JPH07504101A - 穿刺器具の案内装置及びその血管探当て用携帯器具における使用 - Google Patents

穿刺器具の案内装置及びその血管探当て用携帯器具における使用

Info

Publication number
JPH07504101A
JPH07504101A JP5514546A JP51454693A JPH07504101A JP H07504101 A JPH07504101 A JP H07504101A JP 5514546 A JP5514546 A JP 5514546A JP 51454693 A JP51454693 A JP 51454693A JP H07504101 A JPH07504101 A JP H07504101A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide
needle
detector
ultrasound
puncture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5514546A
Other languages
English (en)
Inventor
ヴァイスゲルバー、ルドルフ・エー
ペトリック、ゲルト
ダオエ、トーマス
ヘルケン、ウルリッヒ
Original Assignee
エピメド・アクチェン・ゲゼルシャフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from DE19924206065 external-priority patent/DE4206065C2/de
Application filed by エピメド・アクチェン・ゲゼルシャフト filed Critical エピメド・アクチェン・ゲゼルシャフト
Publication of JPH07504101A publication Critical patent/JPH07504101A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/08Detecting organic movements or changes, e.g. tumours, cysts, swellings
    • A61B8/0833Detecting organic movements or changes, e.g. tumours, cysts, swellings involving detecting or locating foreign bodies or organic structures
    • A61B8/0841Detecting organic movements or changes, e.g. tumours, cysts, swellings involving detecting or locating foreign bodies or organic structures for locating instruments
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/34Trocars; Puncturing needles
    • A61B17/3403Needle locating or guiding means
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/06Measuring blood flow
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/08Detecting organic movements or changes, e.g. tumours, cysts, swellings
    • A61B8/0833Detecting organic movements or changes, e.g. tumours, cysts, swellings involving detecting or locating foreign bodies or organic structures
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/48Other medical applications
    • A61B5/4887Locating particular structures in or on the body
    • A61B5/489Blood vessels

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 穿刺器具の案内装置及びその血管探当て用携帯器具における使用発明の技術分野 本発明は、請求項1に定義したようにシリンジやカテーテル等の穿刺器具を案内 する装置に関する。このような装置は以下に説明するようにEPO467291 に開示されている。
発明の背景 医学分野において、患者の診断および治療には皮下静脈等の血管を穿刺すること か要求される。血液試料を採取したり、薬剤を投与するとき、例えば腕部の静脈 を穿刺するのに一般にシリンジが利用される。その他の目的、例えば、心臓の診 断には、カテーテルが静脈に挿入される。このために、医者は、例えば皮下血管 の在りそうな部位を触って感触で探ることにより、穿刺する血管の位置を決定す る必要がある。この方法は非常に不正確であり、穿刺する位置が完全に外れたり 、血液サンプルを採取するときに静脈を穿刺するべきであったのに他の血管例え ば動脈を突き当てたりする危険を伴う。もし動脈が穿刺されると、おびただしい 出血の危険性がある。
例えば血管疾患や血管収縮を検診するために、動脈や静脈の診断において利用さ れる公知の装置がある。この種の装置は、例えば20KHz以上の範囲の周波数 を有する超音波を利用した超音波探査法に基づいて動作する。変換器により超音 波が身体部位に伝達され、その反射が測定される。この方法では、動脈や静脈等 の血管だけでなく組織内のより広い層を診断することができる。血液内において 、音波を反射するのは主に赤血球である。伝搬されたエネルギーの一部が変換器 に向かって反射され、分析に利用される。
ドツプラー超音波探査器により、特に血液の移動や流れの方向等の動きが観察さ れる。この方法はドツプラー効果を利用し、血液中に存在する赤血球の移動に起 因する受信信号の周波数の変化を測定する。動きの方向や割合に依存して、特有 のドツプラー変化が起こる結果、一方は心臓に向かって流れ他方は心臓から遠ざ かる静脈と動脈が識別される。脈打つ動脈流により周波数スペクトルにドツプラ ー変化の周期的な増加および減少が生じるということに、動脈と静脈を識別する その他の可能性が見出される。これに対して、静脈の緩やかな殆ど定常の血液流 によりほぼ一定の周波数変化が生じる。
装置の型式によっては、静脈の超音波探査により、医者は血圧を間接的に決定す ることだけでなく、静脈の流れの方向や流量、深さ、脈拍を決定したり、種々の 静脈疾患を診断したり、組織構造(密度)を調べることができる。
DE−O31927868は、正確かつ迅速に血管を探り当てて、該血管に注入 針を高い信頼性をもって挿入する装置を開示している。この装置は、皮膚上の注 入針の移動軸の範囲内、又は針のチップ近傍に直接設けられた超音波システムを 有している。この超音波システムは、支持手段によって支持されるとともに無線 周波数送信機およびドツプラー装置に接続された少なくとも1つの方向変換器か ら構成されている。前記方向変換器の前には、皮膚に接触するとともに超音波を 伝える結合装置を設置することができる。この代わり、前記方向変換器は注入針 の内側に、移動軸に隣接するかあるいは移動軸を取り囲むように、配置すること ができる。
前述の2つの代案において、方向変換器又はその支持手段の一部は、血管が検出 されるとその血管に注入針を案内する装置を設けることができる。
公知の装置が適切に機能する前提条件は、検出システムと注入針が穿刺時に皮膚 上で相互に作用することができるように空間的に配置されていることであるとい える。したがって、注入に先立って、注入針と、検出変換器又は結合装置とを殺 菌することが絶対的に必要である。注入すると、検出変換器は必然的に汚染され るので、再使用する前に殺菌が必要となる。
前述の特許出願の追加であるDE−O32148700は、深さ表示器を組み合 わせた装置を開示している。この深さ表示器は、パルス伝搬時間理論に基づいて 動作し、血管の深さ及び針の穿刺深さを記録することができる。この目的のため に、検出発振器に関して読み取ることができるバススケールが、注入針の前端の 領域に設けられなければならない。
前述の装置は、ユーザは取り扱いに両手を必要とするという欠点を有している。
血管が検出されると、一方の手で支持手段を保持し、他方の手で注入針を支持手 段の案内穴に通して検出された血管に向かって案内しなければならない。
前述の2つの特許出願と同じ発明者によるDE−O32314367は、超音波 検出変換器を注入針に取り付ける特殊な手段を設けて片手で使用できるようにし た超音波ドツプラ−アプリケータに関する。血管の検出に先立って、注入針の先 を検出発振器の使用面にほぼ達するまで挿入し、そして注入に適した血管が見つ けられると、摩擦力又は弾性力が打ち勝ち、注入針を皮膚を通して組織の中へ血 管に向かって挿入しなければならない。超音波の結合を改良するために、検出発 振器の使用面と皮膚との間に結合ゲルを設けてもよい。前記公知の装置は、非常 の複雑な構成を有するうえ、穿刺部位の領域にある結合ゲルが注入針に沿って組 織又は血管に侵入するかもしれないという欠点を有している。さらに、検出発振 器は針から取り外すことができない。
DE−O32418426は、ドツプラー超音波プローブ(探針)を使用して動 脈又は静脈の穿刺を単純化する装置を開示している。この装置は針ガイドを有し 、該針ガイドの上部にドツプラー超音波プローブを受け入れる第1穴と、一方の 側面に穿刺針を案内するノツチとを備えている。超音波の方向は穿刺方向と1つ の平面を形成し、これらの方向の交点は組織内の血管の中に見られる。針ガイド の上部の支持表面が小さいうえ、ユーザは二本の手で取り扱わなければならない ため、注入針は正確に案内されない。
前述の装置はいずれも、使用前に殺菌包装したり、容器のほかシリンジやプロー ブを殺菌しなければならないという欠点がある。これは一方では余分な労力を必 要とするうえ、他方では検出発振器等の電気部品が損傷する虞れがある。
このような欠点を回避するため、DE−^13909140にはドツプラーソノ グラフに補助されて穿刺するシリンジが提案され、このものでは送信機及び受信 機が市販のシリンジのピストンの中に配置されている。さらに、検出される血管 を取り囲む軟組織と超音波との直接結合を達成するために、シリンジの中に含ま れる少量の生理食塩水が注入されることを提案されている。この公知の装置では 、ピストンを使用毎に殺菌して、ワンウェイ殺菌袋の中に包装しなければならな い。さらに、特に皮下深くに存在する血管を検出するために、皮膚を貫通してそ の血管の近傍に針を導入することが、超音波の結合に必要である。
DE−^S 2906474には、超音波変換プローブが開示され、このもの1 ま1.咀者の身体の表面に置かれるベース面を有するキャリアと、当該ベース面 1こ連続して設(すられた多数の超音波変換要素と、個々の超音波変換要素を超 音波診断装置の電気送信機/受信機部に接続するケーブルと、前記キャリアから 取り外し可#lヒな針案内ブロックとからなっている。針案内プロ、ツクには、 針案内溝力曵設置すられ、該針案内溝は上部針入口面の上に幅広の開口を備える とともに、ベース面)こ自力’って先細りのテーバがつけられている。さらに、 針案内ブロツ列こ(ま、針をギヤ1ノアの外側及び針案内ブロックの外側へ案内 するために、ガイド溝(こ(よ(ヨ垂直な数カ(設けられている。
この超音波変換プローブでは、殺菌された針が身体に導入されるよう(こガイド 面が殺菌されることが保証されなければならない。超音波変換プローブ全体を使 用前に再び殺菌することを回避するために、サポートおよびそこに挿入可能な針 案内ブロックは、分離したユニットを形成している。使用に先立りて、針案内溝 (針案内ブロック)のみが適切に殺菌され、あるいは無菌又(ま殺菌状態で包装 された使い捨て可能なユニットとして利用される。針と直接接触すること力(な 0キヤリアは、例えばアルコールを使用して消毒することができる。
DE−O32553404には、穿刺する身体部位を探り当てるための分析器に 接続された超音波変換器又は一群の超音波変換器を使用する超音波検出R’a  、!り’らなる手術用の装置が開示されている。その超音波変換要素はケーシン グの前端に設(ブられ、該ケーシングはサポートによって調整可能に設けられた 穿刺器具を付加的番二含んでいる。
好ましい実施例では、超音波を伝搬するのに有用な水で満たされtこゴム袋が変 換器の前部に設けられる。したがって、普通に使用される結合ゲル1ま電力)れ て(する。
この公知の装置は、殺菌状態で使用することになってLzるなら(f1装装置体 を殺菌しなければならないという欠点を有している。
EP 0467291^lは、ばね手段によって超音波像変換器に組み立てた針 ガイドを開示している。ばね手段によって所定に場所に保持された殺菌保護カバ ーは変換器の鼻部を覆って広がっている。使用に先立って、音響結合ゲルをまず 変換器の使用面(フェース)と、変換器を覆って広がる殺菌保護カバーと、変換 器の上に置かれた針ガイドとに接触させる。次に、変換器の使用面にある保護カ バーの外側に接触させる。
この公知の装置は、殺菌保護カバーは変換器の使用面を覆って広がる袋の形態を なしているので、変換器の使用面のまわりの領域が折り畳まれるようになる虞れ があるという欠点を有している。また、結合ゲルが変換器の使用面と殺菌保護カ バーの間で使用されるので、保護カバーが当てられると結合ゲルの中に気泡が封 入されることになり、これにより超音波の侵入が妨げられる。さらに、殺菌保護 カバーの外側に当てられた結合ゲルが注入針に沿9て導入部位に侵入する危険性 がある。加えて、この装置は幾つかの要素からなるので、変換器への組み立てが 複雑である。
CH676787^5には、血管を穿刺する穿刺装置が開示され、該装置は一方 の側に設けられたシリンジのスライド可能なサポートを備えたケーシングと、他 方の側に設けられた超音波システムの送信機/受信機装置のプローブヘッド用の 管状キャリアとからなっている。ケーシングは、超音波システムが機能するのに 要求される電気回路を有し、該電気回路は全ての動作部品と電力供給手段と音響 信号送信機とからなっている。プローブヘッドは、プラグ形接続部材を介してキ ャリアによって所定の位置に保持されているので、該ヘッドは、例えば他の超音 波送信機を有する他のヘッドによって置き換えられる。プローブヘッドは、長手 方向の溝を有し、誤数の中に、実際にシリンジの針がユーザによって触れられる ことなく所定の位置に保持されている。しかしながら、スライド可能なサポート が針の軸に向かって動かされると、前記針が案内される。
ケーシングはその前端においてシール化合物で覆われ、該化合物は超音波に対す る結合物質として使える。シール化合物は、その平坦な背面において、その一方 は送信機として作用し他方は受信機として作用する2つの平坦な超音波変換器と 接している。変換器は、プローブヘッドの底においてプラグに電気的に接続され ている。超音波の焦点合わせを行うため、シール化合物は凹レンズ又は凸レンズ のいずれかの形態をとることができる。これらのレンズは、ポリマー、例えば、 アラルダイト、シリコン、又はゴムで形成してもよい。
この公知の穿刺装置は、殺菌状態で使用できるように装置全体を殺菌しなければ ならないという欠点を有している。殺菌は時間を消耗し、材料費及び人件費の招 く。一方で、その装置は利用できるものではない。
以上の従来技術の説明から明らかなように、片手で操作することができ、超音波 で穿刺部位を検出することができる一方、装置の再使用に先立って全ての部品を 殺菌する必要がなくても注入部位において殺菌状態が保証される、針、カテーテ ルその他の穿刺器具を案内する装置が要求されている。
発明の目的および概要 本発明の目的は、超音波検出器を使用して皮下に存在する血管特に静脈を正確に 探り当て、シリンジやカテーテルのような穿刺器具を穿刺される血管に正確に案 内し、これにより穿刺動作中に殺菌状態が保たれるのが保証される、案内装置を 提供することにある。
本発明のさらなる目的は、片手で使用して穿刺器具を制御操作することができ、 装置の使用に先立って検出器の殺菌を要求されることな《、注入部位において殺 菌状態が保証される、装置を提供することにある。
この目的は請求項1の特徴を有する案内装置によって達成される。
本発明の案内装置は、検出器を備えたケーシングと穿刺器具の両方を片手で取り 扱うことができる。まず、穿刺器具の先端がケーシングの前端を越えて突出しな いようにして、当該穿刺器具をケーシングの上に配置する。穿刺される皮下に存 在する血管の位置および方向を見いだすために、ケーシングの前端にゲルパッド を備えた案内装置を身体の部位に配置し、検出器が穿刺に適した位置を表示する まで案内装置の位置及び方向を変更する。次に、穿刺器具例えばシリンジ又はカ テーテルを穿刺される血管に向かって案内面に沿って移動させる。
本発明の装置は、検出器が穿刺される身体部位に直接接触しないという利点を有 する。その代わり、検出器はケーシングによって完全に囲まれ、検出器と穿刺さ れる身体部位との間には、超音波結合用のゲルパッドが位置している。これによ り、穿刺される身体部位において殺菌状態を保証するためには、ゲルパッドおよ びおそらくはケーシングだけを殺菌すればよいという利点を有している。
本発明の好ましい実施例では、ケーシングは、検出器に対して取り付け及び取り 外しすることができるスリップオンカバーである。他の実施例では、スリップオ ン力バーの前端はゲルパッドからなっている。したがって、このスリップオン力 バーはアダプターとして機能し、このことは、一般に使用可能な検出器と連携し て異なった穿刺器具を利用することが可能であることを意味する。このために、 穿刺器具に寸法及び形状が適合した種々のスリップオンカバーを汎用検出器と連 携して有利に使用することができる。スリップオンカバーを該スリップオン力バ ーに専用ビースとして取り付けられるゲルパッドとともに設計するのが好ましい 。
これは、例えば、各穿刺動作ごとに1つの殺菌されたスリップオンカバーを使用 することができ、これにより穿刺部位に無菌状態が保証されるという利点を有し 空間に押し込まれるのが好ましい。これにより、結合が行われ、検出器から放射 された超音波が調べられる身体部位に実質的に弱まることな《送信され、戻り信 号が受信される。検出器の前端がゲルパッドと直接接触しているか、あるいはケ ーシングが超音波が透過する材料で形成されるとともに、該ケーシングの前端面 が検出器の前端とゲルパッドの間に位置しているのが好ましい。
前述の実施例において、ゲルパッドはケーシングの前端に粘着剤又は溶着によっ て固着されているのが好ましい。望まれるなら、ゲルパッドの大部分がケーシン グの前端壁に接続され、あるいは前端にある開口の輪郭に隣接する領域に沿って 接続される。
さらに、超音波透過材料から生成された寸法的に安定したゲルパッドが使用され るのが好ましい。そのような材料は、例えばEP−^02]1482に開示され ている。
この材料は、90重量%以上の水含有量を有するヒドラゲルである。このゲルパ ッドはケーシングの前端にある開口に取り付けられている。さらに詳しくは、ゲ ルパッドは、好ましくは当該ゲルパ・ツドに形成された溝及び前記開口の縁1こ よって、機械的にその位置に保持される。その他の機械的固着手段(こよること も可能である。ケーシングの中の検出器が最終位置に位置すると、検出器の超音 波へ・ソドカ{ゲルパッドの後端面と直接(すなわち、それらの間に壁が存在す ることなく)接触する。これにより、ゲルパッドは、超音波へ・ソドと調べられ る身体部位との間の光学的結合を保証する。最終位置にある検出器は、検出器番 二設けられた溝と、ケーシングに設けられた対応する縁とによって、ケーシング {二固着すること力{できる。
他の実施例では、ゲルパッドは、薄いシートと該シートに中に収容された結合ゲ ルとから形成され、超音波に対して完全に透過性があるとともに、高し1超音波 伝導性を有するのが好ましい。したがって、案内装置は、穿刺される身体部位( こ対して異なった角度をなすように配置するのが有利であり、これIこより、検 出2羽と調べられる身体部位との間に、超音波を伝導するための結合力{存在す ること力{保証される。この実施例では、ゲルパッドの大部分は、調べられる身 体部位と接触するが、もし存在するならば凹凸のある部位及び案内装置の傾斜部 分:こ適合させてもよい。その前部は超音波軸に対して30°−60’ (45 ’)の角度をなし、これにより超音波を組織へ傾斜して侵入させることが容易( こなる。この超音波の傾斜侵入は、ドップラー効果を測定するのに要求される。
本発明の特に好ましい実施例では、案内面は、穿刺器具(二寸法及び形状力犬適 合された細長い溝又は通路によって形成されている。特に、前記溝の幅及び深さ (ま、穿刺器具が少なくとも部分的にその溝の中に突出して横方向薔こガイドさ れるようになっている。これは、案内装置を片手で保持し穿刺器具を例え{f親 指で保持すると、穿刺器具は溝の上又は中に位置し、また案内装置を片手で把持 すると、穿刺器具はスライド可能となるという利点を有する。溝の断面は、深さ 力く増加するにつれて幅が減少するようになっているのが好ましい。好まし<1 ヨ、円形断面力吃使用されるべきである。したがって、その溝により、例えば円 形断面を有する穿刺器具が支持される。
穿刺器具は、中空針、本体、及びピストンを備えたシリンジであり、前記案内面 でスライド可能に案内される本体を備えたシリンジであるのが好ましい。他の実 施例は、スリップオンカバーの前端領域に、好ましくは■形状のノツチを有する サポートを有し、ここでシリンジの針はスライド可能に案内される。これは、シ リンジの本体と針の両者が横方向に支持されるという利点を有する。
サポートの高さ、細長い溝の寸法、およびそれらのお互いの位置は、好ましくは 、シリンジの本体と針の両者がそれぞれの案内面に接触するように、使用される シリンジの寸法および形状に適合しているべきである。これにより、特殊な形式 のシリンジ、例えば、シリンジ本体の底に針が中心にあるいは偏心して配置され ている形状のシリンジを正確に案内することができる。
代案として、前述の溝はシリンジを案内する2つのウエブで置き換えることがで き、これによりシリンジのハンドル(一般にシリンジの本体より大きな径を有す る。)を自由に移動させることができる。この2つのウエブは、シリンジ本体を 挾むスライドを案内するのに使用することができる。このスライドにより、定形 (コンスタントタイプ)のスリップオンカバーを有する異なる寸法のシリンジを 使用することができる。したがって、アダプターとして使えるスライドのみを選 択しなければならない。簡単にするには、2つのウエブによって形成されたガイ ドの上に直接シリンジの本体を載置する。ウエブの長さは、それらの突出端がシ リンジの移動を妨げないようになっている。最も単純な形態では、ウエブの長さ はシリンジの本体の長さより短くなっている。このような実施例では、ケーシン グの前端にスロット形状の針ガイドが設けられる。このスロットは、お互いに離 れた2つの回動可能なフラップで形成するのが好ましい。該フラップは、例えば 薄肉ヒンジにより開き戸のように回動することができ、これにより注入針の接続 部材がスロットを通って案内されて、針が出来るだけ深く皮膚に侵入することが 保証される。
スリップオンカバーは細長い形状を有し、その断面は前部において前端に向かっ て先細りになりでいるのが好ましい。ケーシングが立方体であるなら、2つの側 面は中心に向かって傾斜し、底面は上方に傾斜しているのが好ましい。底面は、 案内面を備えているが、1つの平面を形成している。上面、底面、および傾斜し た側面はケーシングの前端にある前面で終わっており、当該前面は穿刺器具の軸 方向に対して50−85’の角度を形成しているのが好ましい。側面および底面 は、穿刺器具の軸方向に対して、それぞれ約25″、約16’の角度をなしてい るのが好ましい。この実施例により、穿刺される身体部位がケーシングに関して 断面が減少している前端領域にのみによって覆われ、特に穿刺器具が皮膚に侵入 する部位を容易に見ることができることになる。
スリップオンカバーの他の実施例では、底面は平坦であり、使用される穿刺器具 (例えば、シリンジ)の案内面は装置の長手軸に対して10−20’の角度で傾 斜していてもよい。これにより、注入針は、皮膚を貫通した直後に、超音波の影 響範囲に入る。カバーは、片手で容易の把持でき、かつ、穿刺器具が案内面に固 定されるように形成される。さらに複雑な処置(例えば、静脈カテーテルの設置 )に対しては、静脈が探り当てられた後、要求される操作に十分なスペースを残 すために、本装置を取り外すことができる。カバーの材料は、内部の分析手段の 表示器の透視が妨げられないように、光透過性プラスチック(好ましくはポリプ ロピレン)で形成される。
カバーは、寸法および形状に関して検出器と適合され、前記検出器を完全に収容 する。さらに、カバーの後部にはリッドが設けられ、該リッドは殺菌状態を維持 するために検出器の後側を覆っている。好ましい実施例では、上部縁の領域に、 密封リッドがダブルヒンジによってカバーの後側に連結されている。このダブル ヒンジにより、密封リッドをカバーの上面に向かって回動して完全に開放するこ とができる。カバーの内面を完全に密封するために、密封リッドは、閉じられた ときに、カバーの後端にある対応する突出部とスナップ係合する巻回された縁を 有している。ダブルヒンジと反対側には、リッドが再開放されるようにブラケッ トが配置されている。もし望まれるなら、リッドを底部に配置し、及び/又はシ ングルヒンジで底部に連結することもできる。
本発明の他の実施例では、スリップオンカバーは、例えば外部のデータ処理装置 の接続されるワイヤを保護するために、検出器の後端を越えて引き伸ばすことが できる伸縮可能な管状カバーをその後端に有する。前記管状カバーは、例えば伸 縮可能なベローズの形態にしてもよい。
本発明によると、案内装置は携帯器具と組み合わせて使用される。この器具は特 に適合された超音波測定装置からなっている。この超音波測定装置は外径寸法は 案内装置の中空空間にほぼ適合されているのが好ましい。小型で軽量にすると、 片手使用が可能となる。
超音波測定装置は、送信機および発信機の両方に使える少なくとも1つの変換器 を有するのが好ましい。この変換器は、穿刺器具が軸方向に配置されるのとほぼ 同じ方向に超音波が送信されるように配置される。この変換器は穿刺器具の案内 面に真下に設けるのが好ましい。
変換器の幾何学形態は、超音波ビームが皮膚表面と深さ4oから50mmの位置 との間の領域で約2xBmmの本質的に等質な断面を有するようになっている。
その断面は、1から2.5X5から10mmの範囲内で変化してもよい。これに より、検出器の回転軸を静脈の流れ方向に合わせることができる。楕円形の超音 波ビームの長袖が血管と平行であると、反射信号が最大となる。
本発明の他の実施例では2つの変換器が案内面の下方に設けられ、一方は穿刺器 具の軸方向にほぼ平行であり、他方は穿刺器具の軸方向に対して傾斜している。
2つの変換器の有効線は、それらが穿刺される血管の深い位置で特定距離離れる ように調整されている。これにより、穿刺される血管の位置および流れ方向を正 確に決定することができる。
変換器は、そこから放射された超音波ビームが円形よりもむしろ楕円形の断面を 有するように構成されている。楕円の長所面は装置の長手軸に垂直になっている 。この超音波ビームを楕円として設計することにより目標となる静脈の流れ方向 に関する追加の情報を集めることができる。楕円の長袖が静脈の流れ方向に平行 であるように調整すると、超音波ビームの大部分が血管の中心に当たる。この結 果、周波数が最大に変化して超音波の反射部分の強度が増加する。これにより、 装置が血管の流れ方向に一致させることにおける目標精度が向上する。
穿刺軸と超音波コーン軸は10−206の角度で交差する。このことと、長手軸 における超音波コーンの揺動とは、視差の矯正を補助する。穿刺軸は超音波コー ンの領域内に優位に存在する。
本発明の他の実施例では、検出器は2つの変換器(2つの水晶受信機)と送信機 とからなっている。2つの受信変換器の主感度の軸は、お互いに平行で小距離( 5−10mm)離れるように、あるいはわずかに発散するように調整される。
受信信号の比較測定により、検出器が血管の流れ方向に平行であるように調整さ れているかどうかが分かる。この場合もまた、超音波ビームは約2mmの幅と約 5mmの長さを有する。超音波ヘッドの有効方向の軸は、穿刺器具の軸に対して 10から20°、好ましくは15から17°の角度で傾斜している。この角度は 穿刺器具の性質に適合されなければならない。
超音波測定装置は、ソノグラフに基づいて、すなわち1から30MHz、最も好 ましくは6MHzからlQMHzの範囲の超音波を使用して動作する。超音波を 調べられる身体部位に導入し、反射部分を測定して分析する。反射部分の伝搬時 間から、例えば皮下に存在する血管の深さを決定することができる。
ドツプラー超音波効果が血管を識別するのに利用されるのが最も好ましい。これ により、特に動脈を静脈から容易に識別することができ、不慮の動脈穿刺を回避 することができる。静脈の検出のために、8MHzの周波数を有する連続した超 音波信号が放射される。血管の流れによって反射された超音波の部分は、血管の 流れの方向および流量に対応して周波数変化を受ける。この周波数変化は、音響 学的または光学的に表示することができる。
本発明の他の実施例では、変換器は送信機/受信機スイッチを介して送信機に接 続されている。送信機は選択的に連続モードまたはパルスモードで動作する。
連続動作ではドツプラー変化を測定するのが好ましく、一方、パルス動作は深さ の測定に使用され、これにより伝搬時間の測定を行うことができる。
送信機はパルス整形器を有するのが好ましく、その出力端には、例えば、ガウス 分布をもったRF(無線周波数)パルスが形成される。このパルス整形器により 、送信パルスは狭い周波数スペクトルを有する。送信機は、定義されたエンベロ ープ曲線(包絡線)を有する無線周波数振動を振幅変調するパルス整形器を有す るのが好ましい。エンベロープ曲線の適切な整形は、送信パルスに、なお受容可 能な時間範囲内の変形をもつ狭い周波数スペクトルを与える。考えられる曲線形 状はガウス曲線である。
超音波測定装置は、オーディオ周波数又は無線周波数を使用するアナログ受信機 又はデジタル受信機として選択的に設計された分析手段を有する。いずれの場  “合も、変換器から受信した信号は、中心周波数が送信周波数に相当するローノ イズプリアンプ、もし望まれるならば後続の広域フィルタ、および好ましくは+ 60から+90dBの範囲の所定の増幅率を有するさらなるアンプによって再生 されるのが好ましい。入力端には、増幅リミッタの形態の何らかの受信保護が設 けられるのが好ましい。
オーディオ周波数法を使用したアナログ受信機又はデジタル受信機を有する実施 例では、プリアンプリファイされバンドリミットされた受信信号は混合器、例え ばリングミキサーに供給され、該ミキサーは前記受信信号をローカル発振器から の基準信号と混合し、オーディオ周波数信号を生成する。オーディオ周波数信号 は、対応する遮断周波数を有する後続の低域フィルタを通過する。アナログ受信 機では、低域フィルタの出力信号は、制御および増幅ステップの後、例えばラウ ドスピーカを介した出力によって表示される。
デジタル受信機では、低域フィルタの出力信号は、制御および増幅ステップの前 後に、アナログからデジタルに変換され、信号処理器で周波数変化及び/又は伝 搬時間に関して分析され、その結果が表示される。受信信号の周波数スペクトル はFFT又は多重帯域フィルタのいずれかによって分析されるのが好ましい。
最大周波数および受信信号の強度は一連の光学信号送信器(例えば、LED)を 介して表示される。静脈内が本質的に層流であると仮定すると、最大流量は血管 の中心で見られる。
本発明の他の実施例では、得られたデータは、超音波に中心的にさらされた静脈 における典型的なパターンに対してファジー論理を使用して分析され、当たりの 可能性が表示される。
無線周波数法を使用するデジタル受信機を有する実施例では、受信信号はアナロ グからデジタルに直接変換され、DMA (ダイレクトメモリアクセス)論理又 はFIFOを備えた信号処理器で分析され、表示される。
アナログ超音波ドツプラー受信機を有する実施例は、分析電子機器の中で最も安 価な手段である。ドツプラーの最大値の評硼は可能であるから、血管を探り当て るのに有用である。無線周波数法を使用するデジタル受信機を有する実施例は、 受信信号分析に関する多種多様の可能性を与えるので、さらに正確である。
音響学的及び/又は光学的表示器は、望み通り穿刺するのに適した案内装置の位 置を表示するのに使用される。一方で血管の種類を表示し、他方で血管の位置す なわちその流れ方向及び深さを表示するために、別個の表示器があってもよい。
音響学的出力の場合、受信RFキャリアが擾乱音響うなりを生成するのを回避す るために、ローカル発振器の周波数は送信周波数に等しいのが好ましい。
上部には、静脈又は動脈の位置を表示するための2列の光表示器(LED)があ る。
多数の発光要素を介して、光表示器は測定された通りドツプラー変化の最大値を 表示する。これは、より良い認識のため、ピークホールド機構と連結することが できる。光の強度は受信信号の強度を示すようにしてもよい。
発光ダイオードは検出器の上部から突出するのが好ましい。この場合、カバーに は外方に突出する隆起部が設けられ、該隆起部はカバーを検出器を軸方向位置に 固着する目的にも使える。
本発明の案内装置により、医者や看護婦のように医学訓練を受けた人は、穿刺さ れる皮膚の下方に位置する血管の位置を精確に測定し、皮下深くに位置する静脈 (触診不可能な静脈)を精確に探り当て、シリンジやカテーテル等の穿刺器具を 血管に高い信頼性をもって案内してそれを穿刺することができる。
本発明の装置により、「頚静脈」、「大腿静脈」、「腕頭静脈」等の種々の静脈 の人工穿刺が容易になる。この列挙はいくつかの例のみを含むものである。これ 以外の静脈を探り当て穿刺することができる。
本発明の装置は、幼児、子供、特に脂肪過多(肥満)の人のように、見つけにく い静脈を備えた患者に有利に利用することができる。また、正常な静脈と、頻繁 に穿刺されて癒着(閉塞)した結果血管通路が塞がれたような開存不良とを識別 するのに有用である。
さらに、血管を検出して穿刺する時間が節約されることに加えて、患者に迷惑な 多重穿刺が回避され、ユーザは静脈と動脈のように異なる血管を識別することが できる。これは、例えば、薬剤が静脈に注入されるべきであり、決して動脈には 注入されるべきではないときに非常に有利である。
本装置は、獣医学にも有利に利用される。
製造後に、本発明のカバー又はケーシングは、例えば二酸化エチレンを使用して 、包装され、密封され、殺菌される。これは、98%までの水で形成されるゲル パッドが乾燥するのが防止されるという利点を有している。気密包装は、開封手 段(ティアオフストリップ)、例えば容易な開封を許容するミシン目等を有する 。この開封手段はカバーの後端、すなわちゲルパッドと反対側に配置されるのが 好ましい。包装を開封した後、開封手段による開口を通して検出器をカバーに導 入し、カバーを包装から取り出し、後端の密封リッドを閉じる。これにより、殺 菌状態が保証される。検出器のケーシングは完全に防水されるように密封するの が好ましく、これによりクリーニングのために消毒剤の中に置くことができる。
検出器のバッテリーは無線周波数継ぎ手によって電磁誘導で再充電される。
図面の簡単な説明 以下、実施例および図面により、本発明をさらに詳細に説明する。
図1.2、および3は、本発明の案内装置の第1実施例のそれぞれ(縮小尺度に おける)斜視図、側面図、正面図を示す。
図4.5.6、および7は、本発明の検出器の第1実施例のそれぞれ(縮小尺度 における)斜視図、側面図、正面図、平面図を示す。
図8.9、および10は、図4の検出器を備えた図1の案内装置の(シリンジが 備えられた縮小尺度における)斜視図、側面図、正面図を示す。
図11.12、および13は、本発明の案内装置の他の実施例の(縮小尺度にお ける)斜視図、側面図、正面図を示す。
図14.15、および16は、図4の検出器を備えた図11の案内装置の(シリ ンジが備えられた縮小尺度における)斜視図、側面図、正面図を示す。
図17は、図9の実施例の動作状態における側面図を示す。
図18.19.20、および21は、本発明の案内装置のさらなる実施例のそれ ぞれ底面図、平面図、側面図、正面図を示す。
図22は、図20のA−A線、B−B線に沿う半断面側面図を示す。
図23.24、および25は、それぞれリッドの開放状態、半閉鎖状態、完全閉 鎖状態を示す部分断面図を示す。
図26.27、および28は、図18から21の実施例に使用されるゲルパッド のそれぞれ正面図、平面図、側面図を示す。
図29.30.31.32、および33は、本発明の検出器のそれぞれ底面図、 平面図、側面図、生茸面図(左側)と半玉面図(右側)、図31のA−A線断面 図を示す。
図34は、超音波探査装置の変換器のブロック図を示す。
図35は、超音波探査装置の分析手段の第1実施例を示す。
図36は、超音波探査装置の分析手段の第2実施例を示す。
図37は、超音波探査装置の分析手段の第3実施例を示す。
好ましい実施例の説明 図1.2、および3に示す本発明の案内装置は、検出器に取り付けることができ るスリップオンカバー40である。検出器は例えば図5から7に示す形態をとる ことができる。スリップオンカバー40は検出器の形状および寸法に適合した中 空空間41を有し、例えば図8および9から明らかなように、検出器の前部を被 覆する。
スリップオンカバー40は、上面42に溝43と、前方の低い部分に、隣接する 2つの傾斜面44.45および2つの横領斜面46とを含んでいる(さらに、図 11および12参照)。スリップオンカバー40の前端48にゲルパッド60が 設けられている。このゲルパッド60は取り外し可能であるのが好ましい。この ゲルパッド60により、検出器から該当する身体部位へ、及び当該身体部位から 検出器への超音波の低反射伝搬が保証される。前端には、上縁42から上方へサ ポート50が延びており、このサポート50は穿刺器具の中空針のガイド52を 有している。
図4.5.6、および7に示す本発明の検出器は、超音波測定装置を完全に収容 する立方形のケーシング10からなっている。その上面12には、シリンジ(不 図示)の本体を受け入れる溝13が設けられている。
特に図5.6から明らかなように、ケーシング10の前部に、下方の傾斜面14 と2つの横領斜面16が設けられている。さらに、ケーシング10はその前端に 、溝13の軸方向にほぼ垂直な平坦面18を含んでいる。
また図5および7から明らかなように、ケーシングの上面12に、例えば2つの LEDからなる第1表示器115aと、例えば7つのLEDからなる第2表示器 115bとが設けられている。第1光学表示器は例えば血管の種類を表示するの に利用でき、一方策2表示器は例えば反射信号の強度、すなわち穿刺される血管 の位置と深さを表示する。
検出器は、携帯器具として、例えば後端の接点70を介して適当な電源装置に接 続することができる再充電可能なバッテリーを設けるのが好ましい。
図8.9、および10において、図1のスリップオンカバーは図4に示す検出器 に取り付けられる。穿刺毎に新しい殺菌したスリップオンカバーを取り付けるの が好ましい。このため、検出器の平坦表面18がスリップオンカバー40のゲル パッド60に接触するまで、スライドカバーを検出器の前端に被せてスライドさ せる。
次に、図8から明らかなように、スリップオンカバー40の上面42の溝43に シリンジ20を置き、中空針22を前端に向けてサポート50で案内して支持す る一方、シリンジのピストン26をスリップオンカバー40の後端から突出させ る。
図11.12、および13は、本発明の案内装置の第2実施例を示し、実質的に 第1実施例のスリップオンカバーに相当するが、その後端に伸縮可能な管状カバ ー54を有する。この管状カバー54は、アコーディオンのように伸縮可能であ り、検出器あるいは必要ならば外部装置に接続されるワイヤの保護および無菌カ バーとして役立っている。
図14.15、および16には、本発明のスリップオンカバーの第2実施例がシ リンジ20とともに示されている。特に図15から明らかなように、スリップオ ンカバーは図4の検出器に取り付けられている。
図17は、検出器と該検出器に取り付けられたスリップオンカバー40とを組合 わせた装置を示し、この装置はその前端が皮膚2に接触している。検出器の超音 波測定装置は第1変換器92と第2変換器94とを有し、第1変換器92はスリ ップオンカバー40の上面42にほぼ平行になっているが、第2変換器94はそ の上面42に対しである角度をなし、図において上方に向いている。変換器92 .94は、送信機80と分析手段100,200および300とに連絡され、そ の結果は表示器115.215.315によって示される。図示された実施例で は、変換器92.94は、それらの有効線がゲルパッド6oおよび皮膚2を貫通 して探り当てられるべき血管4に当たるように、お互いに配置されている。
本発明の案内装置のさらなる好ましい実施例の種々の図が図18から25に示さ れ、以下、これらをカバーという。図26から28はこの実施例で使用されるゲ ルパッドを示す図である。図18の底面図から明らかなように、カバー400は 前端にゲルパッド460、後端にリッド470を有している。リッド470は、 後端領域においてダブルヒンジ473(図19.20,23−25)によす上部 に回転自在に取り付けられている。リッドのダブルヒンジと反対側には、カバー 400の底において後縁に平行に配置された溝471に係合するスナップインラ グ472が設けられている。さらに、カバーの底に3つの凹んだグリップ490 が示されている。
図19の上面図から明らかなように、シリンジ(不図示)等の穿刺器具の案内装 置は、この実施例では垂直ウェブ431.432によって形成されている。前記 ウェブ431.432は、カバー400の前端から始まり、お互いに平行で、そ の高さ、長さおよびお互いの間隔は案内される如何なる穿刺器具にも適合する。
カバー400の前端には、シリンジの注入針を案内するのに役立つ針ガイド45 0が設けられている。特に図20から明らかなように、針ガイド450は、カバ ー400の前端に向かって前方および上方にある角度で突出している。図21に 示すように、針ガイドは左側部451と右側部455とで構成され、その中間に 幅が注入針の断面に相当するスロット453が形成されている。側部451およ び455は羽片452.454を有し、該羽片はスロットの範囲内で回動可能に 配置され、揺動ドアのように回動し、これによりスロット453を広げるように カバー400の前端480には、縁485を備えた開口(穴)が設けられている 。このカバー400では、前端に1ピースのゲルパッド460が配置され、該ゲ ルパッドは前端の開口を貫通して前方および上方に部分的に突出している。ゲル パッドの前部461は本質的にカバーの前縁に平行である。前部461は調べら れる体の部位に接触させられるようになっている。反対側のゲルパッドの後部4 62は、検出器500の変換器590に対する接触面となっている(図29から 33参照)。特に図26から28で明らかなように、ゲルパッド460は円形の 切込み線466を有し、その中に開口の縁485が係合するようになっている。
この機械的な保合により、ゲルパッド460がカバー400の前端に保持される ことが保証される。ゲルパッドはカバー400の前部空間を完全に占有し、キャ ンバ−(反り)463を有している。このキャンバ−により、調べられる身体の 部位と接触するゲルパッドの部分が太き(なり、超音波の反射を妨げない。
図23.24、および25は、いろいろな開放状態におけるリッド470を示す 。図23では、リッドは上方に回動しており、これにより検出器500は後端の 開口を貫通してカバーの内外に配置される。図24では、スナップインラグ47 2は溝471と係合している。図25では、ダブルヒンジ473はさらに回動し ており、これによりリッド470はカバー400の後部開口を完全に閉じている 。
検出器500(図29から33参照)は、寸法および形状がカバー400の内面 と適合している。前端には、検出器500のケーシングから僅かに突出する変換 器590が設けられている。検出器の上部は、上方に突出する視覚表示器515 aと515bを有している。後部には凹部520があり、ここに可動コイルを導 入して、検出器500に設けられた再充電可能なバッテリーを充電することがで きるようになっている。検出器の上部には、さらにスイッチ570がある。この スイッチは検出器をオンするもので、検出器がカバー400の中に挿入されてい ても、カバー400の特定部分を押すことによって駆動することができる。
図32は、凹部520を備えた生茸面図と、変換器590を備えた半玉面図とを 示す。図33は図31に示す側面図のA−A線断面図である。
前述の実施例は、検出器500がカバー400によって完全に囲まれ、変換器5 90のかなりの部分がゲルパッドの後部462と接触しているので、超音波と調 べられる身体部位の間の良好な結合が保証されるという利点を有している。
前記実施例は片手で操作することができる携帯器具について言及している。シリ ンジ等の穿刺器具と案内装置の両方を片手で保持し、穿刺する血管を探り当てて 、そこに突き刺してから、案内装置40を穿刺器具20から取り外す。これは、 一旦穿刺が完了すると、案内装置とシリンジ20をお互いに容易に取り外すこと ができるということを意味する。
案内装置およびスリップオンカバーのケーシング材料は、プラスチックであるの が好ましい。音波が貫通する領域では、超音波透過性材料、好ましくはポリアク リル酸エステル基ヒドラゲルが使用される。スリップオンカバーの材料は、図8 および14に示す実施例において下方に位置する表示器115aおよび115b が目に見えるように、光透過性を有するものが好ましい。代案として、表示器を スリップオンカバーによって覆われない領域に配置することができる。表示器と して音響信号送信機を使用することも可能である。
また、装置に光学表示器を設けて穿刺される血管の流れの方向と深さを決定(動 脈と静脈を識別)するとともに、音響または光学スケールを設けて流量を決定し てもよい。
図34に示す超音波送信機は、好ましくは8MHzの周波数で動作する発振器8 1と、該発振器の出力端子に接続されたバッファアンプ82と、該バッファアン プの出力信号が供給されるパルス整形器83と、該パルス整形器の出力信号がパ ワーアンプ84および送信機/受信機スイッチ96を介して供給される2つの変 換器92.94と、からなっている。この超音波送信機はさらに、制御手段85 を有し、その第1出力UAIにより発振器81、バッファアンプ82、およびパ ワーアンプ84をオンオフするようになっている。パルス整形器83のエンベロ ープ曲線(包絡線)は制御手段85の第2出力UA□により制御される。制御手 段85の第1出力UAIによって、送信機の連続又は脈動動作を選択することが できる。選択制御手段85の第2出力UA□は、パルスを引き起こすものである 。
変換器から送信機によって送信された超音波は、調べられる身体部位に導入され 、その反射部分は変換器に受信される。受信した信号は、送信機/受信機スイッ チ96を介して分析手段100.200.300(図35.36.37)に供給 される。2つの変換器を備えたテストヘッド、又は音量範囲の大きい受信機が使 用されると、スイッチは構成が非常に簡単になり、省略することもできる。
分析手段において、受信信号は、まず、後続の部品を過負荷から保護するリミッ タ101,201,301に供給される。このリミッタはローノイズプリアンプ 102.202.302に接続され、該プリアンプの出力信号は帯域フィルタ1 03.203.303 (図35から37参照)を介してアンプ104.304 に供給されている。帯域フィルタは、送信機の周波数例えば8MHzに相当する 中心周波数と、例えば20KHzのバンド幅を有するのが好ましい。RF方式を 使用するデジタル受信機においては、アンプ304は対数アンプ、又はキー変調 付きのアンプが好ましい。これにより、受信の必要な動特性が容易に達成される からである。
図35および36に示す分析手段の実施例において、アンプ104および帯域フ ィルタ203の出力信号はミキサー106.206に供給され、該ミキサーは付 加的に局部発振器105.205から基準信号を受信する。ミキサーの出力信号 は、インピーダンス順応のための広域ターミネータ107.207を介して、直 接又はローノイズアンプ204を通って低域フィルタ108.208に供給され る。
図35に示す分析手段において、局部発振器105の基準信号は7.99MHz の周波数を有し、それは調整することができる。低域フィルタは、入力信号(8 MHz)と基準信号(7,99MHz)の差分周波数にほぼ相当するlQKHz よりも僅かに低い遮断周波数を有する。低域フィルタ108の出力信号は、分圧 器109およびAFアンプ110を介して、ラウドスピーカ115に供給される 。
この純粋にアナログ構成からなる分析手段により、ドツプラーの最大値を評価し て皮下血管を探り当てることが、安価に解決される。
図36に示す分析手段において、局部発振器205の基準信号の周波数は7゜9 5MHzであるのが好ましく、また低域フィルタは40KHzの遮断周波数を有 するのが好ましい。低域フィルタ208の出力信号は、リミッタ209、低域フ ィルタ210、およびドライバー回路211を介してアナログ−デジタルコンバ ータ212 (16ビツト)に供給される。リミッタは、過負荷の場合に、AD Cを破壊および一時的な機能不調から保護する。ADCの直前に配置された低域 フィルタは、サンプリングプロセスによって重ねられて基本波領域に戻る限定に よって発生する高調波を取り除く。クロック発生器216によって発生されるサ ンプリングパルスは、入力信号をサンプルするために、アナログ−デジタルコン バータ212に供給される。アナログ−デジタルコンバータ212の出力信号は 信号処理装置213に供給され、その結果は表示器215によって表示される。
図37に描かれた分析手段において、前置増幅(プリアンプリファイ)されバン ド制限(バンドリミット)された受信信号は、低域フィルタからなるリミッタ3 05およびドライバー回路306を介して、直接アナログ−デジタルコンバータ 308に供給される。クロック発生器307は、サンプリングパルスをアナログ −デジタルコンバータADCに提供し1、これにより受信信号が採取される。
実施例において、サンプリングパルスは20MHzの周波数を有し、一方受信信 号は8MHzの周波数を有する。アナログ−デジタルコンバータ308の出力信 号(2000万ワード)は、好ましくはDMA (ダイレクトメモリアクセス) 論理を備えた信号処理器309に供給される。信号処理器309の計算結果は表 示器315に示される。
これらのデジタル分析手段により、組織のほか、流れの方向、深さ、浣拍、血圧 、流量、病変が調べられる。この場合の表示器は、ノートブック形のパーソナル コンピュータのようなグラフィックディスプレーが好ましい。オプションとして 、分析手段を案内装置から分離して配置し、両者を配線や光のような信号接続手 段によってお互いに連絡することができる。
本発明は携帯用の電子機器を提供し、これにより医学訓練を受けた人i′i皮下 の例えば静脈の位置を決定することができ、シリンジや静脈カテーテルで皮下静 脈を正確に穿刺することさえできる。本装置は、片手で取り扱うことができ、超 音波モニターが可能である一方、検出器および超音波ヘッドがユーザだ番すでな く患者の体と直接接触するのが防止され、これにより使用に先立って超音波ヘッ ドを含む検出器を殺菌する必要がなくなる。
補正書の翻訳文提出書(特許法第184条の8)平成6年8月11日 1、特許出願の表示 国際出願番号: PCT/EP931004532、発明の名称 穿刺器具の案内装置及びその血管探当て用携帯器具における使用3、特許出願人 名称 エビメト・アクチェン・ゲゼルシャフト4、代理人 住所 〒540 大阪府大阪市中央区域見1丁目3番7号 IMPビル青山特許事務所 電話(06) 949−1261 1994年5月11日 6、添付書類の目録 近傍に針を導入することが、超音波の結合に必要である。
DE−AS 2906474には、超音波変換プローブが開示され、このものは 、患者の身体の表面に置かれるベース面を有するキャリアと、当該ベース面に連 続して設けられた多数の超音波変換要素と、個々の超音波変換要素を超音波診断 装置の電気送信機/受信機部に接続するケーブルと、前記キャリアから取り外し 可能な針案内ブロックとからなっている。針案内ブロックには、針案内溝が設け られ、該針案内溝は上部針入口面の上に幅広の開口を備えるとともに、ベース面 に向かって先細りのテーバがつけられている。さらに、針案内ブロックには、針 をキャリアの外側及び針案内ブロックの外側へ案内するために、ガイド溝にほぼ 垂直な溝が設けられている。
この超音波変換プローブでは、殺菌された針が身体に導入されるようにガイド面 が殺菌されることが保証されなければならない。超音波変換プローブ全体を使用 前に再び殺菌することを回避するために、サポートおよびそこに挿入可能な針案 内ブロックは、分離したユニットを形成している。使用に先立って、針案内溝( 針案内ブロック)のみが適切に殺菌され、あるいは無菌又は殺菌状態で包装され た使い捨て可能なユニットとして利用される。針と直接接触することがないキャ リアは、例えばアルコールを使用して消毒することができる。
DE−O32553404には、穿刺する身体部位を探り当てるための分析器に 接続された超音波変換器又は一群の超音波変換器を使用する超音波検出器からな る手術用の装置が開示されている。その超音波変換要素はケーシングの前端に設 けられ、該ケーシングはサポートによって調整可能に設けられた穿刺器具を付加 的に含んでいる。
好ましい実施例では、超音波を伝搬するのに有用な水で満たされたゴム袋が変換 器の前部に設けられる。したがって、普通に使用される結合ゲルは除かれている 。
この公知の装置は、殺菌状態で使用することになっているならば、装置全体を没 菌しなければならないという欠点を有している。
US−A−4877033は、□カニユーレを導入することができる検出器に平 行な貫通穴を有する超音波検出器用の本体を開示している。該本体の前端の壁厚 さは減少しており、この領域は超音波結合用の窓を形成している。
EP 0467291^1は、ばね手段によ、て超音波像変換器に組み立てた針 ガイドをC請求の範囲 1、 超音波を送信し受信する少なくとも1つの超音波変換器と、該超音波変換 器に接続された分析器と、表示器とを備えた超音波検出器を受け入れることがで きる装置であって、 血管穿刺器具(20)を支持する案内手段(43,430)と、当該装置の前端 に設けられた超音波結合媒体(60,460)と、を有する血管穿刺器具の案内 装置において、当該装置は、前記超音波検出器の少なくとも前部を受け入れるこ とができるケーシングの形態をなし、 前記超音波結合媒体は、ゲルパッドの形態をなし、前記案内手段は、前記ケーシ ングの1つの側面に設けられ、少なくとも1つの案内面によって形成され、該案 内面の上に血管穿刺器具が配置され、装置の長手方向に沿って正確に案内されて スライドされるようにした、血管穿刺器具の案内装置。
2、 前記装置lf (40,400)は、その後端において開放され、その結 果、当該後端から前端(48,4,80)に向がって前記検出器を当該装置の中 に導入することができ、検出器がゲルパッド(60,460)と超音波に関して 結合されるようになっている請求項1に記載の装置。
3、 前記装置の後端はリッド(470)によって閉じことができるようにした 請求項2に記載の装置。
4、 前記ゲルパッドは、好ましくは該ゲルパッド(460)の切込み(466 )と係合する突出した縁(485)によって、前端(480)に機械的に固着さ れている請求項1から3のいずれかに記載の装置。
5、 前記ゲルパッドは、粘着剤又は溶接によって装置t(40,400)の前 端(48,480)に固着されている請求項1がら3のいずれかに記載の装置。
6、 ゲルパッド(460)の前部は、超音波の方向に関して30−60’好ま しくは45°の角度である請求項1から5に記載の装f。
7、 前記案内面(430)は、前端(480)から後端へ平行に延びお互いに 離れた2つの垂直ウェブ(431,432)によって形成されている請求項1が ら6のいずれかに記載の装置。
8、 前記案内面は、血管穿刺器具と寸法および形状が適合する細長い溝(43 )によって形成されている請求項1がら6のいずれかに記載の装置。
9、 前記案内手段は、注入針(22)、本体(24)およびピストン(26) からなるシリンジ(2o)に寸法及び形状が適合され、該シリンジの本体(24 )が案内面(43,430)上をスライド可能に案内されるようにした請求項1 から8のいずれかに記載の装置。
10、前記装置1F(40)のR端(48)17)領域に、サポート(5o)又 は針ガイド(450)が設けられ、該サポート又は針ガイドの中で注入針(22 )が装置の長手方向に沿ってスライド可能に案内されるようにした請求項9に記 載の装置。
If、各形式とサイズのンリンジに関して、サポート又は針ガイ)’(50,4 50)と案内面の寸法、およびこれらのお互いの位置は、シリンジの本体(24 )および注入針(22)が案内面(43,430)においてそれぞれサポート( 50)、針ガイド(450)に沿ってスライド可能にガ、イドされるようになっ ている請求項1oに記載の装置。
12、前記装置1 (40,400) (7)前部ノ領域は、前端(48)l: 向がッテ先細になっている請求項1がら11に記載の装置。
13、前記装置(40,400)は、前端において、前端に向けられお互いに角 度をなす2つの傾斜側面(46,446)と、前端に向けられ側面(42,44 2)と角度をなす傾斜底面(44,444)とがらなっている請求項12に記載 の装置。
14、前記傾斜側面(46)と傾斜底面(44)は、血管穿刺器具(2o)の軸 方向に対して、それぞれ約25°1約16°の角度である請求項13に記載の装 置。
15、前記装置1(40)の後端に、好ましくは伸縮可能な管状カバー(54) が設けられている請求項1がら14に記載の装置。
16、請求項1から15のいずれかに記載の血管穿刺器具の案内装置と超音波検 出器との組合わせにおいて、当該超音波検出器は案内装置のケーシングの内面に 寸法及び形状が適合されている、血管穿刺器具の案内装置と超音波検出器との組 合わせ。
17、有効線が互いに角度を形成し、及び/又は、穿刺される血管の中でお互い に一定距離深くなるように、前記検出器の中に配置された少な(とも2つの変換 器を備えた請求項16に記載の組合わせ。
18、楕円形断面形状を有する超音波ビームが使用される請求項16又は17の いずれかに記載の組合わせ。
19、ダウン変換が携帯器具の中で有効にされ、得られる信号がアナログ−デジ タルコンバータ(212)に供給され、該アナログ−デジタルコンバータの出力 が信号処理器(213)で分析され、その結果が表示器(215)によって示さ れる、請求項16から18のいずれかに記載の組合わせ。
20、受信信号をデジタル化して該デジタル化信号を信号処理器(309)に供 給するアナログ−デジタルコンバータ(308)が携帯器具の中に設けられ、そ の結果が表示器(,315)によって示される、請求項16から19のいずれか に記載の組合わせ。
、 PCT/EP 93100453 国際調査報告 フロントページの続き (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、PT、SE) 、0A(BF、BJ、CF、CG、 CI、 CM、 GA、 GN、 ML、  MR,SN、 TD。
TG)、 AT、 AU、 BB、 BG、 BR,CA、 CH。
DE、DK、ES、Fl、GB、HU、JP、KP、KR,LK、 LU、 M G、 MN、 MW、 NL、 No、 NZ、PL、R○、 RU、 SD、  SE、 UA、 US(72)発明者 ダオエ、トーマス ドイツ連邦共和国 13355 ベルリン、ラムレルシュトラーセ 1番 (72)発明者 ヘルケン、ウルリッヒドイツ連邦共和国 14195 ベルリ ン、ブライテンバッハプラッツ 16番

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.超音波を送信し受信する少なくとも1つの超音波変換器と、該超音波変換器 に接続された分析器と、表示器とを備えた超音波検出器を受け入れることができ る装置であって、 当該装置に取り付けられ、血管穿刺器具(20)を支持する案内手段(43,4 30)と、 当該装置の一端に設けられた超音波結合媒体(60,460)と、を有する血管 穿刺器具の案内装置において、当該装置は、前記超音波検出器を完全に受け入れ ることができるケーシングの形態をなし、 前記超音波結合媒体は、ゲルパッドの形態をなすとともに、当該装置の一端に設 けられ、 前記案内手段は、1つの側面に設けられた案内面であり、該案内面の上に血管穿 刺器具が配置され、装置の長手方向に沿って正確に案内されてスライドされるよ うにした、 血管穿刺器具の案内装置。 2.前記装置(40,400)は、その後端において開放され、該後端から前端 (48,480)に向かって前記検出器を当該装置の中に導入することができ、 これにより検出器がゲルパッド(60,460)と超音波に関して結合されるよ うにした請求項1に記載の装置。 3.前記装置の後端はリッド(470)によって閉じことができるようにした請 求項2に記載の装置。 4.前記ゲルパッドは、好ましくは該ゲルパッド(460)の切込み(466) と係合する突出した縁(485)によって、前端(480)に機械的に固着され ている請求項1から3のいずれかに記載の装置。 5.前記ゲルパッドは、粘着剤又は溶接によって装置(40,400)の前端( 48,480)に固着されている請求項1から3のいずれかに記載の装置。 6.ゲルパッド(460)の前部は、超音波の方向に関して30−60°好まし くは45°の角度である請求項1から5に記載の装置。 7.前記案内面(430)は、前端(480)から後端へ平行に延びお互いに離 れた2つの垂直ウェブ(431,432)によって形成されている請求項1から 6のいずれかに記載の装置。 8.前記案内面は、血管穿刺器具と寸法および形状が適合する細長い溝(43) によって形成されている請求項1から6のいずれかに記載の装置。 9.血管穿刺器具は、注入針(22)、本体(24)およびピストン(26)を 備えたシリンジ(20)からなり、該シリンジの本体(24)により案内面(4 3.430)上をスライド可能に案内されるようにした請求項1から8のいずれ かに記載の装置。 10.前記装置(40)の前端(48)の領域に、サポート(50)又は針ガイ ド(450)が設けられ、該サポート又は針ガイドの中で注入針(22)が装置 の長手方向に沿ってスライド可能に案内されるようにした請求項9に記載の装置 。 11.各形式とサイズのシリンジに関して、サポート又は針ガイド(50,45 0)と案内面の寸法、およびこれらのお互いの位置は、シリンジの本体(24) および注入針(22)が案内面(43,430)においてそれぞれサポート(5 0)、針ガイド(450)に沿ってスライド可能にガイドされるようになってい る請求項10に記載の装置。 12.前記装置(40,400)の前部の領域は、前端(48)に向かって先細 になっている請求項1から11に記載の装置。 13.前記装置(40,400)は、前端において、前端に向けられお互いに角 度をなす2つの傾斜側面(46,446)と、前端に向けられ側面(42,44 2)と角度をなす傾斜底面(44,444)とからなっている請求項12に記載 の装置。 14.前記傾斜側面(46)と傾斜底面(44)は、血管穿刺器具(20)の軸 方向に対して、それぞれ約25°、約16°の角度である請求項13に記載の装 置。 15.前記装置(40)の後端に、好ましくは伸縮可能な管状カバー(54)が 設けられている請求項1から14に記載の装置。 16.請求項1から15に記載され、血管を探り当てる携帯器具と結合して使用 される血管穿刺器具の案内装置。 17.有効線が互いに角度を形成し、及び/又は、穿刺される血管の中でお互い に一定距離深くなるように、前記携帯器具の中に配置された少なくとも2つの変 換器を用いる請求項16に記載の使用。 18.楕円形断面形状を有する超音波を用いる請求項16又は17のいずれかに 記載の使用。 19.ダウン変換が携帯器具の中で有効にされ、得られる信号がアナログーデジ タルコンバータ(212)に供給され、該アナログーデジタルコンバータの出力 が信号処理器(213)で分析され、その結果が表示器(215)によって示さ れる、請求項16から18のいずれかに記載の使用。 20.受信信号をデジタル化して該デジタル化信号を信号処理器(309)に供 給するアナログーデジタルコンバータ(308)が携帯器具の中に設けられ、そ の結果が表示器(315)によって示される、請求項16から19のいずれかに 記載の使用。
JP5514546A 1992-02-27 1993-02-26 穿刺器具の案内装置及びその血管探当て用携帯器具における使用 Pending JPH07504101A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US84249292A 1992-02-27 1992-02-27
DE4206065.6 1992-02-27
DE19924206065 DE4206065C2 (de) 1992-02-27 1992-02-27 Medizinische Trägervorrichtung für eine Gefäßpunktionseinrichtung
US842,492 1992-02-27
PCT/EP1993/000453 WO1993016640A1 (de) 1992-02-27 1993-02-26 Vorrichtung zur führung einer punktionseinrichtung und deren verwendung mit einem handgerät zum auffinden von gefässen

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07504101A true JPH07504101A (ja) 1995-05-11

Family

ID=25912265

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5514546A Pending JPH07504101A (ja) 1992-02-27 1993-02-26 穿刺器具の案内装置及びその血管探当て用携帯器具における使用

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP0627894A1 (ja)
JP (1) JPH07504101A (ja)
AU (1) AU3499493A (ja)
CA (1) CA2129015A1 (ja)
WO (1) WO1993016640A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003509169A (ja) * 1999-09-08 2003-03-11 グレイゼル,ジョセフ 経皮的進入装置及び方法
JP2006239236A (ja) * 2005-03-04 2006-09-14 Jms Co Ltd カテーテル挿入用シース
JP2013240690A (ja) * 2006-01-10 2013-12-05 Accuvein Llc 小型静脈像エンハンサ及び標的領域の皮下血管を撮像するための装置
CN104739370A (zh) * 2013-12-31 2015-07-01 环达电脑(上海)有限公司 具有血管识别定位功能的电子装置及其方法

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AUPM934994A0 (en) * 1994-11-09 1994-12-01 Commonwealth Scientific And Industrial Research Organisation Particle property measurement
US6719698B2 (en) * 2001-07-18 2004-04-13 Cardiosonix Ltd. Ultrasonic transducer probe and a measurement device utilizing the same
EP2007273B1 (en) 2006-04-07 2017-01-25 Novarix Ltd. Vein navigation device
US20230346346A1 (en) * 2019-08-23 2023-11-02 Medulla Pro Technology Pte. Ltd. Apparatus, system and method for facilitating ultrasound medical imaging

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5982839A (ja) * 1982-09-24 1984-05-14 アドバンスト・テクノロジ−・ラボラトリ−ズ・インコ−ポレイテツド 内部手術超音波走査用無菌サヤ器具
US4877033A (en) * 1988-05-04 1989-10-31 Seitz Jr H Michael Disposable needle guide and examination sheath for transvaginal ultrasound procedures
CH676787A5 (en) * 1989-08-30 1991-03-15 Sulzer Ag Puncture needle device for blood vessel - uses ultrasonic transceiver enclosing needle for accurate location of blood vessel
US5076279A (en) * 1990-07-17 1991-12-31 Acuson Corporation Needle guide for assembly upon an ultrasound imaging transducer
US5261409A (en) * 1991-05-27 1993-11-16 Sulzer Brothers Limited Puncturing device for blood vessels

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003509169A (ja) * 1999-09-08 2003-03-11 グレイゼル,ジョセフ 経皮的進入装置及び方法
JP2006239236A (ja) * 2005-03-04 2006-09-14 Jms Co Ltd カテーテル挿入用シース
JP4581750B2 (ja) * 2005-03-04 2010-11-17 株式会社ジェイ・エム・エス カテーテル挿入用シース
JP2013240690A (ja) * 2006-01-10 2013-12-05 Accuvein Llc 小型静脈像エンハンサ及び標的領域の皮下血管を撮像するための装置
CN104739370A (zh) * 2013-12-31 2015-07-01 环达电脑(上海)有限公司 具有血管识别定位功能的电子装置及其方法

Also Published As

Publication number Publication date
AU3499493A (en) 1993-09-13
WO1993016640A1 (de) 1993-09-02
CA2129015A1 (en) 1993-09-02
EP0627894A1 (de) 1994-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5311871A (en) Syringe with ultrasound emitting transducer for flow-directed cannulation of arteries and veins
US5167630A (en) Blood vessel cannulation device
US8764663B2 (en) Method and apparatus for locating and distinguishing blood vessel
US5080104A (en) Proximity detector with a medical instrument
US5490522A (en) Device for locating and puncturing blood vessels
US5960089A (en) Ultrasound bell attachment for stethoscope
JP6322210B2 (ja) 標的化された挿管のためのデバイス、システム、および方法
CN107297016B (zh) 用于白血病患者化疗的picc静脉置管智能控制操作仪
DE69118823D1 (de) Ultraschall-Diagnostikvorrichtungen zum Darstellen medizinischer Geräte im Körper eines Lebewesens
US20220039829A1 (en) Vascoscope
US9320441B1 (en) Medical glove for obtaining a patient's blood pressure, pulse and oxygen saturation
JPH07504101A (ja) 穿刺器具の案内装置及びその血管探当て用携帯器具における使用
US5469848A (en) Tonometer
US20140275826A1 (en) Photoacoustic sensors for patient monitoring
US20180132781A1 (en) Artery Locating Device and Automated Sampling Device for Arterial Blood Gas Measurement
CN111134793A (zh) 一种改良式中心静脉穿刺针
JP2005066310A (ja) 静脈注射装置
WO2019209412A1 (en) Apparatus and method for determining physiological parameters of an infant in-utero
US9326836B2 (en) Single use periodontal probe
CN108498084A (zh) 便携式家用脉搏多功能分析仪
DE4206065C2 (de) Medizinische Trägervorrichtung für eine Gefäßpunktionseinrichtung
CN209032434U (zh) 一种超声血管导管
EP0190719A2 (en) Puncturing apparatus
JPH0310732Y2 (ja)
US11389075B2 (en) Veterinary pulse probe