JPH07507886A - 能動送信スタイラスを有する電磁位置変換器 - Google Patents

能動送信スタイラスを有する電磁位置変換器

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JPH07507886A
JPH07507886A JP4502227A JP50222792A JPH07507886A JP H07507886 A JPH07507886 A JP H07507886A JP 4502227 A JP4502227 A JP 4502227A JP 50222792 A JP50222792 A JP 50222792A JP H07507886 A JPH07507886 A JP H07507886A
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ザンク,アンソニー・イー
ギラーノ,マイケル・エヌ
ゴールド,ケニス・エス
フランス,エイチ・モーリス
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ゲイゼル・グラフイツク・システムズ・インコーポレイテツド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、複雑な制御システムやその他の電子機器に絶対座標データを入力する ための、グラフィックタブレット(H+tphiclrbltl)やその類似物 のような位置変換器に係わる。
一般的に、ジョイスティックやトラックボールや「マウス」のような位置入力装 置が、その操作者の手の動きに応答してコンピュータに増分データを送り込むた めに使用される。操作者は、一般的に、そのコンピュータのスクリーンディスプ レイを観察しながら、手の動きを調節する。特定の重要な用途では、図面のよう な既存の表示物から直接的に測定される座標を入力することがめられる。こうし た用途においては、その増分入力装置は、換算係数と位置基準の両方に関して重 大な欠点を有する。
従って、図面のような製作物からコンピュータ用の位置データを生成するために 、様々なグラフィックタブレットが開発されてきた。従来技術の典型的なグラフ ィックタブレットは、固定基準又は調整可能基準に対比した絶対位置データを与 え、これらのデータは、操作者によって図面の表面の上で動かされるスタイラス に応答して生成される。そうした変換器の重要な性能パラメタには、正確さ、再 現性、距離と時間の両方における分解能、値域、限界速度、操作容易性が含まれ る。これらに加えて、コスト、信頼性、関連システム(例えば図形表示装置)と の互換性も重要である。
1つの重要な種類のグラフィックタブ−1トは、互いに直交する1対の導体パタ ーンをそのタブレット内に組み入わる。
そのスタイラスは、スタイラス信号がそれから発生させられるコイルを有する。
例えばCIrマHに交付された米国特許第3、975.592号明細書を参照さ れたい。この特許は、各々のパターンの形の導体の配列を開示し、これらの導体 は、対応する電場を生じさせるために順次加圧され、これらの電場の1つが、ス タイラスの概略位置(C+U口@ position)を決めるためにスタイラ スによって検出され、その後で、その導体の部分集合が、異なった率で加圧され る。この順次通電の連続サイクルにおいて、サンプリングされたスタイラス信号 相当物が、二重増幅において、正に積分され、その後で負に積分される。その積 分出力がゼロに達する時にカウンタがラッチ(1*1chl され、そのラッチ されたカウンタ値が、前記概略位置に関する検出信号の重心を表すように意図さ れている。しかし、連続したサンプルに基づく計算が使用されるが故に、そうし たラッチされたカウンタ値は、スタイラス信号の実時間重心を表示することはで きず、サンプルの間でスタイラス移動がある時には、その結果はエラーになり易 い。更に、取り扱い難く高価であるサンプルホールド素子が必要とされる。
そうしたシステムに関する別の問題点は、概略位置の間の検出電場強さが非線形 であるということである。Ikedoに対して交付された米国特許第4.088 .842号明細書は、励磁スタイラスとグラフィックタブレット内の平ピックア ップコイル配列とを有するシステムにおける、前記スタイラスの中間位置を検出 するための非線形補間を開示する。しかし、非線形補間は、過剰に複雑であり、 製造コストが高く、精度が低い。実際に、従来技術の電磁座標タブレットの大半 は、複雑で高コストなAD変換器やDA変換器やマイクロプロセッサやコンピュ ータ記憶装置による、高度の信号処理を必要とする。更に、そうしたタブレット の大半は、プリント回路技術を用いてさえ製造コストが高い、厳密な2次元導体 パターンを使用する。これに加えて、費用のかかる補間エラーを避けるために、 非常に微細な粗分解能がめられ、従って回路の複雑性とコストとが増大させられ る。
更に、Ikedoに対して交付された米国特許第4.081842号明細書とR odle口他に対して交付された米国特許第4.210.775号明細書とに開 示されるように、スタイラス内に送信器コイルを備えることも知られており、特 に米国特許第4.210.775号明細書は、出力信号を生じさせるためにカウ ンタを使用して順次走査される導体格子を開示する。フィルタリングされた出力 信号相当物であるパルスのリーディングエツジがカウンタを停止させ、それによ って位置信号を発生させる。
別の種類の座標読取り装置は、振動伝送媒体として磁気抵抗材料を使用する。例 えば、Chalnelに対して交付された米国特許第4.216.352号明細 書と7*kewchi他に対して交付された米国特許第4.273.954号明 細書とを参照されたい。これらのシステムとその類似のシステムは、フルスケー ルのアナログ値からの正確な測定又は変換に関して制限されている。
座標位置変換器に図形表示能力を組み合わせることが必要とされることが多い。
しかし、不幸なことに、表示装置の中には、典型的な座標変換器によって生じさ せられるような強力な電磁場によって悪影響を与えられる可能性がある表示装置 もある。
更に、幾つかの座標タブレットで使用されるような磁気抵抗材料は不透明であり 、従って背面照明等の使用を妨げる。
こうして、高い精度と再現性と値域と分解能をもたらし、操作が容易で、信頼性 が高く、製造コストが安く、且つ低コストのグラフィックコンピュータと表示装 置とに対して互換性がある、位置変換器が必要とされている。
発明の要約 本発明は、複雑なAD変換器もDA変換器もマイクロプロセッサも大規模な記憶 回路素子も必要とせずに、上記の要求を満たす電磁変換器に向けられる。この変 換器は、第1の端部末端と第2の端部末端の間の複数のコイル輪と、この第1の 端部末端と第2の端部末端の間に間隔を置いて配置された複数のコイルタップ分 岐点(coil lap aodc)とを有するヘリカル導電タブレットコイル と、 選択された1つの前記コイルタップ分岐点を順次アドレス指定するためのセレク タ手段と、 前記タブレットコイルに対して第1の変換器の方向に移動可能であり、且つその 変換器本体に固定装着されたスタイラスコイルを有する変換器本体と、 前記タブレットコイルと前記スタイラスコイルとの間で磁場が結合されるように 前記タブレットコイルと前記スタイラスフィルの一方にコイル駆動電流を生じさ せるための発振器手段と、 前記第1の方向に対して垂直な第1の位置基準に比較して測定可能である距離で ある、前記第1の方向における前記変換器本体と前記タブレットコイルの間の距 離を表す第1の位置信号を!jえるために、前記第1の方向の前記スタイラスコ イルの動きに応答して作動する、前記セレクタ手段に接続された回路手段を含む 。好ましくは、前記タブレットコイルは、互いに反対方向にヘリカル状に巻かれ た1対のコイル構成要素を含み、前記セレクタ手段が、対応する前記コイルタッ プ分岐点に前記コイル構成要素を逐次的に接続する。
タブレットコイルは、第1と第2のトレース層を含み、第1−のトレース層が、 互いに間隔を置いて平行に配置された配列をなす前部コイル部分を有し、第2の トレース層が、互いに間隔を置いて平行に配置された配列をなす後部コイル部分 を有し、これらのコイル部分の中の交互のコイル部分が、互いに反対方向に巻か れたコイル構成要素各々の、等間隔を置いたコイル部分を形成し、前部コイル部 分の各々が、反対方向に巻かれたコイル構成要素の後部コイル部分と一直線に合 わせられる。変換器は、同じコイル構成要素の対応する後部コイル部分に前部コ イル部分各々を接続するための導電要素配列を含むことも可能であり、これらの 導電要素は、前記コイル構成要素各々の側部フィル部分を形成する。隣り合う1 対の導電要素は、互いに反対方向に巻かれたコイル構成要素の対応するタップ分 岐点を含むことが可能である。
本発明の重要な特徴の1つは、スタイラス磁場をタブレットコイルに磁気的に結 合するために、発振器手段が、タブレットコイルにではなくスタイラスコイルに 接続されることが可能であり、この磁気結合が、発振器がタブレットコイルを直 接的に駆動する時に発生させられる周縁磁場の二重性を形成するということであ る。この構成では、その回路手段が、タブレットコイルの端部末端に電気的に結 合された受信器分岐点を含み、受信器分岐点における受信器信号は、タブレット コイルにおけるスタイラス磁場の大きさに応答する。好ましくは、タブレットコ イルが、互いに反対方向にヘリカル状に巻かれた1対のコイル構成要素を含み、 セレクタ手段が、対応する各々のコイルタップ分岐点において前記コイル構成要 素を接続する。有利なことに、スタイラスコイルに発振器が信号を入力するこの 構成が、タップ分岐点接続における異常な電圧の取り出しを防止する。
この回路手段は平衡差動入力増幅器を含むことが可能であり、この平衡差動入力 増幅器に入力するために、タブレットコイル構成要素の両端部末端が、受信器分 岐点の相補的相対物の各々に結合され、この平衡差動入力増幅器が迷走電気雑音 を排除する。受信器分岐点相対物の各々が、その対応するダイオードによってコ イル構成要素の各々の端部末端に結合されることが可能である。二輪位置測定が 、交互の軸時間間隔において行われることが可能であり、第1のタブレットコイ ルの両端部末端と第2のタブレットコイルの両端部末端が、ダイオード絶縁器を 経由して前記差動増幅器に結合される。
或いは、本発明の変換器が、スタイラス磁場からの磁気結合に応答して補助信号 を与えるために、タブレットコイルを近接して取り囲む補助コイルも含むことが 好ましい。この変換器は、その変換器と外部装置との間の電場干渉を防ぐために 、その変換器本体から離れてタブレットコイルの反対側に固定配置された概ね平 らな導電シールド部材を含むことが可能である。前記補助コイルは複数の直列接 続されたコイル輪を有し、前記複数の直列接続されたコイル輪が、 前記第1の変換器方向に対して平行な!方向に延在し、且つ前記シールド部材に 対して平行で且つ前記!方向に対して直交方向に方向付けられた!方向において 前記タブレットコイルを概ね取り囲む、第1のコイル輪と、 前記第1のコイル輪の両端部に概ね一致するまで前記!方向に延在し、且つ前記 第1のコイル輪の両側部の間を非常に短距離だけ前記!方向に延在する、第2の コイル輪と、前記第1のコイル輪の両側部に概ね一致するまで前記!方向に延在 し、且つ、前記第1のコイル輪の両端部の間を非常に短距離だけ前記!方向に延 在する、第3のコイル輪を含む。この変換器は更に、補助信号に前記回路手段を 同期化するための手段を含むことが可能である。この変換器は、複数の前記第2 のコイル輪と複数の前記第3のコイル輪を有することが可能であり、前記!方向 における前記短距離と前記!方向における前記短距離が各々に、前記第1のコイ ル輪の対応する距離の各々に異なった小部分である。
この変換器は、前記補助信号に対して回路手段を同期化するための手段を含むこ とも可能である。発振器手段が変換器本体内に配置されることが可能である。こ の変換器は更に、電力周波数で補助コイルを周期的に駆動するための手段と、補 助コイルからの磁気結合によって発振器手段に給電するための、変換器本体内の 電力受信器手段と、補助信号の受信のために電力ドライバ手段を周期的に中断す るための手段を含むことも可能である。
電力受信器手段は、電力コイルと、整流器手段と、前記整流器手段と前記発振器 手段の間に接続されたフィルタ手段と、前記電力コイルと前記整流器手段の間に 結合された結合手段を含むことが可能であり、この結合手段は、電力周波数にお ける前記電力コイルのりアクタンスを打ち消すために、電力周波数において前記 電力コイルと共振する。電力ドライバ手段は、電力周波数において電力パス電圧 と接地との間で電力分岐点を順次スイッチングするための相補ドライバトランジ スタ対と、前記ドライバトランジスタを別々に制御するためのゲート付きクロッ ク発振器回路(Htltd cloek 1effi++tlo+ ci+c菖 i1)と、前記結合分岐点と前記補助コイルの間を接続するカップリングコンデ ンサを含むことが可能であり、前記クロック発振器回路が、他方のドライバトラ ンジスタの非活動化の後に予め決められた遅延期間の間だけ前記ドライバトラン ジスタの各々の起動を遅延させるための手段を含み、前記カップリングコンデン サが、電力周波数における前記補助コイルのりアクタンスを打ち消すために、前 記補助コイルと共振する。電力周波数は約10KH+〜約101H+であること が可能である。この電力周波数が約20KRt〜約100KH+であることが好 ましい。この電力周波数が約25KHx〜約50KH+であることが更に好まし い。
予め決められた大きさの受信器信号を検出するために、閾値手段が含まれること が可能であり、この閾値手段は、送信器コイルから予め決められた距離の範囲で 変換器本体が一直線に合わせられる時に有効信号を与える。発振器回路は、電力 を節約するために約20%未満のバーストデユーティサイクル(bsz[dul YC!cle)を有するバーストモードで作動することが可能である。このバー ストモードは、有効信号の発生時に、予め決められた時間間隔以上の時間間隔に 亙って終止されることが可能である。発振器回路電力の節約は、スタイラスの非 活動期間の後の発振器回路の非活動化によっても可能にされる。
好ましくは、前記回路手段が更に、受信器信号の重心を位置決定するために、第 1のサイクル時間間隔の間に受信器信号の第1極性成分を合計し且つ第2のサイ クル時間間隔の間に受信器信号の反対の極性成分を合計するための積分器手段を 含み、前記回路手段が更に、送信器コイルに沿って順次接続されたコイルタップ 分岐点の位置を表す可変位置信号をラッチするためのラッチ手段と、前記積分器 手段に応答して受信器信号重心において前記ラッチ手段を起動するためのフィー ドバック手段も有し、前記ラッチ手段の起動時には、前記第1のサイクル時間間 隔が終止し、前記第2のサイクル時間間隔が開始する。前記可変位置信号がN状 態カウンタ(Nは送信器コイルのコイルタップ分岐点数の倍数關である)によっ て発生させられることが可能であり、セレクタ手段が、時間間隔グループ数FI II 1alt+ysl 1+o@p ammbr+lのカウンタ状態の間、発 振器手段にコイルタップ分岐点の各々を接続するために、前記N状態カウンタを 復号し、この時間間隔グループ数は倍数Mに一致する。
前記積分器手段は2方向カウンタと可変周波数発振器とを含むことが可能であり 、この可変周波数発振器の周波数は、受信器信号の大きさに応答する。その選択 されたタップ分岐点と両端部末端との間の互いに反対の方向の電流の流れに応答 して、選択されたタップ分岐点の付近から延びる周縁磁場として磁場を発生させ るために、前記発振器手段がタブレットコイルに接続されることが可能である。
有利なことに、互いに反対方向に巻かれたコイル構成要素という構成が、発振器 がタブレットコイルに信号を送る時に、打ち消しによって迷走磁場を抑制する。
セレクタ手段がタブレットコイルとスタイラスコイルの間に移動周縁磁場を生じ させることが可能であり、前記回路手段が受信器分岐点を含み、前記受信器分岐 点における受信器信号が、受信器コイルにおける周縁磁場の大きさに応答する。
受信器分岐点はスタイラスコイルに電気的に接続されることが可能である。スタ イラスコイルは、1対のバイファラ巻きスタイラスコイル構成要素を含み、前記 回路手段は更に、受信器分岐点を駆動するための平衡差動人力増幅器を含み、前 記スタイラスコイル構成要素が前記平衡差動入力増幅器に信号を送り、前記平衡 差動入力増幅器が迷走電気雑音を排除する。受信器分岐点はタブレットコイルに 電気的に接続されることが可能であり、受信器信号は、受信器コイルによる送信 器コイルの電流負荷に応答する。
タブレットコイルは、第1の変換器方向に平行なコイル軸線を中心として円筒形 状にヘリカル形であってよく、そのコイル軸線の互いに反対側に前部部分と後部 部分とを含む。この変換器は更に、前記タブレットコイルの前部部分から予め決 められたプローブ距離(probtd口1raeelだけ離れた位置にその変換 器本体を案内するための手段を含む。このタブレットコイルの前部部分と後部部 分とが巻線距離dだけ互いから間隔を置かれていることが好まし、(、この距離 dは、タブレットフィル端部末端における不要な磁束集中を防ぐために約0.0 3インチ以上である。送信器コイルのコイル輪は、変換器の定倍率を画定するた めに概ね均等の間隔を置かれていることが好ましい。
スタイラスコイルは、スタイラス軸線を中心として円筒形状に対称形であり、変 換器本体がスタイラス軸線上にスタイラス尖端を画定し、このスタイラス尖端は 、タブレットコイルの前部部分からプローブ距離1だけ離れて移動する。好まし くは、タブレットコイル輪は、そのコイル軸線の方向にコイル輪間隔1だけ均等 に間隔を置かれる。好ましくは、スタイラス軸線上のスタイラスコイル内の中心 点は、スタイラス尖端からコイル距離Cだけずれており、このコイル距離Cは、 タブレットコイルの前部部分との直交アライメントに関するスタイラス軸線の一 定範囲の傾斜の範囲内での変換器の一様な動作を可能にするために、約0.4イ ンチである。好ましくは本発明の変換器は前記回路手段をゲートするための手段 も含み、それによって前記回路手段が、限定されたサンプル時間間隔の持続時間 内だけは受信器コイルに応答し、このサンプル時間間隔内では、スタイラス軸線 の一定範囲の傾斜の範囲内での変換器動作の一様性を増強するために、前記コイ ルタップ分岐点の部分集合が前記セレクタ手段によって起動される。さらに好ま しくは、前記サンプル時間間隔の持続時間は、前記セレクタ手段によって4つの 前記コイルタップ分岐点がその時間内に選択される時間に概ね等しい。スタイラ スコイルは、1対のスタイラスコイル構成要素を含むことが可能である。
前記タブレットコイルの前部部分は概ね平らであり、変換器本体を案内するため の手段が、その変換器本体を滑動自在に支持するための平らなタブレット表面を 有する。このタブレットコイルは第1のタブレットコイルであることが可能であ り、変換器が、前記第1のタブレットコイルに対して直交方向に支持された第2 のタブレットコイルを含む。電子図形表示装置が、タブレット表面を形成するた めに含まれることが可能である。
この表示装置は、タブレット表面に対する変換器本体の動きに視覚的に応答する ことが可能である。これらのタブレットコイルの前部部分は概ね共面であること が可能である。
好ましくは、送信器コイルは、フリンジ磁場を集中させるために、コイルタップ 分岐点者々の間に複数のコイル輪を有する。
本発明の更に別の重要な側面においては、位置変換器が、タブレット回路に無線 によって結合されたスタイラスを有し、そのタブレット回路は、そのタブレット 回路に対するスタイラスの動きに応答する。スタイラスは、タイマ手段と、この タイマ手段に応答してタブレット回路を同期化するための手段を含む。
タブレット回路は、対応する走査時間間隔内においてスタイラス位置のX座標測 定値とY座標測定値を生じさせるために働くことが可能であり、これらの走査時 間間隔は、タイマ手段に応答して逐次的に起動される。
このスタイラスは更に補助制御回路手段も含むことが可能であり、前記タイマ手 段がこの補助制御回路手段に応答し、前記タブレット回路が、タイマ手段に応答 して少なくとも1つの補助出力を発生させるための手段を含み、前記補助出力が 前記補助制御回路手段の動作に対応する。前記補助制御回路手段は、操作者によ って制御されるスイッチをスタイラス上に少なくとも1つ含むことが可能である 。このスタイラスはスタイラス本体とスタイラス尖端を有することが可能であり 、前記操作者によって制御されるスイッチは、スタイラス尖端に対する軸方向圧 力に応答する。
本発明の別の側面では、座標位置を測定するための方法が開示され、この方法は 、 (I) 両端部末端と、これらの両端部末端の間に間隔を置いて配置された複数 のコイルタップ分岐点とを有する、ヘリカル状のタブレットコイルを設ける段階 と、(bl フリンジ磁場に応答して受信器信号を生じさせるために、座標位置 にスタイラスコイルを配置する段階と、(cl 送信器コイル内に電流を生じさ せるために、送信器コイルを交流信号で駆動する段階と、 fdl 移動周縁磁場を生じさせるために、前記複数のコイルタップ分岐点を逐 次的に選択する段階と、(e) 受信器信号の重心位置を検出する段階を含み、 この重心位置は前記座標位置を表している。
これに加えて、前記方法は更に、 (I) 交流発振器を周期的に遮断する段階と、fb) 変換器本体上の可動部 材に応答して、前記発振器がそ(e) 前記可動部材の位置を検出するために、 前記第1のタイマ時間間隔を智視する段階 を含む。
前記可動部材が第1の可動部材であることが可能であり、前記方法は更に、 (1) 変換器本体上の第2の可動部材に応答して、前記発振器がその時間間隔 中に作動状態にある第2のタイマ時間間隔を調整する段階と、 (bl 前記第2の可動部材の位置を検出するために、前記第2のタイマ時間間 隔を監視する段階 を含む。
本発明は、第1のタイマ時間間隔中に変換器本体に磁気結合することによって前 記交流発振器に給電する、更に別の段階を本発明のこれら等の特徴と側面と利点 とが、以下の説明と添付クレームと添付図面とを参照して、より適切に理解され るだろう。
図1は、本発明による位置変換器装置の斜視図と単純化された略図の組合せであ る。
図2は、図1の装置の磁場形態を示す断面図である。
図3は、図1の装置の一部分の代替構成を示す略図である。
図4は、図1の装置の代替構成を示す略図である。
図5は、図4の装置の回路部分の代替構成を示す略図である。
図6は、図5の回路の一部分の代替構成を示す略図である。
図7は、図4の装置の場合のタイミング図である。
図8は、図1の回路の一部分の代替構成を示す略図である。 図9は、図1の装 置の一部分の斜視図と単純化された略図の組合せである。
図1Gは、図4の装置の回路部分の代替構成を示す単純化された略図である。
図11は、図4の回路の一部分の代替構成を示す略図である。
図12は、図4の回路の一部分の代替構成を示す略回路図である。
図13は、図12の装置の一部分の部分断面側面図である。
図14は、図13の装置部分のタイミング図である。
図15は、図12の回路の詳細を示す略絵画図である。
図16は、図15の回路部分の動作を示すタイミング図である。
図17は、図13の装置の一部分を示す部分断面詳細図である。
図18は、図13の装置部分の更に別の代替構成を示す、図17と同様の詳細部 分断面図である。
図19は、図12の回路の一部分の代替構成を示す略図である。
図20は、図12の回路の別の一部分の代替構成を示す回路図である。
図21は、図13の装置の代替構成の部分断面側面図である。
図22は、図21の装置の一部分の回路図である。
図23は、図15の回路部分の代替構成を示す回路図である。
図24は、図23の回路部分に関するタイミング図である。
図25は、図1の装置を実現するための回路モジュールの底面図である。
図26は、図25の線2G−26に沿った図25のモジュールの詳細断面図であ る。
図27は、図13の装置の更に別の代替構成を示す部分断面側面図である。
図28は、グラフィックタブレット装置内の図25の回路モジュールを示す部分 断面立面図である。
図29は、図28の線29−2’9に沿った図28の装置の部分断面平面図であ る。
図30は、図29の線3G−30に沿った図25の装置の詳細断面図である。
図31は、図25の回路モジュールの代替構成の単純化された略平面絵画図であ る。
図32は、図31の回路モジュールの詳細断面図である。
図33は、図31のモジュールの領域33内における、図31のモジュールの詳 細平面図である。
図34は、図12と図13の装置の代替構成を示す単純化された略絵画図である 。
説明 本発明は電磁変換器に向けられ、この電磁変換器の構成例は、操作者のコントロ ールに応答してコンピュータ又はその類似のシステムのためのディジタル座標デ ータを与える、グラフィックタブレットを形成する。図面の図1と図2を参照す ると、本発明による変換器装置10は、3次元コイルアセンブリー2を含み、タ ブレット表面I4が、コイルアセンブリー2の主コイル平面16から予め決めら れたタブレット距離tにスタイラスアセンブリー8を可動的に支持するために、 主コイル平面16に対して固定された平行関係において支持される。より詳細に 後述されるように、タブレット表面14は図面2G又はその類似物を受けること が可能であり、スタイラスアセンブリ18は図面2Gの測定のために図面2Gの 諸機構の上を手動で動かされることが可能である。
コイルアセンブリーは、参照符号22 と22Yで示される1対のヘリカルコイ ル22を含み、これらのコイル22の各コイルは、複数のタップ24と1対の端 部末端2もと有する。本明細書で使用される場合の術語「ヘリカル」は、その術 語の広い意味において使用され、点が1つの直線の周りを回るにつれて前記点の 距離成分が1つの方向にだけ増大し、且つ前記直線の各々の軌道毎に前記点が前 記線と平行な方向に最小距離だけ前進するように、1つの直線に対して平行な距 離成分を伴って移動する点によって生成される曲線を意味する。図面に示される ようなコイル22の好ましい形状では、静止直線又はコイル軸線27に平行に移 動する直線によって形成される表面の上に各コイルの輪が位置するが故に、コイ ル22も円筒形である。各コイル22の輪の各々は、概ねコイル平面16内に上 部部分28を有し、コイル平面16の下方に一様に間隔を置いて下部部分3Gを 有し、コイル軸線27は、この上部部分28と下部部分30との間の中間に配置 され、部分2B、30はコイル深さdだけ互いに間隔を置かれる。上部部分28 は平行であり、巻線間隔ピッチ1だけ一様に間隔を置かれ、下部部分30の各々 は、隣り合う上部部分28の間の中間に且つそ部部分30とを逐次接続する複数 の傾斜した側部部分32も含む。
各コイル22.22.の上部部分28と下部部分3Gは、それに対応するスタイ ラスアセンブリ18のX位置座標とY位置座標を別々に測定することを可能にす るために直交しており、そのX座標方向とY座標方向は図1に矢印で示されるタ ップ24が、少なくとも少数のコイル下部部分30の縁部に備えられることが好 ましい。図1と図2の形状では、各コイル22の3番目の下部部分30毎に1つ のタップ24が備えられ、これらのタップ24はタップ間隔S; 31を有する 。コイル22のコイル輪の部分集合上にだけ、間隔を置いたタップ24を有する ことによって、装置11Gが有利に単純化され、分解能と回路の複雑性との間の トレードオフが得られる。最大の分解能が必要とされる場合には、タップ24が コイル22の各々の輪に備えられるということが理解されるだろう。図2に最も 適切に示されるように、タップ24の互いに反対側に位置するコイル22の隣り 合う輪が、右磁束経路34Rと左磁束経路34Lを有する周縁電磁場34を生じ させ、本明細書で説明されるように通電される時に、電磁場34場34は、選択 された1つのタップ24の互いに反対側に位置する、隣り合う上部部分28の間 に集中させられる。スタイラスコイル36がスタイラスアセンブリ18の中に備 えられ、コイル36はアセンブリ18のスタイラス軸線37と同中心である。同 様に本明細書で更に詳細に説明されるように、スタイラスアセンブリー8の下部 先端において軸線37上に形成されるスタイラス尖端39がタブレット表面14 と近接接触している時に、スタイラスコイル3εは、スタイラス信号38を生じ させるために周縁電磁場34に応答する。
図1を特に参照すると、コイルアセンブリー2とスタイラスアセンブリ18が、 装置10のフィードバック制御回路4Gに接続される。この制御回路40は、コ イル22各々の交流駆動のための発振器42を含み、発振器42からの被緩衝出 力44が、適切な受動コイルターミネータ(p■+iw!coil le+5i nsio+)4Gを経由してコイル22の両端部末端26の各々に接続され、1 対の夕<ミネータ46が、コイル22 を駆動するために制御回路40のX軸部 分48、内に含まれる。制御回路40は、回路部分48 のY軸部分48Y(図 示されていない)も含む。各コイル22のタップ24は、基準電位又は接地電位 に選択された1つのタップ24を駆動するために、軸部分48X内に含まれるデ マルチプレクサ又はデコーダ50によっで逐次的に駆動され、デコーダ50の出 力は、望ましいレベルの電流をコイルアセンブリ12を通過させるための適切な 電力処理能力を有する。従って、周縁電磁場34は、その関連したコイル22の 端部末端26から互いに反対方向に選択タップ24に向かって流れる電流によっ て発生させられる。ターミネータ46の目的は、発振器42からの被緩衝出力4 4の電流から高調波を濾波することによって、コイル22からの高周波電磁放射 を低減させることである。更に、出力44は、容易に得られる方形波電圧である ことが可能であり、概ね正弦波の電流波形がコイル22内で発生させられる。タ ーミネータ46は、コイル22内で電流を平衡化させる働きもし、選択されたタ ップ24と両端部末端26との間の電流を等化する。
更に、図3に示されるように、制御回路40の代替構成は、デコーダ5Gを介し てタップ24に選択的に接続される発振器42を有し、コイルターミネータ46 は図3に示されるように接地のような基準電位に接続される。コイル22内の電 流配分が、図1の回路構成の場合とは反対の方向に流れることを除いて同一であ るが故に、この代替構成における周縁電磁場34は、図2に関して上記で説明さ れたのと同一の形状を有する。有利には、図1の構成は、選択されたタップ24 から接地電位に電流を低下させるためにだけデコーダ50が必要とされるが故に 、デコーダsOが上記の代替構成の場合よりも単純に備えられることを可能にす る。
発振器42は、制御回路40に対してタイミングを与え、発振器出力42は、2 つのグループをなす複数のカウンタ出力s4を有する2値カウンタ52をクロッ ク同期する。参照符号54□iで表される最も重要なカウンタ出力は、タップ2 4を逐次的に選択するために、それに対応するデコーダ50の入力を駆動し、そ れによって周縁電磁場34がコイル22各々に沿って段階的に移動することが引 き起こされる。カウンタ出力54H,は、その他のカウンタ出力54.。と共に 、本明細書で説明される通りに、装置10によって発生させられる!座標データ を記憶するためにラッチ回路56にも送り込まれる。
上記のように、スタイラス信号38は、コイルアセンブリ12に対するスタイラ スアセンブリ18の相対的位置に基づく周縁電磁場34に対して応答する。この スタイラス信号38はスタイラス増幅器5Bに送り込まれ、スタイラス増幅器5 8からの交流センサ出力60が、本発明による閉ループ重心ゼロ回路(cloI +I−foopceol+oid nwll ci+eail168を駆動する ための直流センサ出力66を発生させるように、復調器62と低域フィルタ64 とに接続される。ゼロ回路68は、位相スプリッタ70と、極性セレクタ72と 、積分器増幅器74と、ラッチ出カフ8を有するワンショットマルチバイブレー タ又はタイマ76と、ラッチ回路56を含み、ラッチ回路56に出現する座標デ ータが、ラッチ出カフ8の起動時にゼロ回路68内に記憶される。積分器増幅器 74とタイマ76はラッチ回路56と共に制御回路40のX軸部分48、内に含 まれる。極性セレクタ72は、タイマ76のラッチ出カフ8にも応答して、直流 センサ出′ 力66の同相出力と逆相出力を交互に積分器増幅器74に供給し、 タイマ76のタイミング持続時間は、積分器増幅器74の出力に応答して可変で ある。タイマ76による極性セレクタ72の動作は、積分器増幅器74への信号 がゼロ基準レベルに関して平衡化させられ、ラッチ出カフ8が、座標データをラ ッチして直流スタイラス信号66の重心において積分方向を逆にするために、ゼ ロ回路68の連続的な積分サイクル中に起動される。
ラッチされた後に、且つ、その次の積分サイクルになるまで、ラッチ56はコイ ル22の最初に選択されたタップ40の隣の端部末端26に対するスタイラスア センブリ18の位置の2値表現を保持する。制御回路40の連続動作中には、軸 部分4g!、 48Yが、スタイラスアセンブリ18のX座標位置とY座標位置 を交互に記憶する。
本発明のコイルアセンブリ!2の重要な利点は、スタイラス信号38の重心位置 が、選択されたタップ24の位置に関するスタイラス表面14上のスタイラス尖 端39の座標位置の高度に線形の関数であるということである。その選択された タップ24にスタイラス尖端39が接近するにつれて、スタイラス尖端3gがこ のタップ24の真上を通過するまで、スタイラス信号38の振幅が線形に増大し 、その後で、そのタップ24から尖端39が離れ続けるにつれて、信号38が対 称的に低減する。従って、本発明では、非線形補間のための複雑なハードウェア とソフトウェアとが不要である。平面導体パターンを有する典型的な従来技術の タブレット変換器の粗位置の間の無補正の線形性は約50%にすぎないのに対し 、本発明のコイルアセンブリ12は、隣り合うタップ24の間で、約1%又はこ れより良好な線形性をもたらす。
有利なことには、このコイルアセンブリ12が、タブレット表面14を形成する 図形表示装置790を組み込むことが可能であり、この図形表示装置790は、 例えばタブレット表面14上のスタイラス尖端39の経路の視覚表示を与える、 フラット表示パネル?92を有する。周縁電磁場34は、その表示パネル792 内の電子回路に干渉することなく表示パネル712を透過し、装置10は、金属 化パブクライトアセンブリ又はエレクトロルミネセンスバックライトアセンブリ (図示されていない)を含むか、又は、そうしたバックライトアセンブリと共に 作動することが可能である。有利なことには、電磁場34が周縁形であるが故に 、表示パネル792と装置flGのその他の素子との間には特別な遮蔽は不要で ある。電磁場34の大部分はコイルアセンブリ12内に含まれ、特別な遮蔽が不 要であることは、制御回路40と他の電子回路とが、コイルアセンブリ12の背 後に配置されること、又は、コイルアセンブリ12と同一平面上に且つコイルア センブリの一方の縁に沿って配置されることを可能にする。
タブレットの周辺又は下側における迷走電磁場を最少化するための方法が幾つか 存在する。これらの方法は、電流戻り配線をシールドすることと、タブレットの 裏側に戻り配線を配置することと、第1のつる巻線(hslix)の上に重ねら れた「復帰」つる巻線を通して電流を戻すことと、この戻り電流を被駆動復帰つ る巻線の間で均等に配分することを含む。この「つる巻線復帰方法(belix  +t1w+n■tlk・dI Jは、迷走電流を著しく減少させる。他の電流 復帰方法は、固定されたタイミングによる又はスタイラスピックアップの位置に 関係付けられた可変タイミングによる制御を受けながら、非同時であるようにタ ブレット内の電流を多重化することを含む。単独で又は組み合わされて使用され るこうした方法は、変換器10の使用範囲を拡大する上で、及び、付近に位置す る他の電子機器吉の不要な干渉を防止する上で、効果的である。コイル22の特 に有利な代替構成の1つが、図9に関連して後述される。
更に図4を参照する。この図では、制御回路40の代替構成の1つが、ディジタ ル型で実現される図1のゼロ回路68を有する。
1つの好ましいディジタル型の構成例では、発振器42によって直接的にクロッ ク同期され且つ位置データを周期的にロード(l o * d)されるダウンカ ウンタ(+lovs−eow*le+180によって、タイマ76が置き換えら れる。積分器増幅器74は、図4に参照符号82x、 82Yで表示されるアッ プ/ダウンカウンタ82の各々によって置き換えられ、カウンタ82は、ダウン カウンタ80のための位置データを発生させる。極性セレクタ72は、アップ/ ダウンカウンタ82のための方向制御装置CDHによって置き換えられる。
クロック分割器84が2値カウンタ52に取って代わり、この分割器84は、発 振器42からのシステムクロック信号SCによって2.0MB+で動作させられ 、更にこの分割器84は、同期復調器(後述される)を操作するための、及び、 後述されるようにコイル22を駆動するための、500HI+における復調器出 力Dllを有する。これに加えて、分割器84は、DM出力周波数の約数におい てシフトレジスタクロックSRCを発生させ、クロックSCの約数周波数におい てキャリー又はタイマロード出力/TLDを発生させる。更に、デコーダ50が 、コイル駆動シフトレジスタ86によって置き換えられ、シフトレジスタ86は 、クロック分割器84のクロックSCによって15.6258+によってクロッ ク同期される。シフトレジスタ86の1つのビットが、クロック分割器84の出 力/TLDによって約21の時間間隔で周期的に起動され、シフトレジスタ86 のその他のビットが、クロックSCの連続サイクルにおいて逐次的に起動される 。図4のフンフィギュレーシジン例では、コイル22各々の32つまでのタップ 24を逐次的に起動するために、シフトレジスタ86の32つの出力がある。
コイルバッファ回路88は、クロック分割器84からのDM小出力方形波)を受 け取り、このバッファ回路88は、低域フィルタ90と、タブレットコイル22 の互いに反対側の端部末端26の中に概ね正弦波の電流を生じさせるための1対 の電流波形ドライバ92とを含む。1対のステアリングダイオード(slse+ ial jiode194が、タブレットコイル22.22Yの端部末端26を 絶縁するために電流ドライバ92の各々に備えられる。
タップドライバ回路96が、選択されたタップ24からのコイル電流を接地電位 に低下させるために、タブレットコイル22のタップ24とシフトレジスタ86 の出力との間に接続される。タップドライバ回路96は複数のタップドライバト ランジスタ98を含み、各々のドライバトランジスタ98は、タップ24の1つ と適切な接地選択線路+00との間に接続され、各々のタブレットコイル22x 、 22yに関連付けられた1対の選択線路tGo、 、IflO,がある。シ フトレジスタ86は、コイル22の中の最も長いコイル上 ′のタップ24の数 と少なくとも同数の段を有する。接地線路+00の各々は、対応する軸イネーブ ル信号I、Y (本明細書で説明される)に応答して接地トランジスター02に よって接地に接続され、この接地トランジスター02は、参照符号102 、I INYによって示される。シフトレジスタ86の段の数がコイル221122、 の各コイル上のタップ24の数に適合する装置10の構成では、シフトレジスタ 86の各出力から起動される1対のドライバトランジスタg8が備えられるだろ うし、ドライバトランジスタ98の一方が、一方のタブレットコイル22のタッ プ24と接地された選択線路+00とからの電流を低下させる。タブレットコイ ル22Xと同22Yはクロック分割器(clock diyidC+)Hの交互 サイクルにおいて駆動され、出力/TLDが、相補的なサイクル出力1.Yを生 じさせるために軸ドライバ+04を駆動し、サイクル出力xSYの各々が接地ト ランジスタ 102x、 l Q 2.を起動する。
アップ/ダウンコンバータH182Yが、本明細書に説明さ! れるようにセンサ出力60166に応答して可変周波数発振器(VCO1106 によって可変周波数で駆動される。図4に示されるように、スタイラス増幅器5 8が、参照符号108 、logBで示される交流結合された1対の高速演算増 幅器108として実現され、スタイラスコイル36が、受動的に発生させられる 基準電圧VRと第1の増幅器108Aの非反転入力との間に接続され、基準電圧 VWが第2の増幅器108Bのための基準電圧としても使用され、交流センサ出 力60が第2の増幅器108.によって発生させられる。同期復調器110が、 交流センサ出力60の位相成分の除去のために、図1の復調器62の代わりに使 用される。復調器11・は、図4に参照符号112で示される低域フィルタ64 相当物に供給し、このフィルタ112は、交流センサ出力6Gに対する直流セン サ出力66の迅速な応答のために、比較的高速である。(能動的な低い)直流セ ンサ出力66が基準電圧INを予め決められた量だけ下回る度合いに比例した比 率でコンデンサ166を充電するために、直流センサ出力66が比較器回路11 4に入力され、基準電圧118は、交流センサ出力60によって駆動される受動 的な低周波数フィルタ+20によって発生させられる。従って、基準電圧118 は、交流センサ出力60の平均直流値を表し、フィルタ120は、低域フィルタ 112よりもはるかに遅い応答を有する。比較器回路!14は、直流センサ出力 66の変化に非常に敏感であるが、低周波数フィルタ+20が交流センサ出力6 0に抵抗として結合されるが故に、増幅器108によってもたらされる可能性が あるような直流オフセットドリフトを補償する。低周波数フィルタ120の好ま しい構成例の1つは、 1ms台の応答時間を有し、一方、低域フィルタ112 は0.025m5の応答時間を有し、タップ24の連続タップが約21の時間間 隔で起動される。
VCO106は直流〜約IMH+の周波数範囲に互って有効であり、高速(BI ketクランプ付き)比較器124によって駆動される出力インバータ122を 有し、この比較器124は、コンデンサ+16における電圧Vに応答し、インバ ータ122からのvCO出力によって入力されるフィードバックインバータ12 6からの正フィードバックを有する。フィードバックインバータ12もの出力は 、ダイオード128を経由してコンデンサ116にも接続され、ダイオード12 gがコンデンサ116に放電経路を与え、比較器回路114によって閾値電流の 過剰電流が生じさせられる時に、コンデンサ116における電圧Vが増大し、イ ンバータ!22のvCO出力が高い時に、コンデンサ116における電圧Vが減 少する。更に、ダイオードNOによってコンデンサ116に接続されたYEN信 号(後述される)によってvco 106がゲート(露*le)され、TEN信 号が低い時にインバータ122のvCO出力が接地に保持され、更に、ダイオー ド128が、コンデンサ116における電圧Vが上昇することを防止する。こう して、出力66が十分に大きく且つVEX信号が高い時にはいつでも、VCo  106が、直流センサ出力66の大きさに比例した速度でカウンタ82をクロッ ク同期する。
コイルアセンブリ12の電磁場34内にスタイラスアセンブリ18が最初に入る 時に、カウンタ82が安定化することを可能にするために、ロック信号(loc k +iI■l)! (更に詳細に後述される)が起動されるまで、TEN信号 が任意に高状態に保持される。ロック信号2が活動状態にある時には、カウンタ 80の「けた上げ」出力からの/TOUT信号によってダウンカウンタ80の末 端計数シーケンスの途上で瞬間的に設定されるイネーブルフリップフロップ(s n*ble flip−11opH32にTEN信号が応答し、フリップ70ツ ブ132は、カウンタ80の中間段からのST比出力よってクロック同期される 。図4に例示される回路構成では、Sτ出力が(12つの段を有する)カウンタ 80の9番目の段から取り出され、それによって、/TOUT信号の起動の後で 256μsに亙つてTEN信号を起動する。この256 μ易は、シフトレジス タ86による4つのタップ選択の間の時間間隔に相当する。イネーブルフリップ フロップ132を起動するST比出力第2の半サイクルの間に/PO信号が起動 され、この/PG信号は、第1の方向フリップフロップ134をリセットし、フ リップフロップ134からのDH傷信号、VCO出力と同期して方向信号CDN を発生させるために、第2の方向フリップフロップ06に入力される。こうして 、カウンタ82は、TENの第1の半分の間に(ロック信号2が活動中に)下方 にカウントし、TENの第2の半分の間に上方にカウントする。こうして、いっ たんロックが得られると、シフトレジスタ86とその関連のタップドライバ回路 96とによるタップ24の4つの選択の持続時間と等しい時間間隔の間だけ、V Co 106が作動する。従って、カウンタ84の/TLD出力の起動と共に開 始する各々の軸サイクル(l又はY)中に、ダウンカウンタ80のアンダーフロ ーによって/TOU丁信号が起動されるまで、カウンタ12がそのカウンタの先 行の値を保持する。一方、ダウンカウンタ80は、先行して決定されたスタイラ スアセンブリ18の位置に関連付けられる時点よりも概ね2つのタップ選択骨だ け以前の時点までYEN信号を遅延させるために、/TL[l信号によってカウ ンタ82の内容で前もってセットされ終わっている。カウンタ82xからのデー タとカウンタ82.からのデータの何方がダウンカウンタ80の中にロードされ るべきかを選択することは、軸ディバイダ(iri+ diマ1dea) 10 4からのX信号に応答して軸セレクタ138によって行われ、それによって、ダ ウンカウンタ80は、交互の軸サイクル中にX位置データとY軸データをロード される。
YEN信号の起動時に、且つ、上記のようにスタイラス18からの十分に大きな 出力が存在する時に、カウンタ82が下方カウントを開始し、(VEX信号の中 間点の後で第1のvCOパルス上で)C[lN信号が低くなるまで、直流センサ 出力66に比例した速度で下方カウントを行い、更に、CDN信号が低くなる時 点で、カウンタ82は、YEN信号の終了まで上方カウントを行い、TEN信号 の終了時点において、カウンタ82は、その軸に関する新たな座標位置測定を保 持する。
図4に参照符号5G、56.で示されるラッチ回路56の相対物! が、各々のカウントシーケンスの完了後に、カウンタ8211B2Yからのl座 標データとY座標データをロードされる。これは、各々の軸に関して、その他方 の軸の起動中に行われることが好適である。任意に、ラッチ回路56をロードす るために非活動時間間隔の中間点が使用され、ラッチ回路56のためのILDス トローブ信号とYLDストローブ信号の各々が、軸デイバイダ104からの互い に反対のY信号とX信号でゲートされたシフトレジスタ86の5R16出力によ って使用可能にされる。図4の回路では、ラッチ回路56の各々が16つのデー タビットによって実現され、これらの16つのデータビットは、12つのビット の位置データと、遅延されたロック信号Z相当物(更に後述される)と、ペン下 降信号PDNとを含み、未使用の2つのビットは将来の使用のために使用可能で ある。信号PDNは、スタイラスアセンブリ18上の押しボタンスイッチ142 に接続されたスイッチ回路1411によって発生させられ、スイッチ142はマ ウスの「クリック」又は類似の機能を備え、それによって、例えば、装置110 の操作者が図面20の特定の特徴におけるスタイラス尖端39の位置を信号で送 ることが可能である。
図4の制御回路4Gの動作が、図7のタイミング図の例に示されており、この図 では交流センサ出力60がr ACJと呼ばれる。
図7に示されるように、5R1Gの起動の直後にコイル22xの6つのタップ選 択の間(X活動状態)と、コイル22Yの6つのタップ選択の間(X非活動状態 )は、交流が活動状態にある。この例では、スタイラス尖端39は、コイル22 xのX方向において200番目21番目のタップ24の間の中間の僅かに右方に 位置するだろう。従って、交流信号バーストが、シフトレジスタクロックSRC のタップ選択遷移に関して非対称であるように示されており、Xの途上での交流 信号バーストは、コイル22Xの200番目タップ24への遷移の右方に集中さ せられ、その他の交流信号バーストは、コイル22YのY方向において7番目と 8番目のタップ24の中間より僅かに下流側に、コイル22Yの8番目のタップ 24への遷移の左方に集中させられる。
上記の例では、ロック信号2が活動状態にあると仮定すれば、/PO信号(とY EN信号の中間点)の開始が、YEN信号の起動期間内に含まれるスタイラス信 号N8部分の重心に従う。こうして、選択されたタップ24がスタイラス尖端3 9から2つ以上のタップ位置だけ離れている時には、スタイラス信号138が無 視されることが有利であり、それによって、コイル22の端部末端26に接近す るスタイラス尖端39の位置に対する装置10の一様な応答を容易にする。更に 、図4に示されるように、ロック条件を維持しながら大きな電力節約をもたらす ために、コイルバッファ回路88がYEN信号でゲートされる。例えば、駆動シ フトレジスタ36の32ビツトの構成では、コイル22による電力消費は、ロッ クが得られる時に約178に低減させられる。シフトレジスタ86の8ビツトの 構成を伴った、図1に示されるコイル22の8タツプの構成を使用する場合にさ え、約50%の電力節約が可能である。
更に重要なことであるが、上記のスタイラス信号38のゲート制御によって、タ ブレット表面14に対する垂直性からのスタイラス軸37の変動に対する、装置 10の許容誤差が増大させられることが有利である。図2に示されるように、ス タイラスコイル3Gは、(好ましくはコイル輪の間隔1よりも大きい)コイル直 径りと、そのコイル高さの中間点がスタイラス尖端39からコイル距離Cに位置 さぜられるコイル高さHを有する。装置10の第1の実験用プロトタイプが作ら れ試験されたが、そのスタイラスアセンブリ18の適切な寸法は概ねD=0.2 Sインチ、1I=0.2インチ(200つのワイヤ輪) 、C=0.40インチ だった。同様に、この第1の実験用プロトタイプのコイルアセンブリ12は、概 ね 1−0.10インチ、S=0.30インチ、d=0.10インチ、I冨e2 0インチである適切な寸法で作られた。スタイラス信号38は、タブレット表面 14に対して垂直であることからのスタイラス軸37の方向の変動に対して幾分 か感度が低いけれども、VCo 106が上記のようにゲートされる時には、そ うした変動に対する制御回路40の非感受性(i■a■itりが著しく改善され る。
この第1の実験用プロトタイプに対する更に別の試験と、このプロトタイプの変 更とに基づいて、シフトレジスタクロックSRCの4つのサイクルに相当する時 間間隔の間に亙ってVC0106が使用可能にされる場合は、概ねD≧ 37c である時に、スタイラスアセンブリ18の傾きに対する高度の非感受性が得られ ると考えられる。
上記のように、VCo 10gに対するYEN信号は、ロック信号2の発生まで 連続的に高状態であるように強制される。図4に更に示されるように、ダウンカ ウンタ80のアンダーフローの前に、予め決められた数量上のパルスがvCOに よって発生させられる時に、参照符号144 .144 Yで示される1対のロ ックフリップフロップが、その対応する袖時間間隔の間にセットされる。
スタイラス尖端39から概ね2つのタップ位置だけ離れているコイルタップ24 が選択される時に比較器114に関して上記の電流閾値を上回るのに十分なだけ コンデンサ116を充電するのを可能にするように直流センサ信号66が著しく 大きい場合に、上記の条件が生じさせられる。予め決められた数のパルスの発生 は、vCO分割器148による/TOUT信号の発生の前に、4番目毎のvCO パルスによってクロック同期される8ビツトのロックシフトレジスター46によ って検出される。従って、ロック信号2の発生の場合には、VCOパルスの予め 決められた数は32つである。より詳細に後述されるように、スタイラス18の 動作の安定化の後にだけ「有効な」データが装置10によって記録されることを 保証するために、ロック信号2の遅延相当物が遅延回路334によって生じさせ られる。
重要なことであるが、これに加えて、ラッチ回路56の(他の状態では)未使用 である入力に対して適切に接続することによって、タブレット表面14に対する スタイラス尖端39の近接度のディジタル2軸表示を与えるために、ロックシフ トレジスタ(lock 5hift +4口1t+N4Gの出力が使用可能であ る。
更に図5と図6を参照すると、これらの図では、スタイラスアセンブリ18の無 線による構成が、分路リアクタンスを経由して短絡させられたスタイラスコイル 36を有し、この分路リアクタンスは、図5に示されるような分路コンデンサ1 50であっても、直接の短絡接続であってもよい。この構成では、スタイラスコ イ′ル38内に誘導される電流が送信器コイル22に与えられる。
スタイラス信号38は、各々の接地トランジスタ102と接地との間に接続され た電流感知抵抗器152によって発生させられ、選択されたタップ24からの電 流の変動は、この選択されたタップ24に対するスタイラスコイル36の接近度 の結果として生じる。
図5に更に示されるように、適切なスイッチ回路+411相当物(図示されてい ない)が位相弁別によって押しボタンスイッチ142の動作に応答してPDN信 号を発生させることを可能にするために、押しボタンスイッチ142相当物がス タイラスコイル36の一部分を介して接続される。この代わりに、圧力センサI Nによって示される、可変抵抗性の押しボタンスイッチ142相当物が、図6に 示されるように分路コンデンサ150と直列に接続されることが可能であり、こ の圧力センサ154は、スタイラス尖端39とタブレット表面14との間の圧力 に応答する。圧力センサ154とスタイラス尖端39との間の機械的接続は、当 業者に公知の任意の手段によって与えられることが可能である。
その代わりに、更に図8に示されるように、迷走雑音と迷走電場との排除の改善 が、二重のスタイラスコイル36相当物を使用することによって得られ、コイル 部分36畠とコイル部分36bとがバイファイラ巻きされ、シールドされたケー ブル+55を経由してスタイラス増幅器58に接続され、この増幅器s8は、図 8に示されるような交流センサ出力60を発生させるために平衡差動入力増幅器 として構成される。
更に図9に示されるように、コイルアセンブリ12の代替構成は、互いに反対方 向に巻かれたコイル構成部品2’ls 、Nbによって形成された送信器コイル 22を有す゛る。尚、図面の明解さのために、一方の変換器軸だけが図面に示さ れている。コイル構成部品22婁の形状は図1のコイル22、と類似しており、 端部末端26sとタップ分岐点24gを有し、(点線で示される)コイル構成部 品22bは反対方向に巻かれ、端部末端26にとタップ分岐力で行われてよく、 更に図9は1つの好ましい選択回路を例示する。特に、端部末端26徽は図4の コイルバッファ回路から駆動され、端部末端26bは、図1のコイル成端器46 の相当物を経由して接地され、選択されたタップ24g 、20が、セレクタト ランジスタ102+bによって示される接地トランジスタ102相当物によって 共に短絡させられる。
26aを経由して互いに反対方向に、選択されたタップ分岐点24+に向かって 同時に流れ、その後で、この選択されたタップ分岐点24bから互いに反対方向 に出て、両端部末端26bを通って流れ、更に各々のコイル成端器46を通って 接地へ流れる。有コイIし 利には、図9の構成は、図11成に必要とされるコイル電流の概ね半分のコイル 電流だけを使用して請求められる強さの周縁電磁場34を発生させる。或いは、 端部末端26への配線接続とタップ分岐点24への配線接続とが、そうした打ち 消しが行われな+jればその配線によって生じさせられるであろう迷走電磁場の 打ち消しのために、平行な経路に沿って互いに反対方向に電流を搬送する。更に 、互いに反対方向に巻かれたコイル構成部品’l’l* 、 22b自体が、コ イルアセンブリ12のタブレット表面14の全体に亙って、より均一に周縁電磁 場34を発生させる。
更に、図10に示されるように、図4と図9の構成の場合のように定電流によっ てコイル22が駆動される制御回路4Gの構成において、スタイラスアセンブリ 18の無線動作が、図5の構成の場合のように電流の変動を感知する代わりに、 コイル22を介した電流の変化を感知することによって、行われることが可能で ある。図10に示されるように、分圧器156が、平均コイル電圧を感知するた めに、コイル12の両端部末端26(図9では261)の間に接続され、スタイ ラス増幅器58が、スタイラスコイル36による送信器コイル22の負荷の変動 を感知するために、発振器出力相当物O5Cに対して平均コイル電圧を比較する 。図10に示されるように、減結合器+57が、O5C信号を発生させるために 、フィルタ90と、コイルバッファ回路88の電流波形ドライバ92との間に、 配置される。
更に、図11に示されるように、選択されたタップ24に向かって又はそれから 出て行くように互いに反対方向にトランジスタコイル電流が同時に流される代わ りに、この電流は、第1の予め決められた時間間隔の間は一方の方向に流され、 それに続いて、第2の予め決められた時間間隔の間は反対の方向に流されること か可能である。このために、コイルバッファ回路88の電流波形ドライバ92が 、その対応する時間間隔トランジスタ921によってゲートされ、これらのトラ ンジスタ92暑の一方がDH倍信号応答して駆動され、その相補的な時間間隔の 間は、他方のトランジスタ92+が、第1の方向フリップフロップ+34からの /DN信号によって駆動される。図11では、ロック条件が得られた時に電流波 形ドライバ92の交互間隔の起動を可能にするために、DN信号と/DN信号も ロック信号2でゲートされる。従って、図4と図11に示されるようにステアリ ングダイオード94が送信器コイル22.22Yのコイル末端26に交差接続さ れるが故に、TEN時間間隔の第1の1’/2時間間隔の間に、各々の送信器コ イル22内の電流が一方の端部末端26から選択タップ分岐点24へと流れ、そ の後で、YEN時間間隔の第2の172時間間隔の間に、その電流が、他方の端 部末端26から選択タップ分岐点24へと反対方向に流れる。
図1に示される制御回路40の変形例では、デコーダ50は、CuO274C4 2デコーダのような総称54/74 シリーズ集積回路論理を用いて実現される ことが可能であり、このデコーダ50の出力は、容易に入手可能な非反転トライ ステートドライバ(set−inwe+liB t「i−+1ile d+iw er)を経由して、対応するコイルタップ24に接続される。同様に、カウンタ 52は、3つ以上のカスケード74C161バイナリカウンタとして実現される ことが可能であり、ラッチ56は、様々な供給源から容易に商業的に入手可能な 当業者に公知である数多くの回路の中の任意のものによって実現されることが可 能である。
図4に示される制御回路40の変形例では、ダウンカウンタ80とアップカウン タ82とカウンタ84とカウンタ148の各々が、適切な数の総称4ビツト54 /74 シリーズ191 アップ/ダウンカウンタ集積回路を使用して実現され ることが可能である。同様に、シフトレジスタ86.146が、’1648ビッ トシフトレジスタ回路を用いて実現されることが可能である。セレクタINは、 ′157クオド2人カマルチブレクサ(qsId 2−2−1B awl目1t xtr)によって実現されることが可能であり、軸ディバイダ+04とフリップ フロップ132.134 、H6、+44は、′74デュアル0フリップフロッ プ回路によって実現されることが可能である。演算増幅器104内のバイポーラ トランジスタを含むバイポーラトランジスタは、2N2222 (MPN1タイ プと282907 fPIIPI タイプであることが可能である。
タブレットコイル22はプラスチック磁心158上に形成され、36^WGエナ メル被覆コイル線のような細い銅線がプラスチック磁心上に巻き付けられる。そ のコイル部分の適正なアライメントが、磁心158上に適切に溝を配置すること によって容易化される。或いは、この代わりに、タブレットコイル22が、当業 者に公知な多層配線板の方法を使用して形成されることが可能である。これらの 方法は、1〜4つの層を使用するプリント導体と、1〜4つの層を使用するエツ チング導体とを含む。2層の二重コイル回路の実現は、プリント回路アセンブリ の一方の側から他方の側に及び再びその逆にトレースを交互配置するために必要 とされる僅かなコイルの捩じれによっても得られることが可能である。コイルを 交互配置することによって引き起こされる電磁歪みはいずれも、当業者に一般的 に公知である「訂正及び表索引」方法(co++eclios *sd 1tb le look−w@ m1lked)によって容易に訂正されることが可能で ある。
更に図12〜16に示されるように、タブレットコイル22!、22、は、上記 の送信モードの代わりに受信モードで作動することが可能である。図12〜16 のコンフィギュレーシッンでは、スタイラスアセンブリ16Gによって示される 、スタイラスアセンブリ18の能動相当物は、コイルH2によって示される、ス タイラスコイルのバイファイラ巻き相当物を含む。スタイラスコイル162は、 1対の小型電池166で約3.0ボルトに加圧されるゲート付き共振回路164 によって駆動され、コイル162には、低電力動作のために、比較的直径が大き いフェライト磁心が備えられる。回路164は、コイル+62と電池166と共 に、スタイラスアセンブリ160の管状胴体の中に一体化される。
回路164は、コイル162の中央タップ分岐点170に断続的に電力供給する ためのタイマ168を含み、1対の端部分岐点172が、1対の駆動トランジス タ174のコレクタと、共振コンデンサ175の両側とに接続される。トランジ スタ174のエミッタが、コイル+62を望ましい駆動電流で駆動するために電 流設定抵抗器+76に接続される。正フィードバックがフィードバックコンデン サ+77によって与えられ、トランジスタ174が、電池166の間の接続によ って又は他の適切な手段によってバイアスをかけられる。中央タップ分岐点+7 0がタイマN8によって起動される時に、回路INが約5oOKlltのスタイ ラス周波数Fsで共振する。スタイラスアセンブリ160は先端スイッチ178 と胴体スイッチ18Gをも含み、スイッチ178 、180は、図14のタイミ ング図に示されるように第1のタイマ時間間隔T1と第2のタイマ時間間隔T2 を選択的に決定するために、タイマ168に適切に接続される。第1のタイマ時 間間隔Ttの間は、コイル162の中央タップ分岐点17Gへの電力が使用不可 能状態にされ、第2のタイマ時間間隔T2の間は、約4.0ボルトの総ピークピ ーク電圧が両端部分岐点172を挟んで出現する。本発明によって、タイマ16 8が通常モードで作動可能であり、この通常モードでは、TIが、先端スイッチ ■が開いている(スタイラスアセンブリ160がタブレット表面14から引き上 げられている)時に約250μSの持続時間を有し、一方、先端スイッチ178 が閉じている(スタイラス尖端39がタブレット表面14に押し付けられている )時に約125μmの持続時間を有する。時間間隔T1は、胴体スイッチ18G が開いている時に約2−1の持続時間を有し、胴体スイッチム80が閉じている 時に約1.81の持続時間を有する。更に、本発明によって、タイマー68は低 電力モードを有し、この低電力モードでは、Tlが、先端スイッチ178が開い ている時に約20−1の持続時間を有し、一方、先端スイッチ178が閉じてい る時に 125μ審の持続時間を有する。この低電力モードでは、通常モードに 関して上記で説明されたように、第2の時間間隔T2が約21〜約1,8■1の 間で調節される。タイマ168のこの二重モード動作が、表1に要約されている 。時間間隔T と時間間隔T2が、スタイラスアセンブリ16+1から制御回路 40へ複素2値データを中継するために、更に調節されることが可能である。
射磁堝が、タブレットコイル22.22Yによって、及び補助フX イル1g+によって検出され、補助コイル181が、更に詳細に後述されSよう に同期回路182にその信号を供給する。図12に示される構成例では、タブレ ットコイル22が、図4に示される仕方に類似し、た仕方で、ドライバトランジ スタ98を経由して、接地選択線路10G 、tGo、の各々に逐次的に接続さ れる。
(183で示されるような)適切なベース電流制限抵抗器が、図4のシフトレジ スタ86とドライバー・ランジスタ98の間に直列接続されることが理解される 。各々のコイル22の端部末端が、各々の端部抵抗器184を経由して、端部分 岐点N6X、N6Yで示される、各々の軸に関する別々の端部分岐点186に接 続される。端部分岐点186の各々がアイソレータダイオード188を経由して 単一の信号分岐点190に接続され、この信号分岐点19Gは、抵抗器192に よって、正の供給電圧C+S V >に接続される。図12にも示されるように 、タップドライバトランジスタ9gが全て非活動状態にある時に過渡コイル電圧 をクランプするために、RCクランプネットワーク194が、単一の分岐点NO と接地の間に追加的に接続される。上記で説明されたように、スタイラス信号3 8相当物が、スタイラスアセンブリ16ftのコイル162によって発生させら れる磁場に応答して単一分岐点INにおいて与えられ、そのスタイラス信号38 が、スタイラスアセンブリ160の位置とシフトレジスタ86の動作とに従って 変化する。
図15に示されるように、概ねコイル平面16内に位置し且つコイル22を取り 囲む典型的には8〜100つの巻数の適切な導体を有することが可能な補助コイ ルが、更に詳細に後述されるように、共振帯域フィルタ196を経由して同期回 路182に接続される。フィルタ+96は、第1の同期比較器2G2の相補的な 両人力に対する平衡出力結線200を有する前置増幅器回路198に信号を送る 。第1の同期比較器202は、図4の同期復調器口0による使用のための(スタ イラス周波数F、の)復調器信号Dil相当物を発生させるために、バッファ2 04を駆動する。更に、第1の比較器202は、第2の比較器208に信号を送 る微分フィルタ205も駆動し、第2の比較器20gは、同期ランプ出力212 を発生させるために積分フィルタ210を駆動する。第3の比較器214は、第 3の比較器214の出力の立下がり縁において低レベルのカウンタ走査イネーブ ル信号(low let<l cosnle+ +e*a+n+bl+ +iH n*ll (/C5E)を発生させる同期フリップフロップ216をクロック同 期化するために同期ランプ出力212に応答し、このバSE信号がクロック分割 器84の/TLII出力によってリセット(高)される。図15に更に示される ように、/C5E信号は、発振器42のSC出力によってクロック同期化される イネーブルフリップフロップ218のデータ入力に入力され、イネーブルフリッ プフロップ218は、以前には使用されなかったクロック分割器84のイネーブ ル入力220に信号を送る。同期ランプ出力212も第4の比較器222を駆動 し、この第4の比較器222は、上記のI’llN信号の相当物を発生させるた めに、ペン降下ラッチ224に信号を送る。同期回路182のタイミングが図1 6に示され、図16では、PDN信号は、先端スイッチ178の動作によってタ イマ時間間隔T1が十分に短縮される時に、第4の比較器222からのパルスの 不在に応答して起動されるように示される。胴体スイッチ+80の動作が、第2 のタイマ時間間隔T2の変化に応答する類似の手段(図示されていない)によっ て検出される。
本発明の重要な側面の1つは、電池16Gの長寿命とスタイラスアセンブリ16 0の小さなパッケージ寸法との組合せを提供するための、スタイラスアセンブリ 160の低電力動作である。
この目的のために、タイマ168は、超低電力CMO5技術を使用して作られる ことが可能である。例えば、タイマ168は、マene+tble 555タイ マの従来のCMO3具体物を含むことが可能である。同様のCMO3回路素子を 使用する低電力の具体物が、現行の技術を使用して入手可能である。更に、スタ イラスコイル162に必要とされる電流が、高いインダクタンスとノ\イQを有 するコイル+62を形成することによって低減させられる。従つ ・て、スタイ ラスコイル162は、多くの巻数の極細ワイヤで巻かれることが好ましく、フェ ライト磁心169がノ1イQをもたらす。
500にH+の周波数で働く回路164の構成例は、約100オームの誘導性リ アクタンスXLを有するだろうし、そのQは約100だろう。従って、共振イン ピーダンスは約Iffキロオームであり、約40[1μ暑が電流設定抵抗器17 6によって供給されるだろう。これは、電池166からの約1.5vWの電力に 等しく、タイマ168に対して 100μmを与える。より高いQが、更なる低 電力動作を可能にするだろう。更に、図17と図18に示されるように、スタイ ラスコイル162とフェライト磁心1の形状が、スタイラスコイル162のイン ダクタンスを増大させることによって電力を低減させるように変更されることが 可能である。図17に示されるように、フェライト磁心164は、磁心直径D′ を有する前方に向いた胴部分225と、頭部直径D゛を有する拡大頭部部分22 5を含み、その頭部部分226は、タブレット表面14とは反対側に向いたコイ ル162の端部の付近に位置させられる。図18に示されるように、インダクタ ンスの更なる増大が、頭部部分226に接触するフェライトリング部材228を 付加することによって容易化され、このリング部材228は、スタイラスコイル 162の上に部分的に延在する。更に図18に示されるように、スタイラスコイ ル162のリード線を送り込むために、リング部材221と頭部部分226との 間に隙間通路230が形成される。
更に図19に示されるように、スタイラスアセンブリ16Gは、スタイラス先端 39に対する圧力に応答して第1のタイマ時間間隔Tiを調節するために、図6 に関して上記で説明された仕方と同様の仕方で、先端スイッチl’Hの代わりに 回路164内に接続された可変抵抗器232を含むことが可能である。
更に図20に示されるように、能動スタイラスアセンブリ16・を有する図12 〜16の構成の変換器装置1・は、互いに反対方向に巻かれたコイル構成要素H I、22bを有する、図9のタブレットコイルと概ね同じ形状にされたタブレッ トコイル22を含むことが可能である。図20では、これらの互いに反対方向に 巻かれたコイル構成要素22s 、2Nは、(コイルHxに関しては)22畠  、22b で示され、(コイル22マに関しては)2!*7−! X 22b で示される。端部分岐点186. 、R6にの各々の相対物が、端部ト ランジスタ184の相対物を経由して、各々のコイル22.22Yのコイル構成 要素22* 、22bの端部末端26の各々に接続され、これらの端部分岐点は 186* 、H6b 1N6*y −186b、で示される。端部分岐点181 .186bは、参照符号38′ で示されるスタイラス信号の平衡化された相当 物を発生させるために、アイソレータダイオード188相当物を経由して、信号 分岐点1901.190bで示される信号分岐点相当物に接続される。こうして スタイラス信号38゛ は、コイル構成要素H* 、22bが互いに反対方向に 巻かれているが故に、スタイラスコイル162からの磁気結合に応答して、信号 分岐点190t、190bを介して、互いに反対の極性成分の形で発生させられ る。参照符号194′で示されるRCクランプネットワーク相当物は、接地と各 信号分岐点+90との間にダイオード結合され、ネットワーク!94′は、各信 号分岐点190の電圧を概ねVstに制限するためにNPNエミッタ7tロアを 含み、この場合に、v■は、シフトレジスタ86を含む制御回路40のCMO3 素子を加圧する低下電圧であり、約3ボルトである。スタイラス尖端39がタブ レット表面14の付近にある場合には、スタイラスアセンブリ160が、選択さ れた(能動的な)1対のタップ分岐点241.24bに最も接近している時に、 スタイラス信号38′ の大きさが最大である。
この代わりに、スタイラス増幅器58の各々の相対物が、タブレットコイル22 .22Yを同時に走査するために使用されることが可能であり、制御回路40は 更に、vCO信号のX相当物とY相当物の各々を発生させるために、復調器!1 0の対応する相当物と、それに対応するアナログ素子とを含む。こうして、変換 器装置10の速度又は時間分解能は、僅かな複雑性の増大だけによって2倍にさ れる。
タップドライバトランジスタ98の逐次的な起動が、実際的に、各コイル22の 上に(図4と図12の構成では)1つの移動中央タップをもたらし、(図9と図 20の構成では)1対の移動中央タップをもたらす。
更に図21〜24に示されるように、変換器装置1Gの好ましい構成は、補助コ イル181から、図21には参照符号160゛で示されるスタイラスアセンブリ 160に電力を磁気的に伝送するように働く。図21に示されるように、スタイ ラスアセンブリ160′は、電力コイル234を有する電力受信器回路233を 含み、この電力コイル234は、円筒形フェライト磁心236の上に巻き付けら れ、コイル234と磁心236は、スタイラスコイル162の過剰な負荷を避け るために、フェライト磁心16gの後方に、間隔を置いて同中心に配置される。
磁心169と磁心236の間の間隔が、尖端スイッチ17gのための好ましい配 置を与える。フェライト磁心236としての使用に適した磁心は、Ph1lli pz Cog、 (CoaBxP1+に、 CAI から部品No、 R65O −38として入手可能である。そうした磁心は、80Gの比透磁率を有し、直径 が約0.04インチで、長さが1.969インチである。
図23に示され且つ更に後述されるように、補助コイルINは、電力ドライバ回 路238によって、第1のタイマ時間間隔T1の間に電力供給される。図22に 示されるように、補助コイルIIgからの電力は電力コイル234によって受け 取られ、この電力コイル234は、分路共振LCフィルタ(ikmml−+e+ oss+l LC1ilies)Heと直列接続コンデンサ242を経由して、 逓昇結合変圧器244の一次側に接続される。結合変圧器244の二次側は全波 ダイオードブリッジ回路246を駆動し、更に、スタイラスコイル162を′上 記の通りに駆動するために正(0電圧結線と負(−)電圧結線を与えるために、 フィルタコンデンサ248と分路調整ツェナーダイオード249が全波ダイオー ドブリッジ回路246に接続される。駆動トランジスタ+74に対するバイアス は、適切な抵抗分圧器25Gによって与えられることが可能である。結合変圧器 244と共1!LCフィルタ236の誘導子L2は、参照符号2361゜236 1で示される各々のフェライト磁心上に、そのフェライト磁心の背後に配置され 、電力回路233のその他の構成要素は、スタイラスアセンブリ160′内でフ ェライト磁心236の後部の薄い回路板252」二に配置される。フェライト磁 心2361.2361としての使用に適した磁心は、TDにCorp から部品 He、704P^1611のボット磁心1pol cotelとして入手可能で ある。
更に図23に示されるように、半導体スイッチ254が補助コイル+111 と 帯域フィルタ196の間に接続され、このスイッチ254は、第1のタイマ時間 間隔T1の間に、フィルタ196を切断するために/C3Eに応答する。電力ド ライバ回路238は、第1のタイマ時間間隔T1の間に、適切な電源(+5 v  、図示されていない)から供給される約to KL〜約10M+(!であるこ とが可能な中間電力周波数F、で補助コイル口lを駆動する。電力ドライバ回路 238は、フィルタ誘導子258を経由(2て給電される電力バス256を有し 、この電力バス256は、そのバスに接続されたJ対のフィルタコンデンサ26 0も存する。電力ドライバ回路238は、/C5E信号に応答して(発振器42 から発生させられる)周波数F、で起動される 人出力と B出力を有するゲー ト付きクロック発生器262をも含み、出力Aの反転された相当物が、NPN  l−ランジスタ266によって、接地電位に向けて電力回路238の出力分岐点 264を周期的に駆動する。同様に、出力8の反転された相当物が、PNP l −ランジスタ268によって、相補的な形で、電力バス256からの出力分岐点 264に周期的に給電する。出力分岐点264は、1対のカップリングコンデン サ270によって補助コイルH1に結合される。トランジスタ266.28gを 介した電力バス25もと接地の間の不要な転流電流は、出力Aと出力Bの各々の 遷移の間に遅延時間間隔T、を与えるようにクロック発振器262を構成するこ とによって回避され、トランジスタ266.2811の一方又は他方が、図23 に示されるような対称的な主電力時間間隔TVの間に、コンデンサ270を経由 して補助コイル1g+に電流を伝導する。更に、遅延時間間隔TDが、電力回路 238の電力レベルを調節するために調節又は選択されることが可能であり、こ の電力レベル調節はインピーダンス整合に類似した効果を有する。遅延時間間隔 T、の開始時に補助コイル+81内に電流が存続することを可能にすることによ って電力損失を最少限度にするために、1対のフリーホイーリングダイオード( 1+tevh+5liB diode)272が、出力分岐点264と電力バス 256と接地との間に各々に接続される。
電力受信器回路233内では、電力コイル234内に発生させられる電圧が、電 力受信器回路233の両方の(mれと磁化)インダクタンスと(実際的には)直 列に与えられる。補助コイル181の直列インピーダンスが、電力受信器回路2 33と電力ドライバ回路238の漏れインダクタンスインピーダンス合計よりも はるかに大きい(10倍以上大きい)限り、テブナン等価回路は、補助コイル1 81 と電力コイル234の間で磁気的に疎結合された回路結合の変圧された低 抵抗磁化インダクタンスと直列の電圧源に似ている。こうした条件の下では、ど んな−次結合及び/又は二次結合及び/又は負荷状況が存在するかに係わらず、 電力コイル234の総インダクタンスは(実際上は)、電力受信器回路233に よって与えられる負荷と直列である。この事実は、そのインダクタンスのリアク タンスを排除することによって最大限度の電力伝送を実現する上で、重要だろう 。疎結合と、その結果としての、補助コイル181の磁化インダクタンス及び/ 又は漏れインダクタンスの不均衡な配分が、実際的使用のこうした近似を生じさ せると考えられる。或いは、これらのインダクタンスの整合的な「打ち消し」の ために、電力受信器回路233のインダクタンスと電力ドライバ回路238のイ ンダクタンスは、概ね一定不変であるべきである。
結合プロセスが著しく効率が低く、総電力消費を制限することが必要であるが故 に、電力受信器回路233に電力の大部分を結合させることが重要である。本発 明によって、回路233.238内のりアクタンス(誘導)成分が各々に打ち消 される。電力受信器回路233のコンデンサ242と電力ドライバ回路238の コンデンサ270がこの目的に役に立つ。コンデンサ242とコンデンサ270 の値を適切に設定することによって、直列インダクタンスのリアクタンスが電力 周波数に正確に整合させられ、その結果として、回路直流抵抗だけが残されるの みである。
補助コイルINと電力コイル234の寸法が設定され終わった後では、最も重要 な自由選択要素は電力周波数であると考えられる。最初には、(電力周波数F、 がスタイラス周波数F、に過剰に近づき、tCフィルタを用いて信号経路を分離 することが困難になるまでは)電力周波数Fが高ければ高いほど、その設計はよ り一層適切であると見られるだろう。一般的には、より高い周波数は、フィルタ リングがより一層容易であり、(印加電圧をスタンドオフするために)インダク タンスに必要とされる巻数がより一層少なく、更に恐らくは、構成要素がより一 層小型であるということを意味する。
しかし、これとは反対に、所与の一定の抵抗の場合に、そのリアクタンス成分が 大きければ大きいほど、同一の電流におけるリアクタンス成分の打ち消しのため には構成要素に関する許容差がますます厳密でなければならないということが発 見されている。例えば、電力受信器回路233内のインダクタンスが7、5sH である場合には、75 KH!において、これは3.5キロオームのインピーダ ンスである。このインダクタンスを601 pFを用いて共振させることによっ て、電力受信器回路233の抵抗だけが残される。しかし、そのインダクタンス が0.1%だけ変化するならば、恐らくは3.0オームの回路抵抗と直列である 残留抵抗3.5オーム(リアクタンス)が存在する。従って、その正味電流容量 はその当初の値の0.67に低減されるだろう(33%の減少)。同一の回路( 7sH、644pFcD代わりニ(,03*F 、 3、Oオーム直流抵抗)内 でのより一層低い電力周波数(例えば30[H+ )の使用は、その電流を8, 5%だけしか減少させない。更には、この電力周波数が高ければ高いほど、補助 コイルIl+のインダクタンスの磁化成分のりアクタンスが高くなる。このリア クタンスが高くなれば高くなるほど、電力コイル234のリアクタンスよりも著 しく高い補助コイル181の抵抗を有することは、ますます困難になる。より低 い周波数がもたらす更に別の利点は、自己共振が問題となる周波数から、より一 層遠く離れることが可能であるといことである。より低い周波数を使用する上で のコストは、恐らく一次側の巻数の僅かな増加だろう。
補助コイルDIの抵抗が電力コイル234のりアクタンスよりも著しく高くなけ ればならないという要件に関する更に別の考慮すべき事柄は、その抵抗が十分に 低ければ、補助コイル181の誘導性リアクタンスがスタイラスアセンブリ16 0゛の様々な位置に関して一定不変ではな(とも、電力ドライバ回路238が電 力受信器回路233における最悪の受信条件において共振させられることが可能 であるということである。より多くの磁束がフェライト磁心236によって捕捉 されるスタイラスアセンブリ160゛のより良好な位置及び/又は方向では、リ アクタンスの打ち消しが完全ではなくても、より多くの電流が得られることが可 能であると考えられている。この検討においては、共振からの偏差に起因する損 失は、補助コイルINの抵抗の減少の故に、電力ドライバ回路238に入力され る同一の電力における、より大きな捕捉磁束とより高い使用可能な総磁束とによ る相殺よりも大きいということが仮定されている。
電力コイル234を介した電圧が、直接整流によって3.0ボルト以上の電圧を 得るには不十分であるが故に、結合変圧器244が電力受信器回路233内に含 まれる。通常の場合にダイオードブリッジ回路246から電力コイル2コ4の中 に送り込まれる高調波が、この場合には存在しないということが、驚くべきこと に発見されている。熟考の上では、電力周波数F、における共振の故に、そうし た高調波が抑制されると考えられる。従って、結合変圧器244を通る電流は、 回路164によって与えられる負荷に係わらず、電力浦波の周波数における正弦 波である。従って、結合変圧器244からの整流された平均開路電圧は、抵抗に よる損失を除けば、フィルタコンデンサ248における直流電圧と同一である。
従って、電力周波数F、が比較的低い範囲内にあり、約2K)I!から約100 KIIsであることが好ましい。周波数F。
が約2SHIt〜約5IHRtであることが更に好ましい。
補助コイル181と半導体スイッチ254の動作が図24に示され、この図では 、第1のタイマ時間間隔T1の間は補助コイル181が電力ドライバ回路238 によって駆動され、電力周波数F、における約8ボルトの正弦ピークピーク電圧 が、補助コイル181を介して現れる。/C5E信号が活動状態にある時(一般 的には、第2のタイマ時間間隔T2の大部分の間)、半導体スイッチ254が、 上記のように同期回路182によって処理するために、補助コイル181からの (スタイラス周波数F、における)低レベル受信信号を帯域フィルタ196に結 合する。スタイラスコイル1fi2を駆動するための回路164のブレッドボー ドが組み立てられ、20℃〜45℃の温度における周波数安定性に関して試験さ れ、0.06%未満の周波数変化が測定された。従って、補助コイル1g+にお ける受信信号を外界雑音とプロセッサ雑音との中から取り出すためには、許容差 の小さいセラミックフィルタが好ましい。
セラミックフィルタは、455 KH+の帯域濾波を含む他の用途のために大量 生産される。この帯域フィルタ196としての使用に適す′るそのようなデバイ スは、455にH+±2 Kll+の中心周波数(スタイラス周波数Fs)とI Q KHX±301にの帯域と5 dBの最大中心周波数損失を有する3端子帯 域フイルタである、s*Rgtt E+ie North Aseaies、I ac、、 (SmH+u、 G^)から入手可能なモデルFSFU4S5^とし て、低コストで入手可能である。このデバイスは、3.0キロオームの信号源イ ンピーダンス及び負荷インピーダンスでの動作のために構成される。従って、1 対の出力抵抗器274(各々62キロオーム)が、フィルタ196に望ましい人 力インピーダンスを与えるために、出力分岐点264と電力バス256と接地の 各々の間に接続される。トランジスタ266.268が両方とも非活動状態にあ る時に、抵抗器274が約2.5ボルトに出力分岐点264にバイアスを加え、 その結果として、補助コイル1B+からの受信信号はダイオード272の何方に よっても負荷を加えられることは不可能である。
カップリングコンデンサ27Gは、電力周波数F、において補助コイル181  との直列共振を生じさせることが意図された合計静電容量を有する。これらのイ ンピーダンスのりアクタンス部分を制限することによって、電力ドライバ回路2 38を通して得られることが可能な電圧の殆どが、補助コイル181のインピー ダンスの実数部に配分される。従って、電力ドライバ回路238の中へ送り込ま れた大部分の電力は、補助コイル181の抵抗を介して電流として現れる。従っ て、コンデンサ270は、補助コイル181のりアクタンスを整合させるために 慎重に選択される。
図23に更に示されるように、3.0キロオームの必要インピーダンスにおいて 帯域フィルタ196に負荷を与えるために、フィルタ抵抗器276が接続される 。
本発明の重要な特徴は、電力回路233.23gの動作が制御回路40の池の部 分の動作と多重化されるということである。従って、シフトレジスタ86の動作 中に、電力のスイッチングが進行することはない。それとは逆に、電力ドライバ 回路238と電力受信器回路233との間の電力伝送の間は、位置信号は全く発 生されない。I−Y位置処理の基本サンプル時間である約250 ligの同一 の低周波数が、これらの処理の間のスイッチングのために使用される。位置信号 が未だ検出されていない時には、ロック信号2が非活動状態にあり、電力ドライ バ回路238が約90%の時間に亙って活動状態にあり、スタイラス信号38゛ (と同期回路182)が約10%の時間に亙って活動状態にある。幾つかの位r jIl信号が検出された(ロック信号2が活動状態にある)時には、そのタイミ ングが各々に関して約50%に切り替わる。通常の動作では、電力ドライバ回路 238が非活動状態にある間に、約21の時間間隔の間にスタイラスコイル16 2を駆動するために、回路164に電力を供給するためにフィルタコンデンサ2 48が必要とされる。これとは逆に、スタイラスアセンブリ160′がコイルア センブリ12に接近していない時間間隔の後では、フィルタコンデンサ248が 急速に充電され、ドライバ回路238が約90%の時間に亙って活動状態にある ことが望ましい。
更に、図25と図26を参照すると、これらの図に示される本発明の装置1Gの 第2の実験用プロトタイプは、概ね図4、図9、図12、図21〜24の構成の 形に作られている。この第2のプロトタイプは、コイルアセンブリ12の好まし い構成を実現するモジュールボード278を含み、図9と図20の場合と同じに 構成されたタブレットコイル22x、 22Yと、補助コイル1g+と、図15 の同期回路182と図23の電力ドライバ回路238とを有する制御回路40と を含む。図25と図26に示されるように、モジュールボード278は、4層の 回路板280を含み、タップドライバトランジスタ98が回路板280のタブレ ット領域282の周囲に沿って一定の間隔を置いて配置される。回路板NOは、 従来の多層回路技術に従って形成され、(図2の厚さdに概ね一致する)厚さd ′を有する基板284と、その基板284上に形成された第1の内側トレース層 286虐と第2の内側トレース層286bとを有し、これらの内側トレース層の 上に1対の絶縁層288が形成される。
外側トレース層2901.290bとして示される別の1対のトレース層が、絶 縁層28Bの各々の一方の上に形成され、その外側トレース層29G+は、内側 トレース層281から見て基板284の反対側に形成される。各々の絶縁層28 8は、その関連した外側トレース層290と共に、トレース層厚さt′を有する 。同様に、外側トレース層290bは、内側トレース層286bから見て基板2 84の反対側に形成される。図25に示されるように、タブレットコイル22X は内側トレース層286aと外側トレース層2901とによって形成され、複数 の導電スルーホール292が各層の間の適切な導電結線によってタブレットコイ ルの側部部分32を形成し、内側トレース層2861がタブレットコイル22夏 の上部部分28を形成し、外側トレース層290zがタブレットコイル22.の 下部部分28を形成する。同様に、タブレットコイル22Yは、内側トレース層 286bと外側トレース層290bとによって形成される。駆動トランジスタ9 8が外側トレース層2901上に「表面装着」され、従来の5OT−23コンフ イギユレーシジンの形にパッケージ化され、適切な補助接続トレースがトレース 層290暴上に備えられる。
更に図25に示されるように、タブレット領域282は、各々に参照符号294 @、294bで示される交互のトレース部分294内に、上部コイル部分28と 下部コイル部分30の各々の互いに間隔を置いた平行な配列を有する。互いに反 対方向に巻かれたコイル構成要素22r 、22bがトレース間隔1′だけ等し く間隔を置いて配置され、このトレース間隔1′はコイル輪の間隔1の半分であ る。
この第2のプロトタイプでは、トレース間隔1′は0.1インチであり、コイル 22xには合計90つのトレース構成要素294があり、コイル22.には合計 80つのトレース構成要素294がある。図25では、隣り合うスルーホール2 92対を選択的に電気接続するために、タブレット領域282の互いに反対側の 辺にタップドライバトランジスタ98が互い違いに配列される。特に、トランジ スタ98は、タブレット領域282の各々の辺の上の3対のスルーホール292 によって互いに間隔を置かれており、トランジスタg8がそれに接続されている トレース層291のトレースパターンが、互いに接続された隣り合うスルーホー ル2!2対が上部コイル部分28と下部コイル部分30の対向コイル部分を効果 的に短絡させることを可能にする。駆動シフトレジスタ86からの適切な接続が 、隣り合うトレース構成要素294の間に間隔をおいて配置された各々の基部ト レース構成要素296によって作られ、スルーホール292の適切な相当物(参 照符号292゛で示される)がその接続を完成させる。
モジュールボード278は、同期回路182と電力ドライバ回路238の回路構 成要素298と、発振器42と、シフトレジスタ86と、信号分岐点190と組 み合わされた素子300をも含む。更に、モジュールボード278は、制御回路 40の残りのCMO3部分を一体化にするカスタム大規模集積回路3G2を含む 。復調器Inと比較器回路+14と低周波フィルタ12rJと比較器124とい うアナログ素子が、参照符号304に示されるように含まれる。第2のプロトタ イプの回路板280は、Y方向に約12.5インチの全長を有し、Y方向に約1 0インチの全幅を有し、基板厚さd゛は約0.04フインチであり、(外側トレ ース層290の下の)絶縁層288は約0008インチの厚さを有し、関連した 外側トレース層290を含むトレース層厚さt′は約0.01インチである。
補助コイル181の諸部分は、各々のトレース層の中に形成され(層2116z 、290の各々の中に3つのコイル輪、層286bの中に2つのコイル輪)、補 助コイル181は11つのコイル輪を有する。
コイル+81の各々のコイル輪は、2オンス銅(約0.0016厚)の0030 インチ幅エツチングとして形成され、約5.6オームの直流抵抗を有する。補助 コイル18+のインダクタンスは約120μHである。従って、カップリングコ ンデンサ270は、30 KHsの電力周波数F、におけるリアクタンス打ち消 しのために、94nF (82nF+ 12 nFl の合計静電容量を与える ように選択された。
更に別の実験において、ペン傾斜訂正と、周囲の金属表面と金属構造物に対する 感度の低減とに関する性能向上のために、集束された磁気応答をもたらす、スタ イラスアセンブリ160の更に好ましい構成が見い出された。更に図27に示さ れるように、この性能の向上は、フェライト磁心169の頭部部分226相当物 の上に巻かれたスタイラスコイル262を有することから結果的にもたらされ、 磁心169は、(この図では参照符号NO’で示される)スタイラスアセンブリ ー60内で、図17と図21の構成から見て軸方向に反対向きにされている。図 27の構成では、磁心169は、コイル162の後方に柄長さL′だけ延びる柄 部分225を有し、頭部部分226は、スタイラスコイル162の長さHに一致 する軸方向長さL゛を有し、更に頭部部分226はスタイラス尖端39から距離 L に位置させられ、この距離L1は、コイル距離Cよりもコイル高さHの半分 だけ短い距離である。スタイラスコイル162は、前部フランジ部材305Iと 後部フランジ部材305bで示される1対の非導電性フランジ部材305によっ て、長さL′内に軸方向に閉じ込められ、これらのフランジ部材305は、適切 な接着剤によって頭部部分226に取り付けられる。図27に更に示されるよう に、スタイラス尖端39は前部フランジ部材30SIと一体的に形成される。
相対的に大きいコイル直径りと同様に大きい頭部直径n′と相対的に小さいコイ ル高さHとの組合せが、スタイラスコイル+62の側部からの磁化率(又は透過 )の減少と、スタイラスコイル162の前部先端からの磁化率(又は透過)の増 大とをもたらす。柄部分225は、スタイラスコイル162のインダクタンスを 増大させることによって、更には、受けられた(又は送信された)磁場を集束さ せることによって、スタイラスアセンブリ160′の性能を更に向上させる。D ’ /D’ が増大するにつれて、及び、L′が増大するにつれて、この集束作 用が増大する。こうした実験は、フェライト磁心1Nが[l冒0.25インチ、 D’= 0.119インチ−1L’ = 0.6インチ、L’=0.1インチを 有する時に、図13.17.18の構成によって以前に得られた集束力の改善に 比べて約2倍から約3倍の集束力の改善をもたらした。この構成では、距離1− 1は02〜03インチであることが好ましい。
更に一=一層改善された磁気結合の集束が、スタイラスアセンブリ160′内に おいてフェライト磁心16gの直後に装着された導電性の管状シールド306に よって得られる。管状シールド306は、有利には、アルミニウムのような適切 な導電性の箔(約0.002インチの厚さ)から形成されてよく、スタイラスア センブリ160′の他の構成要素を収容するための胴体167にぴったりと嵌ま り込み、シールド長さL2を有する。上記の集束作用は、長さし が増大するに つれて更に増大し、長さI−2は2インチ台であることが好ましい。
更に図28〜30に示されるように、モジュールボード278には、受信スタイ ラス信号38′ の強さを更に増強させるために、シールド構造30gが備えら れる。図28に示されるように、モジュールボード278は、グラフィックタブ レット装31312内のコンピュータモジュール310と共に、ディスプレイ装 置790のディスプレイパネル792と組み合わされ、シールド構造308は、 コンピュータモジュール310からの放射信号を遮断するためのEMIシールド としても働く。タブレット装置312の構成要素は、フレームアセンブリ314 の中に接続され、ディスプレイパネル792には、ガラスで作られることが可能 な保護シート3N も備えられ、このシート316はタブレット表面14も与え る。この構成では、シールド構造3G8がモジュールボード278に装着され、 コンピュータモジュール31Gに面する。
図29と図30に最も良好に示されるように、シールド構造30gは途切れ途切 れのシート形状を有し、この形状は、内側ストリップ31hと外側ストリップ3 18bとして示される、重なり合う導電性の箔ストリップ3+8によって有利に 形成されることが可能である。適切な接着剤を有する内側ストリップ318慇が 、最初に、互いに平行に間隔を置いて回路板280に付着させられる。同様に適 切な接着剤を有する外側ストリップ318bが、隣り合う内側ストリップ318 1対に重なり合うように、同様に付着させられる。
ストリップ318 も、スタイラスアセンブリ160′の管状シールド306に 関して上記で説明されたように、アルミニウム箔から形成されてもよい。
こうしてシールド構造308は、特に放射電磁信号が付近に存在する中で、補助 コイル181 とタブレットコイル22の働きを増強する。アルミニウム箔は、 装置1Gの動作に応答して、連続した渦電流を発生させ、この渦電流は、シール ド構造308から見てモジュールボード278の互いに反対側に位置した、回路 板23Gのコイル22.181 と、スタイラスアセンブリ160゛のコイル1 62.234との間の磁気結合の感度を増大させる。更に、シールド構造308 は、コンピュータモジュール310の局在化された電磁放射体がタブレットコイ ル22によって迷走雑音として拾い」−げられることを有効に防止する。更に、 シールド構造308の区分化された形状が、そうでない場合には補助コイル18 1に非常に近接して単一の金属むくシートを有することによって生じさせられる 可能性がある補助コイルINの不要な短絡を防止し、それによって、スタイラス コイル162からの信号に対する補助コイル181の感度を増強する。
更に図31〜33を参照すると、これらの図に示されるように、参照符号278 ′で示されるモジュールボード278の改良された代替構成は、シールド部材3 08′として示される連続した単一のシート状のシールド構造308の相当物を 、参照記号181′で示される変更された形状の補助コイル181と組み合わせ る。銅箔又は池の金属箔(例えばアルミニウム箔)の薄いむくシードで形成され ることが可能なシールド構造308゛が、タブレットコイル22の下部部分3G に近接して配置される。そうでない場合には主としてコイル軸線27の両側に対 称的にコイルアセンブリ12に沿って延びるであろう周縁電磁場34が、コイル 22からタブレット表面14に向けて偏らされ、それによって、コイル22とス タイラスアセンブリ18の間の電磁結合が強化される。
更に本発明によって、補助コイル181″は、そうでない場合にスタイラスアセ ンブリ18と平らな補助コイル+81 との間に生じる可能性がある電磁結合の 重大な低下をもたらすことなしに、シールド構造308′と共に使用するための 、交互アスペクトを有するコイル軸を用いて構成される。螺旋状に作られたコイ ル(図示されていない)は、図25の全面的にループ状の構成のようにはシール ド構造308゛の存在下で重大な結合低下を被らず、本発明の装置1Gでの使用 に望ましい極性反転領域を有する。
図31〜3ユに示されるように、本発明の補助コイル181゛は、図25の補助 コイルU+のコイル輪のように形成された第1の組の周囲コイル輪目1.を含む ことによって上記の問題を防止し、これらのコイル輪181Fは、コイル輪18 1PのX方向の両末端と概ね一致するまで延在するがコイル輪目1.のY方向の 両末端の間の距離よりも短い距離だけY方向に対称的に延在する、X方向に方向 付けられた第2の組のコイル輪181、と直列接続される。同様に、これらのコ イル輪IN、は、コイル輪lN。
のY方向の両末端と概ね一致するまで延在するがコイル輪重鴨のX方向の両末端 の間の距離よりも短い距離だけX方向に対称的に延在する、X方向に方向付けら れた第3の組のコイル輪181.とも直列接続される。図3に更に示されるよう に、組181 .1111.の個々のコイル輪が、短縮寸法方向に均等に配列さ れ、図31の構成例における第2の組のコイル輪重IIKは、Y方向に漸進的に 短縮される距離に亙って延在するコイル輪181 、+81..181.を含む 。同様に、第3の組のコイル輪18I l、は、X方向に漸進的に短縮される距離に亙って延在するコ181、の長い側 部を形成するために、参照符号292′で示されるスルーホール292の追加の 相当物によって、回路板28・の複数の補助トレースセグメント320を接続す ることによって実現される。図32と図33に最も良好に示されるように、トレ ースセグメント32Gは、基部トレース構成要素29Gと同様にトレース構成要 素294の間に配置され、トレース層2Hb、mNb内にX方向に延在するセグ メント320!と、トレース層2116s、2111s内にX方向に延在するセ グメント320!を含む。図31と図33に示されるように、コイル輪181x とコイル輪IYの間の直列結線の少なくとも少数が、互いに交差し合う隣り合う トレース構成要素294の対の間に1対のスルーホール292′を配置すること によって行われることが可能であり、トレースセグメント32Gはスルーホール 292′において中断される。更に図31に示されるように、1つ以上のコイル 輪Ml 、1g1Yの間の結線、及び/又は、! 回路構成要素298への結線は、互いに近接した位置にあるトレース322の対 を接続することによって行われることが可能であり、補助コイル181′への電 磁結合は、コイル181内を流れる電流が、隣り合うトレース322内で反対方 向に流れるが故に、トレース322の存在によっては殆ど影響を受けない。
更に図34に示されるように、スタイラス回路324によって示される、図12 と図13のスタイラスアセンブリ160の共振回路164の改良された構成は、 電池166の寿命を延長するために電力節約回路326を含む。この節約回路3 26は、参照符号168゛で示されるディジタル集積回路形のタイマ+611相 当物からクロック同期化される集積回路遅延カウンタ328を含む。タイマ16 8′は、駆動トランジスタ174相当物とそれに関連した構成要素と共に、参照 符号164′で示される共振回路164相当物を形成する。
半導体電力スイッチ330が、カウンタ328のオーバーフロー条件に応答して 非活動化され、この電力スイッチ130は、スタイラスコイル162への電力を 遮断する。
スタイラスアセンブリ16Gの通常の使用時には、先端スイッチ178と胴体ス イッチ180の一方又は両方が、装置10の操作者によって周期的に起動され、 図12と図15に関して上記で説明された仕方に類似した仕方で、タイマ168 ′のデユーティサイクルにおける、対応した変化を生じさせる。スイッチ178 とスイッチIHIの一方又は両方の起動は、本明細書で説明されるように、タイ マ168′とコイル162への給電を開始し持続させる働きもする。図34に示 されるように、カウンタ328のリセット入力kが、スイッチ1711 、NO の何方か一方の操作によってカウンタ328をリセットするために、各々の絶縁 ダイオード332を経由してスイッチ178 、180に接続され、スイッチ1 7B 、I!toの各々は、各々の高インピーダンス負荷抵抗器333を介した 電池電力に対する直接結線を有する。上記のようにリセット人力Rの起動によっ てオーバーフロー条件が取り除かれると、電力スイッチ33Gがタイマ168′ とコイル162に対する給電を起動する。スイッチ17g 、1110の適切な 時間間隔(好ましくは1〜5分間)の非活動状態の後でのオーバーフロー条件の 発生のために、カウンタ328が従来の仕方で具体化される。
図4に示されるように、上記のようにスタイラスコイル162に対する電力の起 動の後でスタイラスアセンブリ160の動作が安定化し終わるまで、「有効」デ ータの発生を防止するために、同期回路182に上記の遅延回路334が備えら れる。装置litが図34の電力節約回路326を用いて構成される時には、電 力スイッチ33Gの起動時に共振回路!64゛が安定化することを可能にするた めに、遅延回路334が、好ましくはロック信号2の起動の約0.1秒後〜約0 .5秒後に、遅延ロック信号2′を起動する。
更に図34に示されるように、本発明は更に、組合せスタイラス36Gによフて 示されるスタイラスアセンブリ160の単一の相当物を使用することによって、 装置10によるディジタルバーコード入力をもたらす。スタイラス360のコイ ル162が、各々にLED発光器364とホトトランジスタ366からスタイラ ス先端39に延びる1対の光フアイババンドル362を取り囲むように巻き付け られる。LED発光器364とホトトランジスタ366が適切なバーコード前置 増幅器又は検出器回路368に接続され、スタイラス尖端29が、ライトベン式 バーコード読取り装置に関して当藁者に公知な方法によってバンドル362のフ ラットレンズ終端炙形成する。モー ドセレクタスイッチ370を介して給電さ れる検出器回路368が、補助コイル181に結合されたRF受信器回路374 に信号を送るために、スタイラス+60内に収容されたRF送信器回路372に 接続される。電力スイッチ33Gに対する共通の結線を有するモードスイッチ3 7Gが、バーコード入力のための検出器回路368とRF送信器回路372と、 装g1ioのタブレット領域282内での測定のための共振回路164′との何 方かを、選択的に起動する。
本発明が、幾つかのの好ましい実施例に関して、かなり詳細に説明されてきたが 、他の変形例が可能である。例えば、演算増幅器とトランジスタとタイマとプロ セッサとアナログスイッチとそうしたデバイスの組合せを使用して、アナログ及 びディジタル式のアップ/ダウン積分器(−p/1ove 1slB+sl・■ )を実現する方法が娩つかある。同様に、能動的、受動的、定電流、両端部にお ける交流駆動、両端部における直流駆動、復帰における交流駆動変調等を含む、 タブレッI・コイル駆動の幾つかの代替方法がある。タップ24は、トランジス タかシフトレジスタか他の電子的手段を介して、戻り経路に接続される。
更に、シールド構造308は、単一の導電シートの両側をエツチングすることに よって形成されることが可能である。従って、本明細書の添付クレームの思想と 範囲は、本明細書に含まれる好ましい実施例の説明だけに限定されるものではな い。
補正音の写しく翻訳文)提出書(特許法第184条の8)平成5年4月30日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1(a)第1の端部末端と第2の端部末端の間の複数のコイル輪と、前記第1の 端部末端と前記第2の端部末端の間に間隔を置いて配置された複数のコイルタッ プ分岐点とを有する、ヘリカル導電タブレットコイルと、 (b)選択された前記コイルタップ分岐点を順次アドレス指定するためのセレク タ手段と、 (c)前記タブレットコイルに対して第1の変換器の方向に移動可能であり、且 つその変換器本体に固定装着されたスタイラスコイルを有する変換器本体と、 (d)前記タブレットコイルと前記スタイラスコイルの一方にコイル駆動電流を 生じさせるための発振器手段と、(e)前記セレクタ手段に接続されており、前 記第1の方向に対して垂直な第1の位置基準に対する前記交換器本体の位置を表 す第1の位置信号を与えるために前記スタイラスコイルに応答する回路手段とを 備える位置変換器。 2.前記タブレットコイルが、1対の互いに反対方向にヘリカル伏に巻かれたコ イル構成要素を含み、前記コイル構成要素の各々が複数のコイルタップ分岐点を 有し、前記セレクタ手段が、対応する前記コイルタップ分岐点において前記コイ ル構成要素を順次接続する請求項1に記載の変換器。 3.前記タブレットコイルが、第1のトレース層と第2のトレース層とを含み、 前記第1のトレース層が、間隔を置いて平行に配置された配列をなす前部コイル 部分を有し、前記第2のトレース層が、間隔を置いて平行に配置された配列をな す後部コイル部分を有し、これらのコイル部分の中の交互のコイル部分が、反対 方向に巻かれた前記コイル構成要素各々の、等しい間隔で配置された部分を形成 し、前記前部コイル部分の各々が、反対方向に巻かれたコイル構成要素の後部コ イル部分と整列している請求項2に記載の変換器。 4.同じ前記コイル構成要素の対応する後部コイル部分に前部コイル部分の各々 を接続する導電要素の配列を更に含み、前記導電要素が、前記コイル構成要素各 々の側部コイル部分を形成する請求項3に記載の変換器。 5.隣り合う1対の前記導電要素が、反対方向に巻かれた前記コイル構成要素の 対応するタップ分岐点を含む請求項4に記載の変換器。 6.スタイラス磁場を前記タブレットコイルに磁気的に結合するために、前記発 振器手段が前記スタイラスコイルに接層され、前記回路手段が、前記タブレット コイルの端部末端に電気的に結合された受信器分岐点を含み、前記受信器分岐点 における受信器信号が、前記タブレットコイルにおける前記スタイラス磁場の大 きさに応答する請求項1に記載の変換器。 7.前記タブレットコイルが、反対方向にヘリカル伏に巻かれた1対のコイル構 成要素を含み、前記コイル構成要素の各々が複数のコイルタップ分岐点を有し、 前記セレクタ手段が、対応する各々の前記コイル分岐点において前記コイル構成 要素を順次接続する請求項6に記載の変換器。 8.前記回路手段が平衝差動入力増幅器を含み、前記タブレットコイルの構成要 素の端部末端が、前記平行差動入力増幅器に入力するために前記受信器分岐点の 相補的相対物に結合され、更に前記平衡差動入力増幅器が迷走電気雑音を排除す る請求項7に記載の変換器。 9.前記受信器分岐点の相補的相対物が、対応するダイオードによって前記コイ ル構成要素の各端部末端に結合される請求項8に記載の変換器。 10.交互の軸時間間隔における二軸位置測定のために1対の前記タブレットコ イルを含み、前記タブレットコイルの端部末端が、ダイオード絶縁器を介して前 記差動入力増幅器に結合される請求項7から9のいずれか一項に記載の交換器。 11.前記スタイラス磁場からの磁気結合に応答して補助信号を与えるために、 前記タブレットコイルに対して固定配置された補助コイルを更に含心請求項6か ら10のいずれか一項に記載の変換器。 12.前記変換器と外部装置との間の電場干渉を連断ずるための実質的に平らな 導電性のシールド部材を含み、前記シールド部材が変換器本体から離れて前記タ ブレットコイルの反対側に固定配置され、平らなタブレット表面が前記タブレッ トコイル付近に前記変換器本体を滑動自在に支持することが可能であり、前記補 助コイルが前記シールド部材と前記タブレット表面との間に配置され、前記直列 接続された複数のコイル輪を有する前記補助コイルが、 (a)前記第1の変換器の方向に対して平行なx方向に延在し、且つ前記シール ド部材に対して平行で且つx方向に対して直交方向に方向付けられたy方向にお いて前記タブレットコイルを実質的に取り囲む第1のコイル環と、 (b)前記第1のコイル輸の両端部に概ね一致するまで前記x方向に延在してお り、前記第1のコイル輪の両側部の間に実質的に短い距離だけ前記y方向に延在 する第2のコイル輪と、(c)前記第1のコイル輪の両側部に概ね一致するまで 前記y方向に延在しており、前記第1のコイル輪の両端部の間に実質的に短い距 離だけ前記x方向に延在する第3のコイル輪とを含む請求項11に記載の変換器 。 13.複数の前記第2のコイル輪と複数の前記第3のコイル輪を含み、前記y方 向における前記短い距離と前記x方向における前記短い距離がそれぞれ前記第1 のコイル輪の対応する距離の異なった小部分である請求項12に記載の変換器。 14.前記補助信号に対して前記回路手段を同期化するための手段を更に含む請 求項11又は12に記載の変換器。 15.前記発振器手段が前記変換器本体内に配置される請求項11又は14に記 載の変換器。 16.(a)電力周波数で前記補助コイルを周期的に駆動するための手段と、 (b)前記補助コイルからの磁気結合によって前記発振器手段に給電するための 、前記変換器本体内の電力受信器手段と、(c)前記補助信号を受信するために 電力ドライバ手段を周期的に中断するための手段と を更に含む請求項11から15のいずれか一項に記載の変換器。 17.前記電力受信器手段が、 (a)電力コイルと、 (b)整流器手段と、 (c)前記整流器手段と前記発振器手段の間に接続されたフィルタ手段と、 (d)前記電力コイルと前記整流器手段の間に結合された結合手段とを含み、 前記結合手段が、前記電力周波数における前記電力コイルのリアクタンスを打ち 消すために、前記電力周波数において前記電力コイルと共振する請求項15に記 載の変換器。 18.前記電力ドライバ手段が、 (a)前記電力周波数において電力パス電圧と接地との間で電力分岐点を順次ス イッチングするための相補的なドライバトランジスタの対と、 (b)前記ドライバトランジスタを別々に制御するためのゲート付きクロック発 振器回路であって、他方の前記ドライバトランジスタの非活動化後に、予め決め られた遅延期間の間だけ前記ドライバトランジスタの各々の起動を遅延させるた めの手段を含む前記クロック発振器回路と、 (c)前記結合分岐点と前記補助コイルとの間に接続されており、前記電力周波 数における前記補助コイルのリアクタンスを打ち消すために前記補助コイルと共 振するカップリングコンデンサと を含む請求項16又は17に記載の変換器。 19.前記電力周波数がほぼ10KH2とほぼ10MH2の間である請求項16 から18のいずれかに記載の変換器。 20.前記電力周波数がほぼ20KH2とほぼ100KH2の間である請求項1 6から18のいずれか一項に記載の変変器。 21.前記電力周波数がほぼ25KH2とほぼ50KH2の間である請求項16 から18のいずれか一項に記載の変換器。 22.予め決められた大きさの前記受信器信号を検出するための閾値手段を更に 含んでおり、前記閾値手段が、前記タブレットコイルから予め決められた距離の 範囲内で前記交換器本体が一直線に合わされる時に、有効信号を与える請求項6 から21のいずれか一項に記載の変換器。 23.前記発振器回路が、バーストデューティサイクルを有するバーストモード で作動することが可能であり、前記バーストデューティサイクルが、電力を節約 するためにほぼ20%未満である請求項22に記載の変換器。 24.前記バーストモードが、前記有効信号の発生時に、少なくとも予め決めら れた時間間隔の間終止される請求項23に記載の変換器。 25.前記発振器手段が、操作者によって周期的に起動される前記変換器本体上 のスイッチ手段に応答し、前記変換器が更に、操作者によって起動される前記ス イッチ手段が予め決められた畦間間隔の間に非活動状態のままである時に前記発 新振器手段からの電力を切断するための手段をも含み、前記電力が前記スイッチ 手段の起動時に回復される請求項6から24のいずれか一項に記載の変換器。 26.前記回路手段が (a)第1のサイクル時間間隔の間に前記受信器信号の第1の極性成分を合計し 、第2のサイクル時間間隔の間に前記受信器信号の反対極性成分を合計するため の積分器手段と、(b)前記タブレットコイルに沿って順次接続されたコイルタ ップ分岐点の位置を表す可変位置信号をラッチするためのラッチ手段と、 (c)前記積分器手段に応答して前記ラッチ手段を起動するためのフィードバッ ク手段と を更に含み、前記ラッチ手段の起動時には、前記第1のサイクル時間間隔が終止 し、前記第2のサイクル時間間隔が開始する請求項6から24のいずれか一項に 記載の変換器。 27.前記可変位置信号がN状態カウンタ(Nはタブレットコイルのコイルタッ プ分岐点数の倍数Mである)によって発生させられ、前記セレクタ手段が、時間 間隔グループ数のカウンタ状態の間、前記発振器手段にコイルタップ分岐点の各 々を接続するために、前記N状態カウンタを復号し、前記時間間隔グループ数が 倍数Mに一致する請求項26に記載の変換器。 28.前記積分器手段が2方向カウンタと可変周波数発振器とを含み、前記可変 周波数発振器の周波数が、前記受信器信号の大きさに応答する請求項26又は2 7に記載の変換器。 29.前記発振器手段が前記タブレットコイルに接続され、前記タブレットコイ ルの駆動電流が、選択されたタップ分岐点各々の両側において反対方向に流れる 請求項1から5のいずれか一項に記載の変換器。 30.前記セレクタ手段が前記タブレットコイルと前記スタイラスコイルの間に 移動周縁磁場を生じさせ、前記回路手段が受信器分岐点を含み、前記受信器分岐 点における受信器信号が、前記受信器コイルにおける周縁磁場の大きさに応答す る請求項1から29のいずれか一項に記載の変換器。 31.前記受信器分岐点が前記スタイラスコイルに電気的に接続される請求項3 0に記載の変換器。 32.前記スタイラスコイルが、1対のパイファラ巻きスタイラスコイル構成要 素を含み、前記回路手段が前記受信器分岐点を駆動ずるための平衡差動入力増幅 器を更に含んでおり、前記スタイラスコイル構成要素が前記平衡差動入力増幅器 に信号を送り、前記平衡差動入力増幅器が迷走電気雑音を排除する請求項31に 記載の変換器。 33.前記受信器分岐点が前記タブレットコイルに電気的に接続され、前記受信 器信号が、前記受信器コイルによる前記送信器コイルの電流負荷に応答する請求 項30に記載の変換器。 34.前記タブレットコイルが、コイル軸線を中心とした円筒状のヘリカル形で あり、前記コイル軸線の両側に前部部分と後部部分とを有し、前記コイル軸線が 前記第1の変換器の方向に平行であり、前記変換器が前記タブレットコイルの前 記前部部分から一定のプローブ距離tの位置に前記変換器の本体を案内するため の手段を更に含む請求項1に記載の変換器。 35.前記タブレットコイルの前記前部部分と前記後部部分とが巻線距離dだけ 間隔を置いて配置されており、前記距離dがほぼ0.03インチ以上である請求 項34に記載の変換器。 36.前記タブレットコイルの輪が、概ね均等の間隔を置いて配置されている請 求項34又は35に記載の変換器。 37.前記スタイラスコイルが、スタイラス軸線を中心とする円筒伏の対称形で あり、前記変換器の本体が前記スタイラス軸線上にスタイラス尖端を画定し、前 記スタイラス尖端が、前記タブレットコイルの前記前部部分から前記プローブ距 離tを置いて移動する請求項34から36のいずれか一項に記載の変換器。 38.前記タブレットコイルの輪が、前記コイル軸線の方向に均等にコイル輪間 隔1だけ間隔を置いて配置され、前記スタイラスコイルが直径Dと高さHを有し 、スタイラス軸線上の前記スタイラスコイル内の中心点が、前記スタイラス尖端 からコイル距離Cだけずらされており、前記タブレットコイルの前記前部部分と の直交アライメントに関する前記スタイラス軸線の幅斜の範囲内での前記変換器 の一様な動作を許容するために、前記コイル距離Cが概ねC=(D、I、H、d 、l)の複素関数である請求項37に記載の変換器。 39.D≧S≒Cである請求項38に記載の変換器。 40.前記回路手段をゲートするための手段を更に含んでおり、それによって前 記回路手段が、サンプル時間間隔の間だけは前記スタイラスコイルに応答し、前 記サンプル時間間隔中に、前記スタイラス軸線の傾斜の範囲に亘って動作の一様 性を増強するために、前記コイルタップ分岐点の部分集合が前記サンプル時間間 隔の間に前記セレクタ手段によって起動される請求項38又は39に記載の変換 器。 41.前記サンプル時間間隔の持続時間が、前記セレクタ手段によって4つの前 記コイルタップ分岐点が選択される時間に概ね等しい請求項40に記載の変換器 。 42.前記スタイラスコイルが1対のスタイラスコイル構成要素を含む請求項3 7から41のいずれか一項に記載の変換器。 43.前記タブレットコイルの前記前部部分が実質的に平らであり、前記交換器 本体を案内するための手段が、前記変換器本体を滑動自在に支持するために平ら なタブレット表面を有する請求項34から42のいずれか一項に記載の変換器。 44.電子図形表示装置をも含んでおり、前記電子図形表示装置が前記タブレッ ト表面を形成する請求項43に記載の交換器。 45.前記電子図形表示装置が、前記タブレット表面に対する前記変換器本体の 移動に視覚的に応答する請求項44に記載の変換器。 46.前記タブレットコイルが第1のタブレットコイルであり、前記変換器が第 2のタブレットコイルを含み、前記第2のタブレットコイルが前記第1のタブレ ットコイルに対して直交方向に支持され、これらのタブレットコイルの前部部分 が実質的に同一平面上にある請求項34から45のいずれか一項に記載の変換器 。 47.前記タブレットコイルが、前記コイルタップ分岐点各々の間に複数のコイ ル輪を含む請求項1から46のいずれか一項に記載の変換器。 48.(a)実質的に均等に間隔を置いて配置された複数のコイル輪と、両端部 末端と、前記両端部末端の間に間隔を置いて配置された複数のコイルタップ分岐 点とをそれぞれ有しており、互いに共面である第1と第2のコイル軸線の各々を 中心とした円筒伏のヘリカル形であり、且つ前記コイル軸線の両側に前部部分と 後部部分とを有する、導電性の第1のタブレットコイルと導電性の第2のタブレ ットコイルと、(b)スタイラス磁場を可変的に結合するための前記コイルタッ プ分岐点の中の選択されたコイルタップ分岐点を順次アドレス指定するためのセ レクタ手段と、 (c)前記第1のタブレットコイルと前記第2のタブレットコイルに対して相対 的に移動することが可能であり、受信器軸線に関して円筒伏に対称形であり且つ 変換器本体に固定取り付けされたスタイラスコイルを有し、且つ前記受信器軸線 上にスタイラス尖端を確定する、変換器本体と、(d)前記変換器のコイルの前 記前部部分から予め決められたプローブ距離の位置に前記変換器本体を案内する ための手段と、(e)スタイラス磁場を前記スタイラスコイルから放射するため に前記スタイラスコイル内にコイル駆動電流を生じさせるための、前記変換器本 体内の発振器手段と、(f)前記セレクタ手段に接続され、且つ第1の位置信号 と第2の位置信号を与えるために前記スタイラスコイルに応答する回路手段と を含み、前記第1の位置信号と前記第2の位置信号が、前記第1のタブレットコ イルと前記第2のタブレットコイルとに関する前記変換器本体の位置座標を表し 、前記回路手段が、(i)前記第1のタブレットコイルと前記第2のタブレット コイルの端部分岐点に電気結合された受信器分岐点と、(ii)前記発振号手段 に前記回路手段を同期させるための無線手段と を含み、前記受信器分岐点における受信器信号が、前記タブレットコイルの選択 されたタップ分岐点における前記スタイラス磁場に応答する位置変換器。 49.前記回路手段から前記発振号手段に周期的に給電するための無線手段を更 に含む請求項48に記載の変換器。 50.(a)タブレット領域と協働するタブレット回路と、(b)前記タブレッ ト回路に無線によって結合されたスタイラスと、 (c)タイマ信号を発生させるための前記スタイラス内のタイマ手段と、 (d)タイマ信号に応答して前記タブレット回路を同期化するための手段と を含み、それによって、前記タブレット回路が、前記タブレット回路に対する前 記スタイラスの移動に応答する位置変換器。 51.前記スタイラスが補助制御回路手段を更に有しており、前記タイマ手段が 前記補助制御回路手段に応答し、前記タブレット回路が、前記タイマ手段に応答 して少なくとも1つの補助出力を発生させるための手段を含み、前記補助出力が 前記補助制御回路手段の動作に対応する請求項50に記載の変換器。 52.前記補助制御回路手段が、前記スタイラス上の少なくとも1つの操作者制 御スイッチを含む請求項51に記載の変換器。 53.前記スタイラスが本体とスタイラス尖端を有し、前記操作者制御スイッチ が、前記スタイラス尖端に対する軸方向圧力に応答する請求項52に記載の変換 器。 54.前記タイマ信号が、走査時間間隔中に前記スタイラス内の発振器を起動ず るために働き、前記発振器が第1のタイマ時間間隔中は非活動状態であり、前記 第1のタイマ時間間隔が前記補助制御回路手段に応答する請求項54に記載の変 換器。 55.前記タブレット回路が、対応する走査時間間隔において前記スタイラスの 位置のX座標測定値とY座標測定値の各々を生じさせるために働き、前記走査時 間間隔が前記タイマ時間間隔に応答して逐次的に開始される請求項50から54 のいずれか一項に記載の変換器。 56.(a)両端部末端と、前記両端部末端の間に間隔を置いて配置された複数 のコイルタップ分岐点とを存する、ヘリカル伏のタブレットコイルを設ける段階 と、 (b)可動変換器本体内にスタイラスコイルを設ける段階と、(c)磁気結合に 応答して受信器信号を生じさせるために、座標位置にスタイラスコイルを配置す る段階と、(d)前記タブレットコイルと前記スタイラスコイルとの間に磁場を 生じさせるために交流発振器を駆動ずる段階と、(e)前記タブレットコイルと 前記スタイラスコイルを可変的に磁気結合するために前記複数のコイルタップ分 岐点を順次選択する段階と、 (f)前記座標位置を表す受信器信号の重心位置を検出する段階と を含む座標位置を測定するための方法。 57.(a)前記交流発振器を周期的に中断する段階と、(b)前記変換器本体 上の可動部材に応答して、前記発振器が中断される第1のタイマ時間間隔を調整 する段階と、(c)前記可動部材の位置を検出するために、前記第1のタイマ時 間間隔を監視する段階と を更に含む請求項56に記載の方法。 58.前記可動部材が第1の可動部材であり、前記方法が、(a)変換器本体上 の第2の可動部材に応答して、前記発振器が作動状態にある第2のタイマ時間間 隔を調整する段階と、(b)前記第2の可動部材の位置を検出するために、前記 第2のタイマ時間間隔を監視する段階と を更に含む請求項57に記載の方法。 59.前記第1のタイマ時間間隔中に前記変換器本体に磁気結合することによっ て前記交流発振器に給電する、更に別の段階を含む請求項57又は58に記載の 方法。 60.前記発振器に給電する段階を含む請求項57に記載の方法。
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