JPH07502806A - 電子トラッピングマテリアルを使用する乳房造影法のための結像システム - Google Patents
電子トラッピングマテリアルを使用する乳房造影法のための結像システムInfo
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
回連U左出願
これは、1989年7月24日に出願され、現在、米国特許第5.028.79
3号である、名称”電気泳動用途への結像スクリーン”である米国特許出願第0
7/383,534号の一部継続であり、その出願は、1988年6月7日に出
願され、現在、米国特許第4.983.834号である、名称”広域粒子検知器
”である米国特許出願第07/203.324号の一部継続であり、その出願は
、1987年8月14日に出願され、現在、米国特許第4.812゜660号で
ある、”黄緑光線を出力するフォトルミネッセントマテリアルズである米国特許
出願第071085.465号およびの1887年3月30に出願され、現在、
米国特許第4,822,520号である、′青緑光線を出力するフォトルミネッ
セントマテリアルズである米国特許出願第071034.333号の一部継続で
ある。
上記関連出願のそれぞれの記述は、参考記述として、ここに組み込まれるもので
ある。
光期Ω背景
1、発明久分立上
本発明は、乳房造影法のための結像スクリーンおよび読取りシステムに関し、そ
して、さらに詳しくは、電子トラッピング蛍光体を使用した乳房造影性結像シス
テム に関するものである。
2、父浬技街Ω記江:
診断乳房造影法は、乳房における前癌特徴を早期に検知する強力なツールである
。歴史的には、X線を用いる乳房スクリーニングは、増感スクリーンなしに、放
射線写真フィルムを用いて行われていた。この方法は、乳房の特徴を極めて高度
な空間的分析を提供したが、フィルム露光に、患者へ極めて高い放射線投与が要
求された。放射線フィルムの活性層は、極めて薄い(例えば、20マイクロメー
タ)から、高品質の影像を得るためには、十分な数のX線光子をフィルムに吸収
させるために高い放射線露出時間が必要であった。しかしながら、現在では、高
解像度増感蛍光スクリーンが開発され、これは、乳房に対する放射線露光を大幅
に減少させている。この試みと共に、放射線フィルムは、増感スクリーンのトッ
プに配置され、それは、X線源から最も離れている。患者を通過するX線は、ま
ず最初、フィルムに一部が吸収され、そして、残りのX線は、増感スクリー7に
、更に一層強力に吸収される。増感スクリーンに吸収されたX線は、該スクリー
ンを蛍光発光させ、そしてさらにフィルムを露光する。この方法で、患者への露
光は、大幅に減少された。実際に、増感スクリーン/フィルムのコンビネーン日
ンに必要な放射線露光は、高品質影像を得るのに必要な最低の露光に接近してい
る。即ち、X線量子の数には、本質的に、統計的バリエージロンがあるから、特
定のミニマムの数が患者を通過し、結像媒体により吸収され、最低のノイズの影
像を得る必要がある。それがために、結像媒体における増感した感度は、必ずし
も、投射減少に移行するものではな(、これは、重要な特徴が検知できな(なる
プアーな影像を作ることになってしまう。
それが故に、露光感度は、放射線露光が現行のプラクティスに較べて増加しない
程度の論点にしか過ぎない。その代わりに、結像媒体が高いコントラスト感度と
高い空間解像度を示し、乳房における小さな前癌特徴の検知ができることが重要
である。これらは、通常、小さな石灰性物質の沈着、組織マスの変化、または、
血流における変化であり、検知されなければならないすべての低いコントラスト
の特徴である。残念なことに、スクリーン/フィルムシステムは、リニアのコン
トラスト変化に対し、対数的に応答するから、前記した特徴は、常に容易に検知
されるものではない。フィルムの対数的挙動は、基本的には、X線パターンにお
ける広いコントラストがフィルムに小さなコントラストのみを作ることを意味す
る。それが故に、リニアの結像媒体がさらに望ましい。結像媒体における他の重
要な特徴は、X線影像をデジタルに捕らえ、記録する能力である。影像をデジタ
ルに得ることができれば、X線影像の記録ニーズを大幅に単純化するもので、こ
れは、それらを電子的に貯蔵できるからである。さらに、デジタル影像は、アナ
ログフィルム影像では検知が難しい特徴を増すように処理することができる。
翌1と【杓
本発明は、乳房造影放射線への最適な感度のために、適当にドープされた新規な
電子トラッピングマテリアルでコートされた結像スクリーンを利用するシステム
を提供することで上記の目標を達成したものである。該スクリーンに放射線写真
乳房造影影像が露光され、その結果、電子トラッピングマテリアルにX線影像の
フラックスとパターンに対応するエネルギーがチャージされる。ついで、該スク
リーンは、第1の波長の光線でスキャンニングされ、電子トラッピングマテリア
ルを刺激し、貯蔵されたエネルギーを第2の波長の光線の形態でリリーズする。
ついで電子トラッピングマテリアルから釈放された光線は、検知され、乳房造影
影像のフラックスとパターンを表す電子信号に変換される。
電子トラッピングマテリアルは、セリウム化合物とサマリウムでドープされたス
トロンチウム硫化物をベースとしたマテリアル(SrS:Ce、Sm)が好まし
い。第2の実施例においては、該マテリアルは、放射線写真影像の最適な検知の
ために、セリウム化合物に加え、セシウムハロゲン化物を含む。
本発明は、フィルムの沢山の欠点を克服する。まず、結像媒体として、本発明に
使用されているSrS:Ce+ Sm光刺激性貯蔵蛍光体は、放射線露光にリニ
アに応答する。さらに、X線影像は、情報を損失することなしに、新しい媒体か
らデジタルに得ることができる。なた、発明に使用のSrS:Ce、Sm光刺激
性貯蔵蛍光体は、再使用可能であり、その結果、フィルムに関連した高いコスト
を節減できる。しかしながら、本発明の鍵となる点は、S r S : Ce
+Sm光刺激性貯蔵蛍光体を:1)高い空間的解像度が達成でき、スクリーン/
フィルムコンビネーションよりもペターなものに匹敵する、そして、2)′Ix
光高光度感度時に達成でき、患者への放射線露光をミニマムにすることができる
というように作ることがききる。
バリウム・フッ化ハロゲン化物蛍光体マテリアルをベースとするストレージ蛍光
体スクリーンは、現在、放射線学のために商業的に入手できることに注目すべき
である。し力化ながら、これらのシステムで達成できる解像度は、わずか約8
tp/mmであって、乳房造影法には不向きであり、それは、1511)/mm
よりペターのものを要求する。また、デジタル蛍光透視法システムのような他の
放射線結像システムは、それらの低解像度能力と高い放射線露光要求の理由で、
適当でない。
区面塁面里ム記述
本発明の上記および他の特徴と利点は、添付図面と関連しながら以下の記述を読
むと、明らかになるもので、図面において:図1は、発明に利用されている電子
トラッピング蛍光体の発光と赤外線感度んスペクトルを示す。
図2は、52kVpにおけるX1a露光関数としてのSrS:Ce、SmW子ト
シトラッピング蛍光体スポンスを示す。
図3は、IRパルスに対するSrS:Ce、Sm電子トラッピング蛍光体の 応
答時間を示す。
図4は、本発明に使用されているレーザースキャナーと光学検知システムのベー
ノノクな形と配列を示す。
−・ い−の奇、′t−9ス
Lug!ニラ−ビン マテリアル
発明の詳細を記述する前に、放射線露光および後続の近赤外線刺激の間、SrS
:Ce、5m電子トラッピングシステムにおいて発生するフィジカルプロセスを
リビューイングする価値がある。SrSは、ワイド−バンドギャップ半導体であ
り、SmとCeイオンに適応するもので、両者は、初期には、原子価が34の形
態である。これらの形態においいて、Sm”は、電子捕捉センターであり、Ce
”は、発光センターである。SrS:Ce、Smマテリアルがまずイオン化放射
線に露光されると、バインドされた電子ホールベアー(励起子)が作られる:C
e”の5dレベルの間で、ホストクリスタルへの力、プリングにより、励起子が
、これらのサイトにおいて、好ましくはりコンバインする。ついで、これは、つ
いで、Ce34基底状態電子を5d状態に励起するエネルギーの釈放を結果する
。5d状態になると、電子は、”F7/□と2F57□の二つの基底状態のいず
れかへ移り戻ることができ、この結果、刺激蛍光を発するか、またはN Sm”
へコンバートし、Ce4+の後順位とする近くのSm、”へトンネルすることが
できる。この電荷交換プロセスはN Sm”’″において電子を捕捉する結果と
なり、これは、長くライブの状態にある;即ち、電子は、長い期間、Sm2+サ
イトで捕捉されたままである。さらに、Sm21基底状態と、その励起された状
態との間でのエネルギーの差は、約1 eVであり、その結果、該マテリアルを
等価のエネルギー光子(例えば、1m波長)に露光させることで、S m”基底
状態にある電子を励起状態に励起することができる。一度この状態になると、そ
れは、近くのCe”へトンネルバックでき、5d励起状態にある電子をもつCe
”へ変換される。5dレベルから二つの基底状態へ続いて緩和されることで、ピ
ークが485amの発光帯域が発せられる。図1は、発光波長帯域および刺激波
長スペクトルを示し、約1μmにおけるピーク刺激波長を示す。
捕捉された電子の数は、X線露光に比例するから、発光アウトプットもまたX線
露光に比例することが分かる。さらに、該マテリアルからの発光アウトプットは
、放射線露光ではリニアとなり、X線結像用途に理想的なものとする。また、放
出波長帯域と近赤外線刺激波長とは、スペクトル的には、よく分離されているの
で、光学検知装置をBaFBr:Eu蛍光体読み取りに使用されているものより
も効率が良いものにすることができ、それは、エミッン日ンおよびスチミュレー
ンタン波長を互いに接近させて示すものである。
高品質の影像を得るための一つの鍵の要件は、与えられたX線スクリーンが十分
な数のX線光子を吸収することである。X線光子を吸収するために、充分に厚い
蛍光体層を使用することは、常に可能であるが、高い空間解像度を達成するため
にスクリー7の厚さを充分に薄くしなければならないという逆の要件が存在する
。本発明においては、両者の目的を実際に達成することができる:高い空間解像
度と適正なX線吸収を示す、充分に薄い蛍光体層を作ることができる一般的にい
って、良好な光子統計を保証するには、入射X線光子の40から50%を吸収す
ることを要する。計算によって、厚さが異なるSrS:Cel Smスクリーン
におけるX線吸収量を決定した。これは、SrSに対するエネルギー吸収係数を
定めてなされ、X線吸収量がA= 1−exp(−xj#l)により計算され、
該式においては、μ/ρは、X線吸収係数、Xは、蛍光体マス厚さである。
μ/ρは、発表されたデータから得られた18key )(線エネルギーにおい
ての値であり;18 keV エネルギーは、診断乳房造影法に用いられている
エネルギーであることから選ばれた。この分析の結果、厚さが50マイクロメー
ターのSrS:Ce、Sm蛍光体層は、入射18kev X線の約48%を吸収
し、100マイクロメーターの厚さの層は、入射放射線エネルギーの約70%を
吸収する。
これらの値は、良好なX線光子統計を維持するに必要な範囲内にあるものである
。つぎのステップは、50または100マイクロメータの蛍光体層の厚さが充分
な空間解像度をまた示すことを確認することである。これは、各種の厚さを持つ
スクリーンを作り、それらの空間解像度を測定して行われた。比較のため、解像
度を10%モノユレーシ日ンが測定できる空間周波数(Lp/mm)として定義
した。実験の結果、100マイクロメータの厚さの蛍光体層が約22Lp/mm
空間解像度(10%モジュレー70ン)を示すことが示された。比較すると、ス
クリーン/フィルムシステムは、約15Lp/mmの解像度を示し、BaFBr
蛍光体スクリーンは、約8Lp/mmの制限された解像度を示す。
放射線吸収と空間解像度特性に加え、本発明の他のパラメーターが測定された。
例えば、蛍光体スクリーンの直線性とダイナミックレンジが、光学検知システム
により実際に検知された光子の数をX線露光関数として測定して(図2参照)決
定された。測定は、X線露光に対するリニア蛍光体リスポンスを示す3mRと5
50mRとの間の露光に対し示される。X線露光リスポンスとS/N測定から、
ミニマムの露光感度もまた決定された。ミニマムの蛍光体露光感度は、約I R
である。BaFBr:Euシステムに対する発表された結果は、10から100
μRのミニマム感度を示し、その結果、本発明のスクリーンは、少なくとも10
倍の感度のファクターである。測定は、またSrS:Cel Sm蛍光体システ
ムのダイナミックレンジが約10°であることを示す。これらの結果は、スクリ
ーン/フィルムシステムとBaFBr蛍光体システムよりも明らかに優れている
ものである。さらに、S r S : Ce+ Smスクリーンのリニアリスポ
ンスとワイドなダイナミックレンジとはX線露光が蛍光体のリニア感度レンジ内
にある限り、影像のグレイレベルをスケールできるので、露光オーバーまたは露
光不足が生じないことを示す。
本発明の付随する改良された特性は、赤外線パルスに対するSrS:Cel S
mの蛍光体の応答時間である。図3は、赤外線パルスの後の発光フォールタイム
は、約150ナノセコンド(1/ e )を示し;同様の測定は、また、150
nsのライジングタイムを示す。これは、1μsの応答時間を示すBaFBr:
Euシステムよりも早い。SrS:Cel Sm蛍光体の早い応答時間は、赤外
線レーザーが影像スクリーンをより早くスキャンニングできることを意味し、そ
の結果、貯蔵された影像をBaFBIEuスクリーンよりも迅速に読み取れるこ
とができる。
1、′ スフミーン1゜
本発明において使用される好ましい電子トラッピングマテリアルは、米国特許第
4,822,520号および第4.855.E353号に詳しく記載されており
、それらの記載は、ここに参考記載として採用される。米国特許第4゜855.
603号に記載されたマテリアルは、米国特許第4,822.520号に記載の
マテリアルと、それが混合物(SrS:Ce、Sm+ Cs)にセシウムハロゲ
ン化物を含む点で相違する。しかしながら、これら電子トラッピングマテリアル
の両者は、乳房造影法で使用されるような低エネルギーのX線に対し感度が高い
。説明を単純にするために、これらのマテリアルの両者を以下まとめてSrs:
ce+ Sm貯蔵蛍光体という。
所望の特性を示すSrS:Cel Sm貯蔵蛍光体スクリーンを作るのに、いく
つかの方法を用いることができる。SrS:Ce、Sm貯蔵蛍光体マテリアルは
、まず、バルクインゴットの形態で準備する。多結晶体インゴットが準備される
と、粉末を得るために挽く。これは、ボールミル、ジェットミル、または、他の
既知の手段で達成できる。さらに、挽がれた粉末は、焼もどされて、挽きによる
機械的ダメージを補修し、発光出力を増すようにされる。代表的には、スクリー
ン製造に使用された粒径は、1から10マイクロメーターの間であり;この粒径
の範囲は、解像度要求を満たすために必要なものである。
微粒子で良好な解像度と発光出力を得るために、本発明の一つの製造方法は、テ
ープキャスティングプロセスを使用することである。この技術は、1〜10マイ
クロメーターの粒子がよく分散された均質の混合体を作るための最初にボールミ
ルされた蛍光体粒子を含むスラリーの準備を含む。混合が適正に行われると、ス
ラリーをアルミナのような適当な基体に施し、不活性雰囲気で乾燥させる。基体
の上の電子トラッピングマテリアルのコーティングの厚さは、最適な吸収と解像
要件に合う50〜150μmの間である。キャスト層は、ついで、該粒子を互い
に、そして、基体に対し焼結するために、および グラインド操作の間に入った
機械的ダメージを除くために、昇温湿度で処理される。代表的には、スクリーン
は、機械的ダメージに応じて、5006Cから900@Cの間で焼結できる。ま
た、グラインドされた粉末は、機械的ダメージを補修し、発光度を高めるために
焼結される。粉末には、適当な有機バインダーを混合でき(80%以上のバイン
ダーが加えられた粉末が望ましい)、さらに熱処理を加えることなく、マイラー
のような薄くてセミフレキシブルな基体に施される。理想的には、該基体は、赤
外線ビームを吸収し、散乱させないマテリアルから形成される。コーティングさ
れた基体は、機械的ならびに環境的保護のために透明なオーバーコーテイングで
覆われることが好ましい。
3、光学名U仁萄元ム
蛍光体スクリーンから記録された影像を読取るために、レーザースキャンテープ
ステムが用いられる。スキャンニングシステムのための一つの可能な態様が図4
に示されている。スキャンナーンステムは、1.064m 波長を放出する50
mWダイオードがポンプされたNd :YAGレーザ−2からなる。スキャンニ
ングミラ−4,6を用いて赤外線ビームをステップし、焦点を合わせる光学体8
.10を用いて、蛍光体スクリーンに45μm(1/q”)サイズのビームを当
てる。赤外線刺激の間、蛍光体スクリーンから放出された可視発光は、集められ
、増倍型光電管16(PMT)に伝ばされる。スクリーン12の全体がこのよう
な方法でスキャンニングされると、記録されたデータが処理され、CRT上に画
像として表示され、そこで、各スリーン画素からのPMTシグナルのマグニチュ
ードは、表示のために適当なグレイレベルにコンバートされる。図示のスキャン
ニングシステムは、固定のスクリーンに対するビームの二次元スキャンを含むが
、単軸ビームラスターおよび直角方向のスクリーンの移行のような他の方法によ
ってスクリーンをスキャンニングすることもできる。
蛍光体スクリーンは、非常に強い赤外線光線をスクリーンに溢れさせ、トラップ
からすべての電子を釈放することで、消すことができる。
上記したシステムは、例として示したもので、多くのモディフィケーションが可
能である。例えば、赤外光線を供給するために、Nd:YAGレーザーに代えて
、レーザーダイオードが使用できる。同様に、マテリアルからの可視光線放出を
検知するためにPMTに代えて、シリコン光検出器を使用できる。
4、圭上及
SrS:Cel Sm電子トラッピング蛍光体は、乳房造影性用途のすぐれたX
線スクリーンを提供する。電子トラッピングX線記録蛍光体は、スクリーン/フ
ィルムシステムに較べ、優れた露光感度とダイナミックなレンジを示し、患者へ
の被曝も少ない。さらに、電子トラッピング蛍光体は、現在市場にある記録蛍光
体(BaFBr:Eu)システムに較べ、応答が早く、空間解像度が改善されて
いる。
本発明は、好ましい実施例に関して記載したが、発明の請求の範囲を逸脱せずに
他の多くの変形とモディフィケーションが当業者に明らかとなる。したがって、
本発明は、ここの特定の記述に限定されるものではなく、請求の範囲によっての
み限定される。
ヨ5NOdSヨd ヨΔ11■]ヨ8
NolS’;l四ヨ NヨヨピクS ヨΔ11■]ヨdヨクNヨクSヨN1へn
] ヨΔ11■]ヨ日←○QQ)OL:)l−山ユ
フロントページの続き
(72)発明者 リントマイヤー、ジョセフアメリカ合衆国 20854 メリ
ーランド州ポトマック リバーウッド コート 1
Claims (11)
- 1.下記を含む乳房造影法: 放射線写真影像を該影像のフラックスおよびパターンに相当するエネルギーとし て、前記影像をリリーズ可能に記録する電子トラッピング蛍光体がコーティング された影像スクリーンを備える放射線写真影像の検知と記録手段、前記電子トラ ッピング蛍光体は、以下のものを備える:アルカリ土類金属硫化物のグループか ら選ばれたベースマテリアル; サマリウムの第1ドーパント;および セリウム化合物の第2ドーパント; 第1の波長の光学エネルギーで前記影像スリーンをスキャンニングし、スクリー ンのコートされた前記電子トラッピング蛍光体から前記影像のフラックスとパタ ーンに相当する第2の波長の光学エネルギーをリリーズする手段;および 前記第2の波長の前記リリーズされた光学エネルギーを検知し、前記リリーズさ れた光学エネルギーを前記影像の前記フラックスとパターンを表す電子信号にコ ンバートする手段。
- 2.第1の波長の前記光学エネルギーは、赤外線放射線からなる請求の範囲1の システム。
- 3.前記赤外線放射線は、Nd:YAGレーザーによって発生される請求の範囲 2のシステム。
- 4.第2の波長の前記光学エネルギーは、可視光線からなる請求の範囲1のシス テム。
- 5.前記可視光線を検知する前記手段は、増倍型光電管からなる請求の範囲4の システム。
- 6.前記電子トラッピング蛍光体は、さらに、セシウムハロゲン化物の第3のド ーパントを含む請求の範囲1のシステム。
- 7.前記アルカリ土類金属硫化物は、ストロンチウムサルファイドからなる請求 の範囲1の装置。
- 8.前記電子トラッピング蛍光体は、さらに、可融性塩を含む請求の範囲8の装 置。
- 9.下記を含む乳房造影法のための影像スクリーン:放射線影像を検知し、記録 するために電子トラッピング蛍光体でコーティングされた基体で、前記電子トラ ッピング蛍光体は、第1の波長の光学エネルギーを受けたとき、前記記録された 放射線写真影像に相当するパターンにおける第2の波長の光学エネルギーをリリ ーズするもので、前記電子トラッピング蛍光体は、以下のものからなる: アルカリ土類金属硫化物のグループから選ばれたベースマテリアル; サマリウムの第1ドーパント;および セリウム化合物の第2ドーパント;
- 10.以下のステップからなる乳房造影法:電子トラッピング蛍光体をコーティ ングされた影像スクリーンを乳房造影放射線に露光し、該放射線のフラックスと パターンに相当するエネルギーを検知し、記録するステップで、前記電子トラッ ピング蛍光体は、以下のものを備える: アルカリ土類金属硫化物のグループから選ばれたベースマテリアル; サマリウムの第1ドーパント;および セリウム化合物の第2ドーパント; 前記電子トラッピング蛍光体を第1の波長の光学エネルギーに加え、前記電子ト ラッピング蛍光体から前記影像のフラックスとパターンに相当する第2の波長の 光学エネルギーをリリーズするステップ;および前記第2の波長の前記リリーズ された光学エネルギーを検知し、前記リリーズされた光学エネルギーを前記影像 の前記フラックスとパターンを表す電子信号にコンバートするステップ。
- 11.消去する光学エネルギーを前記電子トラッピング蛍光体に付与し、そこに ストアーされた乳房造影法イメージを消去するステップをさらに含む請求の範囲 10の方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US723,603 | 1991-07-01 | ||
US07/723,603 US5124558A (en) | 1985-10-10 | 1991-07-01 | Imaging system for mamography employing electron trapping materials |
PCT/US1992/005292 WO1993001693A1 (en) | 1991-07-01 | 1992-06-22 | Imaging system for mammography employing electron trapping materials |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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---|---|
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