JPH0749468Y2 - Ecミラ−駆動回路 - Google Patents

Ecミラ−駆動回路

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JPH0749468Y2
JPH0749468Y2 JP1987079869U JP7986987U JPH0749468Y2 JP H0749468 Y2 JPH0749468 Y2 JP H0749468Y2 JP 1987079869 U JP1987079869 U JP 1987079869U JP 7986987 U JP7986987 U JP 7986987U JP H0749468 Y2 JPH0749468 Y2 JP H0749468Y2
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coloring
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倫明 服部
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Murakami Corp
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はECミラー駆動回路に関するもので、特にエレク
トロミック素子(以後EC素子と云う)を用いた自動車用
防眩ミラーの駆動回路に関する。
[従来の技術] ECミラーを任意の反射率に制御するため、従来は着色お
よび消色用の一定直流電圧値を持つ駆動電圧の印加時間
をスイッチまたはタイマで制御するか、前記印加直流電
圧値を変えることにより、着色濃度を制御する駆動回路
が用いられている。また最近は着色電圧と消色電圧とを
適当なデューティ比および周波数で交互に印加する制御
手段(以下着消色交互制御手段という)の作動により所
定の着色濃度を得るようにした駆動回路も開発されてい
る。
[考案が解決しようとする課題] 前記着消色交互制御手段を持つ駆動回路では、ECミラー
を構成するEC素子が容量性のため印加する駆動電圧の周
波数が高くなるほど電流値が大きくなり、電源回路の発
熱の問題も無視できないものであった。
本考案の目的は、電源回路の発熱の問題をなるべく軽減
し押さえるとともに、所定着色濃度、いわゆる中間濃度
でも確実に一定濃度で保持できるようにするため、所定
着色濃度に達したのちは、EC素子のメモリ性を利用して
間欠的に作動するECミラーの駆動回路を提供するにあ
る。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本考案は、定電圧安定化回路
と駆動電圧電源とスイッチング回路とを含むECミラーの
駆動手段と、着色電圧と消色電圧とをデューティ比およ
び周波数で制御する制御手段とを有し:前記制御手段
は、駆動スイッチと、駆動スイッチの操作によって作動
するタイマと、前記タイマの設定時間のあいだ連続的に
発振する主発振回路と、前記設定時間の経過後は前記タ
イマにより作動して前記主発振回路を繰り返し間欠的に
発振させる間欠発振回路と、前記主発振回路の負パルス
のときのみ作動して前記スイッチング回路を介してECミ
ラーへの印加電圧の極性を変えるノアゲイトとより構成
されている、ことを特徴とする。
[作用] 上記構成により、駆動スイッチの投入によりタイマの設
定時間だけ主発振回路およびノアゲイトが作動してスイ
ッチング回路は制御される。スイッチング回路の作動に
よりECミラーに着消色交互電圧印加のための制御手段は
タイマの設定時間だけ連続作動し、ECミラーが所定濃度
に達すると連続作動が停止し電源回路の過度の発熱は押
さえられる。
着色濃度が所定値に達する設定時間経過後は、駆動手段
の連続作動は一時停止するが、ついで作動する間欠発振
回路により間欠的に繰返し作動させられ、電源回路の発
熱を押さえらながら、中間着色濃度でもあっても一定濃
度に保持する。
所定着色濃度に達するための所定の設定時間をタイマに
設定し、着消色交互制御手段を設定時間だけ連続的に作
動させ、達成された所定着色濃度を一定濃度に保持する
ために、タイマを使用し、前記設定時間経過後はEC素子
のメモリ性を利用した着消色交互制御手段を間欠的に繰
り返し作動させる。
[実施例] 以下、図面に基づき本考案を説明する。第1図は本考案
の概略を示すブロック図、第2図は第1図の具体的回路
図である。
本考案駆動回路は、定電圧安定化回路1と駆動電圧電源
2とスイッチング回路3とを含むECミラー4の駆動手段
30と、駆動スイッチ5とタイマ6と主発振回路7と間欠
発振回路8とノアゲイト9とを有する制御手段20とより
なる。
スイッチング回路3は、異極性トランジスタTr1、Tr2お
よびTr5、Tr6とをそれぞれダーリントン接続をし、同極
性トランジスタTr3、Tr4およびTr7、Tr8とをそれぞれダ
ーリントン接続してECミラー4への駆動印加電圧の極性
切換えを行なう。
また、第2図に示すように、駆動スイッチ5は、モーメ
ンタリスイッチが使用されており、タイマ6は、単安定
マルチバイブレータで、端子T1およびT2に接続したコン
デンサC1と抵抗R1により設定されたパルス幅を持った再
トリガ可能の負パルスを端子QバーよりダイオードD1を
経由して主発振回路7の端子Eへ入力されるようにし、
また再トリガ可能の正パルスを端子Qより間欠発振回路
8の端子Fへ入力されるようにし、端子Aにトリガパル
スが入力されると前記再トリガ可能の正パルスおよび負
パルスがそれぞれ出力するようにしてある。
主発振回路7はCMOSによる発振回路で入力端子Eへの入
力が「L」の時にのみ発振し、「H」になると停止す
る。また、発振周波数およびデューティ比はボリューム
抵抗R2により可変可能にしてある。主発振回路7の出力
は、トランジスタTr1、Tr3のベースへ入力するととも
に、タイマ6の端子QバーのダイオードD1と経由した出
力と、間欠発振回路8のダイオード2を経由した出力と
ともにノアゲイト9に入力する。また、ノアゲイト9の
出力はトランジスタTr5とTr7のベースへ入力される。
一方、タイマ6の端子Qの出力は間欠発振回路8の端子
Fに入力され、端子Qの出力が「H」→「L」になった
ときに間欠発振回路8は発振をして端子Gから正逆パル
スが出力され、ダイオードD2を経由してノアゲイト9お
よび主発振回路7の端子Eに入力される。
主発振回路7の入力端子Eおよびノアゲイト9の入力端
子Kはプルアップされているが、ダイオードD1およびD2
により、タイマ6の端子Qバーからの出力または間欠発
振回路の端子Gからの出力が「L」の時にのみ「L」と
なり、主発振回路7およびノアゲイト9が作動するよう
にしてある。
次に、動作について説明する。
モーメンタリスイッチである駆動スイッチ5を投入する
と、トリガパルスがタイマ6の端子Aに入力され、タイ
マ6の抵抗R1およびコンデンサC1により決められた所定
設定時間の間は端子Qバーの出力は「L」となっている
ため、主発振回路7およびノアゲイト9は作動して前記
したようにスイッチング回路3を制御してECミラーに着
消色電圧を交互に印加する着消色交互電圧印加用の制御
手段20が連続作動する。
ついで、前記設定時間経過後はタイマ6の端子Qの出力
は「L」となり、間欠発振回路8が作動して端子Gの出
力が「L」のときのみ主発振回路7およびノアゲイト9
は作動する。間欠発振回路8の発振周波数に応じ間欠的
に主発振回路7が作動して、ECミラー4に着消色電圧を
交互に印加する。この場合は着色濃度をより確実に維持
することができる。すなわち、主発振回路7で適宜設定
されたデューティ比及び周波数に応じた電圧印加によ
り、着消色の平均エネルギを安定させ中間濃度でも確実
に保持できる。
なお、第3図は、制御手段20の変形例を示す。この場合
は、主発振回路7のデューティ比および周波数設定用の
抵抗回路10と該抵抗の選択手段11とを別途設け、駆動ス
イッチ5と選択手段11とを連動させる。駆動スイッチ5
の投入により所定の抵抗値を設定するとともにタイマ6
も同時にスタートさせるようにしてある。
第3図に示すように、デューティ比および周波数設定用
の抵抗回路10は複数個の抵抗の並列回路より構成し、選
択手段11は前記各抵抗に直列に接続する複数個のロック
スイッチより形成し、それぞれ該当するスイッチ(例え
ばS51とS111、S52とS112…)を電気的または機械的に連
動させて、例えばS51を投入すればタイマ6が作動する
とともにS111も投入され、S111に直列に接続する抵抗が
デューティ比および周波数設定用に選ばれ、デューティ
比および周波数を選択しながら駆動回路を能率的に操作
できるように構成する。
また、抵抗回路10は多段の並列抵抗を使用するかわりに
ボリューム抵抗を使用し、駆動スイッチ5に連動させて
ボリューム抵抗を調整させることもできる。
[考案の効果] 本考案によれば、タイマで所定設定時間だけECミラーに
着消色電圧を交互に印加する着消色交互駆動手段を連続
作動させて所定着色濃度に達したのちは、EC素子のメモ
リ性と間欠的に作動する着消色交互電圧印加の制御手段
により、電源回路の発熱を押えて消費電力の節約を図る
とともに、ECミラーに所定濃度、すなわち中間濃度の着
色及び保持を可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の概略を示すブロック図、第2図は第1
図の具体的回路図、第3図は第1図の制御手段の変形を
示す回路図でである。 1…定電圧安定化回路、2…駆動電圧電源、3…スイッ
チング回路、4…ECミラー、5…駆動スイッチ、6…タ
イマ、7…主発振回路、8…間欠発振回路、9…ノアゲ
イト、10…抵抗回路、11…選択手段、20…制御手段、30
…駆動手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】着色電圧と消色電圧とを適当なデューティ
    比および周波数で交互に電圧を印加して所定着色濃度を
    得るようにしたエレクトロクロミック素子を用いたECミ
    ラー駆動回路において、 定電圧安定化回路と駆動電圧電源とスイッチング回路と
    を含むECミラーの駆動手段と、着色電圧と消色電圧とを
    デューティ比および周波数で制御する制御手段とを有
    し、 前記制御手段は、駆動スイッチと、駆動スイッチの操作
    によって作動するタイマと、前記タイマの設定時間のあ
    いだ連続的に発振する主発振回路と、前記設定時間の経
    過後は前記タイマにより作動して前記主発振回路を繰り
    返し間欠的に発振させる間欠発振回路と、前記主発振回
    路の負パルスのときのみ作動して前記スイッチング回路
    を介してECミラーへの印加電圧の極性を変えるノアゲイ
    トとより構成されている ことを特徴とするECミラー駆動回路。
JP1987079869U 1987-05-28 1987-05-28 Ecミラ−駆動回路 Expired - Lifetime JPH0749468Y2 (ja)

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JPS6016602B2 (ja) * 1977-05-20 1985-04-26 松下電器産業株式会社 エレクトロクロミツク表示体の駆動方法
JPS547954A (en) * 1977-06-20 1979-01-20 Canon Inc Display driving system
JPS54154994A (en) * 1978-05-26 1979-12-06 Sharp Corp Electrochromic display unit

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