JPH07501408A

JPH07501408A - 単一文字消去を伴う電気泳動ディスプレイ

Info

Publication number: JPH07501408A
Application number: JP5504634A
Authority: JP
Inventors: ディサント，フランク，ジェイ．; クルソス，デニス
Original assignee: コピイテル，インコーポレイテッド
Priority date: 1991-08-23
Filing date: 1992-08-21
Publication date: 1995-02-09
Also published as: EP0601075B1; WO1993004458A1; DE69220496D1; EP0601075A4; CA2116095A1; CA2116095C; DE69220496T2; US5223115A; EP0601075A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】単−文字消去を伴う電気泳動ディスプレイ本発明の技術分野本発明は電気泳動ディスプレイ、特に表示データの選択消去の能力のあるディスプレイに関する。

技術の背景電気泳動ディスプレイは、周知である。種々のディスプレイ形式及び特徴が、本願の発明者、フランク−Ｊ−ディサント（Ｆｒａｎｋ　Ｊ、ＤｉＳａｎｔｏ）及びデニス・Ａ・クリュソス（Ｄｎｉｓ　Ａ、Ｋｒｕｓｏｓ）の名において発行されかつ本願の譲受人、ニュヨーク、ハンチングトン・ステーション（Ｈｕｎｔ　ｉｎｇｔｏｎ　５ｔａｔ　１ｏｎ）のコピーテレ社（Ｃｏｐｙ　ｔ　ｅ　１　ｅ。

Ｉｎｃ、）に譲渡されたいくつかの特許に教示されている。例えば、電気泳動ディスプレイパネル及び関連する方法（ＥＬＥＣＴＯＲＯＰＨＯＲＥＴＩＣＤＩＳＰＬＡＹ　ＰＡＮＥＬＳ　ＡＮＤ　ＡＳＳＯＣＩＡＴＥＤＭＥＴＨＯＤＳ）と各々題する米国特許第４，６５５，８９７号及び第４，７３２．８３０号は、電気泳動ディスプレイの基本的な動作及び構造を記載している。

電気泳動ディスプレイパネル及びその関連方法（ＥＬＥＣＴＯＲＯＰＨＯＲＥＴＩＣＤＩＳＰＬＡＹ　ＰＡＮＥＬＳ　ＡＮＤＭＥＴＨＯＤＳ　ＴＨＥＲＥＦＯＲ）と題する米国特許第４，７４２，３４５号は、改善したアラインメント及びコントラストを存するディスプレイを記載している。本願の発明者は、また、特許局に現在係属中の電気泳動ディスプレイに関するいくつかの出願を有している。

本発明に成る関連を有すると云える３つのこのような出願は、選択行消去を伴う電気泳動ディスプレイパネル（ＥＬＥＣＴＯＲＯＰＨＯＲＥＴＩＣＤＩＳＰＬＡＹ　ＰＡＮＥＬ　ＷＩＴＨ３ＥＬＥＣＴＩＶＥ　ＬＩＮＥ　ＥＲＡＳＵＲＥ）と題する特許出願第ｏ７／３７５．０５６号、複数の電気的独立陽極素子を備える電気泳動ディスプレイパネル（ＥＬＥＣＴＯＲＯＰＨＯＲＥＴＩＣＤＩＳＰＬＡＹ　ＰＡＮＥＬＷＩＴＨＰＲＵＲＡＬ　ＥＬＥＣＴＲＩＣＡＬＬＹ　ＩＮＤＥＰＥＮＤＥＮＴＡＮＯＤＥ　ＥＬＥＭＥＮＴＳ）と題する特許出願第０７／６６７．６３０号、及び二重陽極平坦パネル電気泳動ディスプレイ装置（ＤＵＡＬ　ＡＮＯＤＥＦＬＡＴ　ＰＡＮＥＬ　ＥＬＥＣＴＯＲＯＰＨＯＲＥＴＩＣＤＩＳＰＬＡＹＡＰＰＡＲＡＴＵＳ）と題する特許出願第０７／３４５，８２５号であり、これらの各々の潜在的な関連性を指摘するために下に説明しよう。

上に挙げた特許に示されたディスプレイパネルは、同じ基本原理で動作する、すなわち、もし誘電流体中の荷電顔料粒子の懸濁か印加静電界に晒されるならば、これらの顔料粒子がこの静電界に応答してこの流体内を移動することになる。その誘電流体の色と異なる色の顔料を有する粒子の実質的に均一な懸濁が与えられ、もしその印加静電界か局在化されるならば、これによって肉眼で観察可能の局在化顔料粒子移動が起こされることになる。局在化顔料粒子移動の結果、静電界及び顔料粒子上の電荷の符号と方向に依存して顔料粒子の濃縮又は希薄のいずれかの局在化領域を生じる。１ｉ７７掲の米国特許において教示される電気泳動ディスプレイ装置は、ガラス視野スクリーンの表面に水平に堆積された複数の独立、平行、陰極行導体を有する“三極性型式”ディスプレイである。これらの陰極部材に直角に配置された複数の絶縁体ストリップを生じるためにこれらの陰極部材を覆って堆積されかつこれらの陰極部材にまてホトエツチングされる絶縁ホトレジストの層が、垂直方向に走る複数の独立、平行列格子導体部材用の基板を形成する。

ガラスキャップ部材か、流体懸濁を収容するためにこのキャップの周縁に沿って視野窓と流体密閉封止を形成し、かつこのキャップの内側平坦表面上に堆積された陽極板用の基板として働く。このキャップが正しい位置にあるとき、その陽極表面は陰極部材及び格子部材の両方とＩＩＪ＋隔をとった平行関係にある。指定粒子懸濁か与えられるならば、それらの色素粒子を吸引しかつ反発する静電荷の符号は知られることになる。したかって、陰極部材電圧、陽極電圧、及び格子部材電圧は、特定電圧か陰極に印加されかつ他の電圧か格子に印加されるとき、これらの交差に近い領域が誘電流体中の懸濁内の顔料粒子を吸引又は反発するに充分な正味電荷を帯びるように決定される。多数の陰極及び格子線路か採用されるから、色素の濃縮又は希薄の局在化可視領域を起こすように陰極部材及び格子部材上の電圧を変動させることによって制御することができる多くの離散交差が存在する。

したがって、本質的に、陰極及び格子の両方上の動作電圧は、論理の１及び論理の０に相当する少なくとも２つの状態をとることができなければならない。陰極にとっての論理１は、顔料の吸引又は反発のいずれかに相当すると云える。典型的に、顔料粒子の移動を通してそのディスプレイ上に情報の可視ビットの書き込みを起こさせるために、陰極電圧及び格子電圧が特定の交差において論理ｌであるときにのみ、陽極と関連する交差において充分な静電界が存在すると云うように、陰極電圧及び格子電圧が選択される。このビットは、例えば、陽極と陰極との間の消去電圧傾斜と整合した位置にある交差において極性の反転及び−理Ｏ− ０が起こる際に、消去され得る。このような仕方で、ディソタル化データを電気泳動ディスプレイ上に表示することができる。

ディスプレイとしてを効であるためには、電気泳動ディスプレイは、空白又は消去状態をとることができなければならない、書き込み動作中書き込まれた表示文字データを表示することができなければならない、書き込まれた文字（又は空白文字）をこれらが消去又は重ね書きされるまでこれらの文字を保持モードにおいて連続的に維持又は保持することができなければならない。これら３つの動作モート、すなわち、消去、書込み、及び保持は、本願の発明者に発行された現存の特許において充分に文書化されている。しかしながら、読者の便のために、これらの動作モートのいくつかの態様を、本願において繰り返す。１９９０年８月７８ｆこフランク・ディサント他に発行されかつコピーテレ社に１渡された米国特許第４，９４７，１５７号“高速表示動作を達成するために電気泳動ディスプレイの電極をパルスする駆動装置及び方法（ＡＰＰＡＲＡＴＵＳ　ＡＮＤＭＥＴＨＯＤＳ　ＰＵＬＳＩＮＧ　ＴＨＥ　ＥＬＥＣＴＲＯＤＥＳ　ＯＦ　ＡＮＥＬＥＣＴＯＲＯＰＨＯＲＥＴＩＣＤＩＳＰＬＡＹ　ＦＯＲＡＣＨＥＩＶＩＮＧ　ＦＡＳＴＥＲＤＩＳＰＬＡＹ　０ＰＥＲＡＴＩＯＮ＞”を参照されたい。

上述のように多重素子陰極及び多重格子構造、ブレーナ陽極、電気的負性明色顔料粒子、及び暗色電気的中性懸濁が与えられるならば、陽極に充分に大きい負電圧を印加することによって陽極面を完全に暗くかつ陰極面を同時に完全に明るくすることができる。この条件によって、明色負性荷電粒子は陽極から陰極へ移動させられる。陰極へ行く途中で、これらの負性粒子は、これらの粒子を通過させる電圧、例えば、零電圧に維持されているであろう格子を通過することになる。

陰極素子上の負性荷電明色顔料粒子の堆積及び陽極上の顔料粒子の欠如によって、いったん陽極及び陰極が単色を帯びると、それぞれのスクリーンは“消去”されたと看なすことができる。

いずれにしても、上掲の特許を参照するならば、このようなセル又は電気泳動ディスプレイは本質的に陽極、陰極及び格子電極を含み、この格子電極は更に荷電粒子の輸送を制御することが判るであろう。動作中、これらの荷電粒子は、印加電界の影響下の陽極又は陰極としての、１つの電極方向に移動し押しつけられ、その結果、その観察者は所望の表示パターンを形成する顔料の色を眺めるようになる。このような仕方で、格子電極は、このような粒子の移動の制御を可能にするために採用される。電界の極性が反転するとき、これら顔料粒子は輸送されかつ反対電極上に詰め込まれることもまた示される。このことは、例えば、消去モートを示している。

典型的電気泳動パネル上の通常電圧は、次の動作条件を可能にする。パネルを消去モートで動作させることができ、そこでは正である陰極に対して陽極か負である。このモードにおいて、格子電極は、例えば、２進の０に相当する低電位にある。保持モートにおいては、陽極は正、陰極は負、及び格子電極は本質的に零電圧又は２進Ｏレベルにある。理解できるように、陰極は零と正電圧の間で動作し、他方、格子は低電圧（“０”）と高電圧（“ｌ”）との間で動作する。

上述のように、低状態は２進のＯて示され、高状態は２進の１によって示される。いずれにしても、書込みモート中、陽極は正であり、書き込みされつつある陰極は零電位にあり、及び格子は、書込み格子であって、２進の１としての正又は高電位にある。このモート中、全ての非書込み陰極は正であり、かつ非書込み格子は低電位又は陰極より更に負である。

特許出願第０７／６６７．６４０号は、電気泳動ディスプレイに関する他の構造に関しており、この構造においては、電気的独立制御可能素子である先述した格ｆが細孔を備えるモノリンツク又は電気的に連続な格子で以て置換される。更に、モノリシック陽極は、複数の離散、電気的独立素子で以て置換される。上述の特許出願の教示に従って構成されたディスプレイにおいては、電圧傾斜がそのモノリシック格子素子上の一定障壁電圧を克服しかつ格子を通して顔料粒子の移動を起こさせるに充分であるように、これらの選択陽極素子とこれらの選択交差陰極との間にこの電圧傾斜を印加することによって、画素書込み及び消去が完遂される。

特許出願第０７／３４４，８２５号は、複数の独立陰極素子及び格子素子を有する電気泳動ディスプレイに関する。モノリシック陽極板（ｔＡ隔陽極）に加えて、複数の離散局在陽極素子か格子素子及び陰極素子のいずれかの頂上にかつこれらと平行に形成されると共に、これらとの間に対応する複数の絶縁体ストリップを配置される。この構造は、なかでも、格子及び局在陽極に対して異なる金属を採用することによって、及びこれらの素子を形成するために２段ステップエツチングを遂行することによって達成される。画素レベルにおける選択消去は、遠隔陽極に対して選択陰極と格子部材どの交差において充分な順傾斜を成立させることによって、及び特定の交差を横切るぎる局在陽極素子の電位を接地電位まで低めてこれによって粒子の通過を可能とすることによって、遂行されると云える。

特許出願第０７／３７５，０５６号は、複数の独立陰極素子及び格子素子を有する型式の電気泳動ディスプレイに関する。しかしながら、その陽極は複数の離散素子に分割される。特許出願第０７／３７５，０５６号においては、全ディスプレイスクリーンではなくて、選択行を消去動作中に消去することができる。独立陽極素子か個別にアドレス可能であり、したがって、ディスプレイスクリーンから文字の行を消去するために消去電圧をとの選択陽極素子上へも印加することかできる。上述の原理に従えば、典型的スクリーンは、文字テキス１へに対する約２５の水平行を有し１個別陽極素子は約２５の数であり、１つの陽極素子がテキストの対応する水平行に整列する。したがって、その対応する陽極素子に消去電圧を印加することによって、全行の全ての画素が消去されると云える。この特徴は、逐次スクリーンか僅かずつしか異ならないとき全スクリーンを消去する及び書き込みする必要がないと云う点て有利である。もし変化した表示データのみを消去及び再書き込みするならば、スクリーン再書込み時間が節約されかつ表示エネルギー要件か減少される。

上述の特許出願は、多重素子陽極のモノリシック格子との使用、１つがモノリシックかつ池が単一画素を消去するために格子素子に並列な離散素子である二重陽極、及び、もう１つの場合、多重素子陽極による電気泳動ディスプレイの単−行の消去を教示するのに反して、例えば、米国特許第４，７４２．３４５号に示されたようなかつ単一文字を選択消去する能力を有するような陰極及び格子構造を有するディスプレイに関連する先行教示は存在しない。

したがって、このような電気泳動ディスプレイを提供することが本発明の目的である。

本発明の開示従来の電気泳動ディスプレイの選択消去に関連する問題及び欠点は、本発明によって克服され、本発明は流体密閉容器を有する電気泳動ディスプレイを含み、この容器の１部は少なくとも部分的に透明である。電気泳動流体は、この容器内に収容されかつこの流体内に懸濁した色素粒子を有する。アドレス可能マトリックスは、消去しようとする文字の近労の選択場所において局在化静電電荷を放出し、したがって、隣接文字を擾乱することなく、それらの文字を作り上げている集塊顔料粒子の分散を起こさせることによってこのディスプレイからの文字の選択消去を可能にする。

図面の簡単な説明本発明のより良い理解のために、付図との関連において想定された実施例についての次の詳細な説明を参照するが、これらの付図において、第１図は、本発明の実施例による電気泳動ディスプレイの分解斜視図。

第２図は、分解状態における第１図に示された電気泳動ディスプレイの、断面指示線ＩＩ−ＩＩに沿ってとられたかつ矢印の方向に見る断面図。

第３図は、第」図及び第２図に描かれたデバイスの陽極素子の拡大斜視図。

第４図は、陽極素子の群化の例を示す、第１図及び第２図に示されたディスプレイの陽極の部分の線図。

本発明を実施するための最良の方法第」図は、本発明による電気泳動ディスプレイ１０を示す。ディスプレイ１０は陽極フェースプレー１・１２、陰極フェースプレート１４を含み、これらのフェースプレー１・は介在壁１６のいずれかの側に密封固定されて、誘電体／顔料粒子懸濁又は電気泳動流体（図示されていない）を収容する流体密閉容器を形成する。

フェースプレート１２及び１４は典型的には平坦ガラス板であって、この上に導体素子か堆積され、これらの素子か電気泳動流体内に運動を誘導するために静電荷を制御する。陰極フェースプレート上に導体素子、すなわぢ、陰極及び格子を形成するために使用される技術、材料、及び寸法は、参考資料として本願に収録された米国特許第４，６５５，８９７号、第４，７３２，８３０号、及び第４゜７４２．３４５号に示されている。

本発明において、陽極フェースプレート１２上の導体部材は、既知の陰極フェースプレート１４のそれと非常に類似して配位配置される。特に、水平陽極素子１８はインンウムーすず一酸化物（ＩＴＯ）被覆ガラス板をエツチングすることによって製造さ第１る。しかしながら、本発明は、次いで二酸化けい素５ｉＯｔの層かエツチングされたＴＴＯガラス表面を覆って堆積されると云うことにおいて先行の構成作業と異なる。５Ｉ０２の堆積に続き、従来の構成作業が続行される、すなわち、絶縁体の層かＳｉＯ□層を覆って堆積され、かつこの絶縁体層が金属で以て被覆される。次いて、この金属がエツチングされて垂直陽極素子２０を製造する。図解の容易のために、少数の水平１８及び垂直２０陽極部材しか描かれていない。同様に、描かれているこれらの素子の形状及び比率は、図解目的のために過ぎない。実際のディスプレイにおいては、遥かに多くの素子、例えば、６４０の水平部材及び１，２８０の垂直部材かある。１８及び２０のような部材を“線路（ｌｉｎｅ）”と称するのか技術上普通である。水平部材１８のように、第１方向に向けられた導体部材は、しばしば、“Ｘ方向”に延びると記載される。

水平部材２０は、したがって、“Ｘ方向”に走ると云われることもでき、その結果、“Ｘ”及び“ｙ”線路を含む面にほぼ垂直な線に沿って眺めるとき、Ｘ線路とＸ線路はデカル１〜座標系又はｘ−ｙマトリックスを形成する。技術的に知られているように、充電可能の線路のｘ−ｙマトリックスは、このマトリックス内のとの所与の交差においても所望電圧を印加され得るように、これらの線路に接続された適当な駆動回路を経由して、“アドレス”される。この構成作業は、本願の発明者に発行された」二に参照した特許に記載されている陰極−格子マトリックスに採用されている。しかしながら、下に説明するように、水平部材及び垂直部材は群化される。電気泳動ディスプレイ素子の一層似つかわしい例証のために、米国特許第４，７４２，３４５号及び第４，７２２，８２０号を参照してもよい。

さて、本質的に、陽極フェースプレート１２及び素子１８は、３ｉ０ｚを除き、陰極／格子フェースプレートとして知られるのと同じ基本的形状を存する。水平陽極素子１８は、従来の水平陰極素子がそうであるようにＩＴＯ被覆ガラス上にエツチングされる。垂直陽極素子２０は、これらの水平素子の上に重ねられかつ、格子部材か陰極部材から絶縁されるように、介在ホトレジスト層によってこれらの水平素子から絶縁される。垂直陽極素子は、スパッタリング技術又は類似の技術を使用して、ニッケルのような、金属で以てこのホトレジスト層を被覆することによって形成される。したがって、陽極は、複数の細長い、平行水平部材であって、その上に複数の細長い平行垂直部材２０、陽極素子のこれら２つの集合を電気及び物理的に分離する絶縁体のストリップが重ねられる。

第２図は、組み立てられた第１図の電気泳動ディスプレイの断面を示す。水平陽極素子１８を覆い堆積された８１０２層２２及び支持陽極フェースプレート１２表面がこの図に見られる。同様に、エツチングされた陽極絶縁層、すなわち、陽極絶縁体ストリップ２４の残（γが第２図で判る。第２図の上側部分を調へると、陰極素子２６、格子素子２８、及び格子絶縁体ストリップ３０は、技術的に知られている通りであることが明らかにされる。全ての導体素子は、極めて薄くかつ介在壁１６の下をその少なくとも一端において延びてディスプレイ駆動電子回路（図示されていない）を接続するためのこの容器外側の端子を提供する。

第３図は、垂直陽極素子の好適形状を図解する。判るように、これらの素子は、スロットを又はすずめつきを施される。１１２マイクロメートルの全幅、その視界スクリーン幅に近似する長さを有し、かつ１５マイクロメートルの間隔だけ垂直方向に１つずつ次のものから分離された６４０の水平素子が、陽極スクリーン上に堆積されるのか好適である。２４の水平素子からなる群が。その端て電気的に接続され、したがって、表示しようとする及び消去しようとする文字テキストの２５行に相当する約２６の水平陽極素子からなる群に付加的な輪郭領域を与える。１，２８０の垂直陽極素子が（ＳｉＯｚ層２２及び陽極絶縁体ストリップ２４の頂上の）陽極スクリーン」二に堆積され、各々が第３図に示されたようにスロットを施された配位配置、＋１２マイクロメートルの全幅、視界スクリーンの高さに近似する長さを有し、かつ１５マイクロメートルの間隔だけ水平方向に１つずつ次のものから分離されるのが、好適である。１６の垂直素子からなる群（単に櫛歯状ではない）は、その端で接続され、したがって、表示しようとする及び消去しようとする文字テキストの８０列に相当する８０の垂直陽極素子群を与える。垂直陽極素子内のスロットは、米国特許第４，７４２，３４５号に教示されたように、絶縁体層（スＩ・リップ）２４を通して延ばすことが、好適である。

第４図は、水平１８陽極素子及び垂直２０陽極素子の群化を線図的に描いている。

動作中、陽極マトリックスは、特定の水平１８陽極素子及び垂直２０陽極素子群の交差において単一文字を選択的に消去するために陰極及び格子と関連して使用されるか、又はモノリシック陽極として動作させられる。例えば、単一文字消去モートにおいては、全ての水平（外側）陽極素子１８が陰極、格子、及び垂直（内側）陽極素子２０に対して正にセットされる。所望の文字を消去しようとするとき、選択水平陽極素子１８が交差垂直陽極素子に対して負にされる。したがってその交差において、かつこの交差においてのみ、その障壁がこの垂直素子２０によって低められて、顔料粒子移動を誘導するに充分な電圧傾斜が成立される。

同様の仕方で、選択文字場所への書込みも使用可能又は使用禁止される。

云うまでもなく、本願に説明された実施例は単なる例であって、当業者は添付の請求の範囲に明確にされている本発明の精神と範囲に反することなく種々多くの変形及び修正を施すことができる。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ａ）少なくとも部分的に透明な流体密閉容器の一部を有する前記流体密閉容器と、ｂ）前記容器内に収容された電気泳動流体であって、前記電気泳動流体内に懸濁された顔料粒子を有する前記電気泳動流体と、ｃ）第１平面内に配置されかっ前記容器内に収容された第１複数の細長い実質的に平行な水平導体部材と、ｄ）前記水平部材から電気的に絶縁されかつ第２平面内に配置され、前記容器内に収容された第１複数の細長い実質的に平行な垂直導体部材であって、前記第１平面と前記第２平面とは実質的に平行であり、前記第１複数の水平部材と前記第１複数の垂直部材とは前記第１平面と前記第２平面とに垂直な線に沿い眺められるとき複数の交差を備える第１マトリッスを形成する、前記第１復数の細長い実質的に平行な垂直導体部材と、ｅ）第３平面内に配置されかつ前記容器内に収容された第２複数の細長い実質的に平行な水平導体部材と、ｄ）前記第２復数の水平部材から電気的に絶縁されかつ第４平面内に配置され、前記容器内に収容された第２複数の細長い実質的に平行な垂直導体部材であって、前記第３平面と前記第４平面とは実質的に平行であり、前記第２複数の水平部材と前記第２複数の垂直部材とは前記第３平面と前記第４平面とに垂直な線に沿い眺められるとき複数の交差を備える第２マトリッスを形成し、前記第２平面と前記第３平面とは実質的に平行であり、前記流体内の前記粒子の運動を誘導するために前記第１マトリックスと前記第２マトリックス内の前記垂直部材と前記水平部材の各々は選択的に電気的に充電可能であり、前記粒子は前記容器の前記透明部分を通して少なくとも部分的に可視的である、前記第２複数の細長い実質的に平行な垂直導体部材と、を含む電気泳動ディスプレイ。
（２）請求の範囲第１項記載のデバイスにおいて、前記容器は第１平坦フェースプレートを含み、前記フェースプレートの中央部分は前記容器の前記透明部分であり、前記第１フェースプレートは前記第１複数の水平導体部材を支持する基板である、デバイス。
（３）請求の範囲第２項記載のデバイスにおいて、前記容器は第２実質的平坦フェースプレートと、前記容器を形成するために前記第１フェースプレートと前記第２フェースプレートとの間に挿入されかつ前記第１フェースプレートと前記第２フェースプレートとに封止取り付けされた壁部材とを含み、前記第２マトリックスは前記第２フェースプレートの近くに配置される、デバイス。
（４）請求の範囲第３項記載のデバイスにおいて、前記第１複数の垂直部材は該第１複数の垂直部材の各々の下に存在しかつ該第１複数の垂直部材に平行な絶縁体ストリップによって前記第１複数の水平部材から少なくとも部分的に絶縁されている、デバイス。
（５）請求の範囲第４項記載のデバイスにおいて、前記第１復数の垂直部材は該第１複数の垂直部材の各々の上に堆積された半導体層によって前記第１複数の水平部材から更に絶縁されている、デバイス。
（６）請求の範囲第５項記載のデバイスにおいて、前記第１複数の水平部材と前記第２複数の垂直部材とはスロットを施され、かつ前記垂直部材の下に序在する前記絶縁体ストリップは前記垂直部材内のスロットと整列したスロットで以てスロットを施される、デバイス。
（７）請求の範囲第６項記載のデバイスにおいて、前記第１複数の水平部材と前記第１複数の垂直部材との交差の領域が単一表示可能文字の領域を近似するように、前記第１複数の水平部材は電気的に接続された群に群化され、前記群の各々は表示可能の文字の高さに近似する高さを有し、かつ前記第１複数の垂直部材は電気的に接続された群に群化され、前記群の各々は表示可能の文字の幅に近似する幅を有する、デバイス。
（８）請求の範囲第７項記載のデバイスにおいて、前記半導体は二酸化けい素である、デバイス。
（９）請求の範囲第８項記載のデバイスにおいて、前記第２フェースプレートは前記第２複数の水平導体部を支持する基板であり、かつ前記第２復数の垂直部材は該第２複数の垂直部材の各々の下に存在しかつ該第２復数の垂直部材に平行な絶縁体ストリップによって前記第２複数の水平部材から少なくとも部分的に絶縁され、及び前記第１複数の水平部材と第２複数の水平部材とは整列しかつ前記第１複数の垂直部材と前記第２復数の垂直部材とは整列する、デバイス。
（１０）請求の範囲第９項記載のデバイスにおいて、前記デバイスは三極管型式デバイスであり、前記第１マトリックスは陽極であり、前記第２複数の水平素子は陰極であり、前記第２複数の垂直部材内は格子である、デバイス。
（１１）請求の範囲第１０項記載のデバイスにおいて、前記第２フェースプレートは少なくとも部分的に透明であり、かつ前記電気泳動流体な前記部分的に透明な部分をと通して可視である、デバイス。
（１２）請求の範囲第８項記載のデバイスにおいて、前記第２フェースプレートは前記第２複数の垂直導体部を支持する基板であり、かつ前記第２複数の水平部材は該第２複数の水平部材の各々の下に存在しかつ該第２複数の水平部材に平行な絶縁体ストリップによって前記第２複数の垂直部材から少なくとも部分的に絶縁され、及び前記第１複数の水平部材と第２複数の垂直部材とは整列しかっ前記第１複数の垂直部材と前記第２複数の水平部材とは整列する、デバイス。
（１３）請求の範囲第１２項記載のデバイスにおいて、前記デバイスは三極管型式デバイスであり、前記第１マトリックスは陽極であり、前記第２複数の垂直素子は陰極であり、前記第２複数の水平部材内は格子である、デバイス。
（１４）請求の範囲第１３項記載のデバイスにおいて、前記第２フェースプレートは少なくとも部分的に透明であり、かつ前記電気泳動流体な前記部分的に透明をな部分を通して可視である、デバイス。
（１５）文字データを表示する能力を有する電気泳動ディスプレイにおいて、他の表示された文字を擾乱することなく瀞電荷で以て少なくとも１つの表示された文字を選択的に消去する手段を含み、前記消去する手段は前記ディスプレイ上の前記少なくとも１つの表示された文字を消去するために第１Ｘ−Ｙアドレス可能マトリックスの少なくとも１つの交差において離散前記静電荷を選択的に成立する前記マトリックスを含む、前記ディスプレイの改善。
（１６）請求の範囲第１４項記載の装置において、前記第１Ｘ−ＹマトリックスはＸ方向における第１複数の導体部材と前記第１複数の導体部材から絶縁されたＹ方向における第２複数の導体部材とを含む、装置。
（１７）文字データを表示する能力を有する電気泳動ディスプレイにおいて、他の表示された文字を擾乱することなく静電荷で以て少なくとも１つの表示された文字を選択的に消去する手段を含み、前記消去する手段は前記ディスプレイ上の前記少なくとも１つの表示された文字を消去するために第１Ｘ−Ｙアドレス可能マトリックスの少なくとも１つの交差において離散前記静電荷を選択的に成立する前記マトリックスを含み、前記第１Ｘ−Ｙアドレス可能マトリックスはＸ方向における第１複数の導体部材と前記第１複数の樽体部材から絶縁されてＹ方向における第２複数の導体部材とを含み、前記消去する手段は前記ディスプレイ上に画素データを書き込むために前記第２マトリックス上の交差において離散瀞電荷を選択的に成立する第２Ｘ−Ｙマトリックスを更に含む、ディスプレイの改善。
（１８）請求の範囲第１７項記載の装置において、前記第１Ｘ−ＹマトリックスはＸ方向における第１複数の導体部材と前記第１複数の導体部材から絶縁されたＹ方向における第２複数の導体部材とを含む、装置。
（１９）請求の範囲第１８項記載の装置において、前記第１マトリックスとは実質的に平行であり、かつ前記マトリックスの交差は互いに対して固定位置を占める、装置。
（２０）請求の範囲第１９項記載の装置において、前記第２マトリックスの各交差が前記第１マトリックスの対応する交差ト空間的に関連している、装置。
（２１）請求の範囲第２０項記載の装置において、前記第１マトリックスと前記第２マトリックスとのそれぞれの交差において前記対応する交差間に成立された静電界の制御の下に表示データが書き込み及び消去されるように前記第１マトリックスと前記第２マトリックスの前記Ｘ導体部材とＹ導体部材とは電圧レベルを帯びる、装置。
（２２）請求の範囲第２１項記載の装置において、前記第２マトリックスの前記交差の各々は表示可能画素に対する座として働き、かつ前記第１マトリックスの前記交差はもし表示可能の画素ならは構成された表示可能文字の領域ほど小さい少なくとも領域を有する、装置。
（２３）請求の範囲第２２項記載の装置において、前記ディスプレイは三極管型式であり、前記第１マトリックスは陽極であり、前記第２マトリックスの前記Ｘ導体は陰極を構成し、前記第２マトリックスの前記Ｙ線路は格子を構成する、装置。
（２４）電気泳動ディスプレイから少なくとも１つの文字を選択的に消去する方法であって、ａ）前記ディスプレイ内に収容される導体部材の第１アドレス可能Ｘ−Ｙマトリックス内の少なくとも１つの交差の近旁で前記ディスプレイ上に表示された文字を消去する静電界を前記少なくとも１つの交差において発生させるように前記マトリックスの縦線路と横線路とに電圧レベルの集合を印加するステップを含む方法。
（２５）電気泳動ディスプレイから少なくとも１つの文字を選択的に消去する方法であって、ａ）前記ディスプレイ内に収容される導体部材の第１アドレス可能Ｘ−Ｙマトリックス内の少なくとも１つの交差の近旁で前記ディスプレイ上に表示された文字を消去する静電界を前記少なくとも１つの交差において発生させるように前記マトリックスの縦線路と横線路とに電圧レベルの集合を印加するステップを含み、前記ティスプレイは復数の交差導体部材を有する第Ｘ−Ｙマトリックスの交差において画素データを書き込むために前記第２Ｘ−Ｙマトリックスを含み、前記消去するステップか前記第１マトリックスの交差において開始されたとき、画素の数において少なくとも１つの所定集合がもし先に書き込み状態にあるならば消去されるように、前記第２マトリックスの前記交差は前記第１マトリックスの交差と機能関係を有する方法。
（２６）請求の範囲第２５項記載の方法において、前記消去するステップ中、前記第１マトリックスの前記少なくとも１つの交差に出現する前記静電界は前記少なくとも１つの交差と画素の前記所定集合の近くの前記第２マトリックスの前記交差との間に電圧傾斜を成立させ、前記傾斜は表示位置から消去位置へ前記ディスプレイの電気泳動流体を通して顔料粒子の移動を起こさせる、方法。