晶を非圧縮性流体と仮定してその
熱膨張率より液晶の体積変化を計算する。
【0039】この体積変化の計算は、以下のようにして
行う。
【0040】液晶の各成分は、熱力学的状態方程式(圧
力−体積−温度の関係式)に基づいて体積変化するが、
本発明では液晶を非圧縮性流体として取り扱う。これに
より、液晶の体積は圧力に依存せず、温度のみの関数と
して扱える。
【0041】ここで、液晶パネルの製造方法は従来の技
術で説明したものと同様である。
【0042】つまり、液晶の注入口を光硬化性樹脂で封
止した後、プレスを除いた状態では、液晶を非圧縮性流
体として取り扱うことから、液晶圧力は大気圧(1気
圧)から(1−プレス圧力)気圧まで減圧される。この
とき、液晶体積は状態方程式に従って変化する。つま
り、温度が変化すると、状態方程式に従ってその体積が
膨張、収縮する。
【0043】ここで、プレスを除去した状態での液晶圧
力をp0(=大気圧−プレス圧力)、体積をv0、温度
をT0とし、液晶の熱膨張係数をαとすると、液晶は非
圧縮性流体であるから、温度Tにおける液晶体積vT
は、圧力に依存せず次式で与えられる。
【数8】vT=v0×〔1+α(T−T0)〕 液晶が液体のままであれば、液晶パネルの容積は液晶圧
力=0での値以下にはならない。そのため、ある温度で
の液晶体積が、液晶圧力=0でのパネル容積以下になれ
ば、必ず発泡が起こることになる。
【0044】
【実施例】以下、本発明に係わる液晶パネルの剛性評価
方法について、具体例を挙げて説明を行う。
【0045】本実施例では、液晶パネルのスペーサ3の
空間分布は均一なものとして扱う。そして、以下の入力
データを計算条件とする。
【0046】基板寸法=102mm×62mm、基板板厚=
0.7mm、基板のヤング率Eg =7300kgf/mm2 、基
板のポアソン比νg =0.21、スペーサのヤング率E
m =480kgf/mm2 、スペーサのポアソン比νm =0.
38、スペーサ粒径分布は正規分布、スペーサ平均粒子
径x=6.0μm、スペーサ粒子径標準偏差σ=xの4
%、スペーサの散布密度=100、200、300個/
mm2 、シール部ギャップ=6μm、シール部幅=1mm これらの入力条件で上記した数1から数6までの各式を
順次計算して、各スペーサの散布密度における液晶パネ
ルの容積を求める。
【0047】このようにして求めた液晶パネルの容積と
パネル内圧との関係をグラフ表示したのが図1及び図2
である。図1及び図2において、符号21がスペーサ散
布密度100個/mm2 の場合の液晶パネルの容積とパネ
ル内圧との関係をグラフ、符号22がスペーサ散布密度
200個/mm2 の場合の液晶パネルの容積とパネル内圧
との関係をグラフ、符号23がスペーサ散布密度300
個/mm2 の場合の液晶パネルの容積とパネル内圧との関
係をグラフである。
【0048】図2より、スペーサ散布密度100個/mm
2 の液晶パネルのパネル内圧=0のときの容積は符号2
1により示すグラフより34.021mm3 、スペーサ散
布密度200個/mm2 の液晶パネルのパネル内圧=0の
ときの容積は符号22により示すグラフより35.04
3mm3 、スペーサ散布密度300個/mm2 の液晶パネル
のパネル内圧=0のときの容積は符号23により示すグ
ラフより35.528mm3 となっている。
【0049】ここで、パネル封止時のプレス圧力(=差
圧)を0.3気圧(従って、このときのパネル内圧は
0.7気圧)とし、そのときの温度を20℃とする。ま
た、液晶の熱膨張率αを8×10-4 deg-1とする。この
とき、図2より、スペーサ散布密度100個/mm2 の液
晶パネルのパネル内圧=0.7のときの容積v1は3
5.625mm3 、スペーサ散布密度200個/mm2 の液
晶パネルのパネル内圧=0.7のときの容積v2は3
6.319mm3 、スペーサ散布密度300個/mm2 の液
晶パネルのパネル内圧=0.7のときの容積v3は3
6.661mm3 となっている。
【0050】この条件で液晶パネルの温度が20℃から
−20℃に下がったとき、液晶は収縮し、3種類の液晶
パネルはそれぞれ次の量だけ収縮する。
【0051】スペーサ散布密度100個/mm2 の液晶パ
ネルの収縮量Δv1は、
【数9】 Δv1=v1×α×40=35.652×α×40=1.141 スペーサ散布密度200個/mm2 の液晶パネルの収縮量
Δv2は、
【数10】 Δv2=v2×α×40=36.319×α×40=1.162 スペーサ散布密度300個/mm2 の液晶パネルの収縮量
Δv3は、
【数11】 Δv3=v3×α×40=36.661×α×40=1.173 また、図2より、スペーサ散布密度100個/mm2 の液
晶パネルの容積の最大可変量Δv11は1.631m
m3 、スペーサ散布密度200個/mm2 の液晶パネルの
容積の最大可変量Δv12は1.276mm3 、スペーサ
散布密度300個/mm2 の液晶パネルの容積の最大可変
量Δv13は1.133mm3 となる。 そこで、各液晶
パネルの収縮量とパネル容量の最大可変量とを比較する
と、スペーサ散布密度300個/mm2 の液晶パネルにお
いて、収縮量(1.173)>パネル容量の最大可変量
(1.133)となり、このスペーサ散布密度300個
/mm2の液晶パネルにおいて低温発泡が発生することが
分かる。
【0052】つまり、この液晶パネルの剛性は高すぎる
と評価できるものである。
【0053】
【発明の効果】本発明に係わる液晶パネルの剛性評価方
法は、モデル化された液晶パネルの基板の寸法、板厚、
材料物性、スペーサの平均粒子径、粒径分布関数、及び
空間分布を各入力条件とし、液晶パネルの差圧を変数条
件として液晶パネルの容積変化を計算する一方、液晶を
非圧縮性流体と仮定してその熱膨張率より液晶の体積変
化を計算し、これらの計算結果による液晶パネルの容積
変化と液晶の体積変化との比較を行い、液晶の収縮量が
液晶パネルの容積の最大可変量を超えることにより発生
する低温発泡の有無によって液晶パネルの剛性を評価す
るように構成したので、液晶の物性を考慮したより的確
な剛性の評価が可能になるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる液晶パネルの剛性評価方法によ
る計算結果を示すグラフである。
【図2】本発明に係わる液晶パネルの剛性評価方法によ
る計算結果を示すグラフである。
【図3】液晶パネルの構造を示す斜視図及び断面図であ
る。
【図4】Hertzの理論における幾何学的干渉量と荷
重との関係を示す図である。
【図5】基板の分割例を示す図である。
【図6】スペーサの粒子径分布関数の一例を示す図であ
る。
【図7】各セグメントでのhi とFi との関係を示す図
である。
【図8】i番目のセグメントの代表点でのhi とui
の関係を示す図である。
【符号の説明】
1 基板 2 シール材 3 スペーサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向させて配置した2枚の基板の周縁全
    体をシール材によって固着して液晶セルを作成し、この
    液晶セルの内部全体に粒状のスペーサを分散配置すると
    ともに、この液晶セルの内部に液晶を注入した構造の液
    晶パネルにおいて、 前記基板を薄板理論により変形する板とし、前記スペー
    サをヘルツの接触理論に従う非線形バネとし、前記シー
    ル材を不変形材料とし、前記液晶を前記液晶セル内に一
    定の圧力を与えるものとしてそれぞれ取り扱い、かつ液
    晶パネル内のスペーサの分布密度を均一として前記液晶
    パネルをモデル化し、 このモデル化された液晶パネルの基板の寸法、板厚、材
    料物性、スペーサの平均粒子径、粒径分布関数、及び空
    間分布を各入力条件とし、液晶パネルの差圧を変数条件
    として液晶パネルの容積変化を計算する一方、前記液晶
    を非圧縮性流体と仮定してその熱膨張率より液晶の体積
    変化を計算し、これらの計算結果による液晶パネルの容
    積変化と液晶の体積変化との比較を行い、液晶の収縮量
    が液晶パネルの容積の最大可変量を超えることにより発
    生する低温発泡の有無によって液晶パネルの剛性を評価
    することを特徴とする液晶パネルの剛性評価方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005326887A (ja) * 2005-08-05 2005-11-24 Toshiba Corp 液晶表示素子
CN109814287A (zh) * 2019-01-30 2019-05-28 深圳市华星光电半导体显示技术有限公司 显示面板的检测方法及装置、控制器、存储介质

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