JPH07509630A - 医療分野における流体加温装置 - Google Patents

医療分野における流体加温装置

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JPH07509630A JP6504074A JP50407494A JPH07509630A JP H07509630 A JPH07509630 A JP H07509630A JP 6504074 A JP6504074 A JP 6504074A JP 50407494 A JP50407494 A JP 50407494A JP H07509630 A JPH07509630 A JP H07509630A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 医療分野における流体加温装置 本発明は、流体用導管に作用する調整可能及び/又は制御可能な加熱器により、 医療分野における流体、とりわけ輸液剤(inlusion)、輸血液1ran slusion)及び/又は洗浄用の溶液を加温する装置であって、該加温装置 はその外側に、流体が流れる導管を挿入するための溝で、かつ1巻きW当り熱伝 達長Qを有する存きWを形成する溝を呈する円筒状熱交換体を加温する流体加温 装置に関する。
この種の装置は公報EP O181447Blから当該分野において公知である 。
当該分野で公知である円筒形状の熱交換体を有する、輸液剤又は輸血液の加温装 置は、その外側に、加温されるべき流体力玉流れる導管を挿入するためのらせん 状に走る溝を呈してシ入る。
装置のハウシング内に収納された熱交換体は導管を流れる流体を接触による熱伝 達により加温するために、良好な熱伝導性材料で製造される。
EPO181447号公報により公知の装置におし)ては、熱交換体は垂直に向 けられ、熱交換体の外側領域に配置された導管は熱保護用カフで被覆されている 。導管に適合する溝形状を用い、溝内に延びる導管を被覆することにより、放熱 損失を最小限に押え、導管内を流れる流体の均一な加温をかなりの程度まで達成 することができる。
同じく先行技術の一部を成し公報EPO444011A1から公知となっている 別の装置においては、熱交換体は水平に向けられた正円形シリンダとして形成さ れ、流体を案内する導管は円形シリンダの外側を走る溝に圧入される。溝は、一 方では、溝内に配置されるべき導管の外径よりも実質的に深く、且つ溝底部は溝 開口に対して変位されているように形成されている。溝は溝底部から溝開口まで 延びる両側壁を呈し、該側壁は、溝の全深さに亘って溝内に配置される導管に対 して狭められた領域を呈する。
これらの器械の他に、デイデコ社(Dideco)により製造される別の装置も 当該分野で公知であり(EPO1B1447 Bl、コラム1.10行目以下参 照)、この装置も同様に正円形シリンダとして形成された、水平に向けられた熱 交換体を呈する。
当該分野で公知であるこれら装置においては、流体を案内する導管への熱伝達長 は熱交換体上の溝ループの数により限定される。もし当該分野で公知のように、 個々の溝ループが互いに近接して配置されていると、熱交換長は限定された量し か延長することができず、装置の容易な利用が低減される。
円筒形熱交換体の従来の熱伝達長は1ループ(1巻き)当り略37cmまでであ る。
EPO181447号による装置を除いては、限定された熱伝達長に加えて、制 御されない対流性熱損失も従来の熱交換シリンダの外側領域において生じ、これ により流体の効果的な加温効率を改善しないことも考慮する必要がある。従来の 熱交換シリンダにおいて、溝を非常に深く形成した場合、溝と溝との間のストラ ット(支柱)が広域に亘り冷却リブの機能を果たし、対応する溝形状と関連する 利点を相殺すると云う別の危険が生じる。同様に従来の深く形成された溝の横断 面形状では、溝内に挿入された導管が溝底部に緊密に着座しているか否かを容易 に点検することは不可能である。もしそうでない場合、熱伝達が大きく減少する 結果となる。
従って本発明の主要な問題は、一方では、熱伝達面が導管に対して得られ、緊急 医療の要件に対し無条件の解決法を提供するように、且つ他方で公知の装置の有 用性が向上するように、従来の装置を改良することである。
この目的は、本発明によれば、一方では、加温されるべき導管の所定部分長しに 対し、1巻きW当りの熱伝達長が少なくとも1.4倍増加されることにより達成 される。この目的はまた、熱交換体が全体に軸に対して水平に向けられ、且つ熱 交換体の最大径寸法を160mm以上とすることにより達成される。
このようにして、本発明の装置は、熱交換長はたとえ溝ループ数が減少しても実 質的に増加できるという十分な利点を有する。熱交換体の軸方向の長さは短く保 つことができ、且つ個々の溝ループは操作が容易なように(大きなピッチで)互 いに離隔でき、そのため導管が溝内に容易に挿入され得る。このタイプの周辺部 がより大きい熱交換体はまた全ての制御用、調整用、操作用構成部品を熱交換体 自体の内部に収納させることができる。例えば、本発明の熱交換体を水平方向に 形成し、スタンドに取り付けた場合、従来の装置よりも安全な状態で固定される 。
スタンドに荷重されるトルクは小さい。従って熱交換体を懸架したスタンドは傾 動しやすいということはない。もし従来の装置により大きな効率を望むとすれば 、これらの装置をより長(する必要があり、これにより通常の場合にはトルクの 増加を生じ、このトルクの増加は、対抗する手段(例えばカウンタウェイト)に よってのみ補償することができる。
本発明の装置においては、装置はその直径寸法のために非常にフラットに構成さ れ、装置の重さはスタンドの柱により近接して作用するので、そのような付加的 な安全手段は必要でない。
本発明の装置において、熱交換体を例えば直径約225mmの正円形シリンダと して形成した場合、従来の装置に比べて、溝ループ当りの熱伝達長をほぼ2倍に し、且つ装置の奥行を半分にすることが可能である。従って熱交換体は水平に向 けて配される。
好ましい実施例においては、熱交換体の横断面は軸に対して正円形又は長円形で ある領域に広がる。
これにより、本発明の熱交換体は簡単な手動で操作できるという利点が生じる。
導管を非常に明瞭な方法で導管用に設けられた溝巻き内に挿入することができ、 長円形の横断面を有する場合、例えば従来の輸液装置が溝内に適切に着座し保持 されたか否か、且つどの程度まで着座し保持されたかを、使用者が実質的な着座 領域に1って判断できる。
熱交換体が中空シリンダとして形成されている場合、熱交換体は加熱器の他に全 ての操作要素及び制御要素を中空シリンダから突出させることなく収容すること ができる。
本発明の別の形状においては、溝はらせん状に延び、且つ溝は熱交換体の軸に沿 った横断面で示した場合互いに離隔した状態を呈し、この離隔距離は導管を保持 する溝の溝幅よりも大きい。
これにより、導管を熱交換体上に巻装するとき、溝ル−プ、6を不意に飛ばされ て導管によじれやこぶ(kink)を引き起こすことがないという利点が生じる 。導管を本発明の熱交換体;こ巻装するとき、導管は適正に案内され、溝と溝と の間の大きな離隔(こより、導管を巻装することがより容易となる。従って熱交 換体の拡大された径が操作者の巻装動作を簡易にする。
別の実施例においては、溝は対応する個々の溝の溝開口内Iこ位置する溝底部を 呈する。これにより、導管は導管に直接に作用する主要な力成分により、溝底部 に押しつけられ得るとν八う利点が生じる。この溝形状はまた、溝を導管に対し て狭めた1)切り取ったりする際に、より大きな力の投入や特殊な技術を要する ことなく、溝の底部に緊密に適正に着座させることができる。
溝は更に導管の外径よりも少なくとも°1.6倍大きい溝開口を呈する。
これにより、操作者は例えば自分の指先で探ることにより、導管が溝内に完全に 着座したかどうかを容易に点検することができるという利点をもたらす。溝開口 を拡大することにより、導管が深まった溝内で溝底部に着座したか否かを調べる ことができる。従ってもし溝が湾曲して開口し、導管を挿入するための溝側面を 有する第1溝領域を形成し、それに隣接して保持用溝導管を保持するための溝側 面を有する第2溝領域を形成し、第1溝領域の溝側面を凹状、凸状、又は三角形 状とし、第2溝領域の溝側面が導管を緊密に囲繞し、適切な場合には多少導管を 圧搾するように構成すると、操作の容易性が増すだけでなく、導管が溝底部に部 分的にのみ着座しないことが保証される。
溝を開口の近傍部分を断熱材料で製造するか又は断熱材料で被覆した場合、溝形 状は導管の外径よりも実質的に深い深さを呈することができる。従って溝のリブ 状のストラットの望ましくない冷却効果が効果的に補償される。
更なる実施例においては、液体加温装置は熱交換体の第1及び第2端面により画 成される。操作用構成部品、及びディスプレイ、装置の操作に必要なその他の構 成部品は第1端面に収納することができ、第2端面には取付グリップを収納する ことができ、このグリップにより熱交換体はスタンドに取付可能となる。本発明 の熱交換体によって、更に、操作用構成部品を受容する補助的なハウジング用構 成部品を何ら必要としない装置を作り出すことが可能である。輸液及び/又は輸 血用溶液の加熱用小型装置が実現される。
人間工学的観点からは、熱交換体の軸は保持装置、例えばスタンドに対して全体 として水平に向けられる。この目的のために、もし熱交換体が回転及び/又は回 動手段を呈するならば有利であり、熱交換体はとりわけ回転可能及び/又は回動 可能な状態で保持装置に保持される。
このことは、簡易な手段を用いて、即ち熱交換体の回転又は回動を用いて導管が 熱交換体の全周に亘って設けられた溝に適正に着座しているか否かを点検するこ とができるという利点をもたらす。当該分野で公知であるように、導管を急いで 性急に溝内に挿入する際に生じ得る不意の混乱は、本発明の熱交換体では回避で きる。すなわち、熱交換体を単に回転及び/又は回動させることにより、導管の 全定行程を調べることができるからである。
本発明の別の実施例において、溝は熱交換体の第2端面から第1端面に進む左ネ ジとして形成される。これにより、右利きの人が左後方部から手の右回り回転を 利用して、迅速に簡単にかつ安全に導管を溝内に挿入できるという利点が生じる 。
本発明の別の形状においては、例えばクランクや電動駆動装置等の導管の巻装手 段が熱交換体上又は内部に設けられる。熱交換体がクランクや電動駆動装置を備 えている場合、導管は平面図で視て、装置の後方で右上部において、最初の溝ル ープ内に圧入される必要があり、次に導管は全熱交換体の左回転により自動的に 溝内に引っ張りこまれる。このことにより導管の挿入は更に簡易になる。
導管用として設けられた点滴剤室を加温する手段が、熱交換体上又は内部に形成 される場合は、加温されるべき流体が流速が増した場合でもできる限り急速に指 定された加温温度に到達することが更に大きい度合で保証され、例えば長い導管 が必要とされる場合に生じる望ましくない冷却も効果的に補正することができる 。
有利な実施例においては、点滴剤室は熱交換体の第1又は第2端面の凹部に取り はずし可能な状態でスナップ嵌入される。
このことにより点滴側室用の別個の加熱器を設ける必要がなく、また流体を加温 する装置上を走る導管は妨害されないという利点が生じる。
明らかに導管自体も、流体を加温する装置の前後において、望ましくない冷却効 果を防止するために断熱又は加熱することができる。
更なる利点は添付の図面の説明から導き出すことができる。
同様に上述の特徴、および以下に更に説明する特徴は本発明に従って個別に或い は任意に組み合わせて集合的に利用することができる。記載される実施例は網羅 された列挙と見做されるべきものではなく、むしろ例示的特徴のみを有すると見 做されるべきものである。
本発明を図面によって表わし、実施例を参照して更に説明する。
図1は、軸に対して正長円形の横断面を有する熱交換体を備えた流体加温装置の 斜視図を示す。
図2は、導管を巻装するためのクランクを有する正円形シリンダとして形成され た本発明の熱交換体を示す。
図3は、第1、第2の溝領域を有する溝形状の横断面を示す。
図4は、湾曲した開口と断熱材料に被覆されたストラットの自由端を有する溝の 別の実施例の横断面を示す。
図面の個々の図は本発明の対象を非常に模式化して示すものであり、一定尺度と 解されるべきではない。個々の図の物理的特徴は、それらの構造がより明瞭に示 されるように部分的に非常に拡大して示している。
図1は、スタンド11、例えば輸液スタンドに取付けられた熱交換体10を示す 。熱交換体10は第1端面12と第2端面13とにより画成される。図に示され るように、第1端面12は前板として形成され、この前板により本発明の装置を 操作することができる。オン−オフ・スイッチ14と、例えば各々の場合に望ま しい温度を調整したり決定したりするための選択スイッチ15(以下省略)が前 板上に配置される。16は各々の場合の望ましい値を視覚的に示すディスプレイ を概略的に示す。
開口17が前板上に設けられ、この開口内に図示しない点滴及び/又は脱気室を 任意の加熱の目的で、取りはずし可能にスナップ嵌めすることができる。溝18 が長円形の熱交換体10の外周に形成され、これらの溝はストラット(支柱)1 9により互いに離隔している。溝18は熱交換体10の外面上をらせん状に延び る。溝ループは第1端面12に向かって見ると、第2端面13から左ネジ状に延 びる。導管20が示され、加温されるべき流体、特に輸液用及び/又は輸血用の 溶液を案内する。
導管20は熱交換体10がより明瞭に示されるように溝18内に挿入されない状 態で示される。溝18は1巻きW当り熱交換長Qをもって熱交換体10の外面に 巻きWを形成する。熱交換長Qは以下のように定義される。
Q=π×dxW ここでdは正円形シリンダの直径から溝の深さの2倍を引いた値に相当する。任 意の円筒形熱交換体においてはdは正円形シリンダのdに対応する特徴的寸法で ある。
導管20が溝18内に挿入された場合、導管20の導管部分りが上方から見て後 方左側下方部において、右方向の円形状動作を用いて溝18内に挿入される。導 管20は部分的にしか示されない。導管20は下方向には患者に至り、上方向に は、患者に向かう流れの方向で特定の温度に加温されるべき液体が貯えられる液 体容器に至る。
熱交換体10は軸21に対して水平である。熱交換シリンダ10の外形輪郭を右 回転を行わせる手動動作でたどった場合、この手動動作により導管20が溝18 内へ容易に圧入され、或いは溝18内で点検することが可能となる。導管の挿入 行程は既述したように、第1端面12に向かう方向から見て、第2端面13の近 傍で下方左側後方部から開始する。
保持装置22が第2端面13上に設けられ、この保持装置により熱交換体10が 連続的に調整可能なようにスタンド11のロンドに取付られる。
図2は正円形中空シリンダとして形成された本発明の別の熱交換体30を示す。
装置自体は第1及び第2端面32.33により画成される。溝34が熱交換体3 0の外側に形成され、これらの溝が導管35を溝領域内に固定して保持する。導 管35は溝34内に保持固定される。導管35が図示されるように熱交換体30 上に配置され、熱交換体30の第1端面32上のクランク36により矢印37の 方向に回転された場合、導管35は自動的に第1端面32に向かってらせん状溝 34内に巻き込まれる。この巻装工程において、熱交換体30は軸38に対して 水平に向けられる。熱交換体30は、導管35を熱交換体30上に巻装した後、 他の位置に回動することも可能である。
39及び40は第1端面32における装置の操作用要素を示し、ディスプレイ4 1は操作データの視覚上の表示を容易にする。保持装置42が第2端面33上に 設けられ、この保持装置によって、熱交換体30がそれ用に設けられた対象物に 取付可能となる。
図1及び2においては、溝18.34は熱交換体20. 30上に示唆されるだ けである。図3及び4は熱交換体20.30上に形成可能な実現可能な好ましい 溝形状の横断面を拡大して示す。
図3は、良好な熱伝導性材料で製造される熱交換体の一部の横断面を示す。同図 は第1溝領域52と第2溝領域53を有する2つのねじ状(らせん状)の溝51 を示す。第1溝領域52は溝領域53内に挿入される管が何ら障害物に出会うこ となくその内部に案内され得るように拡開状に形成される。例えば、第1溝領域 52は、第2溝領域53内に挿入される導管の外径よりも2.5倍大きい開口を 呈する。第1溝領域52は凹状溝側面54を呈する。この溝側面の形状は指先、 又は親指の先に適合する。溝51は、導管を挿入する時、溝ループを飛ばす可能 性を可能な最良の方法で防ぐように、その幅の倍数のイ直だけ互いに離隔してい る。第2の溝領域53の大きさはそこに挿入される導管に十分に適合する。溝側 面56は、導管が熱接触が改良された状態で溝領域53内に着座するように若干 のアンダーカットを形成して溝底部57に向かって延びる。溝領域52゜53は 平面図においては同一平面にある。対応する溝51はストラット58.58′に よって互いに離隔される。ストラット58は、熱交換体50のストラット58′ の良好な熱伝導性材料に接合された断熱材料により製造される。ストラット58 はその自由端側か丸く形成される。
図4は溝61を有する熱交換体60の別の部分の横断面を示す6溝61はストラ ット62によって互いに離隔されている。
溝側面が凸状に延びる第1溝領域63は、保持溝として形成される第2溝領域6 4に至る。加温されるべき流体が流れる導管は、第2の溝領域64内に固定保持 される。熱交換体60は良好な熱伝導性材料で製造され、ストラットの最頂部は 断熱性の被覆65が施されている。
流体の加熱用装置は、流体が流れるべき導管20を挿入するための外側の溝18 を有する円筒状熱交換体10を呈する。、溝18は1巻きW当り熱伝達長Ωを有 する巻きWを形成する。導管20は加温されるべき一定の部分長りを有するので 、1巻きW当りの熱交換長Qは少なくとも1.4倍増加されるか、或いは熱交換 シリンダ10は全体として水平に向けられ、かつ熱交換体10の直径は160m m以上である。
Fig、1 補正書の写しく翻訳文)提出帯(特許法第184条の8)点滴剤、輸血液及び/ 又は洗浄剤用の医療用加温装置度まで達成することができる。
同じく先行技術の一部を成し公報EPO444011A1)ら公知となっている 別の装置においては、熱交換体は水平に向けられた正円形シリンダとして形成さ れ、流体を案内する導管は円形シリンダの外側を走る溝に圧入される。溝は、一 方では、溝内に配置されるべき導管の外径よりも実質的に深く、且つ溝底部は溝 開口に対して変位されているように形成されている。溝は溝底部から溝開口まで 延びる両側壁を呈し、該側壁は、溝の全深さに亘って溝内に配置される導管に対 して狭められた領域を呈する。
これらの器械の他に、ディデコ社(Dideco)により製造される別の装置も 当該分野で公知であり(EPO181447Bl、コラム1.10行目以下参照 )、この装置も同様に正円形シリンダとして形成された、水平に向けられた熱交 換体を呈する。
当該分野で公知であるこれら装置においては、流体を案内する導管への熱伝達長 は熱交換体上の溝ループの数により限定される。もし当該分野で公知のように、 個々の溝ループが互いに近接して配置されていると、熱交換長は限定された量し か延長することができず、装置の容易な利用が低減される。
円筒形熱交換体の従来の熱伝達長は1ループ(1巻線)当り略37cmまでであ る。
EPo 181 447号による装置を除いては、限定された熱伝達長に加えて 、制御されない対流性熱損失も従来の熱交換シリンダの外側領域において生じ、 これにより流体の効果的な加温効率を改善しないことも考慮する必要がある。従 来の熱交換シリンダにおいて、溝を非常に深く形成した場合、溝と溝との間のス トラット(支柱)が広域に亘り冷却リブの機能を果たし、対応する溝形状と関連 する利点を相殺すると云う別の危険が生じる。同様に従来の深く形成された溝の 横断面形状では、溝内に挿入された導管が溝底部に緊密に着座しているか否かを 容易に点検することは不可能である。もしそうでない場合、熱伝達が大きく減少 する結果となる。
従って本発明の主要な問題は、一方では、熱伝達面が導管に対して得られ、緊急 医療の要件に対し無条件の解決法を提供するように、且つ他方で公知の装置の有 用性が向上するように、従来の装置を改良することである。
この目的は、本発明によれば、一方では、加温されるべき導管の所定部分長しに 対し、1巻きW当りの熱伝達長が少なくとも1.4倍増加されることにより達成 される。この目的はまた、熱交換体が全体に軸に対して水平に向けられ、且つ熱 交換体の最大径寸法を160mm以上とすることにより達成される。
このようにして、本発明の装置は、熱交換長はたとえ溝ループ数が減少しても実 質的に増加できるという十分な利点を有する。熱交換体の軸方向の長さは短く保 つことができ、且つ個々いう利点が生じる。導管を非常に明瞭な方法で導管用に 設けられた溝巻き内に挿入することができ、長円形の横断面を有する場合、例え ば従来の輸液装置が溝内に適切に着座し保持されたか否か、且つどの程度まで着 座し保持されたかを、使用者が実質的な着座領域に亘って判断できる。
熱交換体が中空シリンダとして形成されている場合、熱交換体は加熱器の他に全 ての操作要素及び制御要素を中空シリンダから突出させることなく収容すること ができる。
本発明の別の形状においては、溝はらせん状に延び、且つ溝は熱交換体の軸に沿 った横断面で示した場合互いに離隔した状態を呈し、この離隔距離は導管を保持 する溝の溝幅よりも大きい。
これにより、導管を熱交換体上に巻装するとき、溝ループが不意に飛ばされて導 管によじれやこぶ(k 1nk)を引き起こすことがないという利点が生じる。
導管を本発明の熱交換体に巻装するとき、導管は適正に案内され、溝と溝との間 の大きな離隔により、導管を巻装することがより容易となる。従って熱交換体の 拡大された径が操作者の巻装動作を簡易にする。
別の実施例においては、溝は対応する個々の溝の溝開口内に位置する溝底部を呈 する。これにより、導管は導管に直接に作用する主要な力成分により、溝底部に 押しつけられ得るという利点が生じる。この溝形状はまた、溝を導管に対して狭 めたり切り取ったりする際に、より大きな力の投入や特殊な技術を要することな く、溝の底部に緊密に適正に着座させることができる。
更なる実施例においては、液体加温装置は熱交換体の第1及び第2端面により画 成される。操作用構成部品、及びディスプレイ、装置の操作に必要なその他の構 成部品は第1端面に収納することができ、第2端面には取付グリップを収納する ことができ、このグリップにより熱交換体はスタンドに取付可能となる。本発明 の熱交換体によって、更に、操作用構成部品を受容する補助的なハウジング用構 成部品を何ら必要としない装置を作り出すことが可能である。輸液及び/又は輸 血用溶液の加熱用小型装置が実現される。
人間工学的観点からは、熱交換体の軸は保持装置、例えばスタンドに対して全体 として水平に向けられる。この目的のために、もし熱交換体が回転及び/又は回 動手段を呈するならば有利であり、熱交換体はとりわけ回転可能及び/又は回動 可能な状態で保持装置に保持される。
このことは、簡易な手段を用いて、即ち熱交換体の回転又は回動を用いて導管が 熱交換体の全周に亘って設けられた溝に適正に着座しているか否かを点検するこ とができるという利点をもたらす。当該分野で公知であるように、導管を急いで 性急に溝内に挿入する際に生じ得る不意の混乱は、本発明の熱交換体では回避で きる。すなわち、熱交換体を単に回転及び/又は回動させることにより、導管の 全短行程を調べることができるからである。
本発明の別の実施例において、溝は熱交換体の第2端面から第1端面に進む左ネ ジとして形成される。これにより、右利きの人が左後方部から手の右回り回転を 利用して、迅速に簡単にかつ安全に導管を溝内に挿入できるという利点が生じる 。
本発明の別の形状においては、例えばクランクや電動駆動装置等の導管の巻装手 段が熱交換体上又は内部に設けられる。熱交換体がクランクや電動駆動装置を備 えている場合、導管は平面図で視て、装置の後方で右上部において、最初の溝ル ープ内に圧入される必要があり、次に導管は全熱交換体の左回転により自動的に 溝内に引っ張りこまれる。このことにより導管の挿入は更に簡易になる。
導管用として設けられた点滴剤室を加温する手段が、熱交換体上又は内部に形成 される場合は、加温されるべき流体が流速が増した場合でもできる限り急速に指 定された加温温度に到達することが更に大きい度合で保証され、例えば長い導管 が必要とされる場合に生じる望ましくない冷却も効果的に補正することができる 。
有利な実施例においては、点滴剤室は熱交換体の第1又は第2端面の凹部に取り はずし可能な状態でスナップ嵌入される。
このことにより点滴側室用の別個の加熱器を設ける必要がなく、また流体を加温 する装置上を走る導管は妨害されないという利点が生じる。
明らかに導管自体も、流体を加温する装置の前後において、望ましくない冷却効 果を防止するために断熱又は加熱することができる。
更なる利点は添付の図面の説明から導き出すことができる。
同様に上述の特徴、および以下に更に説明する特徴は本発明に従って個別に或い は任意に組み合わせて集合的に利用することができる。記載される実施例は網羅 された列挙と見做されるべきものではなく、むしろ例示的特徴のみを有すると見 做されるべきものである。
本発明を図面によって表わし、実施例を参照して更に説明する。
図1は、軸に対して正長円形の横断面を有する熱交換体を備えた流体加温装置の 斜視図を示す。
図2は、導管を巻装するためのクランクを有する正円形シリンダとして形成され た本発明の熱交換体を示す。
図3は、第1、第2の溝領域を有する溝形状の横断面を示す。
図4は、湾曲した開口と断熱材料に被覆されたストラットの自由端を有する溝の 別の実施例の横断面を示す。
図面の個々の図は本発明の対象を非常に模式化して示すものであり、一定尺度と 解されるべきではない。個々の図の物理的特徴は、それらの構造がより明瞭に示 されるように部分的に非常に拡大して示している。
図1は、スタンド11、例えば輸液スタンドに取付けられた熱交換体10を示す 。熱交換体10は第1端面12と第2端面13とにより画成される。図に示され るように、第1端面12は前板として形成され、この前板により本発明の装置を 操作することができる。オン−オフ・スイッチ14と、例えば各々の場合に望ま しい温度を調整したり決定したりするための選択スイッチ15(以下省略)が前 板上に配置される。、16は各々の補正帯の写しく翻訳文)提出iF(特許法第 184条の8)1、特許出願の表示 PCT/DE93100624 2、発明の名称 点滴剤、輸血液及び/又は洗浄剤用の医療用加温装置3、特許出願人 住 所 ドイツ連邦共和国、70597 シュトウソトガルトユーリウスーホル ダーシュトラーセ 30名 称 シュティーラー エレクトロニック メディツ インテクニーシュ ゲレーテ ブロドゥクツィオンーウント フェルトリープス ーゲー・エム・バー・バー 代表者 シュティーラー アクセル 国 籍 ドイツ連邦共和国 4、代理人 住 所 〒105 電話03 (3432) 742] (代)6、添付書類の 目録 補正帯の写しく翻訳文、差替頁) 1 通EPO1,81447号による装置を 除いては、限定された熱伝達長に加えて、制御されない対流性熱損失も従来の熱 交換シリンダの外側領域において生じ、これにより流体の効果的な加温効率を改 善しないことも考慮する必要がある。従来の熱交換シリンダにおいて、溝を非常 に深く形成した場合、溝と溝との間のストラット(支柱)が広域に亘り冷却リブ の機能を果たし、対応する溝形状と関連する利点を相殺すると云う別の危険が生 じる。同様に従来の深く形成された溝の横断面形状では、溝内に挿入された導管 が溝底部に緊密に着座しているか否かを容易に点検することは不可能である。も しそうでない場合、熱従って本発明の主要な問題は環境への放熱損失を低減する ように従来の熱交換シリンダを更に改良することである。
この目的は本発明によれば、加温されるべき導管の所定長部分りに対して、1巻 きW当り熱伝達長Qは少なくとも52cmの値をとり、かつ溝は開口の近傍が断 熱材で形成されるか、或いは断熱材で被覆されていることにより達成される。
溝が開口の近傍で断熱材で形成されるか、或いは断熱材で被覆されている場合、 溝形状が導管の外径よりもはるかに大きい深さを呈することも可能である。リブ 状の溝ストラットの望ましくない冷却効果は効果的に補償される。
本発明の実施例においては、溝は導管の外径よりも少なくとも1.6倍大きい溝 開口を呈する。
これは操作者は例えば自分の指先で探ることにより、導管が溝内に完全に着座し たかどうかを容易に点検することができるという利点をもたらす。溝開口を拡大 することにより、導管が深まった溝内で溝底部に着座したか否かを調べることが できる。
従ってもし溝が湾曲して開口し、導管を挿入するための溝側面を有する第1溝領 域を形成し、それに隣接して導管を保持するための溝側面を有するように第2保 持用溝IiI域を形成し、第1溝領域の溝側面を凹状、凸状、又は三角形状とし 、第2溝領域の溝側面が導管を緊密に囲繞し、適切な場合には多少導管を圧搾す るように構成すると、操作の容易性が増すだけでなく、導管が溝底部に不完全に 着座しないということが依然保証される。
本発明による本発明の改良においては、熱交換体が軸に対して全体として水平に 向けられ、かつ熱交換体の最大直径寸法は160mmを越えるという解決法を有 する。
これはたとえ溝ループ数が減少しても、熱伝達長の倍増が可能であるという利点 をもたらす。熱交換体の軸方向の長さは短く保つことができ、且つ個々の溝ルー プは操作が容易なように(大きなピンチで)互いに離隔でき、そのため導管が溝 内に容易に挿入され得る。このタイプの周辺部がより大きい熱交換体はまた全て の制御用、調整用、操作用構成部品を熱交換体自体の内部に収納させることがで きる。例えば、本発明の熱交換体を水平方向に形成し、スタンドに取り付けた場 合、従来の装置よりも安全な状態で固定される。スタンドに荷重されるトルクは 小さい。従って熱交換体を懸架したスタンドは傾動しやすいということはない。
もし従来の装置により大きな効率を望むとすれば、これらの装置をより長くする 必要があり、これにより通常の場合にはトルクの増加を生じ、このトルクの増加 は、対抗する手段(例えばカウンタウェイト)によってのみ補償することができ る。
熱交換体が中空シリンダとして形成されている場合、熱交換体は加熱器の他に全 ての操作要素及び制御要素を中空シリンダから突出させることなく収容すること ができる。
本発明の別の形状においては、溝はらせん状に延び、且つ溝は熱交換体の軸に沿 った横断面で示した場合圧いに離隔した状態を呈し、この離隔距離は導管を保持 する溝の溝幅よりも大きい。
これにより、導管を熱交換体上に巻装するとき、溝ループが不意に飛ばされて導 管によじれやこぶ(k 1nk)を引き起こすことがないという利点が生じる。
導管を本発明の熱交換体に巻装するとき、導管は適正に案内され、溝と溝との間 の大きな離隔により、導管を巻装することがより容易となる。従って熱交換体の 拡大された径が操作者の巻装動作を簡易にする。
別の実施例においては、溝は対応する個々の溝の溝開口内に位置する溝底部を呈 する。これにより、導管は導管に直接に作用する主要な力成分により、溝底部に 押しつけられ得るという利点が生じる。この溝形状はまた、溝を導管に対して狭 めたす切り取ったりする際に、より大きな力の投入や特殊な技術を要料に接合さ れた断熱材料により製造される。ストラット58はその自由端側か丸く形成され る。
図4は溝61を有する熱交換体60の別の部分の横断面を示す。溝61はストラ ット62によって互いに離隔されている。
溝側面が凸状に延びる第1溝領域63は、保持溝として形成される第2溝領域6 4に至る。加温されるべき流体が流れる導管は、第2の溝領域64内に固定保持 される。熱交換体60は良好な熱伝導性材料で製造され、ストラットの最頂部は 断熱性の被覆65が施されている。
流体の加熱用装置は、流体が流れるべき導管20を挿入するための外側の溝18 を有する円筒状熱交換体10を呈する。溝18は1巻きW当り熱伝達長Qを有す る巻きWを形成する。導管20は加温されるべき一定の部分長りを有するので、 1巻きW当りの熱伝達長Qは少なくとも1.4倍増加されるか、或いは熱交換シ リンダ10は全体として水平に向けられ、かつ熱交換体10の直径は160mm より大きい。
請求の範囲 1、 調整可能及び/又は制御可能な、溶液用導管(20;35)に作用する加 熱器を備え、円筒状熱交換体(10;30;50;60)を加熱する輸液剤、輸 血液及び/又は洗浄用の溶液の医療用加温装置であって、前記熱交換体は、溶液 が流れる前記導管(20;35)を挿入するための外側の溝(18;34;51 ;61)を呈し、かつ前記溝は1巻きW当り熱伝達長αを有する巻きWを形成す る医療用加温装置において、加温されるべき前記導管(20;35)の所定の部 分長しに対して、1巻きW当りの前記熱伝達長Qが少なくとも52cmの値をと り、かつ前記溝(18;34;51;61)は開口近傍が断熱材(58)で製造 されるか、或いは断熱材(65)で被覆されることを特徴とする医療用加温装置 。
2、 前記溝(51;61)は、前記導管(20;35)の外径よりも少なくと も1.6倍大きい溝開口を呈することを特徴とする請求の範囲第1項記載の医療 用加温装置。
3、 前記溝(51;61)は湾曲して開口し、かつ前記導管の挿入のための溝 側面(54;66)を有する第1溝領域(51;62)と前記導管を保持するた めの溝側面(56;6B)を有する第2保持用溝領域(53;64)とを形成し 、前記第1溝領域(52;63)の前記溝側面(54;66)は凹状、凸状又は 三角形状に延び、前記第2の溝領域(53;64)の前記溝側面(56;68) は前記導管に緊密に囲繞して係合し、適切な場合には前記導管を多少圧搾するこ とを特徴とする請求の範囲第1項又は第2項のいずれかに記載の医療用加温装置 。
4、 前記熱交換体(10; 30 ; 50 ; 60)は軸(21;38) に対して円形又は長円形の横断面を展開することを特徴とする請求の範囲第1項 乃至第3項のいずれかに記載の医療用加温装置。
5、 前記熱交換体(10;30;50;60)は中空シリンダであることを特 徴とする請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかに記載の医療用加温装置。
6、mi記溝(18:34;51 :61)はらせん状に延び、かつ前記溝(1 8;34+51;61)は前記熱交換体(10;30;50;60)の軸(21 ;38)に沿って視た横断面において、前記導管(20;35)の保持用溝の溝 幅よりも大きし1相互の離隔距離を呈することを特徴とする請求の範囲第1項乃 至第5項のいずれかに記載の医療用加温装置。
7、 前記溝(51;61)は平面図において、夫々の溝(51゜61)の溝開 口内に位置する溝底部(57; 67)を呈することを特徴とする請求の範囲第 1項乃至第6項のいずれかに記載の医療用加温装置。
閑静膓審輻牛 Fwa−穴F−株訓−鵞禦緬−N : xaeka M−−−16−岬−i四P 約−1噛J★1スtズフロントページの続き (72)発明者 ティラッカー−ベック ヴオルフガングドイツ連邦共和国、7 0597 シュトゥットガルト ヴイーゼンタルシュトラーセ13

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.流体用導管(20;35)に作用する調整可能及び/又は制御可能な加熱器 によリ、医療分野における流体、とりわけ輪液剤、輪血液及び/又は洗浄用の溶 液を加温する装置であって、その外側に、流体が流れる前記導管を挿入するため の外側の溝(18;34;51;61)で、1巻きw当り熟交換長lを有する巻 きwを形成する溝を呈する円筒状熟交換体(10;30;50;60)を加熱す る加温装置において、1巻きw当りの前記熟交換長lが、加温されるべき導管( 20;35)の所定の部分長Lに対して少なくとも1.4倍増加されていること を特徴とする流体加温装置。
  2. 2.前記熟交換体(10;30;50;60)の軸(21;38)に対する横断 面が円形又は長円形の表面を呈することを特徴する請求の範囲第1項又は第16 項記載の流体加温装置。
  3. 3.前記熱交換体(10;30;50;60)は中空シリンダであることを特徴 とする請求の範囲第1項、第2項又は第16項記載の流体加温装置。
  4. 4.前記溝(18;34;51;61)はらせん状に延び、かつ前記溝(18; 34;51161)は前記熟交換体(10;30;50;60)の軸(21;3 8)に沿って視た横断面において、前記導管(20;35)保持用溝の溝幅より も大きい相互の離隔距離を呈することを特徴とする請求の範囲第1項乃至第3項 又は第16項のいずれかに記載の流体加温装置。
  5. 5.前記溝(51;61)は平面図において、夫々の溝(51;61)の溝開口 内に位置する溝底部(57;67)を呈することを特徴とする請求の範囲第1項 乃至第4項又は第16項のいずれかに記載の流体加温度装置。
  6. 6.前記溝(51;61)は前記導管(20:35)の外径よりも少なくとも1 .6倍大きい溝開口を呈することを特徴とする請求の範囲第1項乃至第5項又は 第16項のいずれかに記載の流体加温装置。
  7. 7.前記溝(51;61)は弓弧状に開口し、かつ前記導管の挿入のための溝側 面(54;66)を有する第1溝領域(52;63)と前記保持用溝導管を保持 するための溝側面(56;61)を有する第2溝領域(53;64)とを形成し 、前記第1溝領域(52;63)の前記溝側面(54;66)は凹状、凸状又は 三角形状に延び、前記第2の溝領域(53;64)の前記溝側面(56;68) は前記導管を囲続し、これと緊密に係合し、適切な場合には多少圧搾することを 特徴とする請求の範囲第1項乃至第6項、又は第16項のいずれかに記載の流体 加温装置。
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