JPH0751188B2 - 布団類の再生装置 - Google Patents

布団類の再生装置

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JPH0751188B2
JPH0751188B2 JP1044184A JP4418489A JPH0751188B2 JP H0751188 B2 JPH0751188 B2 JP H0751188B2 JP 1044184 A JP1044184 A JP 1044184A JP 4418489 A JP4418489 A JP 4418489A JP H0751188 B2 JPH0751188 B2 JP H0751188B2
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勉 土屋
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、布団、毛布等の布団類を殺菌し、汚れ除去
し、乾燥し、再生する布団類の再生装置に関するもので
ある。
(従来の技術) 実開昭62−184889号公報に示されるように、従来の布団
再生装置は、蒸気を噴出する蒸気噴出箱と、熱風を噴出
する乾燥箱とが、ほぼ平行に隣接して設けられ、そうし
て、蒸気噴出箱側に張出して設けられた支持枠上から、
乾燥箱側に張出して設けられた支持枠上にわたって、布
団を移動させることにより、前記蒸気によって布団の内
部にいる細菌、だに等を殺菌するとともに汚れを除去
し、前記熱風によって布団を乾燥させるようにしてい
る。
(発明が解決しようとする課題) この従来の再生装置は、布団の取扱を全て人の手によっ
て行うものであり、一側の支持枠から他側の支持枠まで
時間をかけて連続的に作業者が布団を移動させる作業が
あるので、作業者にかかる負担が大きい。また、この従
来の再生装置は、前記のように殺菌(汚れ除去)および
乾燥の機能は有するが、布団を叩く機能は無いので、布
団を叩くことによりふかふかな状態に復元する機能は望
めない。
本発明は、布団類の殺菌(汚れ除去)および乾燥の各処
理を人手をわずらわせることなく行えるとともに、殺菌
(汚れ除去)工程から乾燥工程への移行を容易に行うこ
とができ、また、熱風による乾燥時に布団に叩き動作を
与え十分な復元作用を発揮できる再生装置を提供するこ
とを目的とするものである。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 請求項1記載の発明は、布団類の殺菌、乾燥および復元
を行う布団類の再生装置であって、布団類投入部13を周
面に有する密閉された乾燥部本体12と、この乾燥部本体
12の内部に回転自在に設けられ乾燥に必要な熱風の供給
を受けながら布団類Aに復元に必要な運動を与える通気
性を有する回転体21と、前記乾燥部本体12の上側であっ
て比較的後方から、乾燥部本体12の比較的前側に設けら
れた布団類投入部13にわたって移動自在に設けられ、布
団類aを載支するとともにその布団類載支面側に殺菌用
の高圧の蒸気を噴出するスチームボード42とを具備する
構成の布団類の再生装置である。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、
乾燥部本体12、回転体21およびスチームボード42が、布
団類投入部13を正面に見て左右方向へ長尺に設けられ、
布団類投入部13が乾燥部本体12の周面にて乾燥部本体12
のほぼ全長にわたり長尺に設けられた布団類の再生装置
である。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、
チームボード42の上側に悪臭成分等の汚れを含む蒸気を
回収するための集気フード62が配設され、この集気フー
ド62に少くとも前記汚れを含む蒸気を液化して回収する
脱臭処理器64が接続された布団類の再生装置である。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、
スチームボード42に対して少くとも蒸気発生時に下降さ
れる集気フード62が上下動自在に設けられた布団類の再
生装置である。
(作用) 請求項1記載の発明は、スチームボード42の上に布団類
aを置いて、布団類載支面から蒸気を噴出することによ
り、その蒸気が有する高熱により布団類aが殺菌処理さ
れるとともに、蒸気が有する運動エネルギにより汚れが
分離除去され、この殺菌(汚れ除去)処理が終了した
後、布団類を乾燥部本体12の布団類投入部13から回転体
21の内部に入れ、この回転体21内に熱風を送込みながら
回転体21を回動することにより、熱風により布団類Aを
乾燥するともに、その布団類Aは、回転体21とともに上
昇しては自重で落ちる動作を繰返し、その都度、回転体
21の底部に叩付けられるので、布団を打つ作用によっ
て、この布団類Aはふかふかな状態に復元される。
スチームボード42上の布団類aの殺菌(汚れ除去)処理
が終了したら、そのスチームボード42を手前に引寄せ、
スチームボード42を乾燥部本体12の布団類投入部13の上
側に移動し、スチームボード42の手前端から回転体21の
内部に布団類を落とすようにして投入する。
請求項2記載の発明は、長尺に設けられたスチームボー
ド42上の布団類aを、折畳むことなく伸展状態のまま長
手方向と直交する方向へずらして、長尺に設けられた乾
燥部本体12の布団類投入部13より、長尺に設けられた回
転体21の内部に投入する。
請求項3記載の発明は、布団類aから発生した悪臭成分
等の汚れを含む蒸気を集気フード62によって収集し、さ
らに脱臭処理器64により悪臭成分等の汚れを含む蒸気を
液化して回収する。
請求項4記載の発明は、スチームボード42に対して布団
類aを着脱する場合は、邪魔になる集気フード62を上げ
ておき、また、スチームボード42から蒸気を噴出する場
合は、このスチームボード42の周囲まで集気フード62を
下ろし、集気フード62の外側への蒸気漏れを防ぐ。
(実施例) 以下、本発明を、第1図、第2図および第3図に示され
る第1実施例、第4図に示される第2実施例、第5図お
よび第6図に示される第3実施例、そして第7図に示さ
れるタイムチャートを参照して詳細に説明する。
第1図、第2図および第3図は本発明の第1実施例を示
し、第1図に示されるように、両側の本体側板11の間に
円筒形に形成された乾燥部本体としての外胴12が設けら
れている。この外胴12の上部であって比較的前側には布
団類投入部13が設けられている。この布団類投入部13で
は、布団類投入口14に、外胴12とともに円筒の一部を構
成する外ドア15が開閉自在に設けられ、この外ドア15の
下部に設けられた取手16を把持して外ドア15を閉じるこ
とにより外胴12が密閉される。前記外胴12の内部に回転
体としての回転ドラム21が回転自在に設けられている。
この回転ドラム21は、第2図に示されるように両側のシ
ャフト22によって両側の本体側板11に回転自在に支持さ
れ、さらに、底部に設置されたモータ23によってベルト
伝動機構24を介し回転駆動される。また、第1図に示さ
れるように、この回転ドラム21の一部にも前記外胴12と
同様に布団類投入口25が開口されており、この布団類投
入口25にも内ドア26が設けられており、この内ドア26に
も開閉用の取手27が設けられている。そして、この内ド
ア26を含めて回転ドラム21の全周には多数の通気孔28が
穿設されている。
また、この回転ドラム21の内側には、全周を3等分する
間隔位置に凸部29が一体に設けられている。この凸部29
は、回転ドラム21の回転時に布団類Aを押し上げるよう
にして一体的に上方へ移動させ、そして、布団類Aをふ
かふかな状態に復元する場合に必要な落下運動(叩き運
動)を与える働きがある。
前記外胴12の後部には熱風発生器31が設けられている。
この熱風発生器31は、スチームヒータ32とフィン33とに
よって形成されている。さらに、外胴12の下部には熱風
吸引口34が設けられ、この熱風吸引口34にストレーナ35
を介し熱風ダクト36が接続され、この熱風ダクト36中に
熱風吸引ファン37が設けられている。ストレーナ35はド
ア38を開けて取出すことができる。
そうして、この熱風吸引ファン37の吸込み作用によっ
て、前記熱風発生器31で発生した熱風が、回転ドラム21
の通気孔28を経て回転ドラム21内に吸込まれ、さらにこ
の回転ドラム21から前記熱風吸引口34、ストレーナ35、
熱風ダクト36を順次経て外部に排気される。
次に、第1図に示されるように、乾燥部本体としての外
胴12の上側であって比較的後方から、外胴12の比較的前
側に設けられた布団類投入部13にわたって、移動板41が
移動自在に配設され、この移動板41の上側に前記布団類
投入部13に対するスチームボード42が設けられている。
このスチームボード42は、布団より一回り大きいサイズ
に形成され、その上面が布団類載支面43として機能し、
この布団類載支面43には多数の蒸気噴出孔44が穿設さ
れ、さらに、この蒸気噴出孔44は図示されない布製カバ
ーによって覆われている。このように構成されたスチー
ムボード42の上面に布団類aが開かれた状態で載せられ
る。そうして、布団類載支面側の蒸気噴出孔44から噴出
された殺菌用の蒸気が、布製カバーによって均一化され
て布団類aに送込まれる。
このスチームボード42の移動手段は、第2図に示される
ように、両側の本体側板11の上部にガイドレール45が設
けられ、このガイドレール45に対して、前記移動板41の
左右側板部46に回転自在に軸支されたローラ47が上側お
よび下側から挟むように配置されている。移動板41の前
側には取手48が取付けられており、この取手48を把持し
てスチームボード42を手前に引寄せるか奥に押戻すよう
にする。前記ガイドレール45は、第1図に示されるよう
に奥側が水平に設けられ、手前側が手前に向かって下降
傾斜状に設けられている。
このスチームボード42には、前記熱風発生器31のスチー
ムヒータ32に蒸気を供給する管路51から分岐されたフレ
キシブルな管路52が接続されている。そして、前記両方
の管路51,52にそれぞれ電磁弁53,54が設けられ、蒸気の
供給が切換えられる。
図3に示されるように、前記乾燥部本体12、回転体21お
よびスチームボード42は、布団類投入部13の外ドア15を
正面に見て左右方向へ長尺に設けられ、また、布団類投
入部13の外ドア15は乾燥部本体12の周面にて乾燥部本体
12のほぼ全長にわたり長尺に設けられている。
次に、第2図に示されるように、両側の本体側板11の上
部に支持板61を介して集気フード62が取付けられてい
る。この集気フード62は、スチームボード42の上側に配
設され、悪臭成分等の汚れを含む蒸気を回収する機能を
有する。
さらに、第1図に示されるように、この集気フード62の
上部にダクト63を介して脱臭処理器64が接続されてい
る。この脱臭処理器64は、本体ケース65の内部に、悪臭
成分等の汚れを含む蒸気を液化して回収する冷却部66
と、活性炭等の脱臭材67とが内臓され、さらに、排気フ
ァン68が接続されている。前記冷却部66は、冷却水蛇管
71と、フィン72とからなり、前記蛇管71に冷却水を供給
することにより、フィン72を冷却し、このフィン72の表
面にて前記フード62から送られてきた汚れを含む蒸気を
結露させる。この結露した汚水は、本体ケース65の底部
に溜り、排液管73からドレンされる。
次に、第1図乃至第3図に示される第1実施例の作用を
説明する。
スチームボード42の上に布団類aを置いて、布団類載支
面43から(5〜7kg/cm2程度の高圧を有する)蒸気を噴
出することにより、その蒸気が有する高熱により布団類
aを殺菌処理するとともに、蒸気が有する運動エネルギ
により悪臭成分等の汚れを布団類aから分離除去する。
このとき、布団類aから分離除去された悪臭成分等の汚
れを含む蒸気を、集気フード62によって収集し、さらに
脱臭処理器64により悪臭成分等の汚れを含む蒸気を液化
して回収する。
スチームボード42上の蒸気により布団類aの殺菌(汚れ
除去)処理が終了したら、そのスチームボード42を手前
に引寄せ、スチームボード42を外胴12の布団類投入部13
の上側に移動し、外ドア15および内ドア26を開き、スチ
ームボード42の手前端から回転ドラム21の内部に布団類
aを落とすようにして投入する。
このとき、長尺に設けられたスチームボード42上に伸展
状態に載支されている布団類aを、折畳むことなくその
まま長手方向と直交する方向へずらして、長尺に設けら
れた乾燥部本体12の布団類投入部13より、長尺に設けら
れた回転体21の内部に落とすようにして投入できるか
ら、その投入に係る作業が容易であるとともに、回転体
21内でも布団類Aを折畳むことなく伸展状態のまま、次
の乾燥および復元処理を行える。
そして、この回転体21内に熱風を送込みながら回転ドラ
ム21を回動することにより、熱風により布団類Aを乾燥
するともに、その布団類Aに、回転ドラム21とともに上
昇しては途中から自重で落下する動作を繰返し与え、そ
の都度、布団類Aは回転ドラム21の底部に叩付けられる
ので、布団を打つ作用によって、この布団類Aをふかふ
かな状態に復元できる。
次に、本発明の第2実施例を第4図に基づき説明する。
なお、第1図乃至第3図に示された第1実施例と同様の
部分には同一符号を付してその説明を省略する。
この実施例は、スチームボード42の前後動を自動化した
ものであり、前記熱風発生器31の上面に取付けたブラケ
ット81に軸82によってエアシリンダ83の基端が回動自在
に設けられ、このエアシリンダ83のピストンロッド84の
先端が軸85によって前記スチームボード42の移動板41の
下面ブラケット86に回動自在に連結されている。
そうして、第4図に実線で示されるように、前記エアシ
リンダ83が収縮状態にあるときは、スチームボード42が
乾燥部本体としての外胴12の比較的後方に位置し、蒸気
発生によって殺菌(汚れ除去)処理を行っている。ま
た、第4図に2点鎖線で示されるように、前記エアシリ
ンダ83が伸長されると、スチームボード42が、ガイドレ
ール45に沿って移動し、外胴12の前方に位置する布団類
投入部13に接近するように前下りに傾斜するので、この
状態で外ドア15および内ドア26を開けると、簡単にスチ
ームボード42上から回転ドラム21内に布団類aを投入で
きる。このスチームボード42を戻すときは、前記エアシ
リンダ83を収縮させる。
なお、このスチームボード42を移動させる機構として
は、モータの回転をエンドレスチェンやボールネジ等に
よって往復動に変換する機構を採用しても良い。
次に、本発明の第3実施例を第5図および第6図に基づ
き説明する。なお、第1図乃至第3図に示された第1実
施例と同様の部分には同一符号を付してその説明を省略
するとともに、第4図に示されたエアシリンダ83はその
図示および説明の両方を省略するが、装着されているも
のとする。
この第3実施例は、本体側板11の上部と集気フード62と
の間に、第1図および第2図に示された固定式の支持板
61に代えて、上下動式支持手段が設けられたものであ
り、スチームボード42に対して少くとも蒸気発生時に集
気フード62を下降できるように構成する。
すなわち、本体側板11の上部に一対のスプリング受け板
91が取付けられ、この各スプリング受け板91にガイドシ
ャフト92が一体的に設けられ、このガイドシャフト92に
コイルスプリング93を挟んで、集気フード62の側面に一
体的に設けられた取付板94が摺動自在に嵌合されてい
る。さらに、本体側板11の上部であって一対のスプリン
グ受け板91の間にシリンダ取付板95を介してエアシリン
ダ96が取付けられ、このエアシリンダ96のピストンロッ
ド97の先端が、集気フード62の側面に一体的に設けられ
た連結板98に接続されている。
そうして、スチームボード42に対して布団類aを着脱す
る場合は、邪魔になる集気フード62を前記スプリング93
の復元力により実線で示されるように上げておき、ま
た、スチームボード42から蒸気を噴出する場合は、前記
エアシリンダ96によりコイルスプリング93に抗して集気
フード62を2点鎖線で示されるように引下げ、スチーム
ボード42の周囲まで集気フード62を下ろし、集気フード
62の外側への蒸気漏れを防ぐ。
最後に、この第5図および第6図に示される実施例の作
用を、第7図のタイムチャートを参照して説明する。
先ず、前傾姿勢にあるスチームボード42に布団類aを
載せ、次に、そのスチームボード42をエアシリンダ83
により集気フード62の下側まで後退させ、次に、集気
フード62をエアシリンダ96により下げ、次に、電磁弁
54を開いてスチームボード42に蒸気を供給し、この蒸気
により布団類aを殺菌処理するとともに悪臭成分等の汚
れを分離除去し、排気ファン68を駆動して、布団類aか
ら発生した汚れを含む蒸気をフード62から吸込み、脱臭
処理器64により処理し、このとき、電磁弁53も開いて
熱風発生器31にも加熱用蒸気を供給するとともに熱風用
のファン37も駆動して、前工程で回転ドラム21内に投入
した布団類Aに対して熱風を供給すると同時に、モータ
23により回転ドラム21を回動することにより、乾燥工程
と復元工程とを同時に行う。このの工程は5分程度
で終了する。次に、集気フード62をエアシリンダ96に
より上昇させ、次に、スチームボード42をエアシリン
ダ83により手前側に押出して前傾させ、最後に、外ド
ア15および内ドア26を開け、回転ドラム21内の布団類A
を取出すとともに、空になった回転ドラム21の内部にス
チームボード42上の布団類aを投入する。
なお、この再生装置によって布団類を殺菌(汚れ除
去)、乾燥、復元処理する場合、前処理として、しみ抜
き等の処理を施し、さらに、この再生装置によって処理
された布団類を真空包装機によってパック処理する時間
を含めても、その所要時間は15〜20分程度で済み、布団
類を洗濯する場合に比べ、極めて短時間で処理できる。
〔発明の効果〕
請求項1の発明によれば、スチームボードおよび乾燥部
本体内の回転体により、布団類の殺菌(汚れ除去)、乾
燥および再生の各処理を自動的に短時間で行うことがで
きるとともに、スチームボード上で殺菌(汚れ除去)処
理された布団類を、乾燥および再生用の回転体の内部に
簡単に投入でき、そして、回転体の運動による布団類の
繰返し落下運動により、熱風による乾燥とともに、布団
類に叩き動作を与えて十分な復元効果を得ることができ
る。
特に、乾燥部本体の上側にあったスチームボードを布団
類投入時に乾燥部本体の布団類投入部に近付けるように
移動できるから、スチームボード上で蒸気を含んで重く
なった布団類で、わずかにずらすだけで回転体の内部に
簡単に投入でき、その投入に係る作業を容易に行うこと
ができる。このように乾燥部本体とスチームボードとが
特殊の関係にある1台の再生装置によって、スチームに
よる殺菌から熱風による乾燥および叩き動作による復元
までの一連の作業を簡単に行える。
請求項2の発明によれば、長尺に設けられたスチームボ
ード上に伸展状態で載支されている布団類を、折畳むこ
となくそのまま長手方向と直交する方向へずらして、長
尺に設けられた乾燥部本体の布団類投入部より、長尺に
設けられた回転体の内部に落とすようにして投入できる
から、その投入に係る作業が容易であるとともに、回転
体内でも布団類を折畳むことなく伸展状態のまま乾燥お
よび復元処理でき、それらの処理を効率良く行うことが
できる。
請求項3の発明によれば、集気フードおよび脱臭処理器
によって、汚れを含む蒸気が室内または屋外にそのまま
排出されることがないので、衛生的である。
請求項4の発明によれば、集気フードをスチームボード
に対し十分に近付け、その機能を十分に発揮させること
ができ、布団類から蒸気とともに発生する汚れの悪臭が
屋内に拡散するおそれを有効に防止できる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の布団類の再生装置に関するものであり、第
1図は本発明の第1実施例を示す断面図、第2図はその
正面図、第3図はその各構成ユニットの配置関係を示す
斜視図、第4図はそのスチームボード移動機構を自動化
した第2実施例を示す断面図、第5図は集気フードの上
下動を自動化した第3実施例を示す断面図、第6図はそ
の正面図、第7図はその一連の動作を示すタイムチャー
トである。 A,a……布団類、12……乾燥部本体としての外胴、13…
…布団類投入部、21……回転体としての回転ドラム、42
……スチームボード、62……集気フード、64……脱臭処
理器。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】布団類の殺菌、乾燥および復元を行う布団
    類の再生装置であって、 布団類投入部を周面に有する密閉された乾燥部本体と、 この乾燥部本体の内部に回転自在に設けられ乾燥に必要
    な熱風の供給を受けながら布団類に復元に必要な運動を
    与える通気性を有する回転体と、 前記乾燥部本体の上側であって比較的後方から、乾燥部
    本体の比較的前側に設けられた布団類投入部にわたって
    移動自在に設けられ、布団類を載支するとともにその布
    団類載支面側に殺菌用の高圧の蒸気を噴出するスチーム
    ボードと を具備することを特徴とする布団類の再生装置。
  2. 【請求項2】乾燥部本体、回転体およびスチームボード
    は、布団類投入部を正面に見て左右方向へ長尺に設けら
    れ、布団類投入部は乾燥部本体の周面にて乾燥部本体の
    ほぼ全長にわたり長尺に設けられたことを特徴とする請
    求項1記載の布団類の再生装置。
  3. 【請求項3】スチームボードの上側に悪臭成分等の汚れ
    を含む蒸気を回収するための集気フードが配設され、こ
    の集気フードに少くとも前記汚れを含む蒸気を液化して
    回収する脱臭処理器が接続されたことを特徴とする請求
    項1記載の布団類の再生装置。
  4. 【請求項4】スチームボードに対して少くとも蒸気発生
    時に下降される集気フードが上下動自在に設けられたこ
    とを特徴とする請求項3記載の布団類の再生装置。
JP1044184A 1989-02-23 1989-02-23 布団類の再生装置 Expired - Lifetime JPH0751188B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108627462A (zh) * 2018-03-07 2018-10-09 安徽亚美羽绒有限公司 一种羽绒蓬松度检测装置

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