JPH0749698Y2 - 防水型スイッチ - Google Patents

防水型スイッチ

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JPH0749698Y2
JPH0749698Y2 JP1989095500U JP9550089U JPH0749698Y2 JP H0749698 Y2 JPH0749698 Y2 JP H0749698Y2 JP 1989095500 U JP1989095500 U JP 1989095500U JP 9550089 U JP9550089 U JP 9550089U JP H0749698 Y2 JPH0749698 Y2 JP H0749698Y2
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JP
Japan
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contact
frame
switch
rear end
fixed
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JP1989095500U
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JPH0335620U (ja
Inventor
春夫 木村
孝男 福井
Original Assignee
和泉電気株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、押ボタンスイッチ、セレクタスイッチに適用
される防水型スイッチに関する。
〈従来の技術〉 セレクタスイッチ、押ボタンスイッチ等の従来の接点部
は、通常はマイクロスイッチ、スナップ型スイッチが多
用されている。
〈考案が解決しようとする課題〉 ところで、最近では制御機器の用途の拡大に伴い、一つ
のスイッチで多くの接点仕様に対応できることが要求さ
れつつあるが、これを、接点部がマイクロスイッチ等で
構成されるスイッチで対応しようとすると、接点部の部
品交換をマイクロスイッチごと行う必要があり、また場
合によってはマイクロスイッチを保持する部品の交換も
必要となることから、その分解・組立作業が非常に煩雑
で多くの時間を要するとともに、交換部品の点数が多く
なってコスト高となるという問題が生じる。
なお、接点部にマイクロスイッチ等を使用したもので
は、上記したような接点構成の変更の場合に限られず、
生産時における接点部の組立作業性にも問題がある。
本考案はそのような事情に鑑みてなされたもので、接点
部の組立作業が簡単で、しかも接点構成の切替えを行う
際に、交換部品の点数が少なくて済み、かつその交換作
業が簡単な構造の新規な防水型スイッチの提供を目的と
する。
〈課題を解決するための手段〉 本考案の防水型スイッチは、筒形ハウジング内の前半部
に操作部が収納され、後半部に接点部が収納された装置
であって、その接点部が、上記筒形ハウジングの後縁内
面に嵌合してハウジング内を外部から封止する後端壁、
上記操作部と対向する中間壁、および上記両壁間を連結
する軸方向のガイドがプラスチックにより一体形成され
たフレームと、上記軸方向のガイドに沿って摺動し上記
操作部に当接する突出部を有し可動接点の設けられた両
翼が左右方向に張り出した橋絡片を備えた摺動部と、そ
の摺動部と上記フレームの後端壁の間に設けられたスプ
リングと、上記後端壁の前面および上記中間壁の後面の
上記可動接点と対応する位置に設けられた固定接点と、
上記摺動部を回転させた姿勢で上記両翼が通り抜ける上
記中間壁に形成された開口部とから構成されているとと
もに、上記フレームには、上記固定接点に対応する各位
置に、それぞれスリット状の溝が形成され、その溝への
接片の嵌め込みにより上記固定接点のフレームに対する
位置が固定されていることを特徴としている。
〈作用〉 復帰状態において、操作部からの押圧部材が前方へ退
き、接点部内のスプリングの復元力により摺動部が前方
の復帰位置にある。操作部のハンドルまたは押ボタンが
操作されると操作部の押圧部材が後方へ変位突出して摺
動部を後方へ変位させる。
ここで、摺動部は、例えば図5に示すように、これを90
°回転させた姿勢でその橋絡片を、フレーム中間壁に設
けた開口部から挿入したのち、90°回転させるといった
操作により、フレーム内の所定位置に配置することがで
きる。
また、固定接点は、フレームに形成したスリット状の溝
への接片の嵌め込みにより位置が固定されているので、
例えば、フレームの後端壁の前面または中間壁の後面に
位置する固定接点のいずれか一方を選択的に取り外すこ
とで、後端壁の前面及び中間壁の後面の双方に固定接点
がある場合に対し、他の2種の異なる接点構成を得るこ
とができる。
〈実施例〉 第1図に本考案を押ボタンスイッチに実施した例の縦断
面図を示す。
円筒形のハウジング1は、その前端にフランジ部2が形
成されるとともに、ハウジング1の外周に刻設されたお
ねじと係合するナット3により制御盤等のパネルに取付
けられる。ハウジング1の前半部には、軸方向に動く操
作部4が収納され、その頭部に押ボタン5が設けられ、
押ボタン5とフランジ部2の間に防水用ゴムパッキン6
が装着され、ハウジング1の内周に沿って復帰用スプリ
ング7が設けられている。
ハウジング1の後半部に、接点部8が収納されている。
実施例は、第4図に回路図で示す通り、2回路の切換ス
イッチを備えており、第2図の底面図に示す通り、後端
壁から外部へ6個の固定接点の接片9a,9b,9c,9a,9b,9c
が導出されている。
接点部8は、ハウジング1に嵌合される1個のフレーム
10、このフレーム10に保持された各固定接点9…9、並
びに、互いに対向する固定接点間を軸方向に運動する摺
動部17より構成されている。
第3図に接点部8の斜視図を示す。フレーム10は、ハウ
ジング1の後縁内面に嵌合してハウジング内を外部から
封止する後端壁11、操作部4と対向する中間壁12、摺動
部17の軸方向運動を規定するガイド13、2回路間を絶縁
する仕切壁14、およびソケット(図示せず)との接続を
規定するキー15がプラスチックにより一体形成された部
材であって、全体として円柱形をしている。ハウジング
1と後端壁11の嵌合部の間隙には接着性の封止剤が塗布
されて完全に封止される。
中間壁12には、摺動部17を支える半径方向の開孔部のほ
かに、これと直交するスリット形の開口部16が形成され
ている。このスリット形開口部16の長さは可動接点の橋
絡片20の全長よりもやや大きく、その幅は可動接点の厚
みよりもやや大きい。
摺動部17を支えるガイド13の左右両側は接点室であっ
て、この接点室内の軸方向の壁面に固定接点が配設され
る。a接点9aは後端壁11の内壁に設けられ、b接点9bは
中間壁12の内壁に設けられ、c接点9cは両内壁を導通す
るコ字形接片により形成される。
また、これらの接点のうち、接点9a,9bの各接片は、第
3図および第5図に示すように、フレーム10に形成され
たスリット状の溝24a,24bに、単に嵌め込むだけでフレ
ーム10に固定される。
摺動部17は、その前端に突出部18aが一体形成された摺
動子18と、可動接点19,19を両端にもつ導体より成り、
その両翼が摺動子の左右に張り出した橋絡片20と、この
橋絡片20を後方へ押圧する小さなスプリング21により構
成されており、フレームの後端壁11の間に設けられた圧
縮スプリング22により前方へ押圧されている。
この摺動部は、第5図に示すように、これを90°回転さ
せた姿勢で中間壁12の開口部から挿入したのち、90°回
転させることによりフレーム内に収められる。
第6図に本考案をセレクタスイッチに実施した例を示
す。フランジ部2の内部に設けられた回動ストッパによ
り規制される範囲内で頭部の操作ハンドル23が回動し、
回動運動を軸方向の往復運動に変換するカム機構により
操作部後端に設けられた操作片が軸方向に変位する。こ
の実施例における接点部8は前述と同じものが使用され
る。
本考案の接点部の回路構成は、仕様に応じて変えること
ができる。また、2回路構成に限らず、1回路または3
回路以上に構成することができる。
〈考案の効果〉 以上説明したように、本発明の防水型スイッチによれ
ば、フレームを一体形成品とし、そのフレームの中間壁
に、摺動部の可動接点(橋絡片の両翼)が通り抜けるこ
とのできる開口部を設けているので、接点部を組み立て
る際には、摺動部をフレームの開口部から挿入して回転
させる等の操作を行うだけでよく、その組立作業が簡単
になる。
また、フレームの固定接点を対応する各位置にスリット
状の溝を設け、その溝に固定接点の接片を嵌め込むこと
により、固定接点の位置を固定しているので、フレーム
に組み込む固定接点を入れ替えるだけで、他の構成部品
は何ら替えることなく、接点構成を簡単かつ短時間で変
更することができ、これにより共通のフレーム部材を用
いて多くの接点仕様に対向することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す縦断面図、 第2図は、上記実施例の底面図、 第3図は、接点部8の斜視図、 第4図は、その接点部8の回路図、 第5図は、接点部8の組立工程の説明図、 第6図は、本考案の他の実施例を示す縦断面図である。 1……ハウジング 2……フランジ部 3……ナット 4……操作部 5……押ボタン 8……接点部 9a,9b,9c……固定接点の接片 10……フレーム 11……後端壁 12……中間壁 13……ガイド 16……開口部 17……摺動部 18……摺動子 19……可動接点 20……橋絡片 22……スプリング

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒形ハウジング内の前半部に操作部が収納
    され、後半部に接点部が収納された装置であって、 その接点部が、 上記筒形ハウジングの後縁内面に嵌合してハウジング内
    を外部から封止する後端壁、上記操作部と対向する中間
    壁、および上記両壁間を連結する軸方向のガイドがプラ
    スチックにより一体形成されたフレームと、上記軸方向
    のガイドに沿って摺動し上記操作部に当接する突出部を
    有し可動接点の設けられた両翼が左右方向に張り出した
    橋絡片を備えた摺動部と、その摺動部と上記フレームの
    後端壁の間に設けられたスプリングと、上記後端壁の前
    面および上記中間壁の後面の上記可動接点と対応する位
    置に設けられた固定接点と、上記摺動部を回転させた姿
    勢で上記両翼が通り抜ける上記中間壁に形成された開口
    部とから構成されているとともに、上記フレームには、
    上記固定接点に対応する各位置に、それぞれスリット状
    の溝が形成され、その溝への接片の嵌め込みにより上記
    固定接点のフレームに対する位置が固定されていること
    を特徴とする防水型スイッチ。
  2. 【請求項2】操作部が、その前面に回動型ハンドルを備
    えるとともに、その回動運動を軸方向運動に変換するカ
    ムを内蔵し、全体としてセレクタスイッチである、第1
    項記載の防水型スイッチ。
  3. 【請求項3】操作部が、その前面に押ボタンを備えると
    ともに、復帰用スプリングを内蔵し、全体として押ボタ
    ンスイッチである、第1項記載の防水型スイッチ。
JP1989095500U 1989-08-14 1989-08-14 防水型スイッチ Expired - Lifetime JPH0749698Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1989095500U JPH0749698Y2 (ja) 1989-08-14 1989-08-14 防水型スイッチ

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JP1989095500U JPH0749698Y2 (ja) 1989-08-14 1989-08-14 防水型スイッチ

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Publication Number Publication Date
JPH0335620U JPH0335620U (ja) 1991-04-08
JPH0749698Y2 true JPH0749698Y2 (ja) 1995-11-13

Family

ID=31644761

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989095500U Expired - Lifetime JPH0749698Y2 (ja) 1989-08-14 1989-08-14 防水型スイッチ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5127872U (ja) * 1974-08-22 1976-02-28
JPS557274U (ja) * 1978-06-28 1980-01-18

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Publication number Publication date
JPH0335620U (ja) 1991-04-08

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