JPH07504871A - 燃料分配装置,ホース組立体及びそのための連結器,及びそれらの製造方法 - Google Patents

燃料分配装置,ホース組立体及びそのための連結器,及びそれらの製造方法

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JPH07504871A JP5516018A JP51601893A JPH07504871A JP H07504871 A JPH07504871 A JP H07504871A JP 5516018 A JP5516018 A JP 5516018A JP 51601893 A JP51601893 A JP 51601893A JP H07504871 A JPH07504871 A JP H07504871A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 燃′44分配装置、ホース組立体及びそのための連結器、及びそれらの製造方法 支血豆■ 本発明は、新規な燃料分配装置、新規なホース組立体及びそのための新規な連結 器、及びそれらの製造方法に関する。
挟JLL旦 外側燃料入口と内側蒸気出口を有する燃料分配ノズルと、外側燃料分配出口と内 側蒸気入口を有する燃料分配ポンプと、前記外側燃料分配出口から前記外側燃料 入口へ燃料を搬送するための第1流体通路と前記内側蒸気出口から前記内側蒸気 入口へ蒸気を戻すための第2流体通路を何し、内部に内側流体通路を画定する可 撓性の内側ホースと、該内側ホースを囲繞しており、内側ホースの外周面との間 に外側流体通路を画定する内周面を有する可撓性の外側ホースを備え、前記内側 流体通路が前記第2流体通路を画定し、前記外側流体通路が前記第1流体通路を 画定するように構成されたホース組立体とから成る燃料分配装置は、周知である 。例えば、本出願の添付図面の図28を参照されたい。
又、内側燃料人口ど外側蒸気出口を有する燃料分配ノズルと、内側燃料分配出口 と外側蒸気入口を有する燃料分配ポンプと、前記内側燃料分配出口から前記内側 燃料入口へ燃料を搬送するための第1流体通路と前記外側蒸気出口から1iii 記外側蒸気入口へ蒸気を戻すための第2流体通路を有し、内部に内側流体通路を 画定する可撓性の内側ホースと、該内側ホースを囲繞しており、内側ホースの外 周面との間に外側流体通路を画定する内周面を有する可撓性の外側ホースを備え 、前記内側流体通路が前記第1流体通路を画定し、前記外側流体通路が前記第2 流体通路を画定するように構成されたホース組立体とから成る燃料分配装置も、 周知である。例えば、米国特許第3,980,112号及び4,951,720 号を参照されたい。
兄」厖d示 本発明の特徴の1つは、本来は内側ホースを通して燃料を搬送し、内側ホースと 外側ホニスの間に画定される通路を通して燃料蒸気を戻すのに使用されるホース 組立・体を、本来は内側ホースと外側ホースの間に画定される通路を通して燃料 を搬送し、内側ホースを通して燃料蒸気を戻すようになされたホース組立体を用 いる燃料分配装置に利用することを可能にすることである。
特に、本発明の教示によれば、燃料分配装置の燃料分配ポンプ及び燃料分配が、 本来は、内側ホースと外側ホースの間に画定される通路を通して燃料を搬送し、 内側ホースを通して燃料蒸気を戻すようになされたホース組立体と組み合わせて 用いられるように構成されている場合であっても、本来は内側ホースを通して燃 料を搬送し、内側ホースと外側ホースの間に画定される通路を通して[4蒸気を 戻すように構成されたホース組立体を両端に連結して上記燃料分配ポンプ及び燃 料分配に適合するようにするための独特の構造の連結器又はアダプターを提供す ることができることが判明した。
例えば、本発明の一実施例によれば、外側燃料入口と内側蒸気出口を有する燃料 分配ノズルと、外側燃料分配出口と内側蒸気人口を有する燃料分配ポンプと、f it記外例外側燃料分配出口前記外側燃料入口へ燃料を搬送するための第1流体 通路と411記内側蒸気出口から前記内側蒸気人口へ蒸気を戻すための第2流体 通路を有し、内部に内側流体通路を画定する可撓性の内側ホースと、該内側ホー スを囲繞しており、内側ホースの外周面との間に外側流体通路を画定する内周面 を有する可撓性の外側ホースを備え、前記内側流体通路が前記第1流体通路を画 定し、前記外側流体通路が前記第2流体通路を画定するように構成されたボース 組立体とから成る燃料分配装置が提供される。
本発明の別の特徴は、本来は内側ホースを通して燃料蒸気を戻し、内側ホースと 外側ホースの間に画定される通路を通して燃料を搬送するのに使用されるホース 組立体を、本来は内側ホースと外側ホースの間に画定される通路を通して燃料蒸 気を戻し、内側ホースを通して燃料を搬送するようになされたホース組立体を用 いる燃料分配装置に利用することを可能にすることである。
特に、本発明の教示によれば、燃料分配装置の燃料分配ポンプ及び燃料分配が、 本来は、内側ボースの内側通路を通して#8枳を搬送するようになされたホース 組立体と組み合わせて用いられるように構成されている場合であっても、本来は 内側ホースと外側ホースの間に画定される外側通路を通して燃料を搬送するよう に構成されたホース組立体の両端を上記燃料分配ポンプ及び燃料分配にそれぞれ 連結するために上述した独特の構造の連結器又はアダプターを利用することがで きる。
例えば、本発明の別の実施例によれば、内側燃料入口と外側蒸気出口を有する燃 料分配ノズルと、内側燃料分配出口と外側蒸気入口を有する燃料分配ポンプと、 前記内側燃料分配出口から前記内側燃料入口へ流体を搬送するための第1流体通 路と前記外側蒸気出口から前記外側蒸気入口へ蒸気を戻すための第2流体通路を 有し、内部に内側流体通路を画定する可撓性の内側ホースと、該内側ホースを囲 繞しており、内側ホースの外周面との間に外側流体通路を画定する内周面を有す る可撓性の外側ホースを備え、前記外側流体通路が前記第1流体通路を画定し、 前記内側流体通路が前記第2流体通路を画定するように構成されたホース組立体 とから成る燃料分配装置が提供される。
本発明の目的は、上述した、又後述する本発明の特徴の1つ又はそれ以上を有す る新規な燃料分配装置を提供することである。
本発明の他の目的は、上記燃料分配装置を製造するための、上述した、又後述す る本発明の特徴の1つ又はそれ以上を有する新規な製造方法を提供することであ る。
本発明の他の目的は、上述した、又後述する本発明の特徴の1つ又はそれ以」二 を有する、燃料分配装置のための新規なホース組立体を提供することである。
本発明の他の目的は、上記ホース組立体を製造するための、上述した、又後述す る本発明の特徴の1つ又はそれ以上を有する新規な製造方法を提供することであ る。
本発明の他の目的は、上述した、又後述する本発明の特徴の1つ又はそれ以上を 有する。燃料分配装置のためのホース組立体の一端に連結する新規な連結器を提 供することである。
本発明の仙の目的は、上記連結器を製造するための、上述した。又後述する本発 明の特徴の1つ又はそれ以上を有する新規な製造方法を提供することである。
図面の簡単な説明 本発明の特徴及びその技術的利点は、添付図を参照して以下に記述する本発明の 好ましい実施例の説明から明らかになろう。
図1は、本発明の燃料分配装置を示す、一部所面による部分図である。
図2は、図1の燃料分配装置に使用される本発明のホース組立体の一端の拡大部 分断面図である。
図3は1図2に示されたボース組立体の矢印3−3の方向にみた端面図である。
図4は、図2及び3のボース組立体に組み合わせて用いられる本発明の連結器を 構成する部品のうちの2つの分解透視図である。
区5は、本発明の連結器の他の部品を示す分解透視図である。
図6は2図1及び2のホース組立体のための本発明の完成した連結器を示す透視 図である。
区7は、図1の燃料分配装置の一部分に類似した拡大部分断面図であり、本発明 の別の実施例の燃料分配装置を示す。
図8は、図7のホース組立体のための連結器の各構成部品を示す分解透視図であ る。
図9は、図8の完成した連結器の端面図である。
図1Oは、図8の完成した連結器の透視図である。
図11は、図7の線11−11に沿ってみた断面図である。
図12は、図7の線12−12に沿ってみた断面図である。
図13は、図7と同様な図であるが、本発明の更に別の実施例の燃料分配装置を 示す。
図14は、図13の燃料分配装置のホース組立体のための連結器の端面図である 。
図15は、図13の線15−15に沿ってみた断面図である。
図16は、図13のポース組立体のための連結器を構成する各部品の分解透視図 である。
図17は、図13のホース組立体を形成するだめの本発明の方法の工程の1つを 示す一部断面による部分図である。
図18は、図17と同様な図であるが、図13のホース組立体製造の方法の別の 工程を示す6図19は、図18と同様な図であるが、図13のホース組立体製造 の方法の他の工程を示す。
図20は1図19と同様な図であるが、図13のホース組立体製造の方法の他の 工程を示す。
図21は、図7と同様な図であるが、本発明の別の実施例の燃料分配装置を示す 。
図22は、図21のホース組立体のための連結器の端面図である。
図23は、図21の線23−23に沿ってみた断面図である。
図24は、図21のホース組立体の一端の部分透視図である。
図25は、図7と同様な図であるが、本発明の別の実施例の燃料分裂装置を示す 。
図26は、図25のホース組立体の連結器の透視図である。
図27は、図1と同様な図であるが、本発明の別の実施例の燃↑−1分配装置を 示す。
図28は、図1と同様な図であるが、従来の燃料分配装置を示す。
図29は、本発明の別の実施例のホース組立体を示す一部断面による概略図であ る。
図30は、図29のホース組立体を用いた本発明の別の実施例の燃料分配装置を 示す一部断面による概略図である。
図31は、図30と同様な図であるが、本発明の別の実施例のI#114分配装 置を示す。
図32は、図30と同様な図であるが、本発明の更に別の実施例の燃料分配装置 を示す。
図33は、図30と同様な図であるが、本発明の更に別の実施例の燃料分配装置 を示す。
1豆1 本発明のいろいろな特徴は、ここでは、特に、運送車用のガソリンのための燃料 分配装置を提供するのに適するものとして例示され、説明されているが、本発明 の各特徴は、所望に応じて他の流体のための分配装置を構成するために単独で、 又は、組合せて用いることができることを理解されたい。
従って、添付図は本発明の広範な用途の1つを例示するためのものにすぎないか ら、本発明は、添付図に示された実施例に限定されるものではない。
図1を参照して説明すると、本発明の新規な燃料分配装置30は、環状の外側燃 料入口(「外側開口」とも称する)32及び該燃ト1人目32内に同心関係に配 置された内側蒸気出口(「中心開口」又は「内側開口」とも称する)33を有す る燃料分配ノズル31と、環状の外側#A料分配出口35及び該燃料分配出口3 5内に同心関係に配置された内側蒸気入口(「中心開口」とも称する)36を有 する燃料分配ポンプ34と、内側流体通路(単に[内側通路Jとも称する)40 を画定する可撓性の内側ホース38及び内側ホース38の外周面39との間に外 側流体通11843(単に「外側通路」とも称する)を画定する内周面42を有 する可撓性の外側ホース41を備えたホース組立体37とから成る。
ホース組立体37の両端44.45は、それぞれ本発明の同様な連結器48.4 9によってノズル37の端部46とポンプ34の端部47に連結されている。連 結器48と49は、文責的に同じ構造であるから、ここでは連結器48について のみ詳しく説明する。
ただし、ホース組立体37の両端に必ずしも完全に同じタイプの連結器を用いる 必要はなく、ホース組立体37の一端には本発明の1つのタイプの連結器を使用 し、ホース組立体37の他端には本発明の幾つかの特徴を有する他のタイプの連 結器を使用してもよい。その場合でも、ホース組立体37を本発明が教示する態 様で機能させることができ、流体分配装置30を後述する態様で機能させること ができる。
本発明の連結器48.49は、以下の説明から分かるように、ポンプ34の外側 燃料分配出口35をホース組立体37の内側流体通路40を介してノズル31の 外側燃料人口32に接続し、それによって、斯界において周知の態様でノズル3 1の出口端50から燃料を分配するとともに、やはり斯界において周知の態様で 蒸気を回収するためにホース組立体37の外側流体通路43がノズル31のノズ ル端即ち内側蒸気出口端33からポンプ34の内側蒸気入口36へ燃料蒸気を搬 送することができるようにする。蒸気は、周知の態様で発生し、やはり周知の態 様でノズル端50の近くでノズル31内へ取り込まれる。(例えば、米国特許第 3,980,112号、4.951,720号等を参照されたい。)以上の説明 から分かるように、本発明の連結器48゜49は、図1の燃料分配装置30が、 揮発性液体燃料を搬送するための内側ホース及び内側ホースとの間に揮発性液体 燃料を搬送するための外側流体通路を画定する外側ホースを有するホース組立体 をノズル及びポンプと組み合わせて使用することを可能にする。
例えば、図28を参照すると、そのような従来周知の燃料分配装置が参照番号5 1′によって示されており、図1の本発明の燃料分配装置30の各部品と類似し た部品は、同じ参照番号にダッシュを付して示される。
この従来の燃料分配装置51’は、環状の外側燃料入口32゛と内側蒸気出口3 3°を有する燃料分配ノズル31°と、環状の外側燃料分配出口35°と内側蒸 気入ロ36゛を有する燃料分配ポンプ34°と、内側流体通路40’を画定する 可撓性の内側ホース38゛と内側ホース38°の外周面39′との間に外側流体 通路43゜を画定する内周面42゛を有する可撓性の外側ホース41′を備えた ホース組立体37゛とから成る。
ホース組立体37゛の両端44°及び45゛は、それぞれ、連結器48゛及び4 9′によってノズル31′の端部46°及び47°に連結されている。内側ホー スの内側流体通路40′は、ノズル31°の内側蒸気出口33゛とポンプ34° の内側蒸気入口36゛を連結器48゛及び49“の図示のような特定の構造によ って相互に連結している。外側流体通路43゛は、ポンプ34゛の外側燃料分配 出口35“をノズル31′の外側燃料人口32゛と連結器48゛及び49°の図 示のような特定の構造によって相互に連結している。
このように、図28の従来の燃料分配装置51゛においては、ノズル31“及び ポンプ34゛は、それらの環状の外側開口32′と35゛とがホース組立体37 ゛の外II+流体通路43′によって相互に連結され、ノズルの内側開口33゛ とポンプの内側開口36°とがホース組立体の内側ホース38゛の内側流体通路 40°によって相互に連結されるように構成されている。このような燃料分配装 置は、米国以外の幾つかの国で普通に利用されている。
しかしながら、図1に示される本発明のホース組立体37を利用することによっ ても、従来周知のノズル31゛の外側開口32゛とポンプ34′の外側開口35 ゛とを相互に連結することができるが、両者は、本発明の独特の連結器48.4 9の切換操作を介しホース組立体37の内側流体通路40によって相互に連結さ れる。同様にして、本発明のホース組立体37は、ノズル31゛の内側開口33 °とポンプ34゛の内側開口36゛とを本発明の連結器48.49の独特の切換 機能を介しボース組立体37の外側流体通路43によって相互に連結する以上の 説明から分かるように、本発明の独特の連結器48.49は、ポンプとノズルが それらの環状外側開口と外側開口の間で燃料を送給し、それらの内側開口と内側 開口の間で蒸気を戻すように構成された燃料分配装置に本発明のホース組立体3 7を組み合わせて使用することを可能にする。
即ち、本発明の連結器は、内側ホースを通して揮発性液体燃料を送給するように 設計されたホース組立体を、従来技術の上述したようなノズル31゛及びポンプ 34゛に組み合わせることを可能にする。
反対に1本発明の連結器48.49は、燃料を外側流体通路43°を通して搬送 し、蒸気を内側流体通路40°を通して搬送するように設計されたボース組立体 を、ポンプとノズルがそれらの環状外側開口と外側開口の間で蒸気を戻し、それ らの内側開口と内側開口の間で燃料を送給するように構成された燃料分配装置に 組み合わせて使用することも可能にすることが理解できよう。
例えば、図27を参照すると、そのような本発明の燃料分配装置が参叩番号34 Eによって示されており、上述した燃料分配装置30及び51′の各部品と類似 した部品は、同じ参照番号にEを付して示されている。ただし、この燃料分配装 置34Eについては後で説明する。
ここで、図1の燃料分配装置30に戻って説明すると、この燃料分配装置のホー ス組立体37の端部44に装着された本発明の連結器48は、図2〜6に示され ており、金属等の任意の適当な材料から鋳造1機械加工等の任意の適当な方法で 図4に示されるような形態に形成された2つの主要部品53と54から成る。2 つの主要部品53と54とは、図2に示されるように部品53を部品54内へ入 れ子式に完全に嵌め入れて部品53のフランジ55を部品54の環状端縁56に 当接係合させた後、ろう付は等の適当な方法で結合する。
部品53は1両端に対向した筒状端部57,58を有する桿状部材であり、端部 58の外周面に適当な環状掛止突起59が形成されている。端部58は、内側ホ ース38の一端60内に挿入されるようになされており、後に外側環状バンド即 ち締め付は又は締着部材61を斯界において周知の態様で半径方向内方へ収縮さ せることにより図2に示されるようにホース38の−M 60を圧縮して部品5 3の端部58の掛止突起59に圧接させ、ホース38の一端60を部品53の環 状フランジ62に突き合わせ関係に当接させて固定することができるように構成 されている。
一方、部品53の端部57には、環状シール部材64(図2)をそれぞれ受容す るための複数の環状溝63が形成されている。シール部材64は、端部57を図 1に示されるようにノズル31の中心開口即ち内側蒸気出口33内に入れ子式に 嵌め入れたとき端部57を中心開口33内にシールするためのものである。他方 の連結器49をポンプ34の中心開口即ち内側蒸気入口36に嵌合させたときに も同様なシールが設定される。
連結器48の部品53は、図2〜4に示されるようにその端部58を貫通した内 側通路(以下、単に「通路」とも称する)65を有している。通路65は、端部 58を貫通した後斜行通路部分68を経て部品53の拡径円筒状部分67の縮小 部66に開口している。円筒状部分67は、部品53の端部の筒状部分69をほ ぼ180゜に亙って囲繞しており、従って、図に示されるように、拡径円筒状部 分67の、環状フランジ55を越えて筒状部分6つの方へ(図2及び4でみて右 方へ)延長した部分は縮小部分70とされている。部品53の端部57の中心を 貫通した通路71は、図に示されるように、後斜行通路部分72を経て拡径円筒 状部分67の縮小部70に開口している。
かくして、部品53を実質的に円筒状の部品54内に嵌め込むと1部品53の円 筒状部分67及びその下方部分73は2部品54の内周面74に係合することに より、図に示されるように部品53を部品54内に心合させるとともに、後に部 品53と54をろう付けするための表面を提供する。部品53の縮小部分70及 び筒状部分69は、筒状部品54と協同して通路75を画定する。
通路75は、ボース組立体37の外側ホース41の一端76を連結器48の部品 54の環状溝付き端77の外周面に嵌合させて部品54の環状フランジ78に突 き合わせ関係に当接させたとき、ホース組立体37の外側流体通路43に流体連 通(流体を通す態様に連通)する。環状部材79を周知の態様で半径方向内方へ 収縮させることによってホース41の端部76を圧縮して部品54の溝付き端部 77に圧接させる。環状部材79は、やはり周知の態様で部品54の環状溝81 に受容される環状フランジ80を有している。
以上の説明から分かるように、連結器48の内側通路65は、内側ホース38の 内側通路4oと心合し、斜行通路部分68を介して連結器48の外側区域82に 連通している。連結器48の外側区域82は、ノズル31とのどのような相対的 回転位置においても、図1に示されるようにノズル31の環状外側開口32と流 体連通ずる。同様にして、ボース組立体37の外側通路43は、連結器48の外 側通路75及びその斜行通路部分72を介して連結器48の筒状端部57の通路 71に連通しており、通路71は、連結器48をノズル31に組みっりれば、ノ ズル31とのどのような相対的回転位置においても、図1に示されるようにノズ ル31の環状内側開口33ど流体連通ずる。
ホース組立体37の連結器48をノズル31に連結するには、回転自在の部材8 3を部品54の円筒状端部分83′の外周面に嵌合させ、Cリング又は円クリッ プリング84を部品54の環状溝85にスナップ嵌めすることによって回転自在 部材83を円筒状端部分83′上に保持する。かくして、回転自在部材83は、 リング84と部品54の外向環状フランジ86の間に回転自在に保持され、かつ 、部材83の内周面89に形成された環状溝88に装着された環状シール部材8 7によって円筒状端部分83゛に対してシールされる。
連結器48の回転自在部材83は、ノズル31の雌ねじ付き開口91に螺入する ようになされた雄ねじ付き部分90を有しており、それによって、回転自在部材 (「ねじ付き部材」とも称する)83をノズル31に周知の態様で連結すること ができ、がっ、該部材とノズル31との間に周知の態様で介設される環状のシー ル部材92によってノズルに対してシールすることができる。このようなシール は、他方の連結器49を図1に示されるようにポンプ34の雌ねじ付き開口91 に螺入したときにも同様にして設定される。
ねじ付きの回転自在部材83に類似した部材を備えた連結器の構成については上 述した米国特許第4,951.720号を参照されたい。
従って、連結器48とノズル31の結合態様及び連結器49とポンプ34の結合 態様についてはこれ以上説明する必要はない。連結器49の回転自在部材83は 、先に述べた開口35.36を有するポンプ34の部分93の雌ねじ付き開口9 1に結合される。
以上の説明から分かるように、本発明によれば、連結器48.49を上述したよ うにそれぞれ2つの部品53.54で傷成し、両部品を結合して完成させた連結 器48.49をそれぞれホース組立体37のホース38,41の両端に比較的簡 単な操作で固定することができる。
それによって内側ホース38をその両端において外側ホース41内に実質的同心 関係に保持するとともに、先に述べた目的のために、内側ホース38の内側通路 40を対応する連結器48.49の外側部位へ(従って、連結器48の場合はノ ズル31の環状外側開口32へ)、反対に外側ホース41の外側通路43を対応 する連結器48.49の内側部位へ(従って、連結器48の場合はノズル31の 内側間口33へ)切り換えることができる。
かくして、両端に連結器48.49を備えたホース組立体37は5ポンプ34が らのm 相をノズル31を通して排出し、それと併行して上記米国特許第3,9 80,112号、4,951,720号に記載された理由で燃料蒸気を回収する ためにノズル31かもの燃料の蒸気をポンプ34へ戻すためにノズル31及びポ ンプ34と組み合わせて利用することができる。
本発明の別の実施例による燃料分配装置30Aが図7に示されている。この実施 例において上述した燃料分配装置30の構成部品と同様な部品は、同じ参照番号 にAを付して示されている。
図7の燃料分配装置30.Aは1図7〜12に示された本発明の別の形態の連結 器48Aを組み入れている。連結器48Aは、上述した連結器48の場合と同様 の態様で、ホース組立体37Aの内側ホース38Aの内側通路40Aをノズル3 1Aの環状外側開口32Aへ、反対に外側ホース41Aの外側通路43Aをノズ ル31Aの内側開口33Aへ切り換えるのに用いられる。ただし、燃料分配装置 30Aの連結器48Aは、その構成部品53Aと54Aが一体の均質部品94と して1回の鋳造によって形成されているという点で先の連結器48と異なる。連 結器48Aは1図7.8に示されるように、スナップリング84A、回転自在の 連結部材83A、及び締着部材79A、61Aを介して、連結器48に関連して 先に述べたのと同様の態様でホース38A、41A及びノズル31. Aに連結 される。
ホース組立体37又は37Aを完成するために本発明の連結器48又は48Aを ボース組立体に連結する際は、まず、外側ホース41又は41Aをその他端の方 へ圧縮する方向に押し込んで内側ホース38又は38Aの端部を露出させ、連結 器の桿状部品53.53Aの端部58.58Aを内側ホース38.38Aに挿入 し、締め付は部材61.61Aを嵌めた後、外側ホース41,41Aの端部を故 ず。そうすると、外側ポース41,41Aの端部は、内側ホース38.38Aの 隣接端を越えて突出するので、外側部品54.54Aを外側ホース41゜41A の端部に挿入することができ、それによって、後に1部材79.79Aを装着し て先に述べた態様で部品54.54Aと外側ポース41,41Aを結合すること ができる。
斜上のように、連結器48は、その2つの主要部品53.54をろう付けで結合 した単一ユニットとしているのに対して、連結R348Aは、一体部品94とし て鋳造された部品53A、54Aを有しているという点で異なる。
本発明の更に別の実施例による燃料分配装置30Bが図13〜20に示されてい る。この実施例において上述した燃料分配装置30又は30Aの構成部品と同様 な部品は、同じ参照番号にBを付して示されている。
図13〜20に示されるように、燃料分配装置30Bは、先に述べた燃料分配装 置30.30Aと実質的に同じであり、本発明の別の形態の連結器48Bが組み 入れられている。連結器48Bは、ポース組立体37Bの内側ホース38Bの内 側通路40Bからの燃料又はガソリンの流れをノズル31Bの環状外側開口32 Bへ切り換え、ノズル31Bの内側開口33Bからの蒸気を外側ホース41Bの 外側通路43Bへ戻すように、ホース組立体37Bの端部44Bをノズル31B に接続する。もちろん、同じ目的のためにホース組立体37Bをポンプ34B( 図示せず)に接続するために連結器49と同様な機能を果たす、連結器48Bと 同じ構造の連結器49B(図示せず)を設けることができる。
連結器48Bは、後に入れ子状態に結合される2つの部品53 B、 54 B で形成されているが、その結合は、後述するように、内外ホース38Bと4.1  Bの保持力以外には特別な固定手段を用いることなく達成される。部品53B は、その桿状部分69Bの全周から半径方向外方に突出した拡径円筒部分67B を有し、円筒部分67B !、:Dfl状溝100,101が形成されている。
環状溝101は、部品53Bを部品54B内に入れ子式に嵌めたとき、部品54 Bの内周面に圧接してシールするだめの環状シール部材102を受容するように なされており。
環状溝100は、後に部品53Bを図13に示される態様で部品54Bの端面又 は肩部56Bに対して位置づけするだめのスナップリング103を受容するよう になされている。
ただし、部品54Bの端面56Bに衝接させるためのスナップリング103を設 ける代わりに、部品53Bと54Bを組み合わせたとき、部品54Bの肩部56 Bに(−1接させるための固定肩部を部品53Bの円筒部分67Bに設けてもよ い。その場合は、部品53Bと54Bとの結合が恒久的なものどなるので、後に 両者を切り離すには、内側ホース38Bを切断しなければならない。
連結器48Bの部品54Bは、回転自在のねじ付き部材83Bを保持するための スナップリング84Bを受容するための環状溝85Bを有し、締着部材79Bを 保持するだめの環状肩部86Bを有している。
部品53Bを流れ切り換え手段として用いることができるようにするために、部 品53Bの拡径円筒部分67Bの端面104に、図13に示されるようにノズル 31Bの環状外側開口32Bを桿状部分69Bの内側通路65Bに連通させる2 つの穴105がドリル又はその他の手段によって穿設されており、部品53Bの 筒状端部57Bの通路71Bをホース組立体の外側通路43Bに連通させる複数 の穴106が桿状部分69B側から穿設されている(図13〜16参照)。
部品53B及び54Bを金属材等の任意の適当な材料で鋳造又は機械加工等によ り上述のように形成した後、部品53B及び54Bをそれぞれ図17〜20に示 されるようにホース38Bと41Bに結合することができる詳述すれば、図17 にみられるように、内側ホース38Bの端部60Bを露出させるように外(i1 1ホース41Bを矢印107で示される右方へ変位させた状態で、部品53Bの 突起付き部分58Bを内側ホース38Bの通路40B内に挿入し、次いで、外側 バンド即ち締着部材109を内側ホース38Bの外周面39Bの周りに図17に 矢印108で示されるように半径方向内方へ圧縮させて内側ポース38Bを部品 53Bの突起付き部分58Bに固定させる。部材109がスリーブである場合は 、その一端に、必要に応じて桿状部分69Bに形成された環状溝111内に受容 される環状フランジ110を設けておくことができる。
いずれにしても、内側ホース38Bを部品53Bに固定したならば、右方へ圧縮 又は圧潰した外側ホース41Bを放して図18に示されるように元の左方位置へ 伸張させることができる。次いで、部品54Bを図18に矢E11112で示さ れるように部品53Bに入れ子式に被せ、部品54Bの溝付き端77Bを図19 に示されるように外側ホース41B内に受容させる。
部品54Bが図19に示される位置にもたらされたならば、最初に締着部材79 Bを図19に矢印11.3で示されるように半径方向内方へ圧縮するか、あるい は最初に締着部材103を図19に矢印114で示されるように部品53Bの環 状溝100内に嵌めることができる。
いずれにしても、外側ホース41Bが締着部材79Bによって所定位置に固定さ れたならば、環状シール部材87Bを図20に示されるように部品54Bに装着 するのと同時に、あるいは装着した後ねじ付き部材83Bを部品54Bの円筒状 端部分83′に滑らせて被せ、次いで締着リング84Bを図20に矢印115で 示されるように満85B内にスナップ嵌めすることができ、それによって、ポー ス38B及び4 ]、 Hにそれぞれれ部品53B、54Bを組立て状態に保持 させ、ホース組立体37Bへの連結器48Bの固定を完成する。
もちろん、ホース組立体37Bの他方の端部についてもそのための連結器49B (図示せず)が部品53B。
54Bを用いて形成されている場合は、ボース組立体37Bの他方の端部も図1 7〜2oに示されたのと同じ態様に形成される。
以上の説明から分かるように1本発明によれば、上記燃料分配装置30Bに関連 して先に述べた切り換え機能を得るために本発明の連結部品53B、54Bを用 いて比較的簡単にホース組立体37Bを形成することができる。
本発明の更に別の実施例による燃料分配装置30Cが図21〜24に示されてい る。この実施例において上述した燃料分配装置30.30A又は30Bの構成部 品と同様な部品は、同じ参照番号にCを付して示されている図21〜24に示さ れるように、燃料分配装置30Cは、上述した燃料分配装置30Bと実質的に同 じであるが、それに組み入れられた本発明の連結器48Cの部品53Cにおいて は、内側通路65G、従ってホース組立体37Cの内側通路40Cをノズル31 CのI状外側開口32Cに接続する穴が単一の通路105Cとされており、部品 53Cの通路71Cをホース組立体37Cの外側通路43Gに連通させる穴が単 一の開口106Cとされている点で連結器48Bと異なる。ただし、開口l。
5Cは、比較的大きく、所望ならば部品53’Cに鋳造又はフライス削りによっ て形成することができる。
連結器48Cの部品54Cは、連結器48Bの上述した部品54Bと同じ態様で 形成されている。従って、燃料分配装置30Cは、上述したl11!料分配装置 30Bと実質的に同じ態様で作動するので、燃料分配装置30Cの構造及び作動 のこれ以上の説明は不要である。
以上に説明した本発明の各実施例では、ホース組立体の内側及び外側ホースは所 望のノズル及びポンプに連結するための本発明の連結器に適合するように、任意 の適当な材料で任意の適当な寸法に形成することができるが、本発明の連結器は 、径の大きいホースであれ、小さいホースであれ、それを対応するノズル及び、 又、はポンプに連結するのに用いることができ、ホース組立体の内側通路をノズ ル及びポンプの外側通路へ切り換え、ホース組立体の外側通路をノズル及びポン プのうち通路へ切り換える機能を果たすことができる。
例えば、図25.26に本発明の別の実施例による燃料分配装置30.Dが示さ れている。この実施例において上述した燃料分配装置30.30A、30B及び 30Cの構成部品と同様な部品は、同じ参照番号にDを付して示されている。
図25.26に示されるように、燃料分配装置30Dには、ホース組立体37D の一端の連結器120のねじ付き部材118に連結するための雌ねじ117を備 えた拡径郡部部品116を有する連結器48Dが組み入れられている。連結器4 8Dは、金属材から鋳造された、又は任意の適当な材料で他の方法で形成された 一体部材であり、ノズル31Dの雌ねじ付き雌ねじ付き部分91Dに螺入される 雄ねじ付き部分123とを有し、図に示されるようにノズル3 ]、、 Dの中 心開口33Dに入れ子式に受容される筒状部分57Dを有する。連結器49Dは 、その環状外側通路124を筒状部分57Dの通路71Dに切り換える通路72 Dと、連結器48Dの外側区域82Dを連結器の内側通路65Dに連通させる通 路68Dを備えている。
この構成によれば、図に示されるようにホース組立体37Dの内側ホース38D の金属製筒状端部分125を連結器48Dの通路65D内に挿入し環状シール部 材126によってシールすることができ、ホース組立体の連結器のねじ付き部材 118を連結器48Dの雌ねじ117に結合することができる。このホース組立 体37Dは、面記米国特許第4,951.,720号の図1〜5に示されたもの と実質的に同じ構造であり、ホース組立体の内側ホース38Dと外側ホース41 Dとの間に画定された外側通路は、連結器48Dの外側通路124に接続される 。
以上の説明から分かるように、本発明の連結器49Dは、上述のような構造のホ ース組立体37Dを該連結器に連結し、それによってノズル31D並びにポンプ 34D(図示せず)に容易に連結することを可能にする。かくして、ホース組立 体37Dの内側通路をノズル31D又はポンプ34D(図示せず)の環状外側開 口に切り換え、ホース組立体の外側通路をノズル31D又はポンプ34Dの環状 内側開口に切り換えることができる。
本発明の上述した各実施例の連結器は、ポンプの環状外側出口からの燃料流をホ ース組立体の内側ホース内の通路へ切り換え、次いで、ノズルの環状外側通路へ 戻し、一方、燃料蒸気をノズルの中心開口からボースの外側通路を通してポンプ の中心入口へ戻す構成を有するものとして説明されたが、本発明の連結器は、燃 料流のための中心内側通路とWS料蒸気を戻すための外側出口を有するノズルと 、それに対応して燃料流のための中心内側通路とノズルから燃料蒸気を戻すため の環状外側開口を有するポンプに組み合わせて用いられるホース組立体を通る流 体の流れを切り換えるのにも用いることができることは明らかであろう。
例えば、図27を参解すると、本発明の別の実施例による#1月分配装置30E が示されている。この実施例において上述した燃料分配装置30.30A、30 B、30C及び30Dの構成部品と同様な部品は、同じ参照番号にEを付して示 されている。
図27に示されるように、ノズル31Eは、ポンプ34Eの中心出口36Eから の燃料を受け取るための中心開口33Eを有し、燃料蒸気をポンプ34Eの環状 外側人口35Eへ戻するための環状出口32Eを有している燃料分配装置30E のホース組立体30Eの両端にそれぞれノズル31Eとポンプ34Eに先に述べ たのと同じ態様で連結する連結器48E及び49Eが結合されている。ホース組 立体の外側通路43Eは、ポンプ34Eからノズル31Eへ液体燃料を搬送する ために使用され、ホース組立体の内側通路40Eは、ノズル31Eからポンプ3 4. Eへ燃料蒸気を戻すために用いられる。
以上のように、本発明の各実施例の連結器は、標準的タイプとして異なるホース 組立体を有するノズル及びポンプと組み合わせて所要の目的のために流体流れを 切り換えるのに利用することができる。即ち、内側に燃料のための入口及び出口 を有するノズル及びポンプを備えた燃料分配装置は、燃料流を内側ホースを通し て搬送するようにしたホース組立体を使用し、反対に、外側に燃料のための環状 の入口及び出口を有するノズル及びポンプを備えた燃料分配装置は、燃料流を外 側ホースを通して搬送するようにしたホース組立体を使用するのが普通であるが 、本発明の連結器を用いれば、上記どちらのタイプのホース組立体とも組み合わ せることができる選択性をもつことができる。ただし、ホース組立体として、必 ずしも現存の設計のものを用いる必要はなく、ホース組立体を本発明の連結器と 連携して利用するのに適するように特別に設計することもできる。
又、本発明の連結器はアルミニウム等の金属材で形成することができるが、所望 に応じて任意の適当な材料で形成することができる。又1本発明のホース組立体 は、その内外ホースをポリマー材等の任意の適当な材料、又は所望に応じて2種 以上の組み合わせ材料で形成することができ、必要に応じて、波形を付けても、 付けなくてもよく、あるいは、波形を付けた部分と付けない部分を組み合わせて もよい。
又、ホース組立体の一端に本発明の連結器、例えば連結器48を固定し、他端に 図25の連結器120を固定してもよい。本発明のそのようなホース組立体37 Fが図29に示されている。その場合、図30に示されるように1本発明の連結 器48をポンプ34に連結し、連結器1.20をノズル31Eに連結して本発明 の燃料分配装置30Gを構成することができる。燃料分配装置30Gの構成では 、ポンプ34の外側出口35から流出した燃料は、連結器48によってホース組 立体37Fの内側ホース38の内側ホース40へ切り換えられて、ノズル3IE の内側入口33Eへ差し向けられる。
あるいは1区31に示されるように、本発明の連結器48をノズル31に連結し 、連結器120をポンプ34Eに連結して本発明の燃料分配装置30Hを構成す ることもできる。燃料分配装置3014の構成では、ポンプ34Eの内側出口3 6Eから連結器120を経てホース組立体37Fの内側ホース38の内側ホース 40へ流入した燃料は、連結器48によってノズル31の外側人口32へ切り換 えられる。
反対に、ホース組立体の連結器120をポンプ34に連結し1本発明の連結器4 8をノズル31Eに連結してもよい、そのように構成した本発明の燃料分配装置 30■が図32に示されている。燃料分配装置301の構成では、ポンプ34の 外側出口35かも連結器120を経てホース組立体37Fの外側通路43へ流入 した燃料は、連結器48によってノズル31Eの内側入口33Hに流入するよう に切り換えられる。
あるいは、図33に示されるように、本発明の連結器48をポンプ34Eに連結 し、連結器120をノズル31に連結して本発明の燃料分配装置30Jを構成す ることもできる。燃料分配装置30Jの構成では、ポンプ34Eの内側出口36 Eから流出した燃料は、連結器48によってホース組立体37Fの外側ホース4 3切り換えられ、連結器120を経てノズル31の外側人口32へ流入する。
もちろん、図29〜33のどの構成においても、燃料蒸気は、点線矢印で示され るようにノズルからポンプへ同様の態様で戻される。(燃料の流れは実線矢印で 示される。) 以上の説明から明らかなように、図30及び31の構成においては、燃料流はホ ース組立体37Fの内側ホース38を通って流れるのに対して、図32及び33 の構成においては、燃料流はホース組立体37Fの外側ホース43と内側ホース 38の間に画定された外側通路43を通って流れる。
図29〜33に関連して説明したように5本発明のホース組立体の両端には、互 いに異なる構造のポンプ接続端とノズル接続端を有する燃料分配装置を構成する ように異なる連結器を連結することができる。
従って、燃料分配装置30G、30Hのためのホース組立体37Fは、燃料を搬 送するための内側ホース38だけを有するものとしてもよく、燃料分配装置30 1゜30Jのためのホース組立体37Fは、外側通路43を通して燃料を搬送す るように設計されたポース38及び41を有するものとしてもよい。もちろん、 燃料分配装置30G、30H,301,30Jのいずれにも使用することができ るばかりでなく、ホース組立体の両端に同じ連結器が装着されたものであれ、異 なる連結器が装着されたものであれ、先に述べた本発明の他のどの燃料分配装置 にも使用することができるように設計されたホース38.41を有する汎用ホー ス組立体37Fを製造することもできる。
更に、本発明の上述したどのホース組立体の外側ホース41も、他の特定の用途 に適合するように、例えば、#A籾を分配しない不使用時にはホース組立体をリ ールに巻いておくことを可能にするような設計することもできる。
叙」二のように、本発明は、新規な燃料分配装置及びそれを製造する新規な方法 を提供するとともに、新規なホース組立体及びそのための新規な連結器、及びそ れらを製造する新規な方法を提供する。
以上1本発明を実施例に関連して説明したが、本発明は、ここに例示した実施例 の構造及び形態に限定されるものではなく、本発明の精神及び範囲から逸脱する ことなく、いろいろな実施形態が可能であり、いろいろな変更及び改変を加える ことができることを理解されたい。
FIG、3 FIG、9 FIG、11 FIG、12 FIG、14 FIG、27 FIG、 28

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.外側燃料入口(32−32D)と内側蒸気出口(33−33D)を有する燃 料分配ノズル(31−31D)と、 外側燃料分配出口(35)と内側蒸気入口(36)を有する燃料分配ポンプ(3 4)と、前記外側燃料分配出口(35)から前記外側燃料入口(32−32D) へ燃料を搬送するための第1流体通路(40−40D)と前記内側蒸気出口(3 3−33D)から前記内側蒸気入口(36)へ蒸気を戻すための第2流体通路( 43−43D)を有し、内部に内側流体通路(40−40D)を画定する可撓性 の内側ホース(38−38D)と、該内側ホースを囲繞しており、内側ホースの 外周面(39−39D)との間に外側流体通路(43−43D)を画定する内周 面(42−42D)を有する可撓性の外側ホース(41−41D)を備えたホー ス組立体(37−37F)とから成る燃料分配装置において、 前記ホース組立体(37−37F)は、前記内側流体通路(40−40D)が前 記第1流体通路(40−40D)を画定し、前記外側流体通路(43−43D) が前記第2流体通路(43−43D)を画定するように構成されていることを特 徴とする燃料分配装置。 2.外側燃料入口(32−32D)と内側蒸気出口(33−33D)を有する燃 料分配ノズル(31−31D)と、 外側燃料分配出口(35)と内側蒸気入口(36)を有する燃料分配ポンプ(3 4)とから成る燃料分配装置(30−30J)のためのものであり、前記外側燃 料分配出口(35)から前記外側燃料入口(32−32D)へ燃料を搬送するた めの第1流体通路(40−40D)と前記内側蒸気出口(33−33D)から前 記内側蒸気入口(36)へ蒸気を戻すための第2流体通路(43−43D)を有 しており、内部に内側流体通路(40−40D)を画定する可撓性の内側ホース (38−38D)と、該内側ホースを囲繞しており、内側ホースの外周面(39 −39D)との間に外側流体通路(43−43D)を画定する内周面(42−4 2D)を有する可撓性の外側ホース(41−41D)から成るホース組立体(3 7−37F)において、 該ホース組立体は、前記内側流体通路(40−40D)が前記第1流体通路(4 0−40D)を画定し前記外側流体通路(43−43D)が前記第2流体通路( 43−43D)を画定するように構成されていることを特徴とするホース組立体 。 3.前記内側流体通路(40−40D)が前記第1流体通路(40−40D)を 画定し、前記外側流体通路(43−43D)が前記第2流体通路(43−43D )を画定するように、前記内側流体通路(40−40D)を前記外側燃料分配出 口(35)及び外側燃料入口(32−32D)に連結し、前記外側流体通路(4 3−43D)を前記内側蒸気入口(36)に連結するための連結手段(48−4 8D,49−49D,120)を有することを特徴とする請求の範囲第2項に記 載のホース組立体。 4.前記連結手段(48−48D,49−49D,120)は、前記ホース組立 体の一部を構成することを特徴とする請求の範囲第3項に記載のホース組立体。 5.該ホース組立体(37−37F)の両端(44,45)のうちの一端は、前 記連結手段(48−48D,120)によって前記ノズル(31−31D)に連 結され、他端は、前記連結手段(49−49D,120)によって前記ポンプ( 34)に連結されていることを特徴とする請求の範囲第3項に記載のホース組立 体。 6.前記連結手段(48−48D,49−49D,120)の各々は、該ホース 組立体(37−37F)のそれぞれ対応する端部(44,45)に連結された同 様な連結器から成り、該各連結器は、それぞれ対応する前記ノズル(31−31 D)及びポンプ(34)に連結されるように構成されていることを特徴とする請 求の範囲第5項に記載のホース組立体。 7.外側燃料入口(32−32D)と内側蒸気出口(33−33D)を有する燃 料分配ノズル(31−31D)と、 外側燃料分配出口(35)と内側蒸気入口(36)を有する燃料分配ポンプ(3 4)とから成る燃料分配装置(30−30J)のためのものであり、前記外側燃 料分配出口(35)から前記外側燃料入口(32−32D)へ燃料を搬送するた めの第1流体通路(40−40D)と前記内側蒸気出口(33−33D)から前 記内側蒸気入口(36)へ蒸気を戻すための第2流体通路(43−43D)を有 しており、内部に内側流体通路(40−40D)を画定する可撓性の内側ホース (38−38D)と、該内側ホースを囲繞しており、内側ホースの外周面(39 −39D)との間に外側流体通路(43−43D)を画定する内周面(42−4 2D)を有する可撓性の外側ホース(41−41D)を備えたホース組立体(3 7−37F)の一端(44,45)のための連結器(48−48D,49−49 D)において、該連結器は、前記ホース組立体(37−37F)の前記第1流体 通路(40−40D)を前記内側流体通路(40−40D)によって画定し、前 記第2流体通路(43−43D)を前記外側流体通路(43−43D)によって 画定する手段を有していることを特徴とする連結器。 8.前記内側流体通路(40−40D)を前記ホース組立体(37−37F)の 前記一端(44,45)において該連結器の外側部位(82)へ切り換え、前記 外側流体通路(43−43D)をホース組立体(37−37F)の該一端(44 ,45)において該連結器の内側部位へ切り換えるための手段(68−68D, 72−72D)を備えていることを特徴とする請求の範囲第6又は7項に記載の 連結器。 9.一体の均質部品(94,48D)から成ることを特徴とする請求の範囲第8 項に記載の連結器。 10.入れ子関係に嵌め合わされた2部品(53,53B,53C;54,54 B,54C)から成ることを特徴とする請求の範囲第8項に記載の連結器。 11.前記2つの部品(53;54)は、自蔵ユニットを構成するように結合さ れていることを特徴とする請求の範囲第10項に記載の連結器。 12.前記2つの部品(53B,53C;54B,54C)は、前記ホース組立 体(37B,37C)の内側ホース(38B,38C)と外側ホース(41B, 41C)によって互いに結合状態に保持されていることを特徴とする請求の範囲 第10項に記載の連結器。 13.該連結器(48−48D)を前記ホース組立体(37−37F)の前記一 端(44,45)において内側ホース(38−38D)及び外側ホース(41B ,41C)に結合するための手段を有することを特徴とする請求の範囲第8項に 記載の連結器。 14.外側燃料入口(32−32D)と内側蒸気出口(33−33D)を有する 燃料分配ノズル(31−31D)と、外側燃料分配出口(35)と内側蒸気入口 (36)を有する燃料分配ポンプ(34)と、前記外側燃料分配出口(35)か ら前記外側燃料入口(32−32D)へ燃料を搬送するための第1流体通路(4 0−40D)と前記内側蒸気出口(33−33D)から前記内側蒸気入口(36 )へ蒸気を戻すための第2流体通路(43−43D)を有し、内部に内側流体通 路(40−40D)を画定する可撓性の内側ホース(38−38D)と、該内側 ホースを囲繞しており、内側ホースの外周面(39−39D)との間に外側流体 通路(43−43D)を画定する内周面(42−42D)を有する可撓性の外側 ホース(41−41D)を備えたホース組立体(37−37F)とから成る燃料 分配装置を製造する方法において、 前記内側流体通路(40−40D)が前記第1流体通路(40−40D)を画定 し、前記外側流体通路(43−43D)が前記第2流体通路(43−43D)を 画定するように、前記ホース組立体(37−37F)の両端(44,45)をそ れぞれ前記ノズル(31−31D)及びポンプ(34)に連結することを特徴と する燃料分配装置製造方法。 15.外側燃料入口(32−32D)と内側蒸気出口(33−33D)を有する 燃料分配ノズル(31−31D)と、外側燃料分配出口(35)と内側蒸気入口 (36)を有する燃料分配ポンプ(34)とから成る燃料分配装置(30−30 J)のためのものであり、前記外側燃料分配出口(35)から前記外側燃料入口 (32−32D)へ燃料を搬送するための第1流体通路(40−40D)と前記 内側蒸気出口(33−33D)から前記内側蒸気入口(36)へ蒸気を戻すため の第2流体通路(43−43D)を有しており、内部に内側流体通路(40−4 0D)を画定する可撓性の内側ホース(38−38D)と、該内側ホースを囲繞 しており、内側ホースの外周面(39−39D)との間に外側流体通路(43− 43D)を画定する内周面(42−42D)を有する可撓性の外側ホース(41 −41D)から成るホース組立体(37−37F)を製造する方法において、前 記内側流体通路(40−40D)が前記第1流体通路(40−40D)を画定し 、前記外側流体通路(43−43D)が前記第2流体通路(43−43D)を画 定するように、前記ホース組立体(37−37F)の両端(44,45)をそれ ぞれ前記ノズル(31−31D)及びポンプ(34)に連結することができるよ うに形成することを特徴とするホース組立体。 16.外側燃料入口(32−32D)と内側蒸気出口(33−33D)を有する 燃料分配ノズル(31−31D)と、外側燃料分配出口(35)と内側蒸気入口 (36)を有する燃料分配ポンプ(34)とから成る燃料分配装置(30−30 J)のためのものであり、前記外側燃料分配出口(35)から前記外側燃料入口 (32−32D)へ燃料を搬送するための第1流体通路(40−40D)と前記 内側蒸気出口(33−33D)から前記内側蒸気入口(36)へ蒸気を戻すため の第2流体通路(43−43D)を有しており、内部に内側流体通路(40−4 0D)を画定する可撓性の内側ホース(38−38D)と、該内側ホースを囲繞 しており、内側ホースの外周面(39−39D)との間に外側流体通路(43− 43D)を画定する内周面(42−42D)を有する可撓性の外側ホース(41 −41D)を備えたホース組立体(37−37F)の一端(44,45)のため の連結器(48−48D,49−49D)を製造する方法において、 前記ホース組立体(37−37F)の前記内側流体通路(40−40D)を前記 第1流体通路(40−40D)によって画定し、前記外側流体通路(43−43 D)を前記第2流体通路(43−43D)によって画定する手段を有するように 前記連結器(48−48D,49−49D)を構成することを特徴とする連結器 製造方法。 17.内側燃料入口(33E)と外側蒸気出口(32E)を有する燃料分配ノズ ル(31E)と、内側燃料分配出口(36E)と外側蒸気入口(35E)を有す る燃料分配ポンプ(34E)と、前記内側燃料分配出口(36E)から前記内側 燃料入口(33E)へ燃料を搬送するための第1流体通路(43E)と前記外側 蒸気出口(32E)から前記外側蒸気入口(35E)へ蒸気を戻すための第2流 体通路(40E)を有し、内部に内側流体通路(40E)を画定する可撓性の内 側ホース(38E)と、該内側ホースを囲繞しており、内側ホースの外周面との 間に外側流体通路(43E)を画定する内周面を有する可撓性の外側ホース(4 1E)を備えたホース組立体(37E)とから成る燃料分配装置において、 前記外側流体通路(43E)が前記第1流体通路(43E)を画定し、前記内側 流体通路(40E)が前記第2流体通路(40E)を画定するように構成されて いることを特徴とする燃料分配装置。 18.内側燃料入口(33E)と外側蒸気出口(32E)を有する燃料分配ノズ ル(31E)と、内側燃料分配出口(36E)と外側蒸気入口(35E)を有す る燃料分配ポンプ(34E)とから成る燃料分配装置(30E)のためのもので あり、前記内側燃料分配出口(36E)から前記内側燃料入口(33E)へ燃料 を搬送するための第1流体通路(43E)と前記外側蒸気出口(32E)から前 記外側蒸気入口(35E)へ蒸気を戻すための第2流体通路(40E)を有して おり、内部に内側流体通路(40E)を画定する可撓性の内側ホース(38E) と、該内側ホースを囲繞しており、内側ホースの外周面との間に外側流体通路( 43E)を画定する内周面を有する可撓性の外側ホース(41E)から成るホー ス組立体(37E)において、該ホース組立体は、前記外側流体通路(43E) が前記第1流体通路(43E)を画定し、前記内側流体通路(40E)が前記第 2流体通路(40E)を画定するように構成されていることを特徴とするホース 組立体。 19.内側燃料入口(33E)と外側蒸気出口(32E)を有する燃料分配ノズ ル(31E)と、内側燃料分配出口(36E)と外側蒸気入口(35E)を有す る燃料分配ポンプ(34E)とから成る燃料分配装置(30E)のためのもので あり、前記内側燃料分配出口(36E)から前記内側燃料入口(33E)へ燃料 を搬送するための第1流体通路(43E)と前記外側蒸気出口(32E)から前 記外側蒸気入口(35E)へ蒸気を戻すための第2流体通路(40E)を有して おり、内部に内側流体通路(40E)を画定する可撓性の内側ホース(38E) と、該内側ホースを囲繞しており、内側ホースの外周面との間に外側流体通路( 43E)を画定する内周面を有する可撓性の外側ホース(41E)を備えたホー ス組立体(37E)の一端(44,45)のための連結器(48E,49E)に おいて、該連結器は、前記ホース組立体(37E)の前記第1流体通路(43E )を前記外側流体通路(43E)によって画定し、前記第2流体通路(40E) を前記内側流体通路(40E)によって画定する手段を有していることを特徴と する連結器。 20.燃料入口(32−32D,33E)と蒸気出口(33−33D,32E) を有する燃料分配ノズル(31−31E)と、 燃料分配出口(35,36E)と蒸気入口(36,35E)を有する燃料分配ポ ンプ(34,34E)と、 前記燃料分配出口(35,36E)から前記燃料入口(32−32D,33E) へ燃料を搬送するための第1流体通路(40−40D,43E)と前記蒸気出口 (33−33D,32E)から前記蒸気入口(36,35E)へ蒸気を戻すため の第2流体通路(43−43D,40E)を有し、内部に前記第1流体通路(4 0−40D)と第2流体通路(40E)のうちの一方を構成する内側流体通路( 40−40E)を画定する可撓性の内側ホース(38−38E)と、該内側ホー スを囲繞しており、内側ホースの外周面との間に前記第1流体通路(43E)と 第2流体通路(43−43D)のうちの他方を構成する外側流体通路(43−4 3E)を画定する内周面を有する可撓性の外側ホース(41−41E)を備えた ホース組立体(37−37F)とから成る燃料分配装置において、 前記ホース組立体(37−37F)は、その両端にそれぞれ前記ノズル(31− 31E)及びポンプ(34,34E)に連結された連結器(48−48E,49 −49E)を備えており、該連結器の少なくとも一方は、該ホース組立体の対応 する端部において前記内側流体通路(40−40E)を該連結器の外側部位へ切 り換え、該ホース組立体の対応する端部において前記外側流体通路(43−43 E)を該連結器の内側部位へ切り換えるための手段(68−68E,72−72 E)を有していることを特徴とする燃料分配装置。 21.燃料入口(32−32D,33E)と蒸気出口(33−33D,32E) を有する燃料分配ノズル(31−31E)と、 燃料分配出口(35,36E)と蒸気入口(36,35E)を有する燃料分配ポ ンプ(34,34E)とから成る燃料分配装置(30−30J)のためのもので あり、前記燃料分配出口(35,36E)から前記燃料入口(32−32D,3 3E)へ燃料を搬送するための第1流体通路(40−40D,43E)と前記蒸 気出口(33−33D,32E)から前記蒸気入口(36、35E)へ蒸気を戻 すための第2流体通路(43−43D,40E)を有しており、内部に前記第1 流体通路(40−40D)と第2流体通路(40E)のうちの一方を構成する内 側流体通路(40−40E)を画定する可撓性の内側ホース(38−38E)と 、該内側ホースを囲繞しており、内側ホースの外周面(39−39D)との間に 前記第1流体通路(43E)と第2流体通路(43−43D)のうちの他方を構 成する外側流体通路(43−43E)を画定する内周面を有する可撓性の外側ホ ース(41−41E)を備えたホース組立体(37−37F)において、 該ホース組立体は、その両端(44,45)にそれぞれ前記ノズル(31−31 E)及びポンプ(34,34E)に連結するための連結器(48−48E,49 −49E)を備えており、該連結器の少なくとも一方は、該ホース組立体の対応 する端部において前記内側流体通路(40−40E)を該連結器の外側部位へ切 り換え、該ホース組立体の対応する端部において前記外側流体通路(43−43 E)を該連結器の内側部位へ切り換えるための手段(68−68E、72−72 E)を有していることを特徴とするホース組立体。 22.燃料入口(32−32D,33E)と蒸気出口(33−33D,32E) を有する燃料分配ノズル(31−31E)と、 燃料分配出口(35,36E)と蒸気入口(36,35E)を有する燃料分配ポ ンプ(34)とから成る燃料分配装置(30−30J)のためのものであり、前 記燃料分配出口(35,36E)から前記燃料入口(32−32D,33E)へ 燃料を搬送するための第1流体通路(40−40D,43E)と前記蒸気出口( 33−33D,32E)から前記蒸気入口(36,35E)へ蒸気を戻すための 第2流体通路(43−43D,40E)を有しており、内部に前記第1流体通路 (40−40D)と第2流体通路(40E)のうちの一方を構成する内側流体通 路(40−40E)を画定する可撓性の内側ホース(38−38E)と、該内側 ホースを囲繞しており、内側ホースの外周面(39−39D)との間に前記第1 流体通路(43E)と第2流体通路(43−43D)のうちの他方を構成する外 側流体通路(43−43E)を画定する内周面を有する可撓性の外側ホース(4 1−41E)を備えたホース組立体(37−37F)の一端(44,45)のた めの連結器(48−48D,49−49D)において、 該連結器は、前記ホース組立体の前記一端において前記内側流体通路(40−4 0E)を該連結器の外側部位へ切り換え、該ホース組立体の該一端において前記 外側流体通路(43−43E)を該連結器の内側部位へ切り換えるための手段( 68−68E,72−72E)を有していることを特徴とする連結器。
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