JPH0751030Y2 - 手の洗浄装置 - Google Patents

手の洗浄装置

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JPH0751030Y2
JPH0751030Y2 JP1993014248U JP1424893U JPH0751030Y2 JP H0751030 Y2 JPH0751030 Y2 JP H0751030Y2 JP 1993014248 U JP1993014248 U JP 1993014248U JP 1424893 U JP1424893 U JP 1424893U JP H0751030 Y2 JPH0751030 Y2 JP H0751030Y2
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JP
Japan
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hand
cleaning
water supply
frame body
water
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JP1993014248U
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JPH0666487U (ja
Inventor
優一郎 新崎
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NIPPON UNIT KK
Original Assignee
NIPPON UNIT KK
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、手の両面を容易に且つ
迅速に洗浄することができ、泡や洗浄液を周囲に飛散さ
せることがなく、しかも汚損箇所を拡大させることがな
い手の洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、手を洗浄するには石けん
等を使用して両手を擦り合わせて洗う方法が一般的であ
る。また、スポンジや研磨作用を有する洗浄具などを使
用する方法もまたよく知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、両手の
平と甲との両面が汚損している場合、まず片方の手の平
と他方の手の甲とを洗浄し、次いで他方の手の平と片方
の手の甲を洗う必要があるので、極めて洗浄作業が面倒
なばかりでなく、手が油で汚損していたり、汚損の程度
が激しい場合には洗剤や洗浄具を使用しても簡単に十分
に洗浄できないのが実情である。
【0004】また、両手を擦り合わせる際、或いはスポ
ンジや洗浄具を手に擦り合わせる際に、泡や洗浄液を周
囲に飛散して汚損させることになり、そして、飛散した
洗浄液などが床面にまで及ぶと、その上を歩行した者が
脚を滑らせて転倒するなどの事故を引き起こすことがあ
る。したがって、飛散した洗浄液などを頻繁に拭き取る
必要があった。
【0005】また、汚損分が油成分である場合や顔料を
含有するインク等である場合には洗剤の種類によっては
充分に洗浄できないのみならず汚損箇所を拡大してしま
うという問題を生ずる。即ち、手の一部或いは片手のみ
に汚損分が付着した場合にも、前記従来の方法を用いて
洗浄したために汚損箇所が両手に亙って拡大してしまう
ことがあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は上記に鑑み提案
されたもので、排水部分を有する底面と、群立する線材
により構成されるブラシ材を内面に設けた左右の側面と
により構成されて、前記ブラシ材の先端の洗浄面を左右
に対向させてなる取付枠体を、上方に注水部が、下方に
排水部が設けられて前方が開放する給水枠体の内部に挿
脱可能に装着してなり、前記給水枠体の注水部から洗浄
面の対向部分に給水しながら上記二つの洗浄面の対向間
隔に挿入された手を洗浄することを特徴とする手の洗浄
装置に関するものである。
【0007】また、本考案は、前記給水枠体の内部左右
に二つの前記取付枠体を挿脱可能に装着してなる手の洗
浄装置をも提案するものである。
【0008】
【作用】本考案の手の洗浄装置は前記の構成を有するの
で、ブラシ材の対向する洗浄面に手を差し込んで動かす
だけで、手の両面を極めて容易に且つ迅速に洗浄するこ
とができる。また、洗浄作業を給水枠体の内部で行うの
で泡や洗浄液を周囲に飛散させることがなく、しかも例
えば片手だけに汚損分が付着している場合などには汚損
されていない方の手を用いることなく洗浄することがで
きるので、汚損箇所を拡大させることがなく手を洗浄す
ることができる。
【0009】
【実施例】以下に、本考案を図面の実施例に基づいて詳
細に説明する。
【0010】本考案の洗浄装置1は概略すると、取付枠
体2と、前記取付枠体2に対向状に設けるブラシ材3
と、内部に前記取付枠体2を挿脱可能に装着する給水枠
体4とからなる。
【0011】第1実施例(図1〜4)において、上記取
付枠体2は図1に示すように底面に対して左右の側面が
略垂直に立設された枠体であり、その底面には複数の排
水孔である排水部分21を設けた構成である。
【0012】また、ブラシ材3は図2に示すように取付
枠体2の各側面の内面に取り付けられるものであり、図
示実施例では上記取付枠体2の左右の側面からそれぞれ
内方へ線材31を群立させた構成である。この実施例で
は略同一の長さの線材31を使用してブラシ材3を構成
してあるので、群立する線材31の先端で形成される各
ブラシ材3の洗浄面32,32は取付枠体2の側面と平
行状であって、底面に対して略垂直状に形成されてい
る。
【0013】尚、上記ブラシ材3の具体的な取付方法に
ついては、特に限定するものではない。例えば、接着剤
などにより取付枠体2の側面に線材31を直接植設する
ようにしても良い。また、線材31を複数本並列させ、
その長さ方向の略中央に鋼線材などである芯材を介在し
て折り曲げ、その折り曲げた部分を断面が略U字状の挟
着金具内に挟着させ、この挟着金具を例えばジグザグに
屈曲させて取付枠体2の側面に溶接するようにしても良
い。
【0014】前記線材31としては、動物繊維,植物繊
維等の天然繊維、或いは合成樹脂繊維等の人工繊維等を
使用することができ、用途に応じたものを選定して使用
すれば良い。また、皮膚を損傷しない範囲であれば、金
属繊維や表面に砥粒を固定したり、内部に砥粒を含浸さ
せた合成繊維等を使用しても良い。
【0015】前記した給水枠体4は、図3に示すように
前方のみが開放する箱枠状で、その底面部41は中央部
分が最も低くなる2枚のテーパ面を有し、最も低い部分
には短パイプ状の排水部42が設けられている。この給
水枠体4の上面部43は、一方の側面部44Aの上端と
蝶番45で接続されて開閉可能であり、その略中央には
円孔状の注水部46が設けられている。また、他方の側
面部44Bの外面下方には石けん等の洗剤5の収納部4
7が棚状に設けられている。そして、給水枠体4の背面
部48には、水道管等への支持具49が固定されてい
る。
【0016】本考案の手の洗浄装置1は、図4に示すよ
うに上記した構成の給水枠体4の内部に前記ブラシ材3
を取り付けた取付枠体2を前方の開放部分から挿脱可能
に装着してなり、図5に示すように水道等の給水施設に
取り付けられる。即ち、水道管6に支持具49を定着さ
せて洗浄装置1を支持し、給水蛇口7と注水部46とを
接続して給水枠体4内に水を供給し、排水部42にパイ
プ8を延設して洗浄排水を排出する。
【0017】上記洗浄装置1を用いて手を洗浄するに
は、給水蛇口7を開いて注水部46から給水しながら、
給水枠体4の開放部分から二つの洗浄面32,32の対
向間隔に手を挿入して洗浄面32に対して相対的に手を
動かすようにすれば良い。
【0018】このように洗浄装置1を使用して手を洗浄
すると、洗浄された水や洗剤の泡が周囲(少なくとも側
方及び後方)に飛散することがなく、しかも汚損されて
いない方の手を用いることなく洗浄することができる。
【0019】また、図6に示す第2実施例の洗浄装置1
は、横長で、底面部41及び上面部43が略円錐
状である給水枠体4を用い、この給水枠体4に取付
枠体2を二つ併設した以外は前記洗浄装置1と同一であ
り、同一符号を付して説明を省略する。このような洗浄
装置1は、両手を個別に取付枠体2の各ブラシ材3の
洗浄面32の対向部分に挿入して前後に動かすことによ
り、それぞれの手の平及び手の甲を容易に且つ迅速に洗
浄することができる。
【0020】以上本考案を図面の実施例に基づいて説明
したが、本考案は前記した実施例に限定されるものでは
なく、実用新案登録請求の範囲に記載した構成を変更し
ない限りどのようにでも実施することができる。
【0021】例えば、前記ブラシ材3に摺動機構等を具
備させて電気的な制御等により摺動するようにしても良
く、この場合、手を洗浄面32,32の対向間隔に挿入
するだけで洗浄作業を行うことができるものとなる。ま
た、洗浄面32が傾斜状、水平状になるようにブラシ材
3を取り付けるようにしても良い。
【0022】
【考案の効果】以上要するに本考案の手の洗浄装置は、
排水部分を有する底面と、群立する線材により構成され
るブラシ材を内面に設けた左右の側面とにより構成され
て、前記ブラシ材の先端の洗浄面を左右に対向させてな
る取付枠体を、上方に注水部が、下方に排水部が設けら
れて前方が開放する給水枠体の内部に挿脱可能に装着し
てなり、前記給水枠体の注水部から洗浄面の対向部分に
給水しながら上記二つの洗浄面の対向間隔に挿入された
手を洗浄することを特徴とする。したがって、注水部か
ら給水しながらブラシ材の洗浄面の対向間隔に手を挿入
して前後に動かすだけで、手の両面を容易に且つ迅速に
洗浄することができるものである。
【0023】また、洗浄作業を給水枠体の内部で行うの
で泡や洗浄液を周囲に飛散させることがなく、しかも例
えば片手だけに汚損分が付着している場合などには汚損
されていない方の手を用いることなく洗浄することがで
きるので、汚損箇所を拡大させることがなく手を洗浄す
ることができる。また、各ブラシ材が汚損したり磨り減
った場合には、給水枠体の開放部分から取付枠体を簡単
に交換することができるので、長期間の使用に耐えるこ
とができ、特に各種の工場等、多数の人が作業によって
手を汚損する場所に設置すると実用的である。
【0024】さらに、給水枠体の内部に二つの取付枠体
を装着した洗浄装置は、両方の手の平及び手の甲を容易
に且つ迅速に洗浄することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の手の洗浄装置に用いた取付枠体を
示す斜視図である。
【図2】図1の取付枠体にブラシ材を取り付けた状態を
示す斜視図である。
【図3】第1実施例の手の洗浄装置に用いた給水枠体を
示す斜視図である。
【図4】第1実施例の手の洗浄装置を示す斜視図であ
る。
【図5】図4の手の洗浄装置を取付状態を示す側面図で
ある。
【図6】第2実施例の手の洗浄装置の一部を欠截した側
面図である。
【符号の説明】
1 洗浄装置 2 取付枠体 21 排水部分 3 ブラシ材 31 線材 32 洗浄面 4 給水枠体 42 排水部 46 注水部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排水部分を有する底面と、群立する線材
    により構成されるブラシ材を内面に設けた左右の側面と
    により構成されて、前記ブラシ材の先端の洗浄面を左右
    に対向させてなる取付枠体を、上方に注水部が、下方に
    排水部が設けられて前方が開放する給水枠体の内部に挿
    脱可能に装着してなり、前記給水枠体の注水部から洗浄
    面の対向部分に給水しながら上記二つの洗浄面の対向間
    隔に挿入された手を洗浄することを特徴とする手の洗浄
    装置。
  2. 【請求項2】 給水枠体の内部左右に二つの取付枠体を
    挿脱可能に装着してなることを特徴とする請求項1に記
    載の手の洗浄装置。
JP1993014248U 1993-03-04 1993-03-04 手の洗浄装置 Expired - Lifetime JPH0751030Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993014248U JPH0751030Y2 (ja) 1993-03-04 1993-03-04 手の洗浄装置

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JP1993014248U JPH0751030Y2 (ja) 1993-03-04 1993-03-04 手の洗浄装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0666487U JPH0666487U (ja) 1994-09-20
JPH0751030Y2 true JPH0751030Y2 (ja) 1995-11-22

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JP1993014248U Expired - Lifetime JPH0751030Y2 (ja) 1993-03-04 1993-03-04 手の洗浄装置

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6144047A (ja) * 1984-08-09 1986-03-03 Nissan Motor Co Ltd 車室内収納箱
JP3007364U (ja) * 1994-08-01 1995-02-14 川崎製鉄株式会社 巻取られたコイルのコイル巻き不揃い修正装置

Also Published As

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JPH0666487U (ja) 1994-09-20

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