JPH07507366A - 窓，とくに屋根窓用密封装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 窓、とくに屋根窓用密封装置 技術分野 本発明は、頂部部材、２つの側辺部材、および底部部材からなる主として矩形の 窓枠からなり、そして枠部材に取着された水切り要素からなり、該水切り要素が 窓枠のまわりに防水水切り枠を設けるための柔軟な材料からなる輪郭体として設 計されている、窓、とくに屋根窓用水切り装置に関する。

背景技術 傾斜屋根に窓を取りつけるとき主枠構造と周囲屋根材料との間の耐候性および耐 水性接合の確立は取り付けに関連して現場でかつ例えば鉛、亜鉛、銅、アルミニ ウムまたは他の変形可能な材料によって伝統的に行われている。

アメリカ合衆国特許第４，５８９，２３８号から、中空プラスチック輪郭体から 構成される枠を備えた窓構造が知られ、その場合に共同押し出し成形による輪郭 要素が、周囲屋根の下に置かれる、ＰＶＣからなる柔軟な周囲密封フランジと一 体に製造される。

この設計によれば、窓は、幾つかの密接して間隔が置かれる窓が互いに並んでま たは上下関係に両側に取り付けられるときとくに好都合であるように、実質上取 り付けに備えて供給され得る。

しかしながら、公知の設計は、密封フランツが例えば屋根タイルのごとき波形状 の屋根を有する密封当接部に配置され得る程度に変形し得るようには設計されて ないので、プラスチック枠構造および傾斜等のごとき主として平らな型の屋根と ともに使用され得るのみであるために限定される。

発明の開示 この公知の技術から出発して、本発明の目的は、取り付は作業が容易でかつより 安価にされる一方あらゆる一般的な型の屋根とともに利用され得るような、工場 組立てに適する水切り装置を提供することにある。

上記目的を達成するために本発明による水切り装置は窓枠の頂部部材および側辺 部材において水切り要素がその作動位置において窓のガラス部分に対して実質上 平行である底面、および第１の側方フランジが窓枠の対応する部材の外側に取着 される一方、他方の側方フランジが周囲屋根の下側との密封当接において密封体 として役立つ２つの直立側方フランジからなるＵ形状断面を有する弾性的に変形 可能な材料から作られ、そして底部部材において前記水切り要素が窓枠の底部部 材の外側への接続用直立フランジおよび外方に突出するフランジを備えた主とし てＬ形状断面を有する輪郭体を含むことにより特徴付けられる。

この装置によれば、Ｕ形状チャンネルが主枠構造の頂部および底部部材に沿って 確立され、頂部部材において前記チャンネルは水が枠構造のまわりにかつチャン ネルを通って導かれ得る谷部分を備えかつ最終的に底部部材に接続された水切り 要素を横切って排出されるために、側辺部材に沿う排出装置として作用する。

Ｕ形状断面の輪郭体とともに水切り装置の弾性変形可能性は、主枠構造から取り 外される他方の側方フランジが、例えば側方フランジを、多分、輪郭体の底面と ほぼ面一であるような程度にＵ形状輪郭から外方に多少屈曲することにより、一 般的な屋根の下側との密封当接のために変形され得るために、周囲屋根に対して とくに良好な嵌合を生じる。

さらに他の弾性変形可能性の結果として工場取り付は水切り要素が包装および船 積みの間中主枠構造上に容易に包まれることができ、その結果その外形寸法の最 小の増加のみを生じる。底部部材においてＬ形状の水切り要素は、例えば傾斜ま たは厚紙のごとき平坦なかつ平らな屋根の場合において、輪郭体の突出フランジ を屋根の下に横たわる材料の頂部側との密封当接下にまたは密封当接して置くこ とにより屋根に直接接合され得る。例えばタイルのごとき波形状の屋根にとくに 良好に適する他の可能性として、Ｌ形状の水切り要素の突出フランジはさらに他 の可撓性かつ可塑的に変形可能な水切り要素を糊付けすることにより接続するよ うに設計されることも可能で、該水切り要素は、この水切り材料の改善された手 動の変形可能性がさらに取り付は作業を容易にするのに寄与するために、上記し た通常の型からまたは一般に入手し得ない特許出願ＰＣＴ／ＤＫ９２１０　Ｏ２ ８に記載された無鉛の設計からなることもできる。

特別な利点として簡単な方法において本発明はまた、窓が互いに次にまたは上に 置かれるかどうかに関係なく、例えば間隔が約１００ｍｍであるとき、比較的密 接して間隔が置かれた隣接窓間に密封水切りの確立を可能にする。

並んで置かれた複数の窓に関して本発明によるとくに良好に適する実施例は、結 合フランジがこれが底面に対して実質上平行に前記第１側方フランジに向かって 延びる前記第１側方フランジから比較的短い間隔てＵ輪郭の底面の頂部に構成さ れ、かつ並んでいる２つの窓の取り付けの間中窓枠の相互に対向する側辺部材に 沿って前記結合フランジと他方の側方フランジとの間に横たわる水切り要素の部 分を切断した後に隣接窓の対応する結合フランジと当接して置かれることができ 、その後２つの結合フランジはか２つの結合フランジとそれぞれの水切り要素の 底面との間の空間に屈曲されたフランジ部分取り付は具と輪郭が付けられた摺動 レールにより接続される。

谷部を設けるために主枠の頂部部材において水切り要素か好ましくは側辺部材に おける水切り条件に比して増加された幅で設計されるので、互いに上下関係に置 かれた窓からなる同様な建物は前記第１および第２側方フランジ間の中間部分の 窓枠の頂部部材において水切り要素が追加の上方に突出するフランジを有すると き得られ、該フランジは互いに上下関係の２つの窓の取り付けの間中前記追加の フランジと第２側方フラッジとの間に横たわる水切り要素の部分を切断後上方の 窓底部枠部材においてＬ形状の水切り要素の下に置かれ得る。

以下に本発明を添付図面を参照してより詳細に説明する。

図面の簡単な説明 第１図は本発明による窓用水切り装置の第１実施例を示す斜視図；第２図は第１ 図の軸線１１−１１に沿う断面図：第３図は窓枠の側辺部材に取り付けるための 水切り要素用の代替の実施例を示す断面図； 第４図は水切り装置の好適な実施例を示す平面図；第５図ないし第７図は第４図 の軸線Ｖ−Ｖ、ＶＩ−Ｖｌおよび■１ｌ−Ｖｌｌに沿う断面図； 第８図ないし第９図はそれぞれ互いに並んだまたは上下関係にある窓からなる建 物による第４図ないし第７図の水切り装置の構造を示す図、そして 第１θ図は窓枠の側辺部材に取り付けるための水切り要素の代替の実施例を示す 図である。

発明を実施するための最良の形態 第１図に示される本発明による水切り枠は傾斜面を有する屋根に組み込まれるよ うなスカイライトの主枠構造に取り付けるために設計される。頂部部材、２つの 側辺部材、および底部部材を包含する通常の設計からなることもできるこの主枠 構造において、第２図の断面図は側辺部材１の１つのみを示す。

本発明によれば、考えでは工場組立てに設計される水切り枠は主枠頂部部材に取 着のための水切り要素２、主枠側辺部材に取着のための水切り要素３および４、 主枠底部部材に取着のための水切り要素５からなる。

水切り要素２．３および４は、第２図に示されるように、枠が窓に取り付けられ るとき、実質上窓のガラス部分７に対して平行に延びる底面６、および該底面６ から上方に突出する２つの側方フランジ８および９からなる主としてＵ形状の断 面輪郭体を有する。しかしながら、枠の頂部部材に取り付けるための水切り要素 ２は好ましくは以下で説明される谷部としてのその作用のために側辺部材に取り 付けるように向けられる要素３および４より大きい幅を有する。

第１側方フランジ８は窓枠部材ｌの外側に取着のために設計され、一方枠構造か ら取り外される他方の側方フランジ９は図示しない周囲屋根と当接する。

要素２，３および４に接触して、水切り要素５は鎖線１０の左方に横たわる第２ 図に示される断面の部分に対応する、すなわち主枠底部部材に取着される第１側 方フランジ８に対応する上方に突出するフランジ、および図示実施例において他 の可塑的に変形可能なかつ主として帯片形状の隣接要素１２に接続される外方に 突出するフランジ１１を有するＬ形状輪郭体からなる。例えば傾斜または厚紙の ごとき平坦なまたは平らな屋根に関して、かかる追加の要素は、外方に突出する フランジが下方に横たわる屋根の上方縁部の上に配置され得るので、通常必要な い。

水切りの図示矩形枠形状は上述したＵ形状およびＬ形状断面を有する押出し成形 輪郭要素の適宜な長さと溶接することにより製造され、それにより主枠側辺部材 に取着される側方フランジの内側において隅部部分が、第１図に示した溶接され た枠が窓枠構造のまわりに開放チャンネルを形成するように切り欠かれる。

この製造方法は任意の大きさの水切り枠か主枠構造の、それぞれ頂部部材、側辺 部材および底部部材に取り付けるための限定された数の輪郭要素から製造され得 るので有利である。

しかしながら、池の可能性として隣接要素１２を除いて水切り枠が、例えば射出 成形により組み立てられたユニットとして製造され得る。

図示の輪郭体の形状によれば、水切り枠は木材、プラスチックおよび金属枠輪郭 体を包含する、任意の材料の窓枠構造に取り付けられ得る。窓枠構造への取着は また、例えば膠付けにより、公知の方法において実施され得る。

本発明による水切り枠により供給されるスカイライトを取り付けるとき主枠構造 の頂部および側辺部材に取着されるＵ形状輪郭体は窓枠構造のまわりに連続チャ ンネルを設ける。頂部部材の上方でこのチャンネルは排水装置として作用し、一 方主側辺部材に沿うチャンネルは主枠底部部材の下の可塑的に変形可能な隣接要 素を経由して窓の下の屋根部分を横切って導かれる、水切り装置として作用する 。

取り外した側方フランジ９の弾性変形可能性の結果として、主枠構造の側辺部材 は周囲屋根の下側と密接当接して配置されかつ水貫通に対して有効なスクリーン を提供する。主枠構造の頂部および側辺部材において取り外した側方フランジ９ は深雪に対して十分なスクリーンを提供する。

周囲屋根への嵌合は、多分、とくに平らなまたは平坦な屋根を持つ場合である底 面６とほぼ面一である程度に、側方フランジ９を外方に屈曲することにより主と して設けられる。ラス上に置かれる屋根タイルまたは同様な波形状材料から作ら れる屋根により、フランジの多少の直立形状が保持される。

図示実施例において第２図に明瞭に見られるような、窓枠構造は金属または硬質 プラスチックの輪郭要素からなるスカート１３により被覆される。それに関連し て、本発明による水切り枠は、その上方部分において窓枠の側辺部材１に取着さ れた側方フランジ８が窓の上方に横たわる部分、例えば開放可能な窓の窓枠と当 接して密封唇片１４により、または第２図に示されるように、固定窓のガラス部 分それ自体により設計され得る。密封唇片Ｉ４は側辺部材ｌの外側の良好な保護 を提供するカバーフランジ１５により側方フランジ８に接続され得る。

側方フランジ８の最上方部分で外方に突出する密封フランジはスカート１３の内 側と密封当接に設計されことかできる。

好都合な方法において本発明による水切り枠は、相互に対向する枠側辺間の間隔 がたるきの幅より小さくなるように、窓枠のこれらの側辺が同一のたるきに固着 される場合に、屋根平面上の密接して間隔が置かれる隣りの窓に関連して、例え ば並んで横たわる窓の場合に有効な密封水切りを提供する可能性を呈する。

このために、窓枠の側辺部材に取着される水切り要素の輪郭の形状は第３図に示 されるように変更されることも可能で、その場合に下方に屈曲された結合フラン ジ１８がＵ形状の内側に面する側方フランジＩ７の側辺の底部部分で構成され、 そして上方突出リブまたはビード２１が他方の側方フランジ２０から比較的短い 間隔て輪郭体の底面１９の頂部側に構成される。並んて配置された２つの密接し て間隔か置かれた窓により輪郭要素は、鎖線２２の左方に横たわりかつ結合フラ ンジ１８を収容する第３図の輪郭体の部分が主枠の相互に対向する側辺部材の一 方に取着されるように、第３図に示されるようにライン２２および２３に沿って 切り離され、鎖線２３の左方に横たわる第３図の輪郭体の部分は他方の側辺部材 に取着され、そして結合フランジ１８に加えてリブまたはビード２１を収容する 。

かくして取り付けられた輪郭が付けられた水切り要素は欠いて他方の輪郭体の結 合フランジ１８の下に位置決めされるような輪郭体の一方のリブまたはビード２ Ｉを許容することにより共に接合され、それにより前記下方結合フランジ１８に 係合する。

第３図の輪郭形状を有する完全な水切り枠に関して窓枠の頂部部材に当接する水 切り要素の底面が２つの側辺輪郭の結合フランジ１８の上側と同一高さであると いう条件がある。

同様に、本発明は下方窓の主枠頂部部材に取着された要素の取り外された直立フ ランジ９を下方に屈曲することにより互いに上下関係に比較的密接して位置決め された２つの窓間に有効な水切りの機会を備え、その後前記取り外された直立フ ランジ９は下方に屈曲されかつ上方の窓の窓枠の底部部材の下の可塑的に変形可 能な隣接要素１２と重ね合わされる。

屋根の下に横たわる材料の頂部側への形状嵌合接続として役立つ可塑的に変形可 能な隣接要素１２は上述した特許出願ＰＣＴ／ＤＫ９２１０　Ｏ２８に記載され た型の鉛または無鉛の水切りを収容する通常の水切り板からなることもできる。

第４図ないし第７図において本発明による水切り装置の好適な実施例が示される 。

それぞれ、窓枠構造の頂部部材および２つの側辺部材への取着のための水切り要 素２４および２５は、第１図〜第３図に示した実施例におけるように、それぞれ 底面２７．２８、および該底面２７゜２８の内外縁部から上方に突出する、それ ぞれ第１および第２側方フラッジ２９．３９および３１．３２を有する主として Ｕ形状断面の輪郭を有する。

第１側方フラッジ２９．３０は主枠の対応する側辺部材３３または頂部部材３４ の外側に取着され、そして第２図に示されたと同一の方法においてこの側方フラ ンジ２９は、窓枠の側辺部材に属する水切り要素２５において、第５図参照、主 枠側辺部材３３の頂部側および頂部部分を被覆するスカート３６と密封当接のた めに外方に突出する包装フランジ３５を備えている。

第１側辺部分３０の頂部部分は、主枠頂部部材の頂部側を横切って延びる、被覆 レール３７によって被覆される同様な方法において主枠頂部部材３４に属する水 切り要素２４にある。

第２図および第３図の実施例におけるように、取り外された第２側方フランジ３ １．３２は周囲屋根の下側との密封当接の外縁部近くて底面２７．２８から上方 に突出する。このために第２側方フランジ３１．３２の最外方部分は、良好な弾 性変形可能性を有する密封唇片の種類を提供するように、減少する厚さて構成さ れる。

窓枠の側辺部分で水切り要素２５の幅は通常それが垂直のたるきの幅、例えば、 １．０−１２ｃｍに適合するように選ばれるべきである一方、取り外された側方 フランジ３１は材料の弾性を利用することにより包装および船積みの間中水切り 要素が構造の頂部側の上方に横たわる取り外された側方フランジ３１により窓構 造のまわりに包まれ得るような第１側方フランジ２９からの距離に置かれる。取 り外された側方フランジ３１の外側に横たわる水切り要素の縁部分の比較的小さ い部分が、この状況において、機械的損傷の窓の枠構造の一定の追加の保護を設 けることができる。

第６図に明らかなように、主枠頂部部材３４で水切り要素２４は前に説明された ように谷部を設けるために主枠側辺部材で水きり要素２５に比して増加された幅 で設計される。

主枠底部部材４０で主としてＬ形状の水きり要素２６は、この実施例において、 第７図に示されるように、その自由外方縁部でまたはその近傍で底部側に後方に かつ下方に対角線状に延びる捕捉フランジ４１により構成される。該捕捉フラン ジ４１はばねレール４２の縁部を取り囲み、該ばねレールは水切り要素２６の取 着フランジ４３の後ろで主枠底部部材４０に取着されそしてばねレール４２が例 えば傾斜または厚紙のごとき平らな屋根に関連して水切り装置の利用の間中、密 封唇片として同様に構成された外方縁部を屋根の頂部側との密封当接に引き込む ように下方に予め負荷される。

第８図および第９図において第４図ないし第７図に示した水切り装置の実施例が 互いに上下または並置関係に位置決めされた２つのれるかが示される。

並んで位置決めされた窓の場合に窓枠の相互に対向する側辺部材に沿う２つの水 切り要素の結合を可能にするために、結合フランジ４４は水切り要素２５におい て構成され、前記結合フランジ４４は実質上底面２７に対して平行にかつ取着フ ランジ２９に向かって延びなから該取着フランジ２９から比較的短い間隔てＵ輪 郭体の底面の頂部側２７に位置決めされる。

２つの並置された窓の取り付けの間中、結合フランジ４４と取り外されたフラン ジ３１との間に横たわる水切り要素の部分が枠の相互に対向する側辺部材３３上 て、すなわち第４図の鎖線４５に沿って水切り要素２５の各々から切り離される 。

結合フランジは次いで輪郭が付けられた摺動レール４６によって水切り要素２５ の２つの結合フランジ４４と底面２７との間の空間に噛み合う屈曲されるフラン ジ部分と接続される。

上方に位置決めされた窓の底部水切り要素２６への結合に関して、の使用のため に、主枠頂部３４で水切り要素２４は、取着フランジ３０と取り外されたフラン ジ３２との間の中間区域において、第６図に示されるように、追加の上方に突出 するフランジ４７を備えている。

外部に横たわる部分の取り付けの間中、追加のフランジ４７は水切り要素２４か ら、すなわち第４図の鎖線４８に沿って切り離され、そして枠３４の頂部部材に 接続された水切り要素は上方端の窓の枠の底部部材に接続された水切り要素２６ の下に配置されることができ、追加のフランジ４７は上方の窓の主枠底部部材と 当接している。

第４図ないし第７図の水切り装置は上記されたと同一の方法において、すなわち 、第４図に示したように、溶接された枠が窓枠構造のまわりに開放チャンネルを 設けるような方法において説示された断面の輪郭を有する押出し成形輪郭体の適 切な長さをともに溶接することにより製造され得るか、または装置は射出成形に より組み立てられたユニットとして製造され得る。

既述のごとく、水切り装置は工場において主枠構造に取り付、けられ、そして取 り付けられた水切り要素を包含する完全な窓が取り付けに完全に備えた実施例に おいて供給され、それにより通常の材料の別個の水切りを供給する作業が回避さ れる。

波形状屋根への嵌合を改善するために、追加のフランジ４９が、第１Ｏ図に示さ れるごとく、水切りにより供給され得る。この要素は２つの比較的短い側方部片 ５０および５１からなるように実質上Ｕ形状の非屈曲形状を有し、側方部片は、 主枠側辺部材に接続された水切り要素２５の底部部分で取り外されたフランジ３ １の除去後これらの水切り要素の底部部分およびこの場合に、第７図に示される ごとく、ばねレールを取り付けるとき下方に押圧される主枠底部部材に接続され る水切り要素２６の下に配置され得る。前述されたごとく、公知の型の柔軟なか つ可塑的に変形可能な隣接要素２５が追加の要Ｘ４８の底縁部に接続される。

書 互いに並んでまたは上下関係に両側に取り付けられるときとくに好都合であるよ うに、実質上取り付けに備えて供給され得る。

しかしながら、後者の設計は、密封フランジが例えば屋根タイルのごとき波形状 の屋根を有する密封当接部に配置され得る程度に変形し得るようには設計されて ないので、プラスチック枠構造および傾斜等のごとき主として平らな型の屋根と ともに使用され得るのみであるために限定される。

発明の開示 この公知の技術から出発して、本発明の目的は、取り付は作業がより容易でかつ より安価にされる一方あらゆる一般的な型の屋根とともに利用されならびに別個 の密封部材の使用なしに他の通常の水切り要素と容易に接続され得るような、工 場組立てに適する水切り装置を提供することにある。

上記目的を達成するために本発明による水切り装置は窓枠の頂部部材および側辺 部材において水切り要素が弾性的に変形可能な材料から作られそして前記２つの 側方フランジの他方が周囲屋根の下側と密封当接において密封体として役立ち、 一方底部部材において水切り要素が主枠底部部材の外側への接続用直立フランジ および外方に突出するフランジを有するＬ形状断面を備えた輪郭体を包含するこ とにより特徴付けられる。

この装置によれば、Ｕ形状チャンネルが主枠構造の頂部および底部部材に沿って 確立され、頂部部材において前記チャンネルは水が枠構造のまわりにかつチャン ネルを通って導かれ得る谷部骨を備えかつ最終的に底部部材に接続された水切り 要素を横切って排出されるために、側辺部材に沿う排出装置として作用する。

Ｕ形状断面の輪郭体とともに水切り装置の弾性変形可能性は、主枠構造から取り 外される他方の側方フランジが、例えば側方フランジを、多分、輪郭体の底面と ほぼ面一であるような程度にＵ形状輪郭から外方に多少屈曲することにより、一 般的な屋根の下側との密封当接のために変形され得るために、周囲屋根に対して とくに良好な嵌合を生じる。

さらに他の弾性変形可能性の結果として工場取り付は水切り要素が包装および船 積みの間中主枠構造上に容易に包まれることができ、その結果その外形寸法の最 小の増加のみを生じる。

例えば、傾斜または厚紙のごとき、平坦なかつ平らな屋根の場合に、底部部材に おいてＬ形状の水切り要素は輪郭体の突出フランジを屋根の下に横たわる材料の 頂部側との密封当接下にまたは密封当接して置くことにより屋根に直接接合され 得る。例えばタイルのごとき波形状の屋根にとくに良好に適する他の可能性とし て、Ｌ形状の水切り要素の突出フランジはさらに他の可撓性かつ可塑的に変形可 能な水切り要素を、例えば糊付けすることにより接続されことが可能で、該水切 り要素は、上述した伝統的な型からまたは国際特許出願ＷＯ９３１０６３１８に 記載されかつさらに取り付は作業を容易にするのに寄与する改善された変形可能 性を有する無鉛の設計からなることもできる。

特別な利点として、本発明はまた、簡単な方法において、窓が互いに次にまたは 上に置かれるかどうかに関係なく、例えば間隔が約１００ｍｍであるとき、比較 的密接して間隔が置かれた隣接窓間に密封水切りの確立を可能にする。

並んで置かれた複数の窓に関して本発明によるとくに良好に適する実施例は、結 合フランジがこれが底面に対して実質上平行に前記第１側方フランジに向かって 延びる前記第１側方フランジから比較的短い間隔でＵ輪郭の底面の頂部に構成さ れ、かつ並んでいる２つの窓の取り付けの間中窓枠の相互に対向する側辺部材に 沿って前記結合フランジと他方の側方フランジとの間に横たわる水切り要素の部 分を切断した後に隣接窓の対応する結合フランジと当接して置かれることができ 、その後２つの結合フランジはが２つの結合フランジとそれぞれの水切り要素の 底面との間の空間に屈曲されたフランジ部分取り付は具と輪郭が付けられた摺動 レールにより接続される。

谷部を設けるために主枠の頂部部材において水切り要素が好ましくは側辺部材に おける水切り条件に比して増加された幅で設計されるので、互いに上下関係に置 かれた窓からなる同様な建物は前記第１および第２側方フランジ間の中間部分の 窓枠の頂部部材において水切り要素か追加の上方に突出するフランジを有すると き得られ、該フランジは互いに」１下関係の２つの窓の取り付けの間中前記追加 のフランジと第２側方フランジとの間に横たわる水切り要素の部分を切断後上方 の窓底部枠部材においてＬ形状の水切り要素の下に置補正書の翻訳文提出書 （特許法第１８４条の８の規定による補正書）平成６年１２月２２日

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．頂部部材（３４）、２つの側辺部材（１，３３）、および底部部材（４０） からなる主として矩形の窓枠からなり、そして枠部材に取着された水切り要素（ ２〜５，２４〜２６）からなり、該水切り要素が窓枠のまわりに防水水切り枠を 設けるための柔軟な材料からなる輪郭体として設計されている、窓、とくに屋根 窓用水切り装置において、該水切り装置は前記窓枠の前記頂部部材および前記側 辺部材において前記水切り要素（２，３，４；２４，２５）が弾性的に変形可能 な材料から作られそしてその作動位置において窓（７）のガラス部分に対して実 質上平行である底面（６；２７〜２８）、および第１の側方フランジ（８，２９ ，３０）が前記窓枠の対応する部材（１；３３，３４）の外側に取着される一方 、他方の側方フランジ（９，３１，３２）が周囲屋根の下側との密封当接を設け る２つの上方に突出する側方フランジ（８，９；２９，３１；３０，３２）を有 し、一方、前記底部部材（４０）において前記水切り要素（５，２６）が前記主 枠底部部材（４０）の外側への接続用直立フランジおよび外方に突出するフラン ジを備えた主としてＬ形状断面を有する輪郭体を含むことを特徴とする窓用水切 り装置。 ２．その頂部側で前記第１側方フランジ（８）は前記窓の上に横たわる部分（７ ）の下側と当接のための密封唇片（１４）を備えていることを特徴とする請求の 範囲第１項に記載の窓用水切り装置。 ３．前記枠部材（１）の頂部側に横たわる被覆フランジ（１５）によって前記密 封唇片（１４）が前記第１側方フランジ（８）に接続されることを特徴とする請 求の範囲第２項に記載の水切り装置。 ４．外方に突出する密封フランジ（１６，３５）が前記窓枠部材（１）に取着さ れた外方保護要素（１３，３６）の内側との当接のために前記第１側方フランジ （８，２５）の上方部分に設けられることを特徴とする請求の範囲第１項、第２ 項または第３項に記載の窓用水切り装置。 ５．下方に屈曲された結合フランジ（１８）がＵ−輪郭体の内側に面している側 方フランジ（１７）の側の底部部分で構成され、そして上方に突出するリブまた はビード（２１）が、密接して間隔が置かれた近隣の窓の２つの相互に対向する 枠部材の水切り要素が接続されるとき前記リブまたはビードが前記枠部材に取着 された水切り要素の部分を切り離した後前記結合フランジの下に配置されること ができ、それにより前記結合フランジ（１８）の下に係合するように、他方の側 方フランジ（２０）から比較的短い間隔で前記底面（１９）の頂部側に設けられ ることを特徴とする前記請求の範囲のいずれか１項に記載の窓用水切り装置。 ６．結合フランジ（４４）が前記第１側方フランジ（２９）から比較的短い間隔 でＵ輪郭の底面（２７）の頂部側に構成され、前記結合フランジが並んでいる２ つの窓の取り付けの間中窓枠の相互に対向する側辺部材に沿って前記結合フラン ジ（４４）と前記第２の側方フランジ（３１）との間に横たわる水切り要素の部 分を切断した後に隣接窓の対応する結合フランジ（４４）と当接して置かれるこ とができ、その後前記２つの結合フランジ（４４）が該２つの結合フランジ（４ ４）とそれぞれの水切り要素（２５）の底面（２７）との間の空間に嵌合する屈 曲されたフランジ部分を有する摺動レール（４６）により接続されることを特徴 とする請求の範囲第１項ないし第４項のいずれか１項に記載の窓用水切り装置。 ７．谷部を確立するために前記主枠頂部部材（３４）で前記水切り要素（２４） は前記主枠側辺部材において前記水切り要素（２５）に比して減じられた幅で設 けられることを特徴とする前記請求の範囲のいずれか１項に記載の窓用水切り装 置。 ８．前記第１および第２側方フランジ（３０，３２）間の中間区域において前記 主枠頂部部材の前記水切り要素（２４）は追加の上方に突出するフランジ（４７ ）を有し、該フランジは互いに上下関係の２つの窓の取り付けの間中前記追加の フランジ（４７）と他方の側方フランジ（３２）との間に横たわる前記水切り要 素の部分を切り離した後上方窓の枠の底部部材（４０）においてＬ形状の水切り 要素（２６）の下に配置される得ることを特徴とする請求の範囲第７項に記載の 窓用水切り装置。 ９．平坦なかつ平らな屋根に使用のために、底部側でその自由外方縁においてま たはその近傍で窓枠の前記底部部材（４０）において主としてＬ形状の水切り要 素（２６）が対角線状に後方に延びる捕獲フランジ（４１）を有し、その場合に 該捕獲フランジが窓枠の前記底部部材（４０）に取着される一方前記水切り要素 （２６）の底部側と接触しているばねレール（４２）を取り囲むように設計され 、前記ばねレール（４２）が前記水切り要素（２６）を前記屋根の頂部側と密封 当接において保持するために下方に横たわる屋根に向かう方向に取着されること を特徴とする前記請求の範囲のいずれか１項に記載の窓用水切り装置。 １０．波形状の屋根に使用のために、Ｕ形状の屈曲されない形状を有する追加の 要素（４９）が主枠底部部材（４０）において前記水切り要素（２６）に接続す るために設計され、前記追加の要素（４９）が２つの比較的短い側方部片（５０ ，５１）を包含し、該部片が前記主枠側辺部材（３３）において前記水切り要素 （２５）の下方部分の下に配置されることができ、そしてその場合にその外方縁 において前記追加の要素（４９）がさらに他の柔軟なかつ可塑的に変形可能な隣 接要素（５２）に接続されることを特徴とする請求の範囲第１項ないし第８項の いずれか１項に記載の窓用水切り装置。 １１．前記水切り要素（２〜４；２４〜２６）がゴムから作られることを特徴と する前記請求の範囲のいずれか１項に記載の窓用水切り装置。 １２．前記水切り要素（２〜４；２４〜２６）が熱可塑性エラストマから作られ ることを特徴とする請求の範囲第１項ないし第１０項のいずれか１項に記載の窓 用水切り装置。 １３．前記水切り要素（２〜４；２４〜２６）が水切り枠を製造するために溶接 により接合され得る押出し成形輪郭体として製造されることを特徴とする請求の 範囲第１１項に記載の窓用水切り装置。 １４．圧縮または射出成形により１部片において水切り枠として製造されること を特徴とする請求の範囲第１２項に記載の窓用水切り装置。