JPH07503643A - 固定義歯用器具キットおよびその使用方法 - Google Patents

固定義歯用器具キットおよびその使用方法

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JPH07503643A JP5514280A JP51428093A JPH07503643A JP H07503643 A JPH07503643 A JP H07503643A JP 5514280 A JP5514280 A JP 5514280A JP 51428093 A JP51428093 A JP 51428093A JP H07503643 A JPH07503643 A JP H07503643A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 固定義歯用器具キットおよびその使用方法発明の分野 本発明は、一般的には固定義歯処置のための歯科用器具および材料およびこれら の使用法に関し、さらに特定すると、患者の口内への人工歯冠およびインレーの 装着および適合を容易にするための器具および材料を納めたキットに関する。
発明の背景 人工歯冠は歯表面の一部を覆い、通常患者の口から離れた場所、すなわち技工士 仕事場で製作され、次に口内に装着される。全部冠は歯の全咬合面および歯肉線 を形成する。一部冠には、咬合面および時には側面の一部を覆うオンレー、主と して咬合面の中心部分を覆い時には側面の一部も覆うインレー、および主として 歯の側面だけを覆う前装が含まれる。簡単にするために、歯表面の覆うこれらす べての人工要素を本明細書内ではしばしば歯冠と呼ぶが、本明細書で考察するそ れぞれの方法は、必ずしもすべての人工歯冠に適用するものではないことを認識 しなければならない。
固定義歯の分野では、人工歯冠の適切な配置および適合は常に面倒な処置であり 、よくても処置の間に歯科医の手の指の数本を患者の日中に入れなければならな い、これは現在でも行われているように、人工歯冠の配置および調整は、歯科医 が一方の手の指で歯冠を一゛持って、患者の口内で歯冠を装着、マーキング、適 合、セメント接着をするために歯冠を操作しなければならないからである。しば しば、マーキング、適合およびセメント接着で別の手の指も患者の口中へ入れる ことも必要となる。
人工歯冠は、咬合接触を必要以上に固くし、その後隣接する歯と適切に接触する ように研磨により適合させるように作られることも多い、歯冠が意図的に大きめ に作られないとしても、印象の材料および技術の累積誤差、硬石膏歯型および鋳 型の誤差、ロウ型の寸法の変化、埋没、鋳造、ポーセレンの焼成およびその他の 因子により歯冠は緩すぎたり固すぎたりする。不適当な接触のその他の原因は、 歯冠の製作が不適当なため、または歯冠のための印象を採得した後に患者の歯が わずかでも移動することもある。
人工歯冠の隣接面との接触は、固すぎててはならないが、そうしないと歯周組織 靭帯により顎骨へ弾性的に付いている隣接歯が開いて人工歯冠歯も含めて他の歯 と一緒に整列から外れる。さらに隣接面との接触が固すぎると、患者が歯冠と隣 接する歯との間にフロスの使用ができなくなり、歯肉炎や歯の崩壊となる可能性 がある。また接触の適合は緩すぎてもならないが。
そうしないと人工歯冠歯と隣接する歯との間の間隙に食物や粒状物が溜まる。理 想的な適合は、固い適合と緩い適合との中間であって、人工歯冠またはインレー と周囲とが軽く接触する程度が望ましい。
多くの歯科医は、隣接面との歯冠の接触が固すぎたり緩すぎたりしないかを知る ためだけにフロスを使用する。フロスの大きさのために正確ではなく、これは非 常に大まかである。またフロスは歯をこじ開け、接触が適切であるようにみせる 。
隣接面との接触の検査の別の方法は、人工歯冠と隣接する歯との間にマーキング をしない薄いプラスチックス片を入れ、次に歯冠を装着し、プラスチックス片を 引き取って接触が固すぎたり緩すぎたりしないかを決める。この方法はフロスを 使うよりは正確であるが、まだ主観的で、熟達が困難で、接触点にマークを付け られない、またこの方法は、歯冠の両方の側に圧力がいくらかかっているかを操 作者に正確には教えない。
最近での隣接面との歯冠の接触を検査する最善の方法は、最終的にセメント接着 をする前に人工歯冠の接触適合を調整する方法である。これは歯冠を2本の指で 各側面を1本ずつで持ち、患者の口内に入れ、準備しである歯に人工歯冠を押し 込む、歯冠を装着する間に、薄いマーキング用リボンの1片を、人工歯冠と。
装着する歯冠の前または後の隣接する歯の間にビンセットを用いて滑り込ませる 。歯科医は準備した歯に歯冠を完全に装着し、リボンを引いて取り出す、隣接面 接触の固さの見積ちりは、リボンを引き出すために必要な力から見積る。この見 積は非常に主観的で非常に正確とはいえない、さらに、接触が大きすぎると、リ ボンは引き出す間に裂ける。マーキングリボンを取り出した後に、隣接する歯と 装着した人工歯冠との間の接触点の歯冠に小さい残留物を残す。
次に指または抜糸鉗子や鋭い消息子のような歯科用器具を歯冠の研磨線の縁の下 に使用して、人工歯冠を取り除(、これらの器具を用いると歯冠を破損する危険 が大きい、歯冠を取り出した後に、より正確に適合させるために接触が強い部分 を研削できる。上記のように、接触を見積るためにこの方法を用いる場合には、 歯科医は接触圧力を見積らなけばならない、このため歯科医は歯冠のいろいろな 面を不正確に削り、結局歯冠はそれでもまだ良く適合しない1強い歯冠の接触が 歯冠の一方側だけにある場合には、歯冠を被せる歯は移動し、歯冠を反対の方向 の歯に接触させるという欠点がある。歯科医はこのような状況であるといつも言 えるとは限らないので、歯冠の両側を削り、大きい側を削って歯を反対に動かし 、歯冠の他の側は接触しないようにすることが多い。
歯冠が小さすぎて接触が起こらない場合には、歯科医は歯冠を技工士に送り返し て拡大させる。技工士は歯冠がどれだけ小さいかが分からず、歯冠を大きくし過 ぎる。そのため歯科医は歯冠の大きさを修正するために多大の時間を要する。
この配置、検査、調整の手順は、歯冠またはインレーが歯科医の能力で最善に適 合するまで繰り返す、歯冠の内部適合は、その後標準指示ペーストまたは散剤を 用いて調べる。内部適合性の調整が終り、満足と考えられるようになると、咬合 面を適合して調整する。
次に準備した歯に歯冠を永久的にセメント接着する。
患者は人工歯冠の装着の手順の間にその口内に多数の指を入れられるので不快に 感じることも多い、歯科医は、一方の手の2本の指で歯冠を持ち、他の手の2本 の指でリボンを持って同時に患者の日中に入れる。
さらに装着手順は、狭い場所および患者の日中のこのように多くの指を入れなけ ればならないために困難となる。歯科医は、特に歯冠を被せる歯が口の奥の方に ある場合には歯冠とリボンの操作で苦労するだけでなく、口の中が見えなくなる ことも多い、検査用リボンを持つためにビンセットがよく用いられているが、し かし、ビンセットのジョ一部分は角度が不都合で、リボンを水平に保持できない 6さらに、リボンを日中から引き出した時に、歯科医が接触力を見積るためにビ ンセットは良い助けとならない。
これまでの検査用リボンは取扱を容易にするようには設計されていなかったため に、人工歯冠をマークする操作は、さらに複雑となっている。以前には、布また は紙製のリボンが用いられていたが、これらは非常に厚く隣接する歯と配置した 人工歯冠との間に入れることは困難であった0紙および布製のリボンも、唾液と 出会うとばらばらになる。さらに、紙、布および薄、いプラスチックス製のリボ ンでも、大型シートやロールとして入荷し、歯科医または助手が自分で小片に切 るか裂き取り、指またはビンセットで挟んで口中に入れる。
これらのリボンの設計は、非常に無駄が多く面倒である。歯科医または助手は、 大きいリボンのシートをボンのカーボンや染料で汚れ、リボンはしわになる。
切断やマーキングの際にシートまたはロール全体を汚してしまう可能性があり、 残ったリボンまたはシートは破棄を余儀なくされることも多い、またリボンを手 で切断すると寸法がまちまちなリボンになる。さらに、静電気力により、切断し たリボンの小片は、互いにまたは手袋や器具に付着し、取扱が難しくなる。最後 に、特にロールから切り出したリボンはカールしてしまって配置が困難となる。
手で歯冠を装着する際の他の問題点は、歯科医の手袋表面の物質によるセメント 接着剤の汚染である0手袋表面の物質、例えばステアリン酸亜鉛、タルク、コー ンスターチおよび手袋がお互いに付着しないようにするためにメーカーが手袋の 表面に被覆するその他の物質が、セメントに汚染物として働く。
さらに、リン酸およびセメント接着剤中のオイゲノールのようなその他の化学品 にラテックス手袋が接触すると、溶かしたり弱くしたりする1手袋に裂は目がで きると大きい危険となり、歯科医と患者の間での汚染物の暴露となる可能性があ る。
最後に、セメント接着または装着のための人工歯冠の配置は、別の方法でも試さ れている1時にはワックス、粘土、または粘土状の物質を人工歯冠を木質、プラ スチックスまたは金属質の棒への接着に用いる0次に棒で方向を決めて人工歯冠 を歯の上に置く、ワックスまたは粘土状物質は非常に柔らかいことが多く、いつ でも非常に粘着性とは限らないので、歯冠の調整、配置、および取り外しが困難 となり、この方法には問題がある。歯冠が材料から早めに外れることも多い。
粘土またはワックス状材料は汚染物でもあり、歯冠の内面に入り込み、その後の 人工歯冠の配置や永久セメント接着を妨害する。
患者の口内に人工歯冠を配置、装着するための効果的で手数がかからない手段に 対する要望がある。また廃棄物と汚染が少なく容易に使用できる検査用リボンに 対しても要望がある。最後に、人工歯冠またはインレーのセメント接着操作を汚 染させないマーキング、適合および配置の方法に対しても要望がある。
木且亙豆Ij 本発明の新規性は人工歯冠を患者の口内に装着する特殊な器具キットの使用にあ る。
一つの態様では、この器具キットは、特別な設計のリボン把持鉗子、特殊なプレ カットおよび保護した検査用リボン、歯冠配置器具、歯冠把持鉗子一対、接着剤 供給器および支持台、接着剤および接触くさびから成る。
検査またはマーク用リボンは、保護被覆の間に挟んで個別にプレカットした検査 またはマーク用リボンが入った特別に製作した3層シートから成る。これらのリ ボンは、困難で散らかりやすい大きいシートまたはロールから検査用リボンの小 片の切り取りまたは裂き取りを避けさせる。3層シートは、各患者向けにパケッ トに一定数のプレカット検査用リボンを入れたパケットに切って入れてあり、切 り取りや裂き取りの間の汚染によるリボンの大型シートまたはロールの必然的で 無駄な破棄が避けられる。検査用リボンは強くて薄いプラスチックス、例えば商 標名マイラーとして販売□されているもの、またはその他の容易に歯の間に差し 込めるシートまたはフィルム材料から作られる。
リボン鉗子は、個々のプレカットリボンを日中の歯冠と隣接の歯との間の隣接接 触点で垂直につかんで操作するために用いるジョー状頭部を有する。リボン鉗子 は圧縮ばねを有し、これは、一つの態様では、ジョーがどのくらいの圧力が隣接 面接触に存在するかを歯科医が容易に確認できるように、つかんだリボンに(至 )かせる力の量を制御できるように調整が可能である。
歯冠配置器具は、ボール状先端を有する端部を有し、これはインレー型の歯冠の 咬合面に配置器具を接着させるホットメルト接着剤に使用される。別の態様では 、接着剤を歯冠の上に置き、器具をその中に漬ける。この配置器具はインレーの 配置または除去を助けるために使用され、あるいは適切な隣接部との適合または セメント接着のために日中の歯の上にインレーを配置してつかむ、配置器具の他 の端は、細くなっており、前装部との接着を容易にするように端が平らになって いる。また接着剤を保持するために器具のこの端に先が細くなったスロートもあ る。
別の歯冠配置器具は1球またはボールを有する端部を有する。このボールは歯冠 の咬合面上に置いた溶融接着剤中に垂直に差し込む、接着剤が固化すると、この 器具のボール状端部のまわりに歯冠を捩じる。この操作は、弾性のある接着剤中 に小さい孔を作り、歯冠と器具の間で器具が相対的に回転または軸回転できるよ うにする。歯冠配置器具は1次に歯冠を日中に入れ、試着のための歯冠をするた めの歯の上に置くために使用される。さらに歯冠配置器具は歯冠を研磨のために 取り出すための配置にも使用される。最後に、この器具はセメント接着のためお よび歯冠の配置にも使用される。セメント接着のために配置した後に、歯冠配置 器具を接着剤から引き出し、患者がセメント接着の間に歯冠を確保するために咬 めるように表面の上に接着剤を残す。
別の態様では、歯冠の配置および除去にボールポストおよびボール把持鉗子を用 いる。ボール把持鉗子はビンセット型の器具で、凹んだ半球型の端を有する。
接着剤を用いて後方の人工歯冠の咬合面にボールポストを接着する。ボール把持 鉗子は、歯冠に接合したボールポストをつかむために用いる。ボールポストは、 歯冠上の溶融した接着剤にボールポストをつかんで移動を容易にするために、ボ ールポスト台に置くと便利である。歯冠に接着したボールポストは、ボール把持 鉗子でつかみながら患者の日中での操作者により容易に操作でき、検査、マーキ ングまたは配置の間の歯冠の正確な位置決めができる。この鉗子はボールを各種 の角度で回転させ、日中の準備した歯の上に歯冠を容易に配置できるようにする 。ボールポストは歯冠から容易に取り除くことができ、人工歯冠の咬合面に接着 していたボールポストに保持していた接着剤を残し、これは歯冠のセメント接着 の間に患者に都合が良く気持ちの良い咬合面となる。
歯科医が歯冠の咬合面を検査する場合に、接着剤を歯冠から取り除き、接着剤を 歯冠に再び戻さなくてはならない、したがって、歯冠配置器具も、ボールボース トおよびボール把持鉗子も、セメント接着のための歯冠の配置に使用してよい、 一旦装置すると、患者が咬み込めるように接着剤を残して、歯冠配置器具または ボールポストを取り出す、あるいは、接着剤を加えた後に、セメント接着のため に歯冠を配置するために歯冠把持鉗子を用いる。歯冠把持鉗子は、歯冠の頬側部 および舌側面で歯冠把持鉗子が容易につかめるように弾性がある端部を有し、口 中の歯上への歯冠の配置を容易にする。
既知の厚さのプラスチックスまたは金属製の多数のくさびは、隠れた隣接接触面 空間の正確な量を決定するために用いられる。このくさびはリボン鉗子で容易に つかめるように製作されている。このくさびは、サイズがすぐ分かるように色コ ードを付けると良い。
支持台上に置いた手持ちの電気式ホットメルト接着剤供給器により接着剤を供給 する。供給されるホットメルト接着剤の棒状物は、供給器により溶融される。
このキットを利用すると、歯冠またはインレーの適合が良好となる。この器具お よび材料は、日中の奥でも、容易で正確な隣接部のマーキングまたは検査用リボ ンの設置を可能にする。またこの器具の利用は、セメント接着の間の粘土または ワックス材料の使用による内部歯冠汚染の危険も低下させる。
このキットを利用すると、歯科医の指を患者の日中に入れないで、歯冠またはイ ンレーの配置、装着、およびセメント接着のすべての操作ができる。患者の安楽 さ、および歯科医による装着または取り出しの容易さもどちらも高くなる。
またこのキットの利用は、種々の薬品が歯科医の手袋に付着する機会を減らす、 これは、手袋の破れ目による汚染の可能性を低くする。
このキットおよび材料の利用は、隣接面間隙に存在する隠れた接触間隙の量の決 定を可能にする。これで歯冠が適切に拡大できるように、技工士に歯科医が特定 の情報を与えることができるようになる0反対に、歯科医が隣接面間隙内の接触 の量を正確に決定できるので、歯冠が正確に適切な大きさに研磨できるようにな る。
最後に、キットリボンの利用は、汚染したリボンシートやロールの必然的な無駄 な廃棄を無くする。
た 図1は、インレー/前装配置器具の斜視図である。
図2は、本発明のリボン鉗子の斜視図である。
図3は、図2のリボン鉗子のジョー型頭部の斜視図である。
図4は、図2の線4−4の長軸に沿ったリボン鉗子の断面図である。
図5は、検査用リボンを入れた3層パケットの斜視図である。
図6は、接着剤を先端に着け、それに歯冠を付着させた図1のインレー配置器具 の斜視図である。
図7は、リボン鉗子の別の形の斜視図である。
図8は、図5のようなパケットから検査用リボンをつかむ図2のリボン鉗子を操 作する使用者の斜視図である。
図9は、固定義歯用キットの斜視図である。
図10は、本発明のボールポストの拡大斜視図である。
図11は1本発明の吸引カップの拡大斜視図である。
図12は、患者の歯科キャスト(dental cast )の上に置いた歯冠 、接着剤供給器および台、および使用のために直ぐ近くに置いたボールポスト台 の斜視図である。
図13は、接着剤供給器から患者の歯利用キャストの上に供給した接着剤の斜視 図である。
図14は、操作のために歯冠に接着剤により接着したボールポストをつかむボー ル把持鉗子の部分斜視図である。
図15は、それに接合したインレーの操作のために使用する図1のインレー器具 のインレ一端の拡大斜視図である 図16は、それに接合したインレーの操作のために使用する図1のインレー器具 のインレ一端の拡大斜視図である 図17は、それに接合したインレーの操作のために使用する図1のインレー器具 の前装端の拡大斜視図である 図18は1図2のリボン鉗子で操作する検査用リボンであって、同時に患者の日 中の歯冠をマークするためにボール把持鉗子を用いて操作している歯冠を示す斜 視図である。
図19は、ボールポストおよびボール把持鉗子が歯冠に接着して残っているまま 研磨する歯冠の拡大斜視図である。
図20は、操作のために歯冠をつかんでいる歯冠把持鉗子の部分斜視図である。
図21は、図5の3層パケットの拡大部分斜視図である。
図22は、図5に示した検査用リボンを含む3層パケットの製造プロセスの略図 である。
図23は、歯冠配置器具の斜視図である。
図24は、それに接着した歯冠上に作られた接着剤の小孔中にある歯冠配置器具 の一端の拡大部分斜視図である。
図25は、操作のために使用者がつかんで接着した歯冠とディスクの斜視図であ る。
図26は、別の歯冠把持鉗子の分解斜視図である。
1i127は、歯冠把持鉗子の斜視図である。
を 図面を参照するが、その中では等しい部分は同じ数字ですべて表示しである。
図1は、インレー/前装配置器具5である。インレー配置器具5は、好ましくは 消毒し腐食のないステンレス鋼またはその他の材料を用いた平滑な輪状体である 。配置器具5は、好ましくは円筒形であるが、いかなる断面も含めて、どのよう な形状でもよい、配置器具5は、片方の手で容易につかめるような大きさでなけ ればならない、直径3/16〜378インチおよび長さ4〜フインチの円筒形柄 が良く機能することが分かっている。
配置器具5の一方の端は、好ましくは直径を小さくし、切頭円錐形の末端部を有 する平面状の先端7を有し、器具の把手につながる傾斜したスロートまたはアン ダーカット7aを形成する。配置器具5の他の端は、小さく伸びた先端を有し、 これは先端が曲がり、少量の接着剤10を受け取るための小さい球9を有する( 図15〜17参照)、配置器具5の平面先端7は、平面状前装の配置に使用する ように設計し、小型球形端9は後方のインレーの配置に使用するように設計して いる。
図12に示すように、市場で入手できる接着剤供給器12から接着剤lOを供給 する。接着Htoは、好ましくは室温で固体であるが幾らかの弾性を有し、高温 では半固体状で著しく粘着性がある材料である。接着剤lOはブンゼンバーナー またはアルコールランプの火炎により加熱してもよいが、しかし、好ましくは電 気式接着剤供給器12を使用する。
接着剤IOはこのように好ましくは予め定めた温度で溶融する材料で製作し、室 温以下では弾性はあるが固体である。好適な材料の一例は、すでに市販されてい てホットメルトグルーガングルーとして知られているグルーガンに用いられてい る材料であって、これはしばしば接着剤供給器12中に容易に送入できる棒状と なっている。このような材料の一例は、ブラック・アンド・デツカ−社(Bla ck and Decker)からサーモグリップ(Thermogr 1l) )の名で販売されているホットメルト接着剤である。接着剤10は上記の性質を 有する他の材料で製作されることも予想される。
このように、接着MIOは棒状で容易に購入でき、する、好ましくは、供給器1 2は台13の上に置き、これは溶融した接着剤10の供給を容易にするために供 給器の排出端を下方に向ける。溶融した接着剤10は、配置器具5の先端7また は9の一方の端に置く (図6および15〜17参照)、これはユーザーにとっ て、特定の目的に必要な接着mlOの量を需要に応じて供給することを可能にす る。
あるいは、接着剤10を接着剤チップの形に成形しても良く (図示なし)、こ れは配置器具5の端にインレーまたは前装を固定するように設計できる。接着剤 10は小孔に成形して、配置器具5の末端に容易に適合できる。勿論、材料は限 定しないその他の多数の方法で配置器具5の一端に接着できるが、歯冠/インレ ー配置器具の端にドリルで孔を開け、製作した接着剤端が孔に組み合わせるため にの小型ピンを有するか、または粗い歯冠/インレー配置器具の端に接着剤材料 を押し込むなどがある。
小孔または先端に形成される接着M10は、各種の大きさの歯冠81やインレー の装着を容易にするために、種々の形にすることができる。識別を容易にするた めに、この接着剤チップは大きさの応じて色コードする。
最後に、接着剤10は円盤や半円盤などの各種の形に成形でき、これは接着剤が 歯冠に接着できるように、狭い面積で加熱できる。この場合、操作者は歯冠81 またはインレーを操作するために接着剤自身を保持するだけでよい。
図23から良く分かるように、先端にボール16を有し、好ましくは直径約l/ 16インチの円筒形の柄15から成る歯冠配置器具14を備える。
器具14は、好ましくはステンレス鋼またはその他の丈夫な材料からできている 。器具の柄15は、好ましくは長さ約5〜6インチ、直径3/16〜3/8イン チで指で容易につかめる。
図10および14から良く分かるように、歯冠配置器具14の代わりに、多数の ボールポスト20、ボールポスト台21、およびボール把持鉗子22を備える。
図10から良く分かるように、ボールポスト20は短いポスト24に連結した球 23から成る。ボスト24は、好ましくは長さ約3/16インチであり、球23 は直径約3/16インチである。フランジ25は球23の直下のボスト24上に 設ける。
ボール把持鉗子22は、市場で購入でき、固定機構27を有するビンセット状本 体26から成り、ボールポスト20の球23を把持するような大きさの小型中空 半球の形である端部28を有する(図14参照)。
図27に示すように、一対の歯冠把持鉗子3oを備える。この鉗子30は固定構 造(図示なし)を有し、また図示のようにその上に取り付けた交換可能な弾性要 素35を有する小型の凹面で半球の形の末端33を有するビンセット状本体31 から成る。固定機構は、鉗子30を一緒に固定するように本体31の一方の側の スロットから突出してもよいプレストレス要素であってもよい。
鉗子33の末端は、半球系で凹面であり、好ましくは直径3/16インチである 。直径は、弾性要素35が鉗子の末端の内部に容易に入るように選定する0図2 0に示すように、弾性要素35は鉗子3oの両方の半球端にある小孔36を通し て取り付ける。
図11から良く分かるように、弾性要素35は、カップ部37を有する吸引カッ プ形体および付属柄38を有する。ある態様では、要素37は半球状であり、直 径約3/16〜l/4インチを有する。柄38は、カップ37の凸の側に付着し 、長さ約3/8インチである。この要素35の設計は、鉗子3oと組み合わせて 、鉗子30を新しい患者に使用する度に要素35が容易に交換できるようになっ ている。要素35の交換は、要素の使用またはセメント接着またはその他の歯冠 適合操作に使用した薬品により要素が破損した場合に、汚染を防止し、良い結果 を得るために必要である。
歯冠除去鉗子130の別の形状を図26に示したが、これは、指孔132を一端 に有し他の端に曲がったジョー状体133を有し軸回転するように取り付けた一 対の把手131を含む、ジョーの歯冠と組み合う面は歯の側壁の形に合わせて曲 線状になっており(図では臼歯型)、希望すれば鋸歯を有してもよい、またジョ ーは把手と幾らか段違いになっており、後方歯の引出しを容易にする0弾性を有 し容易に交換できる管134を、ジョー133に適合させ、歯冠の把持を容易に し、歯冠を保護する。ピボット135の指孔側の把手の間にあるばね136は、 ジョーを開いた位置にさせる。固定ラグ138はジョーを把持位置でつかむ相互 に組み合った歯を有する。鉗子130は固く装着した歯冠や部分的にセメント接 着して除去を必要とする歯冠の除去に特に有用である。
リボン鉗子45は、図2から良く分かるように、患者の日中で検査用またはマー キング用リボン(図8参照)を容易に操作するために、検査用(またはマーキン グ用)リボン80をつかむように設計している。
好ましい態様では、リボン鉗子45は把手46を有する8把手46は好ましくは 円筒形であり、3個の主要部分を有する。すなわち短く直径が大きいばねハウジ ング47.ばねハウジング47より幾らか直径が小さい把持部48、およびさら に直径が小さいジョ一端49である。
ばれハウジング47は、好ましくは直径0.75〜1インチおび長さ約1インチ で、その一部は容易につかめるように波形となっており、把手部48の方向に伸 びるカラー52を有する0図4に示したばねハウジング47は、カラー52の外 面にねじ込まれている。
カラー52は、円筒形で、指定の間隔で外面に環状の溝53が彫り込まれている 。ばねハウジング47の上に半径方向の調整線57があり、これはカラー52の 軸方向ノツチ61の−っに少なくとも対応する。
把持部48は、好ましくは直径約0.5インチ、長さ2.5〜3インチであり、 確実につかむためにその表面に波形を付けている。ジョ一端49は、平滑であり 、好ましくは直径約0.1875〜0.25インチ、長さl−1,5インチであ る。したがって、把手46の全長は、長さ約5〜6インチである。
検査用リボン80をつかむ多数の方法、例えばビンセット、ペンチ、または指を 用いる方法があるが、好ましくはリボン鉗子45のジョ一端49に位置するジョ ー55の組を用いてつかむ方法である0図3に示すように、ジョー55は、相互 に動き得る可動ジョー56および固定ジョー58から成る。固定ジョー58は、 好ましくは把手46の一方の端に固定し、他のジョー56は、把手60の中の通 路60を通って固定ジョー58に至っている可動柄59の上に取り付けられる。
可動ジョー56は、柄57に沿うキー路(図示なし)を組み合うキー(図示なし )の使用により、固定ジョー58との結合から回転して外れないように取り付け られている。
最も重要なことは、双方のジョー55は、把手46の長手縁に平行な線に沿って 開くことである。これは、ジョー55が把手46に直角に外側に伸びるようにす れば達成できる。
柄59の末端は、プランジャー62で終わっている。
この方法で取り付けると、可動ジョー56の可動機構は、把手46の中に効率的 に取り付けられる。
プランジャー62は柄46のばねハウジング47中の室63の中に一部が入るよ うに取り付けられる。プランジャー62は柄46から一部出ているので1手で押 し込むことができる。プランジャー62は、プランジャーの端とばねハウジング 47の間に取り付けたばね65により外側に偏っている。ばね65はプランジャ ー62を外側に偏らせてジョー55を閉じている。
プランジャー62を押し込み、柄59が伸びてジョー55が開き、可動ジョー5 6が固定ジョー58から離れている位置を図4に点線で示す。
ばね65の位置は、ばねハウジング47をカラー52に沿ってねじ込んでそのプ レコンブレッジ3ン状態を調整できる。この方法により、ばね65は指定の量だ けプレコンプレッションされ、これによりジョー45に指定して調整できる握り 力を与える。
固定ジョー58の組み合わせ面66および可動ジョー56の組み合わせ面67は 、はぼ平面で、いくらか楕円形となっている。
別のリボン鉗子70を図7に示す、二のリボン鉗子は、主として長い部品71. 72および押しノブ73数個から成る。上部部品71は概して四角で、一方に向 けて傾斜しており、オーバーハング74を有する端部に至る。下部部品72は、 好ましくは上部部品71と同じ形であるがオーバーハングはない、上部よび下部 部品71.72は、部品から突出しているビン2個(図示なし)により連結して いる。ビンの端にノブ73を固定し、部品71.72を保持している。ビンは、 下部部品72の中の孔(図示なし)を通って伸び、上部部品71中のスロット( 図示なし)を通る1両部品71.72の内部の空隙76内にばね75を取り付け る。
オーバーハング74と下部部品72とにより形成されるジョーの間にリボン80 をつかむ、上部部品71を下部部品72に対して前方に滑らせてジョーを開ける 。使用者がノブ73を押すと、ビンがスロット内で移動し、上部部品72が前に 滑る。この操作がシミーを開け、オーバーハング73と下部部品72の先端との 間に間隙を作る。リボン80を差し込むことができ、ばね75により閉じるジョ ーによりつかむ。
図5には、適切な隣接面間隙を得るために歯冠またはインレーの検査またはマー キングのために用いる検査用リボン80を示す、好ましい態様では、検査用リボ ン80は超薄タイプのカーボン被覆プラスチックスから成るが、歯冠またはイン レーと接触して歯冠またはインレーにマークを残すどのようなタイプの材料から 製作してもよい、ポリエステルプラスチックスは、非常に薄く、実際、厚さ約0 .0005インチであり、耐久性もあり、大きい引張や掴み力をがけても裂けな いので、リボン材料として良く機能する。
検査用リボン80材料は、好ましくは薄いカーボン層で被覆し、これは歯冠81 と接触するとこすりとられる。リボン材料は片面または両面を被覆してもよい。
リボン80の両面をカーボンで被覆すると有利である。
リボン80の両面被覆はリボンのカールを防ぎ、さらに5両面被覆は、日中のそ の歯でも容易に使用できるように対称的に同等である。
カーボンは永久的ではないので良いマーキング剤である。またこれは水に対して も幾らか耐久性があり、少量を飲み込んでも人間に無害である。インクのような 他のマーキング剤も許容できると考える。
例えば幅15mmのリボンの細いテープを、長手方向に直角に約5mm間隔で切 って個別の検査用リボン80を製作する。しがし、検査用リボン8oはどのよう な寸法を有しても良く、その寸法は、歯冠81および隣接歯83との間に容易に 送入できるように選択する(図18参照)、さらに、リボン8oをマーキングの ために使用する場合には、適切なマーキング面を与えるように十分大きくなけれ ばならない、検査用リボン80は、適切な把持長さを持たなければならない。
したがって、検査用リボン80は、好ましくは上記のように、長さ約15mmで 幅約4mmに切り取る。
検査用リボン80は、好ましくは保護用ストリップで覆い、検査用リボンが、摩 擦、皺または不注意による引き裂きを受けないようにする。これは、図示した態 様で、検査用リボン80を、それぞれ幅約1インチの保護用バッキングシート8 5および保護用カバーシート86の間に挟んで達成できる。他の接着法も考えら れるが、接着剤が検査用リボン8oを保護用バッキングシート85に接着する。
同じ接着剤により、保護用カバーシート86を検査用リボン80の上部に接着さ せる。接着面積の幅は、好ましくは約0.5インチである。検査用リボン80は 、保護用バッキングシート85および保護用カバーシート86の間に位置し、好 ましくは約1〜2mmだけ接着剤の中に入る。このようにして確実にしかも分離 できるように、両保護用シート85.86の端88に沿って検査用リボン80を 張りつける。保護用シート85.86の間の検査用リボンを挿入して、3層シー ト90を形成する。
保護用シート85.86は、紙で作っても良く、検査用リボンに面するシートの 表面は、カーボンまたはその他のマーキング用物質を摩擦から検査用リボン80 を防ぐために、ワックスをかける。さらに、使用者が保護用シート85.86を めくって検査用リボン80を露出できるように、保護用シート85.86は柔軟 でなければならない。
好ましくは、保護用カバーシート86は透明な材料を用いて、使用者が下の検査 用リボン80を容易に見ることができ、また美的品質を向上させるようにする。
保護用バッキングシート85は、印刷、例えば名称、ロゴ、データ、取扱要領、 等を接着剤を適用する端88に付してもよい、保護用カバーシート86および接 着剤は透明なので、また検査用リボン80は接着剤領域の一部にしか伸びていな いので、使用者は保護用バッキングシート85上の印刷した部分、および内部の 検査用リボン80を容易に見ることができる。
好ましくは少数、例えば5〜20枚以内の検査用またはマーキング用リボン80 を有するパケット91となるように3層シート90を切断する。この方法は、使 用者が患者1人に対して少数の検査用リボン80を用い、パケット91の残りを 廃棄することができるので、リボンを全体として使用して、1人の患者に少数だ けを使用して残りのシートを全部廃棄する場合のような廃棄物がなく有利である 。さらに、透明なカバー保護シート86を使用すると、使用者は、パケット91 内の検査用リボン80の数を容易に知ることができ、さらにパケットから検査用 リボン1〜2枚を切り出すだけでも患者に対する必要数を個別に知ることができ る。
図9に関して、本図は隣接面間隙または[隠れた接触」の測定に用いられる多数 のくさび92を示す、くさび92は、好ましくはプラスチックス、金属、または その他の耐久性の材料から成る。くさび92のそれぞれは、既知の種々の厚さで ある。くさび92は、その厚さに従って色コードを付ける。
従って、図9に示すように、義歯用器具キット95は下記から成る。インレー、 前装配置器具5、リボン鉗子15、歯冠配置器具14(または別の組では、一定 数のボールポスト20、ボールポスト台21.およびボール把持鉗子22)、歯 冠把持鉗子30、鉗子30のための弾性要素35、接着剤供給器12、接着剤供 給器台13、接着剤10、検査用リボン80を含む一定数の3層シートパケット 91、および一定数のくさび92゜ 紅 図8〜21に関して、人工歯冠の手順を説明する。
準備した歯冠81を図示のように患者の歯科キャスト上に置く、接着副供給器1 2に電気を通し、供給のために接着剤IOを加熱する(図12参照)、加熱した 少量の接着剤10を供給器12から清潔で乾燥た歯冠4のボール端16を柔らか い接着剤IO中に挿入し、ボール16の下半分以上を接着剤が覆っていることを 確認し、また接着剤が柄15のどこも覆っていないことも確認する(図14参照 )。
接着剤10が固化した後に、歯冠81を器具14の周りで捩じるか回転させて器 具14のボール16を接着剤から離し、歯冠がボール上に回転できるか、または ボールが小孔内で容易に回転できる接着剤中の固い小孔を作る。歯冠配置器具1 4は、作られた小孔に差し込んだり取り出したりできる0作られた小孔は、著し く弾性的で、通常非常に強く、これにより歯冠81の配置および除去が、歯冠配 置器具14を用いて容易にできる。しかし、大型歯冠81を配置したり、または 小孔が間違って形成されていると、歯冠配置器具14と歯冠との連結が弱すぎる ようになる可能性がある。
この場合には、下記のように、歯科医は歯冠把持鉗子30を用いて歯冠81を配 置または除去してもよい。
ボールボスト20を用いて、歯冠配置器具14を用いない場合には、歯科用キャ ストの近くに置く台21中にボールポスト20を置く (図26参照)、少量の 接着剤lOを供給器12から歯冠81の咬合面に出す。
操作者は、固定しない状態のボール把持鉗子22を用いてボールポスト20を取 り上げ、ボスト24を歯冠81上の溶融した接着剤10中に入れる。ボールポス ト20の上のフランジ25の利益がここで明らかになる。すなわち、ボール把持 鉗子22が接着剤10と接触することを防ぎ、フランジ25およびボスト24は 、歯冠81上のボールポストの支持を助けるからである。
ボールポスト20を離し、接着A?IIOを固化させ、ボールポスト20を定位 置に固定する(図14参照)。
インレーまたは前装を試適する場合には、インレー器具5を用い、歯冠把持鉗子 14またはボールポスト20は用いない、加熱した接着剤10は、図15中のイ ンレー配置器具5の一端、および図16の角度を持った部分へのインレー84の 接着に有効であり、これによりインレー配置器具だけを患者の日中に入れて歯の 上で歯インレーを操作できる0図17は、接着剤lOにより前装置7に接合した 器具の別の端7を示す。
操作者は、次に図8から良く分かるように、リボン鉗子45を用いて個々のリボ ンをつかんで使用するために検査用リボン80を準備する。実際には、使用者は 先ず保護用カバーおよびバッキングシート85.86をめくり、検査用リボン8 0を表面に出す、バッキングシート85.86のどちらもめくると、これらは表 面に出た検査用リボン80を支持する安定した基礎となる0次に、使用者は、一 方の手の指で共通の端を持って検査用リボン80のパケット91を容易に持ち上 げることができる0次に、操作者は他方の手でリボン鉗子45を持ち、プランジ ャー62を押し下げてジョー55を開ける0次に、ジョー55が個々の検査用リ ボン80を跨がるようにリボン鉗子55を位置させる。操作者はプランジャー6 2を離してジョー55を固く閉じ、検査用リボン80をその間に固くつかむ。
操作者はリボン鉗子45を3層シート90から離し、検査用リボン80を3層シ ート90上の接着剤から引き離す。
図21から良(分かるように、検査用リボン80はその端の僅かな部分(1〜2 mm)だけが接着剤で接着さ゛れているだけなので、3層シート90からの検査 用リボン80の分離は容易である。さらに、マーキングに使用する際には検査用 リボン80を好ましくはカーボンで被覆しているので、接着剤自身はカーボン( 二付着し、プレカットしたリボンであるその下のプラスチックスには接着しない 、この方法により、検査用リボン80を3層シート90から引き離すと、リボン は効果的に離れ、接着端にカーボンコーティングを残す。
従って、検査用リボン80は接着剤に小さい面積だけで付着し、容易に分離し、 カーボンコーティングの場合には、これはカーボンコーティングの大部分が検査 用リボンから剥がれる、ことを防止するが、さもなければ検査用リボンは歯冠接 触のマーキングに使用できなくなる。ブレカットし一九検査用リボン80を使用 すると、その自由な方の端をリボン鉗子45で挟むだけで一個の部分をはぎ取り 、検査用リボンを3層シート90から引き離し、全て検査用リボンに手または指 が触れる必要なしに行える。
歯冠81のマーキングは、図18から良く分かる。
検査用リボン80を挟んだリボン鉗子45は、リボン鉗子の端にリボンを挟んで 患者の日中に入れ、歯冠をする歯に近い便利な位置に導かれる。検査用リボン8 0を歯冠をする歯82およびこれに隣接する1本の歯83との間に差し込むよう にリボン鉗子45を操作する0把手46の長手軸方向に直角にジョー55を設け た長所は、この図中に最も良く表されている。に角の取り付けにより、日中の奥 でも隣接する歯83および歯冠をする歯82の間に検査用リボン80を容易に配 置でき、一方、ジョーの挟み面は、一般に歯の間のすボンに平衡であり、リボン 鉗子45の把手46は口から外に真っ直ぐ位置することが多い。
検査用リボン80を配置した後に、歯冠81を取り出すために歯冠配置器具14 を使用する。別の方法では、装着しであるボールポスト20を挟んで歯冠81を 取り出すためにボール把持鉗子22を使用する。どちらの場合でも、歯冠81は 日中の歯冠しようとする歯82の上で操作する。どちらの場合でも、使用してい る器具と歯冠との間で回転ができるので、操作は容易である。すなわち、歯冠配 置器具14は形成した接着剤の小孔中で回転し、ボール把持器具22は、固定し たボールボスト20の球23の周りで回転する。
次に、歯冠81と隣接する歯83の間から検査用リボン80を引き出す、歯冠8 1と隣接する歯83の間の接触が極端に固すぎる場合には、検査用リボン80の 引出しが困難になり、操作者はリボン80が裂けたりリボン鉗子45から外れる ことを避けるために、歯冠81を歯から外すことが必要になるかもしてない。
どちらの場合でも、リボンが歯冠にマーキングする十分な圧力がリボン80にか かっていることになる1次に、歯冠配置器具14.あるいはボール鉗子22を歯 冠81の除去に使用し、歯冠のマーキングを検査し、もし必要ならば接触を軽減 するために研磨する。
正確な隣接面接触圧力は、ばねのプレテンション系を用いて見積りできる。リボ ン80が容易には取れなかった場合には、操作者はリボン鉗子45のばねのプレ テンションを調べると良い、張力が低い場合には、ばねハウジング47を回転さ せてばねの張力を高くし、ジョーの把持力を増やす、これはリボン80を歯と歯 冠81との間から取り出し、ジョー55から滑るまで行っても良い、これにより 、操作者はカラー52に表れているリング53の数を見て、隣接面接触を見積も ることができ、ハウジング47とカラー上の調整線57および61から分かる部 分的な回転を与える。
歯冠81の試着は、簡単な検査用リボン80を用いても同じようにできるであろ う、しかし、この場合には、リボン80は歯冠81の上にマークを残さない。
このようなリボン80を用いた場合には、検査用リボンを引き出すためにいくら の力を要したかによって、歯科医は隣接面接触を見積もる。
歯冠81と隣接する歯83との間に接触がない場合には、リボン80と隣接する 歯83または歯冠81との間に接触がないであろう、この場合には、歯冠80が 小さすぎるので、適当な大きさに拡大して試着を行わなければならない、このた めには、歯冠81と隣接する歯83との間の間隔を測定しなければならない。
リボン鉗子45中に決まった大きさの楔、1枚または数枚をつかみ、隣接する歯 83の側に置く0次に歯冠81を歯冠配置器具14またはボール把持鉗子22を 用いて配置する。操作者は、隣接する歯83と歯冠8−1との間からくさび92 を引っ張って′取り出そうと試みる。くさび92が容易に引き出せた場合には、 2回目の検査ではより厚いくさびを用いる。くさび92が容易には引き出せなか った場合には、より薄いくさびを用いる。楔92またはその組み合わせが隣接す る歯・83と歯冠81との間に具合良く適合するまで、この手順を繰り返す9次 に歯冠81を技工士作業場に送り、くさび92の厚さだけ拡大して調整させる。
歯冠81が戻ってくると、ふたたび検査用リボン80を用いて検査し、適切な適 合を確認する。
図19から良く分かるように、歯冠81を指の間に歯科医が確実に持って、歯冠 81はドリルで容易に研磨できる。これは歯冠配置器具14またはボール把持鉗 子22が接合している間に行うことができる。
研磨の後に、他のリボン80を用いて歯冠81の接合を再検査し、もし必要なら ば再度研磨する。
隣接面適合を修正したら、内部適合および咬合接触を検査する。歯冠81の内部 は、歯冠しようとする歯82の上に、標準ペーストまたは散剖を中に入れた歯冠 を置いて検査する。この場合にも、歯冠配置器具14あるいはボール把持鉗子2 2を用いて歯冠81を日中に入れる(図14または24参照)。
歯冠配置器具14を使用すると、歯冠81と歯冠しようとする歯82との間に良 好な接触が得られる。この場合も、これは、器具14が口から角度を持って出て いる場合でも、器具14のボール16が形成した小孔内で回転でき、また歯冠8 1にかかる圧力がボールにそって垂直で、歯冠の方面に直角であるからである。
これはボールボスト20およびボール把持鉗子22を用いても同じように長所と なる。これは、操作者に、歯冠を使用とする歯82に接触する歯冠81をしっか りと押して、良好なマーキングが得られるようにする。
一旦マーキングすると、必要に応じて歯冠81は研磨または再検査のために取り 外すことができる。
間81の内部形状を検査した後、咬合面も検査しなければならない、これを行う ために、操作者は冷水で歯冠81を濡らして接着剤を除き、またもしボールポス ト20を使用した場合にも、同じようにして歯冠81から外す、歯冠81は洗浄 、乾燥し、患者の歯科キャスト上に再び置(。
図20に示すように、次に歯冠把持鉗子30を用いて歯冠81をキャストから除 き、1個の吸引カップ35を歯冠の舌側に押しつけ、1個を頬面に押しつける。
歯冠81た鉗子30の中にあるように、鉗子30を固定する。
次に、歯科医は、歯冠把持鉗子30により方向を決めて歯冠81を歯冠しようと する歯82に向ける。配置した後に、鉗子30の固定を解き、歯冠81を離す。
次に必要に応じて咬合面接触を調整し、再度検査する。
検査の後に、鉗子30または鉗子130を用いてつかんで、歯冠81を外す。
歯冠81をセメント接着した後に咬合面接触の検査することを好む歯科医もある 。この場合には、上記の工程は省略し、歯科医は直接法の工程、セメント接着に 進む、この状況では、セメント接着のために歯冠81を配置するために、歯科医 は歯冠配置器具14を使用する。配置した後に、器具14を除き、接着剤10は 歯冠81の上に残したままとする。別の方法で、歯科医がボールポスト20を用 いる場合には、歯冠のセメント接着のための配置にボール把持鉗子22を用い、 歯の上に残っている接着剤10からボールポスト20を除くために、鉗子22を 用いる。どちらの場合でも、追加する別の接着剤は不要で、患者は残っている接 着剤10の上から咬み、セメントが硬化する間に歯冠81を確保する。
セメント接着の前に歯科医が咬合面を検査する場合には、歯冠81の表面から全 ての接着剤10を取り除き、人工歯冠81の咬合面の上に適当な量の接着剤10 を施す0次に、歯冠把持鉗子30を用いて歯冠8Iを取り上げる0人工歯冠81 の内部にセメントを満たし、鉗子30で導いて歯冠しようとする歯82の上に向 ける。歯冠しようとする歯82の上に歯冠81を配置した後に、鉗子30を患者 の日中から除く0次に、患者は歯冠81上の硬化した接着剤10を咬みつける。
セメントが硬化した後に、冷水を噴霧すると、接着剤lOおよび余分のセメント 接着は人工歯冠81から容易に除去できる。セメントまたは接着剤は、標準的な 歯科用器具からフレーク状で外れる。
歯インレーは、同じような方法でセメント接着できるが、しかし、インレー/前 装配置器具5を使用する。
配置器具5を用いてインレーを配置し、その位置でセメント接着する。配置器具 5をねじって接着剤10からはずし、接着剤は患者が咬みつけてセメント接着位 置を保持する。器具5の前装端7の形状は、器具の取り外しを助けるが、これは その円筒形が歯科医に接着剤内で器具を自由に回転させ、接着剤を前装に付着し たまま残すからである。
保護された検査用リボン80は、どのような方法でも製作できるが、図22は検 査用リボン80を含む3層シート90製作のための好ましいプロセスである。
図示のように、連続的に供給している検査用リボンシート99の上に、第1の保 護用バッキングシート98を連続的に、例えばロールから供給する。保護用バッ キングシート98は、保護用バッキングシートの端に塗布する接着剤115を用 いて検査用リボンシート99を接着する。好ましくは接着剤は各々の端に沿って 幅約0.5インチに塗布する。検査用リボンシート99は、保護用カバーシート よりやや小さい幅を有し、塗布する接着剤115は、検査用リボンシート99の 各長手方向の端の約1〜2mmだけに塗布される。保護用バッキングシート98 および検査用リボンシート99を一緒にして圧力をかけ、接着剤を適当に結合さ せるためにローラー100を使用してもよい。
切断機105は、検査用リボンシートを個別の検査用リボン80に切断する。こ の切断機105は、検査用リボンシート99をシートの長手方向軸に直角に切断 する。切断機105は種々の形式であって、正確な下向きストロークを有し、検 査用リボンシート99だけを切断して下の保護用バッキングシート98は切断し ないものである。切断機105は検査用リボンシート99を横方向に完全に端か ら端まで切断する。この方法により、検査用リボン80はすべて相互に離れてお り、しかもすべてが保護用バッキングシート98に接着している。
次に、好ましくは透明なプラスチックスで作った第2の保護用カバーシート11 0を、切断された検査用リボンシート99の他の面に連続的に供給する。第1の 保護用バッキングシート98に塗布した接着剤115をこの保護用カバーシート 110の接着に用いる。
ローラー120を再び保護用カバーシート110の接着剤への圧着に用いる。こ の第2の保護用カバーシートllOを接合した後に1組み合わせは3層シート1 25となり、これは保護用カバーシント110を上にし、保護用パツキンシート 98を底にし、検査用リボン80をその間に挟む。
これらの3枚のシートを好ましくはローラー130またはその組み合わせで送る が、これはモーター145で駆動されるベルト140に連結したブリー135で 回転される。供給機構は当業者に良く知られているどのような種類のものでも良 いと考えられる。
好ましくは回転刃型であるスライサー156は、3層シート125を2枚の3層 シート155.160に中央線に沿って分割する。2枚の3層シート155.1 60は互いに鏡像関係である。従ってこれらの3層シート155.160は、検 査用リボン80に接近が容易となるように開いた長手方向側、および塗布した接 着剤115により保護用シート90.110および検査用リボン80がすべて共 通の端に沿って接合している閉じた側を有する。
切断機165は、2枚の3層シート155,160を切断して、プレカットして 保護された検査用リボン80のパケット170とする。各パケットに入るプレカ ット検査用リボン80の数は、市場および需要者の要望により変化する。検査用 リボン80の10−100枚がパケット170の1個当たりに考えられる0次に 、輸送または使用のために、このパケット170をコンテナー175に積む。
本発明は、その真意および本質的な特徴から外れることなく、他の特定の形に態 様化できる。記載した態様はすべて例示のためであり、本発明の範囲を制限する ものではなく、したがって、上記の記述ではなく下記の請求範囲により指定され ると考えるべきである。
請求範囲の相当の意味および範囲内に入るすべての変化は、その範囲内に含まれ るものとする。
F/69 □5 F/θ/4 国際調査報告 +m−−−−AsMa+1eslle PCT/US 93101212フロン トページの続き (51) Int、 C1,’ 識別記号 庁内整理番号A61C13100 I

Claims (47)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.歯に歯冠を適合および配置させるキットであって、上記のキットは、患者の 口中で歯冠とそれに隣接する歯との間の適合の固さを検査するための短く、薄く 、平たい検査用リボン、把手、および互いに動きうるの1対のジョーから成り、 上記の歯冠および隣接する歯の間のリボンを操作するために検査用リボンをつか むためのリボン鉗子、および 患者の口中の歯の上に上記の歯冠を配置する歯冠配置器具であって、上記の鉗子 により歯冠に隣接してリボンを配置し、上記のリボンは、上記のリボン鉗子を用 いてリボンの末端を引くことにより、歯冠および隣接する歯との間から上記のリ ボンを取り去る、ことを特徴とするキット。
  2. 2.上記のリボン鉗子の把手が、患者の頬および後方の歯の間に容易に適合する 大きさであり、上記の把手が上記のリボンを患者の口中に操作者の指を使うこと なく装着または除去できるほどに十分長い、請求項1に記載のキット。
  3. 3.上記の鉗子ジョーが、把手から長手方向に外向きに伸び、またジョーはリボ ンをつかむ組み合わせ面を有し、歯冠と隣接する歯との間の間隙に一般的に平行 に向けることができる、請求項2に記載のキット。
  4. 4.鉗子の把手が、長手方向の軸を有し、鉗子のジョーが、一般的に上記の軸に 直角に広がり内側で組み合わせる挟み面を有する、請求項1に記載のキット。
  5. 5.ジョーの挟み面が、上記の軸に一般的に平行の方向に開く、請求項4に記載 のキット。
  6. 6.歯冠配置器具が、ロッド、およびロッドと歯冠とを接着する接合材料から成 る、請求項1〜5のいずれかに記載のキット。
  7. 7.上記の材料が、接着剤が柔らかい場合にロッドおよび歯冠に適用するホット メルト接着剤であり、接着剤は迅速に硬化して強く固いが、幾らか弾性があるロ ッドと歯冠の間の連結に適応させる、請求項6に記載のキット。
  8. 8.歯冠配置器具が、先端および歯冠とに接着差する相当量の材料に浸漬される 一般的に円形の先端部を有する長い把手から成る、請求項1〜7のいずれかに記 載のキット。
  9. 9.検査用リボン材料がポリエステルプラスチックである、請求項1〜8のいず れかに記載のキット。
  10. 10.検査用リボン材料がカーボンコーティングをしたポリエステルプラスチッ クである、請求項9に記載のキット。
  11. 11.上記のリボンがリボンパケットの一部であり、そのパケットがリボンの両 面に保護用カバーシートを有する、請求項1〜10のいずれかに記載のキット。
  12. 12.保護用シートの1枚が透明である、請求項11に記載のキット。
  13. 13.上記のパケットが、互いに接する複数のリボンを含み、リボン材料のシー トからその位置で切断される、請求項11に記載のキット。
  14. 14.リボンの一端が上記のシートの1枚に離すことができるように固定され、 リボンの他の端は自由で把持器具のジョーによりつかめるようになっている、請 求項11〜13のいずれかに記載のキット。
  15. 15.上記のリボンの一つの端に沿って上記のシートに小さい面積を接着し、上 記の保護用シートを一緒にしてシートの一つの端に沿って上記のリボンの端の近 くで接着する接着剤を含む、請求項11〜14のいずれかに記載のキット。
  16. 16.接着剤が上記のリボンの端の約1mmだけを接着している、請求項15に 記載のキット。
  17. 17.上記の鉗子が、上記のリボンの一うの端を上記のジョーを用いて離すこと ができるように挟む、請求項1に記載のキット。
  18. 18.上記の鉗子の1個のジョーが把手に固定され、他のジョーが把手に対して 動くことができる内部の柄に固定されている、請求項17に記載のキット。
  19. 19.上記の内部の柄が上記の把手内に配置され、把手の反対端の要素を操作す ることにより動かすことができる、請求項18に記載のキット。
  20. 20.鉗子の把手が上記の機構により相互にすべって動くことができる長い部品 の1対から成る、請求項17に記載のキット。
  21. 21.上記の鉗子機構が、閉まってつかむ位置にジョーを動かすばね、および歯 冠および隣接歯との間に位置するつかまれたリボンを引き取るために必要な引張 を測って上記のばわのジョー閉止カを手動で調節する装置を含す、請求項19に 記載のキット。
  22. 22.上記の鉗子の一方のジョーが、把手に取り付けられ、他方のジョーは上記 の把手に対して移動できる内部の柄に取り付けられており、かつ上記の把手にね じにより取り付けられたハウジング、および上記のハウジングの回転が上記のば ねの圧縮力、従ってジョーの閉止力を調節するように上記の柄に取り付けられた 要素を含む、請求項21に記載のキット。
  23. 23.把手から横方向に伸びるジョーを有する第1の長い把手要素、および 把手の一方の端面が、第1の把手のジョーとの組み合わせに入りあるいは外れる ように動くことができ、リボンの端が上記のジョーの間につかまれるようにジョ ーを形成してすべり得るように上記の第1の把手に取り付けられた第2の長い把 手要素、から成る歯冠適合検査用リボンを操作するリボン鉗子。
  24. 24.把手が、使用者の指により上記のジョーを開ける組み合わせのためににそ の上に取り付けられた装置を有する、請求項23に記載の鉗子。
  25. 25.ジョーがばねにより偏って組み合わせに入っている、請求項23に記載の 鉗子。
  26. 26.患者の口中に永久的な配置のための歯冠の適合の検査のための検査用リボ ンバケットであって、そのバケットが薄く、平らで、短いブラステックスリボン およびリボンの両面の保護用カバーシートから成る検査用リボンバケット。
  27. 27.保護用シートの1枚は透明である、請求項26に記載のパケット
  28. 28.上記のパケットが、互いに接する複数のリボンを含み、リボン材料のシー トからその位置で切断される、請求項26に記載のパケット。
  29. 29.上記のリボンの一端が上記のシートの1枚に離すことができるように固定 され、リボンの他の端は自由で把持器具のジョーによりつかめるようになってい る、請求項26、27または28のいずれかに記載のキット。
  30. 30.上記のリボンの一つの端に沿って上記のシートに小さい面積を接着し、上 記の保護用シートを−緒にしてシートの1枚の端に沿って上記のリボンの端の近 くで接著する接着剤を含む、請求項26〜29のいずれかに記載のキット。
  31. 31.接着剤が上記のリボンの端の約1mmだけを接着している、請求項26〜 30のいずれかに記載のキット。
  32. 32.歯冠、および 上記歯冠の咬合面に適用するホットメルト接着剤の−定量から成る歯科用の組み 合わせ。
  33. 33.上記の接着剤内に埋め込まれた端を有する歯冠または配置位置決め器具を 含む、請求項32に記載の組み合わせ。
  34. 34.上記の器具が一般的に球形の先端を有する、請求項32または33に記載 の組み合わせ。
  35. 35.上記の接着剤が上記の球形先端の大部分を包す、請求項3〜34に記載の 組み合わせ。
  36. 36.上記の先端が、先端の周囲の上記の接着剤により形成された小孔の中で回 転ができる、請求項35に記載の組み合わせ。
  37. 37.上記の接着剤が固化した場合に、押し上げ動作または歯冠から引き上げる ために十分な力を以て上記の小孔から器具先端を引き出すことができる程度に弾 性がある、請求項36に記載の組み合わせ。
  38. 38.上記の歯冠に適用する接着剤の量が、患者の口中に歯冠を配置するために ヒトの指を用いて手で挟むことができるほど十分に大きい、請求項32に記載の 組み合わせ。
  39. 39.患者の口の表面に適用する表面歯要素(faciaitoothelem ent)、および上記の要素の外面に適用するホットメルト接着剤の一定量の組 み合わせ。
  40. 40.上記の要素を患者の口に位置させる器具、先端が上記の接着剤によリ上記 の要素に固定されている要素に面する平らな末端面を有する先端を有する上記の 器具を含む、請求項39に記載の組み合わせ。
  41. 41.上記の歯から引っ張り出すほどの著しい力を加えることなく先端表面要素 から先端を押し出すことができるように接着剤と先端との間の結合を緩めるよう な円形断面を有する外面を上記の器具先端が有する、請求項39に記載の組み合 わせ。
  42. 42.上記の器具先端が、上記の平面末端面に隣接する大きい直径から、上記の 末端面から距離がある小さい直径まで傾斜している切頭円錐形を一般的には有す る、請求項41に記載の組み合わせ。
  43. 43.挟み器具のジョーを用いて歯科用検査用リボンの自由端をつかみ、 上記のつかみ工程は別々で隣接した検査用リボンのパケットからの検査用リボン のつかみを含み、上記の挟み器具を用いたバッキングシートからリボンのはぎ取 り、 から成る、歯科用処置のための準備の方法。
  44. 44.歯冠配置器具の末端、および上記の歯冠の表面とを一定量の柔らかい接合 材料を用いて一緒にし、上記の接合性材料を固化させ、これにより器具を歯冠に 接合する、 ことから成る歯冠配置器具への人工歯冠の接合の方法。
  45. 45.上記の器具が球形の先端を有し、先端および材料との間の結合を破壊し、 材料 と歯冠との連結を保ちながら先端と材料との間のポールー小孔タイプの連結を作 るように、上記の先端に対して上記の歯冠および上記の固化材料を動かすことを 含む、請求項44に記載の方法。
  46. 46.器具と接着性材料との間に十分な分離力を与えることにより、球形の先端 が材料内の小孔から引き出され、また上記の小孔に戻り、かつ、それでも先端と 小孔との間に十分な連結力を有する程度に上記の固化した材料が弾性的である、 請求項45に記載の方法。
  47. 47.検査用リボンシートを連続的に供給し、同時に、検査用リボンシートをそ の間に挟むように第1および第2の保護用カバーシートを供給し、対向するリボ ンの端の付近で第1の保護用シートに検査用リボンシートを接合し、 上記の対向するリボン端に直角な切断線に沿って、上記の検査用リボンシートを 複数の検査用リボン断片に切断し、 保護用シートの外端の近くで第2の保護用シートを上記の第1の保護用シートに 接合し、上記の接合工程は、検査用リボン断片が保護用シートの間に挟まれる3 層の集合体を製造し、 集合体の外端の間の等間隔な線に沿って集合体を切断し、対称な形状の検査用リ ボン断片を製造し、かつ 集合体の外端に直角に等間隔に集合体を切断する、工程から成り、 その際、第1および第2の保護用カバーシートの間の一つの端に沿って接合され 、検査用リボンの使用者による後の使用のために反対の端に沿って露出している 複数の検査用リボン断片を製造する、複数の分割された検査用リボンの製造方法 。
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