JPH07501543A - 血液調節ペプチド - Google Patents

血液調節ペプチド

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JPH07501543A JP5510187A JP51018793A JPH07501543A JP H07501543 A JPH07501543 A JP H07501543A JP 5510187 A JP5510187 A JP 5510187A JP 51018793 A JP51018793 A JP 51018793A JP H07501543 A JPH07501543 A JP H07501543A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、血液調節(hemoregulatory)活性を有し、ヒトおよび 動物の骨髄造血系を阻害するために使用することができる新規ペプチドに関する 。
発明の背景 コロニー刺激因子、インターフェロンおよび種々のタイプのペプチドなどの種々 の調節メツセンジャーおよび変更因子は、骨髄造血の調節の原因となる。メトカ ーフ(Metcalf)、セル(Cell)、43 :5 (1985);バセ ルガ・アール(Baserga R,)、フォア・ピー(FoaP、)、メトカ ーフ・ディ(Metcalf D、)、ポリ・イー・イー(PolHEE)!i i、バイオロジカル・レギュレイシコン・オン・セル・プロリファレイジョン( Biological Regulation of Ce1lProlife ration) (1986) ; ニコラ(Nicala)ら、ジャーナル・ オン・セルラー・フィジオロジー(J 、 Ce1l Physiol、 )、 128:501 (1986)、ゾウンボス(Zoumbos)ら、Proyr 、 Hemat、 1 : 341および14:201(1986):ワーナー (Werner)ら、イクスペリエンティア(Experientia) 42  :521 (1986)。20年以上前、リトマア(Ryto+l1aa)お よびキビエニエミイ(Kivieniemi)、セル・アンド・ティシュ−・キ ネティクス(Cell Ti5sueK 1net)、1 :329−340  (1968);リトマア(Rytomaa)ら、コントロール・オン・セルラー ・プロウス・イン・アダルト・オーガニズムズ(Controlof Ce1l ular Growth in Adult Organisms)、第106 −138頁(1967)には、成熟顆粒球(顆粒球性/ヤローン)の抽出物が、 特に、カバーガラス培養物中でラットの骨髄造血細胞増殖を阻害することが報告 された。後に、彼らは、3.000ダルトン未満の分子量を有する因子が移植可 能なラットの顆粒球性白血病の後退を誘発すること、および、ヒトにおいて白血 病細胞の増殖を遅延させることができることを示した。パウコビッツ(Pauk ovits)および他の者たちは、ラットの骨髄細胞から同様の因子を抽出し、 骨髄細胞のトリチウムチミジン摂取(titrated thya+1dine  uptake)を阻害することを示した[パウコビッツ。
ダブリュ・アール(P aukovi ts、 W、 R,)、セル・アンド・ ティシュ−・キネティクス(Cell Ti5sue Kinet)、4 :5 39−547 (1971);ナトウルツオルシュ(Naturforsch)  37 :1297 (1982) ]。1979年には、ボール(Ball) ら、アクタ・ヘマトロジ力(Acta Haematologica)、6 : 130(1979)には、培養物中におけるヒトの骨髄細胞に対するラットの顆 粒球抽出物の阻害効果が開示され、多くの他の研究者は、この粗製顆粒球抽出物 が薩歯類骨髄細胞由来のg−CFUCおよび/またはgm−CFUCのin v itroでの増殖を阻害することを示した。
この生物学的因子は、顆粒球性ジャローンと命名されており、これは、この理論 的概念にしたがって、分泌された組織と同じ組織中で作用する細胞増殖の内因性 阻害剤である。粗製抽出物から得られた物質が非種特異的であるが、非常に組織 特異的であることが判明した。さらにまた、それが非毒性であり、可逆性活性を 有することが判明した。
1982年には、合成血液調節ペンタペプチドが、主要効果が骨髄造血幹細胞( CFU−gm)に対すると思われるin vitroおよびin vivoの両 方での骨髄造血細胞に対する選択的阻害効果を有することが開示された[パウコ ビッツ(Paukovits)ら、Z、Naturforsch 37 :12 97 (1982)およびU、S。
P 4,499.0811゜このペプチドは、骨髄抽出物中に微量に見られる天 然顆粒球形成阻害因子の類似物であると思われる。
本発明者らは、in vitroで骨髄造血細胞に対する選択的阻害効果を有す るある種の合成ペプチドを見いだした。これらのペプチドは、造血、および、特 に、顆粒球形成を阻害することによって、静止細胞が、細胞分裂を始めて細胞毒 性抗癌薬物による発作に対して敏感になるのを防止する傾向にある。細胞毒性薬 物を使用する治療において保護機能を提供することに加えて、該ペプチドは、骨 髄造血系、すなわち、骨髄性白血病に関連する癌細胞の増殖を阻止するためにも 使用される。
発明の概要 本発明は、血液調節活性を有し、造血を阻害するために使用することができる下 記式(I)で示されるペプチドからなる。
該ペプチドは、照射および/または細胞毒性薬物を使用する治療において保護機 能を与えるのに有用であり、例えば、骨髄性白血病の治療において、骨髄造血系 に関連する癌細胞の増殖を阻止するためにも使用される。該ペプチドは、造血を 改善するのが望ましい多くの臨床状態においても使用される。
これらの化合物は、継続中の米国出願番号第071.547.730号(出典明 示によって本明細書の一部とする)の二量体と組合せて使用して、骨髄細胞にお いて高い活性および低い活性のピークを交互に起こさせ、造血の自然日周期リズ ムを大きくさせる。このように、細胞増殖抑制性治療は、低い骨髄活性の期間で 行い、その結果、骨髄損傷の危険を減少させることができ、一方、再生は、次の 活性ピークによって促進される。本発明は、式(I)で示される化合物および医 薬的に許容される担体からなる医薬組成物でもある。
本発明は、また、必要とする動物に式(I)で示される化合物の有効量を投与す ることを特徴とするヒトを含む動物の骨髄造血系の阻害方法を提供するものであ る。
発明の詳細な説明 本発明のペプチドは、式(I)。
A−B−C−D−(X)。−E (I)[式中、 Aは、ピコリン酸、ピログルタミン酸、プロリンまたはL−ピペコリン酸であり 、 Bは、セリン、グルタミン酸、アスパラギン酸、トレオニン、ンステインまたは チロシンであり、 Cは、アスパラギン酸またはグルタミン酸であり、Dは、アミノ酪酸、アラニン 、プロパルギルグリシン、グリシン、セリン、ンステインまたはβアラニンであ り、 Xは、チロシンまたはりシンであり、 nは、Oまたは1であり、 Eは、−N(R1)−R2R3であるか、または、Eは、グリシン、リジン、オ ルニチン、チロシン、バラ−アミノフェニルアラニンまたはそのカルボキサミド もしくはヒドロキシメチル誘導体であり、R,、R4およびR6は、独立して、 水素、C+−Sアルキル、フェニル、ナフチルまたはCト、/クロアルキルであ り、 R2は、C1−6アルキル、フェニル、ナフチルまたはC5−7シクロアルキル であり、 R3は、−NR4R6またはアジリジニル、ピロリジニル、イミダゾリル、ピロ リル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、ピロリジニルまたはピラリ ニルであり、ただし、式(I)の化合物は、p−Glu−Glu−Asp−Cy s−Lysでない] で示されるかまたはその医薬的に許容される塩である。
本発明化合物の医薬的に許容される塩複合体も本発明に含まれる。式(I)にお いて、Eは、グリシン、リシン、オルニチン、パラ−アミノフェニルアラニンま たはそのカルボキサミドまたはヒドロキシメチル誘導体に対応するアミノ酸残基 の末端カルボキシル基からなるか、あるいは、Eは、−N(R,)−R2R3基 で示されるアミド基である。
当該ペプチドを記載するために、当該技術分野で一般に使用される略語および記 号を使用する。
ala = アラニン pG1u = ピログルタミン酸 Pro = プロリン Glu = グルタミン酸 Asp = アスパラギン酸 Tyr = チロシン Pie = ピコリン酸 Ppc = L−ピペコリン酸 Abu = アミノ酪酸 ppg ” プロパルギルグリシン G1y = グリシン Orn = オルニチン 1) (NHz)Phe = ハラ−アミノフェニルアラニンHna = 2. 6−ジアミツー4−ヘキシン酸Lys = リシン Cad = カダベリン 慣用表現法に従って、アミノ末端は左側であり、カルボキシ末端は右側である。
全てのキラルアミノ酸は、DまたはL絶対配置である。
アミノ末端は、アンル化によって保護される。かかる保護基の例としては、t− ブトキシカルボニル(t−BoC)、CH3COおよびAr−Co (Ar=ベ ンジルまたはフェニル)が挙げられる。
C−末端は、天然アミノ酸の場合のカルボキシまたはカルボキサミドI (−CONHりまたはヒドロキシメチル(CH20H)である。
好ましい化合物は、 Aがピログルタミン酸またはピコリン酸であり、Bがグルタミン酸またはセリン であり、Cがアスパラギン酸であり、 Dがアミノ酪酸であり、 Eがグリシンまたはりシンであり、 nが0であり、 キラルアミノ酸がL絶対配置である化合物である。
特に好ましくは、pGlu−Glu−Asp−Abu−Lys (配列番号1) およびPic−5er−Asp−、Abu−Lys (配列番号3)である。本 発明のペプチドは、メリフイールド(Merrifield)、ジャーナル・オ ン・アメリカン・ケミカル・ソサイエティ(J、Am、 Che++、 Soc 、)、85.2149 (1964)の固相法によって製造されるか、あるいは 、当該技術分野に知られている溶液法は、好結果で使用される。ジエイ・エム・ スチュワード(J 、 M、 S tevart)およびジエイ・ディ・ヤング (J、D、Young)、rソリッド・フェイズ・ペブタイド・シンセシス」( Solid Phase Peptide 5ynthesis)、ピアス・ケ ミカル・カンパニー(Pierce Chemical Cormpany)、 イリノイ州ロックフォード(1984)またはエム・ボダンスキイ(M、 Bo dansky)、ワイ・エイ・クラウザー(Y、 A。
K 1auser)およびエム・エイ・オンデティ(M、 A、 0ndett i)、「ペブタイド・シンセシスJ (Peptide 5ynthesis) 、リジン・ウイリイ・アンド・サンズ、インコーポレイテッド(J ohn W iley & S ons、 I nc、 )、ニューヨーク州ニューヨーク( 1976)(出典明示によって本明細書の一部とする)に一般に開示されている ペプチド合成法を使用して、本発明のペプチドを製造してもよい。
各アミノ酸またはペプチドは、ペプチド技術において知られているように好適に 保護される。例えば、α−フルオロエニルメチルオキシカルボニル基(F wo e)またはt−ブトキンカルボニル(t−Boc)基は、特にα位での、アミノ 基の保護のために好ましい。好適に置換されたカルボベンゾキシ基は、リジンの ε−アミノ基について使用され、ペンシル基は、AspおよびGluの、各々β およびγカルボキン基について使用される。カルボベンゾキン保護基の好適な置 換は、クロロ、ブロモ、ニトロまたはメチルとのオルトおよび/またはバラ置換 であり、保護基の反応性を変えるために使用される。t−Boc基以外では、保 護基は、緩酸処理によっては除去されないものが最も好都合である。これらの保 護基は、当該技術分野において知られている接触水素添加、アンモニア水溶液中 ナトリウムまたはHF処理などの方法によって除去される。
固相合成法を使用すると、ペプチドは、逐次的に、カルボキシ末端から出発し、 ペプチドのアミノ末端に向かって作用して構築される。固相合成法は、U、 S 、 P4.244.946に一般的に開示されているようなベンズヒドリルアミ ン樹脂(BHA)、メチルベンズヒドリルアミン樹脂(MBHA)もしくはクロ ロメチル樹脂(CMR)、またはフェニル酸アミノメチル御脂(PAM)などの 好適な樹脂に保護アミノ酸のC末端を共有結合させることによって開始される。
ペプチド生成物のカルボキシ末端がカルボキサミドであるべき場合には、BHA またはMBHA支持樹脂を使用する。ペプチド生成物のカルボキシ末端がカルボ キシ基であるべき場合には、一般に、ACMRまたはPAM樹脂を使用するが、 これは、カルボキサミドまたはエステルを生成するためも使用される。
a−7ミノ基に対する保護基は、緩酸処理(すなわち、トリフルオロ酢酸)によ って除去される。当該技術分野で知られている好適な脱保護、中和およびカップ リング回路を使用して、中間体を単離せずに、所望のペプチドが形成されるまで 、逐次的にアミノ酸を添加する。次いで、いずれかの順序で、支持樹脂から完全 ペプチドを脱ブロックおよび/またはスプリットさせる。
樹脂支持ペプチドをHFまたはHBr/酢酸で処理して、樹脂からペプチドをス プリットさせ、カルボキシ末端アミノ酸がカルボン酸またはカルボキサミドとし て製造される。
エステルが望ましい場合、CMRまたはPa11樹脂は、トリエチルアミンの存 在下、メチル、エチル、プロピル、ブチルまたはベンジルアルコールなどの適切 なアルコールで処理して、樹脂からペプチドを切断し、次いで、直接エステルを 生成する。
本発明のペプチドのエステルは、カルボン酸前駆体から慣用の方法によっても製 造される。典型的には、カルボン酸を酸触媒の存在下、アルコールで処理する。
別法としては、カルボン酸を、酸ハロゲン化物など活性アシル中間体に転換させ 、好ましくは塩基の存在下、アルコールで処理する。
支持樹脂からペプチドを切断するための好ましい方法は、アニソールまたはジメ トキシベンゼンなどの好適なカチオンスキャベンジャ−の存在下、無水HFで樹 脂支持ペプチドを処理することである。この方法は、硫黄を保護するチオアルキ ル基を除いて、全ての保護基を同時に除去し、樹脂からペプチドをスプリットさ せる。この方法でCMRおよびPaw樹脂から加水分解されたペプチドは、カル ボン酸であり、BHA樹脂からのこれらのスプリットは、カルボキサミドとじて 得られる。
ペプチドの末端アミノ基の修飾は、当該技術分野で一般に知られている方法によ るアルキル化またはアシル化によって行われる。これらの修飾は、ペプチドに組 み込まれる前のアミノ酸に対して、または、合成された後であり、アミノ基が遊 離されているが、保護基を除去する前であるペプチドに対して行われる。
典型的には、アシル化は、第3級アミンの存在下、対応するアルキルまたはアリ ール酸のアシルハロゲン化物、無水物または活性エステルを使用して、遊離アミ ノ基に対して行われる。モノアルキル化は、シアノホウ水素化リチウムもしくは ナトリウムのような緩還元剤の存在下、適切な脂肪族アルデヒドまたはケトンに よるアミノ基の還元的アルキル化によって行われるのが最も好都合である。ジア ルキル化は、塩基の存在下、過剰のハロゲン化アルキルでアミノ基を処理するこ とによって行われる。
ペプチドの溶液合成法は、アミド結合のために使用される慣用方法を使用して行 われる。典型的には、所望により1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBT )またはジメチルアミノピリジン(DMAP)などの触媒の存在下、N、 N’  −ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)などの好適な結合剤を使用して 、遊離カルボキシル基を有する保護t−Boaアミノ酸を、遊離アミノ基を有す る保護アミノ酸に結合させる。保護t−Boc−アミノ酸の遊離カルボキシルの 活性エステル、無水物または酸ハロゲン化物の形成、および、所望により塩基の 存在下での保護アミノ酸の遊離アミンとの次反応などの他の方法も好適である。
例えば、N−メチルモルホリン、DMAP(ジメチルアミノピリジン)またはト リアルキルアミンのような塩基の存在下、塩化メチレンまたはテトラヒドロフラ ン(THE)などの無水溶媒中で保護BOC−アミノ酸またはペプチドをクロロ ギ酸イソブチルで処理して、「活性無水物」を形成し、次いで、別の保護アミノ 酸またはペプチドの遊離アミンと反応させる。これらの方法によって得られたペ プチドを、アミノまたはカルボキン末端で慣用技術を使用して選択的に脱保護し 、次いで、同様の方法を使用して、他のペプチドまたはアミノ酸に結合させる。
ペプチドが完成した後、前記のとおり、例えば、パラジウムまたは白金触媒の存 在下におけろ水素添加、アンモニア水溶液中ナトリウム、フッ化水素酸またはア ルカリによる処理によって保護基を除去する。
脱保護した後、最終ペプチドが塩基性基を含有する場合、酸付加塩が調製される 。ペプチドの酸付加塩は、標準的な方法で、好適な溶媒中、粗化合物およびわず かに過剰量の塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン酸、酢酸、マレイン酸、コハク酸ま たはメタンスルホン酸などの酸から調製される。特に、酢酸塩が有用である。
最終ペプチドが酸性基を含有する場合、カチオン塩が調製される。典型的には、 適切なカチオンを含有するわずかに過剰量のヒドロキシド、カルボナートまたは アルコキシドなどのアルカリ試薬で粗化合物を処理する。Na”、K9、Ca− およびNH,4などのカチオンは、医薬的に許容される塩に存在するカチオンの 例である。Na’およびNH,’″は、特に好ましい。
一般に、阻害効果を与えるために、本発明のペプチドは、1日当たり体重70に 9につき、約0.5ng〜約10窟9、例えば、約5〜5000gの投与量範囲 の注射によって、あるいは、約50ng〜約5■9、例えば、約0.1nv〜1 麿9の投与量範囲で経口的にヒト患者に投与される。輸液または同様の技術によ って投与される場合は、投与量は、6日間にわたって、体重70J1g当たり約 11005n〜約101の範囲、例えば、約0.03ne〜119の範囲である 。原則的には、患者の細胞外液中で当該ペプチドの濃度的IQ−”M〜約10− ’Mを生じるのが望ましい。
さらなる態様にしたがって、本発明は、有効成分としての式(I)で示される1 種以上の化合物またはその生理学的に適合し得る塩および医薬的担体または賦形 剤からなることを特徴とする医薬組成物を提供するものである。本発明の組成物 は、例えば、経口、鼻内、非経口または直腸投与に好適な形態で提供される。
本明細書で使用する場合、「医薬的」なる語は、本発明の獣医学的用途を含む。
これらのペプチドは、経口投与のためには、被包されるか、錠剤化されるか、あ るいは、エマルジョンまたは70ツブに調製される。医薬的に許容される固体ま たは液体担体は、該組成物を増強または安定化させるために、あるいは、該組成 物を調製し易くするために添加される。液体担体としては、70ツブ、落花生油 、オリーブオイル、グリセリン、生理食塩水および水が挙げられる。固体担体と しては、デンプン、ラクトース、硫酸カルシウム・二水和物、白土、ステアリン 酸マグネシウムまたはステアリン酸、タルク、ペクチン、アラビアゴム、寒天ま たはゼラチンが挙げられる。該担体としては、また、単独またはワックスと混合 した、モノステアリン酸グルセリルまたはジステアリン酸グリセリルなどの徐放 性物質も挙げられる。固体担体の量は変化するが、好ましくは、単位投与当たり 約201〜約1gである。医薬調製物は、錠剤形態については、粉砕、混合、顆 粒化、および、所望により、圧縮するか;あるいは、ゼラチン硬カプセル形態に ついては、粉砕、混合および充填することを含む製薬の慣用技術に従って調製さ れる。1種または数種の有効成分を含有するカプセルは、例えば、有効成分を、 ラクトースまたはソルビトールなどの不活性担体と混合し、該混合物をゼラチン カプセル中に充填することによって調製される。液体担体を使用する場合、調製 物は、シロップ、エリキシル、エマルジョンまたは水性もしくは非水性懸濁液の 形態である。かかる液体製剤は、直接経口投与されるか、または、ゼラチン軟カ プセル中に充填される。器官特異的担体系を使用してもよい。
別法としては、本発明のペプチドまたはその誘導体の医薬組成物は、非経口投与 用凍結乾燥粉末の溶液として製剤化される。粉末は、使用前に好適な希釈剤また は他の医薬的に許容される担体の添加によって再構成される。液体製剤は、一般 に、緩衝化された等強性水溶液である。好適な希釈剤の例としては、通常等両性 生理食塩水、標準水中5%デキストロースまたは緩衝化酢酸ナトリウムもしくは アンモニウム溶液が挙げられる。かかる製剤は、特に、非経口投与に好適である が、経口投与用に使用され、吹送用の計量器付き投与吸入器またはネブライザー 中に含有されてもよい。ポリビニルピロリドン、ゼラチン、ヒドロキシセロース 、アラビアゴム、ポリエチレングリコール、マンニトール、塩化ナトリウムまた はクエン酸ナトリウムなどの賦形剤を添加するのが望ましい。
直腸投与については、本発明のペプチドの粉末を、ココアバター、グリセリン、 セラチンまたはポリエチレングリコールなどの賦形剤と混合し、半割に成形され る。粉末は、油状調製物、ゲル、クリームまたはエマルジョンと混合され、緩衝 化または非緩衝化され、経皮パッチを介して投与されてもよい。
鼻内スプレィは、同様に、水溶液に製剤化され、エアロゾル噴射剤と一緒にスプ レィ容器中に、または手動式圧縮手段を装着したスプレィ容器中に詰められる。
本発明化合物を含有する単位投与は、式(1)で示されるペプチドまたはその塩 1〜100町、例えば、0.1〜50厘9を含有するのが好ましい。
さらなる態様にしたがって、本発明は、患者に、前記定義の医薬組成物の有効量 を投与することを特徴とする骨髄造血阻害方法を提供するものである。
本発明に従って本発明化合物を投与する場合、許容されない毒物学的影響は、全 く予想されない。
以下のin vitroアッセイ系は、in vitroでのパルス曝露に従う 細胞周期中への顆粒球−マクロファージ始原細胞(CFU−GM)の進入に対す る本発明化合物の正または負の効果を定量化する。適切な造血増殖因子の存在下 、軟寒天培養条件下で、顆粒球およびマクロファージのコロニーを定量化するこ とができ、該コロニーは、単−CFU−GMの増殖から特異的に生じる。増殖さ せるためには、CFU−GMは、細胞周期の8期に入らなければならない。軟寒 天培養前の3H−チミジンへの骨髄細胞の曝露は、活性に増殖している、すなわ ち、細胞周期の8期であるこれらのCFU−GMを除外する。この効果は、寒天 アッセイで定量化された総CFU−GMコロニーの減少によって定量化される。
対照と比較して、コロニー数の減少度または増加度は、各々、CFU−GM増殖 の刺激または阻害の指標を提供する。
方法: 大腿骨髄細胞を得、10%ウシ胎児血清、抗生物質、必須および非必須アミノ酸 、MEMビタミン、セリン、アスパラギン、グルタミン、ピルビン酸ナトリウム および炭酸水素ナトリウムを補足したマツコイ(McCoy)の5A培地に、6 〜9X10’細胞/mlの濃度で懸濁させる。レプリカート(replicat e)の培養を、最終1度11)9〜1薦9の濃度範囲の本発明化合物と一緒に2 時間パルスし、湿空気中7%CO2の雰囲気下、37℃でインキュベートする。
インキュベーション後、培養物をアッセイ培地で3回洗浄してペプチドを除去し 、560μCiのsH−チミジン(比活性= 20 Ci/wMole)に20 分間曝露する。曝露後、冷チミジン(lu/l/原液)0.5xl:を各管に加 えて、反応を停止させる。培養物を3回洗浄し、前記した、0.3%寒天および 造血増殖因子の供給源としてアメリカヤマゴボウマイトジェンに曝露した膵臓細 胞によって調節された10%V/V培地を含有する培地中、培養物当たり75. 000細胞の濃度で、CFU−GM寒天アッセイにおいて平板培養する。培養物 を、37℃、湿空気中7%CO2で、5〜7日間、インキュベートし、CFU− GMコロニーを顕微鏡を使用して数える。
3H−チミジン処理培養物からのコロニー数を非処理対照培養物のコロニー数で 割ることによって、8期のFCU−GMのパーセントを算出する。これらの値を 、ペプチド曝露および非処理細胞から同様に誘導された数と比較する。
B、スーパーオキシド形成の測定 多形核好中球(PMN)は、カンジダ・アルビカンス(C,albicans) を含む多くの侵入病原に対する最前線の防御である。処置動物由来のPMNのe xνiv。
殺カンジダ活性の評価は、カンジダ・アルビカンス(C,albicans)動 物モデルにおける治療化合物の作用のモードを決定するのに重要である。スーパ ーオキシドは、活性化されたPMNのレスピラトリーバーストにおける酸素還元 の主な初期生成物であり、レスピラトリーバーストの間に発生した種々の酸素基 は、侵入病原に対して直接または間接的に細胞毒性である。したがって、刺激の 間のスーパーオキシド形成および放出の測定は、酸化代謝、および、次なる食作 用細胞の殺効果(cidal effeciency)の評価において重要であ る。
本発明化合物または対照を、正常なマウスに、7日間、毎日、腹腔内(IP)投 与する。個々の処置動物由来の末梢血液を収集し、溜めた。PB−PMNを標準 的な分離方法によって精製しくホユム・エイ(Boyum、 A、 )、196 8、「アイソレインコン・オン・モノニュークリアー・セルズ・アンド・グラニ ュロサイティズ・フロム・ヒユーマン・ペリフェラル・ブラッド」 (“I 5 olation ofmononuclear cells and gran ulocytes from human peripheral blood ”j 5cand。
J、Cl1n、Lab Invest、21 + 77 89):種々のグルー プからの細胞懸濁液を、同じ数のPMN/mllを含有するように標準化させた 。殺カンジダアッセイのために、カンジダ・アルビカンス(C,albican s)酵母および平衡塩溶液中10%正常マウス血清を含有するクアドルブリカー ト(quadruplicate)の管に充分量のPB−PMNを添加して、最 終E:T比10:1を得た。PB−PMNは、対照管から省略された。鎖管を3 7℃で1時間インキュベートした。食細胞を溶解させ、アリコツトを寒天プレー ト上で平板培養した。該プレートを48時間インキュベートした後、コロニー形 成単位(CFU)の数を評価し、各試料についてCFUの減少パーセントを測定 した。
可溶性かつ固有の刺激(各々、ホルボール12−ミリスタート13−アセター)  (PMA)および血清オプソニン化カンジダ・アルビカンス(C,albic ans))に曝露している間に0.5%ゼラチン/平衡塩溶液中、微量滴定フェ リチトクロームC還元アッセイ(1,5X10’PB−PMN/ウェル)でスー パーオキシドジスムターゼ阻害性スーパーオキシドアニオン生成物を定量化した 。1時間のインキュベーション後、還元フェリチトクロームC止o1e/ウェル (クアドルプリカートウエル/貯留グループ)を測定した。刺激の不在下で基線 スーパーオキシド活性を測定した。データ算出前に自然スーパーオキシド生成に ついてPMAおよびカンジダ(Candida)刺激活性を修正した。各処理グ ループ由来のPB−PMNについてのデータは、対照活性がPBS/血清処理マ ウス由来のPB−PMNについて得られた活性である対照スーパーオキシドのパ ーセントとして表される。
以下の実施例において、本発明を説明する。該実施例は、いずれの場合も本発明 の範囲を限定するものではなく、本発明の化合物の製造方法および使用方法につ いて示す。
実施例において、全ての温度は、摂氏である。アミノ酸分析は、デイオネツクス ・オートイオン(Dionex Autoion) 100で行った。ペプチド 含量についての分析は、アミノ酸分析に基づく。FAB質量スペクトルは、高速 原子衝撃を使用してVG ZABi量分光測定器で行った。使用した略語は、以 下のとおりである。
Abu = アミノ酪酸 Ala = アラニン Asp = アスパラギン酸 t−Boc= tert−プチルオキシカルポニルCad = カダベリン CI−Z=l)−クロロペンジルオキシ力ルボニル(Z = ベンジルオキシカ ルボニル)DCC= シンクロへキシルカルボジイミドDCM = ジクロロメ タン DIEA = ジイソプロピルエチルアミンEDC=(N−エチル−N’−)3 −ジメチルアミノプロピル)カルポジミド Glu = グルタミン酸 p−G1u= ピログルタミン酸 Tyr = チロシン Hna = ジアミノヘキシン酸 HOBT = ヒドロキシンシトリアゾールLys = リシン NMP=N−メチル−2−ピロリジノンPic = ピコレン酸 Pro = プロリン Plug = プロパルギルグリシン H1n = グルタミン (pGlu−Glu−Asp−Abu−Lys) :配列番号1分子式Cz4H ssNsOu 分子量585.6BOC−Lys((J−Z) PAM樹脂(0 ,5mM、置換=0.6311M/g) 800哩をABIモデル430Aペプ チド合成器に充填した。各アミノ酸2wMを使用して、製造者が示した標準的な プロトコールに従って、標的ペプチドを合成した。(アプライド・バイオシステ ムズ・モデル・430A・ペプタイド・シンセサイザー・ユーザーズ−7ニュア ル・バージョン(Applied Biosystems Mode1430  A Peptide 5ynthesizer Users Manual V ersion) l−3Q、1987年2月、バートナンバー000066)。
合成終了後、樹脂ペプチドをDCMで洗浄し、次いで、乾燥させた(1.665 9)。ペプチド樹脂(1,2g)を切断装置中に充填し、−15℃で2時間、H F1017’およびアニソール1m/を使用して切断した。HFの除去後、該樹 脂をエーテルでペプチド広範囲に洗浄し、次いで、氷酢酸中でペプチドを抽出し た。回転式蒸発器(rotovap)で酢酸のほとんどを除去し、残留物を水で 希釈し、次いで、凍結乾燥させた。粗製ペプチド220肩9を得た。アセトニト リル/水/トリフルオロ酢酸(TFA)バッファーを使用してC−18rボンド ・イルートJ (Bond Elute’)カラム上でのカラムクロマトグラフ ィーの後、純粋なペプチド(13019)を得た。
アミノ酸分析。
Aspl、0(1)、Glu 1.98(2)、Abu 1.12 (1)、L ys 1.06 (1)。
FAB/MS MH“587.5゜ 実施例2 (Pic−Glu−Asp−Abu−Lys) 配列番号2分子式CzsH3s NsO+。 分子量580.6BOC−Lys(C1−Z)−PAM樹脂(0, 5gM/置換0.63mM/g) 800冨9をABIモデル430Aペプチド 合成器中に充填した。各アミノ酸2m麿を使用して、製造者が示した標準的なプ ロトコールに従って、標的ペプチドを合成した。
合成終了後、樹脂ペプチドをDCMで洗浄し、次いで、乾燥させた(1.69) 。
HF切断装置中にペプチド樹脂(884mg)を充填し、−15℃で2時間、H F10m1およびアニソール141を使用して切断した。HFの除去後、該樹脂 をエーテルで広範囲に洗浄し、次いで、氷酢酸中でペプチドを抽出した。回転式 蒸発器(rotavap)で酢酸のほとんどを除去し、残留物を水で希釈し、次 いで、凍結乾燥させた。粗製ペプチド25119を得た。アセトニトリル/水/ TFAバッファーを使用してC−18rボンド・イルートJ (Bond El utel+)カラム上マノ精製後、純粋なペプチド(HPLC純度97%)14 119を得た。
アミノ酸分析: Asp 1.0 (1)、Glu 1.03 (1)、Abu 1.12 (1 )、Lys 1.17 (1)。
Picは、アミノ酸分析によって同定されない。
FAB/MS 581.1゜ 実施例3 (Pic−8er−Asp−Abu−Lys) :配列番号3分子式C23H3 4N e Oe 分子量538.56BOC−Lys(C1−Z)−PAM樹脂 (樹脂0.56mm) 850m+9をABIモデル430Aペプチド合成器中 に充填した。各アミノ酸2諺■を使用して、製造者が示した標準的なプロトコー ルに従って、標的ペプチドを合成した。合成終了後、樹脂ペプチドをDCMて洗 浄し、次いで、乾燥させた(1.0389)。HF切断装置中にペプチド樹脂( 1,039)を充填し、−15℃で2時間、HFIQmlおよびアニソールIR 1を使用して切断した。HFの除去後、該樹脂をエーテルで広範囲に洗浄し、次 いて、トリフルオロ酢酸中でペプチドを抽出した。回転式蒸発器でトリフルオロ 酢酸のほとんどを除去し、残留物を水で希釈し、次いで、凍結乾燥させた。粗製 ペプチド298璽9を得た。アセトニトリル/水/TFAバッファーを使用して C−18rボンド・イルートJ (Bond EluteR)カラム上での精製 後、純粋なペプチド(HP L C純度97%)178−9を得た。
アミノ酸分析 Asp 1.0 (1)、Set 0.88 (1)、Abu 1.12 (1 )、Lys 1.17 (1)。
Picは、アミノ酸分析によって同定されない。
実施例4 (pGlu−Glu−Asp−Abu−Tyr−Lys) :配列番号4分子式 Cs s H4t N 70 ls 分子量749.77B OC−Lys(C I−Z) −P AM樹脂(樹脂0.56m−) 850gwをAB!モデル4 30Aペプチド合成器中に充填した。各アミノ酸2冒置を使用して、製造者が示 した標準的なプロトコールに従って、標的ペプチドを合成した。合成終了後、樹 脂ペプチドをDCMで洗浄し、次いで、乾燥させた(1.353g)。HF切断 装置中にペプチド樹脂(1,39)を充填し、−15℃で2時間、HFIQml およびアニソール1■lを使用して切断した。HFの除去後、該樹脂をエーテル で広範囲に洗浄し、次いで、トリフルオロ酢酸中でペプチドを抽出した。回転式 蒸発器でトリフルオロ酢酸のほとんどを除去し、残留物を水で希釈し、次いで、 凍結乾燥させた。粗製ペプチド454■qを得た。該粗製ペプチド(204,7 u)を、アセトニトリル/水/TFAバッファーを使用してc−isrボンド・ イルート」(Bond Elute”)カラム上で精製した。ペプチド(HPL C純度90%)95゜21を得た。
アミノ酸分析: pG1u+G1u 2.02 (2)、Asp 1.0 (1)、Tyr O, 94(1)、Lys l、0前記方法によって、以下のペプチドを調製した。
実施例 5 p−Glu−Glu−Asp−Cys−Gly−OH(配列番号5)6 p Glu−Glu−Asp−3er−Gly (配列番号6)7 Pic−Glu −Asp−Abu−Lys−OH(配列番号7)8 Pic−3er−Asp− Abu−Lys−OH(配列番号8)9 pGlu−Glu−、Asp−Abu −Lys−OH(配列番号9)10 pGlu−Glu−Asp−Abu−Ty r−Lys−OH(配列番号10)11 pGlu−Glu−Asp−Abu− Lys−Tyr−OH(配列番号11)実施例12 本発明化合物を含有する医薬用製剤は、種々の形態で、多数の賦形剤と一緒に調 製することができる。かかる製剤の例を以下に示す。
錠剤/錠剤当たりの成分 1.有効成分(式Iの化合物) 40會92、コーンスターチ 20罪 3、アルギン酸 2o冒9 4、アルギン酸ナトリウム 20mf 工程1 好適なミキサー/ブレシダー中、成分1.2.3および4をブレンドす る。
工程2 各添加後に注意深く混合しつつ、工程1からのブレンドに充分量の水を 滴下する。マスがフンシステンンーを有するまでのががる水の添加および混合に よって、湿顆粒に転換させる。
工程3 湿マスをNo、 8メツシユ(2,38厘票)スクリーンを使用する振 動式造粒器に通すことによって、これを顆粒に転換させる。
工程4 次いで、乾燥するまで、140°F(60℃)のオーブン中で湿顆粒を 乾燥させる。
工程5 乾燥顆粒を成分5で滑らかにする。
工程6 滑らかになった顆粒を好適な錠剤圧で圧縮する。
非経口製剤 加熱しつつ、式Iで示される化合物の適切な量を溶解させることによって、非経 口投与用医薬組成物を調製する。次いで、この溶液を、注射用水(欧州薬局方( Ph、 Eur、 ))で希釈する(100*Iに)。次いで、該溶液を、0. 22ミクロン膜フィルターを介して濾過滅菌し、無菌容器中に密封する。
配列表 (1)一般的な情報 (i)出願人・バットナガー、ブラデイプ・ケイハフマン、ウィリアム・エフ (1、発明の名称 血液調節ペプチド (迅)配列の数:11 (tv)通信の宛て先二 (A)受信人、スミスクライン・ビーチャム・コーポレイシコン(B)ストリー ト・スウェードランド・ロード709番(C)ンティ:キング・オン・ブルンア (D)州:ベンンルベニア (E)国:アメリカ合衆国 (F)ZIP :19406−0939(v)コンピューター読み取り可能な形 態:(A)媒体タイプ:フロッピーディスク(B)コンピューター: IBM  PCコンパチブル(C)オペレーティングンステム: PC−DO3/MS−D O8(D)ソフトウェア:パテントイン・リリース(Patentln Re1 ease) #1.0、バージョン#1.25 (vi)当該出願データ: (A)出願番号: (B)出願日: (C)分類: (vi)優先権出願データ・ (A)出願番号+US 07/799465(B)出願日+1991年11月2 6日(輯)代理人/エイジェント情報。
(A)名前・ホール、リング・イー (B)型二アミノ酸 (D)トポロジー:直鎖状 (it)配列の種類:ペプチド (XI)配列:配列番号6 (2)配列番号7についての情報 (i)配列の特徴: (A)長さ:5アミノ酸 (B)型二アミノ酸 (D)トポロジー:直鎖状 (if)配列の種類:ペプチド (xi)配列:配列番号7 (2)配列番号8についての情報 (i)配列の特徴: (A)長さ=5アミノ酸 (B)型二アミノ酸 (D)トポロジー・直鎖状 (n)配列の種類:ペプチド (尤)配列:配列番号8 (2)配列番号9についての情報 (i)配列の特徴: (A)長さ:5アミノ酸 (B)型二アミノ酸 (D)トポロジー:直鎖状 (if)配列の種類:ペプチド (尤)配列:配列番号9 (2)配列番号10についての情報 (i)配列の特徴: (A、)長さ=6アミノ酸 (B)型二アミノ酸 (D)トポロジー:直鎖状 (if)配列の種類:ペプチド (xl)配列:配列番号10 (2)配列番号11についての情報 (i)配列の特徴: (A)長さ=6アミノ酸 (B)型二アミノ酸 (D)トポロジー・直鎖状 (il)配列の種類:ペプチド (幻)配列:配列番号11 フロントページの続き (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、PT、SE) 、0A(BF、BJ、CF、CG、CI、CM、GA、GN、ML、MR,SN 、TD。
TG)、 AT、 AU、 BB、 BG、 BR,CA、 CH。
C3,DE、DK、ES、FI、GB、HU、JP、KP、KR,LK、LU、 MG、MN、MW、NL、N。
、PL、PT、RO,RU、SD、SE、US(72)発明者 ハフマン、ウィ リアム・フランシスアメリカ合衆国ペンシルベニア州19335、マルバーン、 フレスト・アベニュー40番

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.式1: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、 Aは、ピコリン酸、ビログルタミン酸、プロリンまたはし−ピペコリン酸であり 、 Bは、セリン、グルタミン酸、アスパラギン酸、トレオニン、システインまたは チロシンであり、 Cは、アスパラギン酸またはグルタミン酸であり、Dは、アミノ酪酸、アラニン 、プロパルギルグリシン、グリシン、セリン、システインまたはβアラニンであ り、 Xは、チロシンまたはリシンであり、 nは、0または1であり、 Eは、−N(R1)−R2R3であるか、または、Eは、グリシン、リシン、オ ルニチン、チロシン、パラ−アミノフェニルアラニンまたはそのカルボキサミド もしくはヒドロキシメチル誘導体であリ、R1、R4およびR5は、独立して、 水素、Cl−5アルキル、フェニル、ナフチルまたはC5−7了シクロアルキル であり、R2は、C1−6アルキル、フェニル、ナフチルまたはC5−7シクロ アルキルであり、 R3は、−NR4R5またはアジリジニル、ピロリジニル、イミダゾリル、ビロ リル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、ピロリジニルまたはピラリ ニルであり、ただし、式(1)の化合物は、【配列があります】でない] で示される化合物またはその医薬的に許容される塩。
  2. 2.Aがピログルタミン酸またはピコリン酸であり、Bがグルタミン酸またはセ リンであり、Cがアスパラギン酸であり、Dがアミノ酪酸であり、Eがグリシン またはリシンであり、nが0である請求項1記載の化合物。
  3. 3.キラルアミノ酸がL絶対配置である請求項1または2記載の化合物。
  4. 4.nが1であり、Eがグリシンまたはリシンである請求項1記載の化合物。
  5. 5.【配列があります】(配列番号2)、【配列があります】(配列番号4)、 【配列があります】(配列番号1)、 【配列があります】(配列番号3) からなる群から選択される請求項1記載の化合物。
  6. 6.請求項1〜5記載の化合物および医薬的に許容される担体からなることを特 徴とする医薬組成物。
  7. 7.必要とする患者に請求項1〜5記載の化合物の有効量を投与することを特徴 とする骨髄造血系の阻害方法。
  8. 8.a)保護アミノ酸を結合させて、式A−B−C−D−(X)n−[E′] 〔式中、 Aは、ピコリン酸、ピログルタミン酸、プロリンまたはし−ピペコリン酸であり 、 Bは、セリン、グルタミン酸、アスパラギン酸、トレオニン、システインまたは チロシンであり、 Cは、アスパラギン酸またはグルタミン酸であり、Dは、アミノ酪酸、アラニン 、プロパルギルグリシン、グリシン、セリン、システインまたはβアラニンであ り、 Xは、チロシンまたはリシンであり、 nは、0または1であり、 [E′]は、クロロメチル、メチルベンズヒドリルアミン、ベンズヒドリルアミ ンまたはフェニルアセトアミドメチル樹脂であるか、あるいは、Eは、−N(R −)−R2R3またはグリシン、リシン、オルニチン、チロシン、バラーアミノ フェニルアラニンまたはそのカルボキサミドもしくはヒドロキシメチル誘導体で ある] で示される好適に保護された化合物限形成し、b)保護基を除去し、所望により 、樹脂からペプチドを切断し、次いで、c)所望により、その医薬的に許容され 鋼塩圧形成することを特徴とする請求項1記載の式Iで示される化合物の製造方 法。
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