JPH0751166Y2 - シャワヘッド - Google Patents

シャワヘッド

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JPH0751166Y2
JPH0751166Y2 JP1990404326U JP40432690U JPH0751166Y2 JP H0751166 Y2 JPH0751166 Y2 JP H0751166Y2 JP 1990404326 U JP1990404326 U JP 1990404326U JP 40432690 U JP40432690 U JP 40432690U JP H0751166 Y2 JPH0751166 Y2 JP H0751166Y2
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JP
Japan
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shower head
cylinder portion
grip
shower
cylinder
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JP1990404326U
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JPH0491753U (ja
Inventor
明 西岡
Original Assignee
株式会社三栄水栓製作所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば浴室の壁面に保
持させたり、手で握り持ったりして使用されるシャワヘ
ッドに関し、特にシャワ装置を使い勝手のよいものに改
造する上で好適なシャワヘッドの改良技術に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のシャワヘッドは一般に、壁面のシ
ャワヘッドホルダーに保持されるシャワホース接続筒部
を握り筒部の一端側に連設すると共に、前記握り筒部の
他端側に散水口部を連設して成るもので、前記シャワヘ
ッドホルダーに対するシャワヘッドの保持角度を変更す
ることで、前記散水口部の吐水方向をシャワヘッドホル
ダーまわりで変更することができるものの、前記散水口
部の吐水角度は斜め下方の一方向に限られており、使い
勝手が悪いものであった。
【0003】そこで図4および図5に示すように、シャ
ワヘッドホルダー21を、壁面22に対する取り付け部
23と、当該取り付け部23に対して縦軸芯Pまわり
で回動自在なホルダー部24とに分割すると共に、この
ホルダー部24に横軸芯Pまわりで回動自在にシャワ
ヘッド受け25を枢着させて、前記取り付け部23に対
するホルダー部24の角度変更と、ホルダー部24に対
するシャワヘッド受け25の角度変更、及び、シャワヘ
ッド受け25に対するシャワヘッドAの保持角度を変更
させることによって、散水口部26の吐水方向を、水平
方向や上下方向を含む任意の方向に角度変更させ得るよ
うにしたホルダー装置が提案されるに至っている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ホルダー装置は、構造が複雑であって形状的に大きくな
り、而して、壁面22からの張り出し量が大きいため
に、シャワヘッドAを手で持って使用する際に誤って身
体を打ちつける危険性が大であった。
【0005】また、前記シャワヘッドAは比較的重量物
であることと、シャワホース28の剛性が高いことか
ら、上記のシャワヘッド受け25にシャワヘッドAを保
持させる上で、当該シャワヘッド受け25をホルダー部
24に且つホルダー部24を取り付け部23に、それぞ
れ強固に枢着保持させる必要があり、このため、前記シ
ャワヘッドAを縦軸芯Pならびに横軸芯Pまわりで
角度変更させる際に強い操作力を要する欠点があった。
【0006】更に、既設のシャワ装置を使い勝手のよい
ものにするために、既設のシャワヘッドホルダーに代え
て上記のホルダー装置を壁面22に取り付けるには、そ
の取り替え工事を専門業者に委ねざるを得ず、シャワ装
置を使い勝手のよいものにするための改造コストが高く
つく欠点があった。
【0007】本考案は、かゝる実情に鑑みて成されたも
のであって、シャワヘッドホルダーを従来通り単純な形
状のものを使用しながら、シャワ装置を使い勝手のよい
ものにすることができ、あるいは、壁面に取り付けられ
ているシャワヘッドホルダーをそのまま利用した誰にで
も出来る簡単な改造工事によって、シャワ装置を使い勝
手のよいものにできるシャワヘッドを提供することを目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するに
至った本考案によるシャワヘッドは、壁面のシャワヘッ
ドホルダーに保持されるシャワホース接続筒部に、当該
接続筒部の筒軸芯に直交する軸芯を中心とする円柱状の
流路を形成する一方、握り筒部の一端側に、その筒軸芯
と直交する方向に向けて連通孔を設け、この連通孔を前
記流路に回動自在に連通させると共に、この流路のまわ
りで複数個の小孔を穿設したプレートを前記接続筒部側
に設けて、前記小孔よりも大径のボールと、このボール
を小孔側に向けて付勢させるスプリングを握り筒部側に
設け、この握り筒部の他端側に、該握り筒部の筒軸芯を
中心とする小径筒部を形成し、この小径筒部を散水口部
に挿入して、当該握り筒部の筒軸芯まわりで回動自在に
散水口部を連通連結させて成る点に特徴がある。
【0009】
【作用】上記の特徴構成によれば、シャワホース接続筒
部に対する握り筒部の角度変更と、当該握り筒部に対す
る散水口部の角度変更、及び、シャワヘッドホルダーに
対するシャワヘッドの保持角度の変更によって、前記散
水口部の吐水方向を水平方向や上下方向を含む任意の方
向に変更させることができる。また、接続筒部の筒軸芯
に直交する軸芯を中心とする円柱状の流路を形成する一
方、握り筒部の一端側に、その筒軸芯と直交する方向に
向けて連通孔を設け、この連通孔を前記流路に回動自在
に連通させることにより、極めて簡潔な構成でありなが
ら、水圧の影響を受けることなく、接続筒部に対する握
り筒部の回動範囲が大きい連通接続を実施できる。 さら
に、この流路のまわりで複数個の小孔を穿設したプレー
トを前記接続筒部側に設けて、前記小孔よりも大径のボ
ールと、このボールを小孔側に向けて付勢させるスプリ
ングを握り筒部側に設けることにより、小孔を設けたピ
ッチに対応する角度で複数位置にわたって握り筒部を付
勢固定することが可能となり、握り筒部および散水口部
の荷重や、水圧などによって前記握り筒部の設定角度が
容易 に変化することがない。
【0010】
【実施例】図1は本考案の一実施例によるシャワヘッド
Aを示し、図2および図3は使用状態を示す。図におい
て、1は壁面2のシャワヘッドホルダー3に保持される
合成樹脂製のシャワホース接続筒部であり、その下流側
には当該シャワホース接続筒部1の筒軸芯Pに直交する
軸芯Pを中心とする柱状の流路16が形成されてい
る。4は合成樹脂製の握り筒部で、この握り筒部4の一
端側には、その筒軸芯Pと直交する方向に向けて連通
孔17が設けられ、この連通孔17に前記流路16を挿
入することにより、該握り筒部4は前記シャワホース接
続筒部1と、その筒軸芯Pに直交する軸芯Pまわりで
大きく回動させることが可能な状態で連通連結されてい
る。
【0011】5はシャワホース接続筒部1に対する握り
筒部4の抜け止め部材、6は水密用のパッキン、7はシ
ャワホース、8はシャワホース接続筒部1に対する握り
筒部4の固定機構である。
【0012】尚、上記のシャワヘッドホルダー3は、前
記シャワホース7を前方から係入し且つシャワホース接
続筒部1を上方から係入保持する単純な形状の既知構造
のものである。
【0013】前記固定機構8は、前記握り筒部4の一端
側に対応するシャワホース接続筒部1の面部に、前記直
交軸芯Pまわりで複数個の小孔aを穿設した金属製の
プレート9をシャワホース接続筒部1側に設ける一方、
前記小孔aよりも大径のボールbと、当該ボールbを小
孔a側に向けて付勢させるスプリング10を、前記握り
筒部4側に設けて、前記小孔aの穿設ピッチに対応する
角度で複数位置にわたって前記握り筒部4を付勢固定さ
せるように構成されている。したがって、握り筒部およ
び散水口部の荷重や、水圧などによって前記握り筒部の
設定角度が容易 に変化することがなく、使い勝手がよ
い。
【0014】11は散水口部で、粒径が細かく且つやゝ
拡がり角度をもって散水される所謂シャワ散水の形態
と、粒径がやゝ大きく且つ殆ど拡がりがなく散水される
所謂マッサージ散水の形態とに切り換え自在に構成さ
れ、前記握り筒部4の他端側に当該握り筒部4の筒軸芯
まわりで回動自在に連通連結されている。
【0015】即ち、前記散水口部11を、散水具本体1
2と当該散水具本体12に螺着されるリング挟持体13
とで構成する一方、前記リング挟持体13を前記握り筒
部4の小径筒部14に嵌合させた状態で、前記小径筒部
14の嵌合凹部に回動のみ自在に割りリング15を設
け、かつ、当該割りリング15を挟持させるように前記
リング挟持体13に散水具本体12を螺着させて、前記
握り筒部4に対して散水口部11を筒軸芯Pまわりで
回動自在に構成してある。
【0016】上記の構成によれば、シャワヘッドAのシ
ャワホース接続筒部1を壁面2に既設のシャワヘッドホ
ルダー3に保持させて、あるいは、握り筒部4を手で握
り持って、図2に示すように、前記シャワホース接続筒
部1に対して握り筒部4を回動させると共に、当該握り
筒部4に対して散水口部11を回動させることで、前記
散水口部11の吐水方向を前記二軸芯P,Pまわり
で任意に角度変更させることができる。
【0017】また、前記シャワヘッドホルダー3に対す
るシャワヘッドAの保持角度を変更させることで、上記
二軸芯P,Pまわりで角度変更される前記散水口部
11の吐水方向を、更にシャワホース接続筒部1の軸芯
Pまわりで角度変更させることができる。
【0018】即ち、従来のように、シャワヘッドホルダ
ー3に対するシャワヘッドAの保持角度の変更によっ
て、前記散水口部11の吐水方向がシャワヘッドホルダ
ー3まわりで変更できることは勿論、これに加えて軸芯
まわりでの握り筒部4の角度変更と筒軸芯Pまわ
りでの散水口部11の角度変更が可能であることから、
例えば図3に示すように、前記散水口部11の吐水方向
を水平方向に向ける形態や、その状態で散水口部11を
回動させて吐水方向を上向きに変更させる形態などをと
ることができ、而して、散水口部11の吐水方向を任意
に設定することができることからシャワ装置の使い勝手
が向上する。
【0019】あるいは、既設のシャワ設備におけるシャ
ワホースからシャワヘッドを取り外して、そのシャワホ
ースに上記構成のシャワヘッドAを接続させることで、
既設のシャワヘッドホルダーをそのまま利用して、シャ
ワ装置を使い勝手のよいものに改造することができる。
【0020】
【考案の効果】以上説明したように本考案のシャワヘッ
ドによれば、シャワヘッドホルダーを従来通り単純な形
状のものを使用しながら、シャワホース接続筒部に対す
る握り筒部の角度変更と、当該握り筒部に対する散水口
部の角度変更、及び、シャワヘッドホルダーに対するシ
ヤワヘッドの保持角度の変更によって、前記散水口部の
吐水方向を水平方向や上下方向を含む任意の方向に変更
させ、その状態を保持できるので、散水口部の吐水方向
を任意の方向に変更し、保持することができるシャワヘ
ッドを極めて簡潔でコスト安に形成することが可能とな
る。而して、従来通り安全かつ楽な操作で使用できる使
い勝手のよいシャワ装置が得られる。
【0021】あるいは、既設のシャワヘッドホルダーを
そのまま利用した上で、既設のシャワホースに本考案の
シャワヘッドを接続するだけの誰にでも出来る簡単な工
事によって、シャワ装置を使い勝手のよいものに改造す
ることができると共に、そのシャワヘッドに対するシャ
ワホースの接続を専門業者に委ねる必要がないので、本
考案によるシャワヘッド自体の製作コストが従来のシャ
ワヘッドに比べて少々高くついても実質的にシャワ装置
の改造コストが大幅に低減され、延いては、シャワ装置
を使い勝手のよいものにする改造工事がコスト的に安価
に達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部を破断したシャワヘッドの全体図である。
【図2】握り筒部を直立させたシャワヘッドの使用状態
を示す斜視図である。
【図3】握り筒部を水平に回倒させたシャワヘッドの使
用状態を示す斜視図である。
【図4】従来例のシャワヘッドとシャワヘッドホルダー
を示す斜視図である。
【図5】従来例のシャワヘッドホルダーの斜視図であ
る。
【符号の説明】
1…シャワホース接続筒部、2…壁面、3…シャワヘッ
ドホルダー、4…握り筒部、9…プレート、10…スプ
リング、11…散水口部、14…小径筒部、16…流
路、17…連通孔、b…ボール、P,P,P…軸
芯。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面のシャワヘッドホルダーに保持され
    るシャワホース接続筒部に、当該接続筒部の筒軸芯に直
    交する軸芯を中心とする円柱状の流路を形成する一方、
    握り筒部の一端側に、その筒軸芯と直交する方向に向け
    て連通孔を設け、この連通孔を前記流路に回動自在に連
    通させると共に、この流路のまわりで複数個の小孔を穿
    設したプレートを前記接続筒部側に設けて、前記小孔よ
    りも大径のボールと、このボールを小孔側に向けて付勢
    させるスプリングを握り筒部側に設け、この握り筒部の
    他端側に、該握り筒部の筒軸芯を中心とする小径筒部を
    形成し、この小径筒部を散水口部に挿入して、当該握り
    筒部の筒軸芯まわりで回動自在に散水口部を連通連結さ
    せて成るシャワヘッド。
JP1990404326U 1990-12-22 1990-12-22 シャワヘッド Expired - Lifetime JPH0751166Y2 (ja)

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JP1990404326U JPH0751166Y2 (ja) 1990-12-22 1990-12-22 シャワヘッド

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JPH0491753U JPH0491753U (ja) 1992-08-10
JPH0751166Y2 true JPH0751166Y2 (ja) 1995-11-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6099385U (ja) * 1983-12-12 1985-07-06 大門 国男 シヤワ−の蛇口
JPH07196Y2 (ja) * 1988-12-29 1995-01-11 東陶機器株式会社 シャワーヘッド
JPH0717397Y2 (ja) * 1988-12-29 1995-04-26 東陶機器株式会社 シャワーヘッド

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JPH0491753U (ja) 1992-08-10

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