JPH07501314A - 3′−末端封鎖されたオリゴヌクレオチド - Google Patents
3′−末端封鎖されたオリゴヌクレオチドInfo
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- JPH07501314A JPH07501314A JP5500109A JP50010993A JPH07501314A JP H07501314 A JPH07501314 A JP H07501314A JP 5500109 A JP5500109 A JP 5500109A JP 50010993 A JP50010993 A JP 50010993A JP H07501314 A JPH07501314 A JP H07501314A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3′−末端封鎖されたオリゴヌクレオチド発明の技術分野
本発明はアンチセンスオリゴヌクレオチド療法に関するものである。より詳細に
は本発明はインビボの治療用−途に適するオリゴヌクレオチドの生産および人間
の病気の治療処置におけるこれらオリゴヌクレオチドの使用に関するものである
。
関連技術の要約
人間の病気を処置するためのアンチセンスオリゴヌクレオチド手法の使用は、抗
ウイルス治療および遺伝子障害の治療に関連する医薬の分野にて有望な開発であ
る。
過去数年間において、オリゴヌクレオチドは組織培養系における成る種のウィル
スの複製を抑制しうろことが示されている。
ザメクニクおよびステフエンソン、プロシーディング・ナショナル・アカデミ−
・サイエンス、USA、第75巻、第280〜284頁(1978)は初めて、
ラウス肉腫ウィルスを用い、組織培養におけるウィルス複製のオリゴヌクレオチ
ド媒介の抑制を示した。
ザメクニク等、プロシーディング・ナショナル・アカデミ−・サイエンス、US
A、第83巻、第4143〜4146頁(i−986)は、エイズに関連するH
TLV−IIIウィルス(現在はHI V−[と呼ばれる)の組織培養における
抑制を示している。
極く最近、変化したヌクレオシド間の結合を有する改変オリゴヌクレオチドがイ
ンビトロ組織培養系にて一層高いウィルス抑制効能を与えることが示された。
アグローワル等、プロシーディング・ナショナル・アカデミ−・サイエンス、U
SA、第85巻、第7079〜7083頁(1988)は、オリゴヌクレオシド
・ホスホルアミデートおよびホスホロチオエートを用い、向上した効能をもって
HIV−1の組織培養における抑制を教示している。
サリン等、プロシーディング・ナショナル・アカデミ−・サイエンス、USA、
第85巻、第7448〜7451頁(1988)は、オリゴヌクレオシド・メチ
ルホスホネートを用い、向上した効能をもってHIV−Iの組織培養における抑
制を教示している。
アグローワル等、プロシーディング・ナショナル・アカデミ−・サイエンス、U
SA、第86巻、第7790〜7794頁(1989)は、オリゴヌクレオチド
・ホスホロチオエートを用い、初期感染および慢性感染の両細胞培養物における
HIV−1のヌクレオチド配列特異性の抑制を教示している。
ライター等、プロシーディング・ナショナル・アカデミ−・サイエンス、USA
、第87巻、第3430〜3434頁(1,990)は、オリゴヌクレオチド・
ホスホロチオエートによるインフルエンザウィルス復製の組織培養における抑制
を教示している。
さらにオリゴヌクレオチドは正常な細胞過程を調整するために使用され、遺伝子
障害の治療における潜在的な用途を示唆している。
グツドチャイルド等、^rCh、B10ehe−,BIOpb)’S、 、第2
64巻、第401〜409頁(1988)は、無細胞系にてオリゴヌクレオチド
によるウサギβ−グロブリン合成の抑制を教示している。
テムサマニ等、ジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー(USA)、
第266巻、第468〜472頁(1991)は、オリゴヌクレオシド・メチル
ホスホネートによるスプライスオソーム(spHceosowe ) III築
の抑制を教示している。
ウィルスの抑制および正常細胞過程の調整は、ウィルス病および遺伝子障害の治
療に関するアンチセンスオリゴヌクレオチド手法の使用につき有望視される。し
かしながら、アンチセンスオリゴヌクレオチド療法はオリゴヌクレオチドのイン
ビボ特異性および効能に依存し、その両者はオリゴヌクレオチドの長さ、塩基組
成およびハイブリッド化特性に関連する。したがって、オリゴヌクレオチドが生
体内で急速に減成して短い減成生成物を生成すれば、効能が低下すると共に特異
性の損失が毒性の副作用をもたらしうる。その結果、インビボ減成に対し耐性で
あるオリゴヌクレオチドを開発することに関心が寄せられる。改変したヌクレオ
シド間の結合を有するオリゴヌクレオチドが、この目的で上記研究者等により使
用されている。
アグローワルおよびプリン、アドバンスト・ドラッグ・デリバリ−・レビュー、
エルセビールブレス社(出版中)(1990)は、未改変オリゴヌクレオチドが
改変(耐性)オリゴヌクレオチドと対比して劣るウィルス複製の抑制剤であるこ
とを教示している。
ショー等、ヌクレイツク・アシッズ・リサーチ、第19巻、第747〜750頁
(1991)は、未改変オリゴヌクレオチドが成る種のキャッピング構造により
3′末端で封鎖されればインビトロにてヌクレアーゼに対し一層耐性となること
を教示し、さらにアンキャップドオリゴヌクレオシド・ホスホロチオエートもイ
ンビトロにて減成しないことを教示している。
残念ながら、実際には改変もしくは未改変オリゴヌクレオチドのインビボ安定性
もしくは生物分布(これは人間の治療にオリゴヌクレオチドを使用する際に特に
関連する)につき何も知られていない。インビトロモデルを作成してインビボに
おけるオリゴヌクレオチドの安定性および生物利用性を予測することはできない
ので、この種の情報を直接与えうるようなシステムが必要とされる。
さらに現存するオリゴヌクレオチドが充分には安定でないことをインビボのデー
タは示し、インビボにおける固有の酵素活性の減成作用に抗しうるオリゴヌクレ
オチドについてもニーズが存在するであろう。理想的には、インビボ安定性の増
大に関連する構造モチーフを確認すべきてあり、さらにインビボ安定性の最適化
を簡単かつ便利に比較しうるようなインビボ系を開発すべきである。
図面の簡単な説明
第1図:実施例1〜7に使用したオリゴヌクレオチドの構造。
第2図;本発明のオリゴヌクレオチドを生成させるのに有用な3′ ヒドロキシ
ルキャップ構造の例。R−有機基、たとえばアルキル、アリール、環式、コレス
テリルなど;X−0、S、Seもしく +、tNHR; Y−0,S。
Seもしく はNHR、Z−0,S、もしくはNH、B−プリンもしくはピリミ
ジン塩基。
第3図:アンキャップド、5′−キャップド、3′ −キャップドおよび3’
、5’ −キャップドオリゴヌクレオシド・ホスホロチオエートのサル血清にお
ける安定性比較。オリゴヌクレオチドを37℃にてサル血清で培養し、所定時点
(レーンの上方に時間で示す)で1部を抜き取り、抽出し、次いでゲル電気泳動
て分析した。5′−キャップドのレーン6時間において、大部分の培養混合物は
取扱いの際に損失した。
第4図:30mg/kgのオリゴヌクレオチドを静脈内投与したマウスから集め
られた尿におけるオリゴヌクレオシド・ホスホロチオエートの安定性。尿は投与
後の24時間まで集め、抽出し、次いてゲル電気泳動により分析した。比較の下
のレーンは投与前のオリゴヌクレオチドであり、尿の下のレーン(0〜24時間
)は尿がら回収したオリゴヌクレオチドである。3′ −キャップドオリゴヌク
レオチドの拡散バンドは低い比活性に基づく(第1表)。
第5図:静脈内投与の24時間後におけるマウス腎臓のオリゴヌクレオシド・ホ
スホロチオエートの状態。比較を示すレーンは投与前のオリゴヌクレオシドであ
り、腎臓の下のレーン(24時間)は腎臓から抽出されたオリゴヌクレオシドで
ある。
第6図:マウスに静脈内投与してがら24時間後に肝臓から抽出されたオリゴヌ
クレオシド・ボスホロチオエートのゲル電気泳動。比較の下のレーンは投与前の
オリゴヌクレオシド・ホスホロチオエートであり、肝臓の下のレーン(24時間
)は肝臓から抽出されたオリゴヌクレオシド・ホスホロチオエートである。
発明の要点
本発明は、アンチセンスオリゴヌクレオチドに基づく治療手法に有用なオリゴヌ
クレオチドに関するものである。より詳細には本発明は、人間の病気の治療処置
に有用であるよう充分な特異性および効能を有するオリゴヌクレオチドに関する
ものである。本発明は、従来公知のオリゴヌクレオチドよりも高いインビボ特異
性および効能を有するオリゴヌクレオチドを堤供する。本発明によるオリゴヌク
レオチドの一層高い特異性および効能は、固有のヌクレアーゼによる核外(ex
onucleolytlc)切断に対する固有の耐性から生ずる。この耐性は本
発明によるオリゴヌクレオチドの2つの構造的特徴の産物である:すなわち(1
)]−個もしくはそれ以上の人工ヌクレオシド間結合の存在、および(2)分子
の3′末端における特定キャップ構造の存在。
本発明は初めて改変および未改変オリゴヌクレオチドに関するインビボの薬物動
態情報を与える。この情報はインビトロの結果からは外挿することができず、実
際にはインビボの結果とインビトロの結果との間には驚異的な差が観察される。
本発明は、任意所定のオリゴヌクレオチドが人間の病気の処置に対する治療手法
にアンチセンスオリゴヌクレオチドとして使用するのに要する特異性および効能
を与えるのに必要な核分解減成に対し耐性を有するかどうかを評価するための便
利な方法を用いて、この種の情報を提供する。この方法は、尿および各器官のホ
モゲナイズ組織に存在するオリゴヌクレオチドの状態を検査することにより、イ
ンビボのヌクレアーゼに対する放射能標識されたオリゴヌクレオチドの耐性を評
価するためマウスモデルを使用する。さらに、この方法は各器官のオリゴヌクレ
オチド含有量を測定することにより、オリゴヌクレオチドの生物利用性を評価す
ることもてきる。本発明の方法を用いることにより、当業者は本発明によるオリ
ゴヌクレオチドの構造的特徴を有するオリゴヌクレオチドがインビボにて核分解
減成に対し耐性であるかどうか容易に決定することができる。この方法は、当業
者が不当な実験なしに計画にしたがいこの種の測定を行うことを可能にする。
第1面において本発明は、固有の酵素活性による減成および拡大の両者に対しイ
ンビボにて耐性であるオリゴヌクレオチドを提供する。これら本発明によるオリ
ゴヌクレオチドは、現存するオリゴヌクレオチドと対比し一層高い特異性および
増大した半減期を有する。この種のオリゴヌクレオチドは、ウィルス感染または
遺伝子発現の障害の処置に使用するのに極めて適している。ウィルス感染はDN
A、RNAおよびレトロウィルスによる感染を包含する。遺伝子発現の障害は、
継承した遺伝子欠陥および異常な遺伝子発現から生ずる障害または異常な遺伝子
の発現(たとえば腫瘍形成に関連するオンコジーン発現)から生ずる障害を包含
する。
アンチセンスオリゴヌクレオチドを用いる治療手法は、標的に対し相補的な適す
る長さのオリゴヌクレオチドがウィルスもしくは細胞遺伝子である標的の機能を
破壊すると言う原理に基づいている。アンチセンスオリゴヌクレオチドの特異性
は、オリゴヌクレオチドにおける複素環式塩基と標的核酸における相補的塩基と
の間のワトソン中クリック塩基対の形成から生ずる。長さ16ヌクレオチドのヌ
クレオチド配列は、約416もしくは4×109ヌクレオチド毎にランダムに生
ずると予想される。すなわち、この種の配列はヒトゲノムにおいて1回のみ生ず
ると予想される。これに対し、長さ10ヌクレオチドのヌクレオチド配列は約4
もしくは1×106ヌクレオチド毎にランダムに生ずる。すなわち、この種の
配列はヒトゲノムにて数千回生ずるであろう。その結果、より大きい長さのオリ
ゴヌクレオチドはより短い長さのオリゴヌクレオチドよりも特異性が大となり、
非特異的ハイブリッド化から生じうる有害な合併症をもたらす傾向が低いと思わ
れる。さらに、より長いオリゴヌクレオチドは組織培養におけるHIVに対し所
定の範囲内で高い抑制作用を示す(すなわち、25−ma r >20−mar
>15−mer>10−mer)。したがってオリゴヌクレオチド長さは特異性
および効果の目的で所定の範囲を越えねばならない。
オリゴヌクレオチドのインビボ減成は、減少した長さのオリゴヌクレオヂド分解
生成物を生成する。この種の分解生成物は、非特異的なハイブリダイゼーション
を起こしやすくその完全長さの対応物に比べ効果が低いと思われる。すなわち、
人体内での減成に対し耐性であるオリゴヌクレオチドを産生させることが望まし
い。好ましくは、この種のオリゴヌクレオチドは、人体における各種の器官およ
び組織に対しても生物利用性でなければならない。本発明によるオリゴヌクレオ
チドは固有の核分解活性による減成に対し耐性であって、多くの器官および組織
に対し生物利用性である。すなわち、この而において本発明は、アンチセンスオ
リゴヌクレオチド治療手法にて効果的かつ特異的に作用するのに極めて適したオ
リゴヌクレオチドを提供する。さらに、オリゴヌクレオチドのインビボ代謝は少
なくとも肝臓、腎臓、小腸および大腸を包含する成る種の組織にてオリゴヌクレ
オチドの拡大をもたらす。これは、特定のオリゴヌクレオチドの生物利用性を低
下させると共に低下した特異性および潜在的な突然変異副作用をもたらしうる。
本発明によるオリゴヌクレオチドは、2つの構造的特徴によりインビボ減成およ
び拡大の両者に対し耐性である。第1の特徴は、1個もしくはそれ以上の内部人
工ヌクレオシド間結合の存在である。ホスホジエステル結合の代りに用いうろこ
の種の結合の例はホスホロチオエート、メチルホスホネート、スルホン、サルフ
ェート、ケチル、ホスホロジチオエート、各種のホスホルアミデート、ホスフェ
ートエステル、架橋ホスホロチオエートおよび架橋ホスホルアミデートを包含す
る。これらの例は単に例示に過ぎず、他のヌクレオシド間結合も当業界で知られ
ているので限定を意味するものでない[たとえばコーヘン、l・レンズ・イン・
バイオテクノロジー(1990)参照コ。ホスホジエステル結合に代わるこれら
ヌクレオシド間結合の1個もしくはそれ以上を有するヌクレオチドの合成は当業
界では周知であり、混合ヌクレオシド間結合を有するオリゴヌクレオチドを産生
ずるための合成経路を包含する。本発明によるオリゴヌクレオチドの第2の特徴
は、分子の3’ −OHにキャップ構造が存在することである。このキャップは
3′ ヒドロキシル官能基への接近を封鎖し、したがって拡大3′咳外活性そし
てこれはインビボオリゴヌクレオチド減成の主たる固有の媒介であるが、この両
者に対し分子を一層耐性にする。本発明によるキャップ構造はN−Fmoc−0
’−DMT r−3−アミノ−1,2−プロパンジオール、並びに第2図に示し
た構造を包含する。しかしながら、これらの例は単に例示に過ぎない。何故なら
、多くの封鎖基が当業界で知られており、当業者はどのようにこの種の基をオリ
ゴヌクレオチドの3′末端に付着されるかを認識できるからである。すなわち本
発明の目的で、キャップ構造は、オリゴヌクレオチドの3′ ヒドロキシルに対
する接近を制限することによりオリゴヌクレオチドをインビボ減成もしくは拡大
に対し耐性にするような任意の封鎖基を包含すると解釈される。本発明の目的で
オリゴヌクレオチドは、そのインビボ半減期が全ホスホジエステルヌクレオシド
間結合を有するが同一の長さおよび配列を有するオリゴヌクレオチドの半減期よ
りも長ければ、インビボ減成に対し耐性になると思われる。好ましくは、耐性オ
リゴヌクレオチドは、同一の長さおよび配列を有するアンキャップドオリゴヌク
レオシド・ホスホロチオエートの半減期よりも長いインビボ半減期を有する。
第2面において本発明は、どの特定オリゴヌクレオチドが本発明によるオリゴヌ
クレオチドを構成するかを評価するための便利な方法を提供する。より詳細には
本発明は、ホスホジエスル結合でない1個もしくはそれ以上の内部ヌクレオシド
間結合を有すると共に3′キヤツプ構造をも有するオリゴヌクレオチドがインビ
ボ減成に対し耐性であるかどうか決定する便利な方法を提供する。
さらに本発明の方法はこの種のオリゴヌクレオチドの生物利用性に関する便利な
評価をも可能にし、これは本発明によるオリゴヌクレオチドの成る種の具体例に
て好適である。すなわち本発明は、特定オリゴヌクレオチドがアンチセンスオリ
ゴヌクレオチドを含む治療手法に使用するのに望ましい特徴を有するかどうか不
当な実験なしに評価する便利な方法を提供する。
この面において本発明は、ホスホジエステル結合でない1個もしくはそれ以上の
内部ヌクレオシド間結合を有すると共に3′末端に結合したキャップ構造をも有
する放射能標識したオリゴヌクレオチドの合成につき当業界で知られた方法を利
用する。この種のオリゴヌクレオチドは、静脈内もしくは腹腔内注射のいずれか
により、生理学上許容しうるキャリヤにてマウスに投与される。適当な時間の後
、尿を処理マウスから集め、そこに存在するオリゴヌクレオチドの状態をPAG
Eおよび放射能写真技術によって測定する。生物利用性は、器官をホモゲナイズ
すると共にその放射能を測定して決定される。最後に、各器官におけるオリゴヌ
クレオチドの状態を、ホモゲナイスされた器官組織からオリゴヌクレオチドを抽
出した後にPAGEおよび放射能写真技術を用いて分析することにより測定する
。
さらに本発明は、オリゴヌクレオチド安定性に関する予備的情報を与える一層簡
単な分析法を提供する。この分析法は、サル血清の存在下にオリゴヌクレオチド
を培養し、次いてオリゴヌクレオチドを抽出すると共にPAGEおよび放射能写
真技術を用いて減成を分析することを含む。
以下、限定はしないが実施例により本発明をさらに説オリゴヌクレオシド・ホス
ホロチオエートの合成オリゴヌクレオシド・ホスホロチオエートをモデル870
0型自動合成装置(ミリゲン・バイオサーチ社、1<−リントン、MA)にて合
成し、その際調節ボアガラス(CPG)におけるH−ホスホネート化学を用い、
次いて二硫化炭素/ピリジン/トリエチルアミン(9: 9 :1、v / v
)中で0.2M硫黄により酸化した。合成は5×10μモル規模で行った。オ
リゴヌクレオシド・ホスホロチオエートを、低圧イオン交換クロマトグラフィー
(DEAE−セルロース、DE−50ワツトマン)に続く逆相クロマトグラフ
ィー(C18)および透析によって精製した。オリゴヌクレオシド・ホスホロチ
オエートを合成するH−ホスホネート手法の詳細な説明についてはアグローワル
およびタング、テトラヘドロン慟しタース、第31巻、第7541〜7544頁
(1990)に示されている。さらに、オリゴヌクレオシド・メチルホスホネー
ト、ホスホロジチオエート、ホスホルアミデート、ホスフェートエステル、架橋
ホスホルアミデートおよび架橋ホスホロチオエートの合成も当業界で知られてい
る。たとえばアグローワルおよびグツドチャイルド、テトラヘドロン・レタース
、第28巻、第3539頁(1987);ニールセン等、テトラヘドロン・レタ
ース、第29巻、第2911頁(1988) ;ジャガー等、バイオケミストリ
ー、第27巻、第7237頁(1988);ウズナンスキー等、テトラヘドロン
・レタース、第28巻、第3401頁(1987)、パンワース、エルベチ力・
ヒミカ・アクタ、第71巻、第1517頁(1988);クロスチックおよびパ
イル、テトラヘドロン・レタース、第30巻、第4693頁(1989);アグ
ローワル等、プロシーディング・ナショナル・アカデミ−・サイエンス、USA
、第87巻、第1401〜1405頁(1990)参照。
N−Fmoc−0’ −DMTr−3−アミノ−1,2−プロパンジオール−H
−ホスホネートと、所要の配列を組立てた後で最後のカップリングを行うことに
より、5′−キャップドオリゴヌクレオシド・ホスホロチオエートを作成した。
次いて5′−キャップドオリゴヌクレオシドH−ホスホネートを硫黄で酸化した
。3′−キャップドオリゴヌクレオシド・ホスホロチオエートはN−Fmoc−
0’ −DMT r−3−アミノ−1,2−プロパンジオール−CPGに対し組
立てた後、硫黄酸化を行った。これら手順の組合せを用いて、3’、5’ −キ
ャップドオリゴヌクレオシド・ホスホロチオエートを作成した(第1図参照)。
代案として、他の3′ もしくは5′−キャップ構造を有するオリゴヌクレオシ
ド・ホスホロチオエート(たとえば第2図参照)を、N−Fmoc−0’ −D
MTr −3−アミノ−1,2−プロパンジオール−■−ホスホネートもしくは
CPGO代わりにホスホネートもしくはCPG−誘導のキャップ構造をキャッピ
ング過程で用いて作成した。同様に、オリゴヌクレオシド・ホスホロチオエート
以外のキャップド改変オリゴヌクレオチドを同様に作成し、その際キャッピング
手順に適する合成手順を5mgのCPG−結合オリゴヌクレオシドH−ホスホネ
ートを40μlの二硫化炭素/ピリジン/トリエチルmg1アメルシャム社、ア
ーリントンハイツ、イリノイ州)の混合物で酸化させた。30分間の後、同じ溶
剤混液における100μlの冷S8を添加し、反応を60分間にわたり継続させ
た。この溶液を除去し、支持体を500μlの二硫化炭素で3回および700μ
mのアセトニトリルで3回洗浄した。生成物を濃アンモニア中で55℃にて14
時間にわたり保護解除し、蒸発させ、次いでSep paK (登録商標)01
8カラム(ウォータース社、ミルホード、MA)を用いて脱塩した。得られた生
成物をPAGE (20%ポリアクリルアミド、7M尿素)によって精製した。
適するバンドをUV陰影下で切m/μモルもしくは440nCi/μgであった
。
他の改変オリゴヌクレオチドは、H3もしくはCI4を標識として用いる標準的
手順にしたがって標識すること8μgの358−標識オリゴヌクレオシド・ホス
ホロチオエート(キャソプドもしくはアンキャップド、比活性1.3mC1/m
g)を50μlのサル血清と共に37℃で培養した。種々の時点て1部を抜取り
、0.5%SD S 、10 m M N a C+ 、 20 m M )リ
ス・C1(pH7,6) 、10mM EDTA中でプロテナーゼK(最終濃度
2 m g / m 1 )により37℃にて1時間処理し、次いてフェノール
−クロロホルムで抽出し、さらにエタノール沈殿させた。次いてオリゴヌクレオ
チドを回収してPAGE (20%ポリアクリルアミド/7M尿素)により分析
し、次いで放射能写真技術にかけた。
結果を第3図に示す。アンキャップドおよび5′−キャップドオリゴヌクレオシ
ド・ホスホロチオエートは24時間以内に著しく減成した。これに対し、3′−
キャップドおよび3’、5’ −キャップドオリゴヌクレオシド・ホスホロチオ
エートは24時間後に安定であった。
これは、サル血清における減成が主として3′エキソヌクレアーゼに基づくこと
を示す。ラダー形成は、顕著なレベルの核内分解活性が存在しないことを示す。
H3もしくはC14−標識オリゴヌクレオチドを用いた場合、適する増大蛍光団
を用いて放射能写真技術を行った。
実施例5
尿分析により評価されるインビボ
オリゴヌクレオチド安定性
雄CDC2F1マウス(平均体重20g)を、200μmの生理食塩水に溶解さ
れた30mg/kg量のオリゴヌクレオチドを静脈内もしくは腹腔内注射して処
理した。各キャップドもしくはアンキャ・ンブトオリコ゛ヌクレオチドを3匹の
マウスに投与した。各動物から投与後の24時間まで別々に尿を集め、次いて実
施例4におけると同様に抽出し、放射能につき分析した。さらに籠を濯いて放射
能を測定し、採取できなかった尿量を計算した。
分析はPAGE (20%ポリアクリルアミド、7M尿素)により行い、次いて
放射能写真技術にかけた。結果を下表1に示す。
投与してから24時間後、オリゴヌクレオシド・ホスホロチオエートの約30%
がキャップドであってもアンキャップドであっても排泄された。排泄されたアン
キャップドおよび5′−キャップドオリゴヌクレオシド・ホスホロチオエートは
第4図に示すように著しく減成した。
これに対し、排泄された3′−キャ・ノブドおよび3′。
5′−キャップドオリゴヌクレオシド・ホスホロチオエートは実質的に減成を示
さなかった。このことは、尿中に排泄されるオリゴヌクレオシド・ホスホロチオ
エートのインビボ減成が3′ −エキソヌクレアーゼ活性により媒介され、これ
はキャップがオリゴヌクレオチドの3′ヒドロキシル基に付加して抑制しうるこ
とを示す。
第1表
マウスにおけるオリゴヌクレオチドの尿排泄本静脈内投与
マウス オリゴ 投与量 回収量%
1 アンキャップド 8.61 18.7 g、48 27.22 アンキャッ
プド 8.61 2[i、4 g、55 35.03 アンキャップド 8.8
1 22.5 3.08 25.645′ −キャップド 9.39 22.2
3.91 2[1,155′ −キャップド 9.39 18.4 8.42
24.865′ −キャップド 9.39 11.4 +1.9 23.37
3′ −キャップド 4.99 25.9 5.75 31.783′ −キャ
ップド 4.99 18.1 7.70 25.893′ −キャップド 4.
99 23.3 4.89 28.210 3’、5’ 6.47 17.8
8J8 26.0−キャップド
11 3’、5’ 6.47 22.1 7.59 29.7−キヤツブド
12 3’、5’ 6.47 12.7 +0.70 23.4−キャップド
実施例6
実施例5の尿オリゴヌクレオチド分析に続き、各動物を殺して解剖し、全器官を
副出した。各器官をホモゲナイズし、緩衝液中に溶解させ、放射能につき分析し
た。
オリゴヌクレオチドの生物分布を下表2に示す。試験した全種類のキャップドお
よびアンキャップドオリゴヌクレオシド・ホスホロチオエートは、投与してから
24時間後における各器官の大部分の組織にて生物利用性であった。各組織にお
けるオリゴヌクレオシド・ホスホロチオエートの濃度は、キャップの存在、不存
在もしくは位置に無関係であった。オリゴヌクレオチド濃度は腎臓にて最高であ
ったが、オリゴヌクレオチドの全重量は肝臓にて最高であった。
第2表
マウスにおけるオリゴヌクレオチドの組織レベル(投与後24時間)*
(オリゴヌクレオチドμg当量/組織g)アンキャップド 5’−3’−3′、
5’−組織 キャップド キャップド キャップド腎臓 195.00 230
.00 1g4.67 200.33肝臓 27.33 43.60 34.9
3 37.70大腸 15.03 21.03 19.50 23.32小腸
1.0.88 14.20 12.87 12.91胃 6.28 7.26
8.59 7.59牌臓 6.03 +、2.40 9.41 13.13心臓
4.113 7.02 5.23 6.31肺 3,81 5.41 4.3
3 5.90筋肉 3.29 4.38 3.39 4.61血漿 2゜85
1.98 3.16 1.70翠丸 1.64 2.14 1.5B 1.73
脳 0.27 0.2B 0.34 0.23*−30mgオリゴヌクレオチド
/kg体重、静脈内。
実施例7
実施例6からのホモゲナイズした腎臓もしくは組織を、抽出緩衝液(0,5%S
DS、1.0mM NaCl、20mM)リス・HCI (pH7,6)、10
mM EDTA)中でプロテナーゼK(2mg/m+の最終濃度)により37℃
にて2時間処理した。次いで試料をフェノール−クロロホルムで2回およびクロ
ロホルムで1回抽出し、次いでエタノール沈殿させた。オリゴヌクレオチドを回
収し、PAGE (20%ポリアクリルアミド、7M尿素)で分画した。次いて
ゲルを10%酢酸、10%メタノールにて固定し、放射能写真技術にかけた。結
果を腎臓につき第5図に示す。腎臓組織からアンキャップドオリゴヌクレオシド
・ホスホロチオエートは約50%まて減成し、より遅い移動バンド(長さ2〜2
3ヌクレオチド)も検出された。すなわちアンキャップドオリゴヌクレオシド・
ホスホロチオエートの減成および拡大の両者が腎臓で生ずる。5′−キャップド
オリゴヌクレオシト・ホスホロチオエートはほぼ同一の結果を与えた。
これに対し、生物利用性オリゴヌクレオチドの大部分は、3′−キャップドもし
くは3’、5’ −キャップドオリゴヌクレオシドを用いた際は減成されず、い
ずれも何ら拡大の徴候を示さなかった。第6図に示したように、肝臓についても
同様な結果が得られた。3′ もしくは3′。
5′ −キャップドオリゴヌクレオシド・ホスホロチオエ−トの拡大は小腸にお
いても観察されなかった。
跡9!可ネベ巨回隔〜込盈を司 アンキャップドX−レ回猷工9!1■Jψ不〜
寸回司 5′−キャップド区ψ頭戸ネに頁回範N込べ国司−X 3’−キャップ
ド×−区車!q坏メ巨!頃々込恒覆司−X 3’、5’−キャップド$
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ρCT/US 92103867
フロントページの続き
(72)発明者 テンサマニ、 ジャマルアメリカ合衆国 01545 マサチ
ューセッツ州 シュルーズベリー ナンバー7 グラフトン ストリート 1
(72)発明者 タン、ジンーヤン
アメリカ合衆国 06104 マサチューセッツ州 ワーセスター ナンバー2
エル ウェルズ ストリート 16
Claims (10)
- 1.1個もしくはそれ以上のヌクレオシド間の結合が人工結合であり、さらにオ リゴヌクレオチドが3′ヒドロキシルにキャップ構造を有し、これによりオリゴ ヌクレオチドがインビボ核分解滅成に対し耐性であることを特徴とするオリゴヌ クレオチド。
- 2.人工結合である1個もしくはそれ以上のヌクレオシド間の結合がホスホロチ オエート、メチルホスホネート、スルホン、サルフェート、ケチル、ホスホロジ チオエート、ホスホルアミデート、ホスフェートエステル、架橋ホスホルアミデ ートおよび架橋ホスホロチオエートよりなる群から選択される請求の範囲第1項 に記載のオリゴヌクレオチド。
- 3.キャップ構造がN−Fmoc−O′−DMTr−3−アミノ−1,2−プロ パンジオールおよび第2図に示した構造よりなる群から選択される請求の範囲第 1項に記載のオリゴヌクレオチド。
- 4.生理学上許容しうるキャリヤにおける請求の範囲第1項に記載のオリゴヌク レオチドからなる治療組成物。
- 5.生理学上許容しうるキャリヤにおける請求の範囲第2項に記載のオリゴヌク レオチドからなる治療組成物。
- 6.生理学上許容しうるキャリヤにおける請求の範囲第3項に記載のオリゴヌク レオチドからなる治療組成物。
- 7.請求の範囲第4項に記載の治療組成物を投与することを特徴とするウィルス に感染した哺乳動物の処置方法。
- 8.請求の範囲第5項に記載の治療組成物を投与することを特徴とするウィルス に感染した哺乳動物の処置方法。
- 9.請求の範囲第6項に記載の治療組成物を投与することを特徴とするウィルス に感染した哺乳動物の処置方法。
- 10.請求の範囲第4項に記載の治療組成物を投与することを特徴とする遺伝子 発現の障害を有する哺乳動物の処置方法。
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