JPH07503624A - 冷凍外科装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 冷凍外科装置 本発明は、冷凍外科（凍結外科）装置に関するものであり、特には器官内穿通に 適当な冷凍外科プローブに関するものである。

冷凍外科プローブは、プローブ先端を除去を必要とする組織部位に穿通しそして 後そこを通して冷媒を流すことにより当該組織部位を冷却して凍結する、即ちプ ローブ先端を取り巻く組織を破壊する技術を使用しての例えば腫瘍の処置に使用 されつる。周囲の健康な組織への付随する損傷を最小限として腫瘍部位が完全に 破壊されることを保証するためには、凍結の速度及び程度を含めて多数のパラメ ータをなるたけ注意深く制御することが所望される。

本発明は、健康な組織の損傷を軽減若しくは防止しつつ器官内部深くに挿通ずる ことのできる装置を提供することを目的としている。

本発明の一様相に従えば、一端に尖端領域を有する細長いハウジングと、入口か ら尖端領域まで延在する第１通路及び尖端領域から出口まで延在しそして尖端領 域において第１通路と流通する第２通路と、尖端領域から離れた領域におけるハ ウジングの外面を断冷するための遮断手段とを備える冷凍外科プローブが提供さ れる。

本発明の別の様相に従えば、一端に閉鎖された尖端領域を有する細長いハウジン グにして、ハウジングにおける冷媒流体に対する導入手段及び導出手段を備える ハウジングと、尖端領域の冷却をもたらすべくハウジングの実質上全長に沿って 尖端領域まで冷媒流体の送入のため前記導入手段、と連通ずるハウジング内の第 １通路と、尖端領域からハウジングの実質上全長に沿って導出手段まで冷媒流体 を送出するためのハウジング内の第２通路と、尖端領域から離れた領域において ハウジングの外面を断冷するための手段とを備える冷凍外科装置が提供される。

好ましくは、第１通路及び第２通路は、一般に円形断面の２本の管により構成さ れる。一方の管は他方の管より小さな直径を有しそしてその内部に配置されつる 。好ましい具体例において、小径の管と大径の管とは同心である。好ましい具体 例における第１通路は小径の管の内面により構成され、そして好ましい具体例に おける第２通路は断面において環状でありそして小径の管の外面と大径の管の内 面とにより囲まれる。

好ましくは、遮断手段は、外側環状室を形成するように大径の管の外面周囲に配 置される気体ジャケットから構成される。環状室は空気を充填してもよいし或い は部分的に排気されつる。

例示目的でのみ、本発明の具体例を添付図面を参照して説明する０図面において 、 第１図は本発明装置を通しての長手方向断面図でありそして 第２図は第１図のＡ−Ａ線における横断方向断面図である。

図面は尖端領域１２と主体部分１４とを具備する細長いハウジング１ｏを有する 冷凍外科プローブを示す。入口１８が主体部分１４の一端１６に設けられる。主 体部分は、実質上その長さに沿って３つの同心の管２０．２４．２８により形成 され、これら管２０．２４．２８のそれぞれの直径が管２０の周囲で且つ管２４ により形成される環状通路３４及び管２４の周囲で且つ管２８により形成される 環状通路３０を提供する。管２ｏ、２４は、ハウジングの入口１らから反対側の 端部で管２８を超えて伸延して尖端領域１２を構成し、そして管２４は尖端領域 １２の端において空間２２を構成している。管２０は、尖端領域１２内部の端に おいて開通し、それにより入口１８から伸延しそして空間２２と連通ずる穿孔３ ２を提供する。空間２２はまた環状通路３４とも連通している。

プローブのハウジング１ｏは都合よくは、ステンレス鋼製とされ、他方最適の熱 伝導率を有さねばならない先端領域１２は金めつき真鍮から形成されつる。

使用において、プローブ先端が除去されるべき腫瘍その他の組織部位の中央に挿 入される。ヘリウムや窒素のような液体冷媒が人口１８に供給されそして穿孔３ ２に沿って通人して空間２２に溢れ出しそしてそれにより先端領域１２を冷却す る。この冷却効果を生じるに際して、冷媒は蒸発する。生成する気体は通路３４ に沿って流れそして出口２６を経由して排出される。

環状通路３ｏには、遮断効果（冷媒による冷凍作用が周囲に伝達されるのを防止 すること）を与えるために、空気が充填もしくは部分充填される。空気が充填さ れるとき、冷媒の循回中一部の液化が起こり、部分真空をもたらす。

通路３０の遮断効果は、プローブの主体部分１４の外面が周囲組織に冷凍作用を 呈しないことを保証する。従って、処置されるべき部位の外側の組織への損傷は 、例えプローブが使用内に深く挿入された場合でも最小限とされる。

外側遮断管２８により被覆されるプローブハウジング１０の割合は、特定のケー スにおける特定の要件に応じて選択されつる。

本発明の範囲から逸脱することなく様々の改変が為しうることが理解されよう、 冷媒入口及び出口の構成及び配列並びに送入及び送出管の配列はここで示し、記 載したのと異なったものとすることができる。

以上の明細書において特に重要と思われる本発明の特徴に重点を置いて記載した が、特に強調されたかどうかには係らず、言及しまた図面に示した特許性のある 特徴或いはそれらの組合せに関して本件出願人は権利範囲の保護を請求するもの であることを理解されたい。

国際調査報告　Ｆ；、ｌ、１い。

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. １．一端に尖端領域を有する細長いハウジングと、入口から尖端領域まで延在す る第１通路及び尖端領域から出口まで延在しそして尖端領域において第１通路と 流通する第２通路と、尖端領域から離れた領域においてハウジングの外面断冷す るための遮断手段とを備える冷凍外科プローブ。
2. ２．第１及び第２通路が全体的に円形断面の２本の管により構成される請求の範 囲第１項に従うプローブ。
3. ３．第１管が第２管より小径でありそして第２管の内部に同心に配置される請求 の範囲第２項に従うプローブ。
4. ４．遮断手段が気体ジャケットからなる請求の範囲第１〜３項のいずれかに従う プローブ。
5. ５．気体ジャケットが大径の管の外面周囲に配置されて外側環状室を形成する請 求の範囲第４項に従うプローブ。
6. ６．ジャケットが空気を含有する請求の範囲第４項若しくは第５項に従うプロー ブ。
7. ７．ジャケットが部分真空とされる請求の範囲第４〜６項のいずれかに従うプロ ーブ。
8. ８．添付図面を参照して実質上記載されたものとしてのプローブ。
9. ９．前記請求の範囲第と同一発明の範囲内にある若しくはそれに関係するにせよ しないにせよここで開示した新規な事項を含む任意の新規な事項或いはその組合 せ。