JPH07502062A - 酸化防止剤としてのn−アシルホスファチジルエタノールアミン類 - Google Patents

酸化防止剤としてのn−アシルホスファチジルエタノールアミン類

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JPH07502062A
JPH07502062A JP5510618A JP51061893A JPH07502062A JP H07502062 A JPH07502062 A JP H07502062A JP 5510618 A JP5510618 A JP 5510618A JP 51061893 A JP51061893 A JP 51061893A JP H07502062 A JPH07502062 A JP H07502062A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 酸化防止剤としてのN−アシルホスファチジルエタノールアミン類本発明は、不 飽和脂肪酸用の酸化防止剤としてのN−アシルホスファチジルエタノールアミン 類の使用に関するものである。
不飽和脂肪酸は、幅広く使用される化合物である。これらは、フリーな形態にお いて、あるいは化学的に結合されて、トリグリセリド類、リン脂質類およびスフ ィンゴ脂質類中に見い出すことができる。これらは広く天然において見い出され 、食物の重要な成分である。トリグリセリドのようなグリセロールに結合したも のは、エネルギー貯蔵源として植物の種に存在しており、人間及び動物の栄養分 に重要な基本化合物としてこれらから分離される。リン脂質類においては、不飽 和脂肪酸類は、全ての細胞膜と連結している。フリーな形態では、それらは、生 物において重要である活性生成物、例えばプロスタグランジン類の生物学的合成 にとっての最初の生成物である。あらゆる種類の範囲において、化学的に変化し ない形態であることは、不飽和脂肪酸類に帰属する機能を達成するための必要条 件である。
最も重要な変化は、この脂肪酸における二重結合の酸化てあり、その結果、過酸 化物の形成及びラジカル鎖反応を伴い、脂肪酸の開裂を誘導する。これらの反応 は、全て制御できることもあるが、制御できないこともある。制御された酸化の 例には、エネルギー源としての栄養代謝、バクテリアや寄生体に対する免疫学的 抵抗およびプロスタグランジン類のような媒介物の合成がある。
制御されないラジカル鎖反応で生成されるラジカルは、脂肪酸類と反応可能であ るだけでなく、蛋白質及び核酸類とも反応できる。この反応生成物は、生物にお いて病理的変化を誘導する。
制御されない酸化は、酸化防止剤によって抑制され、これらの酸化防止剤は食物 と共に吸収されるか、あるいは、生物内において合成される。不十分な栄養、病 理的変化および老化過程は、酸化防止剤の欠乏を誘導することがある。
脂肪を消費する酸化は、常に望ましいことではなく、しかも毒物学的に安全でな く、味を変化させることによって栄養分の味を悪くさせる生成物を誘導する。
これらの変化は、酸化防止剤によって、及びできるだけ酸素を排除することによ って抑制することができる。
種々の生物学的系に多量に存在し、不飽和脂肪酸が非常に重要であるために、不 飽和脂肪酸類を保護するための酸化防止剤の物性は種々の条件を受ける。今日ま で、公知の酸化防止剤はいずれもこれらの条件の大部分を満たしていない。
最も使用されている天然の酸化防止剤は、α−トコフェロールやβ−カロチンで あり、これらは一方では完全な効能を有するが、酸素や光の存在下では不安定で ある。又、油類のようないくつかの食料品への使用において重要な熱安定性も限 られている。
更に、複雑な分離工程または合成であり、これにより生成物が高価となる。
アスコルビン酸には、油類中では溶解せず、このために水性の環境においてしか 効果がないという欠点があり、その結果、脂肪相において存在する脂肪酸の酸化 を、限られた範囲でしか抑制することができない。もう一つの欠点は、アスコル ビン酸は、鉄塩との組合せにおいて酸化剤となり得るということである。
更に、合成されたホスファチド並びに、植物や動物の油脂から分離されたホスフ ァチドは、油脂単独の、及び添加物との組合せにおける自動酸化に対する酸化防 止性能が調査された。
得られた結果は、しかしながら、非常に矛盾している。
例えば、未精製レシチンおよび、そのエタノール可溶性及びエタノール不溶性分 画についての調査が、A、 Na5ner in Fette、 5eife、  Anstrichmittel 12 (1985年)第477−481頁に 記載されており、ヒマワリ油及びラードを用いた貯蔵試験における酸化防止性能 が測定されている。彼は、酸化防止効果が、使用されたレシチン分画の種類に依 存することを見い出した。大量のホスファチジルエタノールアミンを有する大豆 レシチンのエタノール可溶性分画が、最も良好な結果を示した。α−トコフェロ ールの含有量が10ppm以下であるラードの酸化の抑制は、500ppmのα −トコフェロールを含有するヒマワリ油の酸化抑制よりも著しく大きい。
Na5nerによると、ホスファチド類単独が酸化防止効果をもたらす間は、α −トコフェロールとホスファチド類との間の相乗作用を排除することができる。
ホスファチジルコリン、ホスファチジルイノシトール及びホスファチジルエタノ ールアミンの酸化防止効果に関する調査においては、比較可能な結果が、D、  H。
Hildebrand in JAOCS 61 (1984年)第552頁以 降によって得られている。彼は、油安定性がホスファチド類単独の添加およびα −トコフェロールとの組合せにおける添加で増加することを示した。
ホスファチド類とα−トコフェロールとの間の相乗作用が考えられる。最も良好 な効果はホスファチジルエタノールアミンが示し、これはまた、[,3,Bha tia等によりJ、Sci、Fd、Agric、 79 (1978年)第買頁 以降においても確認されている。
この他の調査は、これらの調査とは対照的である。J、H,Lee等は、例えば 、Bulletin of the Japanese 5ociety of  5cientific Fisheries 47 (19W1年)第 881−883頁において、南極地方のエビの膠質の酸化防止効果を記載してい る。これらの調査では、α−トコフェロールは活性物質として同定されたが、α −トコフェロールの効果の改良に関して、相乗効果はホスファチド類によるもの だけであった。
J、H,Lee等は、J、Biol、Chem、 47 (1983年)第20 01頁以降において、エビ、卵黄および大豆からのホスファチド分画の酸化防止 性を調査し、その結果、これらの分画か酸化防止効果をもたらさず、酸化によっ て生成された過酸化物の分解を活性化することを見い出した。
M、 Kashiwa等もまた、JAOCS 68 (1991年)第119頁 以降において、ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン及びホ スファチジルセリンのようなホスファチド類の酸化防止効果を否定している。こ れらのホスファチド類の酸化防止効果は、トコフェロールを含まないペリラ(p ert la)油及び、トコフェロールを増量された含有量で含む同様の油にお いて測定された。トコフェロールを含まないペリラ油の酸化安定性は、ホスファ チド類の添加によって改良されなかったが、他方では、トコフェロールを増量さ れた含有量で含むペリラ油の酸化は、ホスファチジルエタノールアミン及びホス ファチジルセリンの添加によって強力に抑制されることか観察された。このこと により、ホスファチド類単独では酸化防止効果をもたらさないが、相乗機構によ るα−トコフェロールの酸化防止効果を増大させるという初期の結果が確認され る。
この他の天然の酸化防止剤は、例えばローズマリーからの抽出物のような植物抽 出物である。このような生成物の欠点は、これらの組成物が自然の過程により種 々変化することである。これらは、しばしば染料を含み、好ましくない味や臭い を有し、入手するのが困難である。
BHA、BHT、TBHQ及び没食子酸プロピルのような、天然資源から得られ ない酸化防止剤は全て、立体的に障害されたフェニル部分を含み、生物系におけ る全てのフェノール類と同様に、反応性を有している。近年の調査により、BH Aは種々の動物の種類において、ある種の濃度で癌を引き起こす可能性のあるこ とが示されてきている。このような理由のため、BHAを含有する食料品は、い くつかの国においては、[ある濃度が保たれない場合には、BHAが癌を誘因す るかも知れないJという論題を伴って注目されるに違いない。又、環境問題に気 付く人々が増加するにつれて、食料品に天然物でないものを受け入れることは確 実に衰退してきている。
本発明の目的は、フリーな形態または結合された形態にある不飽和脂肪酸類の酸 化分解を抑制するか、または少なくとも強力に減少させ、しかも使用時に酸化防 止剤の欠点を示さない生成物を提供することである。
この目的は、不飽和脂肪酸類およびそれらの誘導体を含有する製品のための酸化 防止剤としての、N−アシルホスファチジルエタノールアミンの使用によって達 成される。
N−アシルホスファチジルエタノールアミン類は公知の化合物であり、自然界に おけるその産出は、J、 L、 NewmanによってChem、 Phys、  Lipids 42 (1986年)第249頁以降において深く研究された 。この種の生成物は、微生物、植物、を椎動物の組織、例えば心筋又は表皮なと において発見され、同様にアメーノくや植物苗においても発見された。
特に、関連する生成物についての酸化防止効果を調査した対照となる結果におい て、N−アシルホスファチジルエタノールアミン類が、フリーな形態並びに結合 された形態にある不飽和脂肪酸類を酸化分解から保護できることは驚くべきこと であった。
更に、この生成物の群は、今日までに使用されてきた酸化防止剤に比べて、し1 くつかの利点を有する。
−これらの化合物は、人間、動物および植物中に存在しており、毒物学的(二安 全である。
−これらは、生物学的膜と類似した二分子膜(bilayers)の形態におい て障害を形成し、水に分散可能であって肪質にも可溶である。
−酸素および光の存在下におけるこれらの安定性は、α−トコフェロールの安定 性よりも大きい。
本発明において使用されるホスファチジルエタノールアミン類は、ホスファチジ ルエタノールアミンと、酸クロリド類又は酸無水物との反応によりDE−A−2 756866に従って合成することができる。
化学的に純粋なホスファチジルエタノールアミンは、エタノール不溶性の大豆レ シチン分画から分離することができ、この分画は、通常、ホスファチジルエタノ ールアミンが豊富である。調整されたクロマトグラフィー的な分離方法により、 酸無水物との反応による純粋な生成物の製造が可能となる。
N−アシルホスファチジルエタノールアミン類の効力の測定不飽和脂肪酸類を含 有する化合物の酸化分解は、種々の反応機構に従って進行し、これにより、酸化 剤を変えることができる。N−アシルホスファチジルエタノールアミン類の効力 を明らかにするために、大豆N−アシルホスファチジルエタノールアミン ミン(NATPE)及び、大豆−N−オレオイルホスファチジルエタノールアミ ン実施例I NOLPHの合成 100gの化学的に純粋なホスファチジルエタノールアミンを、溶離液としてク ロロホルム/メタノールを用い、シリカゲル上にて、ホスファチジルエタノール アミンを豊富に含むアルコール不溶性の大豆レシチン分画をカラムクロマトグラ フイー的に分離することによって製造した。この生成物を、500m1のトルエ ンに溶解させ、38m1のトリエチルアミンを添加した後、攪拌しながら60m I中に41.2gのすレイン酸クロリドが溶解された溶液と反応させた。室温で 1時間攪拌した後、沈降したトリエチルアミンクロリドを濾過し、溶媒を窒素下 にて60°Cの浴温度で真空中にて除去した。この残渣は、粘性のある茶色の油 状物の形部のN−オレオイルホスファチジルエタノールアミンである。
収量115g=理論値の96% NATPEの合成 NATPEの合成は、100gの化学的に純粋なホスファチジルエタノールアミ ンと、14gの無水酢酸との反応によって、同様にして実施する。
収量100、Ig=理論値の97% NACPEの合成 NACPEの合成は、化学的に純粋なホスファチジルエタノールアミンと、大豆 、パーム油またはヒマワリ油からの脂肪酸混合物の塩素化により得られた脂肪酸 クロリドの混合物との反応によって、同様にして実施する。
酸化剤■、クメンヒドロパーオキシド(CHP)(A、5evanian in  Lipid Peroxidation (1988年)第84〜99頁)方 法I: 100μmol/l クメンヒドロパーオキシド40 μmol/l 酸化剤と してF e CI t 及び100μg 基質(例えばリノール酸)を、pH7 ,4にて10 mmol/Iのトリス緩衝液を含む2.5mlの水に溶解させる 。
本発明において使用される物質を、上記基質に対して0.01〜5重量%の増加 される濃度において添加した。
コントロール試料は添加物を含んでいない。37°Cで1時間の培養期間後、酸 化分解によって誘導された変化を測定した。
方法2゜ 1g 植物油 100μm クメンヒドロパーオキシド(10mlのエタノール中に184μ1 )10μl FeC1t(0,2nvnol/I)を、37°Cにて1時間培養 する。
この系は、生体外において制御された条件下でラジカル酸化を測定するのに、最 もしばしば使用されるモデルである。
酸化剤2:UVA光照財 (K、 J、Denis & T、Shibamoto: Lipids 25  (1990年)第460−464頁)光源: 螢光ランプ フイリ・ソブスT L/10照射時間= 1時間 量:100μg 基質 上記基質と本発明の酸化防止剤を2mlの水に分散させると、脂肪酸とのミセル の生成及びリン脂質とのリポソームの生成が誘導され、この試料を照射する。
この酸化モデルは、光により誘導されるラジカル反応に対して選択されるモデル である。
酸化剤3.リポキシゲナーゼ(LOG)(H,Aochima; Anal、B iochem、 25 (1978年)第49〜55頁)反応試料は、3ml中 に以下を含存する。
0、1 mol/1のホウ酸カリウム緩衝液 pH8,0:1500 U/ml  大豆リポキシゲナーゼ I型(シグマ)100μg 基質 培養期間、 37℃にて1時間 この反応により、制御された条件下での酵素的に誘導される過酸化の評価が行え る。
酸化剤4ニス−パーオキシド(SPO)(T、C,Pederson、 S、D 、Au5j: Biochem、Biophys、Res、Conwn、 52  (1973年)第P071 〜1078頁; M、Tien、 B、A、Svingen & S、D、Au5t:Feder ation Proceedings 40 (1981年)第179−182 頁)方法: 0.33 mol/l キサンチン 0.101tl キサンチンオキシダーゼ0、l0nvnol/I FeCl5 0.11 mmol/I EDTA o、20mmol/I ADP 100μg 基質 を、0.3 mmol/lのNaC1溶液中に懸濁させ、37℃にて1時間培養 させる。
この酸化系により、生体外での酸化防止剤の調査を行うことができ、この作用機 構は細胞の呼吸サイクルにおける過酸化であるものと考えられる。
本発明の物質は、基質に対する重量%として示される以下の濃度で添加されtこ 。
0%(フントロール)、0.01%、0.05%、a1%、0.5%、1%、5 %培養が終了した後、酸化分解の程度を、以下の基準に従って定量化する。
−リノール酸における減少した濃度 (調査方法l) −リノール酸の主な分解生成物としてのマロンジアルデヒドにおける増加(m査 方法2) 調査方法l 基質濃度における変化のガスクロマトグラフによる測定過酸化の測定は、リノー ル酸の損失の測定により間接約1こ行う。過酸イヒされる溶液にサンプリングさ れるパルミチン酸を添加すること(こよる損失を調整するため、係数Cl 6/ Cl Bを測定した。
ガスクロマトグラフ条件・ カラム DB−225,25m; 150〜220°C:3°/min検出器:  FID キャリアーガス: 水素 ガスクロマトグラフィー分析のために、前記脂肪酸類を、メチルエステルのホロ ントリフルオリドと反応させる。
調査方法2 ( V.C.Tatam. C.C.Chongchit & C.に、Cho w; Lipids 25 (1990年)第226−22X頁; H. Y. Wong等; Clin.Chem. 33 (1987年)第2 14−220頁:J. A. Knight等; C1in.Chem. 34  (1988年)第1197−1210頁)マロンジアルデヒド測定 マロンジアルデヒドの生成 0.1〜0.5mlの それぞれの反応サンプル+0.5ml チオバルビッー ル酸試薬(2部の、0.2N HCI中0.4%TBA +1部の水)+0.0 7m1 エタノール中0.2%BHTその後、90℃の水浴で45分間。その後 、イソブタノールを用いてTBA−MDA付加物の抽出。このイソブタノール抽 出物を、引き続きメタノールと混合しく2 : l)、HPLCへ注入する。
HPLC分離 溶離液: メタノール/水 l:1 0.05%テトラブチルアンモニウムウニロゲンスルフエートカラム: リクロ スフy−100RP−185部m 125x4mm検出器: フルオレッセンス EX 515nm Em:550nm溶離速度: 1ml/min 標準プロットは、1,1,3.3−テトラヒドロキシプロパンを用いて行った。
本発明のN−アシルホスファチジルエタノールアミン類の酸化防止性能を示す結 果が、表1〜7に要約されている。
本発明の化合物の効能と比較して、トコフェロール(ビタミンA)を用いて調査 を行った。
これらのデータは、表8〜!lに要約されている。
これらの表における値は、それぞれの方法を用いて得られた絶対値並びにパーセ ント変化を示しており、酸化防止剤を用いないコントロール試料の値が100% になるようにしである。
使用されている略語 ■、大豆N−アシルホスファチジルエタノールアミン N0LPE4、大豆N− アセチルホスファチジノはタノールアミン N0LPE4、大豆−N−オレオイ ルホスファチジルエタノールアミン N0LPE4、クメンヒドロパーオキシド  CHF2、UVA光照射 UVA 3、d、]−トコフェロール TOC 9、ガンマ リノール酸 GLA lo、大豆ホスファチジルコリン sPc圧牛脳ホスファチジノはタノールアミ ン HPE12、月見草からのトリグリセリド類 TRGN0LPE 基質:  HPE 濃 度 酸化剤: CHP 重量% 方法= 2 絶対値 % 0 2、Oto。
O,010,840 0,050,840 0,10,840 0,50,840 表6 NACPE 基質: HPE 濃 度 酸化剤: CHP 重量% 方法: 2 絶対値 % 0 2.8 to。
O,0+ 1.4 50 0.05 1.3 40 0.1 1.2 40 0.5 0.9 40 表7 NATPE 基質: HPE 濃 度 酸化剤: CHP 重量% 方法= 2 絶対値 % 以下の測定は、α−トコフェロールを用いて行った比較調査である。
表8 TOC基質: GLA 濃 度 酸化剤: CHP 重量% 方法= 2 絶対値 % 0 3.6 100 0.01 +、0 28 0.05 0. 8 22 国際調査報告 MTIC,、。、7o、。。。
PCT/EP 92102B82

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.不飽和脂肪酸類およびそれらの誘導体を含有する製品のための酸化防止剤と してのN−アシルホスファチジルエタノールアミン類の使用。
  2. 2.N−アシルホスファチジルエタノールアミンが、保護される製品の重量に対 して0.01〜5重量%の量で使用されることを特徴とする請求の範囲第1項記 載の使用。
  3. 3.前記一般式におけるアシルが、天然脂肪酸部分または天然脂肪酸部分の混合 物を示すことを特徴とする請求の範囲第1項記載の使用。
  4. 4.N−アセチルホスファチジルエタノールアミンが使用されることを特徴とす る請求の範囲第1項記載の使用。
  5. 5.N−オレオイルホスファチジルエタノールアミンが使用されることを特徴と する請求の範囲第1項記載の使用。
  6. 6.前記の保護される製品が、水性相中に存在することを特徴とする請求の範囲 第1〜5項のいずれか1項に記載の使用。
  7. 7.前記の保護される製品が、油相中に存在することを特徴とする請求の範囲第 1〜5項のいずれか1項に記載の使用。
  8. 8.前記の保護される製品が、フリーの脂肪酸類を含むことを特徴とする請求の 範囲第1〜7項のいずれか1項に記載の使用。
  9. 9.前記の保護される製品が、リン脂質類を含むことを特徴とする請求の範囲第 1〜7項のいずれか1項に記載の使用。
  10. 10.前記の保護される製品が、脂肪酸トリグリセリド類を含むことを特徴とす る請求の範囲第1〜7項のいずれか1項に記載の使用。
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