JPH0749661A - 移動視認式表示装置 - Google Patents
移動視認式表示装置Info
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- JPH0749661A JPH0749661A JP5194660A JP19466093A JPH0749661A JP H0749661 A JPH0749661 A JP H0749661A JP 5194660 A JP5194660 A JP 5194660A JP 19466093 A JP19466093 A JP 19466093A JP H0749661 A JPH0749661 A JP H0749661A
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- JP
- Japan
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- secondary battery
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-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09F—DISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
- G09F13/00—Illuminated signs; Luminous advertising
- G09F13/20—Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts
- G09F13/22—Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts electroluminescent
Landscapes
- Power Sources (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 個々のユニットに内蔵するＡＣ／ＤＣコンバ
ータを小容量化・小型化できるようにするとともに、各
ユニットを接続する交流電源設備が小容量のもので済む
ようにする。 【構成】 発光セルアレイ３と画像データ出力手段８，
９，１０，１１，１２とタイミング制御手段７などを１
つのユニットケース１に実装した移動視認式表示装置に
おいて、外部の交流電源ケーブル５を接続するための電
源コネクタ１４と、電源コネクタ１４に印加される交流
電源を所定の直流に変換するＡＣ／ＤＣコンバータ１５
と、二次電池１７と、ＡＣ／ＤＣコンバータ１５の直流
出力で二次電池１７を充電する充電制御回路１６とをユ
ニットケース１に実装し、二次電池１７から発光セルア
レイ３における光源の電源を得るとともに、ＡＣ／ＤＣ
コンバータ１５の出力から前記画像データ出力手段およ
び前記タイミング制御手段における論理回路部の電源を
得る構成とした。
ータを小容量化・小型化できるようにするとともに、各
ユニットを接続する交流電源設備が小容量のもので済む
ようにする。 【構成】 発光セルアレイ３と画像データ出力手段８，
９，１０，１１，１２とタイミング制御手段７などを１
つのユニットケース１に実装した移動視認式表示装置に
おいて、外部の交流電源ケーブル５を接続するための電
源コネクタ１４と、電源コネクタ１４に印加される交流
電源を所定の直流に変換するＡＣ／ＤＣコンバータ１５
と、二次電池１７と、ＡＣ／ＤＣコンバータ１５の直流
出力で二次電池１７を充電する充電制御回路１６とをユ
ニットケース１に実装し、二次電池１７から発光セルア
レイ３における光源の電源を得るとともに、ＡＣ／ＤＣ
コンバータ１５の出力から前記画像データ出力手段およ
び前記タイミング制御手段における論理回路部の電源を
得る構成とした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、電車などに乗って移
動する人を対象に、少数の発光素子により多数の画素で
構成される任意の画像を視認させるための移動視認式表
示装置に関し、特に、電車の軌道などに沿って設置する
当該装置ユニットの電源部の構成に関する。
動する人を対象に、少数の発光素子により多数の画素で
構成される任意の画像を視認させるための移動視認式表
示装置に関し、特に、電車の軌道などに沿って設置する
当該装置ユニットの電源部の構成に関する。
【０００２】
【従来の技術】特開平２−６７５８９号、特開平４−１
２２７７号、特開平４−２１０７０２号、特開平４−２
０８９９３号公報などに開示されているように、高輝度
発光ダイオード（ＬＥＤ）などを１次元的に配列した線
状表示器（発光セルアレイ）を用い、観察者が表示器に
対して移動することで目の残像効果により面の画像を視
認させるようにした、次のような移動視認式表示システ
ムが実用化されている。
２２７７号、特開平４−２１０７０２号、特開平４−２
０８９９３号公報などに開示されているように、高輝度
発光ダイオード（ＬＥＤ）などを１次元的に配列した線
状表示器（発光セルアレイ）を用い、観察者が表示器に
対して移動することで目の残像効果により面の画像を視
認させるようにした、次のような移動視認式表示システ
ムが実用化されている。
【０００３】地下鉄のトンネルの壁面に線状表示器を縦
に設置するとともに、表示制御装置によりビットマップ
形式の画像データをメモリからライン単位で順次読み出
して、線状表示器のＬＥＤアレイを各ラインデータに従
って点滅駆動するように構成している。表示出力は線状
表示器の設置箇所を電車が通過する際に行う。そのとき
表示速度（ラインデータの切り換え周期）を電車の速度
に合せて調整する。
に設置するとともに、表示制御装置によりビットマップ
形式の画像データをメモリからライン単位で順次読み出
して、線状表示器のＬＥＤアレイを各ラインデータに従
って点滅駆動するように構成している。表示出力は線状
表示器の設置箇所を電車が通過する際に行う。そのとき
表示速度（ラインデータの切り換え周期）を電車の速度
に合せて調整する。
【０００４】電車に乗っている人がぼんやりと車内外を
見ていると、窓のすぐ外側で前記の線状表示器が高速で
移動する。そのとき線状表示器のＬＥＤアレイが画像デ
ータに従って点滅されている。車内の人はこの線状表示
器を目で追うことはしないので（できないので）、観察
者に対して線状表示器がその長手方向と直交方向に走査
されることになり、残像効果によって観察者に面の画像
が視認される。
見ていると、窓のすぐ外側で前記の線状表示器が高速で
移動する。そのとき線状表示器のＬＥＤアレイが画像デ
ータに従って点滅されている。車内の人はこの線状表示
器を目で追うことはしないので（できないので）、観察
者に対して線状表示器がその長手方向と直交方向に走査
されることになり、残像効果によって観察者に面の画像
が視認される。
【０００５】１つの線状表示器により１画面の画像が表
示されるが、地下鉄の軌道に沿って適宜間隔をおいて複
数の線状表示器を設置しておき、画像出力動作のタイミ
ングを適切に制御することで、複数の画面を順次動画的
に視認させることができる。
示されるが、地下鉄の軌道に沿って適宜間隔をおいて複
数の線状表示器を設置しておき、画像出力動作のタイミ
ングを適切に制御することで、複数の画面を順次動画的
に視認させることができる。
【０００６】このような移動視認式表示システムは、１
つの線状表示器を１単位とする多数の表示装置ユニット
と、全ユニットを統括するホストコンピュータとで構成
され、各ユニットおよびホストコンピュータがコントロ
ールケーブルで接続されているとともに、各ユニットに
沿って布設された電源ケーブルと各ユニットが接続され
ている。
つの線状表示器を１単位とする多数の表示装置ユニット
と、全ユニットを統括するホストコンピュータとで構成
され、各ユニットおよびホストコンピュータがコントロ
ールケーブルで接続されているとともに、各ユニットに
沿って布設された電源ケーブルと各ユニットが接続され
ている。
【０００７】前記の各ユニットのケースには、線状表示
器であるＬＥＤアレイと、ＬＥＤアレイの駆動回路と、
表示しようとする画像データを一時記憶するためのメモ
リと、ホストコンピュータとのインターフェースと、画
像データの管理や出力などの各ユニット内の制御および
データ処理を統括するマイクロプロセッサおよびその付
帯回路と、交流電源入力からユニット内の各部の直流電
源を得るＡＣ／ＤＣコンバータ（スイッチング電源）な
どが実装されている。
器であるＬＥＤアレイと、ＬＥＤアレイの駆動回路と、
表示しようとする画像データを一時記憶するためのメモ
リと、ホストコンピュータとのインターフェースと、画
像データの管理や出力などの各ユニット内の制御および
データ処理を統括するマイクロプロセッサおよびその付
帯回路と、交流電源入力からユニット内の各部の直流電
源を得るＡＣ／ＤＣコンバータ（スイッチング電源）な
どが実装されている。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】前記の移動視認式表示
システムを地下鉄のトンネル内などで実施する場合に、
トンネル内の各ユニットに電源を供給するために大容量
の交流電源設備に接続された電源ケーブルを新たに布設
しなければ場合が多く、各ユニットをトンネル内の現場
に据え付ける工事が非常に面倒だという問題があった。
また、個々のユニットに内蔵する前記ＡＣ／ＤＣコンバ
ータが大型で、そのためにユニット・ケースの厚みをあ
まり小さくすることができないという問題があった。ト
ンネルの壁面と通過車両の側面との間隔はあまり大きく
なく、従ってトンネル壁面に設置する前記ユニットの厚
みは小さい方がよいのである。
システムを地下鉄のトンネル内などで実施する場合に、
トンネル内の各ユニットに電源を供給するために大容量
の交流電源設備に接続された電源ケーブルを新たに布設
しなければ場合が多く、各ユニットをトンネル内の現場
に据え付ける工事が非常に面倒だという問題があった。
また、個々のユニットに内蔵する前記ＡＣ／ＤＣコンバ
ータが大型で、そのためにユニット・ケースの厚みをあ
まり小さくすることができないという問題があった。ト
ンネルの壁面と通過車両の側面との間隔はあまり大きく
なく、従ってトンネル壁面に設置する前記ユニットの厚
みは小さい方がよいのである。
【０００９】前記の２つの問題はいずれも、各ユニット
の表示動作時の消費電力が相当大きいということが原因
となっている。
の表示動作時の消費電力が相当大きいということが原因
となっている。
【００１０】各ユニットに内蔵されているマイクロプロ
セッサを中心とした論理回路部分の消費電力は非常に小
さいが、線状表示器を構成する多数のＬＥＤを画像デー
タに従って一斉に点滅させる表示動作時の消費電力が相
当大きいのである。個々のＬＥＤの駆動電流は僅かで
も、線状表示器を構成する１２８個とか２５６個の全Ｌ
ＥＤを同時に発光駆動するのに備えておかなければなら
ず、そのために必要な電流を供給できるように前記ＡＣ
／ＤＣコンバータを相当大容量化しなければならない。
その結果、ユニットに内蔵する他の構成部品に比べてＡ
Ｃ／ＤＣコンバータの大きさが目立つようになる。
セッサを中心とした論理回路部分の消費電力は非常に小
さいが、線状表示器を構成する多数のＬＥＤを画像デー
タに従って一斉に点滅させる表示動作時の消費電力が相
当大きいのである。個々のＬＥＤの駆動電流は僅かで
も、線状表示器を構成する１２８個とか２５６個の全Ｌ
ＥＤを同時に発光駆動するのに備えておかなければなら
ず、そのために必要な電流を供給できるように前記ＡＣ
／ＤＣコンバータを相当大容量化しなければならない。
その結果、ユニットに内蔵する他の構成部品に比べてＡ
Ｃ／ＤＣコンバータの大きさが目立つようになる。
【００１１】またシステムを構成する多数のユニット
は、その設置エリアを電車が通過する際に一斉に表示動
作を行う。前記のように個々のユニットの表示動作時の
消費電力が大きいのに、多数のユニットが同時に動作す
るので、システム全体の消費電力はきわめて大きくな
る。そのため、トンネル内に布設されている既存の交流
電源ケーブルから各ユニットの電源を取り入れることが
できない場合が多く、容量に余裕のある電源ケーブルを
トンネル内に新たに布設しなければならなくなる。既存
のトンネル内の所要箇所に交流電源ケーブルを新しく布
設する作業は非常に面倒であり、照明用電源などの目的
ですでに布設されている交流電源ケーブルを利用するこ
ととの差は著しく大きい。
は、その設置エリアを電車が通過する際に一斉に表示動
作を行う。前記のように個々のユニットの表示動作時の
消費電力が大きいのに、多数のユニットが同時に動作す
るので、システム全体の消費電力はきわめて大きくな
る。そのため、トンネル内に布設されている既存の交流
電源ケーブルから各ユニットの電源を取り入れることが
できない場合が多く、容量に余裕のある電源ケーブルを
トンネル内に新たに布設しなければならなくなる。既存
のトンネル内の所要箇所に交流電源ケーブルを新しく布
設する作業は非常に面倒であり、照明用電源などの目的
ですでに布設されている交流電源ケーブルを利用するこ
ととの差は著しく大きい。
【００１２】この発明は前述した従来の問題点に鑑みな
されたもので、その目的は、個々のユニットに内蔵する
ＡＣ／ＤＣコンバータを小容量化・小型化できるように
するとともに、各ユニットを接続する交流電源設備が小
容量のもので済むようにした移動視認式表示装置を提供
することにある。
されたもので、その目的は、個々のユニットに内蔵する
ＡＣ／ＤＣコンバータを小容量化・小型化できるように
するとともに、各ユニットを接続する交流電源設備が小
容量のもので済むようにした移動視認式表示装置を提供
することにある。
【００１３】
【課題を解決するための手段】そこでこの発明は、この
種のシステムでは電車などが通過する際のごく短時間の
消費電力は大きいものの、消費電力がごく小さいアイド
ル期間が非常に長いことに着目してなされたもので、前
記の発光セルアレイと画像データ出力手段とタイミング
制御手段などを１つのユニットケースに実装した移動視
認式表示装置において、外部の交流電源ケーブルを接続
するための電源コネクタと、この電源コネクタに印加さ
れる交流電源を所定の直流に変換するＡＣ／ＤＣコンバ
ータと、二次電池と、前記ＡＣ／ＤＣコンバータの直流
出力で前記二次電池を充電する充電制御回路とを前記ユ
ニットケースに実装し、前記二次電池から前記発光セル
アレイにおける光源の電源を得るとともに、前記ＡＣ／
ＤＣコンバータの出力から前記画像データ出力手段およ
び前記タイミング制御手段における論理回路部の電源を
得る構成とした。
種のシステムでは電車などが通過する際のごく短時間の
消費電力は大きいものの、消費電力がごく小さいアイド
ル期間が非常に長いことに着目してなされたもので、前
記の発光セルアレイと画像データ出力手段とタイミング
制御手段などを１つのユニットケースに実装した移動視
認式表示装置において、外部の交流電源ケーブルを接続
するための電源コネクタと、この電源コネクタに印加さ
れる交流電源を所定の直流に変換するＡＣ／ＤＣコンバ
ータと、二次電池と、前記ＡＣ／ＤＣコンバータの直流
出力で前記二次電池を充電する充電制御回路とを前記ユ
ニットケースに実装し、前記二次電池から前記発光セル
アレイにおける光源の電源を得るとともに、前記ＡＣ／
ＤＣコンバータの出力から前記画像データ出力手段およ
び前記タイミング制御手段における論理回路部の電源を
得る構成とした。
【００１４】
【作用】電車のような比較的高速の移動体が当該装置の
設置エリアを通過する際に、前記発光セルアレイにより
表示動作が行われる。その動作時間はあまり長くはな
く、次に観察用移動体が接近するまでの動作休止時間の
方が圧倒的に長いのが普通である。この発明の前記構成
によれば、動作休止期間に充分長い時間を掛けて前記二
次電池が充電され、短時間の表示動作時にはこの二次電
池から大電流が取り出されて前記発光セルアレイの光源
が駆動される。表示動作時の二次電池の放電電流に対し
て動作休止時の充電電流は相当小さくても良いので、前
記ＡＣ／ＤＣコンバータの容量を小さくすることがで
き、従って交流入力電力も小さくなる。
設置エリアを通過する際に、前記発光セルアレイにより
表示動作が行われる。その動作時間はあまり長くはな
く、次に観察用移動体が接近するまでの動作休止時間の
方が圧倒的に長いのが普通である。この発明の前記構成
によれば、動作休止期間に充分長い時間を掛けて前記二
次電池が充電され、短時間の表示動作時にはこの二次電
池から大電流が取り出されて前記発光セルアレイの光源
が駆動される。表示動作時の二次電池の放電電流に対し
て動作休止時の充電電流は相当小さくても良いので、前
記ＡＣ／ＤＣコンバータの容量を小さくすることがで
き、従って交流入力電力も小さくなる。
【００１５】
【実施例】図１にはこの発明の一実施例による移動視認
式表示装置の外観と取り付け状態を示している。この発
明の移動視認式表示装置は基本的に１画面を表示する１
ユニットからなるが、通常は列車の軌道に沿って複数の
ユニットが適宜間隔をおいて配設される。図１では多数
のユニットで構成される表示システムにおける２台のユ
ニットを示している。
式表示装置の外観と取り付け状態を示している。この発
明の移動視認式表示装置は基本的に１画面を表示する１
ユニットからなるが、通常は列車の軌道に沿って複数の
ユニットが適宜間隔をおいて配設される。図１では多数
のユニットで構成される表示システムにおける２台のユ
ニットを示している。
【００１６】１台の表示装置ユニットの構成要素は細長
い形態のユニットケース１に実装されている。ユニット
ケース１はブラケット２により地下鉄トンネルの壁面に
垂直に取り付けられる。ユニットケース１の正面には縦
に長い透明窓部があり、そこに例えば１２８個のＬＥＤ
からなるＬＥＤアレイ３が外側に向けて配設されてい
る。また、ケース１の正面下部には列車の通過を検知す
るための光電式の列車センサ４が外側に向けて配設され
ている。地下鉄の軌道に沿ってトンネル壁面に取り付け
られたこれら多数の表示装置ユニットは、商用ＡＣ電源
のケーブル５でイモヅル式に接続されているとともに、
後述する信号ケーブル６でイモヅル式に接続されてい
る。
い形態のユニットケース１に実装されている。ユニット
ケース１はブラケット２により地下鉄トンネルの壁面に
垂直に取り付けられる。ユニットケース１の正面には縦
に長い透明窓部があり、そこに例えば１２８個のＬＥＤ
からなるＬＥＤアレイ３が外側に向けて配設されてい
る。また、ケース１の正面下部には列車の通過を検知す
るための光電式の列車センサ４が外側に向けて配設され
ている。地下鉄の軌道に沿ってトンネル壁面に取り付け
られたこれら多数の表示装置ユニットは、商用ＡＣ電源
のケーブル５でイモヅル式に接続されているとともに、
後述する信号ケーブル６でイモヅル式に接続されてい
る。
【００１７】１台の表示装置ユニットに内蔵された回路
システムの概略構成を図２に示している。この回路シス
テムでは１チップ・マイクロコンピュータ７により全体
のタイミング制御と主要なデータ処理が行われる。
システムの概略構成を図２に示している。この回路シス
テムでは１チップ・マイクロコンピュータ７により全体
のタイミング制御と主要なデータ処理が行われる。
【００１８】図２において、メモリ９にビットマップ化
された画像データ（後述のようにホストコンピュータか
ら供給される）が格納されている。表示動作時にはアド
レスカウンタ８によりメモリ９がアクセスされて画像デ
ータが順次読み出され、直並列変換回路１０により所定
ビット数分づつ揃えられてラインバッファ１１に転送さ
れる。表示ドライバ１２はバッファ１１中の１ライン分
の画像データに従ってＬＥＤアレイ３の個々のＬＥＤ素
子を点灯または消灯する。
された画像データ（後述のようにホストコンピュータか
ら供給される）が格納されている。表示動作時にはアド
レスカウンタ８によりメモリ９がアクセスされて画像デ
ータが順次読み出され、直並列変換回路１０により所定
ビット数分づつ揃えられてラインバッファ１１に転送さ
れる。表示ドライバ１２はバッファ１１中の１ライン分
の画像データに従ってＬＥＤアレイ３の個々のＬＥＤ素
子を点灯または消灯する。
【００１９】以上の表示動作のタイミング制御はマイク
ロコンピュータ７が車両の通過状況に合せて行う。マイ
クロコンピュータ７には、当該ユニットの列車センサ４
の検出信号が入力されるとともに、列車の進行方向の前
段に設置されたユニットの列車センサの検出信号が入力
される。これらの検出信号に基づいて通過列車の速度情
報と当該ユニットの通過タイミングを判定し、前述した
表示動作のタイミングと出力速度を適宜に制御する。
ロコンピュータ７が車両の通過状況に合せて行う。マイ
クロコンピュータ７には、当該ユニットの列車センサ４
の検出信号が入力されるとともに、列車の進行方向の前
段に設置されたユニットの列車センサの検出信号が入力
される。これらの検出信号に基づいて通過列車の速度情
報と当該ユニットの通過タイミングを判定し、前述した
表示動作のタイミングと出力速度を適宜に制御する。
【００２０】また、各ユニットのマイクロコンピュータ
７は通信インターフェース１３、信号ケーブル６を介し
てホストコンピュータ（図示省略）に結合されており、
ホストコンピュータから与えられる画像データをメモリ
９に書き込む（書き換える）制御も行う。
７は通信インターフェース１３、信号ケーブル６を介し
てホストコンピュータ（図示省略）に結合されており、
ホストコンピュータから与えられる画像データをメモリ
９に書き込む（書き換える）制御も行う。
【００２１】次に、この発明の要部である表示装置ユニ
ットの電源系統の構成について詳述する。
ットの電源系統の構成について詳述する。
【００２２】この発明では地下鉄トンネル内に布設され
ている既存のＡＣ電源設備を利用することができる。各
ユニットケース１に内蔵された回路基板に電源コネクタ
１４があり、そこにＡＣ電源ケーブル５をイモヅル式に
接続する。ケース１内の回路基板にはＡＣ／ＤＣコンバ
ータ１５（いわゆるスイッチング電源）が実装されてお
り、電源コネクタ１４に印加されるＡＣ電源入力が所定
電圧の安定した直流に変換される。このＡＣ／ＤＣコン
バータ１５の直流出力は、マイクロコンピュータ７をは
じめメモリ９およびその周辺回路、列車センサ４、通信
インターフェース１３などの論理回路部の動作電源とし
て供給される（電源ラインは図示していない）。
ている既存のＡＣ電源設備を利用することができる。各
ユニットケース１に内蔵された回路基板に電源コネクタ
１４があり、そこにＡＣ電源ケーブル５をイモヅル式に
接続する。ケース１内の回路基板にはＡＣ／ＤＣコンバ
ータ１５（いわゆるスイッチング電源）が実装されてお
り、電源コネクタ１４に印加されるＡＣ電源入力が所定
電圧の安定した直流に変換される。このＡＣ／ＤＣコン
バータ１５の直流出力は、マイクロコンピュータ７をは
じめメモリ９およびその周辺回路、列車センサ４、通信
インターフェース１３などの論理回路部の動作電源とし
て供給される（電源ラインは図示していない）。
【００２３】また、ケース１内の回路基板にはニッケル
・カドミウム二次電池１７と、この電池１７と並列の比
較的容量の大きなコンデンサ１８と、ＡＣ／ＤＣコンバ
ータ１５の出力により二次電池１７を充電する充電制御
回路１６とが実装されている。そして、二次電池１７と
コンデンサ１８の端子電圧が前記ＬＥＤアレイ３の駆動
電源となるように回路接続されている。
・カドミウム二次電池１７と、この電池１７と並列の比
較的容量の大きなコンデンサ１８と、ＡＣ／ＤＣコンバ
ータ１５の出力により二次電池１７を充電する充電制御
回路１６とが実装されている。そして、二次電池１７と
コンデンサ１８の端子電圧が前記ＬＥＤアレイ３の駆動
電源となるように回路接続されている。
【００２４】充電制御回路１６は二次電池１７の充電電
圧を検出してマイクロコンピュータ７に伝え、マイクロ
コンピュータ７はその充電電圧情報に従って充電制御回
路１６を適宜に制御し、前述の表示動作の休止期間に次
の表示動作に備えて二次電他１７を充分に充電するよう
に、充電電流を適切に制御する。
圧を検出してマイクロコンピュータ７に伝え、マイクロ
コンピュータ７はその充電電圧情報に従って充電制御回
路１６を適宜に制御し、前述の表示動作の休止期間に次
の表示動作に備えて二次電他１７を充分に充電するよう
に、充電電流を適切に制御する。
【００２５】当該ユニットの設置箇所を列車が通過する
際に前述のように表示動作が行われるとき、多数のＬＥ
Ｄ素子の集合であるＬＥＤアレイ３の発光駆動電流は二
次電池１７とコンデンサ１８の放電によりまかなわれ
る。そして次の表示動作までの休止期間中に、二次電池
１７およびコンデンサ１８が充分長い時間をかけて充電
される。従って、表示動作時の発光駆動電流が相当大き
くても、二次電池１７の充電電流は相当小さくてもよ
く、その結果ＡＣ電源ケーブル５からＡＣ／ＤＣコンバ
ータ１５への入力電流は小さい。
際に前述のように表示動作が行われるとき、多数のＬＥ
Ｄ素子の集合であるＬＥＤアレイ３の発光駆動電流は二
次電池１７とコンデンサ１８の放電によりまかなわれ
る。そして次の表示動作までの休止期間中に、二次電池
１７およびコンデンサ１８が充分長い時間をかけて充電
される。従って、表示動作時の発光駆動電流が相当大き
くても、二次電池１７の充電電流は相当小さくてもよ
く、その結果ＡＣ電源ケーブル５からＡＣ／ＤＣコンバ
ータ１５への入力電流は小さい。
【００２６】なお、発光セルアレイは実施例のＬＥＤア
レイ３に限定されるものではなく、液晶シャッタアレイ
とバックライトの組み合わせ、ＰＬＺＴシャッタアレイ
とバックライトの組み合わせ、蛍光表示管などの他のデ
バイスを用いることができ、その場合も本発明を同様に
適用することができる。
レイ３に限定されるものではなく、液晶シャッタアレイ
とバックライトの組み合わせ、ＰＬＺＴシャッタアレイ
とバックライトの組み合わせ、蛍光表示管などの他のデ
バイスを用いることができ、その場合も本発明を同様に
適用することができる。
【００２７】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明に
よれば、個々の表示装置ユニットの表示動作時の消費電
力が相当大きくても、その電力の大部分を二次電池の放
電によりまかない、かつ充分に長い動作休止期間に前記
二次電池をゆっくりと充電して次の表示動作に備えるも
のであるから、ＡＣ電源から当該ユニットに供給する電
流は大きくならない。従って、前記の移動視認式表示シ
ステムを地下鉄のトンネル内などで実施するに際して、
多数の表示装置ユニットに対して電源を供給するＡＣ電
源設備はそれほど大容量のものでなくても良くなり、ト
ンネル内に布設されている既存のＡＣ電源ケーブルを利
用することが可能となる。その結果、この種の表示シス
テムの据え付け工事が非常に簡単になり、据え付けまで
含めたシステム価格を大幅に低減することができる。ま
た、ユニット内のＡＣ／ＤＣコンバータも小容量のもの
でよくなり、従ってコンバータを小型化することがで
き、このことは装置ユニット全体の厚みを小さくするこ
とに大いに効果がある。
よれば、個々の表示装置ユニットの表示動作時の消費電
力が相当大きくても、その電力の大部分を二次電池の放
電によりまかない、かつ充分に長い動作休止期間に前記
二次電池をゆっくりと充電して次の表示動作に備えるも
のであるから、ＡＣ電源から当該ユニットに供給する電
流は大きくならない。従って、前記の移動視認式表示シ
ステムを地下鉄のトンネル内などで実施するに際して、
多数の表示装置ユニットに対して電源を供給するＡＣ電
源設備はそれほど大容量のものでなくても良くなり、ト
ンネル内に布設されている既存のＡＣ電源ケーブルを利
用することが可能となる。その結果、この種の表示シス
テムの据え付け工事が非常に簡単になり、据え付けまで
含めたシステム価格を大幅に低減することができる。ま
た、ユニット内のＡＣ／ＤＣコンバータも小容量のもの
でよくなり、従ってコンバータを小型化することがで
き、このことは装置ユニット全体の厚みを小さくするこ
とに大いに効果がある。
【図１】この発明の一実施例による移動視認式表示装置
ユニットの外観と据え付け状態を示す正面図である。
ユニットの外観と据え付け状態を示す正面図である。
【図２】同上表示装置ユニットに内蔵された回路システ
ムの概略構成を示すブロック図である。
ムの概略構成を示すブロック図である。
１ ユニットケース ３ ＬＥＤアレイ ４ 列車センサ ５ ＡＣ電源ケーブル ６ 信号ケーブル ７ マイクロコンピュータ ９ 画像データメモリ １２ 表示ドライバ １４ 電源コネクタ １５ ＡＣ／ＤＣコンバータ １６ 充電制御回路 １７ 二次電池 １８ コンデンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０９Ｆ 19/22 Ａ 7323−5Ｇ Ｈ０２Ｊ 7/34 Ｃ
Claims (1)
- 【請求項１】 多数の発光セルが所定のレイアウトで配
列された発光セルアレイと、表示しようとする画像デー
タを所定量づつ順番に前記発光セルアレイに供給してこ
れを表示駆動する画像データ出力手段と、観察用移動体
の通過情報に応動して前記画像データ出力手段を適宜な
速度で動作させるタイミング制御手段とが１つのユニッ
トケースに実装された装置であって、当該装置の近傍を
前記移動体とともに観察者が移動するときに、前記画像
データ出力手段によって表示駆動される前記発光セルア
レイの像が前記観察者の網膜上で走査されることで、残
像効果により意図した画像が前記観察者に視認されるよ
うにした移動視認式表示装置において、 外部の交流電源ケーブルを接続するための電源コネクタ
と、この電源コネクタに印加される交流電源を所定の直
流に変換するＡＣ／ＤＣコンバータと、二次電池と、前
記ＡＣ／ＤＣコンバータの直流出力で前記二次電池を充
電する充電制御回路とが前記ユニットケースに実装さ
れ、前記二次電池が前記発光セルアレイにおける光源の
電源となっているとともに、前記ＡＣ／ＤＣコンバータ
の出力が前記画像データ出力手段および前記タイミング
制御手段における論理回路部の電源となっていることを
特徴とする移動視認式表示装置。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19466093A JP3304521B2 (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | 移動視認式表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19466093A JP3304521B2 (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | 移動視認式表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0749661A true JPH0749661A (ja) | 1995-02-21 |
| JP3304521B2 JP3304521B2 (ja) | 2002-07-22 |
Family
ID=16328206
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19466093A Expired - Fee Related JP3304521B2 (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | 移動視認式表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3304521B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001093233A1 (fr) * | 2000-05-18 | 2001-12-06 | Lin Ching Sui | Ecran d'affichage electroluminescent a oscillation |
| JP2008117207A (ja) * | 2006-11-06 | 2008-05-22 | Matsushita Electric Works Ltd | 電源装置及び電気錠コントローラ |
| JP2011253205A (ja) * | 2011-09-08 | 2011-12-15 | Mitsubishi Electric Corp | 表示装置 |
| US9511784B2 (en) | 2012-02-28 | 2016-12-06 | Mitsubishi Electric Corporation | In-car information display system and power supply method |
-
1993
- 1993-08-05 JP JP19466093A patent/JP3304521B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001093233A1 (fr) * | 2000-05-18 | 2001-12-06 | Lin Ching Sui | Ecran d'affichage electroluminescent a oscillation |
| GB2378565A (en) * | 2000-05-18 | 2003-02-12 | Ching-Sui Lin | Plano-reciprocating electronic luminescent display device |
| JP2008117207A (ja) * | 2006-11-06 | 2008-05-22 | Matsushita Electric Works Ltd | 電源装置及び電気錠コントローラ |
| JP2011253205A (ja) * | 2011-09-08 | 2011-12-15 | Mitsubishi Electric Corp | 表示装置 |
| US9511784B2 (en) | 2012-02-28 | 2016-12-06 | Mitsubishi Electric Corporation | In-car information display system and power supply method |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
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