JPH07503757A - 重合性炭水化物エステル,それから得られるポリマー及びその用途 - Google Patents

重合性炭水化物エステル,それから得られるポリマー及びその用途

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JPH07503757A JP6512719A JP51271993A JPH07503757A JP H07503757 A JPH07503757 A JP H07503757A JP 6512719 A JP6512719 A JP 6512719A JP 51271993 A JP51271993 A JP 51271993A JP H07503757 A JPH07503757 A JP H07503757A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
ム 7 エステル、それか ′ れるポリマー びその ゛、本発明は、炭水化 物とラジカル重合性残基を含むエステル基を有するジカルボン酸とから得られる 重合性エステル、それから得られるホモポリマー及びコポリマー、その製造法、 及びその用途に関する。 例えばシクロデキストリンのような炭水化物中への重合性基の導入は、その特性 、特に、高い親水性、特異的な錯体形成反応性、及び生物活性のため、望ましい 。アクリレート含有、メタクリレート含有及びシンナモイル含有シクロデキスト リン及びそのポリマーは、例えばA、P、クロット等のテトラヘドロン、第39 巻、第9号、1425〜1427頁(1983)に記載されている。 重合性基は、特異的に2−又は3−位で結合している。これらは対応する活性化 エステル、すなわちニトロフェニルカルボン酸エステルのシクロデキストリンに よる置換反応によって得られる。シクロデキストリンは、これら有機化合物と共 に包接化合物を形成するため、生成したニトロフェノールは一般に、完全に取り 除くことは極めて困難である。ニトロフェノールの生理学的な危険性、その重合 禁止作用及び極めてコストのかかる精製のため、このような重合性シクロデキス トリンから得られるポリマーは、条件つきでしか利用できない。 糖のアクリレート又はメタクリレートエステルから、ホモ−又はコポリマーを製 造することは更に公知である。しかし、糖のアシル化は位置選択性が低いので、 1つより多くの重合性アシル基を有する化合物を含む一貫しない化合物混合体が 常に得られる。それ故にこれら混合物から得られるポリマーは、溶液から沈澱を 生じる傾向を有する網状化した又は分岐した望ましくない生成物を常に含んでい る。加^て、多重置換により、多くの用途において望ましい天然の糖残基の特性 が失われる。更に、これらのアクリレート又はメタクリレートのエステル結合は 比較的剛直である。用途分野は、これらの欠点によって著しく制限される。ガラ クトースのアクリレートエステルから位置選択性の置換ポリマーを得るために、 ガラクトースのジアセトナイドをアクリロイル化し、続いて重合し、かつそれか ら保護基を除去することが提案されている(CA70:29704p)。しかし 、この手間のかかる方法は経済的でない。 W091/17255には、位置選択性ジアシル化により糖とジカルボン酸エス テルから酵素触媒によるポリマーの製造法が記載されており、その場合、糖残基 はコモノマーとしてポリマー主構造中に結合されており、かつそれにより生体活 性特性は実際的に失われる。 ジカルボン酸のモノ−又はジビニルエステルによってアシル化を行えば、シクロ サツカリドが2−又は3−位において位置選択的にモノアシル化し、又はモノマ ー性、ダイマー性又は直鎖オリゴマー性サツカリドの一級ヒドキシル基が、位置 選択的にモノアシル化することが出来ることが分かった。驚くべきことには、2 つの同じ反応性のエステル基が存在するにもかかわらず、ダイマー又は多重に置 換した生成物は得られない。ビニルエステル基は、不飽和アルカノールによって 別のラジカル重合性モノマーにエステル化することができ、又は不飽和アミンに よりアミド化することが出来る。糖のこれらモノマー及びモノビニルエステルは 、特に直鎖重合を行うのに適しており、その場合、サツカリド基は可撓性スペー サーに結合されている。特定のモノアシル化及びポリマー主構造における可撓性 の結合により、重合中においてもサツカリドエステルの特性は大幅に維持される
【課題を解決する手段】
本発明の対象は式1及びIaで示される化合物である。 R−Y−Co−R,−Co−0−A (I)R−Y COR−C0−0−CH− A+ (Ia)上記において、Rはラジカル重合性の炭化水素基を表し、R1は 直接結合、直鎖又は分岐01〜C22−アルキレン、C1〜Cs−シクロアルキ レン又はCIl〜CI4−アリーレンを表し、Aは、2−或は3−位においてヒ ドロキシル基の分だけ減少した、環式オリゴマー性炭水化物又はその炭水化物誘 導体の残基を表し、A1はヒドロキシメチル基の分だけ減少した、モノマー性又 は直鎖或は分岐オリゴマー性炭水化物又はその炭水化物誘導体の残基な表し、Y は−0−1−NH−又は−N (C,〜C6−アルキル)−を表す。 Rは、好ましくは2〜12、特に好ましくは2〜10、とりわけ好ましくは2〜 8の炭素原子を含む。残基Rは、ラジカル重合性基としてエチニル又はエチニル 基を含むことが出来る。Rは、例えばアルケニル、アルキニル、ビニルフェニル 、又はビニルベンジルである。アルケニルのいくつかの例を挙げれば、ビニル、 アリル、l−プロペン−2−イル、1−ブテン−2−又は−3−又は−4−イル 、2−ブテン−3−イル、及びペンテニル、ヘキセニル、オクテニル、デセニル とドデセニルの異性体である。好ましくはビニル、アリル及び1−プロペン−2 −イルである。アルキニルとしてのRは、好ましくは、アルキニルアルキル残基 、例えばHCC−C、R2,−又はC1〜C,−アルキル−CC−CヨHzm− を表し、ここで、mは1〜10、好ましくは1〜6、特に好ましくは1〜4の整 数であり、炭素原子の合計は、3〜12、好ましくは3〜8、特に好ましくは3 〜6である。アルキニルの例をい(つか挙げると、プロパギル、1−ブチン−3 −又は−4−イル、1−ペンチン−3−又は−4−或は−5−イル、2−ペンチ ン−4−又は−5−イル、1−ヘキシン−3−又は−4−又は−5−又は=6− イル、2−ヘキシン−4−又は−5−又は−6−イル、及び3−ヘキシン−5− 又は−6−イルである。 基Yは、好ましくは一〇−1−N H−1−N(メチル)−又は−N(エチル) −であり、特に好ましくは一〇−又は−NH−である。 アルキレンとしてのR8は、2〜20個、好ましくは4〜18個の炭素原子を含 む。例をいくつか挙げれば、メチレン、1,1−エチリデン、1.1−又は2. 2−プロピリデン、1.1−又は2.2−ブチリデン、1.1−12.2=又は 3.3−ペンチリデン又は−へキシリデン、1.2−エチレン、1.2−又は1 .3−プロピレン、1.2−1l、3−12,3−又は1.4−ブチレン、1. 2−51.3−11.4−1l、5−12.3−12.4又は2,5−ベンチレ ン、1.2−11,3−11,4−11.5−1l、6−12,3−12,4− 12,5−又は2.6−ヘキシレン、及びヘブチレン、オクチレン、ノニレン、 デシレン、ウンデシレン、ドデシレン、トリデシレン、テトラデシレン、ペンタ デシレン、ヘキサデシレン、ヘブタデシレン、オクタデシレン、ノナデシレンと エイコシレンの異性体である。 シクロアルキレンとしてのR8は、好ましくは4〜6個、特に好ましくは5又は 6個の炭素原子を含む。例をい(つか挙げれば、シクロプロピレン、シクロブチ レン、シクロペンチレン、シクロヘキシレン、シクロへブチレン及びシクロアル キレンである。シクロアルキレンとしてのR1は、好ましくは1,2−又は1, 3−シクロベンチレン及び1,2−11.3−又は1.4−シクロヘキシレンを 表す。 アリーレンとしてのR2は、好ましくはC6〜CI4−アリーレンである。例を 挙げれば、1,2−11,3−及び1,4−フェニレン、2,3−12,7−又 は2,8−ナフチレン、及び式のビフェニレンであり、上記式中、Xは直接結合 、−CH2−5CH3CH=、−(CH3)2C=、シクロへキシリデン、−0 −1−S−1−CO−1−CO2−1−SO−1−SO,−2−NH−1−CO −NH−5−N (C,〜C4−アルキル)−又は−Co−N (C,〜C4− アルキル)−を表す。 好ましい実施態様においては、R,は炭素原子数が2〜20、特に好ましくは4 〜14の直鎖又は分岐アルキレンを表す。 残基Aが誘導される環式オリゴマー性炭水化物は公知である。 これらは、例えば、6〜8個の、同−又は異なったモノサツカリド単位を有する ことが出来る。モノサツカリドの例について次に述べる。いくつかの好ましい例 を挙げると、α−1β−及びγ−シクロデキストリンである。誘導体として、6 −においてモノサツカリド、オリゴサツカリド、C3〜C1□−アルキル、02 〜C4−ヒドロキシアルキル又は01〜CI2−アシルで置換した誘導体、例え ば6−メチル−16−ヒドロキシエチル−16−ヒドロキシプロピル−16−ア セチル−及び6−マルドシルシクロデキストリンが挙げられる。 本発明の範囲において、モノマー性及び直鎖又は分岐オリゴマー性炭水化物とは 、サツカリド、例えばモノ−、ジー、トリー、テトラ−及びペンタサツカリドな いしデカサツカリドのようなモノ−及びオリゴサツカリドのことである。オリゴ サツカリドは、好ましくは2〜8個、特に好ましくは2〜6個の同−又は異なっ たサツカリド単位を有する。好ましい実施態様においては、モノ−及びオリゴサ ツカリドとしてアルドース又はケトースが挙げられる。特に好ましい実施態様に おいては、モノサツカリドとしてアルドペントース、アルドヘキソース、ケトペ ントース又はケトヘキソースが挙げられる。 アルドペントースの例としては、D−リボース、D−アラビノース、D−キシロ ース或はD−リキソース;アルドヘキソースの例としては、D−アロース、D− アルドロース、D−グルコース、D−マンノース、D−グロース、D−イドース 、D−ガラクトース又はD−クロース;ケトペントースの例としては、D−リブ ロース又はD−キシルロース;ケトヘキソースの例としては、D−プシコース、 D−フラクトース、D−ソルボース又はD−タガトースである。 ジサッカリドの例としては、トレハロース、マルトース、イソマルトース、セロ ビオース、ゼンチオビオース、サッカロース或はラクトースである。 トリサツカリドとしては、ラフィノース或はパノースが挙げられる。 より広範のオリゴマーとしては、ポリサツカリド、例えば、澱粉、デキストラン 、セルロース、クルトラン、プルラン及びキチンのオリゴマー分解生成物が挙げ られる。例をい(つか挙げれば、デキストリン、マルトテトラオース、マルトヘ キサオース、キトへブタオース及びシアリル−ルイス” (Sialyl−Le wis”)等である。 モノマー性及び直鎖又は分岐のオリゴマー性炭水化物の誘導体としては、例えば 、1−及び/又は2−及び/又は3−位がC1〜CI2−アルキル、02〜C4 −ヒドロキシアルキル、C1〜C1□−アシルで置換されたものが挙げられる。 より好適な誘導体は、例えば、天然及び合成ヌクレオシド及び2〜20個、好ま しくは2〜10個の、同−又は異なる、かかるヌクレオシドから成るオリゴヌク レオチドである。 好ましい実施態様においては、Rはアリル、プロパギル、p−ビニルフェニル、 p−ビニルベンジル又は式R1CH= CR*−で示される残基を表し、ここで 、R1はH又はC1〜C6−アルキルを表し、R1はI(、C8〜C6−アルキ ル又はフェニルを表す。 R1がアルキルを表すとき、好ましくは1〜4個、特に好ましくは1又は2個の 炭素原子を含む。アルキルは好ましくは直鎖である。例をい(つか挙げれば、メ チル、エチル、n−プロピル及びn−ブチルである。アルキルとしてのR,は、 特に好ましくはメチル又はエチルである。 好ましい実施態様においては、R3はH、メチル又はエチルを表す。特に好まし くはR2はHである。 R2がアルキルを表すとき、好ましくは1〜4個、特に好ましくは1又は2個の 炭素原子を含む。アルキルは好ましくは直鎖である。例をいくつか挙げれば、メ チル、エチル、n−プロピル、n−ブチル、n−ペンチル及びn−ヘキシルであ る。R2は、好ましくは、I」、メチル、エチル、プロピル又はブチルである。 特に好ましい実施態様においては、 R3はI]、R2はH、メチル、エチル、 n−プロピル又はn−ブチルを表す。R3とR2が共にHを表す場合がとりわけ 好ましい。 本発明のもう一つの対象は、式II R,CH=CR,−0−CO−R,−CO−0−R,C=CHR,(II)のジ ビニルカルボン酸エステル 又は式TIa R″−Y−GO−R,−CO−0−R,C=CHR,(l1alのモノビニルエ ステル (上記式中、R1及びR,は次に示す意味を、又R3及びYは前記の意味を有す る)を、 (a)式A−OH(この場合、Aは前記の意味を有する)で表される環式オリゴ マー性炭水化物又はその誘導体によりエステル化し、又は、 (b)脂肪分解酵素の存在下で、式A、−CH,OH(ここでA1は前記の意味 を有する)で表されるモノマー性又は直鎖オリゴマー性炭水化物又はその誘導体 によりエステル化し、かつ、(c)場合よっては、得られた式1及びIaの化合 物(この場合、Rはラジカル重合性ビニルエステル基を表す)を、式R′−OH で表されるアルコール、アミンR′NH,又はアミンR′NH(C,〜C4−ア ルキル)によってエステル化又はアミド化する(この場合、R′及びR“は、そ れぞれ、非ビニルのラジカル重合性炭化水素基を表す)ことを特徴とする、式I 及びIaの化合物の製造方法である。 式IIの化合物は公知であるか、又は公知の方法、例えばD、スェージ等による Organic 5ynthesis Ca11. Vol、IV、ウィリー・ ニューヨーク、977〜980頁(1963)、またはE、S。 ロマン等によるJ、 Organic Chem、 27.3123〜3127 頁(1962)に記載された処方に従って製造することができる。 式A−OH及びAl−CH2−OHによって表される炭水化物は同様に公知であ り、市販されている。 反応工程(a)におけるエステル化は、目的に合わせて緩ith液中で0〜15 0℃の温度で行われる。反応混合物には、好ましくは不活性、極性で水混和性の 溶媒が添加される。適当なl8媒は特に、メタノール、エタノール、プロパツー ル及びブタノールのようなアルカノール又はアセトン、テトラヒドロフラン、ジ オキサン及びジメチルフォルムアミドである。反応生成物の分離は、公知の方法 、例えば沈澱、濾過及びそれに続く乾燥によって行われる。生成物は、洗浄、再 沈澱又はクロマトグラフ法によって精製することが出来る。反応工程(b)にお けるエステル化は、目的に合わせて不活性及び極性溶媒中で、0〜150℃の温 度で行われる。適当な溶媒は特に、ジエチルエーテル、ジブチルエーテル、t− ブチルメチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、アセトン、メチルイ ソブチルケトン、ヘキサン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、ベンゼン 、トルエン及びキシレンである。生成物の分離と精製は、前記のように行われる 。反応工程(c)によるエステル化及びアミド化は、当業者には公知である。脂 質分解酵素の例として、フミコーラ・ラヌギノーサ(t(umicoLa la nuginosa)のリパーゼが挙げられる。反応は、目的に合わせて不活性ガ ス中で、例えば稀ガス又は窒素中で行われる。 式1及びTaの化合物は、エステル基円にラジカル重合性基を有する、均一にモ ノアシル化されたモノマーであり、これらは公知の方法、例えばラジカル開始剤 の添加により直鎖ホモポリマー又は直鎖もしくは網状化コポリマーに重合でき、 これらによって親水性炭水化物基は、可撓性側鎖を介してポリマー主構造に結合 されており、かつこの基の特性はかなりの程度まで維持されている。 本発明の更なる対象は、ポリマーに対して、i )0.1〜100モル%の、式 III及び/又は式l11aの少なくとも1つの構成要素、 Y−Co−R3−Co−0−A (上記式中、R,はラジカル重合性基の残基を表し、R,、A、AIとYは前記 の意味を有する)、 1i)99.9〜0モル%の、式III及び式IIIaとは異なったラジカル重 合性オレフィンの少な(とも1つの構成要素、かつ1ii) 80〜Oモル%の 、式III及び式l11aとは異なったラジカル重合性ジオレフィンの少なくと も1つの構成要素(その場合、モル%は加算して100%となる)、から成るポ リマーである。 本発明に関わるポリマーは、500乃至2000000、好ましくは1000乃 至1000000、特に好ましくは1000乃至5oooooの平均分子量(重 量平均)を持つことが出来る。本発明に関わる直鎖ポリマーは、例えば500乃 至200000、好ましくは500乃至100000、特に好ましくは500乃 至5ooooの分子量を持つことが出来る。 R1は好ましくは2〜12個、特に好ましくは2〜10個、とりわけ好ましくは 2〜8個の炭素原子を含んでいる。残基R,は三価のエタントリイル−、フェニ レン−エチレン−、フェニレンメチル−エチレン−又はエタントリイルー基を表 すことが出来る。 エタントリイル基は未置換又はアルキル基で置換されることができ、その場合、 置換エタントリイル基は好ましくは2〜12個、特に好ましくは2〜10個、と りわけ好ましくは2〜8個の炭素原子を含んでいる。いくつかの例を挙げると、 エタントリイル、プロパン−1,2,3−1−リイル、ブタン−1,2,4−ト リイル、ペンタン−1,2,5−トリイル、ヘキサン−1,2,6−トリイル、 ヘプタン−1,2,7−トリイル、オクタン−1,2,8−トリイル、−CH, −CH(C6H4)−及び−CH,−CH(C,84CH,−)−である。エタ ントリイル基は、例えば式−HC=C(C,H2,5−)−又は−(C,−C, −アルキル)C=C(C,BH,、−)−によって表されるものであり、ここで mは1〜10、好ましくは1〜6、特に好ましくは1〜4の整数であり、炭素原 子数の合計は3〜12、好ましくは3〜8、特に好ましくは3〜6である。−例 は−HC=C(CH2−)−である。 前記した形態及び例記されたものが、そのままR,、A、A、とYに当てはまる 。 成分i)の含有量は、例えば0.5〜100モル%、好ましくは1〜100モル %、より好ましくは5〜100モル%、特に好ましくは10〜100モル%、と りわけ好ましくは20〜100モル%である。コモノマー単位ii)及び1ii )の含有量は、本質的に、希望する性質によって決る。成分ii)の含有量は、 例えば99.5〜0.5モル%、好ましくは99〜1モル%、より好ましくは9 5〜1モル%、特に好ましくは90〜1モル%、とりわけ好ましくは80〜1モ ル%である。成分1ii)の含有量は、例えば7o〜0.01モル%、好ましく は60〜0.05モル%、より好ましくは50〜0.1モル%、特に好ましくは 40〜0.5モル%、とりわけ好ましくは30〜1モル%である。 好ましい実施態様においては、R1は 式−CH2−CH(CH2−)−1 −CH,−CH(C,H,−) −1 −CH,−CH(C,H,CH2−)−1−HC=C(CH2−)−又は−(R ,)CH−C(R2)=で表される残基であり、ここで、R冒まH又はC3〜C 6−アルキルを表し、R2はH,C,=C6−アルキル又はフェニルを表す。 特に好ましい実施態様においては、成分i)の構成要素が式IVR,Y−■−R ,−Co−0−A (I V )+1 R,Y、C0−Ro−Co−0−CH,−八。 に対応し、上記式中、R1はH又はC1〜C6−アルキルを表し、R2はH,C ,=C6−アルキル又はフェニルを表し、より好ましい実施態様を含めて、A、 A、、R3及びYは前記と同義である。 R3がアルキルを表す時、好ましくは1〜4個、特に好ましくは1又は2@の炭 素原子を含む。アルキルは好ましくは直鎖である。 例をいくつか挙げれば、メチル、エチル、n−プロピル、及びn−ブチルである 。アルキルとしてのR,は、特に好ましくはメチル又はエチルである。 好ましい実施態様においては、R1は、H、メチル又はエチルを表す。R,は、 特に好ましくはI4である。 R2がアルキルを表す場合には、好ましくは1〜4個、特に好ましくは1又は2 個の炭素原子を含む。アルキルは好ましくは直鎖である。例をい(つか挙げれば 、メチル、エチル、n−プロピル、n−ブチル、n−ペンチル及びn−ヘキシル である。R2は、好ましくはl]、メチル、エチル、プロピル又はブチルである 。 特に好ましい実施態様においては、R3は、Hを表し、R2は、H、メチル、エ チル、n−プロピル又はn−ブチルを表す。とりわけ好ましくは、R1及びR2 は、それぞれ、Hな表す。 成分11)の構成成分が誘導されるオレフィンモノマーは、多数知られている。 好ましくはエチレンを表し、そのエチレンは未置換或はハロゲン、−〇I4、− CN、ピロリドニル、C1〜CI2−アルキル、フェニル、C1〜C1−アルキ ルフェニル、C1〜C4−アルコキシフェニル、ハロゲン化フェニル、ヒドロキ シフェニル、01〜C4−アルキル−ヒドロキシ−フェニル、C1〜C4−アル コキシ−ヒドロキシ−フェニル、塩化−又は臭化−ヒドロキシ−フェニル、C1 〜C4−アルコキシ、フェノキシ、C1〜C4−アルキルフェノキシ、ベンジル 、ベンジルオキシ、−COooM”、−Coo R,、−COOCR,CH(O H)CH20H1−COBR5−OH1−Coo −(R,R,S i 0)n −3iR8R? Ra、−COBRs −0−(R6R? 5iO)r、−S  i R,R,R,、−CONH,、−CONH(C,=C6−アルキル)、−C ON (C,−C,−アルキル)2又は−〇C0−R。 で置換されており、上記においてM@はHo、アルカリ金属カチオン又はアンモ ニウムカチオンを表し、R4はC1〜C+aミーアルキルC6〜C1−シクロア ルキル、(C,=C12−アルキル)−〇、〜C1−シクロアルキル、フェニル 、(C,=C1□−アルキル)フェニル、ベンジル又は(C,−C,、−アルキ ル)ベンジルを表し、R2は直鎖又は分岐のC2〜C+s−アルキレン、オキサ アルキレン単位が2〜6個のポリ(C,=C+s−オキサアルキレン)、C6〜 C8−シクロアルキレン、フェニレン、ベンジシン又はキシリレンを表し、Bは 一〇−1−N (C,=C6−アルキル)−又はNH−を表し、R,、R,とR 8は、それぞれ独立して、C,=C6−アルキル又はC1〜C6−アルコキシを 表し、nは1〜30の数を表す。 R4は、直鎖又は分岐C3〜C18−1好ましくはC1〜C1□−1特にC1〜 C6−アルキルである。R4は、シクロアルキルとして、特にシクロペンチル又 はシクロヘキシルを表す。(C,=C12−アルキル)−シクロアルキルとして のR4にあっては、そのシクロアルキルは、特に、シクロペンチル又はシクロヘ キシルであって、そのアルキル基は直鎖でも分岐でもよく、好ましくは1〜6個 、特に1〜4個の炭素原子を含む。R4は、アルキルフェニル又はアルキルベン ジルを表し、そのアルキル基は直鎖でも分岐でもよく、好ましくは1〜6個、特 に1〜4個の炭素原子を含む。 R6は、アルキレンとして、好ましくは2〜12個、特に好ましくは2〜8個、 とりわけ好ましくは2〜6個の炭素原子を含む。その例は、エチレン及びプロピ レン、ブチレン、ベンチレン、ヘキシレン、ヘブチレン、オクチレン、ノニレン 、デシレン、ウンデシレン、ドデシレン、テトラデシレン、ヘキサデシレンとオ クタデシレンの異性体である。好ましくは、エチレン、1.2−及び1.3−プ ロピレン、1,2−11,3−及び1.4−ブチレン、1.2−11.3−11 .4−及び1,5−ベンチレン、並びに1.2−1l、3−11.4−11.5 −並びに1.6−ヘキシレンである。 ポリ(オキサアルキレン)を表す場合のR5は、好ましくは2〜4個のオキサア ルキレン単位を含み、かつアルキル残基に、好ましくは2〜4個、特に好ましく は2又は3個の炭素原子を含む。 シクロアルキレンを表す場合のR5は、特にシクロペンチルン又はシクロヘキシ レンを表す。 R,、R,とR6は、好ましくはC1〜C1−アルキル又はC3〜C4−アルコ キシで、特に好ましくはメチル、エチル、メトキシ又はエトキシである。nは、 好ましくは1〜20、特に好ましくは1〜10の数を表す。 アンモニウムカチオンを表す場合のMoは、例えばNH−又は炭素原子数が1〜 12の一級アミン、炭素原子数が1〜18の二級アミン、炭素原子数が3〜24 の三級アミンのカチオン、又は炭素原子数が4〜3o、好ましくは4〜2oの四 級アンモニウムを表す。 好ましい実施態様においては、成分ii)は、式V:の構成要素を表し、上記式 中、RzはH,C,〜c6−アルキル、−COOR4又は−COOe M” を 表L、R,はH,F、0℃、CN又はC1〜C8−アルキルを表し、RtoはH lF、Cu2、CN、ピロリドニル、Rto0−1C+ 〜C+aミーアルキル OOH−1−COoe・、−COOR4、−COOCH,CH(OH)CH,0 H1−CONH,、−CONH(C1〜C4−アルキJl、) 、−CON ( c+ 〜C,−アルキル)2、−COBRs−OH1−0CO−R4,−COO −(Ra Ry 5iO)n−3iRs R7R11、−COBR+t −0− (R8Rt S i 0)n−3i Ra Rt Rs 、 フェニ)Lt又は −OH及び/又は1もしくは2のアルキル、メトキシ、0℃或はBr置換のフェ ニルを表し、M@はH@、アルカリ金属カチオン又はアンモニウムカチオンを表 し、R4は、C3〜C1+t−アルキル、C5〜C7−シクロアルキル、 (C ,〜c1□−アルキル)−C,〜C,−Cクーアルキル、フェニル、(C,〜C +z−アルキル)フェニル、ベンジル又は(C,〜Cl2−アルキル)ベンジル を表し、R12は直鎖又は分岐の02〜CII−アルキレン、オキサアルキレン 単位が2〜6個のポリ(C2〜C0−オキサアルキレン)、CS”Ca−シクロ アルキレン、フェニレン、ベンジレン又はキシリレンを表し、Bは一〇−1−N  (C,〜C4−アルキル)−又は−NH−を表し、R,、R,とR,はメチル 、エチル、メトキシ又はエトキシを表し、nはO又は1〜20、好ましくは1〜 12の数を表す。 RIIは好ましくはHを表す。R1,がアルキルを表す場合は、好ましくはメチ ル又はエチルである。R1,が−COOR,を表す場合は、R4は、好ましくは C1〜C12−1特にC6〜C6−アルキルを表す。 Roがアルキルを表す場合は、好ましくはC1〜C4−アルキル、例えば、メチ ル、エチル、n−プロピル及びn−ブチルである。R,は、好ましくはH,Cu 2又はC3〜C4−アルキルを表す。 R1゜がR1□−〇−基を表す場合は、R12は、好ましくはC1〜C1□−1 特にC1〜C6−アルキルを表す。Rloがアルキルを表す場合は、好ましくは 1〜6個、特に1〜4個の炭素原子を含む。 R1゜が−COOR,基を表す場合は、R4は、好ましくはC1〜Cl2−1持 にC,−C,−アルキル、シクロペンチル又はシクロヘキシルを表す。RIOが 一0COR,基を表す場合は、R4は、好ましくはC1〜C12−1特にC1〜 C6−アルキル、フェニル又はベンジルを表す。 R1゜が−cooRs OH基を表す場合は、R5について以前に述べたものが 適用される。 R3゜が−CONH(C,〜C4−アルキル)又は−CON (C,〜C4−ア ルキル)2基を表す場合は、好ましくは−CONHCH,,−CONHC,H, 、−CON (CH,)、又は−CON (C,H,)2である。 好ましい実施態様においては、R1,はHを表し、R9はHl−F、−0℃、メ チル又はエチルを表し、そしてR3゜はピロリドニル、−F、−0℃、−CN、 −OH,C,〜C4−アルキル、01〜C6−アルコキシ、−coo−c、〜C 6−アルキル、−COOR,−OH1−C00M・、−ooc−c、−c、−ア ルキル、−COOCH2CH(OH)cHt 0H2−CONH,、−CONH (C,〜C4−アルキル)、−CON (C,〜C4−アルキル)2、−COO −(Re Rt 5iO)n−5iR6Ry R6、−COBR6−0−(R8 Ry 5iO)n−3iR8Rt Ra、フェニル、メチルフェニル、ジメチル フェニル、クロロフェニル、ジクロロフェニル、ジブロモフェニル、メトキシフ ェニル、ジメトキシフェニル、ヒドロキシフェニルを表し、上記においてMoは アルキル基に1〜4個の炭素原子を有するトリアルキルアンモニウムを表し、R 5は02〜06〜アルキレンを表し、R,、R,とR6はメチル、エチル、メト キシ又はエトキシを表し、そしてnはO又は1〜12の数を表す。 非常に好ましい実施態様においては、式■において、RIIはHを表し、Reは H又はメチルを表し、そしてR10はピロリドニル、−CN、−Coo)(、− Coo−C,H,、−(yは2〜6、特に2〜3)、−CON (CHl)、、 −COOCH2CH(OH)CH20H及び−C00−CH−CH−0−[S  i (OCH−)a −01n −5i (OCH−)、又は−Coo−CH, CH,−0−[S i (Cx Hs)i −03n −S L (OCa H a)i (nは1〜8、好ましくは2〜6)を表す。 本発明によるコポリマーは、ブロックポリマー又は交互にもしくは統計的に分布 した構造単位を有するコポリマーに係わる。 成分1ii)では、例えばブタジェン、イソプレン及びクロロブレンの構造単位 に係わる。その他の適当な構造単位は、ジオールのシアクリラードもしくはジメ タクリラード又はジアミンのジアクリル−もしくはジメタクリルアミドから誘導 することができる。アルコール及びジアミンは、式HY−C,H2,−YHのも のに係わる。ここで、Xは2〜12、好ましくは2〜6の数であり、Yは、−〇 −1−NH−又は−N (C,〜C4−アルキル)−を表す。ジオールとしては 、式HO−(C,H,nO)、−Hのポリオキサアルキレンジオールが挙げられ 、ここにおいて、nは2〜6、好ましくは2〜4、特に好ましくは2〜3の数で あり、yは2〜20、好ましくは2〜10、特に好ましくは2〜6、とりわけ好 ましくは2〜4の数である。いくつかの例を挙げれば、エチレングリコール、1 ,2−及び1.3−プロピレングリコール、1.2−11.3−及び1.4−プ ロピレングリコール、及びペンチレンゲリコール、ヘキシレングリコール、ヘキ シレングリコール、オクチレングリコール、ノニレングリコール、デシレンゲリ コール、ウンデシレングリコールとドデシレングリコールの異性体、ジエチレン グリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、ジー1.2 −プロピレングリコールとトリー1.2−プロピレングリコール、4〜12の同 一もしくは異なったオキサエチレン又はオキサプロピレン残基を有するオリゴマ ー性ポリオキサアルキレングリコールである。 本発明によるポリマーは、第四の成分iv)として10モル%迄の、好ましくは 0.01〜5モル%の三官能エチレン性不飽和化合物の残基を含むことができ、 その場合、ポリマーにおけるモル%は100モル%である。例としては、トリメ チロールプロパン又はメチルトリメチロールプロパンのアクリラート−及びメタ クリラートトリエステルが挙げられる。 本発明によるポリマーの製造は、通常の方法により、光化学ラジカル重合を含め たラジカル重合によって行うことができる。その場合、方法として、例えばブロ ック−1乳化−1溶液−又は界面重合が挙げられる。分離と精製も、ポリマー化 学における通常の方法に従って行うことができる。その詳細は実施例に述べられ ている。 本発明によるポリマーは、無色透明から白色で不透明までの固体であり、この固 体は極めて高い親水性を示す。組成に応じてこれらは、水溶性か又は水或はその 他の双極性で、がっ、非プロトン性もしくはプロトン性溶媒に溶解するか又は膨 潤性であり、そして強力な親水性の表面を有するゲルもしくはヒドロゲル、又は 非膨潤性ポリマーを形成することができる。ポリマーは、組成に応じて親水性、 両性又は疎水性とすることが出来る。ポリマーの特性は、モノマー及び本発明に よるモノマーにおけるスペーサーの選択と量によって特別に調節することが出来 る。モノマーとポリマーは、容易に入手可能である。ポリマーは、部分的には生 理学的な危険性がな(、かつその一定していて良好な生物学的及び物理化学的特 性の点で抜きん出ている。これらポリマーは、技術的に広い用途を有する。 本発明によるポリマーは、フィルム形成性を有する。水性又は有機性溶液の濃縮 により、透明で丈夫な、かつ場合によっては水含有フィルムが形成され、そのフ ィルムは空気及び水分透過性である。 これらの特性及びその水蓄積作用に基づいて、これらは化粧用及び医薬用製剤に おける皮膚又は粘膜のための保湿剤として、関節運動を維持する手段として、又 傷口の包帯にも適している。化粧用調剤は、例えば皮膚及び毛髪保守剤及び防臭 剤である。本発明によるポリマー、特にそれから製造されたゲルは、作用物質を 長期にわたってコントロールしながら放出する調剤、例えば医薬用及び殺虫作用 物質又は芳香剤の製造に適している。 本発明による水溶性ポリマーは、水溶液中において増粘及び分散作用を示し、T en5ide及び粘稠剤として利用できる。これらは、例文ば食料品又は生物活 性の作用物質濃縮物の製造、並びに色素及びピグメント調合の際に、例えば懸濁 液、エマルジョン、分散液及び水?8液における添加剤として適している。 本発明によるポリマーから、膜又は傷口包帯として利用できるフィルム及びフォ イルを、公知の方法で製造することが出来る。作用物質又は被覆作用物質用のカ プセルを公知の方法で製造することができ、その場合、作用物質が周囲へゆっく りとかつ連続的に放出される。 例^ば、金属、半導体、セラミック、ガラス、金属及び半導体酸化物又は窒化物 、木材、紙及び合成物質のような固体支持材料を、本発明によるポリマーによっ て被覆することもでき、そしてこれら被覆された材料を、例えばセンサー用母材 として利用することもできる。 本発明によるポリマーは、例えば適当なヒドロゲルからなるソフトコンタクトレ ンズ、又は永久親水性表面を有するハードコンタクトレンズの製造のため、又は コンタクトレンズの表面の改質のため、又はコンタクトレンズの浄化の為に利用 することもできる。 本発明の別の課題は、粘稠剤及びTen5ideとしての本発明による水溶性ポ リマーの利用である。 本発明のその他の課題は、作用物質をコントロールして放出するための支持材料 としての本発明によるポリマーの利用である。 本発明のもう一つの課題は、コンタクトレンズの製造、改質又は浄化のための本 発明によるポリマーの利用である。 以下の実施例により、本発明の詳細な説明する。 A)出発化合物の製造 実施例Aにα、ω−ジカルボン酸ジビニルエステルエステルは、D、ズワーン、 E、F、ジョーダン、叶ganicSynthesis Co11. Vol、 5 、ウィリー、ニューヨーク、1963゜977〜980頁に記載の処方に従 って製造される。 ジカルボン酸2モルを、窒素ガス下7〜8倍過剰モルのビニルアセテート中に懸 濁し、Li (PdCβ2)を混合する。加熱し濃硫酸を数摘加えて反応を開始 する。混合物を、還流下20時間撹拌する、続いて、酢酸ナトリウム1gと活性 炭Logを添加し、溶液を濾過して濃縮する。残滓を400m1のジエチルエー テルで希釈し、冷飽和重炭酸ソーダ200m1で5回抽出し、水洗する。乾燥し たエーテル相を濾過し濃縮する。ジクロロメタンを用いてシリカゲルカラム中で 混合物を分離して、精製する。平均収率は50〜90%である。 この方法により製造されるもの=1.4−ジビニルブタンジオアート、1,6− ジビニルヘキサンジオアート、1.12−ジビニルドデカンジオアート、1.1 6−ジビニルヘキサデカンジオアート、1.22−ジビニルトコサンジオアート 、4,4′−ジビニルビフェニルジオアート。 α、ω−ジカルボン酸ジイソプロペニルエステルは、E、S。 ロットマン、S、セロータ、T、パールスフィン、D、スヮーン、J、 Org 、 Chern、 27 (1962) 3123〜3127に記載の処方に従 って製造される。 B)モノマーの製造 実施例B1:γ−シクロデキストリニルービニル−ヘキサデカンジオアート γ−シクロデキストリン2.5g (1,92ミリモル)をリン酸塩緩衝液60 m1(0,1モル/℃、pH7,0)及びエタノール140m1に溶かし、1. 16−ジビニルヘキサデカンジオアート5.0g (17,5ミリモル)を混合 する。混合物を、50”Cで68時間撹拌する。続いて、溶液を濃縮し、水を加 えて300m1にする。200m1のジエチルエーテルで2回抽出し、水相を凍 結乾燥する。粗生成物を水25m1中に懸濁し、アセトン150m1を添加する 。濾過し凍結乾燥して、生成物0.68g (23%)が得られる。 実施例B2:β−シクロデキストリニル−ビニル−ドデカンジオアート β−シクロデキストリン5g (4,4ミリモル)をリン酸塩緩衝液120m1 (0,1モル/β、pH7,0)及びエタノール280m1に懸濁し、ジビニル ドデカンジオアート10.0g(43,4ミリモル)を混合する。混合物を50 ℃で30時間撹拌する。続いて、溶液を濃縮し、水を加えて容量を200m1に する。 懸濁液を200m1のジエチルエーテルで2回洗浄し、凍結乾燥する。粗生成物 を水50m1中に懸濁し、アセトン270m1を添加する。濾液を凍結乾燥して 、生成物2.4g (40%)を得る。 実施例B3:α−シクロデキストリニル−ビニル−ヘキサンジオアート α−シクロデキストリン50g(51ミリモル)をリン酸塩緩衝液3.512( 0,1モル/ff、pH7,0)及びエタノール1.5℃に溶かし、ジビニルヘ キサンジオアート50g(0,25モル)を混合する。混合物を50℃で30時 間撹拌する。続いて、溶液を1℃に濃縮し、濾過して、1f2のジエチルエーテ ルで3回抽出する。水相を凍結乾燥し、粗生成物を水940m1に溶解し、アセ トン5.64℃で沈澱させる。濾過し凍結乾燥した後に28.35gが残り、そ れを水300m1に溶かし、弱塩基性アニオン交換樹脂(Dowex IRA− 931で処理する。濾液を凍結乾燥して、生成物17.4g (30%)を得る 。 I H−NMR(250MHz 、B20): 1.68ppm (s、巾広、 2(−βCH2))、2.43ppm (s、巾広、2 (−aCH−−))、 3.33〜3.95ppm (シクロデキストリン)、4.O3ppm (m、 H−3A)、4.92ppm (s、5H−1)、5.1 lppm (d、H −LA) 、5.24ppm (m、H−2A)、7.O8ppm (dt、  HC=CHa )。 実施例B4:β−シクロデキストリニル−ビニル−ヘキサンジオアート β−シクロデキスト9210g (7,7ミリモル)とジビニルへキサンジオア ートLog (50,5ミリモル)をリン酸塩緩衝液700ml (0,1−f ニル/1、pH7,0)及びエタ)−ル300mlに懸濁する。50℃に加温し た溶液を20時間撹拌し、続いて、溶液を0.5ρに濃縮する。250m1のジ エチルエーテルで3回洗浄した後、水相を濾過し凍結乾燥する。粗生成物を水1 80m1に溶解し、アセトン10108Oを添加する。濾過した後、溶液を濃縮 し凍結乾燥して、生成物6.74g (61%)を得る。 実施例B5二〇−シクロデキストリニル−ビニル−ブタンジオアート α−シクロデキストリン1.34g (1,37ミリモル)をリン酸塩緩衝液7 5m1(69ミリモル/℃、pH7,0)及びエタノール32m1に溶かす。ジ ビニルブタンジオアート2.68g(15,75ミリモル)を添加した後、50 ”Cで40時間撹拌する。続いて、容量を半分に濃縮し、水で200m1の容量 に調整する。溶液を200m1のジエチルエーテルで2回洗浄し、凍結乾燥する 。粗生成物を水32m1に溶解し、アセトン192m1を添加する。濾過し凍結 乾燥した後、その物質を水68m1に溶かし1弱塩基性アニオン交換樹脂(Am berlite IRA−93)と共に撹拌する。再度濾過し凍結乾燥して、生 成物300mg(20%)を得る。 実施例B6:マルトシルシクロデキストリニルービニルーヘキサンジオアート マルトシルシクロデキストリン5g (3,9ミリモル)をリン酸塩緩衝液35 0m1(69ミリモル/2、pH7,0)及びエタノール150m1に溶かし、 ジビニルヘキサンジオアート5g(25ミリモル)を混合する。50℃で20時 間攪拌後、混合物を冷却し、250m1のジエチルエーテルで2回抽出する。水 相を凍結乾燥し、水91m1に溶かす。アセトン546m1を添加することによ り沈澱する物質を濾過し、濾液を濃縮し乾燥する。それにより、生成物2.2g  (39%)が得られる。 実施例B7−B13 : 6−0−グルコシル−ビニル−デカンジオアート D−グルコース0.5g (2,78ミリモル)、ジビニルデカンジオアート2 .0g (7,87ミリモル)とリパーゼ0.5g(フミコーラ・ラヌギノーサ )を秤量し、アセトン150m1中に懸濁させる。混合物を50℃で数日撹拌し 、希釈してから濾過する。 その濾液をエチルアセテートと混合し、沈澱物を分離する。溶媒を蒸発させ、残 滓をエチルアセテートに溶かし、次いでヘキサンを加える。上澄み液を蒸解する 。生成物0.924g (85%)が淡黄色の油状物として得られる。ジクロロ メタン/メタノール(5:1)を使いシリカゲルクロマトグラフィによる精製に より、生成物48%が得られる。 LH−NMR(250MHz、重水素化アセトン) : 1.20ppm(s、 8H,’f、Y′、δ、δ′ −CHa −)、1.48ppm(m、4H,β 、β’ −CHa −)、2.19ppm (t、2H。 a−CHx−)、2.311)pol (t、2H,a’ −CHz−)。 3.19ppm (m、2H,H−4,H−2)、3.57ppm (t。 I H,H−3)、3.84ppm (m、LH,H−5)。 4、O3ppm (q、IH,H−6a)、4.20ppm (d、LH。 H−6b)、4.47ppm (d、H,−CH=CH,a)。 4.72ppm (d、IH,−CH=CHa b)、4.98ppm(d、I H,H−1)、7.17ppm (dd、IH,−CH=CH,)。 実施例 サツカリド 生成物 収率 B8 D−マンノース 6−0−マンノシル−85%ビニル−デカンジオアート B9 マルトース 6′−〇−マルトシルー 15%ビニル−デカンジオアート BIOD−リボース 5−0−リボシル−37%ビニル−デカンジオアート Bll β−メチルグルコシド 6−0−β−84%メチルグルコシジル− ビニル−オクタンジオアート B12 β−オクチルグルコシド6−0−β−76%オクチルグルコシジル− ビニル−オクタンジオアート B13 アデノシン 5′−O−アデノシル−4%ビニル−ドデカンジオアート C)ポリマーの製造 3、a)ラテックス重合体 米国特許4,735,843、野田、1988年4月5日の特許実施例による。 該特許には、オリゴオレイルエトキシラード(“ヴオルボ20”、実施例1.2 .4.6)及びブタジェン−エチレン−ブロック共重合体(実施例3)がラテッ クス重合の乳化剤として記載されている。これらは、乳化特性を有する一官能性 シクロデキストリンで置き換えられる(β−シクロデキスト1ノニル、ビニルド デカンジオアート及びγ−シクロデキストリニル、ビニルヘキサデカンジオアー ト)。 実施例C1:β−シクロデキストリニル−ビニル−ドデカンジオアート−イソブ レン−スチレン−ラテックスβ−シクロデキストリニル−ビニル−ドデカンジオ アート120mgとベルオキソニ硫酸カリウム60mgを、アルゴン下フラスコ に秤量し、アルゴン洗浄し2回蒸留した水27m1に溶かす。そこに、ドデシル メルカプタン50μl、スチレン0.77m1及びイソプレン3.08m1を加 える。フラスコに栓をして、撹拌下50℃に加熱して反応を開始する。16時間 後、白っぽいエマルジョンとしてラテックスが得られる。 実施例C1記載のラテックスをガラス板の上に塗り、100℃の熱風下3日間乾 燥して、透明、耐水性で親水性のフィルム(接触角約45°)が得られる。 実施例02〜C13: アゾビスイソブチロニトリル12mgとα−シクロデキストリニルービニルアジ ペー)200mg(0,18ミリモル)を、アルゴン下5mlフラスコに秤量し 、アルゴン処理した溶媒1mlに溶かす。 コモノマー(0,36ミリモル)を滴下し、フラスコに栓をして、60℃で18 〜36時間撹拌する。冷却後、生成物を酢駿エステルで沈澱させ濾過する。残滓 の10%水溶液に5倍量のアセトンな混ぜて、沈澱物を濾過し乾燥して、収量が 決る。 結果を下記表に示す。 C7ブチルアク メタノール 65 1/1.7 72リレート C8スチレン メタノール 72 1 86C9MAPS” メタノール 71  13/1 85CIOブチルアク ジメチルホルムアミド 61 1/1.5  741ルート C11MAPS’l ジメチルネルム7ミド 56 14/l 85C12スチ レン ジメチルホルムアミド 58 1 86C13”イソプレン ジメチルネ ルムアミド 60 1/2.2 601)β−シクロデキストリニル−ビニル− ドデカンジオアート2)N−ビニルピロリドン 3)2−ヒドキシエチルメタクリレート4)3−メタクリルオキシプ口ビルベン タメチルジシロキサン実施例C14: アゾビスイソブチロニトリル12mgとα−シクロデキストリニル−ビニルアジ ベート200mg(0,18ミリモル)を、アルゴン下5mlフラスコに秤量し 、アルゴン処理したメタノール/水(1/1)1mlに溶かす。ヒドロキシエチ ルメタクリレート(0,36ミリモル)とエチレングリコールビスメタクリレー ト10μmを加え、60℃で18時間撹拌する。不溶で透明のヒドロゲルが90 %の収率で得られる。

Claims (61)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.式I及びIa: R−Y−CO−R3−CO−O−A(I)R−Y−CO−R3−CO−O−CH 2−A1(Ia)(式中、Rはラジカル重合性の炭化水素基を表し、R2は直接 結合、直鎖又は分岐C1〜C22−アルキレン、C3〜C6−シクロアルキレン 又はC6〜C14−アリーレンを表し、Aは、2−或は3−位においてヒドロキ シル基の分だけ減少した、環式オリゴマー性炭水化物又はその炭水化物誘導体の 残基を表し、A1はヒドロキシメチル基の分だけ減少した、モノマー性又は直鎖 或は分岐オリゴマー性炭水化物又はその炭水化物誘導体の残基を表し、Yは−O −、−NH−又は−N(C1〜C6−アルキル)−を表す。) で示される化合物。
  2. 2.Rが2〜12の炭素原子を含むことを特徴とする、請求項1の化合物。
  3. 3.残基Rがラジカル重合性基としてエテニル又はエチニル基を含む、請求項1 の化合物。
  4. 4.Rがアルケニル、アルキニル、ビニルフェニル、又はビニルベンジルである 、請求項1の化合物。
  5. 5.アルケニルとしてのRが、ビニル、アリル、1−プロペン−2−イル、1− ブテン−2−もしくは−3−もしくは−4−イル、2−ブテン−3−イル、又は ペンテニル、ヘキセニル、オクテニル、デセニルもしくはドデセニルの異性体を 表す、請求項4の化合物。
  6. 6.アルキニルとしてのRが、HCC−CmH2m−又はC1〜C9−アルキル −CC−CmH2m(ここで、mは1〜10の整数である)を表し、炭素原子の 合計が3〜12である、請求項4の化合物。
  7. 7.Rがプロパギルである、請求項6の化合物。
  8. 8.Yが−O−、−NH−、−N(メチル)−又は−N(エチル)−である、請 求項1の化合物。
  9. 9.Yが−O−又は−NH−である、請求項8の化合物。
  10. 10.アルキレンとしてのR3が、2〜22個の炭素原子を含む、請求項1の化 合物。
  11. 11.アルキレンとしてのR3が、2〜20個の炭素原子を含む、請求項10の 化合物。
  12. 12.アルキレンとしてのR3が、4〜18個の炭素原子を含む、請求項11の 化合物。
  13. 13.シクロアルキレンとしてのR3が、4〜6個の炭素原子を含む、請求項1 の化合物。
  14. 14.アリーレンとしてのR3が、C6〜C14−アリーレンである、請求項1 の化合物。
  15. 15.R3が1,2−、1,3−もしくは1,4−フェニレン;2,3−、2, 7−もしくは2,8−ナフチレン;又は式:▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Xは直接結合、−CH2−、−CH3CH=、−(CH3)2CH=、 シクロヘキシリデン、−O−、−S−、−CO−、−CO2−、−SO−、−S O2−、−NH−、−CO−NH−、−N(C1〜C4−アルキル)−又は−C O−N(C1〜C4−アルキル)−を表す)で示されるビフェニレンを表す、請 求項14の化合物。
  16. 16.環状オリゴマー性炭水化物の残基としてのAが、6〜8個の、同一又は異 なったモノサッカリド単位を持つシクロデキストリンを表す、請求項1の化合物 。
  17. 17.シクロデキストリンあるいはシクロデキストリン誘導体の残基としてのA が、α−、β−あるいはγ−シクロデキストリンから、あるいはシクロデキスト リン誘導体としての6−メチル−、6−ヒドロキシエチル−、6−ヒドロキシプ ロピルー、6−アセチルー、又は6−マルトシルシクロデキストリンから誘導さ れる、請求項16の化合物。
  18. 18.オリゴマー性炭水化物の残基としてのA1が、2〜10個の、同一或は異 なる、サッカリド単位を有するオリゴサッカリドから誘導されることを特徴とす る、請求項1による化合物。
  19. 19.モノ−又はオリゴサッカリド残基としてのA1が、アルドース又はケト− スから誘導される、請求項1の化合物。
  20. 20.モノサッカリドの残基としてのA1が、アルドペントース、アルドヘキソ ース、ケトペントース又はケトヘキソースから誘導される、請求項1の化合物。
  21. 21.モノサッカリド残基としてのA1が、D−リボース、D−アラビノース、 D−キシロース又はD−リキソース;D−アロース、D−アルトロース、D−グ ルコース、D−マンノース、D−クロース、D−イドース、D−ガラクトース、 D−タロース;D−リブロース、D−キシルロース;D−プシコース、D−フラ クトース、D−ソルボース又はD−タガトース;からジサッカリド残基としての A1が、トレハロース、マルトース、イソマルトース、セロビオース、ゲンチオ ビオース、サッカロース又はラクトース;から、あるいは、トリサッカリド残基 としてのA1が、ラフィノース或はパノースから誘導される、請求項1の化合物 。
  22. 22.オリゴサッカリド残基としてのA1が、ポリサッカリドのオリゴマー性分 解物である、請求項1の化合物。
  23. 23.モノマー性あるいは直鎖又は分岐のオリゴマー性炭水化物の誘導体の残基 としてのA1が、1−及び/又は2−及び/又は3−位において、C1〜C12 −アルキル、C2〜C4−ヒドロキシアルキル又はC1〜C12−アシルにより 置換されたものを表すか、或は、天然もしくは合成ヌクレオシド、又は2〜20 個の、同一或は異なった、そのようなヌクレオシドからなるオリゴヌクレオチド を表す、請求項1の化合物。
  24. 24.基Rがアリル、プロパギル、p−ビニルフェニル、p−ビニルベンジル又 は式R1CH=CR2−(ここで、R1はH又はC1〜C6−アルキルを表し、 R2はH、C1〜C6−アルキル又はフェニルを表す)で示される残基である、 請求項1の化合物。
  25. 25.アルキルとしてのR1が、1〜4の炭素原子を含む、請求項24の化合物 。
  26. 26.アルキルとしてのR1が、メチル又はエチルを表す、請求項25の化合物 。
  27. 27.R1がH、メチル又はエチルを表す、請求項24の化合物。
  28. 28.R1がHである、請求項27の化合物。
  29. 29.アルキルとしてのR2が、1〜4の炭素原子を含む、請求項24の化合物 。
  30. 30.アルキルとしてのR2が、メチル、エチル、n−プロピル、n−ブチル、 n−ペンチル又はn−ヘキシルを表す、請求項24の化合物。
  31. 31.R2が、H、メチル、エチル、プロピル又はブチルである、請求項24の 化合物。
  32. 32.R1がHを表し、R2が、H、メチル、エチル、n−プロピル又はn−ブ チルを表す、請求項24の化合物。
  33. 33.R1及びR2が、それぞれ、Hを表す、請求項24の化合物。
  34. 34.式II: R1CH=CR2−O−CO−R3−CO−O−R2C=CHR1(II)のジ ビニルカルボン酸エステル 又は式IIa: R′−Y−CO−R3−CO−O−R2C=CHR1(IIa)のモノビニルエ ステル、 (上記において、R1及びR2は以下に示す意味を、又Yは前記の意味を有する )を、 (a)式A−OH(この場合、Aは前記の意味を有する)で表される環式オリゴ マー性炭水化物又はその誘導体によりエステル化するか、あるいは、 (b)脂質分解酵素の存在下で、式A1−CH2OH(この場合、A1は前記の 意味を有する)で表されるモノマー性又は直鎖オリゴマー性炭水化物又はその誘 導体によりエステル化するか、あるいは、 (c)場合よっては、得られた式1及びIaの化合物(この場合、Rはラジカル 重合性ビニルエステル基を表す)を、式R′−OHで表されるアルコール、アミ ンR′NH2又はアミンR′NH(C1〜C4−アルキル)によってエステル化 又はアミド化する(この場合、R′及びR′′はそれぞれ非ビニル性のラジカル 重合性炭化水素基を表す)ことを特徴とする、請求項1による式I及びIaの化 合物の製造方法。
  35. 35.ポリマーに対して、 i)0.1〜100モル%の、式III及び/又は式IIIa:▲数式、化学式 、表等があります▼(III)▲数式、化学式、表等があります▼(IIIa) (式中、 Raはラジカル重合性基の残基を表し、R3、A、A1とYは前記の意味を有す る) の少なくとも−つの構成要素、 ii)99.9〜0モル%の、式II1及び式IIIaとは異なった、ラジカル 重合性オレフィンの少なくとも1つの構成要素、並びにiii)80〜0モル% の、式III及び式IIIaとは異なった、ラジカル重合性ジオレフィンの少な くとも1つの構成要素(この場合、モル%は加算して100%となる)、から成 るポリマー。
  36. 36.Raが2〜12個の炭素原子を含む、請求項35のポリマー。
  37. 37.残基Raが三価のエタントリイル−、フェニレン−エチレン−、フェニレ ンメチル−エチレン−又はエテントリイル−基であることを特徴とする、請求項 35のポリマー。
  38. 38.エタントリイル基が、非置換であるか、アルキル基で置換されており、そ の場合、置換エタントリイル基が12個迄の炭素原子を含む、請求項37のポリ マー。
  39. 39.Raが、エタントリイル、プロパン−1,2,3−トリイル、ブタン−1 ,2,4−トリイル、ペンタン−1,2,5−トリイル、ヘキサン−1,2,6 −トリイル、ヘプタン−1,2,7−トリイル、オクタン−1,2,8−トリイ ル、−CH2−CH(C6H4)−及び−CH2−CH(C6H4CH2−)− を表す、請求項37のポリマー。
  40. 40.エテントリイル基が、式−HC=C(CmH2m−)−又は(C1〜C9 −アルキル)C=C(CmH2m−)−(ここで、mは1〜10の整数である) によって示されるものであり、炭素原子の合計が3〜12個である、請求項37 のポリマー。
  41. 41.Raが、−HC=C(CH2−)−である、請求項40のポリマー。
  42. 42.Raが、式−CH2−CH(CH2−)−、−CH2−CH(C6H4− )−、−CH2−CH(C6H4CH2−)−、−HC=C(CH2−)−又は −(R1)CH−C(R2)=(ここでR1はH又はC1〜C8−アルキルを表 し、R2はH、C1〜C6−アルキル又はフェニルを表す)で示される残基であ る、請求項35のポリマー。
  43. 43.成分i)の含有量が0.5〜100モル%である、請求項35のポリマー 。
  44. 44.成分ii)の含有量が99.5〜0.5モル%である、請求項35のポリ マー。
  45. 45.成分iii)の含有量が70〜0.01モル%である、請求項35のポリ マー。
  46. 46.成分i)の構成要素が、式IV及び/又はIVa▲数式、化学式、表等が あります▼(IV)▲数式、化学式、表等があります▼(IVa)(式中、R1 はH又はC1〜C6−アルキルを表し、R2はH、C1〜C6−アルキル又はフ ェニルを表し、A、A1、R3及びYは請求項35で述べられたものと同義であ る)にあたる、請求項35のポリマー。
  47. 47.R1がHを表し、R2がH、メチル、エチル、n−プロピル又はn−ブチ ルである、請求項46のポリマー。
  48. 48.R1及びR2が、それぞれ、Hを表す、請求項46のポリマー。
  49. 49.成分ii)の構成要素が、それから誘導されるオレフィンモノマーがエチ レンを表し、そのエチレンは非置換或はハロゲン、−OH、−CN、ピロリドニ ル、C1〜C12−アルキル、フェニル、C1〜C4−アルキルフェニル、C1 〜C4−アコキシフェニル、ハロゲン化フェニル、ヒドロキシフェニル、C1〜 C4−アルキル−ヒドロキシーフェニル、C1〜C4−アルコキシーヒドロキシ ーフェニル、塩化−又は臭化−ヒドロキシーフェニル、C1〜C4−アルコキシ 、フェノキシ、C1〜C4−アルキルフェノキシ、ベンジル、ベンジルオキシ、 −COO■M■、−COOR4、−COOCH2CH(OH)CH2OH、−C OBR5−OH、−COO−(R6R7SiO〕n−SiR6R7R8、−CO BR5−O−(R6R7SiO〕n−SiR6R7R8、−CONH2、−CO NH(C1〜C6−アルキル)、−CON(C1〜C6−アルキル)2又は−O CO−R4で置換されており、ここで、M■はH、アルカリ金属カチオン又はア ンモニウムカチオンを表し、R4はC1〜C18−アルキル、C5〜C7−シク ロアルキル、(C1〜C12−アルキル)−C5〜C7−シクロアルキル、フェ ニル、(C1〜C12−アルキル)フェニル、ベンジル又は(C1〜C12−ア ルキル)ベンジルを表し、R5は直鎖又は分岐のC2〜C18−アルキレン、オ キサアルキレン単位が2〜6のポリ(C2〜C18−オキサアルキレン)、C5 〜C6−シクロアルキレン、フェニレン、ベンジレンまたはキシリレンを表し、 Bは−O−、−N(C1〜C6−アルキル)−又は−NH−を表し、R6、R7 とR8は、それぞれ独立して、C1〜C6−アルキル又はC1〜C6−アルコキ シを表し、nは1〜30の数を表す、請求項35のポリマー。
  50. 50.アルキルとしてのR4が、C1〜C6−アルキルである、請求項49のポ リマー。
  51. 51.アルキレンとしてのR5が、2〜6個の炭素原子を含む、請求項49のポ リマー。
  52. 52.R6、R7とR8が、メチル、エチル、メトキシ又はエトキシを表す、請 求項49のポリマー。
  53. 53.アンモニウムカチオンを意味するM■が、NH4■もしくは1〜12個の 炭素原子の−級アミン、2〜18の炭素原子の二級アミン、3〜24個の炭素原 子の三級アミン又は4〜30個、好ましくは4〜20個の炭素原子の四級アミン のカチオンを表す、請求項49のポリマー。
  54. 54.成分ii)が、式V: ▲数式、化学式、表等があります▼(V)(式中、R11は、H、C1〜C6− アルキル、−COOR20又は−COO■M■を表し;R9は、H、F、Cl、 CN又はC1〜C6−アルキルを表し;R10はH、F、Cl、CN、ピロリド ニル、R12O−、C1〜C12−アルキル、OH−、−COO■M■、−CO OR4、−COOCH2CH(OH)CH2OH、−CONH2、−CONH( C1〜C4−アルキル)、−CONH(C1〜C4−アルキル)=、−COBR 5−OH、−OCO−R4、−COO−(R6R7SiO〕n−SiR6R7R 8、−COBR5−O−(R6R7SiO〕n−SiR6R7R8、フェニル又 は−OH及び/もしくは1〜2のメチル、メトキシ、Cl又はBr置換のフェニ ルを表し;M■はH■、アルカリ金属カチオン又はアンモニウムカチオンを表し ;R4はC1〜C18−アルキル、C5〜C7−シクロアルキル、(C1〜C1 2−アルキル)−C5〜C7−シクロアルキル、フェニル、(C1〜C12−ア ルキル)フェニル、ベンジル又は(C1〜C12−アルキル)ベンジルを表し; R12は直鎖又は分岐のC2〜C18−アルキレン、オキサアルキレン単位が2 〜6のポリ(C2〜C6−オキサアルキレン)、C5〜C8−シクロアルキレン 、フェニレン、ベンジレン又はキシリレンを表し、Bは−O−、−N(C1〜C 4−アルキル)−又は−NH−を表し、R6、R7とR8はメチル、エチル、メ トキシ又はエトキシを表し、nは0又は1〜20、好ましくは1〜12の数を表 す)の構成要素である、請求項49のポリマー。
  55. 55.R11が、Hを表す、請求項54のポリマー。
  56. 56.R9が、H、Cl又はC1〜C4−アルキルを表す、請求項54のポリマ ー。
  57. 57.R11が、Hを表し、R9が、H、F、Cl、メチル又はエチルを表し、 そしてR10はピロリドニル、−F、−Cl、−CN、−OH、C1〜C4−ア ルキル、C1〜C6−アルコキシ、−COO−C1〜C6−アルキル、−COO R5−OH、−COOM■、−OOC−C1〜C6−アルキル、−COOCH2 CH(OH)CH2OH、−CONH2、−CONH(C1〜C4−アルキル〕 、−CONH(C1〜C4−アルキル)2、−COO−(R6R7SiO)n− SiR6R7R8、−COBR5−O−(R6R7SiO)n−SiR6R7R 8、フェニル、メチルフェニル、ジメチルフェニル、クロロフェニル、ジクロロ フェニル、ジブロモフェニル、メトキシフェニル、ジメトキシフェニル又はヒド ロキシフェニルを表し、上記においてM■はアルキル基に1〜4個の炭素原子を 有するトリアルキルアンモニウムを表し、R5はC2〜C6−アルキレンを表し 、R6、R7とR8はメチル、エチル、メトキシ又はエトキシを表し、そしてn は0又は1〜12の数を表す、請求項54のポリマー。
  58. 58.式Vにおいて、R11はHを表し、R9はH又はメチルを表し、R10は ピロリドニル、▲数式、化学式、表等があります▼及び▲数式、化学式、表等が あります▼又は▲数式、化学式、表等があります▼(nは1〜8、 好ましくは2〜6)を表す、請求項54のポリマー。
  59. 59.成分iii)が、ブタジエン、イソプレン及びクロロブレンの構成要素か ら成る、請求項35のポリマー。
  60. 60.成分iii)が、ジオールのジアクリレートもしくはジメタアクリレート 又はジアミンのジアクリルーもしくはジメタクリルアミドの構成要素から成る、 請求項35のポリマー。
  61. 61.ジオールとジアミンが、式HY−CxH2x−YH(xは2〜12の数を 表し、Yは−O−、−NH−又は−N(C1〜C4−アルキル)−を表す)のも のを表すか、又は式HO−(CmH2mO)y−H(mは2〜12の数を表し、 yは2〜20の数を表す)のポリオキサアルキレンジオールを表す、請求項60 のポリマー。
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