JPH07504857A - 表面摩擦の少ない多層不透明フィルム構造体およびその製造方法 - Google Patents
表面摩擦の少ない多層不透明フィルム構造体およびその製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
表面摩擦の少ない多層不透明フィルム構造体およびその製造方法特定の種類の食
品(例えば、ポテトチップスおよびクツキーのようなスナック食品)を包装する
際、多層フィルムを用いることは一般的な方法である。そのような包装フィルム
の好ましい性質は、包装された製品が光にさらされて劣化するのを保護する不透
明性である。約450nm以下の光の特定の波長がそのような包装された製品の
いたみを進めることは分かっている。フィルムが不透明であっても、フィルムが
いくらかの光を通過させるといたみが生じる。
熱可塑性ポリマーに不透明性を発現させる充填剤を添加し;フィルムにキャスト
し;その後、延伸して延伸熱可塑性フィルムを形成しうることは当業界において
公知のことである。
多数のボイドを含む空洞を有するコアよりなるポリマーフィルム構造体が、おそ
らく光散乱効果によるため、不透明充填剤のみを用いたものよりずっと高い不透
明度をもたらすこと、そしてそのようなフィルム構造体が食品の包装に使用しう
ることも公知である。
著しい技術の進歩にもかかわらず、多(のフィルムは特定の最終用途においてや
や脆いことが証明されている。高度に空洞またはボイドを有するフィルムはビス
ケットの上包みのような特定の用途には理想的であるが、垂直型の充填及びシー
ル(VFFS)包装機械を用いるような、並びに水平型の充填シール(HtFS
)包装機械を用いるような別の用途では、機械の形成カラーが、形成および充填
される包装材料をしばしば損なったりまたは切ってしまう。さらに、製品保護の
ためのエアークッションとするために製品および空気の両方を詰める包装材料に
変えるフィルムは、それほど脆(ないフィルムを用いると有利であることがよく
ある。しかしながら、それほど脆くないボイドを有するフィルムを得る方法では
、フィルムの好ましい美的外観が減少したり、またはフィルムの光の透過を妨げ
る能力が変化してしまうことがある。
従って、必要とされるのは、その外観を維持しながら改良された処理操作性、強
度および剛性をもたらすそれほど脆くない不透明フィルム構造体である。本発明
は、そのようなフィルムを提供しようとするものである。
本発明は、少なくとも3つの層を含んで成る不透明性の二軸延伸ポリマーフィル
ム構造体であって、それらの層は
(a) (f)熱可塑性ポリマー材料のマトリックスと(ii)該マトリックス
中に分散されたボイド発生用固体粒子とを含んで成るボイドを有するコア層であ
って、該ボイド発生用固体粒子は、該マトリックスの熱可塑性ポリマー材料と異
なる相を形成しており且つ不透明性を発現するボイド中に存在し;(b) コア
層(a)の一方の側に設けられた熱可塑性ポリマー材料を含んで成るボイドを有
しない層;及び以下の(bo)又は(C)のうちの何れがの第三の層=(bo)
コア層(a)の他方の側に設けられた熱可塑性ポリマー材料を含んで成る層:
又は
(C) 中間層(b)に対して設けられた熱可塑性ポリマー材料を含んで成るス
キン層であって、コア層の凹凸の影響が現れないのに十分な程度の厚みを有する
もの;
であり、ここで、
1) (a)は光吸収性のラメラ状顔料を含んで成り;及び/又は2)第三の層
が(c)であるときには、(b)は移動性のスリップ剤と移動性の帯電防止剤と
を含んで成るものである、
上記のポリマーフィルム構造体を提供するものである。
1つの態様では、本発明のフィルム構造体は、光透過性が低くかつ機械加工性が
改良される程度にフィルムを延伸することによって製造された不透明な2軸延伸
ポリマーフィルム構造体である。フィルム構造体には以下の層が含まれる=(a
)第一の面及び第二の面を有する熱可塑性ポリマーマトリックスのコア層。該コ
ア層の内部には層状のボイドが存在している。実質的に多数のボイドのそれぞれ
には、少なくとも一つの球形のボイド発生用粒子が実質的に存在している。該ボ
イド発生用粒子はマトリックスの材料と異なる相を形成しており且っ相溶性がな
い。ボイド中に存在するボイド発生用粒子がボイドに対して占める体積は、実質
的にボイドの体積よりも小さい。コア層中に存在するボイドの量はある程度の不
透明性が発現するような程度である。
(b)第一の面および第二の面を有する第一のボイドを有しない熱可塑性ポリマ
ーの中間層。該第−の中間層の第二の面は、コア層の第一の面の側に設けられて
いる。
(bo)第一の面および第二の面を有する第二のボイドを有しない熱可塑性ポリ
マーの中間層。該第二の中間層の第二の表面はコア層の第二の表面の側に設けら
れており、フィルムの光透過レベルは10%以下であり、延伸度は約8TDO1
及び約5MDO以下である。
さらに好ましいのは、上記(a)、(b)および(Co)層を組み込み、そして
さらに(C)および(Co)層を含めた5層フィルム構造体であり、第一のボイ
ドを有しない熱可塑性スキン層(C)は上記第一の中間層の上記第一の面の側に
設けられ、そして第二のボイドを有しない熱可塑性スキン層(Co)は上記第二
の中間層の上記第一の表面の側に設けられ、ボイドを有しないスキン層の厚さは
、スキン層の外面がマトリックスコア層の凹凸の影響が現れないのに十分な程度
の厚みを有するような厚さである。
本発明はまた以下の工程よりなる光透過度が低くかつ機械加工性が改良された不
透明な2軸延伸ポリマーフィルム構造体の製造方法を提供する:(a)主要割合
の第一の熱可塑性ポリマー材料を、該第−の熱可塑性ポリマー材料よりも高い融
点または高いガラス転移温度を有する第一の材料であって該第−の熱可塑性ポリ
マー材料と共にコア層混合物を形成するものの少量割合、およびラメラ状形態の
光吸収性顔料の少量割合と混合し;(b)工程(a)で製造したコア層混合物を
、少なくとも第一の熱可塑性ポリマー材料の融点より高い温度に加熱し;
(c)工程(a)で製造した混合物のより高い融点またはより高いガラス転移温
度の第一の材料を、溶融した第一の熱可塑性ポリマー材料全体にわたって微小球
状に均一に分散し;
(d)第二の熱可塑性ポリマー材料を混合して第一の中間層混合物を製造し:(
e)工程(d)で製造した中間層混合物を第2熱可塑性ポリマー材料の融点付近
の温度に加熱し:
(f)第三の熱可塑性ポリマー材料を混合して第二の中間層混合物を製造し:(
g)工程(f)で製造した第二の中間層混合物を第二の熱可塑性ポリマー材料の
融点付近に加熱し;そして
(h)コア層混合物、第一の中間層混合物および第二の中間層混合物から2軸延
伸間時押出フィルム構造体を形成し、形成工程はコア層内に不透明性を発現する
ボイドの層を形成する温度および程度で行い、延伸度は約8TDO1及び約5M
DO以下である。
別の態様では、本発明のフィルム構造体は表面摩擦係数の少ない不透明な2軸延
伸ポリマーフィルム構造体である。フィルム構造体には以下のものが含まれる=
(a)第一の面及び第二の面を有する熱可塑性ポリマーマトリックスのコア層。
該コア層の内部には層状のボイドが存在している。実質的に多数のボイドのそれ
ぞれには、少なくとも一つの球形のボイド発生用粒子が実質的に存在している。
該ボイド発生用粒子はマトリックスの材料と異なる相を形成しており且つ相溶性
がない。粒子の一般的な断面寸法は相当するボイドの断面寸法に少なくとも近似
している。ボイド中に存在するボイド発生用粒子がボイドに対して占める体積は
、実質的にボイドの体積よりも小さい。コア層中に存在するボイドの量はある程
度の不透明性が発現するような程度である。
(b)第一の面及び第二の面を有する少な(とも一つの熱可塑性ポリマーの中間
層。
該中間層の第二の面は少なくともコア層の第一の面の側に設けられている。該中
間層は、熱可塑性ポリマー、移動性のスリップ剤及び移動性の帯電防止剤を含ん
で成る混合物から形成される。
(c)該中間層の第一の面の側に設けられたボイドを有しない熱可塑性のスキン
層。
ボイドを有しないスキン層および中間層の厚さは共に、スキンコア層の外面にマ
トリックスコア層の表面の凹凸の影響が少なくともほとんど現れないような厚さ
である。ここで、該スリップ剤及び帯電防止剤は、スキン層の外面に移動し、ス
キン層の表面摩擦係数の減少に効果を発揮する。
さらに好ましいのは、上記(a)、(b)および(C)層を組み込み、そしてさ
らに(bo)および(Co)を含めた5層フィルム構造体であり、第二の熱可塑
性ポリマー中間層(bo)は第一の表面および第二の表面を有し、第二の中間層
の第二の表面はコア層の第二の表面の側に設けられ、第二の中間層は熱可塑性ポ
リマー、移動性のスリップ剤および移動性の静電防止剤よりなる混合物から形成
され;そして第二のボイドを有しない熱可塑性スキン層(Co)は中間層の第一
の表面の側に設けられ、第二のボイドを有しないスキン層の厚さは、スキンコア
層の外面にマトリックスコア層の表面の凹凸が少なくともほとんど現れないよう
な厚さであり、スリップ剤および静電防止剤は各スキン層の外面に移動し、各表
面の表面摩擦係数を低下させるのに効果的である。
いずれの具体例においても、スキン層(C)および/または(Co)は単純で経
済的な薄い封入層でもよ(、またはこれらはより手のこんだ熱シール可能な層で
もよい。
さらに、本発明は、工程:
(a)主要割合の第一の熱可塑性ポリマー材料を、該第−の熱可塑性ポリマー材
料より高い融点のまたはより高いガラス転移温度を有する少量割合の第一の材料
と混合してコア層混合物を製造すること:(b)工程(a、)において製造した
コア層混合物を少なくとも該第−の熱可塑性ポリマー材料の融点より高い温度に
加熱すること;(C)工程(a)において製造した混合物より高い融点のまたは
より高いガラス転移温度の該第−の材料を溶融した該第−の熱可塑性ポリマー材
料全体に微小球の形態で均一に分散すること;
(d)第二の熱可塑性ポリマー材料を移動性のスリップ剤及び移動性の帯電防止
剤と混合して中間層混合物を製造すること;(e)工程(d)において製造した
中間層混合物を該第二の熱可塑性ポリマー材料のほぼ融点の温度に加熱すること
:
(f)熱可塑性スキン層混合物を製造すること:(g)コア層混合物、中間層混
合物及びスキン層混合物から二軸延伸の同時押出フィルム構造体を形成すること
。ここで、前記形成工程はコア層内に不透明性を発現するボイドの層を形成する
温度及び程度にまで実施され、中間層と結合した熱可塑性スキン層は少なくとも
実質的にマトリックスコア層の外表面が表面の不規則性の影響が現れないのに十
分な程度の厚さである;(h)工程(g)において製造したフィルム構造体を、
表面の摩擦係数が減じられるように、移動性のスリップ剤及び移動性の帯電防止
剤の移動を許容するのに十分な期間エージングすること;
を含んで成る、不透明性の二軸延伸ポリマーフィルム構造体の製造方法を提供す
る。
図面において:
図1は%光透過度を決定するための方法の略図である。
図2は%不透明度を決定するための方法の略図である。
本発明の独特のフィルム構造体を達成するためには、コアの厚さとスキン層の厚
さとの間に特定の厚さ関係が存在することが重要である。好ましくはコアの厚さ
が構造体の全体の60〜95%であり、65〜90%が好ましい。少なくとも1
.0ミルの厚さの構造体全体中におけるボイドの数及び形状と共に、このことは
で実質的に構造体全体としてのの不透明性の程度に寄与する。同様に、構造体全
体とコア層の厚さとの関係においてスキン層の厚さを特定の範囲内に維持するこ
とによって、組合せ全体として独特の利点を生ずる。コア層(a)の第一の表面
に設けられた中間層(b)、及び存在するときはコア層(a)の第二の表面に設
けられた中間層(bo)はそれぞれ構造体全体の5〜30%の厚さを有し、5〜
15%の厚さが好ましい。中間層(b)、及び存在するときは中間層(bo)は
、以下にさらに詳しく記述するように、熱可塑性ポリマーから形成され、そして
そのいずれかまたは両方が移動性のスリップ剤及び移動性の帯電防止剤を含み得
る。一旦夕発明の多層構造体が形成されると、スリップ剤及び帯電防止剤はスキ
ン層(c)及び/または(Co)の外表面に移動しその表面摩擦係数を減する。
中間層は水蒸気透過率(WV I R,)を減じることにおいて重要な機能を果
たし、そしてTie。
を接触白化剤(contact whitening agent)として含み
得る。スキン層(c)及び存在するときは(Co)は好ましくはTie2を含ま
ず、コア層と接触せずに中間層の表面に設けられており、そして構造体全体の0
.10%〜5.0%の厚さを有し、0.2%〜3%の厚さが好ましい。層が高価
な熱シール可能な材料であるときは特にこの層が相対的に薄いと、製造費が節約
できる。好ましい5層構造体は例えば、それぞれ約8%の厚さを有する中間層(
b)及び(bo)並びにそれぞれ約2.5%の厚さを有するスキン層(C)及び
(Co)と共に構造体全体の約79%の厚さのコア層を含み得る。
コアはその中にボイド層が存在する熱可塑性ポリマーマトリックスである。この
ことがらボイドがマトリックス形状を造ることが理解される。
本発明のフィルムは高い不透明性及び低い光透過性を有する。不透明性と光透過
性との区別がなされるべきである。不透明性は透明の反対であり、フィルムを通
って透過される光の散乱及び反射の関数である。不透明性は例えばその下に書い
たものを見えなくする能力である。光透過性はフィルムを通ってさらに直接的に
通過する光の関数である。
いま図1を参照して、フィルムを通る%光透過度が、フィルム4を直接的に通る
透過光線3に対する光源2を使用すること及び光センサ−5においてフィルム4
を透過した光の量であるT2値を測定することによって決定される。直接的に透
過できる光線3の量であるT1値は間になにも入っていないフィルムで光源2に
より直接的に透過された光3を測定することによって決定される。次にフィルム
を通る%光透過度は式。
%光透過度”Tz/T 1
(式中、T2はフィルムを通って透過された光、T、は直接的に透過された光で
ある。)を用いて決定できる。
いま図2を参照して、フィルムの%不透明度の測定のために、光源2がフィルム
4を通して白表面9上へ光線を透過し、そして黒表面10上へ光線を投射するの
に同様の手順を用いた。白及び黒画表面での光センサ−5における測定値はフィ
ルム6上側表面を反射した光:フィルムを通して透過された光及び光源に対して
フィルムの反対側の白または黒表面7によって反射された光:及びフィルム8に
よって散乱された光の全てのものである。
フィルムの%不透明度は次に式:
%式%
(式中、Rwは反射光+散乱光子フィルムを通って透過された光及び白表面を反
射した光であり、R8は反射光士散乱光十フィルムを通って透過された光及び黒
表面を反射した光である。)
したがって、高度に反射性のフィルムは高い不透明度を提供すると共に光の透過
を許容する。これは、に光透過度が%不透明度と等価ではないからである。光透
過性はフィルムを通って直接的に通過した光の量である。食品の腐敗を防ぐため
に光透過性が減じられることは望ましい。
米国特許第4.377.616号におけるように、コア層の形成において、ボイ
ド発生用粒子をイン・シチューで形成するか、または、予備形成された微小球を
溶融熱可塑性マトリックス材料に加えるか、いずれかの場合にマスターバッチ技
術ヲ採用することができる。マスターバッチの形成後に、追加の熱可塑性マトリ
ックス材料を所望の比率が得られるまで加えることによって系の適切な希釈がな
される。しかし、またマスターバッチ方法を利用する代わりに、各成分を直接混
合されそして押出してもよい。
コア層のポリマーマトリックス材料に充填材として添加されるボイド発生用粒子
は、ポリブチレンテレフタレート、ナイロン、中実または中空予備形成ガラス球
、金属ビーズまたは球、セラミック球、炭酸カルシウム等のような、二軸延伸の
温度においてコア材料と非相溶性であるどのような適切な有機または無機材料で
もあることができる。
コア材料として意図されるポリオレフィンはポリプロピレン、ポリエチレン、ポ
リブテン、並びにそれらのコポリマー及びブレンド物を含む。特に好ましいのは
少なくとも約80重量%のアイソタクチックポリプロピレンを含むアイソタクチ
ックポリプロピレンである。約2〜10g/10分のメルトフローインデックス
ををするポリプロピレンも好ましい。
ボイド発生用粒子の平均直径が0.1〜10ミクロンであるのが好ましい。これ
らの粒子はどのような望まれる形でもあり得るが、それらが形状において実質的
に球形であるのが好ましい。このことは全てのボイドが同じ大きさであることを
意味しない。それは、一般的に言えば、たとえ寸法において変化しても類似の粒
子が使用されるときは、それぞれのボイドが類似の形のものである傾向があると
いうことを意味する。これらのボイドは、二つの向かい合い且つエツジの接触し
ている凹円板によって画定されるような形であると考えられる。
上に示されるように、マトリックスポリマー及びボイド発生用粒子は非相溶性で
なければならず、そしてこの用語はこれらの材料が2つの区別される層であるこ
との意味で使用される。球形のボイド発生用粒子は、この低融点ポリマー中に分
散相を形成する。そして、このポリマーは、延伸によってボイドで充満したマト
リックスになる。このボイド内のどこかにボイド発生用粒子が存在する。
本明細書中におけるフィルム構造体の二軸延伸の結果として、構造体のコア層の
不透明化に加えて、延伸は屈曲亀裂抵抗、エルメンドルフ引裂強さ、伸び、引張
強さ、衝撃強さ及び低温強さくcold strength)特性のような複合
層の他の物理的特性をも改善する。得られたフィルムは、豪華な高品質の外観及
び優れた不透明化特性に加えて、低水蒸気透過度特性及び低酸素透過度特性を有
することができる。このことはフィルムを、液体を含む食品生産物の包装用に理
想的に適したものにする。このフィルムはまた装飾包装材料としての魅力的な実
用性をも有する。
ボイド発生用固体粒子が比較的球状であるためにボイドは独立した気泡であると
考えられている。これは、事実上、液体又は気体がそこを通って横切るコアの一
方の側から他方の側への小路状の開口がないことを意味している。
約1〜約10重量%の不透明性を発現する化合物を、押出の前にコア層の溶融混
合物に加えることでコア層に加えることによって、フィルムの不透明性及び低光
透過性を更に高めることができる。用いることのできる不透明性を発現する化合
物としては、鉄酸化物、カーボンブラック、アルミニウム、Tie2及びタルク
が挙げられる。不透明性を発現する化合物はボイド形成には寄与しない。
子(ラメラ状顔料)は、有機顔料、好ましくはグラファイト、又はシリケート、
好ましくは一つの好ましい平面方向において結合する傾向の強いシリケート、例
えばマイカのような無機顔料であってよい。グラファイトが特に好ましいラメラ
状顔料である。ラメラ状顔料は、それ自体は、マトリクスにボイドを形成するに
は不十分な平均粒径を有していなければならない。これはマトリクスの性質及び
処理条件、特に分解温度及びマトリクス中の顔料の量に依存する。ここで用いる
「マトリクスにボイドを形成する」という用語は、マトリクス内に空間を生成さ
せることを示す。しかしながら、ラメラ状顔料が0.2〜2.0μm1好ましく
は0.5〜1.0μmの平均粒径を有する場合に良好な結果が得られる。ラメラ
状顔料は、フィルムの0.2〜12重量%、好適には0.5〜5.0重量%、好
ましくは1.0〜2.0重量%の量で存在してよい。
中間層(b)及び(bo)を形成するのに用いる材料として考えられるポリオレ
フィンとしては、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリブチレン及びこれらのコ
ポリマー及びブレンド物が挙げられる。コア層に関する場合と同様、アイソタク
チックなポリプロピレンを少な(とも約80重量%含むアイソタクチックポリプ
ロピレンが特に好ましい。また、ポリプロピレンは約2〜10g/10mのメル
トフローインデックスを有していることが好ましい。
一つ又は複数のスキン層の表面において摩擦係数が低められているという所望の
特性を得るために、中間層においである種のスリップ剤をある種の帯電防止剤と
共に用いると、これらの薬剤がそれぞれ移動特性を有している場合には、薬剤の
組合せがフィルムの外表面へ移動するのに十分な熟成時間を与えれば、一つ又は
複数のスキン層の表面における摩擦係数が低められることが見出された。ここで
「移動性」という用語は、中間層及びスキン層のポリマーマトリックスを通して
ブリードし、少なくともスキン層の表面の摩擦係数を減少させるのに有効な量の
薬剤がスキン層の表面上に存在するようになるという特性を意味する。
種々の移動性の帯電防止剤を商業的に入手できるが、本発明の実施において用い
るのに好ましいものは、エトキシル化アミン及びエトキシル化アミドのグループ
である。エトキシル化アミンは、Yitco Chemical CorpのH
uIllo Chemical DivisionからKemamineの商標
名で、Noury Chemical CompanyからAr+1ostat
の商標名で、並びに池の製造者から入手することができる。エトキシル化アミド
は、Akzo Chemie AmericaからEthmidの商標名で、0
xynol CheIIIical Companyから0xynolの商標名
で、並びに他の製造者から入手することができる。これらの移動特性の観点から
特に好ましいのはエトキシル化アミンのグループである。
同様に、広範囲にわたる移動性のスリップ剤を商業的に入手することができ、こ
れらのいくつかは、その内容をここに参照文献として導入する米国特許第4゜5
10.281号において開示されている。本発明の実施において用いるのに好ま
しいものは、市販のアミン及びアミドベースのスリップ剤のグループであり、エ
ルクアミドが最も好ましいものである。
本発明の実施において有用な帯電防止剤濃度の範囲は、フィルムを本明細書にお
いて記載する材料比及び層厚に従って製造する場合には、中間層混合物の約50
0ppm〜約2000ppmであり、約11000pp〜約1500ppmが特
に好ましい。本発明の多層フィルムを食品と接触させる場合には、一般に政府機
関の規制によってその中において用いることのできる添加剤物質の量が制限され
ていることを注意することが重要である。例えば、アミン及びアミドベースの帯
電防止剤物質は、フィルムがここに記載している材料比及び層厚に従って製造さ
れる場合には、中間層の約1200ppmまでに制限されている。しかしながら
、この制限によって、薬剤が移動性のスリップ剤と協同し、それによって有益な
特性を与える能力が抑制されることはない。本発明の実施において有用なスリッ
プ剤濃度の範囲は、フィルムがここに記載している材料比及び層厚に従って製造
される場合には、中間層混合物の約200ppm〜約2000ppmであり、約
800ppm〜約1500ppmが特に好ましい。例えば、本発明に従って0゜
8ミルの厚さの多層構造体を形成しようとする場合には、約1500ppmのエ
ルクアミドが必要である。1.6ミルの厚さの構造体を形成する場合には約80
0ppmのエルクアミドが必要である。最も好ましい薬剤としてエルクアミドに
代表されるようなアミン及びアミドベースのスリップ剤は、本発明によって意図
する機能を行わせるのに必要なレベルよりもはるかに高いレベルで存在させるこ
とが政府機関の規制によって認可されている。
移動性の帯電防止剤を移動性のスリップ剤と組み合わせて用いることによって、
摩擦係数が相乗的に減少することが分かった。これは、低いスリップ特性を有す
るフィルムがより多くの静電荷を発生しかつ貯蔵する傾向があり、高いレベルの
静電荷を蓄えたフィルムが、それが接触する任意の表面により付着し易い傾向を
有するという事実を原因とするものであると考えられる。
更に、中間層(b)及び/又は(b′)中に移動性のスリップ剤及び移動性の帯
電防止剤を配置させることによって、それらをコア層(1)又はスキン層(C)
及び/又は(Co)内に配置することによって得ることのできるものよりもはる
かに高い有効性が得られることが分かった。コア層中に薬剤を配置することに関
しては、これは、移動性のスリップ剤及び移動性の帯電防止剤がコア層内に形成
されるボイドの内表面に付着する傾向があるという事実によるものである。一つ
又は複数のスキン層中に薬剤を配置することに関しては、それらの有効性を制限
する傾向のある薬剤それ自体の揮発性によるものである。ここで記載しているよ
うに、本発明の多層構造体を形成するのに必要な温度では、薬剤を沸騰除去して
しまう傾向があり、これによって所望の機能を果たす能力が抑制されてしまう。
約1〜約10重量%の量のTie2を、押出前に中間層の溶融混合物に加えて中
間層(b)及び(b′)に加えることによって、フィルムの不透明性、白色性及
び低光透過性を更に高めることができる。好ましくは、中間層は約2〜約6重量
%のTie、を含む。更に、中間層はタルクを含んでいてもよい。TiO2を含
ませることによって得られる白色性により、グラフィクスのための優れた表面を
与えることができる。更に、白色性によって白色インクを必要とすることなく積
層又は非積層構造体の印刷を行うことができる。
層(C)及び(Co)が存在する場合には、これは、中間層(b)及び存在する
場合にはコア層(a)と接触していない中間層(b′)の表面に施される薄いス
キン層である。層(C)及び(Co)は、好ましくは低いWVTRを有する材料
でできたものである。この層は、プロピレン、高密度ポリエチレン、線状低密度
ポリエチレン、エチレンとプロピレンとのブロックコポリマー、エチレンとプロ
ピレンとのランダムコポリマー、他のエチレンホモポリマー、コポリマー、ター
ポリマー、又はこれらのブレンド物により構成されるものであってよい。ここで
考えられるホモポリマーは、それぞれのモノマーを重合することによって形成さ
れる。
これは、当業者であれば明確に理解できるように、バルク重合又は溶液重合によ
って行うことができる。層(C)及び/又は(Co)に関して好ましい材料の一
つはアイソタクチックポリプロピレンである。スキン層(C)及び(Co)は中
間層を被包するのに十分な厚さを有するものであり、TiO2を中間層(b)及
び(b′)中において用いる場合には、T i O2を含有する外層に関連する
加工機械による摩耗の問題が減少するという望ましい効果が得られる。更に、中
間層(b)とスキン層(C)及び中間層(b′)とスキン層(Co)を組み合わ
せることによって厚みが与えられ、それぞれのスキン層の外表面が、少な(とも
実質的に、マトリクスコア層(a)の表面の不規則性を示さないようになる。
スキン層(C)及び/又は(Co)としてここで考えられるコポリマーは、多層
フィルムの製造において典型的に用いられているコポリマーから選択することが
できる。例えば、エチレンとプロピレンとのブロックコポリマーは、それぞれの
モノマーを逐次重合することによって形成される。ブロックコポリマーを形成す
る際のモノマーの供給は、前段階において用いられているモノマーが少なくとも
実質的に消費され、それによって前段階から残留するモノマーの濃度が過剰割合
のランダムコポリマーの形成を防止するのに十分な程度に低くなるまで、逐次重
合の1段階において用いられているモノマーを加えないように制御される。また
、上記に示したように、エチレンとプロピレンとのランダムコポリマーを有利に
用いてスキン層(C)及び/又は(Co)を形成することができる。存在する場
合にはスキン層(C)及び/又は(C“)に関して用いることのできるターポリ
マーとして考えられるものは、立体規則性の比較的低いポリマーである。ターポ
リマーは、446’Fにおいて2〜10g/10分、好ましくは4〜6g/10
分の範囲のメルトフローレートを有することができる。結晶融点は、250°F
未満から371″Fを若干越えるまでの範囲であってよい。ターポリマーは、プ
ロピレンに富み、エチレン及び1−ブテンモノマーは相対比で約0.3:1〜1
:1のモル比で存在していてよい。
所望の場合には、スキン層(C)及び/又は(Co)の露出した表面を、公知の
従来法で、例えば、コロナ放電によって処理して、印刷インキに対する受容性及
び/又は積層のような引き続く製造工程に対する適合性を向上せしめることがで
きる。
層(C)及び/又は(Co)の露出され処理された又は未処理の表面に、被覆組
成物又は他のポリマーフィルム若しくはラミネートのような基材、アルミニウム
箔のような金属箔、セルロースウェブ、例えば段ポール紙、クラフト紙、グラシ
ン紙、カートン紙のような広範囲にわたる紙、不織組織、例えば不織ポリオレフ
ィン繊維及びメルトブロー微細繊維を施すことができる。この際には、好適な接
着剤、例えば低密度ポリエチレン、エチレン−メタクリレートコポリマーのよう
なホットメルト接着剤、ポリ塩化ビニリデンラテックスのような水ベースの接着
剤を用いることができる。
また、層(C)及び/又は(Co)には、1重量%以下、好ましくは500〜5
000ppm、最も好ましくは11000ppの無機粒子、例えばアモルファス
シリカ又はタルクを含ませて、粘着防止性を与えることができる。
また、スキン層(C)及び/又は(Co)は、これまでこの目的で用いられてき
た任意の熱シール可能なコポリマー、ホモポリマーのブレンド物及びコポリマー
とホモポリマーとのブレンド物から製造することができる。本発明において用い
ることのできる熱シール可能なコポリマーの例は、1.5〜10、好ましくは3
〜5重量%のエチレンを含むエチレン−プロピレンコポリマー、及び1〜1o、
好ましくは2〜6重量%のエチレンと80〜97、好ましくは88〜95重量%
のプロピレンを含むエチレン−プロピレン−ブテンターポリマーである。層(C
)及び/又は(Co)の製造において用いることのできる熱シール可能なホモポ
リマーのブレンド物としては、1〜99重量%のポリプロピレンホモポリマー、
例えばコア層(a)を構成するポリプロピレンホモポリマーと同−又は異なるも
のを、99〜1重量%の線状低密度ポリエチレン(LDPE)とブレンドしたも
のが挙げられる。層(C)及び/又は(Co)が熱シール可能なものである場合
には、層(C)及び/又は(Co)のコロナ又は炎処理は不要である。
層(C)及び/又は(Co)を与えるのに適しているコポリマー(類)及びホモ
ポリマー(類)の熱シール性のブレンド物には、5〜19重量%のポリブチレン
と95〜81重量%のプロピレン(80〜95モル%)及びブチレン(20〜5
モル%)のコポリマーとのブレンド物、10〜90重量%のポリブチレンと90
〜10重量%のエチレン(2〜49モル%)及び4個又はそれ以上の炭素原子を
有する高級オレフィン(98〜51モル%)のコポリマーとのブレンド物、10
〜90重量%のポリブチレンと90〜10重量%のエチレン(10〜97モル%
)及びプロピレン(90〜3モル%)のコポリマーとのブレンド物、ならびに、
90〜10重量%のポリブチレン、と10〜90重量%のプロピレン(2〜79
モル%)及びブチレン(98〜21モル%)のコポリマーとのブレンド物がある
。
スキン層(C)及び/又は(Co)が熱ンール性でなく、それらの−面又は両面
にその特性が望まれている場合、熱シール性の層(d)をそれらの−面又は両面
に施用してもよい。熱ンール性の層(d)は、例えば、塩化ビニリデンポリマー
もしくはアクリルポリマーであることができ、又は、それは本明細書中で記載さ
れている熱シール性材料のいずれかにより同時押出しできる。塩化ビニリデンポ
リマー又はアクリルポリマーコーティングは、スキン層の露出した外面に施用で
きる好適な材料である。
本発明の多層フィルム構造のすべての層を同時押出するのが好ましい。その後、
フィルムを二軸延伸する。例えば、コアマトリックス層及びスキン層にポリプロ
ピレンを使用し且つボイド発生用粒子としてPBTを使用するとき、延伸温度が
100℃〜170℃において縦方向延伸が4〜8倍で、そして、横断延伸が4〜
10倍であることができ、二軸延伸フィルムを得ることができる。好適なフィル
ムの厚さは0. 5ミル〜3,5ミルである。
白色度及び濁度は、最初、縦方向に延伸しくMDO)、次いで、横断方向に延伸
する(TDO)二軸延伸による本発明の構造において作り出される。既述したよ
うに、延伸プロセスにおいて、延伸力により熱可塑性ポリマーが微細に分散した
ボイド発生粒子のまわりから剥離し且つ当該粒子により支持される楕円型空洞又
抹微小ボイドを形成する。得られる空洞化処理したフィルムの白色度及び濁度は
下記の要因に依存する。すなわち、
−ポリマー容積、すなわち、ポリゲージ−コア及びスキンの比
一コアの組成
一1平方メートルの重量を光学ゲージ(μ)で割ることにより算出し たフィル
ム密度g/ccにより表示された空洞化の程度に依存する。
より高い空洞化はど、すなわち、フィルム密度が低いほど、より白く濁度の高い
フィルムがもたらされ、空洞化の程度が低いほど、白色度及び濁度が低い。空洞
化フィルムの濁度を増加させるさらに別の方法は、酸化鉄のような不透明化用顔
料を添加することであり、より好適であることが知られているように、ラメラグ
ラフ1イトのようなラメラ状顔料を使用することである。
既述したように、VFFS包装機や一定のHFFS包装機のような幾つかの応用
では、包装のフィルムクレージング又はフィルム剪断による損傷がなく包装機の
形成カラー上を通過し得る一層高密度フイルムが必要である。これは、空洞化を
減少させることにより達成できることが見いだされた。フィルムの好ましい美的
外観を保持させるために、空洞化を減少させることが、同様に顔料の量を減少さ
せることを必要とし、これは濁度の損失及び光透過性の増加をもたらす。白色度
生成性空洞化の損失は、構造の中間及び/又はスキン層中の、各層が全構造の1
0重量%を含むTie、の使用により相殺させることができる。
前述したように、二酸化チタンで白色化した外側スキン層を使用するフィルムは
、一定の望ましい利益、特に、外観の観点で利益を与える。しかし、このような
フィルムは一定の望ましくない特性も与え得る。これらの望ましくない特性は、
二酸化チタン(TiO2)が非常に研磨性であり、事実、グラビアロール上のク
ロムメッキよりも非常に大きな硬度を有するという事実に由来する。これにより
、高価な印刷用及びコーティング用グラビアロール表面、ならびにこのようなフ
ィルムにより接触するその池の表面の過度の摩耗をもたらし得る。このようなフ
ィルムの外側スキン層中のTie2の使用から起こるその池の問題は、微細な付
着物が加工装置、押出ダイリップ、処理バー排気装置等の上に堆積することであ
る。
更に、フィルム上の縞、ロール又は幅出しによる延伸時の滑りにより起こる外観
問題ももたらされ得る。本発明により製したフィルムは、二酸化チタンで白色化
した外側スキン層を含有するフィルムのこれらの問題を、二酸化チタンで白色化
した中間層を、薄い、二酸化チタンの含有しない、ボイドを有しない熱可塑性ス
キン層で封入したことにより回避する。
本発明を下記の実施例により例証する。
比較例 1
コア1@iイVべ卸物質としてF’BT (MP−440”F)8!量%を倉む
アイツタクチ・ンクボリプロビレン(MP=320°F、メルトインデックス=
3)92f!量にの混合物を、L/D比が20/lの軸を有する押出機中で溶融
し、コア層温合物を得る。第一の押出機に連結した第二および第三の押出機に、
各々第一の押出機と同じであるがしかし各々二酸化チタン粒子411j1%を含
むアイソタクチックポリプロピレン(PBTなし)を供給する。二酸化チタン粒
子はこの中間層混合物に対する接触白色顔料として使用される。最初の王台の押
出機と連結した第四の押出機に、第二の押出機と同じアイソタクチックポリプロ
ピレン/二酸化チタンを供給し、この押出機を用いてスq>、1混合物を得る。
溶融同時押出を行い、その間コアポリマー物質のシリンダーをポリマー混合物を
溶融するのに十分な1度、すなわち450°F〜550°Fに維持する。中間層
として押出される第二および第三の押出機のポリプロピレン混合物をコア層を二
次加工するのに使用されるポリプロピレンとほぼ同じ温度に維持し、ス″+〉層
を形成する混合物も同様とする。第四の押出機の混合物を二本の流れへ分は中間
層の各々の表面上に表皮層を形成する。五層フィルムラミネートは、コア厚が全
押出し厚さの約80%であり、中間層の厚さがフィルム厚さの約16%でありそ
してλキシ層が約4%であるように同時押出された。非延伸フィルムを測定する
と厚さ約40ミルであ)な。市販の逐次二輪延伸装置を用いて8×5 倍に延伸
して多層フィルム構造とする。縦方向(MD)延伸を約285”Fで行い、そし
て槍方向(lvfD)延伸を約300’Fで行う。得られたl、3ミルの多層フ
ィルムが光沢のある外観を示す比較例 2
フィルム組成物およびその製造は比較例1と同じであるが、但しスキニ@混合物
は二酸化チタンを含まなかった。
五層フィルムラミネートは、コア厚が全押出し厚さの約80%であり、中間層の
厚さがフィルム厚さの約1696でありそしてスも1が約496であるように同
時押出される。非延伸フィルムを測定すると厚さ約40ミルであった0例1のよ
うに、市販の逐次二輪延伸装置を用いて8×5 倍に延伸して多層フィルム構造
とした。縦方向(MD)延伸を約285°Fで行い、そして横方向(TD)延伸
を約300°Fで行う。得られた1、3ミルの多層フィルムは滑らかで光沢のあ
る外観を示す。
比較例 3
フィルム組成物およびその製造は比較例2と同じであるが、ただし詰〉層温合物
は非晶質シリカLOOOppmを含む。
比較例 4
フィルム組成物およびその製造は比較例3と同じであるが、ただしスキ二層混合
物ポリマーはエチレン、1−ブテン、ポリプロピレンターポリマーであった。
莫施f15
コア7fj、KfViP1$物111トシCPF3T (MP=440’ F)
8重量%およびラメラ黒鉛2重9籍を含むアイソタクチックポリプロピレン(
MP=320” F、メルトインデックス−3)90111iNの混合物を、L
/D比が20/1の軸を有する押出機中で溶融し、コア層混合物を得る。ラメラ
黒鉛は光透過性の低下と全体的フィルム外観におけるその斉益な効果のために使
用され、これは得られるフィルムスヘ一層の外(Il!1表面の摩擦係数には何
らの影響も及ぼさない。第一の押出機に連結して第二および第三の押出機に、各
々第一の押出機と同じであるがしかし各々二酸化チタン粒子4!量%、アルモス
タット(^r+aosLat) 410 (m種名)、アミン−ベースIF+?
防止剤約12001)pmおよびエルクアミド約1200ppm(重!!k)を
含むアイソタクチックポリプロピレン(PBTまたは黒鉛なし)を供給する。二
酸化チタン粒子はこの中間層混合物に対して接触白色顔料として使用される。最
初の王台の押出機と連結した第四の押出機に、第二の押出機と同じであるがしか
し二酸化チタン粒子、アルモスタット410またはエルクアミドを含まないアイ
ソタクチックポリプロピレンを供給し、この押出機を用いてスキ〉看混合物を得
る。溶融同時押出を行い、その間コアポリマー#sfのシリンダーをポリマー混
合物を溶融するのに十分なi*、すなわち450@F〜550′″Fに維持する
。中間層として押出される第二および第三の押出機のポリプロピレン混合物をコ
ア層を二次加工するのに使用されるポリプロピレンとほぼ同じijA度に維持し
、スキン層を形成する混合物も同じにする。第四の押出機の混合物を二本の流れ
へ分は中間層の各々の表面上にス℃層を形成する。五層フィルムラミネートは、
コア厚か全押出し厚さの約75九であり、中間層の厚さがフィルム厚さの約20
%でありそしてス1〉層が約5%であるように同時押出される。非延伸フィルム
を測定すると淳さ約40ミルであった。
次いで得られたフィルムを、市販の逐次二軸延伸装置を用いて8×5倍に延伸し
て多層フィルム構造とした。縦方向(MD)延伸を約285°Fで行い、そして
横方向(TD)延伸を約300’Fで行う。得られた1、2ミルの多層フィルム
が光沢のある外観を示す。
5つの4重施例で作られたフィルムを試験した。光透過率、光沢、摩擦係数(C
OF)、光学的厚みおよびソイルム密度を測定した。得られた結果を以下の表1
に示す。
表 1
実施例 単位Il量 光学厚さ 光透A率 光沢 摩擦係数−J虹−−〇【z」
こ」−(ミル) (%) −Q〇−1、20,62+、26 22.8 69
0..162 20.82 1.30 20.6 82 0.803 2Q、5
1 1.26 21.6 79 0.604 1.9.81 1.26 20.
8 ?4 0.1105 21.30 1.18 4.0 To 0.35本I
A明にしたがって作られるフィルムが、Tl0f含有スキン層モ育するフィルム
よりも更に一層低下した表面rIl擦係微係数び非常に低い光a過早という好ま
しい性質を有することが明らかであろう。
比較例 6
コア@$”()”a用物負としてPBT (MP=440” F)8重念う≦を
自むアイソタクチックポリプロピレン(MP=320@ F、メルトインデック
ス=3)92を量%の混合物を、L/D比が20/1の軸を有する押出機中で溶
瀕し、コア層混合物を得る。第一の押出機に連結した第二の押出機に第一の押出
機と同じアイソタクチックポリプロピレン(PBTなし)を供給し、この押出機
を用いてスq>層温合物を得る。溶融同時押出を行い、その間コアポリマー物質
のシリンダーをポリマー混合物を溶融するのに十分な」Ltなわち450”F〜
550’Fに維持する。スキン1形成のために使用する第二の押出機のポリプロ
ピレン混合物をコア層を二次加工するのに使用されるポリプロピレンとほぼ同じ
温度に維持する。第二の押出機の混合物を二本の流れに分け、コア層の各表面に
ス℃1を形成する、
三層フィルムラミネートは、コア厚か全押出し厚さの約80%であり、タン層の
厚さがフィルム厚さの約2096であるように同時押出される。次いで得られた
フィルムを市販の逐次二軸延伸BWを用いて8×5 倍に延伸して多層フィルム
構造とした。縦方向(MD)延伸を約285’Fで行い、そして横方向(TD)
延伸を約300″ F′で行う。得られた多層フィルムは光沢のある白色の外観
と以下の性質を示す。
光学ゲージ(R微鏡を介してホ11足) 33μmボリゲーノ〈ポリプロピレノ
’l) :22.4μm密度 : 0. 62 g/cc
光透過率 :22%
空洞の程度は、フィルム1rn’の重さを光学ゲージ(μ會)で割ることにより
計算されるフィルム密度(g/cc)により示される。
実施例 7
本実施例は、ラメラ黒鉛をコア混合物へ添加した場合の光透過早における効果を
示す。
コアJIiボイ[匍資としてPBT(MP々440°F)8重量%およびラメラ
黒船2重量%を含むアイソタクチックポリプロピレン(Mr’−320°F、メ
ルトインデックス−3)90重量%の混合物を、L/D比が20/1の軸を有す
る押出様中で溶融し、コア層混合物を得る。第一の押出機と連結した第二の押出
機に、第一の押出機と同じアイソタクチックポリプロピレン(PBTなし)およ
び微粉砕したンリカ粘着防止剤約1500ppmを供給し、この押出機を用いて
スキン層混合物を得る。溶融同時押出を行い、その間コアポリマー物質のシリン
ダーをポリマー混合物を溶融するのに十分な温度、すなわち450@F〜55Q
”Fに維持する。スキン層を形成するのに使用する第二の押出機のポリプロピレ
ン混合物をコア層を二次加工するのに使用されるポリプロピレンとほぼ同じ温度
にti%する。第二の押出機の混合物を二本のムれへ分はコア層の各々の表面上
にスキ〉層を形成する。
三層フィルムラミネートは、ここでもコア厚が全押出し厚さの約80うにであり
、スキ〉、−がフィルム厚さの約2096であるように同時押出された。次いで
得られたフィルムを市販の逐次二IIIIM伸装置を用いて8×5 倍に延伸し
て多層フィルム構造とした。縦方向(MD)延伸を約285°Fで行い、そして
横方向(TD)延伸を約300′″Fで行う、、得られた多層フィルムは感じの
よい銀色の外観で、金属添加剤を含まないがアルミホイルのようである。このよ
うにして作られたフィルムの性質は以下のようであった。
光学ゲージ :355μ票
ポリゲージ ;22.3μ星
密度 ; 0. 5 sg/cc
光透過率 ;1.25%
さらに、本実施例のフィルムは、可視光線〜紫外線範囲に非常に高いバリヤーを
もたらし、そして印刷機および包装機械における処理のための低密度包装材とし
て使用するのに満足である。
実施例 8
本実施例は、フィルム特性において縦方向延伸の低下を介し゛C達成される空洞
化の効果を示す。
フィルム組成物およびその製造は実施例7のようであった。
三層フィルムラミネートは、ここでもコア厚が全押出し厚さの約80%であり、
ス4〉層の厚さがフィルム厚さの約20%であるように同時押出された。次いで
得られたフィルムを市販の逐次二軸延伸装置を用いて8×5 倍に延伸して多層
フィルム構造とした。縦方向(MD)延伸を約290’Fで行い、そして横方向
(TD)延伸を約300°Fで行う。辱られた多層フィルムは実施例7のフィル
ムの銀様外観より暗くて綺麗でない外観を示す。これは空洞の減少の結果の白色
度および不透明度の低下のためである。フィルムの他の性質は以下のようである
ポリゲージ :22.3μ膳
光学ゲージ ;34 μ■
密度 : 0. 62g/cc
光透過早 ;2 %
実施例 9
本実施例は2!満化の低下による白色に損失のレベルを白化剤の使用により回復
することができることを示す。
フィルム組成物およびその製造は実施例7のようであるがただしスキ〉層温合物
は二酸化チタン4]11f1%を倉みシリカは含まない。
三層フィルムラミネートは、コア厚が全押出し厚さの約80%であり、スも1が
フィルム厚さの約20%であるように同時押出された。次いで得られたフィルム
を市販の逐次二輪延伸装置を用いて8×5 倍に延伸して多層フィルム構造とし
た。縦方向(MD)m伸を約290’Fで行い、そして横方向(TD)延伸を約
300°Fで行う。得られた多層フィルムは実施例2のフィルムのものとほぼ同
じ程度の綺麗で銀色の外観であり、実施例2のフィルムよりも明るい外観であり
、そして実施例3のフィルムよりはるかに明るい外観である。このようにし°ζ
得られたフィルムの性質は以下のようである:光学ゲージ :33μm
ポリゲージ ;22.4μ論
密度 : 0. 62g/cc
光透過率 :2.296
実施例 10
本実施例のフィルムは、実施例9のフィルム構造へカプセル封入化スA>層を追
加して五層構造を形成する効果を示す。
コア層rイト“鞄岬物貿としてPBT (MP−440” F)111重量%お
よびラメラ黒鉛2重量%を含むアイソタクチックポリプロピレン(MP−320
” F、メルトインデックス=3)90重j15’bの混合物を、L/D比が2
0/lの軸を有する押出機中で溶融し、コア層混合物を得る。第一の押出機に連
結した第二および第三の押出機に、中間7!I混合物に対する二酸化チタン粒子
4重量%を含む第一の押出機と同じアイソタクチックポリプロピレン(PBTな
いを各々供給する。Ik初の三層の押出機と連結した第四の押出機に、二酸化チ
タンを含まない同じアイソタクチックポリプロピレンを供給し、ヤン眉混合物を
得る。溶融同時押出を行い、その間コアポリマー物質のシリンダーをポリマー混
合物を溶融するのに十分な温度、すなわち450°F〜550°Fに維持する。
中間層として押出されるポリプロピレン混合物をコア厚を二次加工するのに使用
されるポリプロピレンとほぼ同じ温度に維持し、’;t’t”、@を形成する混
合物も同じにするl四の押出機の混合物を二本の流れへ分1す、中間層の各々の
表面上に1キン層を形成する。 五層フィルムラミネートは、コア厚が全押出し
厚さの約75%であり、中間層の厚さがフィルム厚さの約20%でありそ17て
スキ〉眉か約5%であるように同時押出される。実施例9のように、得られたフ
ィルムノートを、市販の逐次二軸延伸装置を用いて8×5 倍に延伸して多層フ
ィルム構造とした。縦方向(MD)延伸を約290’Fで行い、そして横方向(
TD)延伸を約300°Fで行う。得られた多層フィルムは滑らかで光沢のある
外観を示し、以下の性質を示す。
光学ゲージ ;33μm
ポリゲージ :22.4μ置
密度 ; o、62g/cc
光透過率 、2.2%
実施例 11
本実施例は、縦方向延伸における低下を介して達成される、フィルム特性におけ
る!!!屑化の低下の効果を示す。
フィルム組成物およびその製造は実施例1Oのようであった。
得られたフィルムノートを、市販の逐次二軸延伸装置を用いて8×4 倍に延伸
して多層フィルム構造とした。縦方向(MCI)延伸を約295’Fで行い、そ
して横方向(TD)延伸を約300″′Fで行う。得られた多層フィルムは滑ら
かで光沢のある外観を示し、以下の性質を示す。
光学ゲージ ;31μm
ポリゲージ :23.3μ鱒
密度 ; 0. 7g/cc
光透過率 、3.8%
実施例 12
本実施例は、多層構造のカプセル封入ズ碍ン層を形成するためにアイソタクチッ
クポリプロピレンに代わりターポリマーを使用する効果を示す。
フィルム組成!およびその製造は実施例10と同じであるが、ただしスキ〉層温
合物は微粉砕シリカ粘着防止剤1500ppmとともに、アイツタクチ7クポリ
プロピレンの代わりにエチレン、1−ブテン、ポリプロピレンターポリマーであ
りだ。五層フィルムラミネートは、コア厚が全押出し厚さの約75%であり、中
間層の厚さがフィルム厚さの約2OSでありそしてスキ〉眉が約5%であるよう
に同時押出される。、得られたフィルムを、市販の逐次二輪延伸装置を用いて8
×4倍に延伸して多層フィルム構造とした。縦方向(MD)M伸を約295”F
で行い、そして横方向(TD)延伸を約300@Fで行う。得られた多層フィル
ムは実施例10で作られたフィルムと同じ外観を示し、幾らか光沢が低い。フィ
ルムについて測定した性質は以下のようである。
光学ゲージ :30μ論
ポリゲージ :23μm
密度 : 0. 71g/cc
光透過!l :4.09A
摩擦係数 :0.80
示したように、本実施例のフィルムは、表面摩擦を低下するために粘着防止性を
有するターポリマースA〉を有する。このフィルムは、プライマーおよび続いて
アクリル酸樹脂または塩化ポリビニリデンを用いたコロナ処理または火炎処理後
に良好な機械適性、畏好なシール強度をπする 軌 シール適性および熱間粘着
性が得られ、コーチ1ングに最も這する。
実施例 13
本笑施例は、中間層ブレンドに移行性スリップ剤および移行性tIp電防止剤を
使用すると表面摩擦係数 が低下することを示す。
フィルム組成物およびその製造は実施例12と同じであるが、ただし中間層混合
物は実施例5と同じであワた。
五層フィルムラミネートは、コア厚が全押出し厚さの約75%であり、中間層の
厚さがフィルム厚さの約20%でありそしてスキ〉層が約5%であるように同時
押出される。得られたフィルムを、市販の逐次二軸延伸装置を用いて8x4 倍
に延伸して多層フィルム構造とした。縦方向(MD)延伸を約295’Fで行い
、そして横方向(T D)延伸を約:100”Fで行う。得られた多層フィルム
は実施例12で作られたフィルムと同じ外Uを示し、以下の性質を有する。
光学ゲージ 、30μ−
ポリゲージ °23μ鴫
密度 + 0.71g/cc
光透:A$ +4.0%
摩擦係数 :0.35’
1移行させるための老化−週間後に測定。
実施例 14
本実施例は、その他の点で実施例13のフィルムと同じ多層フィルムの性質にお
けるフィルム厚さの増加の効果を示す。
実施例13に従って製造された五層フィルムラミネートは、コア厚が全押出し厚
さの約75九であり、中間層の岸さがフィルム厚さの約20%でありモしてス1
〉1が約5%であるように同時押出される。得られた多層フィルムは以下の性質
を貞゛する。
光学ゲージ :54μ■
ポリゲージ +3a、Sμ−
1度 : 0. 7g/cc
光透過率 二〇、2%
このフィルムの摩擦係数もまた、移行のための貯黛−週間後に約0.35であっ
た。
当業者に明らかなように、上記実施例は以下のことを説明する;高不透明性フィ
ルムを作るために白色空洞化コアへ添加されるグラファイトの価値;不透明度お
よびフィルム外観における空洞化程度の影響;空洞化が減ることにより)IFF
SおよびVFFS包装機械におけるフィルム機械透性が向上しそしてフィルム取
扱性が向上し、取扱のための損傷が誠る;低下した空洞化により外観において白
色不透明フィルムをより不透明にしそして黒鉛顔料化不透明フィル!・をより喀
くしそしてあまり綺皿でなくする。Ti○、のム加は暗色化を補い、フィルムの
良好な外観を保つ、五層構造においてフポリマー外側表皮層を加えるとPvDC
上にアクリル樹脂で塗布した場合フィルムの、糖−シール性を向上しモして“軟
賀’EPコポリマーまたはターポリマー盾はコアからスキ一層が剥がれたりする
ことを減らしまた熱間粘着性を向上する。中間層に移行性スリップ剤および静電
気防止剤を加えると表面へ移行しモしてCOFを0,35の桁のレベルまで減ら
す。
+a −PCT/EP 92102074フロントページの続き
(51) Int、C1,’ 識別記号、庁内整理番号C08J 9100 C
ES A 9268−4F// B 29 C55/12 7639−4FB2
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(81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、 SE)、
AU、 CA、JP、 KRI
(72)発明者 プティジャン、モーリスフランス共和国ヴイリアーズ 081
10.グラン−リュー(番地なし)
Claims (19)
- 1.少なくとも3つの層を含んで成る不透明性の二軸延伸ポリマーフィルム構造 体であって、それらの層は (a)(i)熱可塑性ポリマー材料のマトリックスと(ii)該マトリックス中 に分散されたボイド発生用固体粒子とを含んで成るボイドを有するコア層であっ て、該ボイド発生用固体粒子は、該マトリックスの熱可塑性ポリマー材料と異な る相を形成しており且つ不透明性を発現するボイド中に存在し;(b)コア層( a)の一方の側に設けられた熱可塑性ポリマー材料を含んで成るボイドを有しな い層;及び以下の(b′)又は(c)のうちの何れかの第三の層:(b′)コア 層(a)の他方の側に設けられた熱可塑性ポリマー材料を含んで成る層;又は (c)中間層(b)に対して設けられた熱可塑性ポリマー材料を含んで成るスキ ン層であって、コア層の凹凸の影響が現れないのに十分な程度の厚みを有するも の; であり、ここで、 1)(a)は光吸収性のラメラ状顔料を含んで成り;及び/又は2)第三の層が (c)であるときには、(b)は移動性のスリップ剤と移動性の帯電防止剤とを 含んで成るものである、 上記のポリマーフィルム構造体。
- 2.フィルム構造体の光透過性が10%以下であり、延伸度が10TDO以下、 6MDO以下である、請求の範囲第1項に記載のフィルム構造体。
- 3.マトリックス(i)がポリオレフィンを含んで成る、請求の範囲第1項又は 第2項に記載のフィルム構造体。
- 4.ポリオレフィンがアイソタクティックポリプロピレンを含んで成る、請求の 範囲第3項に記載のフィルム構造体。
- 5.ボイド発生用固体粒子(ii)が実質的に球形である、請求の範囲第1項乃 至第4項の何れかに記載のフィルム構造体。
- 6.ボイド発生用固体粒子(ii)がポリブチレンテレフタレートを含んで成る 、請求の範囲第1項乃至第5項の何れかに記載のフィルム構造体。
- 7.層(b)がポリオレフィンを含んで成る、請求の範囲第1項乃至第6項の何 れかに記載のフィルム構造体。
- 8.ポリオレフィンがアイソタクティックポリプロピレンを含んで成る、請求の 範囲第7項に記載のフィルム構造体。
- 9.層(b)が2乃至6重量%の二酸化チタンを含む、請求の範囲第1項乃至第 8項の何れかに記載のフィルム構造体。
- 10.スキン層(c)がポリオレフィンを含んで成る、請求の範囲第1項乃至第 9項の何れかに記載のフィルム構造体。
- 11.ポリオレフィンが、プロピレンのホモポリマー;線状低密度ポリエチレン ;高密度ポリエチレン;プロピレンとエチレンとのランダム若しくはブロックコ ポリマー;エチレンとプロピレンとブテンとのターポリマー;又はそれらの混合 物を含んで成る、請求の範囲第10項に記載のフィルム構造体。
- 12.スキン層が熱シール性材料を含んで成る、請求の範囲第1項乃至第11項 の何れかに記載のフィルム構造体。
- 13.スキン層がエチレンとプロピレンと1−ブテンとのターポリマーを含んで 成る請求の範囲第10項、第11項又は第12項記載のフィルム構造体。
- 14.スキン層が粘着防止剤を含む、請求の範囲第1項乃至第13項の何れかに 記載のフィルム構造体。
- 15.層(a)、(b)及び(c)を含んで成り、更に第二のボイドを有しない 層(b′)を含んで成り、該第二のボイドを有しない層(b′)がコア層(a) の他方の側に設けられた熱可塑性ポリマー材料を含んで成り、且つ、12重量% までの二酸化チタンを含む、請求の範囲請求の範囲第1項乃至第14項の何れか に記載のフィルム構造体。
- 16.層(a)、(b)及び(b′)を含んで成り、更にボイドを有しないスキ ン層(c)を含んで成り、該ボイドを有しないスキン層(c)が中間層(b)の 側に設けられた熱可塑性ポリマー材料を含んで成り、且つ、コア層の凹凸の影響 が現れないのに十分な程度の厚みを有するものである、請求の範囲請求の範囲第 1項乃至第14項の何れかに記載のフィルム構造体。
- 17.中間層(b′)の側に設けられた熱可塑性ポリマー材料を含んで成る第二 のボイドを有しないスキン層(c′)であって、コア層の凹凸の影響が現れない のに十分な程度の厚みを有するものを更に含んで成る、請求の範囲請求の範囲第 1項乃至第16項の何れかに記載のフィルム構造体。
- 18.スキン層(c′)が二酸化チタンを含まない、請求の範囲第17項に記載 のフィルム構造体。
- 19.(b′)又は(c′)が、請求の範囲第1項乃至第14項の何れかに記載 の(b)又は(c)でそれぞれ定義される、請求の範囲第15項乃至第18項の 何れかに記載のフィルム構造体。
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