JPH07500522A - コンドームの安全および保護用固定円板と、かかる円板を備えたコンドーム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 コンドームの安全および保護用固定円板と、かかる円板を備えたコンドーム 本発明は、コンドームの安全および保護用固定円板、前記円板の周縁は皮膜の巻 縁の下に導入され、前記円板は皮膜の上端外側に配置される、に関するものであ る。

かかる円板を備えたコンドームは、１９９０年５月１４日付のバブレドによるフ ランス特許出願第９０−０５９９４号に開示されている。これは本質的には平ら な円板を論議対象としている。その目的は、ユーザが予防具を過って間違った向 きに装着するのを防止することである。かかる円板の目的は、過った向きに装着 したために、最初の試みで、予防具の普通は外側にくるはずの先端部を陰茎亀頭 に接触させてしまった後に、正しい向きでコンドームを装着するときに、ユーザ の病原菌が彼の相手に感染するのを防止することでもある。従って、このタイプ の円板には二つの機能がある：　それが安全および保護用円板である。

本発明の目的は、特に、ユーザの介入を全く要せずに極めて容品に円板が排出さ れ、この排出は所定位置への装着のごく初期に自動的に発生するのでありながら 、コンドーム縁部におけるディスクの保持を、装着直前の瞬間まで更に確実なも のにすることによって、かかる円板を改善することである。

このため、本発明は、前記突縁面よりも上に突出する突起を外向きに設けた円板 部分を前記突縁が囲むことを特徴とするコンドームの保護用固定円板、前記円板 の周縁には皮膜巻縁の下にかみあわせられるようにデザインされた平らな突縁が 設けられ、前記円板は前記皮膜の上端外側に配置される、に関する。

この突起は、突縁と共に、皮膜縁部における円板の心合わせならびに位置決めに 貢献する。突縁面に関して外側に突出するこの突起によって、ユーザは暗がりの 中でも、コンドームを正しい向きに持っているがどうが、または、所定位置に装 着する前に裏返さなくてはならないかどうかを、触って即座に確認することもで きる。

円板の突起は、同機能を満足できるのであれば、あらゆる可能形状をとることが できる。前記突起は、特に、縁部の側方裏当てを形成する裾部、この裾部は例え ば高の突起は、外向きのフード凸部、即ち、球または同様な形状を有する一種の ドームから構成されることもあり、その基部は突縁に連続している。円板の突起 は、前記裾部と前記凸フードの両方から構成することもでき、そのような場合、 裾部の基部にその周縁が適宜に連続されているフードは、基本的には裾部と同じ 高さ、あるいはこれよりわずかに高くすることができるため、このような場合、 フードは裾部の縁部よりわずかに上に突出するようなので、装着の正しい向きを ユーザが触って確認するのを助けることに貢献できる。

突縁、即ち、前記突起の全周に広がる円板の平坦部に関して言えば、梱包内で偶 然に、あるいは、陰茎に挿入するほんの直前に時期尚早に円板がコンドームから 脱落するといった危険が円盤にないように、突縁は、コンドームの縁部の下に十 分に円板を挿入できるだけの幅と形状を有する。このため、突縁の幅は約１．２ −２．５ｍｍにすることも出来るが、これらの値は一指示値として示されたもの に過ぎない。

現行事例のはとんとかそうであるように、円板が平面図で円形形状である場合に は、裾部も円形形状を有するので、やはり円形形状である突縁は一定の幅を有す る。

この突縁は、連続的なものであってもよいし、非連続なものであってもよい。そ の場合は、例えば、裾部外周に等しく離間された、いわゆる小さな放射状の突起 の、一連の点から構成することもできる。

本発明の一実施例を、添付図面の図を参照して、非限定例によって説明する。

一層１は、本発明による固定円板を備えた、巻いであるコンドームの軸方向断面 図である。

−図２の上部はディスクのみの形状を平面図で示したものであり、この図の下部 は突縁の形状の変更態様である。

一層３は、円板の縮小斜視図である。

各図にて、安全および保護用固定円板の突縁は１、側方裏当て裾部は２、凸フー ドは３で参照される。本例では円板の形は円形であるので、裾部２は筒状である と理解され、凸フードまたはドーム３は球または同様の形状である。円板はコン ドームＰの縁部Ｂに確実に保持されるが、突縁１によって縁部の下側に、裾部２ によって縁部に対して側方から支えられる。この例では、コンドームＰが精子溜 Ｒを備えていることが前提とされている。

この精子溜は、ドーム３の内側に容易に収容されることが分かる。

図２の上部は、円形形状で一定幅の突縁１を示す。この図の下部には、突縁を、 裾部２のまわりに等しく離間された一連の点４という形態にする可能態様が示さ れている。

突縁１ならびに裾部２の外径は、勿論、裾部外径を縁部内径よりもわずかに大き くするために、普通寸法のコンドームの縁部Ｂの内径を考慮することによって決 定されるので、コンドームは、円板を所定位置にセットする作業によって半径方 向にわずかに引き伸ばされるが、それは、円板の支持部分が優れていることを前 提としている。従って、裾部２の通常外径は、突縁１の径が約３１から３２ｍｍ のときに約２８ｍｍとなるが、繰り返して言うが、この値は単に一指示値として 示されたものに過ｍにしてもよい。

凸フード３は、通常は球状であり、いずれかの裾部２に適した湾曲の半径を有す る。例えば、２６ｍｍから３０ｍｍのあいだの外径を有する裾部の場合、それ故 、突縁１の半径は約３０から３５ｍｍのあいだから成るのであるが、フード３の 湾曲半径は約２０から２５ｍｍとなる。

かかる球状フード３の利点は、前述の通り、陰茎にコンドームを挿入する前にコ ンドームを向けるべき方向をユーザが一層容易に確認できるようにした点である ；円板のフードの凹面が亀頭を覆うようにユーザが装着することは明らかである 。この動作は、迅速にごく自然になるので、特に注意を要せずに、反射作用によ るかのように行われる。円板の排出も、陰茎に沿って縁部Ｂを下げることによっ て、コンドームを通常の方法で所定の位置に装着するだけで、特に介在を要せず に自然に発生することも理解されたい。安全および保護という役割を果たした円 板は、コンドームを広げ始めると自動的に排出されるのである。

本発明による円板は、大量生産で製造者が容易に位置決めできるという利益も提 供する。円板は、コンドームを補強することによって、コンドームを四角い密封 ポケットあるいは他の形状に構成する際に、コンドームを包装し、ならびに梱包 内にそれらを保持するのを更に容易にする。

円板を構成する材料は、好ましくは食物性品質のポリエチレン、または他のすべ ての便宜な合成材料である。

Claims (12)

【特許請求の範囲】
1. １．皮膜の巻縁の下にかみあわせられるようにデザインされた平らな突縁を周縁 に設けた、コンドームの保護用固定円板において、前記円板は前記皮膜の上端外 側に配置され、前記突縁は、前記突縁面よりも突出する突起を外向きに設けた円 板部分を囲むことを特徴とする、前記円板。
2. ２．前記突起は、前記縁部の側方裏当てを形成する裾部から成ることを特徴とす る、コンドームの安全および保護用固定円板。
3. ３．前記裾部の高さは約４−５ｍｍであり、その外径は２６から３０ｍｍのあい だで構成されることを特徴とする、コンドームの安全および保護用固定円板。
4. ４．前記突起は、外向きに凸状であるドームから成ることをと特徴とする、コン ドームの安全および保証用固定円板。
5. ５．凸ドームの高さは、実際的には、前記裾部の高さと等しいまたはわずかに高 いことを特徴とする、コンドームの安全および保護用固定円板。
6. ６．前記凸ドームの周縁は、前記裾部の基部に連続していることを特徴とする、 コンドームの安全および保護用固定円板。
7. ７．前記突縁の幅は約１．２から２．５ｍｍであることを特徴とする、コンドー ムの安全および保護用固定円板。
8. ８．前記突縁は円形形状であり、その直径は約３０〜３５ｍｍであることを特徴 とする、コンドームの安全および保護用固定円板
9. ９．前記突縁は、一連の点という形態をとることを特徴とする、コンドームの安 全および保護用固定円板。
10. １０．前記凸ドームは球形形状であり、その湾曲半径は約２０〜２５ｍｍである ことを特徴とする、コンドームの安全および保護用固定円板。
11. １１．前記円板は、食物品質のポリエチレンから作られることを特徴とする、コ ンドームの安全および保護用固定円板。
12. １２．前記請求項のいずれか一項による円板が装備されたコンドーム。