JPH07505186A - 水を燃料とするインジェクション - Google Patents

水を燃料とするインジェクション

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JPH07505186A JP3514407A JP51440791A JPH07505186A JP H07505186 A JPH07505186 A JP H07505186A JP 3514407 A JP3514407 A JP 3514407A JP 51440791 A JP51440791 A JP 51440791A JP H07505186 A JPH07505186 A JP H07505186A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 する。
本件出願人が有する米国特許第4..936,961号「燃料ガスを生成する方 法Jには、水を燃料とする騨り記載されている。この水燃料電池は、水を共鳴電 気回路の誘電成分として使用する方法を用いてガスエネルギー源を生成するもを 生成する方法およびその装置」には、種々の電界、電離界および電磁界に支配さ れている水素と酸素とを含む混合ガスから熱エネルギーの放射を得る方法及び装 置が記載されている。
本件出願人が出願している米国特許出願シリアル番号第07/460,859号 「燃料ガスを生成し、燃料ガスから熱エネルギーの放射を得る方法及び装置jに は、燃料ガスの水素(H)成分から熱/燃焼性エネルギーの放射を得る手段及び 方法力唱漁されている。燃料ガスは、共鳴回路における水の誘電特性を利用する 方法を用いて、水分子(H2O)を分離させて得られたものである。さらに、こ の米国特許出願には、水を燃料へ変換する方法の物理的な動力学および化学的な 側面か十分に記述されている。
本発明は、水)燃料として用いる方法及び装置における改良に関するものである 。簡単に言えば、本発明は水を燃料とする電池の小型版であり、内燃機関、シェ ツト機関、焼却炉などのシリンダーその他の燃焼領域において水の直接噴射を可 能にするとともに、それと同時に水が水素含有燃料に変換することをも可能にす る。あるいは、本発明に係るインジェクターシステムは、一点に集中する炎や熱 源などが必要となる分野、例えば、溶接なとのエンジンを用いない分野において も用いることができる。
本発明に係るインジェクションシステムにより、水素燃料システムにおける封入 式カス圧力容器を用いる必要がなくなり、ひいては、これまで水素をベースとす る燃料を使用する際に存在していた潜在的な物理的危険性を減少させることがで きる。本発明に係るシステムはリアルタイムに必要量の燃料を生成し、水から燃 料への転換方法が高い効率で作動するように最適なパラメータの状況をつくりあ げる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例を説明する。
第1図は、本発明に係る1個のインジェクター内部の各セクション及び作動領域 を示す概略図である。
第2A図はインジェクターの横断面図、第2B図は作動端から見たインジェクタ ーの正面図、第2C図はインジェクターの分解図である。
第3図は他の形式のインジェクターの断面図、第3A図は同じインジェクターの 正面図である。
第4図はインジェクターのディスクアレイの平面図である。
第5図はインジェクターを含んだ共鳴電気回路の回路図である。
第6図はインジェクターシステムの電気要素と燃料分配要素との内部関係を示す 概略図である。
「インジェクター」という用語を用いてはいるが、本発明はインジェクター装置 の物理的構成のみならず、熱エネルギーの放射を得るために本装置において決定 される方ln体やシステムパラメーターにも関するものである。基本的な概略と しては、インジェクターはプロセス成分の燃焼領域への導入を調節し、燃焼に適 した燃料混合状態をつくりあげるものである。燃焼状態は、プロセス成分に対す る制御パラメーターにリアルタイムで対応して、インジェクターの作動と同時に トリカーされる。
本インジェクターかつくりあげる燃料混合状態においては、水(H2O)は細か い霧状に噴霧され、(1)イオン化された空気ガスと、(2)窒素、アルゴンそ の他の不活性ガスなとの非燃焼性ガス及び水蒸気と混合される。(水素が酸素と 結合して焔力tすることにより生しる排気ガスは非燃焼性の水蒸気である。燃焼 の結果として生j7るこれらの水蒸気や他の不活性ガスはインジェクターシステ ムの排気出口から、本システムに送り込まれる非燃焼性ガスの2Jl?iガスに 戻すことによりリサイクルすることもできる。)混合燃料は所定圧力の下で一定 に維持されている流量でもって送り込まれる。本インジェクターにより生成され た状態がトリガーされると、前記米国特許第4,936,961号及び米国特許 出願シリアル呑号第07/460,859号に記載されている変換方法は所定の 反応領域において「マイク町秒のレベルで自発的に起こる。インジェクターは、 水、イオン化したガス及び非燃焼性ガスの所定の領域(あるいは、場所)におい て加圧下で混合気体を生成する。圧力は反応状態を維持するのに重要な要素であ り、また、圧力によってミスト/ガス混合物が一層混合し、押圧され、さらに、 不安定にされて、イグニッションの共鳴状態により伺勢されると、燃焼を起こす 。前述の米国特許及び米国特許出願の変換方法によれば、水は共鳴状態下に置か れたときに、水分子は膨張し、電子は水分子から飛び出してイオン化したガスに 吸収され、水分子はこのようにして不安定になり、燃焼領域においてその最lj 遺成要素である水素(2H)と酸素(○)とに分解する。水分子から解放された 水素原子は酸素原子を含んだ燃焼用混合気における燃料源を形成する。本発明は このプロセスに関するものであり、その概要は次の表1に示す通りである。
表 1 インジェクター混合気 + プロセス状態 −熱エネルギー(1) 水ミスl− (11圧力下で燃焼領域 (11熱に放射 (2)イオン化カス (2) キャパシタとして (2)内燃機関(3)非燃焼 性ガス (3)高電圧の単極性パ (3)ジェットエンルス ジン (4)他の用途 このプロセスは、水ミストとガスとが圧力下で燃焼領域と電気的に極性化された 領域に噴射され、それらの領域内で十分に混合されたときに起こる。電気的に性 にしたがって、共鳴を起こすように整調されたものである。共鳴周波数はインジ ェクターの構成に応じて変化し、燃焼領域内の水及びガスの質量及び容積などの 物理量により決まる。前述の米国特許及び米国特許出願に記載されているように 、容量回路における共鳴状態は水の誘電特性により決定される。すなわち、これ は、(1)水が、隣接する導電表面により形成されたキャパッタ内の誘電体とし て作用すること、さらに、(2水分子それ自体が極誘電性物質になることの二つ を意味するものである。共鳴時においては、共鳴電気回路における電流は最小に なり、亀甲はピークに達する。
本インジェクターシステムは、加圧された混合燃料を、この混合燃料か燃焼領域 に送り込まれたときに、電圧燃焼領域の共鳴環境に従わせるようにする。好適な 実施態様においては、インジェクターは同心に配置された連続オリフィスを存し ており、この連続オリフィスの各々は混合燃料の3個の成分要素の各々に対応し ている。 (インジェクターに先立って、非燃焼性ガスとイオン化ガスとを結合 させて、処理することも可能である。この場合には、オリフィスは二つあれば足 り、一方は水に対して用い、他方は結合したガスに対して用いる。オリフィスは 圧力を受けて水ミスト及びガスを円錐形形状の活性化及び燃焼領域(または、場 所)内に噴射する。
第1図はインジェクターの横断面図を含んでいる。水供給ラインl、イオン化ガ ス供給ライン2、非燃焼性ガス供給ライン3が分配ディスク組立体4に水または ガスを供給している。分配ディスク組立体4は同心に配置されたオリフィスを備 えている。燃料混合体は混合ゾーン5ど電圧ゾーン6とを通過する。電圧ゾーン 6は電極、すなわち導電性表面7 a、 7 b (aE)と8(負またはアー ス)により形成されている。電界は6al、6a2,6bl、6b2のように形 成されている。燃焼(すなわち、水素の酸化)はゾーン9の中で起こる。水素の 点火は火花で行うこともてきるし、あるいは、水素が極めて高い揮発性を有して いることと水素が高電圧界の中にあることの結果として自然に発火することもあ る。混合ゾーン、電圧ゾーン、燃焼ゾーンを区3りしたのは本発明の説明のため であり、これらのゾーンの差異は連続するプロセスにおける事象または状態に関 するものであり、第1図から明らかであるように、各ゾーンは物理的には別個の ものである。
各ゾーンにおいては、気化した水ミスト、イオン化したガス及び他の非燃焼性ガ スの「励起された」混合物が生成される。水ミスト、イオン化ガス、非燃焼性ガ スは全て高圧下で即座に解放されたものである。同時に、解放された混合気は各 ゾーンにおいて電気的共鳴に相当する周波数でパルス電圧にさらされる。これら の条件の下で、水分子の原子の外側殻の電子が不安定になり、分子の時分割が中 断される。このようにして、インジェクターゾーン内部のガス混合気は物理的、 電気的および化学的な相互作用力を受ける。この相互作用力は水分子の原子結合 力を分断するものである。
プロセスパラメーターはインジェクターの大きさに応じて決められる。インジェ クターを、乗用車のエンジンに用いられる通常のシリンダーに燃料混合気を送る のに適した大きさとすると、インジェクターはスパークプラグによく似た形状に なり(与る。このようなインジェクターでは、水オリフィスは直径がo、io〜 0.15インチであり、イオン化したガスのオリフィスは直径が0.15〜0゜ 20インチであり、非燃焼性カスのオリフィスは直径が0.20〜0.25イン チである。同心に配置するのに適するように配置すれば、連続オリフィスは最も 内側のオリフィスから大きさか大きくなる。上述したように、燃料要素の導入は 一定比率に維持されることが望ましく、三つの燃料ガス成分の各々に対して背圧 を約125ポンド/平方インチに維持することが「スパークプラグj型インジェ クターには有用である。インジェクターが加圧された状態では、各供給ラインに おけるバネ付勢式逆止バルブ14.15が、パルスオフの時間内において、圧力 を維持する。
電圧ゾーン6は加圧された燃料混合気をとり囲んでおり、燃料混合気にパルス状 の直流電流の帯電環境を与える。このパルス状の直流電流は約500〜2000 0またはそれ以上の電圧であり、周波数は混合気の共鳴特性に合わせて変えられ ている。この周波数は一般的には約20KHz〜約50KHzの範囲であり、前 述したように、インジェクターからの混合気の質員流員と混合気の誘電特性とに 依存する。スパークプラグの大きさのインジェクターにおいては、電圧ゾーンは 一般的には長手方向に約0.25〜1. 0インチ延びており、水ミストとガス 混合気がキャパシタを形成している導電性表面7.8の間において十分な滞留時 間を有するようにしている。これにより、高電圧のパルス状周波数において共鳴 か起こり、燃焼がトリガーされる。電圧ゾーンでは、共鳴パルス周波数に関連す るエネルギー波が形成される。このエネルギー波は燃焼ゾーンにおいて炎を通っ て脈動を続ける。生成された熱エネルギーは熱エネルギーとして放出される。ビ ストン−シリンダー型エンジンのように閉鎖されたゾーンでは、共鳴条件の丁て ガスのデトネーションが起こることにより爆発的な物理的力が得られる。
電圧ゾーンにおいては、水ミストにおける各水分子を構成している水素原子と酸 素原子の時分害1此は前述の米国特許第4,936,961号及び米国特許出願 シリアル番号07/460,859号に記載されたプロセスに従って反転する。
すなわち、それ自体は極性構造物である水分子は電圧ゾーンの極性電界の影響を 受けて形状が膨張し、または歪む。単極パルスにより分子内に起こされた共鳴状 態は殻電子の分子結合を反転させ、共鳴時に水分子がその構成原子に分解するよ うにする。電圧ゾーンにおいては、水分子(H2O)は励起されてイオン化状態 になり、燃料混合気のイオン化前のガス成分は水分子から放出された電子を捕獲 する。共鳴状態時にはこのようにして、水分子は不安定になり、水分子の構成原 子である水素(2H)と酸素(0)は放出される。放出された水素原子は燃焼に 用いられる。燃料混合気中の非燃焼性ガスによって水素の燃焼率は通常の燃焼率 から炭化水素系燃料(ガソリンやケロシンなど)の燃焼率にまで低下する(通常 の燃焼率はガソリンの燃焼率の約2.5倍である)。このように、混合燃料中に 非燃焼性ガスが存在することによりエネルギーの放出が和らげられ、燃焼プロセ スにおいて水素及び酸素の自由分子が結合する比率を調整することができるよう になる。
転換プロセスは自然に起こるものではなく、電圧ゾーンにおける状態を注意深く 調整して、共鳴状態の維持に相当する水とカスの最適な入力流量比率を得なけれ ばならない。入力した水ミストとガスは、得られた共鳴に対応する物理的パルス (オン/オフ)方法により、電圧ゾーン内に注入させることも可能である。この 点に関して、従来のスパークプラグには、混合気の燃焼か起こるように転換サイ クル共鳴に対応して調整されたスパークサイクルを必要とするものもある。この ように、入力流量、転換率および燃焼率は相互に関係しており、それらは転換か 生じる回路共鳴に従って最適に調整される。
本発明に係るインジェクションシステムは、従来の燃料を用いるガソリン内燃機 関やディーセル機関エンンン、ジェット飛行機エンンンなどにおいて改良を行う のに適している。
渓施例1〕 第2A図、第2B図、第2C図に示す形式のインジェクターはとりわけ従来の内 燃機関用の燃料源として適しているものである。第2A図に示すように、水の供 給ライン1は第一分配ディスク1aに通じており、イオン化ガスの供給ライン2 は第二分配ディスク2aに通じている。第2A図では、分配ディスク3aに通し ている非燃焼性ガスの供給ライン3は図示されていないが、その位置は自明であ る。この3個のディスクが分配ディスク組立体4を構成している。各供給ライン は電気絶縁体10の内部に形成されている。この電気絶縁体10は、ネジ付きセ グメント12を有する導電性シース/ハウジング11に囲まれている。
中央電極8はインジェクターと同じ長さを有している。ネジ部分12に隣接して いる導電要素7a、7b(7a、7bは円形体の断面の直径の両端を表す)は中 央電極8とともに電気的極性ゾーン6を形成している。この電気的極性ゾーン6 は燃焼ゾーン9に近接している。インジェクターの他端には電気コネクタ13を 設けてもよい。 (ここで「電極」とはキャパシタの片面を形成している要素の 導電表面を指す。)第2B図の正面図に示すように、分配ディスク組立体4を構 成している各ディスクは、水及びガスの極性/電圧ゾーン及び燃焼ゾーンへの出 口として、複数の微小ノズルlal、2al、3a1などを備えている。第2C 図の分解図はインジェクターを他の視点から見たものであるが、同図には二つの 供給ライン人口16.17がさらに示されている。第三の供給ライン入口は図示 されていない(3個の供給ラインは120度に均一に分かれているので、2次元 的な図面では描けないためである)。
インジェクターにおいては、水ミスト(例えば、10〜250ミクロン及びそれ 以上の範囲の小滴を形成しており、その大きさは電圧強度に関係する)は水スプ レーノズルを用いて混合燃料および極性ゾーンに放出される。水が「ビード」ま たは小滴を形成する傾向は小滴ミストの大きさと電圧強度に関係するパラメータ ーである。ノズル2a1.3alを介して導入されたイオン化された空気ガスお よび非燃焼性ガスは排出しつつある水ミストと混合して混合燃料を形成する。
この混合燃料は電圧ゾーン6に入り、ここで混合燃料は電極7.8の間に形成さ れたパルス状の単極高強度電圧界(一般的には、口各内の電流(アンペア)が最 小になるまで減少する共鳴状態において50KHzまたはそれ以上における2゜ 000ボルト)にさらされる。
レーサーエネルギーはイオン化したガスの排出を防止し、共鳴時に起こる分子の 不安定プロセスに対して新たにエネルギーに加える。ガスを各ゾーンに導入する 前にイオン化したガスをレーサー洸子エネルギー)で活発化させることが好まし い。ただし、例えば、光ファイバーを用いて光子エネルギーを直接に電圧ゾーン に導くことも有効である。しかしながら、電圧ゾーンで発生した熱かこのような 代替構成の作動性に影響を与えることがあり得る。水分子の電気的極性化および 共鳴状態か起こると、水素および酸素原子の分子結合を不安定にする。スパーク 湊汰により燃焼エネルギーが放出される。
適正な炎の鑞載および、それに続く炎の安定性を確保するため、最大]25ps iまたはそれ以上の静圧下においてポンプが空気、非燃焼性ガス及び水をインジ ェクターに供給する。
炎の8変は、作用している電圧強度との一次的関係において各流体媒体の容積流 量を制御することにより調整される。炎の温度を上げるときには、流体の変位を 大きくする一方、非燃焼性カスの容積流量は一定日掛するか、あるいは、減少さ せ、さらに、作用させている電圧の振幅を大きくする。炎の1を下けるときには 、非燃焼性ガスの流体流量を増加させ、パルス電圧の振幅を小さくする。
炎の温度を予め定めた温度とするには、流体媒体と作用電圧と(劇虫立に調整さ れる。点火され、圧縮され、さらに、移動しているガスか加圧下で分配ディスク 組立体4のノズルポートから放出され、このガスカヅーン内において膨張し、点 火されるので、炎のパターンはさらに維持される。
電圧ゾーンにおいてはいくつかの作用か同時に起こり、熱エネルギー生成の開始 のきっかけとなる。水ミストの小滴は、電気的極性プロセスに従って高強度パル ス電圧界にさらされる。この極性プロセスは水分子の原子を分離させ、原子に電 子放出を行わせるものである。ミスト内で微小な小滴の形成を促進する水分子の 極性は、小滴の大きさと上記プロセスを行うのに必要な電圧との間の関係(すな わち、/J :商か大きくなればなるほど、必要な電圧も大きくなるという関係 )を規定するようである。水分子の自由になった原子はレーザーで発火されたイ オン化した周辺空気カスと反応し、多量にエネルギーを付与され不安定化した多 量の燃焼性カス原子を加熱して発火させる。入ってくる周辺空気ガスはカス処理 器を通過するときにレーサーで発火され、イオン化する。そして、電子抽出回路 15図)は放出された電子をシンク55において捕獲し、消費し、電子の流れ力 哄鳴回路に入り込まないようにする。
性能、信頼性及び安全性の点から見ると、イオン化された空気ガス及び水燃料液 体は、混合燃料が電圧及び燃焼ゾーンに至漣するまでは、揮発しない。注入され た非燃焼性ガスは、ガスの発火の間において、水素の燃焼率を低下させ、水素の 燃焼率を制御する。
他の態様においては、別個の燃料タンクに貯えられている、レーサーで発火させ たイオン化液体酸素およびレーサーで発火させた液体水素を混合燃料の代わりに 用いることもできる。あるいは、燃料源として液体化させた周辺空気カスのみを 水とともに用いることもできる。
本インジェクター組立体はデザイン変更が可能であり、ジェット/ロケットエン ジン、穀物乾燥機、溶鉱炉、加熱システム、内燃機関などに従来用いられてきた 旧式の燃料インジェクターボ−1−にも応用可能である。
〔実施例2〕 フランジ付きインジェクターの断面図が第3図に示されている。同図は混合燃料 の入口を示しており、極性(電圧)および燃焼ゾーンに通じている前実施例とは 別の3個のノズルを図示している。前記各ゾーンには、三つのガス混合気の各々 に対応してノズル31a、32a、33aか設けられており、これらのノズルは 供給ライン3■、32(33は図示せず〕に接続している。電極38とその周囲 の導電性ノニル37との間には電気的極性ゾーン36が形成されている。共鳴回 路の容量要素は誘電体としての混合燃料が導電表面37.38の間に導入された ときに形成される。第3A図はインジェクターの作動端の正面図である。
U島笹例3〕 第・1図に示すように、複数のインジェクター←団に配置することもできる。
第4図では、インジェクター40.4】、42.43.44.45.4G、47 .48.49か同心に配置され組立体50を形成している。このような−団とな ったアレイは、ジェット飛行機エンジン、溶鉱炉などの高エネルギーが要求され る用途に刻して有用である。
1豊血例4〕 第5図には、本発明において用いる基本的な電気システムが示されている。同図 は、共鳴チャージ回路において容量回路要素として水およびガス混合体を受け入 れ、それを処理する電気的極性化ゾーン6を表している。共鳴チャージ回路はイ ンダクタ51.52からなっており、これらのインダクタ51.52はダイオー ド53、パルス状電圧源54、電子シンク55、および、導電要素7と8から形 成されている極性化ゾーン6と直タリに接続している。このようにして、インジ ェクターの電極7.8はキャパシタを形成し、このキャパシタは導電要素の間に 導入された誘電媒体(例えば、水ミスト、イオン化したガス及び非燃焼性ガス) に依存する電気的性質を有している。しかしながら、マクロの誘電媒体の内部で は、水分子それ自体がそれらの極性のためにミクロのキャパシタと考えることが できる。
〔実施例5〕 本発明に係るインジェクターに対して有用な燃料分配及び管理システムは本件出 願人の出願であるPCT/US90/6513およびPCT/US90/640 7(こa2載されている。
組立体用分配ブロックか第6図に示されている。第6図において、分配ブロック は、電気パルス回路に連続して、燃料要素の人力に対してパルスを発し、その人 力と同期する。燃料要素は共鳴周波数と同期してインジェクターボートに送られ 、電圧ゾーンから炎を通って延びているエネルギー波パルスを高める。第6図の 構成において、この電気システムは分配ブロック60、ゲートバルブ61及び各 燃料要素に対する別個の通路62.63.64と相互関係を有している。分配ブ ロックはトリガーパルスを生成する。このトリガーパルスは、混合気の共鳴から 決定される幅と振幅を有するパルスを形成するパルス形成回路を付勢し、混合気 か燃焼ゾーンにおいて燃焼を行うための滞留時間を決定する。
水から生成した水素含有燃料に汁4−る制御及び管理及び分配システムに関する 本件出願人の出願にあるように、水素ガスの生成はパルス周波数のオン/オフ時 間に関係している。第6図に示すシステムにおいては、分配ブロックは、回路の 共鳴パルス周波数との関係において、及び、作動的オン/オフゲートパルス周波 数との関係において、インジェクターに導入された流体媒体をパルス状にする。
このように、水の転換率(すなわち、インジェクターによる燃料の生成率)は調 整され、炎の共鳴パターンは制御される。
FIGURE3A FIGURE4 Cn 国際調査報告 Wym+m^−−−−一、77/+KO1lnV、−,4フロントページの続き (51) Int、 C1,6識別記号 庁内整理番号FO2M 27106  7414−3GI

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水を水素含有燃料に変換する方法であって、導電材料により形成された所 定のゾーンに水ミストを供給する工程を備え、前記導電材料の表面は共鳴回路に おける容量要素の両側のプレートを形成しており、 前記ゾーン内の前記水ミストを単極パルス電気信号の影響下に置き、前記回路の 共鳴が起こるようにし、これにより、前記ゾーン内において水素が水分子から分 離されて気体となる工程とを備える方法。
  2. (2)前記共鳴回路は誘導材料を含む電気回路であることを特徴とする請求項1 に記載の方法。
  3. (3)前記誘導材料は前記容量要素と直列の関係にあることを特徴とする請求項 2に記載の方法。
  4. (4)水とともに非燃焼性ガスが前記ゾーン内に注入されることを特徴とする請 求項1に記載の方法。
  5. (5)水とともにイオン化ガスが前記ゾーン内に注入されることを特徴とする請 求項1に記載の方法。
  6. (6)前記イオン化ガスは光子により励起されるものであることを特徴とする請 求項5に記載の方法。
  7. (7)放出された水素ガスの酸化により熱エネルギーを生成することを特徴とす る請求項1乃至6の何れかに記載の方法。
  8. (8)放出された水素ガスの酸化により燃焼の爆発力を生成することを特徴とす る請求項1乃至6の何れかに記載の方法。
  9. (9)前記ゾーン内の媒体は前記ゾーン内において前記回路の共鳴に対応して物 理的にパルス化されることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の方法。
  10. (10)水を水素燃料に変換する方法に用いる装置であって、回路内の電気的容 量要素の対向表面を形成する導電表面と、前記導電表面により形成されるゾーン 内に水を細かいミストとして注入する手段と、 前記ゾーン内の水の誘電特性によりほぼ決定される周波数における前記路の共鳴 を達成し、前記ゾーン内において水分子から水素を気体として分離する手段とを 備える装置。
  11. (11)前記ゾーン内に水とともにガスを注入し、混合気を生成する手段を備え 、前記共鳴周波数がこの混合気の誘電特性に関係していることを特徴とする請求 項10に記載の装置。
  12. (12)前記水素ガスを着火する手段を備えていることを特徴とする請求項10 または11に記載の装置。
  13. (13)前記ゾーン内の前記媒体を物理的にパルス化させる手段をさらに備えて いることを特徴とする請求項10または11に記載の装置。
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