JPH07507560A - 4−ピリミジンスルフェンアミド及びこの化合物のゴムでの使用 - Google Patents

4−ピリミジンスルフェンアミド及びこの化合物のゴムでの使用

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JPH07507560A JP6501474A JP50147493A JPH07507560A JP H07507560 A JPH07507560 A JP H07507560A JP 6501474 A JP6501474 A JP 6501474A JP 50147493 A JP50147493 A JP 50147493A JP H07507560 A JPH07507560 A JP H07507560A
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リン,ホーン・ジヨウ
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モンサント・カンパニー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 4−ピリミジンスルフェンアミド及びこの化合物のゴムで本発明は、ある種のピ リミジンスルフェンアミド及びこの化合物のゴムでの使用に関する。
す 多数の複素環式スルフェンアミド及びこの化合物のゴム加硫での使用はよ(知ら れている。最もよ(知られ、最も広(使用されているのはベンゾチアゾールを主 成分とするものである。従って、ベンゾチアゾールスルフェンアミド(例えばN −t−ブチル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド(TBBS)及びN−シ クロへキシル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド(CBS))が標準的な 加硫促進剤となっている。同様に、チオール誘導体の2−メルカプトベンゾチア ゾール(MBT)やジスルフィド誘導体の2.2° −ベンゾチアゾールジスル フィド(MBTS)が業界の標準的な促進剤である。
規模はもっと小さいが、他のN−複素環もスルフェンアミドの基材として提案さ れている。例えば英国特許第795、174号は、まずスルフェンアミド等個物 質を中間体として製造して、利尿剤及び抗菌剤として使用される様々なスルフェ ンアミド化合物を製造する方法を説明している。
様々な置換基や縮合環の変形も含めて26種の異なる基本的な複素環が提案され ている。
同様に、英国特許第1,342.046号は、ゴムの有効な加硫促進剤であると して提案された、ジアジン、トリアジン及びピリジンチオールを主成分とし、考 えられる無限の化合物を含む複素環式スルフェンアミドの製造方法を開示してい る。
英国特許第802,622号及びD’Am1coの米国特許3,839,303 号では、2−メルカプトピリミジンを特徴とする特定の複素環式スルフェンアミ ドが開示4−ピリミジル部分を主成分とするスルフェンアミドが天然及び合成ゴ ムの特に有効な加硫促進剤であることが判明した。驚くべきことに、これらのス ルフェンアミドは、硬化速度及び硬化度(硬化状態)に関して対照となる異性体 (英国特許第802.622号及び米国特許第3,839.303号の2−ピリ ミジンスルフェンアミド)よりも遥かに活性が高い。4−ピリミジンスルフェン アミドは、異性体の2−ピリミジンスルフェンアミドと比較して天然及び合成ゴ ムの加硫促進作用に優れていることが判明した。
本発明の化合物を天然ゴム、合成ゴム(例えばポリブタジェン、EPDM若しく はスチレン−ブタジェンゴム)、ゴムブレンド(例えば天然ゴムとポリブタジェ ン、スチレン−ブタジェンゴムとポリブタジェン)又はこれらを組み合わせたも のの硬化促進剤として使用すると、従来のスルフェンアミド促進剤に比べ、t9 0−t2値、t25−t2値及び加硫最大速度(Vmax)により示される硬化 速度が改善され、スコーチ遅延が良くなり、硬化度(硬化効率)が高まる。ゴム 製品の生産速度を上げることができるため、硬化速度を速めることが非常に望ま しい。そうすれば、成形ゴム製品(例えばタイヤ)を硬化不足を生ずることもな (より早く型から取り外すことができる。一般には、促進剤の組み合わせ及び/ 又はより多量の促進剤の使用によってゴム化合物の硬化速度を(ある点まで)増 すことができるが、これらの変化に伴ってしばしば、スコーチ遅延が許容できな いほど損なわれる。加硫開始前の加工温度でのゴム製品成形の時間を長(するに は、スコーチを更に遅延させることが望ましい。硬化度の向上は硫黄供与体の使 用と相客れないことがあり得る。
図面の簡単な説明 図面は、加硫反応のパラメーターを示す典型的なレオグ加硫挙動及び/又は加硫 ゴム特性を改善するためにゴム組成物で使用される本発明の化合物は、4−ピリ ミジン(4−(1,3−ジアジン))を主成分とする。
本発明の化合物の一般式は、 (式中、Pmは4−ピリミジルであり、任意に核上で1個以上のハロゲン原子、 低級アルキル基、フェニル基、低級アルコキシ基又はヒドロキシル基で置換され てもよく、RはHSC+−sアルキル、C3−8シクロアルキル、フェニル、C ?−1□アラルキル若しくはCt−+zアルカアリールで、R。
は■]若しくはRであるか又はR及びRoはNと一緒になって複素環を形成する )である。
本発明のスルフェンアミド化合物は全て、スルフェンアミド基が第一アミン又は 第二アミンをベースとするように4位に結合している。使用できる第一アミンに は、C,−。
アルキルアミン(例えばメチルアミン、エチルアミン、n−プロピルアミン、イ ソプロピルアミン、n−ブチルアミン、5ec−ブチルアミン、イソブチルアミ ン、t−ブチルアミン、n−アミルアミン、t−オクチルアミン等)、C3−8 シクロアルキルアミン(例えばシクロプロピルアミン、シクロヘキシルアミン、 シクロオクチルアミン等)、フェニルアミン(アニリン) 、C?−+zアラル キルアミン(例えばベンジルアミン等)、及びC7−11フルカアリールアミン (例えばp−t−ブチルアニリン等)が含まれる。
第二アミンには、ジイソプロピルアミン、ジシクロヘキシルアミン等が含まれる 。
前述した如く、ピリミジン環上の開位置に1個以上の置換基(例えばハロゲン原 子、低級アルキル基、低級アルコキシ基、フェニル基又はヒドロキシル基)が存 在してもよい。
本発明の好ましいスルフェンアミドは、イソプロピルアミン、t−ブチルアミン 又はシクロへキシルアミンから製造されたものであり、従って、N−イソプロピ ル−4−ピリミジンスルフェンアミド、N−t−ブチル−4−ピリミジンスルフ ェンアミド、N−シクロへキシル−4−ピリミジンスルフェンアミド等が含まれ る。
本発明のスルフェンアミドは、硝酸銀又は酸化剤(例えば次亜塩素酸ナトリウム 又は酸素)の存在下でアミン処理することにより、各チオール又はジスルフィド から製造することができる。
本発明の4−ピリミジンスルフェンアミドをゴム加硫の主促進剤又は補助促進剤 として使用することができる。一般に任意の型の硫黄加硫性ゴム(例えば天然ゴ ム、合成ゴム、合成ゴムの様々なブレンド及びこれらを組み合わせたもの)を使 用することができる。天然ゴムは通常、ヘベアブラジリエンシスの木から得られ 、一般に熱帯地方で生育されている。合成ゴムには、種々のジエン(例えば4〜 12個、好ましくは4〜8個の炭素原子を有するジエンで、1.3−ブタジェン 、イソプレン、2.3−ジメチル−1゜3−ブタジェン、2−メチル−1,3− ペンタジェン、3゜4−ジメチル−1,3−へキサジエン、4.5−ジエチル− 1,3−オクタジエン、フェニル−1,3−ブタジェン、ペンタノエン、ヘキサ ジエン、オクタジエン等が含まれる)から製造されるものが含まれる。合成ゴム には、4〜12個の炭素原子を有する前述のジエンと、8〜20個の炭素原子を 有するビニル置換芳香族化合物(例えばスチレン、α−メチルスチレン、4−n −プロピルスチレン、4−t−ブチルスチレン等)とから製造されるコポリマー 、及び前述のジエンとアクリロニトリルとから製造されるコポリマーも含まれる 。
本発明で使用できる他の型の合成ゴムはEPDMゴムである。これらは、エチレ ン、プロピレン及び少量の非共役ジエンモノマー(例えばエチリデンノルボルネ ン、ジシクロペンタジェン、1.4−へキサジエン等)から製造されるポリマー である。インブチレンと少量のイソプレンとから製造されるコポリマーであるブ チルゴム、及びそのハロゲン化誘導体(例えばクロロブチル又はブロモブチルゴ ム)を使用することができる。従来技術及び文献で知られている他の硫黄加硫性 ゴムを使用することもできる。
共役ジエン又は共役ジエンとビニル置換芳香族のコポリマーから製造されるゴム ポリマーは好ましくは“エラストマー”材料であり、即ちこれらのゴムポリマー は加硫した際に、ASTM D 1566に規定されているエラストマー又はゴ ム材料の定義に適合する。
前述した如く、本発明のジアジン化合物の一種を主促進剤として用いて、各天然 ゴム、1種以上の合成ゴム(即ち単一型の合成ゴム又は2種以上の合成ゴムのブ レンド)、及び天然ゴムと1種以上の合成ゴムとのブレンドを硬化させることが できる。主促進剤として使用する際のジアジン化合物の量は一般に、ゴムポリマ ー又はブレンドを100重量部(p h r)として約0.1〜約10重量部、 好ましくは約0.2〜約2,0重量部である。本発明の4−ピリミジンスルフェ ンアミドをゴム化合物の硬化促進剤として使用するときには、本発明の天然又は 合成ゴム組成物は一般に他の従来の配合成分を慣用的な量含んでおり、配合成分 及びその量は共に従来技術及び文献でよ(知られている。
通常0.5〜5phrの量の硫黄が使用される。更に、種々の充填剤及び補強剤 (例えばクレー、シリカ及びカーボンブラック)を5phr〜約200ph r の量で使用することができる。種々の油状物(例えば芳香族能、ナフテン油又は パラフィン油)を5〜約200phrの量で使用して、ゴムを可塑化することが できる。種々の活性剤(例えば酸化亜鉛、ステアリン酸等)を約15phr以上 の量で使用することもできる。従来技術でよく知られている種々の劣化防止剤等 を使用することもできる。このような材料は一般に、ミル、バンバリーミキサ− 等を用いてゴムと混合する。
ゴム組成物は多数の用途(例えばタイヤのような完成品)で使用することができ る。
本発明の4−ピリミジンスルフェンアミドは、主促進剤としてゴムと共に使用す ると、硬化速度及び硬化状態が著しく改善され、即ちt25−t2値及びt90 −t2値が低くなり、Vmax値及びRmax値が高くなることが判明した。改 善された硬化速度値は一般に、2−ピリミジンスルフェンアミド又は従来のチア ゾールスルフェンアミド主促進剤(例えばN−シクロへキシル−2−ベンゾチア ゾールスルフェンアミド、N−t−ブチル−2−ベンゾチアゾールスルフェンア ミド、N−t−ブチル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド等)を用いて得 られる値よりも良好であった。他の予想外の結果は、4−ピリミジンスルフェン アミドでスコーチ遅延が改善されたことであった。
しかしながら、本発明の促進剤を補助促進剤として他のよく知られた従来の促進 剤(例えばジフェニルグアニジン(DPG)又はジ−オルト−トリルグアニジン (DOTG)のようなグアニジン:2−メルカプトベンゾチアゾール及び2,2 ′ −ベンゾチアゾールジスルフィドのような種々のチアゾール;N−シクロへ キシル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド、N、N−ジシクロへキシル− 2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド、N、N−ジエチル−2−ベンゾチアゾ ールスルフェンアミド、N、N−ジイソプロピル−2−ベンゾチアゾールスルフ ェンアミド、N−オキシジエチレン−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド、 N−イソプロピル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミド及びN−t−ブチル −2−ベンゾチアゾールスルフェンアミドのようなベンゾチアゾールスルフェン アミド)と組み合わせて使用することが有利であることも判明した。EPDMゴ ムの加硫では一般にチアゾール促進剤をチウラム促進剤と組み合わせて使用する 。慣用的なチウラム促進剤の例には、N、N’−ジメチル−N、N’ −ジフェ ニルチウラムジスルフィド、ジペンタメチレンチウラムへキサスルフィド、テト ラメチルチウラムモノスルフィド、テトラエチルチウラムジスルフィド、テトラ ブチルチウラムジスルフィド、テトラメチルチウラムジスルフィド、及び対応す るジチオカルバミン酸の金属塩(例えば亜鉛、銅、テルル等の塩)が含まれる。
0.1〜0.5phrの本発明の促進剤を、多量(0゜2〜2.0phr)の一 種以上の従来の促進剤と一緒に使用することができる。反対に、少量(0,1〜 0.5phr)の一種以上の従来の促進剤を多量の本発明の一種の促進剤と一緒 に使用することができる。
以下の実施例を参照することによって本発明が更によく理解されよう。特に明記 しない限り、実施例中の全ての部は重量比であり、全ての温度は摂氏である。
実施例 ゴムに関する適切なASTM手順に従って、本発明の種々の4−ピリミジンスル フェンアミドを試験した。1530での加硫により得られたODR(オシレーテ イングディスクレオメータ−)硬化曲線(“レオグラフ”)から加硫を特徴付け るパラメーターを取り出した。図面のグラフに示すように、パラメーターRmi n及びRmaxはそれぞれ、(加硫開始前の)最小レオメータ−トルク及び(加 硫による)最大レオメータ−トルクである。パラメーターt2はし、tメ−9− トルクを(Rm i nから)2.2dNm(2,0in−1b)増加させるの に必要な時間であり、125は加硫によってトルクを25%増加させるのに必要 な時間(トルク= (Rmax−Rmin)0.25+Rminとなる時間)で あり、t90は加硫によってトルクを90%増加させるのに必要な時間(トルク =(Rmax−Rmin)0.9+Rminとなる時間)である。VmaXはR max−Rminで限定される加硫曲線の最大傾斜であり、%/分で表す。
以下の実施例を参照することによって本発明が更によく理解されよう。特に明記 しない限り、実施例中の全ての部はゴムを100重量部(phr)とした値であ り、全ての温度は摂氏である。
促進剤評価のためのゴムマスターバッチの製造製造した4−ピリミジンスルフェ ンアミド促進剤の種々の試料を代表的なNR及びSDRカーボンブラック補強化 合物で試験した。
5BR−1500を主成分とし、以下の成分を含むSBRゴムマスターバッチを 製造した: SBRマスターバッチ 部 5BR−1500100,0 カーボンブラックN−33050,0 Circosol 4240、ナフテン油、ASTM D2226、型103  10.0酸化亜鉛 4.0 ステアリン酸 2.0 166、0 標準的な技術に従って前述の成分をバンバリーミキサ−で混合してSBRマスタ ーバッチを製造した。次いで、実験室用練りロール機に種々の促進剤、硫黄及び 劣化防止剤を以下に示す量だけ加え、標準的な実験室用ロール練り技術を用いて ブレンドした: 部 SBRマスターバッチ 166、0 SANTOFLEX 13 2.0 硫黄 2.0 促進剤 記載の通り 5BR−1500は、結合スチレンの公称含有率が23゜5%の、低温乳化重合 した顔料非含有スチレン/ブタジエンコポリマーである。
5ANTOFLEX (登録商標)13はN−(1,3−ジメチルブチル)−N ′ −フェニル−パラ−フェニレンジアミン(劣化防止剤)である。
同様に天然ゴムマスターバッチを製造した:天然ゴムマスターバッチ 部 天然ゴム(SMR−CV) 100.0カーボンブラックN−33050,0 ナフテン油;C1rcosol 4240 5.0酸化亜鉛 5.0 ステアリン酸 2.0 合計 162.0 標準的な実験室用ロール練り技術に従って、天然ゴムマスターバッチを以下の化 合物とブレンドした:部 天然ゴムマスターバッチ 162.0 3ANTOFLEX 13 2.0 硫黄 2.5 促進剤 記載の通り 本発明の数種の4−ピリミジンスルフェンアミド及び本発明の範囲外である対照 化合物の製造を以下の例1−4に示す。その後に、本発明のゴム組成物(及び対 照組成物)の試験データに関する表I−mを示す。
機械撹拌器を備えた100m1の三つ口反応フラスコに4−メルカプトピリミジ ン(2,24g、0.02mo I)を移し、t−ブチルアミン(30ml)を 加えた。環生成を伴って発熱反応が生じた。スラリーを乾燥管下で一晩撹拌した 。次いで、滴下漏斗を用いて次亜塩素酸ナトリウム(10,6g、15.4%) の水溶液をアミン塩スラリーに加えた。断続的な水浴冷却により、約15分の添 加時間中反応温度を35℃未満に維持した。反応混合物を室温で3時間撹拌し、 脱イオン水(150ml)に注入した。数分間撹拌した後に、濾過して生成物を 収集し、水で2度洗浄した。これを吸引乾燥し、フード下に一晩放置した。生成 物は白色固体であった(3、Ig、85%、融点106〜108℃)。純度をL C及びNMRで確定した: (δ。
多重度、帰属、取り込み)8.8−7.2.m、芳香族。
3H;1.8.s、NH,IH:1.2.s、t−ブチル。
9H。
機械撹拌器及び温度計を備えた三つロ反応フラスコ内で2−メルカプトピリミジ ン(6,72g)をt−ブチルアミン(63ml)と共に室温で1時間撹拌した 。次いで、次亜塩素酸ナトリウム(31,8g、15.4%)の水溶液を30〜 40℃で30分かけて加えた。反応混合物を室温で3時間撹拌し、450m1の 脱イオン水に注入し、混合物を完全に撹拌して、冷凍器で一晩貯蔵した。
次いで、水性懸濁液を200m1の塩化メチレンで2度抽出した。合わせた抽出 物を同量の脱イオン水で2度洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、次いで減圧 蒸発させた。
生成物は黄色油状物(5,0g)であり、これを室温で放置すると結晶化して固 体になった。融点60〜66℃。この生成物はLC分析及びNMR分光分析によ って純粋であることが判明した。(δ1多重度、帰属、取り込み)8゜8−7. 2.m、芳香族、3H;3.7.s、NH,IH;1.6. s、t−ブチル、 9HO N−t−ブチル−2,6−ジメチル−4−ピリミジンスル機械撹拌器、滴下漏斗 及び温度計を備えた三つロ丸底フラスコ内で2.6−シメチルー4−メルカプト ピリミジン(3,4g、0.024mo I)をt−ブチルアミン(37ml) と共に撹拌した。次いで、次亜塩素酸ナトリウム(11,56g、17.2%) の水溶液を35℃未満の温度で30分かけて加えた。水浴冷却で温度を維持した 。室温で3時間撹拌した後、反応混合物を脱イオン水(175ml)と共に撹拌 したが、固体は分離しなかった。反応混合物を塩化メチレン(200m Iずつ )で2度抽出した。
合わせた有機抽出物を水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、次いで減圧蒸 発させた。液体クロマトグラフィーで分析すると、未精製の液体生成物の純度は わずかに約60%であった。ヘキサンから再結晶化させ、残留生成物としてヘキ サンで摩砕して純粋材料(融点65〜71℃)を得た。これは、LC分析によれ ば単一成分であり、NMRによれば純粋であった= (δ、多重度、帰属、取り 込み)7.3.s、芳香族、IH;3.0.s、NH,IH;2゜6、s、メチ ル、31−1 ; 2.4.s、 メチル、3H;1゜2、s、t−ブチル、9 H0 燃」−(対照:異性体による例3との比較)N−シクロへキシル−4,6−シメ チルー2−ピリミジンスルフェンアミド この化合物は、米国特許第3,839,303号の実施例4に記載の方法で製造 した。
表I 例1及び2の化合物を含むSBR 実験番号 12 3BRマスターバツチ 166 166例1の化合物 1.2 例2の化合物 1.2 ムーニースコーチ 135°、ts1分 41.9 44.90DRデータ@153゜ Rmax、 Nm 5.06 4.49Rain、 Nm O,560,56 t901分 23.7 32.8 t2.分 12.8 14.2 t90−t2.分 10.9 18.6t251分 17.0 18.5 t25−t2.分 4.2 4.3 加硫最大速度1%/分 24.6 14.0表■ 例1及び2の化合物を含む天然ゴム 実験番号 34 NRマスターバッチ 162 162 例1の化合物 0.6− 例2の化合物 0.6 ムーニースコーチ 120°、t51分 35.9 44.70DRデータ@153゜ Rmax、 Nm 4.38 4.04Rmin、 Nm O,370,37 t901分 8.9 13. O t2.分 3.8 4.7 t90〜t2.分 5.0 g、 3 加硫最大速度1%/分 37.7 22.6表■ X験番号 5 6 7 8 9 10 SBRマスターバツチ 166.0 166.0 166.0 − − −NR マスターバッチ − −−162,0162,0162,On’s 1.2 −  − 0.6 − −例3の化合物 −1,2−−0,6− 例4の化合物 −−1,2−−0,6 t5.分、135℃ 1,00 2.+7 1.99 1.00 1.35 1 .060DRデ一ク@153℃ Raax 1.OQ 1.05 Q、89 1,00 1.09 0.92Ra in 1,00 0.96 0.99 1.00 0.95 1.04t90  1.00 1.51 2.20 1.00 0.77 1.35r2 1.00  1.54 1,70 1,00 0.98 1.07t90−t2 1,00  1.4g 2.62 1,00 0.64 1.57t25 1.00 1. 64 1.63 1.0G 1,00 1.12t25−t2 1.00 +、 92 1.41 1.00 1.0g 1.31加硫最大速度 1,00 1. 28 G、54 1.00 1.811 0.61*実験番号6及び7の実験値 は実験番号5に対する、実験番号9及び10の実験値は実験番号8の値に対する 相対値である。
表I、■及び■に示す試験結果は、本発明の種々の化合物の有効性を示している 。いずれの場合も、本発明の4−ピリミジン化合物は、(本発明の範囲外である )2−ピリミジン対照よりも硬化速度が良好で(速<)、硬化度が高かった。従 って、硫黄含有部分を2位から4位に移動させると硬化速度及び硬化状態(硬化 度)に大きく作用するということは予期しない驚くべき結果である。
OS 10 I5 20 2コ 30 時間(分) 加硫パラメーター フロントページの続き (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、 PT、 S E)、 AU、 BR,CA、 CZ、JP、KR,RU、SK、DA (72)発明者 シコラ、デビット・ジョンアメリカ合衆国、オハイオ・442 36、ハドソン、ブリュースター・ドライブ・6011

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.硫黄加硫性ゴムと、100重量部のゴムに対して0.1〜10重量部の式: PmSNRR′ (式中、Pmは4−ピリミジルであり、任意に核上で1個以上のハロゲン原子、 低級アルキル基、フェニル基、低級アルコキシ基又はヒドロキシル基で置換され てもよく、RはH、C1−8アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニル、C 7−12アラルキル若しくはC7−12アルカアリールで、R′はH若しくはR であるか又はR及びR′はNと一緒になって複素環を形成する)で表される化合 物とを含んでなる組成物。
  2. 2.Rがイソプロピル、t−ブチル又はシクロヘキシルであり、R′がHである 請求項1に記載の組成物。
  3. 3.R′がHである請求項1に記載の組成物。
  4. 4.Pmが非置換である請求項1に記載の組成物。
  5. 5.Pmが非置換である請求項2に記載の組成物。
  6. 6.更に、100重量部のゴムに対して0.1〜5重量部の硫黄と、5〜200 重量部の充填剤と、0.1〜5重量部の劣化防止剤とを含んでいる請求項1に記 載の組成物。
  7. 7.更に、5〜200重量部の油状物を含んでいる請求項6に記載の組成物。
  8. 8.Rがt−ブチルである請求項2に記載の組成物。
  9. 9.Rがイソプロピルである請求項2に記載の組成物。
  10. 10.Rがシクロヘキシルである請求項2に記載の組成物。
  11. 11.更に0.1〜0.5phrの従来の促進剤を含んでいる請求項7に記載の 組成物。
  12. 12.100重量部のゴムに対して0.1〜0.5重量部の量の化合物が存在し 、更に0.2〜2.0重量部の量の従来の促進剤が存在する請求項7に記載の組 成物。
  13. 13.式: PmSNRR′ (式中、Pmは4−ピリミジルであり、任意に核上で1個以上のハロゲン原子、 低級アルキル基、フェニル基、低級アルコキシ基又はヒドロキシ基で置換されて もよく、RはC1−8アルキル、C3−8シクロアルキル、フェニル、C7−1 2アルカアリール又はC7−12アラルキルであり、R′はR又はHである)で 表される化合物。
  14. 14.Rがイソプロピル、t−ブチル又はシクロヘキシルであり、R′がHであ る請求項13に記載の化合物。
  15. 15.Pmが非置換である請求項13に記載の化合物。
  16. 16.N−t−ブチル−4−ピリミジンスルフェンアミド。
  17. 17.N−t−ブチル−2,6−ジメチル−4−ピリミジンスルフェンアミド。
  18. 18.N−イソプロピル−4−ピリミジンスルフェンアミド。
  19. 19.N−イソプロピル−2,6−ジメチル−4−ピリミジンスルフェンアミド 。
  20. 20.N−シクロヘキシル−4−ピリミジンスルフェンアミド。
  21. 21.N−シクロヘキシ−2,6−ジメチル−4−ピリミジンスルフェンアミド 。
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