JPH0749714Y2 - 回路遮断器の電磁式引外し装置 - Google Patents
回路遮断器の電磁式引外し装置Info
- Publication number
- JPH0749714Y2 JPH0749714Y2 JP1990059207U JP5920790U JPH0749714Y2 JP H0749714 Y2 JPH0749714 Y2 JP H0749714Y2 JP 1990059207 U JP1990059207 U JP 1990059207U JP 5920790 U JP5920790 U JP 5920790U JP H0749714 Y2 JPH0749714 Y2 JP H0749714Y2
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- JP
- Japan
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- conductor
- iron piece
- iron core
- movable iron
- fixed iron
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Description
【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、主回路に短絡電流のような大電流が流れたと
きに瞬時に引外し動作を行なわせるための回路遮断器の
電磁式引外し装置に関する。
きに瞬時に引外し動作を行なわせるための回路遮断器の
電磁式引外し装置に関する。
(従来の技術) 従来より回路遮断器においては、主回路に短絡電流のよ
うな大電流が流れたときに瞬時に引外し動作を行なわせ
るための引外し装置として電磁式の引外し装置が使用さ
れている。
うな大電流が流れたときに瞬時に引外し動作を行なわせ
るための引外し装置として電磁式の引外し装置が使用さ
れている。
従来の電磁式引外し装置を備えた回路遮断器の具体的構
成を第4図及び第5図に示す。1は回路遮断器の本体ケ
ース、2は操作ハンドル、3は固定接触子、4はクロス
バー5に支持された可動接触子、6はこの可動接触子4
を固定接触子3に対し接離させるための開閉機構であ
る。7は本体ケース1内に配設されたユニットケース
で、これに熱動式引外し装置8と電磁式引外し装置9と
がユニット化されて収納されている。
成を第4図及び第5図に示す。1は回路遮断器の本体ケ
ース、2は操作ハンドル、3は固定接触子、4はクロス
バー5に支持された可動接触子、6はこの可動接触子4
を固定接触子3に対し接離させるための開閉機構であ
る。7は本体ケース1内に配設されたユニットケース
で、これに熱動式引外し装置8と電磁式引外し装置9と
がユニット化されて収納されている。
10はユニットケース7を貫通するように設けられた導体
で、図中左側の端子接続部10aの左端部には図示しない
負荷側端子が接続され、右側の可動接触子接続部10bの
右端部は可撓導体11を介して可動接触子4と接続され、
以て主回路に接続されるようになっている。この導体10
の途中部には逆U字状の屈曲部10cが形成されている。1
2は軸部12aを中心に回動可能に支持されたトリップ杆で
あり、このトリップ杆12の右端部の係止部12bが前記開
閉機構6におけるラッチ13の左端部13aに係止された状
態では、可動接触子4が固定接触子3に接触した状態が
保たれている。
で、図中左側の端子接続部10aの左端部には図示しない
負荷側端子が接続され、右側の可動接触子接続部10bの
右端部は可撓導体11を介して可動接触子4と接続され、
以て主回路に接続されるようになっている。この導体10
の途中部には逆U字状の屈曲部10cが形成されている。1
2は軸部12aを中心に回動可能に支持されたトリップ杆で
あり、このトリップ杆12の右端部の係止部12bが前記開
閉機構6におけるラッチ13の左端部13aに係止された状
態では、可動接触子4が固定接触子3に接触した状態が
保たれている。
14は熱動式引外し装置8のバイメタルで、下端部が上記
屈曲部10cにおける右側の立上がり部10dに沿って設けら
れており、先端部に調節ねじ14aが螺着されている。而
して、熱動式引外し装置8は、導体10に過負荷電流が流
れると、その導体10の発熱によりバイメタル14の先端部
が矢印A方向に彎曲変形し、調節ねじ14aの先端部によ
りトリップ杆12を矢印B方向へ回動させて係止部12bの
ラッチ13に対する係止を外すことにより、開閉機構6を
引外し動作させて可動接触子4を固定接触子3から離間
させるようになっている。
屈曲部10cにおける右側の立上がり部10dに沿って設けら
れており、先端部に調節ねじ14aが螺着されている。而
して、熱動式引外し装置8は、導体10に過負荷電流が流
れると、その導体10の発熱によりバイメタル14の先端部
が矢印A方向に彎曲変形し、調節ねじ14aの先端部によ
りトリップ杆12を矢印B方向へ回動させて係止部12bの
ラッチ13に対する係止を外すことにより、開閉機構6を
引外し動作させて可動接触子4を固定接触子3から離間
させるようになっている。
一方、15は電磁式引外し装置9の固定鉄心で、上記導体
10における屈曲部10cの左側の立上がり部10eに配置され
ている。16は可動鉄片で、一端部の支持部16aがフレー
ム17の側面に回動可能に支持され、先端部が固定鉄心15
に対向するように設けられている。18は可動鉄片16の中
間部とフレーム17との間に設けられた引張コイルばねか
ら成るばね部材で、可動鉄片16をこれの先端部が固定鉄
心15と所定の間隔を存するように保持している。而し
て、電磁式引外し装置9は、導体10に短絡電流のような
大電流が流れたときに、固定鉄心15の磁気吸引力により
可動鉄片16の先端部を吸引して矢印C方向へ回動させ、
その回動鉄片16によりトリップ杆12を矢印B方向へ回動
させて係止部12bのラッチ13に対する係止を外し、以て
瞬時に開閉機構6を引外し動作させるようになってい
る。
10における屈曲部10cの左側の立上がり部10eに配置され
ている。16は可動鉄片で、一端部の支持部16aがフレー
ム17の側面に回動可能に支持され、先端部が固定鉄心15
に対向するように設けられている。18は可動鉄片16の中
間部とフレーム17との間に設けられた引張コイルばねか
ら成るばね部材で、可動鉄片16をこれの先端部が固定鉄
心15と所定の間隔を存するように保持している。而し
て、電磁式引外し装置9は、導体10に短絡電流のような
大電流が流れたときに、固定鉄心15の磁気吸引力により
可動鉄片16の先端部を吸引して矢印C方向へ回動させ、
その回動鉄片16によりトリップ杆12を矢印B方向へ回動
させて係止部12bのラッチ13に対する係止を外し、以て
瞬時に開閉機構6を引外し動作させるようになってい
る。
(考案が解決しようとする課題) 上記構成の電磁式引外し装置9においては、導体10を流
れる電流が瞬時引外し領域の中でも比較的低い電流値に
対しては支障なく動作するものであるが、短絡電流のよ
うな大電流が流れた場合には、可動鉄片16の回動が遅れ
て引外し動作が遅れたり、可動鉄片16がトリップ杆12に
当接するまで回動せず引外し動作が行なわれなかったり
することがある。これは次のような理由による。
れる電流が瞬時引外し領域の中でも比較的低い電流値に
対しては支障なく動作するものであるが、短絡電流のよ
うな大電流が流れた場合には、可動鉄片16の回動が遅れ
て引外し動作が遅れたり、可動鉄片16がトリップ杆12に
当接するまで回動せず引外し動作が行なわれなかったり
することがある。これは次のような理由による。
即ち、導体10に電流が流れると、第5図に示すように、
可動鉄片16は、固定鉄心15から磁気吸引力を受けると共
に、導体10における端子接続部10aからも磁気吸引力を
受けることになる。ここで、導体10を流れる電流が瞬時
引外し領域の中でも比較的低い電流値の場合には、固定
鉄心15による磁気吸引力が導体10の端子接続部10aによ
る磁気吸引力よりもはるかに大きいため、可動鉄片16は
固定鉄心15に接触するまで回動し、トリップ杆12を回動
させて引外し動作が行なわれる。ところが、導体10に短
絡電流のような大電流が流れた場合には、その電流の増
加に伴って端子接続部10aによる磁気吸引力は大きくな
るが、固定鉄心15による磁気吸引力は、固定鉄心15が磁
気飽和してしまうことにより、一定以上は大きくならな
い。このため、可動鉄片16の固定鉄心15側への回動が遅
れたり、最悪の場合には可動鉄片16がトリップ杆12を回
動させるまで回動されず、引外し動作が行なわれなかっ
たりするという問題が生ずる。
可動鉄片16は、固定鉄心15から磁気吸引力を受けると共
に、導体10における端子接続部10aからも磁気吸引力を
受けることになる。ここで、導体10を流れる電流が瞬時
引外し領域の中でも比較的低い電流値の場合には、固定
鉄心15による磁気吸引力が導体10の端子接続部10aによ
る磁気吸引力よりもはるかに大きいため、可動鉄片16は
固定鉄心15に接触するまで回動し、トリップ杆12を回動
させて引外し動作が行なわれる。ところが、導体10に短
絡電流のような大電流が流れた場合には、その電流の増
加に伴って端子接続部10aによる磁気吸引力は大きくな
るが、固定鉄心15による磁気吸引力は、固定鉄心15が磁
気飽和してしまうことにより、一定以上は大きくならな
い。このため、可動鉄片16の固定鉄心15側への回動が遅
れたり、最悪の場合には可動鉄片16がトリップ杆12を回
動させるまで回動されず、引外し動作が行なわれなかっ
たりするという問題が生ずる。
そこで、本考案の目的は、主回路に瞬時引外し領域の電
流が流れた場合には、確実に引外し動作を行なわせるこ
とできる回路遮断器の電磁式引外し装置を提供するにあ
る。
流が流れた場合には、確実に引外し動作を行なわせるこ
とできる回路遮断器の電磁式引外し装置を提供するにあ
る。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案は、回路遮断器の主回路に接続され端子接続部と
立上がり部とから成るL字状部分を有した導体と、この
導体の前記立上がり部に配置された固定鉄心と、一端部
が回動可能に支持され先端部が前記固定鉄心と対向する
ように設けられ前記導体に大電流が流れたときに先端部
が前記固定鉄心に吸引されて回動変位することによりト
リップ杆を介し引外し動作を行わせる可動鉄片と、この
可動鉄片をこれの先端部が前記固定鉄心から離間する状
態に保持するばね部材とを具備したものにおいて、前記
導体の端子接続部側で且つ前記可動鉄片の先端部に臨む
側に磁気遮蔽板を設けたところに特徴を有する。
立上がり部とから成るL字状部分を有した導体と、この
導体の前記立上がり部に配置された固定鉄心と、一端部
が回動可能に支持され先端部が前記固定鉄心と対向する
ように設けられ前記導体に大電流が流れたときに先端部
が前記固定鉄心に吸引されて回動変位することによりト
リップ杆を介し引外し動作を行わせる可動鉄片と、この
可動鉄片をこれの先端部が前記固定鉄心から離間する状
態に保持するばね部材とを具備したものにおいて、前記
導体の端子接続部側で且つ前記可動鉄片の先端部に臨む
側に磁気遮蔽板を設けたところに特徴を有する。
(作用) 導体に大電流が流れた場合、導体における端子接続部の
回りに生ずる磁束が磁気遮蔽板を通るようになるため、
可動鉄片に対する端子接続部による磁気吸引力は殆ど作
用しなくなる。従って、導体に短絡電流のような大電流
が流れた場合には、固定鉄心による磁気吸引力により可
動鉄片を確実に回動させることができ、確実な引外し動
作を行なうことができる。
回りに生ずる磁束が磁気遮蔽板を通るようになるため、
可動鉄片に対する端子接続部による磁気吸引力は殆ど作
用しなくなる。従って、導体に短絡電流のような大電流
が流れた場合には、固定鉄心による磁気吸引力により可
動鉄片を確実に回動させることができ、確実な引外し動
作を行なうことができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例につき第1図及び第2図を参照
して説明する。但し、従来構成と同一の部分には同一の
符号を付して詳細な説明は省略する。
して説明する。但し、従来構成と同一の部分には同一の
符号を付して詳細な説明は省略する。
即ち、1は回路遮断器の本体ケース、2は操作ハンド
ル、3は固定接触子、4は可動接触子、5はクロスバ
ー、6は開閉機構である。7は本体ケース1内に配設さ
れたユニットケースで、8は熱動式引外し装置、9は電
磁式引外し装置である。10はユニットケース7を貫通す
るように設けられた導体、11は可撓導体、12はトリップ
杆、13はラッチ、14はバイメタル、15は固定鉄心、16は
可動鉄片、17はフレーム、18はばね部材である。
ル、3は固定接触子、4は可動接触子、5はクロスバ
ー、6は開閉機構である。7は本体ケース1内に配設さ
れたユニットケースで、8は熱動式引外し装置、9は電
磁式引外し装置である。10はユニットケース7を貫通す
るように設けられた導体、11は可撓導体、12はトリップ
杆、13はラッチ、14はバイメタル、15は固定鉄心、16は
可動鉄片、17はフレーム、18はばね部材である。
上記導体10は、図中左側の端子接続部10aの左端部には
図示しない負荷側端子が接続され、右側の可動接触子接
続部10bの右端部は可撓導体11を介して可動接触子4と
接続され、以て回路遮断器の主回路に接続されている。
この導体10の途中部には逆U字状の屈曲部10cが形成さ
れており、端子接続部10aと屈曲部10cの左側の立上がり
部10eとによりL字状部分が形成されている。そして、
屈曲部10cの右側の立上がり部10dには上記バイメタル14
の嵌部が配置され、屈曲部10cの左側の立上がり部10eに
は固定鉄心15が配置されている。可動鉄片16は、一端部
の支持部16aがフレーム17に回動可能に支持され、下端
側の先端部が固定鉄心15の左側面に対向するように設け
られており、引張コイルばねから成るばね部材18により
先端部が固定鉄心15から離間する状態に保持されてい
る。
図示しない負荷側端子が接続され、右側の可動接触子接
続部10bの右端部は可撓導体11を介して可動接触子4と
接続され、以て回路遮断器の主回路に接続されている。
この導体10の途中部には逆U字状の屈曲部10cが形成さ
れており、端子接続部10aと屈曲部10cの左側の立上がり
部10eとによりL字状部分が形成されている。そして、
屈曲部10cの右側の立上がり部10dには上記バイメタル14
の嵌部が配置され、屈曲部10cの左側の立上がり部10eに
は固定鉄心15が配置されている。可動鉄片16は、一端部
の支持部16aがフレーム17に回動可能に支持され、下端
側の先端部が固定鉄心15の左側面に対向するように設け
られており、引張コイルばねから成るばね部材18により
先端部が固定鉄心15から離間する状態に保持されてい
る。
さて、19は磁性体製の磁気遮蔽板であり、導体10におけ
る端子接続部10aの図中上面側、即ち可動鉄片16の先端
部に臨む側にねじ20により取り付けている。この場合、
磁気遮蔽板19は、可動鉄片16の先端部と対応する部位を
境として固定鉄心15側と固定鉄心15とは反対側とに跨が
って配置されている。
る端子接続部10aの図中上面側、即ち可動鉄片16の先端
部に臨む側にねじ20により取り付けている。この場合、
磁気遮蔽板19は、可動鉄片16の先端部と対応する部位を
境として固定鉄心15側と固定鉄心15とは反対側とに跨が
って配置されている。
而して、上記構成において、導体10に短絡電流のような
大電流が流れた場合、可動鉄片16には、固定鉄心15によ
る磁気吸引力により矢印C方向へ回動させる吸引力が作
用する。このとき、導体10における端子接続部10aの回
りにも磁界が生じるが、その磁束は磁気遮蔽板19を通る
ようになるため、端子接続10aによる磁気吸引力は可動
鉄片16には殆ど作用しなくなる。従って、導体10に瞬時
引外し領域の大電流が流れた場合には、固定鉄心15によ
る磁気吸引力により可動鉄片16を矢印C方向へ確実に回
動させるようになり、その可動鉄片16によりトリップ杆
12を矢印B方向へ回動させ、以て瞬時に開閉機構6の引
外し動作を行なわせることができる。
大電流が流れた場合、可動鉄片16には、固定鉄心15によ
る磁気吸引力により矢印C方向へ回動させる吸引力が作
用する。このとき、導体10における端子接続部10aの回
りにも磁界が生じるが、その磁束は磁気遮蔽板19を通る
ようになるため、端子接続10aによる磁気吸引力は可動
鉄片16には殆ど作用しなくなる。従って、導体10に瞬時
引外し領域の大電流が流れた場合には、固定鉄心15によ
る磁気吸引力により可動鉄片16を矢印C方向へ確実に回
動させるようになり、その可動鉄片16によりトリップ杆
12を矢印B方向へ回動させ、以て瞬時に開閉機構6の引
外し動作を行なわせることができる。
第3図は本考案の他の実施例を示したものである。この
実施例では、磁気遮蔽板21は、端子接続部10aの可動鉄
片16側において、可動鉄片16に対し固定鉄心15とは反対
側から可動鉄片16の先端部に対向するように、ユニット
ケース7の側面にねじ20により取り付けている。磁気遮
蔽板21をこのように配置した場合も、上記実施例と略同
様な作用効果を期待できる。
実施例では、磁気遮蔽板21は、端子接続部10aの可動鉄
片16側において、可動鉄片16に対し固定鉄心15とは反対
側から可動鉄片16の先端部に対向するように、ユニット
ケース7の側面にねじ20により取り付けている。磁気遮
蔽板21をこのように配置した場合も、上記実施例と略同
様な作用効果を期待できる。
[考案の効果] 以上の記述にて明らかなように、本考案によれば、導体
の端子接続側で且つ可動鉄片の先端部に臨む側に磁気遮
蔽板を設けたことにより、主回路に瞬時引外し領域の電
流が流れた場合には、可動鉄片を固定鉄心の磁気吸引力
により確実に回動させて、引外し動作を確実に行なわせ
ることできるという優れた効果を奏する。
の端子接続側で且つ可動鉄片の先端部に臨む側に磁気遮
蔽板を設けたことにより、主回路に瞬時引外し領域の電
流が流れた場合には、可動鉄片を固定鉄心の磁気吸引力
により確実に回動させて、引外し動作を確実に行なわせ
ることできるという優れた効果を奏する。
第1図は本考案の一実施例を示し、第1図は要部の拡大
縦断側面図、第2図は回路遮断器の縦断側面図である。
第3図は本考案の他の実施例を示した第1図相当図であ
る。そして、第4図及び第5図は従来構成を示し、第4
図は第2図相当図、第5図は可動鉄片に作用する磁気吸
引力を説明するための拡大側面図である。 図面中、1は本体ケース、6は開閉機構、7はユニット
ケース、8は熱動式引外し装置、9は電磁式引外し装
置、10は導体、10aは端子接続部、10cは屈曲部、10eは
立上がり部、12はトリップ杆、15は固定鉄心、16は可動
鉄片、18はばね部材、19,21は磁気遮蔽板を示す。
縦断側面図、第2図は回路遮断器の縦断側面図である。
第3図は本考案の他の実施例を示した第1図相当図であ
る。そして、第4図及び第5図は従来構成を示し、第4
図は第2図相当図、第5図は可動鉄片に作用する磁気吸
引力を説明するための拡大側面図である。 図面中、1は本体ケース、6は開閉機構、7はユニット
ケース、8は熱動式引外し装置、9は電磁式引外し装
置、10は導体、10aは端子接続部、10cは屈曲部、10eは
立上がり部、12はトリップ杆、15は固定鉄心、16は可動
鉄片、18はばね部材、19,21は磁気遮蔽板を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】回路遮断器の主回路に接続され端子接続部
と立上がり部とから成るL字状部分を有した導体と、こ
の導体の前記立上がり部に配置された固定鉄心と、一端
部が回動可能に支持されると共に先端部が前記固定鉄心
と対向するように設けられ前記導体に大電流が流れたと
きに先端部が前記固定鉄心に吸引されて回動変位するこ
とによりトリップ杆を介し引外し動作を行なわせる可動
鉄片と、この可動鉄片をこれの先端部が前記固定鉄心か
ら離間する状態に保持するばね部材とを具備したものに
おいて、前記導体の端子接続部側で且つ前記可動鉄片の
先端部に臨む側に磁気遮蔽板を設けたことを特徴とする
回路遮断器の電磁式引外し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990059207U JPH0749714Y2 (ja) | 1990-06-06 | 1990-06-06 | 回路遮断器の電磁式引外し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990059207U JPH0749714Y2 (ja) | 1990-06-06 | 1990-06-06 | 回路遮断器の電磁式引外し装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0418954U JPH0418954U (ja) | 1992-02-18 |
JPH0749714Y2 true JPH0749714Y2 (ja) | 1995-11-13 |
Family
ID=31585504
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990059207U Expired - Lifetime JPH0749714Y2 (ja) | 1990-06-06 | 1990-06-06 | 回路遮断器の電磁式引外し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0749714Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0614390Y2 (ja) * | 1987-02-20 | 1994-04-13 | 三菱電機株式会社 | 回路しや断器の電磁引き外し装置 |
-
1990
- 1990-06-06 JP JP1990059207U patent/JPH0749714Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0418954U (ja) | 1992-02-18 |
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